JP2012229712A - ハニカムサンドイッチパネルの端面に装着する取付具及びその接着方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明によるハニカムサンドイッチパネルの端面に装着する取付具及びその接着方法によれば、大きなボイドにより接着強度を低下させる恐れを低減させる技術を提供する。
【解決手段】ハニカムサンドイッチパネルの表面、側面、及び裏面の3つの面のそれぞれ少なくとも一部に架かるように装着される取付具であって、取付具は、上記側面から上記ハニカムサンドイッチパネルの表面形状及び裏面形状に沿った形状で上記表面及び上記裏面に延び、各々接着剤注入用孔と位置決めピン用孔が設けられた対向する一対の延出部と、上記側面を横架して上記一対の延出部と一体に形成されて連結する中間部とを備え、上記一対の延出部のそれぞれに設けられた上記接着剤注入用孔から上記位置決めピン用孔の方への略延長線上に他の接着剤注入用孔を設けている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ハニカムサンドイッチパネルの端面に装着する取付具に関し、特に、ハニカムサンドイッチパネルの表面板の表裏と側面の一部に取付具を装着させ、接着剤を注入することでハニカムサンドイッチパネルに取付具を接着固定する方法に関する。
従来、ハニカムサンドイッチパネルの端面に装着するコの字形状の取付具及びハニカムサンドイッチパネルに取付具を接着する方法としては、取付具又はハニカムサンドイッチパネルに接着剤を塗ってから両部材を組み合わせてから位置決めピンで位置決めするものがある(特許文献1参照)。
また、構造パネルに接着される取付け部品において、穴が設けられた取付け部品から接着剤を注入してパネルに接着する装置がある。この装置では、あらかじめ構造パネルに施されたマーキングによって、ブレードを構造パネル上に位置決めするための穴が設けられている(特許文献2参照)。
特許文献2は、接着剤を注入するために取付け部品に設けられた穴が一箇所だけである点と、構造パネルと取付け部品の位置決めをするための位置決めピンや貫通孔が開示されていない点で本発明の技術と相違する。
特開平01−145125号公報 特開2009−186004号公報
しかしながら、特許文献1に示される接着剤を塗ってからコの字形状の取付具をハニカムサンドイッチパネルの端面に組み合わせる工法は、取付具を嵌め込んで組み合わせる際に接着剤を削ぎ落して大きなボイドを生じさせる恐れがあり、接着強度の低下が問題となる。削ぎ落とし防止として接着厚さ調整用のスペーサを入れる方法もあるが、ハニカムサンドイッチ、取付具、及びスペーサの厚さにはバラツキがあり十分とは言えなかった。
一方、引用文献2に記載のような取付具に予め設けた一箇所の接着剤注入用孔から接着剤を注入する際に、位置決めピンを併用する場合には一箇所の接着剤注入用孔から注入した接着剤が位置決めピンの裏側に回らず大きなボイドを生じ接着強度を低下させる恐れがあった。位置決めピンを使用しないで位置決めする方法もあるが、ハニカムサンドイッチパネルと取付具の間の位置出しをするための冶具が必要となり、大がかりで生産性が悪くなってしまう。
以上の点に鑑み、本発明の実施形態は、ハニカムサンドイッチパネルに安定的に固定・接着できる取付具を提供することを目的とする。
本発明の目的の一つは、ハニカムサンドイッチパネルの表面、側面、及び裏面の3つの面のそれぞれ少なくとも一部に架かるように装着される取付具であって、上記側面から上記ハニカムサンドイッチパネルの表面形状及び裏面形状に沿った形状で上記表面及び上記裏面に延び、各々接着剤注入用孔と位置決めピン用孔が設けられた対向する一対の延出部と、上記側面を横架して上記一対の延出部と一体に形成されて連結する中間部とを備え、上記一対の延出部のそれぞれに設けられた上記接着剤注入用孔から上記位置決めピン用孔の方への略延長線上に他の接着剤注入用孔を設けたことを特徴とする取付具によって達成することができる。
また、本発明の別の態様は、ハニカムサンドイッチパネルの表面、側面、及び裏面の3つの面のそれぞれ少なくとも一部に架かるように装着される取付具であって、上記側面から上記ハニカムサンドイッチパネルの表面形状及び裏面形状に沿った形状で上記表面及び上記裏面に延び、各々接着剤注入用孔と位置決めピン用孔が設けられた対向する一対の延出部と、上記側面を横架して上記一対の延出部と一体に形成されて連結する中間部とを備え、上記一対の延出部に各々3箇所以上設けられた接着剤注入用孔のうち、各々2箇所以上については位置決めピン用孔よりも上記中間部の側面と連続する上記延出部の側面に近い位置に設けられ、各々1箇所以上については位置決めピン用孔よりも上記中間部の側面と連続する上記延出部の側面から遠い位置に設けられることを特徴とする取付具に関する。
さらに、本発明の別の態様は、ハニカムサンドイッチパネルの表面、側面、及び裏面の3つの面のそれぞれ少なくとも一部に架かるように装着される取付具であって、上記側面から上記ハニカムサンドイッチパネルの表面形状及び裏面形状に沿った形状で上記表面及び上記裏面に延び、各々接着剤注入用孔と位置決めピン用孔が設けられた対向する一対の延出部と、上記側面を横架して上記一対の延出部と一体に形成されて連結する中間部とを備え、上記延出部のそれぞれに設けられた3箇所以上の上記接着剤注入用孔間の少なくとも2箇所に位置決めピン用孔を設けたことを特徴とする取付具に関する。
また、本発明の別の態様は、ハニカムサンドイッチパネルの表面、側面、及び裏面の3つの面のそれぞれ少なくとも一部に架かるように装着された取付具を当該ハニカムサンドイッチパネルの表裏の表面板上に接着する方法であって、コの字形状の上記取付具の対向する一対の延出部に設けられた位置決めピン用孔と上記ハニカムサンドイッチパネルに設けられた貫通孔に位置決めピンを挿入して上記取付具と上記ハニカムサンドイッチパネルを固定し、上記一対の延出部に設けられた接着剤注入用孔と該接着剤注入用孔から上記位置決めピン用孔の方への略延長線上に設けられた他の接着剤注入用孔とから接着剤を注入して上記ハニカムサンドイッチパネルの表裏の表面板に上記取付具を接着する接着方法を要旨とするものである。
また、本発明の別の態様は、ハニカムサンドイッチパネルの表面、側面、及び裏面の3つの面のそれぞれ少なくとも一部に架かるように装着された取付具を当該ハニカムサンドイッチパネルの表裏の表面板上に接着する方法であって、コの字形状の上記取付具の対向する一対の延出部に設けられた位置決めピン用孔と上記ハニカムサンドイッチパネルに設けられた貫通孔に位置決めピンを挿入して上記取付具と上記ハニカムサンドイッチパネルを固定し、上記一対の延出部の位置決めピン用孔よりも上記中間部の側面と連続する延出部の側面に近い位置に設けられた各々2箇所以上の接着剤注入用孔と、位置決めピン用孔よりも上記取付具の中間部の側面と連続する延出部の側面から遠い位置に設けられた各々1箇所以上の接着剤注入用孔とから接着剤を注入して上記ハニカムサンドイッチパネルの表裏の表面板に上記取付具を接着する接着方法を要旨とするものである。
また、本発明の別の態様によれば、ハニカムサンドイッチパネルの表面、側面、及び裏面の3つの面のそれぞれ少なくとも一部に架かるように装着された取付具を当該ハニカムサンドイッチパネルの表裏の表面板上に接着する方法であって、コの字形状の取付具の対向する一対の延出部に設けられた位置決めピン用孔とハニカムサンドイッチパネルに設けられた貫通孔に位置決めピンを挿入して上記取付具と上記ハニカムサンドイッチパネルを固定し、上記延出部のそれぞれに設けられた3箇所以上の上記接着剤注入用孔間の内の少なくとも2箇所に位置決めピン用孔を設けた上記延出部の各接着剤注入用孔から接着剤を注入して上記ハニカムサンドイッチパネルの表裏の表面板に上記取付具を接着する接着方法を要旨とするものである。
本発明によるハニカムサンドイッチパネルの端面に装着する取付具及びその接着方法によれば、大きなボイドの発生を防止し、接着強度を向上させる効果がある。
本発明の更なる利点及び実施形態を、記述と図面を用いて下記に詳細に説明する。
本発明の実施形態による取付具をハニカムサンドイッチに装着した概略図である。 本発明の実施形態によるハニカムサンドイッチの概観斜視図である。 本発明の実施形態による取付具の構成を説明するための概略図である。 本発明の実施形態による図1の取付具のB−B断面図を示す。 本発明の実施形態による図1の取付具のA−A断面図を示す。 本発明の実施形態による取付具を説明するための概略図である。
以下、本発明の好ましい実施形態に従う取付具について、添付図面を参照しながら詳しく説明する。但し、以下に説明する実施形態によって本発明の技術的範囲は何ら限定解釈されることはない。
(第1の実施形態)
まず、本発明の第1の実施形態によるハニカムサンドイッチパネルの端面に装着する取付具について図面を参照しつつ説明する。各図面において、X軸、Y軸およびZ軸は、互いに直交する軸であり、本実施形態では、Z軸を鉛直方向に相当する軸としている。
図1は、本発明の第1の実施形態による取付具10をハニカムサンドイッチパネル20に装着した構成を示すための概略図である。図1、2、3を参照すると、本発明の第1の実施形態1による構成は、取付具10と、ハニカムサンドイッチパネル20と、位置決めピン30とを有している。取付具10は、延出部11、中間部12、位置決めピン用孔13、接着剤注入用孔14、及びネジ穴15を備え、また、ハニカムサンドイッチパネル20は、ハニカムコア21、表面板22、及び貫通孔23を備える。
本実施形態による取付具10は、複数のハニカムサンドイッチパネル20を互いに結合して組み立てるために用いるものである。
次に、図2及び図3(a)、(b)を参照して、本発明の実施形態による取付具10及びハニカムサンドイッチパネル20の各構成要素について詳細に説明する。
図3において、延出部11は、中間部12と直交する方向(X方向)に中間部12の各端部から延出し、向かい合う一対の延出部11をなす。延出部11は、各々2箇所の位置決めピン用孔13と各々3箇所の接着剤注入用孔14を有する。各延出部11に形成された位置決めピン用孔13は、垂直方向(Z方向)に沿って同軸上に形成されている。
中間部12は、延出部11と一体的に形成され、延出部11と連結してコの字形状をなす。中間部12の中央付近には、ネジ穴15が形成されている。
図3(b)に示すように、取付具10の延出部11に形成された各位置決めピン用孔13は、Z方向に位置決めピン30を挿入できるように配置されている。
続いて、図2を参照してハニカムサンドイッチパネル20の構成について説明する。ハニカムサンドイッチパネル20は、ハニカムコア21の表裏に表面板22を備える。図2から明らかなように、ハニカムサンドイッチパネル20には、ハニカムコア21と表面板22を貫通する貫通孔23が形成されている。この貫通孔23には、取付具10を装着した状態で、位置決めピン30を挿入できる。
取付具10の説明に戻り、図4では、図1で示したハニカムサンドイッチパネル20に取付具10が装着された構成のB−B線断面図を示す。図4において、取付具10をハニカムサンドイッチパネル20に嵌め込み、延出部11に形成された位置決めピン用孔13及びハニカムサンドイッチパネル20に形成された貫通孔23に位置決めピン30を挿入して、各部材が固定されている。また、延出部11に形成された接着剤注入用孔14から接着剤が注射器などで注入されて、各部材の表面に濡れ広がり固化することで各部材が強固に固定されている。
次に、図5では、図1で示したハニカムサンドイッチパネル20に取付具10が装着された構成のA−A線断面図を示す。図5に示すように、延出部11に形成された各接着注入用孔14は延出部11の表面から他の表面まで貫通しており、この接着注入用孔14から、取付具10とハニカムサンドイッチパネル20の間の空間に接着剤を注入できる。図5から分かるように、ハニカムサンドイッチパネル20には、延出部11の接着注入用孔14と同一箇所に孔を形成されていない。
続いて、図6を参照すると、図1に示した構成において中間部12から遠い位置にある一箇所の接着剤注入用孔14からのみ接着剤を注入した際の接着状態を示す。具体的には、本発明の実施形態による取付具10がハニカムサンドイッチパネル20に装着され、次いで取付具10とハニカムサンドイッチパネル20を位置決めピン30で固定し、更に取付具10の延出部11に形成された一箇所の接着剤用孔14からのみ接着剤が注入された際の接着状態である。図6から分かるように、一箇所の接着剤注入用孔14から接着剤が注入されただけでは、位置決めピン30の裏側に大きなボイドが形成されてしまい、取付具10とハニカムサンドイッチパネル20の接着が不安定になってしまう。つまり、取付具10の各延出部11における接着剤注入用孔14が一箇所だけでは、ハニカムサンドイッチパネル20と取付具10を適切に接着させることができないことが理解できる。
上記観点から、本発明の実施形態による構成では、取付具10において接着剤注入用孔14から位置決めピン用孔13の方への略延長線上に他の接着剤注入用孔14を設けている。この構成によって、接着剤注入用孔14のそれぞれから接着剤を注入できるため、取付具10とハニカムサンドイッチパネル20の間にはボイドが発生せず部材間の接着状態を安定させることができる。
また、本実施形態の取付具10において、一対の延出部11に各々3箇所以上設けられた接着剤注入用孔14のうち、各々2箇所以上については位置決めピン用孔13よりも中間部12の側面と連続する延出部11の側面に近い位置に設け、各々1箇所以上については位置決めピン用孔13よりも中間部12の側面と連続する延出部11の側面から遠い位置に設けることにより、それぞれの接着剤注入用孔14から接着剤を注入してボイドの発生を防止できる。
また、本実施形態の取付具10において、上記延出部11のそれぞれに設けられた3箇所以上の上記接着剤注入用孔14間の少なくとも2箇所に位置決めピン用孔13を設けることにより、接着剤を注入した際には、位置決めピン30の裏側にも接着剤が行き届く。
ここで、各接着剤注入用孔14からの接着剤の注入は同一工程で実施してもよく、あるいはそれぞれの接着剤注入用孔14ごとに工程を分けて実施してもよい。また、接着剤の注入は、接着剤注入用孔14の何れから先に注入してもよい。
このように、本実施形態による構成では、挿入された位置決めピン30の裏側におけるボイドが発生するおそれのある場所に接着剤を注入できるから、取付具10とハニカムサンドイッチパネル20を安定的に接着・固定可能となる。
他の実施形態として、使用する接着剤が柔らかい等の理由によりボイドを生じにくい場合は、接着剤注入用孔14のいずれかを接着剤注入に供し、その他の接着剤注入用孔14を注入された接着剤が適切に行き渡っているか否かの目視確認用に供してもよい。
なお、上記実施形態において、取付具10とハニカムサンドイッチパネル20の間の空間に接着剤を与える方法は注入のみとしてもよく、あるいは取付具10とハニカムサンドイッチパネル20を組み合わせる前に予め延出部11の内壁及び/又は延出部11が装着されるハニカムサンドイッチパネル20の表面板22に塗布する方法と接着剤注入用孔14から接着剤を注入する方法とを併用して接着剤の削ぎ落としにより生じたボイドを注入で埋めてもよい。
図1などにおいて、延出部11のそれぞれに接着剤注入用孔14が3箇所形成されている例を示したが、本発明はこの構成に限定されるものではなく、取付具10の大きさ等により接着剤注入用孔14の数を増減しても構わない。また、位置決めピン用孔13についても、延出部11に2箇所形成されている例を示したが、例えば3箇所や4箇所、又はそれ以上であっても構わない。
また、上述の何れの実施形態においても接着厚さ調整用のスペーサを使用することができる。
なお、上述した第1及び第2の実施形態に含まれる別々の特徴を用いた取付具の接着方法も本発明の範疇に含まれる。
10 取付具
11 延長部
12 中間部
13 位置決めピン用孔
14 接着剤注入用孔
15 ネジ穴
20 ハニカムサンドイッチパネル
21 ハニカムコア
22 表面板
23 貫通孔
30 位置決めピン

Claims (9)

  1. ハニカムサンドイッチパネルの表面、側面、及び裏面の3つの面のそれぞれ少なくとも一部に架かるように装着される取付具であって、
    前記側面から前記ハニカムサンドイッチパネルの表面形状及び裏面形状に沿った形状で前記表面及び前記裏面に延び、各々接着剤注入用孔と位置決めピン用孔が設けられた対向する一対の延出部と、
    前記側面を横架して前記一対の延出部と一体に形成されて連結する中間部とを備え、
    前記一対の延出部のそれぞれに設けられた前記接着剤注入用孔から前記位置決めピン用孔の方への略延長線上に他の接着剤注入用孔を設けたことを特徴とする取付具。
  2. ハニカムサンドイッチパネルの表面、側面、及び裏面の3つの面のそれぞれ少なくとも一部に架かるように装着される取付具であって、
    前記側面から前記ハニカムサンドイッチパネルの表面形状及び裏面形状に沿った形状で前記表面及び前記裏面に延び、各々接着剤注入用孔と位置決めピン用孔が設けられた対向する一対の延出部と、
    前記側面を横架して前記一対の延出部と一体に形成されて連結する中間部とを備え、
    前記一対の延出部に各々3箇所以上設けられた接着剤注入用孔のうち、各々2箇所以上については位置決めピン用孔よりも前記中間部の側面と連続する前記延出部の側面に近い位置に設けられ、各々1箇所以上については位置決めピン用孔よりも前記中間部の側面と連続する前記延出部の側面から遠い位置に設けられることを特徴とする取付具。
  3. ハニカムサンドイッチパネルの表面、側面、及び裏面の3つの面のそれぞれ少なくとも一部に架かるように装着される取付具であって、
    前記側面から前記ハニカムサンドイッチパネルの表面形状及び裏面形状に沿った形状で前記表面及び前記裏面に延び、各々接着剤注入用孔と位置決めピン用孔が設けられた対向する一対の延出部と、
    前記側面を横架して前記一対の延出部と一体に形成されて連結する中間部とを備え、
    前記延出部のそれぞれに設けられた3箇所以上の前記接着剤注入用孔間の内の少なくとも2箇所に位置決めピン用孔を設けたことを特徴とする取付具。
  4. 前記一対の延出部と、前記中間部とはコの字形状で一体に形成されることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の取付具。
  5. 前記ハニカムサンドイッチパネルには、装着された前記取付具の延出部における前記接着剤注入用孔の位置と同一箇所に貫通孔が形成されていないことを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の取付具。
  6. ハニカムサンドイッチパネルの表面、側面、及び裏面の3つの面のそれぞれ少なくとも一部に架かるように装着された取付具を当該ハニカムサンドイッチパネルに接着する方法であって、
    コの字形状の前記取付具の対向する一対の延出部に設けられた位置決めピン用孔と前記ハニカムサンドイッチパネルに設けられた貫通孔とに位置決めピンを挿入して前記取付具と前記ハニカムサンドイッチパネルを固定し、
    前記一対の延出部に設けられた接着剤注入用孔と該接着剤注入用孔から前記位置決めピン用孔の方への略延長線上に設けられた他の接着剤注入用孔とから接着剤を注入して前記ハニカムサンドイッチパネルに前記取付具を接着する接着方法。
  7. ハニカムサンドイッチパネルの表面、側面、及び裏面の3つの面のそれぞれ少なくとも一部に架かるように装着された取付具を当該ハニカムサンドイッチパネルに接着する方法であって、
    コの字形状の前記取付具の対向する一対の延出部に設けられた位置決めピン用孔と前記ハニカムサンドイッチパネルに設けられた貫通孔とに位置決めピンを挿入して前記取付具と前記ハニカムサンドイッチパネルを固定し、
    前記一対の延出部の位置決めピン用孔よりも前記取付具の中間部の側面と連続する延出部の側面に近い位置に設けられた各々2箇所以上の接着剤注入用孔と、位置決めピン用孔よりも前記取付具の中間部の側面と連続する延出部の側面から遠い位置に設けられた各々1箇所以上の接着剤注入用孔とから接着剤を注入して前記ハニカムサンドイッチパネルに前記取付具を接着する接着方法。
  8. ハニカムサンドイッチパネルの表面、側面、及び裏面の3つの面のそれぞれ少なくとも一部に架かるように装着された取付具を当該ハニカムサンドイッチパネルに接着する方法であって、
    コの字形状の取付具の対向する一対の延出部に設けられた位置決めピン用孔とハニカムサンドイッチパネルに設けられた貫通孔とに位置決めピンを挿入して前記取付具と前記ハニカムサンドイッチパネルを固定し、
    3箇所以上の接着剤注入用孔と該接着剤注入用孔間の内の少なくとも2箇所に配置された位置決めピン用孔とを設けた前記一対の延出部の各接着剤注入用孔から接着剤を注入して前記ハニカムサンドイッチパネルに前記取付具を接着する接着方法。
  9. 前記延出部の前記接着剤注入用孔から接着剤を注入して前記ハニカムサンドイッチパネルに前記取付具を接着する前に、前記延出部の内壁及び/又は前記延出部が装着される前記ハニカムサンドイッチパネルに予め接着剤を塗布しておくことを特徴とする請求項6乃至8の何れか一項に記載の接着方法。
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