JP2012232214A - 収納ケース - Google Patents

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Abstract

【課題】
同じ種類の収納ケースが複数あっても、無傷の収納ケースを構成することができない収納ケースを提供することを課題とする。
【解決手段】
収納ケース10を封止部材13で封止した際に蓋部材11と底部材12とが重合する重合部をID表示部15とし、蓋部材11の重合部には印刷部15aが、底部材12の重合部には印刷部15bが各々設けられている。
蓋部材11及び底部材12は透明な合成樹脂により形成されているため、印刷部15aよ印刷部15bの印刷が組み合わされることでID表示部15から視認可能となる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、IDが付与される収納ケースに関するものである。
収納ケースは、収納するものによって構造が様々である。
例えば、遊戯用器具の弾球遊技機や回胴式遊技機などでは、制御基板を収納した収納ケース製造会社(又は警察関係者)以外が開けることが好適でないものもある。
収納ケースに制御基板を収納しており、制御基板の中でも遊技機の制御を司る主制御基板については不正行為(基板交換、ROM交換など)が行われないように封止部材により封止する構成としている。
この封止部材は、遊技機単体で考案されたものであり、収納ケースの少なくとも一部を破壊しない限り開封することができない構成となっており、不正行為が行われても点検等の際に開封を容易に発見できるという発明もなされている。
また、上記した封止部材を含む収納ケースに破壊の痕跡が認められない場合、開封されていない、即ち、不正行為が行われていないと判断することが可能であった。
特許第2630680号公報 特許第2895829号公報 特許第3033957号公報
近年、同じ種類の収納ケースが設けられている他の遊技機を含む、2台以上の遊技機がある場合には、収納ケースAの蓋部材を破壊して開封し、収納ケースBの底部材を破壊して開封すると、無傷で取り外した収納ケースAの底部材と収納ケースBの蓋部材とを組み合わせることで無傷の収納ケースを構成することが可能であることが問題となっている。
そこで、同じ種類の収納ケースが複数あっても、無傷の収納ケースを構成することができない収納ケースを提供することを課題とする。
請求項1記載の収納ケースは、透明な樹脂で構成された蓋部材及び底部材により構成される収納ケースにおいて、
該収納ケースに付与されたIDを分割又は該IDをコード化して分割することで生成されるID分割情報を前記蓋部材及び底部材が重なる重合部に各々記し、
前記蓋部材及び底部材を組み合わせた際に前記重合部を確認することにより、前記蓋部材及び底部材が適切な組み合わせであるか否かを識別可能とし、
前記ID分割情報は、前記蓋部材及び底部材を組み合わせた際に対向する面にそれぞれ記し、
前記ID分割情報は、バーコード又は二次元コードの状態で記されたことを特徴とする
ここで、「記し」とは、印刷、刻印などを含み、ID分割情報が確認可能な状態であれば何ら差し支えない。
また、「確認」とは、人間による目視や機器(リーダー)による取り込みなどによる確認を指している。
請求項2記載の収納ケースは、透明な樹脂で構成された蓋部材及び底部材により構成される収納ケースにおいて、
該収納ケースに付与されたIDを分割又は該IDをコード化して分割することで生成されるID分割情報を前記蓋部材及び底部材が重なる重合部に各々記し、
前記蓋部材及び底部材を組み合わせた際に前記重合部を確認することにより、前記蓋部材及び底部材が適切な組み合わせであるか否かを識別可能とし、
前記ID分割情報は、前記蓋部材及び底部材を組み合わせた際に対向する面にそれぞれ記し、
前記蓋部材及び底部材を正確に組み合わせるために、前記蓋部材及び底部材に各々目印を設けたことを特徴とする。
請求項1記載の収納ケースによれば、透明な樹脂で構成された蓋部材と底部材とを組み合わせて収納ケースとした際に蓋部材と底部材とが重なる重合部に各々ID分割情報を記す構成としたことで、収納ケースの外側から目視した際に、ID分割情報が重なることでID又はIDをコード化したものとなるので、目視又は機器を用いて適切な組み合わせであるか否かを識別することができる。
また、ID分割情報を蓋部材と底部材を組み合わせた際の対向する面に記(印刷)したので、蓋部材の印刷と底部材の印刷との距離を小さくし、距離が離れることにより視認可能な角度が限定的になることを防止し、ID分割情報同士の一体化を促すことができる。
更に、前記ID分割情報は、バーコード又は二次元コードの状態で記されているので、不正を行う者に対して収納ケースのIDを一見して判別できなくすることが可能となり、機器を使うことで目視で起りうる見間違いや勘違いを防止することができる。
請求項2に記載の収納ケースによれば、透明な樹脂で構成された蓋部材と底部材とを組み合わせて収納ケースとした際に蓋部材と底部材とが重なる重合部に各々ID分割情報を記す構成としたことで、収納ケースの外側から目視した際に、ID分割情報が重なることでID又はIDをコード化したものとなるので、目視又は機器を用いて適切な組み合わせであるか否かを識別することができる。
また、ID分割情報を蓋部材と底部材を組み合わせた際の対向する面に記(印刷)したので、蓋部材の印刷と底部材の印刷との距離を小さくし、距離が離れることにより視認可能な角度が限定的になることを防止し、ID分割情報同士の一体化を促すことができる。
更に、前記蓋部材及び底部材を正確に組み合わせるために、前記蓋部材及び底部材に各々目印を設けているので、蓋部材と底部材とを正確に組み合わせることが可能となる。
これにより、請求項1に記載の発明のように、ID分割情報をコード化した場合に専用機器(リーダー)を用いても読み取ることができない虞を未然に防止することができる。
実施例1に係る収納ケース10の斜視図である。 実施例1に係る収納ケース10の分解斜視図である。 実施例1に係る収納ケース10の正面図である。 実施例1に係るID表示部15、印刷部15a、印刷部15bを示す模式図である。 実施例2に係るID表示部15、印刷部15a、印刷部15bを示す模式図である。
以下に本発明の好適な実施形態について図面を参照して説明する。尚、本発明の実施の形態は下記の実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に属する種々の形態を採り得ることができ、各実施例に記載された内容の相違部分を適宜組み合わせることが可能なことはいうまでもない。
図1及び図2に従って、ぱちんこ機の裏側に設けられる収納ケース10について説明する。
図1は収納ケース10を構成する蓋部材11と底部材12とを組み合わせた状態を示す斜視図である。
図2は収納ケース10を構成する部材を分解した状態の斜視図である。
収納ケース10は、主制御基板17の実装面を被覆して保護する蓋部材11と、蓋部材11の下方より主制御基板17のハンダ面を被覆して保護する底部材12と、収納ケースを封止して蓋部材11と底部材12とを取り外し不可能にするための封止部材13と、封止部材13を補強するための補強封止部材14と、収納ケースのIDが表示されるID表示部15が設けられている。
蓋部材11には、底部材12と重ねる際に底部材12の係止爪12aが挿入される爪受け11aと、蓋部材11と底部材12とを重ねた後に係止方向にスライドさせた際に底部材12の挿入孔12bに挿入され、封止部材13が設けられる縁に対して向き合う縁の強度を高める(浮き上がりを防止する)ための挿入片11bが設けられている。
また、収納される主制御基板17がどのようなものであるかを示す機種名シールを貼るためのシール貼付部11c、収納される主制御基板17の管理番号が記載された基板管理シールを貼るためのシール貼付部11dが設けられ、ぱちんこ機の裏側に固定するための固定部16(固定孔16a、固定ピン16b)も設けられている。
収納ケース10を封止する際には、蓋部材11に主制御基板17をネジなどの止着部材を用いて固定した後、蓋側封止部13aの筒内に係止部材13cを所定の順番で入れ、底部材12の係止爪12aが蓋部材11の爪受け11aに入る位置で蓋部材11と底部材12とを重ねる。
その後、係止方向にスライド(図面上では底部材12を固定した状態で蓋部材11を左上方向、又は蓋部材11を固定した状態で底部材12を右下方向にスライド)させる。
このとき、係止部材13cの一部品として設けられるバネなどの弾性部材の作用で底側封止部13bに入り込むことで封止される(係止部材13cが蓋側封止部13aと底側封止部13bの接平面を横断することで係止される)。
封止部材13は、一般的には蓋部材11又は底部材12のいずれか一方を破壊すれば開封されるが、蓋部材11又は底部材12のいずれか一方ではなく、定められた方を破壊しないと蓋部材11と底部材12とを引き離すことができない構成とすることが望ましく、蓋部材11及び底部材12の両方を破壊しなければ開封しない構成とすることがより望ましい。
補強封止部材14(蓋側補強部材14a、底側補強部材14b)は、蓋部材11と底部材12とを構成する合成樹脂の強度などにより、封止部材13による封止に不安がある場合に用いるものであり、封止部材13による封止に問題がなくてもセキュリティーの向上になるために設けるように構成しても何ら差し支えない。
尚、収納ケース10を構成する蓋部材11、底部材12、封止部材13及び補強封止部材14は、内部の主制御基板17の様子を視認できるように透明な合成樹脂で形成されており、機種名シールや基板管理シールも内部の主制御基板17の様子を視認できるように透明となっている。
ID表示部15は、収納ケース10を封止部材13で封止した際に蓋部材11と底部材12とが重合する重合部であり、蓋部材11の重合部には印刷部15aが、底部材12の重合部には印刷部15bが各々設けられている。
蓋部材11及び底部材12は透明な合成樹脂により形成されているため、印刷部15aと印刷部15bの印刷が組み合わされることでID表示部15から収納ケース10に付与された好適なIDが視認可能となる。
重合部における蓋部材11と底部材12との位置関係は、外側の蓋部材11と内側の底部材12とが重合する構成としており、印刷部15aと印刷部15bとの距離が離れることにより視認可能な角度が限定的になるのを懸念される。
そこで、蓋部材11の印刷部15aは内側へ、底部材12の印刷部15bは外側へ各々設けることにより、対面する位置に印刷部15a、15bを配置することが可能となり、収納ケース10に付与されたIDをID表示部15の表示により容易に確認することを可能としている。
上記位置に印刷部15a、15bをもうけることで、蓋部材11と底部材12とをスライドさせた際にも印刷部15a、15bに摩擦力が作用することはなく、印刷が欠落(剥がれ)することはなく、好適である。
また、係止方向(係止するためにスライドさせる方向)と直行する平面に重合部(ID表示部15)を設ける構成としているため、蓋部材11と底部材12との間に、形成時に生じる多少の誤差が生じていても、ID表示部ではIDを視認することが可能である。
尚、係止方向(係止するためにスライドさせる方向)と平行な平面に重合部(ID表示部15)を設ける構成としても、何ら差し支えないが、蓋部材11と底部材12とを重ねた状態でスライドした際に生じる摩擦から印刷部15a及び/又は印刷部15bの印刷を保護するための透明な保護シールを貼るように構成することが望ましい。
また、蓋部材11と底部材12とを重ねた状態でスライドさせた際に印刷部15a、15bに摩擦が生じないように、印刷部15a、15bを蓋部材11又は底部材12の表面から凹んだ位置となるような構成や、印刷ではなく刻印とすることで、摩擦でIDの欠落が生じる可能性を低くすることができる。
続いて、図3及び図4に従って、ID表示部15に付いて詳細に説明する。
図3(a)は収納ケース10を、(b)は蓋部材11を、(c)は底部材12を、それぞれ封止部材13側から見た際の正面図である。
図4(a)、(b)は収納ケース10の蓋部材11と底部材12とが好適な組み合わせの場合のID表示部15を示し、図4(c)は好適でない組み合わせの場合のID表示部15を示している。
図3(a)のID表示部15は、収納ケース10のIDを表示する部分であり、蓋部材11の印刷部15aに印刷されたID分割情報及び底部材12の印刷部15bに印刷されたID分割情報が組み合わされ、収納ケース10を構成する透明の樹脂を透視して視認可能となる。
図3(b)の印刷部15aには、蓋部材11の内側にID分割情報が印刷されており、収納ケース10を蓋部材11及び底部材12を組み合わせた状態(封止された状態)では、触れることができない部分に印刷されている。
図3(c)の印刷部15bには、底部材12の外側にID分割情報が印刷されており、収納ケース10を蓋部材11及び底部材12を組み合わせた状態(封止された状態)では、触れることができない部分に印刷されている。
図4(a)はID「DB39225Z」が付与された収納ケースのID表示部15、印刷部15a及び印刷部15bを、図4(b)はID「RKS4678W」が付与された収納ケースのID表示部15、印刷部15a及び印刷部15bを示している。
図4(a)、図4(b)に示すように、蓋部材11と底部材12との組み合わせが好適であれば、印刷部15aに印刷されるID分割情報と、印刷部15bに印刷されるID分割情報とが組み合わせられ、ID表示部15で収納ケースに付与されたIDとして確認できる状態となる。
ここで、印刷部15a、15bの左下と右上には、重合位置を確認するための目印が設けられており、蓋部材11と底部材12とを組み付けた際に多少の誤差がある場合に、その具体によってIDを識別できない状態が生じることを想定して設けられている。
目印の形状が印刷部15a及び15bが重合した際に正しい形状(この例では3重○)で見えるときに、ID表示部15の表示を確認すればIDを認識することができ、それ以外の状態のときには、正しい形状となるように誤差を調整する必要があることを示している。
ここでは、合位置を確認するための目印を印刷として構成したが、対面する凹凸を設けてることによって蓋部材11と底部材12とを組み合わせた際に自動的に位置が調整されるように構成(凹凸の状態で適切な位置であるか否かを判断できるように構成)しても良く、いかなる構成によってID表示部15(印刷部15a、15b)のズレの有無を確認又は調整するように構成しても何ら差し支えない。
図4(c)の上段に示すID表示部15のように、図4(a)の15a(蓋部材11)と図4(b)の15b(底部材12)とを組み合わせた場合はID表示部15で収納ケースに付与されたIDとして確認ができない状態となる。
同様に、図4(c)の下段に示すID表示部15のように、図4(a)の15b(蓋部材11)と図4(b)の15a(底部材12)とを組み合わせた場合にもID表示部15で収納ケースに付与されたIDとして確認ができない状態となる。
要するに、蓋部材11と底部材12との組み合わせが好適でなければ、ID表示部15で収納ケースに付与されたIDとして確認ができない状態となる。
そのため、ID表示部15の表示を目視にて確認することで、封止部材13の破損していない場合であっても、収納ケース10が開封されたか否かを判断することが可能となり、2つの収納ケースから1つの収納ケースを作ったことを確認することができる。
上述したように、収納ケース10にIDを付与し、収納ケース10を閉じた状態で印刷部15aと印刷部15bとが重合する位置とした上で、そのIDを分割して蓋部材11及び底部材12の印刷部15a及び15bに印刷することで、収納ケース10の表面から印刷部15a及び15bに印刷されたID分割情報が組み合わせられ、収納ケース10に付与されたIDが復元されることになる。
IDが復元されることにより、蓋部材11と底部材12との組み合わせが好適であるか否かを判断できると共に、蓋部材11及び底部材12(封止部材13も含む)が破壊されていなくても、開封されたことを発見することができ、不正行為の早期発見に繋げることができる。
係止方向(係止するためにスライドさせる方向)と直行する平面に重合部(ID表示部15)を設ける構成としているため、印刷部15a及び/又は印刷部15bには蓋部材11と底部材12とをスライドさせた際に生じる摩擦が作用することなく、IDが欠落することはない。
また、係止方向(係止するためにスライドさせる方向)と平行な平面に重合部を設ける構成とする場合に比べて、蓋部材11と底部材12との間に多少の誤差が生じても、ID表示部15に示されるIDを視認することは容易である。
また、印刷部15aと印刷部15bを対面する位置としたため、印刷部15aと印刷部15bとの間に蓋部材11及び/又は底部材12を構成する樹脂がないため、印刷部15a、15b間の距離を小さくすることが可能であり、IDを目視する際の角度などの規制を少なくし、目視を容易に行うことができる。
実施例1では、収納ケース10に付与されるIDを分解した上で、個々の数字又はアルファベットを縦方向に分割したが、分割方法はこの方法に限られるものではない。
実施例2では、印刷部15a、印刷部15bへ印刷するID分割情報のタイプを変更した場合について説明する。
図5(a)には、収納ケース10に付与されるIDを分解した上で、個々の数字又はアルファベットを横方向に分割した際のID表示部15、印刷部15a、印刷部15bを示している。
IDとして数字のみの組み合わせ、アルファベットのみの組み合わせ、数字とアルファベットの組み合わせとして表示した場合には、収納ケース10のID表示部15を目視した際に読めるか否か、控えておいた収納ケースIDと一致しているか否かで判断が可能であり、大掛かりな機材等を用いることなく、判断が可能となる。
図5(b)には、収納ケース10に付与されるIDを表示するにあたって3行×10列の30個のマトリクス表示を用い、好適な蓋部材11と底部材12を組み合わせた際の収納ケース10のID表示部15には常に全てのマトリクスに彩色された状態となる図形を表示するように構成している。
IDとして上記したような図形を用いて表示した場合には、収納ケース10のID表示部15を目視した際に読めるか否か、控えておいた収納ケースIDと一致しているか否かで判断が可能であり、大掛かりな機材等を用いることなく、判断が可能となる。
ここでは、全てのマトリクスに彩色された状態が正常を示しているが、不正行為を行う者により容易に偽造が可能となるため、彩色されないマトリクスを設けるように構成しても良い。
また、マトリクス数を増やすことで、多種のIDを設けることができる。
図5(c)には、収納ケース10に付与されるIDをバーコードとして表示するように構成している。
IDとして上記したようなバーコードを用いて表示した場合には、収納ケース10のID表示を一見して識別できないように構成することで、不正行為を行う者へID番号を分かり難くすることが可能となり偽造が困難となると共に、専用機器(リーダー)を用いることで点検時の確認作業も簡素化することが可能となり、目視による見間違いや勘違いなどの発生も防止することができる。
ここでは、バーコードという漠然とした記載をしているが、JAN(EAN)、CODE39(英数字に対応した誤読率が低いコード)、ITF、NW−7(プリンタで印刷しやすいコード、CODEBARとも呼ばれる)、CODE128(全てのASCIIコードを表すことができるコード)、CODE93(CODE39のバーコード長を短くする為に開発されたバーコードで、全てのASCIIコードを表すことができるコード)などの水平、垂直(横・縦)方向に情報を記録できる一次元バーコードなどいかなるバーコードでも問題ない。
また、一次元バーコードに限らず、CODE49、CODE16K(フルアスキー128キャラクタと拡張キャラクタを表現できるコード)、PDF417(読み取り易さ、高いエラー訂正機能があるコード)などの従来のバーコードを積み重ねたような形のスタック型二次元バーコードや、データマトリックス(最も情報化密度が高いことからコード、データコードとも呼ばれる)、マキシコード(汚れ等の障害を最小限に抑えることができるコード)などの碁盤上に白と黒の点を並べたような形のマトリックス型二次元バーコードなどを用いても良く、ID表示部15(印刷部15a、15b)の面積や、IDとして付与した内容、容量などに応じて適宜選択することが可能である。
IDを図5(a)や図5(b)のような目視で確認するものとした場合には、蓋部材11と底部材12とを組み付けた際の誤差が多少あっても、好適な組み合わせであるか否かは判断可能であるが、図5(c)のようにコード化した場合には、その誤差により専用機器(リーダー)を用いても読み取ることができない場合があり、重合位置を確認するための目印はこのような場合に最大の効果を発揮する。
図5(a)、(b)、(c)に示したように、ID表示部15の表示(印刷部15a、15bの表示)は様々あるが、単に表示のみをIDとせず、位置を変化させることによりIDの種類を増やすように構成しても良い。
その場合、ぱちんこ機であれば、機種毎に数mm程度、右又は左にずらしてID分割情報を印刷するように構成することで、IDの情報量を増やすことなく、組み合わせ数を増やすことができる。
このように印刷位置を変化させることで、同一のID番号やIDコードを付与した収納ケースを2つ利用して、前記したような2つの収納ケースから1つの収納ケースを無傷で作り出しても、ID表示部15に表示されるIDにズレが生じるために、収納ケースが開封されて他の収納ケースと組み合わせられたことを判断することができる。
10 :収納ケース 11 :蓋部材
11a :爪受け 11b :挿入片
11c :シール貼付部 11d :シール貼付部
12 :底部材 12a :係止爪
12b :挿入孔 13 :封止部材
13a :蓋側封止部 13b :底側封止部
13c :係止部材 14 :補強封止部材
14a :蓋側補強部材 14b :底側補強部材
15 :ID表示部 15a :印刷部
15b :印刷部 16 :固定部
16a :固定孔 16b :固定ピン
17 :主制御基板

Claims (2)

  1. 透明な樹脂で構成された蓋部材及び底部材により構成される収納ケースにおいて、
    該収納ケースに付与されたIDを分割又は該IDをコード化して分割することで生成されるID分割情報を前記蓋部材及び底部材が重なる重合部に各々記し、
    前記蓋部材及び底部材を組み合わせた際に前記重合部を確認することにより、前記蓋部材及び底部材が適切な組み合わせであるか否かを識別可能とし、
    前記ID分割情報は、前記蓋部材及び底部材を組み合わせた際に対向する面にそれぞれ記し、
    前記ID分割情報は、バーコード又は二次元コードの状態で記されたことを特徴とする収納ケース。
  2. 透明な樹脂で構成された蓋部材及び底部材により構成される収納ケースにおいて、
    該収納ケースに付与されたIDを分割又は該IDをコード化して分割することで生成されるID分割情報を前記蓋部材及び底部材が重なる重合部に各々記し、
    前記蓋部材及び底部材を組み合わせた際に前記重合部を確認することにより、前記蓋部材及び底部材が適切な組み合わせであるか否かを識別可能とし、
    前記ID分割情報は、前記蓋部材及び底部材を組み合わせた際に対向する面にそれぞれ記し、
    前記蓋部材及び底部材を正確に組み合わせるために、前記蓋部材及び底部材に各々目印を設けたことを特徴とする収納ケース。
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