JP2012232766A - 混合型エアゾール容器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】外側容器11の内部に内側容器20を配設し外側容器11の上端部に噴射用ステム14が設備され、その反対側の底面側内部に内側容器20の口縁部が下向きに固定される。この内側容器20の蓋部21を作動杆31によって開口して内側容器20と外側容器11とを連通する。この作動杆31は前記内側容器20の口縁部を支持する支持部30内で上方に移動し、この作動杆31を上方向に移行させることにより内側容器20の蓋部21のアルミ板を貫通し開口する。更に作動杆31を上方に移行させると、内側容器20の蓋部21及び口縁部を上方に押し込み、蓋部21が分離された状態で、内側容器20のみを外側容器11の支持部30から離脱させることができる。
【選択図】図5
Description
引用文献1に記載のものは、容器が多重構造に形成され、容器内にそれぞれ混合すべき薬剤及び噴射用ガスが別個に封入され、外側容器には噴射部材が設けられ、内蔵されている内側容器の開口部材が、前記外側容器の噴射部材と異なる位置に設けれ、前記開口部材を作動して、噴射前に外側容器内で薬剤を混合できるようにしたものである。
他方、特許文献2に記載のものは、上記従来例の改良型であり、内側容器の一部を破断する破断部材の形態をより良好に特定し、改良したものである。
この課題を解決するために、鋭意研究の末、本発明では、内側容器が完全な容器としての形態を有したものを使用し、且つこの容器を外側容器内に設備して、しかも、この内側容器を完全な形で、即ち、蓋部を開放して、その開口部が完全に開放された状態で、外側容器内に離脱できるものを目指したのである。
勿論その前段階として、内側容器が完全に外側容器から離脱しない形態のものであって、極めて良好に内側容器の蓋部の開口を行うことができる混合型エアゾール容器の提供をもその課題とするものである。
また、内側容器は、外側容器の噴射用ステムが設けられている側と反対側の底面部の内部に支持部によって固定され、作動杆を前記支持部の内部で上方に移行させることによって内側容器の蓋部の天板を確実に破断して、両容器内の薬液及び噴射用ガスを良好に、確実に混合させることができるものである。
このような構成を採用することによって、前記アダプターが、製品の出荷途中にあっては、作動杆の誤作動を防止する効果を発揮することができるのである。
そして、製品を使用する際には、このアダプターを外側容器の底面部から取り外して、その筒状延長部を外側容器の底面部中央の支持部と螺合させ、回転することにより内側容器の蓋部を開口することができるのである。
従って、内側容器の蓋部が開放した状態で、外側容器の薬剤や噴射剤と内側容器内の薬剤とが良好に混合されるのである。
これにより、先ず内側容器の蓋部に設けた薄板を破断して、外側容器内の噴射剤等が内側容器内に流入するようにし、その後、内側容器の蓋部と容器の口縁部を押し上げるように構成して、スムースに内側容器のみを支持部から離脱できるようにしたものである。
作動杆を噴射ステムの側に向かって押し込む手段は、この請求項5においては限定していないが、単に作動杆を押し込む構成や、後に請求項8で限定するようなスクリュー式に回動して押し込む手段が採用できる。
即ち、作動杆の先端部から適宜下方に設けた段部によって、蓋部及び間接的に内側容器の口縁部を押し上げ、そして、内側容器のみ蓋部が分離された状態で、外側容器の底面部に設けた支持部から離脱されるのである。
即ち、内側容器の口部に、中央に貫通孔が設けられた蓋部が嵌合され、この蓋部の貫通孔を被覆するように薄板が設けられ、内側容器の口縁部外周には環状凹部が形成されており、この環状凹部を外側から囲繞して係合するような環状凸部が外側容器の支持部内周面に設けられ、作動杆を上方に移行させることにより、その先端部が薄板を貫通し、更にその下方に位置する段部が蓋部を上方に押し込むことにより、内側容器の口縁部の環状凹部が支持部の環状凸部から離脱するのである。
即ち、作動杆の根元部に略円筒形状の回動部を設け、回動部の内周壁面には雌ネジ突条を形成し、これに係合する雄ネジ突条を外側容器の支持部外周面に形成して相互に螺合させ、前記回動部を回動させることによって回動部の略中央に設けられた作動杆が上方に移行できるようにしたものである。
これにより、回動部を回動させることにより、その中央部に位置する作動杆が上方に押し上げられて内側容器の蓋部の薄板が破断され、更に蓋部及び口縁部が押し込まれて、内側容器のみが蓋部が開放された状態で、支持部から離脱できるのである。
以上のように、本発明においては、作動杆の二段階の機能、即ち、最初の薄板を破壊する機能と第二の内側容器の口縁部と蓋部を押し上げる機能とを有し、これら二段階機能によって、より適切に、より良好に、より完全に二液を混合することができるものである。
図1は、本発明の混合型エアゾール容器に係る第1の実施形態の概略中央縦断面説明図であって、容器の底面側(矢印D)を上に配置して、倒立状態に図示し、内容液を外部に噴射する噴射ステム等の図示は省略している。
図2は、前記図1の要部を示す底面部中央部分の拡大断面説明図である。
これら両図に基づき、以下説明する
この噴射バルブ機構は従来のエアゾール缶に用いられているものと同様である。
この内側容器20及びそのキャップ28並びに、これらを支持する外側容器11の底面部略中央に設けられている支持部30の詳細な構造は、図2から明瞭に見て取ることができる。
内側容器20は、これらの図では上向き(底面向き)に配置され、その上端にはキャップ28が機密に嵌合されている。
従って、この中央支持部18は、略円柱形状に上方に向かって突出しており、後に再度説明するが、この中央支持部18の外周面に雄ネジ突条18tが設けられている(図2参照)。
この作動杆43は、図2から解る通り、コイルスプリング43sにより常に図中上方に付勢されている。
更に、支持部30において、この作動杆43の長手方向下方に筒状に延長する筒状支持部33が設けられ、この筒状支持部33が、その内側で内側容器20のキャップ28部分の外周を保持し、固定する(図2)。
このアダプター45は、外側容器11と別体に形成したものであって、この外側容器11の底面部の中央底面板17に着脱自在に配設したものである。
製品の出荷時には、このアダプター45は、これら図1及び図2の状態に取り付けられており、製品の使用時には、このアダプター45をその底面部から取り外して、上下逆様にして使用するものである。その使用方法は、図3においても説明するが、以下の通りである。
アダプター45の図中下方側も同様に有底円筒形状を有しており、この円筒形状の部分が外側容器11の底面部の略円柱形状の窪み16内の中央底面板17に嵌合し、その素材である合成樹脂の弾性力により嵌合固定されている。
これによって、製品の出荷(不使用)時におていは、容器の底面は、面一状態に維持されることとなり、容器の底面部に何らの突出部や突起部の存在はなく、容器を正立状態に維持することができるものとなるのである。
図3(A)においては、アダプター45を外側容器の底面部から取り外し、その筒状延長部46の雌ネジ突状46tを中央支持部18の外周の雄ネジ突条18tと螺合させる直前の状態を図示している。
この状態で、アダプター45の筒状延長部46の内側底面の中央突出部46pが作動杆43の根元側端部と当接した状態で、且つ、作動杆43は未だ押し込まれていない状態である。
従って、内側容器20のキャップ28の天板28tに設けた放射状折目線29rと環状折目線29cは未だ切断又は折曲されていない。
作動杆43が下方向に移行すると、その先端部が内側容器20のキャップ28の天板28tに設けた放射状折目線29rが切断され、且つ環状折目線29cが折曲されて、開口部が形成される。
この状態で内側容器20内の薬液と外側容器内の薬液及び噴射剤が通路(矢印P)を介して混合されるのである。
内側容器20及びキャップ28はアルミ製で、キャップ28を機密状態に嵌合して接続固定されている。
キャップ28の天板28tの表面には、その中心部から放射状に3本の放射状折目線29rが設けられ、これら放射状折目線29rの外側端部を相互に連結するように円環状に環状折目線29cを刻設している。
放射状折目線29rの数は、図4に図示したように3本でなく、4本以上でもよく、自由に設定することができるし、その長さも自由である。
この第2の実施形態においては、上記第1の実施形態と異なり、内側容器の天板が破断されて開口部が形成されるだけでなく、更に、その内側容器自体が、支持部から分離されるタイプのものである。
この構成は、従来のエアゾール缶に用いられている機構と同様のものである。
本発明においては、この外側容器11の内部に、やはり同様の金属製の内側容器20を配設している。ここでは、内側容器20として、アルミ製のフェルト缶を使用している。
内側容器20は、下向きに配置され、その開口部は下方を向いている。開口部には、蓋部21が嵌合している。
従って、この中央支持部18は、略円柱形状に下方に向けて突出しており、後に詳説するが、この中央支持部18の外周面に雄ネジ突条が設けられている。
更に、支持部30において、この作動杆31を囲繞するように筒状に上方に延長する筒状支持部33が設けられ、この筒状支持部33の内側で、内側容器20の口縁部外周および蓋部21の外周を共に保持し、固定することができる。
両者の固定構造(エリアE1)に関しても、後の図9及び図10において詳説する。
このスクリューアダプター35は、その中央部で作動杆31と連結し、この作動杆31を上方に押し込む役目を果たすものである。
即ち、このスクリューアダプター35の中央部で、作動杆31を取り囲むように筒状延長部36が上方に延長し、この筒状延長部36の内周面に雌ネジ突条が設けられて、前記中央支持部18の外周面に設けられた雄ネジ突条と相互に螺合することができるのである。
作動杆31が上方に押し込まれると、この図5には明瞭には現れていないが、作動杆31の先端部が蓋部33に設けたアルミ板等の薄板を貫通し、その後更に蓋部21を押し上げて、最後には蓋部21が分離された状態で、内側容器20のみを筒状支持部33から離脱させることができるのである。
ここにおいて、スクリューアダプター35の摘み37の下端部の高さ位置に、外側容器11の底面外周部の高さ位置を同一にすることも可能である。
このように構成することにより、前記第1の実施形態と同様に、外側容器11の底面部に何らの突起部又は突出部をないように設計することができる。
この図から判るように、外側容器11の底面部には、スクリューアダプター35が配設され、このスクリューアダプター35の底面側には、十文字状に突条が形成され、これらの突条が回動させる際の摘み37、38を形成している。
この図から良く判るように、スクリューアダプター35の筒状延長部36は、作動杆31を取り囲むように筒状に延長して、その内周面に形成されている雌ネジ突条36tと、外側容器11の底面の中央支持部18の外周面に設けられている雄ネジ突条18tとが相互に螺合している状態を見て取ることができる。
ここで、作動杆31は、支持部30の略中央部を図中上方向に移行でき、図中34はコイルバネを示し、この作動杆31を常に下方に付勢した状態に構成している。
この図のように、実際には、外側容器11の底面に設けられているスクリューアダプター35を操作する際には、底面部を上方に配置して行うものであり、これが通常の使用状態である。
この図から判る通り、スクリューアダプター35の摘み37、38を指先で摘んで回動することにより、スクリューアダプター35は下方に移行する。
図8は、この離脱状態を図示したものであり、内側容器の蓋部21の構造も煩雑さを避けるためにその詳細を省略している。
先ず、外側容器の底面に固定されている支持部30の下端には、筒状支持部33が位置し、この筒状支持部33の内側で、内側容器20の口縁部23と蓋部21とが支持される。
この貫通孔21pを臨むように作動杆31の先端部31tが位置し、図には現れていないが、スクリューアダプターの回動によって、この作動杆31が下方に押し込まれる。
作動杆31が下方に押し込まれると、その先端部31tがその下に位置するアルミ板25を打ち破るのである。
この状態で、外側容器内の薬剤および噴射剤が内側容器20の内部に流入する。
この押し下げによって、蓋部21の全体及び内側容器20の口縁部23が同時に押し下げられる。
この筒状支持部33の内周面に設けられている環状凸部33pによって、内側容器20及び蓋部21が保持されているのである。
これにより、内側容器20は、その蓋部21が完全に離脱された状態で、外側容器内に開口状態のまま放り出され、分離されるのである。
使用者は、この状態で、更に外側容器を振ることによって、内側容器と外側容器内の異なる薬液をより完全に混合させることができるのである。
この実施形態では、作動杆41の形態と、蓋部21の形態が上記実施形態と異なっている。
他方、蓋部21の形態は、蓋部21の上面で、その中央に薄板25が設けられた薄板保持部材26が固定され、この薄板保持部材26と蓋部21の上面部21uの間には空間部が設けられている。
上記薄板25と薄板保持部材26とは合成樹脂製の一体成形からなり、これらの接続部の肉厚は、極めて薄く形成され、容易に作動杆41によって破断される強度のものである。
また、蓋部21の中央部には複数の貫通孔21pが設けられている。
そして、作動杆41を更に下方に移行すると、作動杆41の先端部が蓋部21の上面部21uを押下して、蓋部21と内側容器20を共に下方に押し下げるのである。
このような構成により、この実施形態では、作動杆41の先端が錐状に先細となっておらず、段部の形成もなく、アルミ板をも使用していないが、上記実施形態と同じ効果を発揮することができる。
この実施形態では、作動杆42の先端部は前記実施形態と同様に先細でない点は同様であるが、その上方に段部42dが設けられている点は図9及び図10に記載の実施形態と同じである。
また、蓋部21の形態もより簡易な形態として、有底略筒形状のものを採用し、その上面部の略中央に薄板25を設け、この薄板25と上面部との接続部を肉薄に形成したものである。
このような簡易な構成によって蓋部を形成することもできるのである。
外側容器及び内側容器に充填する薬液、噴射剤等は全く自由に選択することができる。
外側容器の上端部に設置する噴射バルブ機構は、既存の種々のものを採用することができる。
要するに、支持部の略中央部に作動杆が配設され、支持部の上方の筒状支持部によって内側容器の口縁部と蓋部が支持され、作動杆を上方向に押し込む手段、例えば上記実施形態ではスクリューアダプター等を用いて、作動杆を上方に移行できればよいのである。
ここで、内側容器の口縁部と蓋部或いはキャップを支持する筒状支持部の形態も自由に設計変更でき、単純な筒体形状でもよいし、又は、スリットが周方向に一定間隔で設けられて、いわば櫛状に支持部が円筒形に配列された形態のものであってもよい。
但し、誤作動を防止するためには、上記回動方式のアダプターやスクリューアダプターを用いることが極めて好ましい。
蓋部に設けた薄板も、アルミ板でなく、合成樹脂製薄板や紙製、樹脂フィルム製等の他の素材からなるものを使用でき、要は作動杆の先端部によって貫通又は破断できる素材であればどのような素材を採用するのも自由である。
また、作動杆に設けた段部も、蓋部との構成との組合せにより、これを設けて実施することも、また、これを設けずに実施することも可能である。
11 外側容器
14 噴射ステム
17 中央底面板
18 中央支持部
18t 雄ネジ突条
20 内側容器
21 蓋部
21p 貫通孔
23 口縁部
23h 環状凹部
25 薄板(アルミ板)
28 キャップ
28t 天板
29c 環状折目線
29r 放射状折目線
30 支持部
31、41、42、43 作動杆
31t 先端部
31d、42d 段部
33 筒状支持部
33p 環状凸部
35 スクリューアダプター
36、46 筒状延長部
36t、46t 雌ネジ突条
37、38 摘み
45 アダプター
46p 中央突出部
Claims (9)
- 外側容器の内部に内側容器を配設し、使用時にこれら両容器内の薬剤及び噴射用ガスを混合して外部に噴霧することができる混合型エアゾール容器において、
外側容器の上端部に噴射用ステムが設備され、その反対側の底面側内部に内側容器の口縁部が下向きに固定され、この内側容器の蓋部を作動杆によって開口して内側容器と外側容器とが連通し、
前記作動杆は、前記内側容器の口縁部を支持する支持部内で上方向に移動することができ、この作動杆を上方向に移行させることによって、内側容器の蓋部の天板を破断して開口することができることを特徴とする混合型エアゾール容器。 - 内側容器の蓋部の天板を薄板状のものから形成し、この天板の表面の中心から放射状に複数の放射状折目線を設け、且つこれら放射状折目線の外側端部を接続する環状折目線を更に設け、前記作動杆の移動によりこれらの折目線に沿って天板が破断及び折曲されることを特徴とする請求項1に記載の混合型エアゾール容器。
- 前記作動杆を上方向に移行させるためのアダプターを外側容器の底面部に設備し、
このアダプターの下方側には筒状延長部を設け、この筒状延長部の内周面には雌ネジ突状を設け、他方、この雌ネジ突条と螺合する雄ネジ突条を、作動杆を支持する外側容器の底面の中央支持部の外周面に設け、
アダプター不使用時には前記筒状延長部を下側に配置して外側容器の底面に固定でき、
アダプター使用時には、このアダプターを外側容器の底面から取り外して、前記筒状延長部の雌ネジ突条を前記中央支持部の雄ネジ突条に螺合させることによって、作動杆を上方に移行することができることを特徴とする請求項1又は2に記載の混合型エアゾール容器。 - アダプター不使用時、アダプターが外側容器の底面に固定されている際に、アダプターの底面が、外側容器の底面と同一平面となるように形成したことを特徴とする請求項3に記載の混合型エアゾール容器。
- 外側容器の内部に内側容器を配設し、使用時にこれら両容器内の薬剤及び噴射用ガスを混合して外部に噴霧することができる混合型エアゾール容器において、
外側容器の上端部に噴射用ステムが設備され、その反対側の底面側内部に内側容器の口縁部が下向きに固定され、この内側容器の蓋部を作動杆によって開口して内側容器と外側容器とが連通し、
前記作動杆は、前記内側容器の口縁部を支持する支持部内で上方向に移動することができ、この作動杆を上方向に移行させることによって、内側容器の蓋部に設けた薄板を破断して開口することができ、
更に、作動杆を上方に移行させることによって、内側容器の蓋部及び口縁部を推し込んで蓋部が分離された状態で、内側容器のみを外側容器の底面部の支持部から離脱させることができることを特徴とする混合型エアゾール容器。 - 作動杆の上方先端部から下方の適宜位置に段部が形成され、作動杆の先端部が蓋部に設けた薄板を貫通し又は破断し、その後、前記段部が蓋部を押し込んで、内側容器を支持部から離脱させることを特徴とする請求項5に記載の混合型エアゾール容器。
- 内側容器の口部に、中央に貫通孔が設けられた蓋部が嵌合され、この蓋部の貫通孔を被覆するように薄板が設けられ、
内側容器の口縁部外周には環状凹部が形成されており、この環状凹部を外側から囲繞して係合するような環状凸部が外側容器の支持部内周面に設けられ、
作動杆を上方に移行させることにより、その先端部が薄板を貫通し、更にその下方に位置する段部が蓋部を上方に押し込むことにより、内側容器の口部の環状凹部が支持部の環状凸部と離脱することを特徴とする請求項6に記載の混合型エアゾール容器。 - 作動杆の根元部に略円筒形状の回動部を設け、回動部の内周壁面には雌ネジ突条を形成し、これに係合する雄ネジ突条を外側容器の支持部外周面に形成して相互に螺合させ、前記回動部を回動させることによって回動部の略中央に設けられた作動杆が上方に移行できることを特徴とする請求項5乃至7の何れか1項に記載の混合型エアゾール容器。
- 内側容器の蓋部に1又は2以上の貫通孔を設け、この貫通孔と所定間隔を保持して薄板が設けられ、作動杆の先端部が前記薄板を破断し、その後作動杆が更に上方に移行することにより蓋部が上方に押し込まれ、これによって内側容器が外側容器の支持部から離脱することを特徴とする請求項5に記載の混合型エアゾール容器。
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