JP2012232328A - コネクティングロッドの閉塞鍛造方法および閉塞鍛造装置 - Google Patents

コネクティングロッドの閉塞鍛造方法および閉塞鍛造装置 Download PDF

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Abstract

【課題】二つの分割型に大端部用パンチを併用してコネクティングロッドを閉塞鍛造するにあたり、素材肉の流れ方向を積極的にコントロールして、欠肉等のないコネクティングロッドの鍛造を可能にする。
【解決手段】棒状の素材16をその長手方向に対して直交方向に接近離間可能な二つの分割型12で加圧拘束することで大端部2と小端部および連接ロッド部4を含むコネクティングロッド1の粗形状を鍛造成形する。続いて、素材16の大端部2相当部を大端部用パンチ14にて据え込むことで大端部2に半割状の軸受凹部5を据え込み成形する。その際、半割状の軸受凹部5をその軸心方向から見たときに当該軸受凹部5の最深部側が平坦面5aとなる不完全凹部形状のままで据え込み成形を完了する。
【選択図】図11

Description

本発明は、内燃機関用のコネクティングロッドを鍛造成形するための閉塞鍛造方法および閉塞鍛造装置に関する。
内燃機関用のコネクティングロッドの鍛造を目的とした閉塞鍛造用金型装置として特許文献1に記載のものが提案されている。
この特許文献1に記載のものでは、鍛造品のための密閉空間を形成することになる下型ダイがダイ素片としての前後左右の四つの分割ダイに分割されていて、それらの分割ダイが略矩形枠状をなすダイケースに収容されているとともに、各分割ダイとダイケースとが傾斜カム面をもって相互に接触している。そして、分割ダイとダイケースとを上下方向に相対移動させると、各分割ダイが前後左右方向からそれぞれに前進することにより下型ダイが閉じられるとともに、それと並行して上下方向(コネクティングロッドの長手方向)からも加圧拘束されることで密閉空間とされ、結果としてワーク(粗材)が所定の鍛造品形状に鍛造成形されることになる。
特開平4−197546号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、それぞれに独立している前後左右四つの分割ダイが閉じることで初めてワークが所定形状に成形されることになるので、それらの四つの分割ダイの位置合わせが難しいだけでなく、四つの分割ダイを合わせたときに狙いとする形状が精度良く得られるようにそれぞれの分割ダイに型彫り加工を施すことが難しい。
そこで、二つの分割型のみで所要のコネクティングロッドの粗形状を鍛造成形する方法が本出願人等により試みられている。ところが、分割型の数の減少に伴って、コネクティングロッドの長手方向から加圧拘束したとしても材料を充填したい方向に素材肉が流れず、例えば比較的ボリュームが大きい大端部と連接ロッド部とのつながり部分に欠肉が発生し、製品の形状精度の向上に限界がある。
本発明はこのような課題に着目してなされたものであり、二つの分割型に大端部用パンチを併用してコネクティングロッドを閉塞鍛造するにあたり、素材肉の流れ方向を積極的にコントロールして、欠肉等のないコネクティングロッドの鍛造を可能とした閉塞鍛造方法および閉塞鍛造装置を提供するものである。
内燃機関用のコネクティングロッドは、周知のように、大端部と小端部のほかそれらの両者をつなぐ連接ロッド部を有している。そこで、本発明の閉塞鍛造方法では、棒状の素材をその長手方向に対して直交方向に接近離間可能な二つの分割型で加圧拘束することでコネクティングロッドの粗形状に鍛造成形する工程と、上記分割型で加圧拘束されている素材の大端部相当部を大端部用パンチにて長手方向に据え込むことで当該大端部に半割状の軸受凹部を据え込み成形する工程と、を含むものとする。
その上で、据え込み成形される半割状の軸受凹部をその軸心方向から見たときに当該軸受凹部の最深部側が平坦面となる不完全凹部形状のままで据え込み成形を完了するものとする。なお、軸受凹部の最深部側が平坦面となる不完全凹部形状のままで据え込み成形を完了したとしても、後工程での機械加工にて上記平坦面を含む部分を切除すれば、最深部側が平坦面ではない半割状で且つ半円状の軸受凹部とすることができる。
本発明によれば、上記のように軸受凹部の最深部側が平坦面となる不完全凹部形状のままで据え込み成形を完了することで、比較的ボリュームの大きな大端部側から連接ロッド部側に向けて積極的に素材肉を流すことができるようになる。そのため、密閉空間内の隅々まで素材肉を充満させることができ、欠肉等の鍛造欠陥のないコネクティングロッドを高精度に鍛造成形することが可能となる。
本発明の製造対象となるコネクティングロッドの鍛造後の形状を示す概略斜視図。 図1のA−A線に沿う拡大断面図。 本発明の実施の形態を示す図で、図1に示したコネクティングロッドの鍛造に用いられる閉塞鍛造装置の概略説明図。 図3に示した閉塞鍛造装置の分割型が下死点に達した状態を示す説明図。 図3,4に示した閉塞鍛造装置の大端部用パンチが下死点に達した状態を示す説明図。 図5のB−B線に沿う断面説明図。 図6の拡大図であって、大端部用パンチの成形面が半円状である場合の説明図。 図7の要部を拡大した素材肉流動方向の説明図。 図6の拡大図であって、大端部用パンチの成形面が平坦面である場合の説明図。 図9における大端部用パンチのみの要部拡大図。 図9の要部拡大図。 図11での素材肉流動方向の説明図。
図1,2は本発明が製造対象とするコネクティングロッド1の一例を示す図である。コネクティングロッド1は、大端部2と小端部3のほかそれらの両者をつなぐ棒状または軸状の連接ロッド部4を有している。大端部2には半割状で且つ半円状の軸受凹部5が形成されていて、その大端部2の端面2aであるところの突き合わせ面(分割面)に突き合わされる図示外の半円状のベアリングキャップと軸受メタルとを介して、同じく図示外のクランクシャフトのクランクピン部に回転可能に連結される。他方、小端部3にはピン穴4が形成されていて、このピン穴4に挿入される図示外のピストンピンを介してピストンに連結される。
なお、上記軸受凹部5が半円状であるとは、当該軸受凹部5を軸心方向(コネクティングロッド1が組み付けられるクランクピン部の軸心方向)から見たときの形状を言う。また、図1に示したピン穴4は鍛造後であって機械加工前の不完全な形状のものである。
図1,2に示すように、連接ロッド部4の表裏両面にはその幅方向両端部を含むようにリブ6が閉ループ状に突出形成されている。これにより連接ロッド部4自体は断面略H形状のものとして形成されていて、それらのリブ6,6同士の間に形成される溝7の幅寸法Wは大端部2寄りの部分で最大となっている。
図3〜6は上記コネクティングロッド1の製造に用いられる閉塞鍛造装置としての温間鍛造のための金型構造とその挙動を示している。図3に示すように、この金型10は、大別して、四角形の外枠として機能するダイケース11と、このダイケース11に挿入される左右一対の分割型としての閉塞ダイ12と、これらの閉塞ダイ12にダイケース11への圧下力(押し込み力)を付与するパンチホルダー13と、このパンチホルダー13に相対移動可能(上下動可能)に支持された大端部用パンチ14とを備える。
ダイケース11はその中央の四角孔状のダイ受容部15のうち正対する二面が傾斜カム面(テーパ面)15aとなっていて、他方、ダイ受容部15に収容または挿入されることになる左右一対の閉塞ダイ12はダイケース11側の傾斜カム面15aに対応する背面側がそれぞれ傾斜カム面(テーパ面)12aとなっている。これにより、実質的にダイケース11が外型として、そのダイケース11に収容される一対の閉塞ダイ12が内型として機能することになる。そして、鍛造プレス機がパンチホルダー13に及ぼす圧下力をもって、一対の閉塞ダイ12がダイケース11内に押し込まれると、図4に示すように傾斜カム面12a,15a同士の摺接により一対の閉塞ダイ12,12同士が互いに接近動作することになる。
左右一対の閉塞ダイ12の突き合わせ面(型割面)には製品であるコネクティングロッド1の形状に対応した半割状のインプレッションが彫り込み形成されていて、それらのインプレッションに予め加熱された例えば段付き棒状の素材16が挿入された状態で一対の閉塞ダイ12がダイケース12に収容または挿入される。なお、棒状の素材は前工程にて段付き状に予備成形されていることから、いわゆるプリフォーム(予備成形体)とも言うべきものである。そして、上記のように傾斜カム面12a,15a同士の摺接により一対の閉塞ダイ12,12同士が互いに接近動作すると、やがては双方の閉塞ダイ12,12同士が突き合わされて、図4のようにいわゆる型締め状態となる。この時点で初めてダイケース11に対して閉塞ダイ12が下死点に到達したことになり、以降のダイケース11に対する閉塞ダイ12の押し込みが不能となる。
この型締め状態に至る過程で素材16がコネクティングロッド1の粗形状に鍛造成形され、型締め状態では上記インプレッションが不完全ながら密閉状態となって素材肉が充満することになる。なお、双方の閉塞ダイ12が下死点に到達して型締め状態となっても、双方の閉塞ダイ12の上面には大端部用パンチ14を挿入可能な開口部が確保されている。
上記のように双方の閉塞ダイ12が下死点に到達して型締め状態となると、図5,6に示すように、やがてはパンチホルダー13に支持されている大端部用パンチ14が鍛造プレス機の圧下力を受けて下降して、インプレッション内に押し込まれる。これにより、素材16、特に素材16のうちでも比較的ボリュームの大きな大端部2(図1参照)近傍を長手方向に据え込んで、軸受凹部5(図1参照)を含む当該大端部2近傍を据え込み成形する。
ここで、大端部用パンチ14は、上記のような据え込み機能とともに、軸受凹部5のほか大端部2の端面2a(図1参照)である突き合わせ面(分割面)を所定形状に仕上げる機能を有している。このような大端部用パンチ14による据え込みにより、いわゆる閉塞鍛造のかたちでコネクティングロッド1の形状精度が高められ、これをもってコネクティングロッド1の粗形状の鍛造成形が完了することになる。なお、本実施の形態では、閉塞鍛造ではあっても密閉された閉塞空間内での一部の「ばり」の発生は許容される。
ここで、図7,8に示すように、大端部用パンチ14にて大端部2近傍を据え込んで、半円状の軸受凹部5と大端部2の端面2aである突き合わせ面(分割面)とを所定形状に成形するにあたり、軸受凹部5とそれに対応する大端部用パンチ14の成形面とが円弧状のものであると、図8に矢印mで示すように大端部用パンチ14によって据え込まれた素材肉が大端部2側から連接ロッド4側に向かって放射状に流れて分散してしまう傾向にある。そのため、比較的ボリュームの大きな大端部2と連接ロッド部4とのつなぎ部分では図1のような段差の発生が不可避でもある故に、素材肉の充満が不足して当該部分に欠肉が発生することがある。なお、図7では欠肉発生部分を符号Qで示している。このことは、先に「発明が解決しようとする課題」の欄で述べたとおりである。なお、図7では軸受凹部5に駄肉17を付けた形状で鍛造成形する場合の例を示している。
そこで、本実施の形態では、先に述べたように大端部2の据え込み機能とともに軸受凹部5のほか大端部2の端面2aである突き合わせ面(分割面)の成形を司っている大端部用パンチ14について、図9,10に示すように大端部用パンチ14のうちでも軸受凹部5の最深部の成形を司っている部分について平坦な加圧拘束面18としてある。すなわち、大端部部用パンチ14は、半割状の軸受凹部5における一部円弧状の内周面の成形を司る円弧状の成形面19と、大端部2の端面2aである突き合わせ面(分割面)の成形を司っている平坦な成形面20以外に、軸受凹部5の最深部の成形を司る幅寸法Pの平坦な底部加圧拘束面18を有していて、これらの円弧状の成形面19と平坦な成形面20および同じく平坦な底部加圧拘束面18を含むかたちで軸受凹部5の成形を司る総形加圧拘束面21としてある。なお、図9では、図7と同様に軸受凹部5に駄肉17を付けた形状で鍛造成形する場合の例を示している。
さらに、図1,2に基づいて先に述べたように、コネクティングロッド1における連接ロッド部4の表裏両面にはリブ6が突出形成されていることにより、連接ロッド部4自体は断面略H形状のものとして形成されていて、それらのリブ6,6同士の間に形成される溝7の幅寸法Wは大端部2寄りの部分で最大となっている。そこで、図10に示した平坦な底部加圧拘束面18の幅寸法Pとこの溝7の幅寸法Wの最大寸法W1との関係として、図11に示すように底部加圧拘束面18の幅寸法Pが溝7の最大幅寸法W1よりも大きくなるように予め設定してある。
したがって、図10のような総形加圧拘束面21を有する大端部用パンチ14を用いて、図9および図11に示すように大端部2の据え込みを行うと、上記平坦面5aを含む半割状の軸受凹部5の内周面全面および軸受凹部5の分割面となる大端部2の端面2aを加圧拘束した状態で据え込み成形を完了することになるものの、平坦面5aを含む故に軸受凹部5は図7のような半円状のものとはならずに、軸受凹部5をその軸心方向から見たときに当該軸受凹部5の最深部側が平坦面5aとなる不完全な凹部形状のままで据え込み成形を完了することにほかならない。そのため、図12に示すように、大端部用パンチ14による据え込みの際の素材肉の流れ方向m1が連接ロッド部4側に向かって底部加圧拘束面18(その底部加圧拘束面18によって成形される平坦面5a)と面直角方向を指向するようになり、比較的ボリュームの大きな大端部2と連接ロッド部4とのつなぎ部分の段差がある部分に積極的に充満させることができるようになる。そのため、当該つなぎ部分での欠肉等の鍛造欠陥の発生を未然に防止することが可能となる。この傾向は、図11に示した平坦な底部加圧拘束面18の幅寸法Pとリブ6,6同士の間の溝7の最大幅寸法W1との関係としてP>W1に予め設定してあることで一段と顕著となる。
その上、図3〜6に示したように、インプレションを有する左右一対の分割型12をダイケース11に押し込んで鍛造成形する方式であるため、分割型12,12同士の位置合わせが容易となるとともに、分割型12,12同士を合わせたときに狙いとする形状が精度良く得られるようになり、ひいてはそれぞれの分割型12のインプレッションの型彫り加工も容易となる。
ここで、軸受凹部5をその軸心方向から見たときに当該軸受凹部5の最深部側が平坦面5aとなる不完全な凹部形状のままで据え込み成形を完了することは、軸受凹部5の形状が正規な半円状のものとならずに軸受凹部5として不完全な形状のままであることを意味する。そこで、閉塞鍛造にて成形されたコネクティングロッド1に後工程にて機械加工を施すにあたり、上記平坦面5aよりも最深部側を駄肉17とともに略三日月状に切除するようにすれば、図1のように正規な半円状の軸受凹部5として仕上げることができる。
1…コネクティングロッド
2…大端部
2a…大端部の端面
3…小端部
4…連接ロッド部
5…軸受凹部
5a…平坦面
6…リブ
7…溝
11…ダイケース
12…分割型
14…大端部用パンチ
16…素材
18…底部加圧拘束面
21…総形加圧拘束面
P…平坦面の幅寸法
W1…溝の最大寸法

Claims (6)

  1. 大端部と小端部のほかそれらの両者をつなぐ連接ロッド部を有するコネクティングロッドを密閉鍛造する方法であって、
    棒状の素材をその長手方向に対して直交方向に接近離間可能な二つの分割型で加圧拘束することで大端部と小端部および連接ロッド部を含むコネクティングロッドの粗形状に鍛造成形する工程と、
    上記分割型で加圧拘束されている素材の大端部相当部を大端部用パンチにて長手方向に据え込むことで当該大端部に半割状の軸受凹部を据え込み成形する工程と、
    を含んでいて、
    据え込み成形される半割状の軸受凹部をその軸心方向から見たときに当該軸受凹部の最深部側が平坦面となる不完全凹部形状のままで据え込み成形を完了することを特徴とするコネクティングロッドの閉塞鍛造方法。
  2. 上記平坦面を含む半割状の軸受凹部の内周面全面および半割状の軸受凹部の分割面となる大端部の端面を加圧拘束した状態で据え込み成形を完了することを特徴とする請求項1に記載のコネクティングロッドの閉塞鍛造方法。
  3. 上記連接ロッド部の幅方向両端部にリブが突出形成されていることにより連接ロッド部は断面略H形状をなしていて、
    上記不完全凹部形状における平坦面の幅寸法は、大端部寄りのリブ同士の間に形成される溝幅の最大寸法よりも大きく設定してあることを特徴とする請求項1または2に記載のコネクティングロッドの閉塞鍛造方法。
  4. 大端部と小端部のほかそれらの両者をつなぐ連接ロッド部を有するコネクティングロッドを密閉鍛造する装置であって、
    棒状の素材の長手方向に対して直交方向に接近離間可能であって、素材を加圧拘束することで大端部と小端部および連接ロッド部を含むコネクティングロッドの粗形状に鍛造成形する二つの分割型と、
    上記分割型で加圧拘束されている素材の大端部相当部を長手方向に据え込むことで当該大端部に半割状の軸受凹部を据え込み成形する大端部用パンチと、
    を備えていて、
    据え込み成形される半割状の軸受凹部をその軸心方向から見たときに当該軸受凹部の最深部側が平坦面となる不完全凹部形状のままで据え込み成形が完了するように、大端部用パンチには上記平坦面に相当する平坦な底部加圧拘束面を形成してあることを特徴とするコネクティングロッドの閉塞鍛造装置。
  5. 上記平坦面を含む半割状の軸受凹部の内周面全面および半割状の軸受凹部の分割面となる大端部の端面を加圧拘束した状態で据え込み成形を完了するように、大端部部用パンチには、上記底部加圧拘束面を含み且つ半割状の軸受凹部の内周面全面および半割状の軸受凹部の分割面となる大端部の端面の成形を司る総形加圧拘束面を形成してあることを特徴とする請求項4に記載のコネクティングロッドの閉塞鍛造装置。
  6. 上記二つの分割型は、テーパ面接触をもってダイケース内に押し込まれることにより接近離間動作して棒状の素材を加圧拘束するようになっていて、
    それぞれの分割型の型当たり面同士が突き合わされた状態でそれらの分割型同士の間に大端部用パンチが押し込まれて、素材の大端部相当部を長手方向に据え込むことで当該大端部に半割状の軸受凹部を据え込み成形するようになっていることを特徴とする請求項5に記載のコネクティングロッドの閉塞鍛造装置。
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