JP2012226189A - 表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】パララックスバリア基板を備えた表示装置において、良好な立体画像を表示することができるとともに、スペーサ部材による各種の弊害の発生を抑制することができる表示装置を提供する。
【解決手段】表示装置は、画像表示パネル2と、画像表示パネル2から間隔をあけて配置されたパララックスバリア基板と、画像表示パネル2の外周とパララックスバリア基板3の外周とを連結して、画像表示パネル2からパララックスバリア基板3に亘って空隙部が形成されるように、画像表示パネル2とパララックスバリア基板3とを互いに連結する連結部材4とを備える。
【選択図】図1
【解決手段】表示装置は、画像表示パネル2と、画像表示パネル2から間隔をあけて配置されたパララックスバリア基板と、画像表示パネル2の外周とパララックスバリア基板3の外周とを連結して、画像表示パネル2からパララックスバリア基板3に亘って空隙部が形成されるように、画像表示パネル2とパララックスバリア基板3とを互いに連結する連結部材4とを備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、表示装置に関し、特に、パララックスバリアを備えた表示装置に関する。
従来から特殊なめがねを使用しないで立体映像を表示する方法として、レンチキュラ方式、パララックスバリア方式、光源をスリット化する方式等の方式が知られている。その一方で、近年、パララックスバリア方式が採用された表示装置が各種提案されている。
たとえば、特開平3−119889号公報に記載された3次元画像表示装置は、バリア発生手段と、バリア発生手段から所定距離はなれて配置された画像表示手段と、バリア発生手段と画像表示手段との間に配置された透明スペーサとを備える。バリア発生手段は、透過型液晶表示素子をもちいて、パララックスバリア・ストライプを電子制御で形成する。
また、特開2004−294483号公報に記載された立体映像表示装置は、表示用液晶パネルと、液晶パララックスバリアと、表示用液晶パネルと液晶パララックスバリアとの間に配置されたガラス基板などのスペーサ部材とを含む。
スペーサ部材と表示用液晶パネルとは、接着剤によって接着されており、スペーサ部材とパララックスバリアとは、接着剤によって接着されている。
上記の3次元画像表示装置や立体映像表示装置のように、立体画像を表示する表示装置は、画像表示用パネルと、パララックスバリアとの間に、ガラス板などのスペーサ部材が配置されている。スペーサ部材と画像表示用パネルとの間と、スペーサ部材とパララックスバリアとの間は接着剤や両面テープによって接着されている。このため、表示装置の画面が大型化した場合、両面接着テープや接着剤による接着方法では強度が不足するという問題点がある。
画像表示用パネルが駆動することで画像表示用パネルが発熱すると、スペーサ部材や各部材の熱膨張によるたわみや歪みによる各部材間のギャップが不安定化となり立体効果のバラツキが発生する。
また、パネルの大型化に伴いガラス厚みを厚くする必要があるため60インチ以上の大型パネルなどに装着する場合、ガラス厚みを20mm程度にする必要があった。この場合、ガラスの厚みによりバックライトの輝度低下やガラスの屈折率による立体効果が低下する原因となっていた。またスペーサ部材の重量増加に伴う本体重量増加も問題となっていた。
本発明は、上記のような課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、パララックスバリア基板を備えた表示装置において、良好な立体画像を表示することができるとともに、スペーサ部材による各種の弊害の発生を抑制することができる表示装置を提供することである。
本発明に係る表示装置は、画像表示パネルと、画像表示パネルから間隔をあけて配置されたパララックスバリア基板と、画像パネルの外周とパララックスバリア基板の外周とを連結して、画像表示パネルからパララックスバリア基板に亘って空隙部が形成されるように、画像表示パネルとパララックスバリア基板とを互いに連結する連結部材とを備える。
好ましくは、上記画像表示パネルは、液晶モジュールと、液晶モジュールに光を照射するバックライトモジュールとを含む。上記連結部材は、バックライトモジュールを支持するように形成される。上記連結部材は、金属材料から形成される。
好ましくは、上記連結部材は、パララックスバリア基板との間に設けられ、樹脂材料から形成された緩衝部材を含む。好ましくは、上記緩衝部材を形成する樹脂材料は、軟化温度が80℃以上である。
本発明に係る表示装置によれば、良好な立体画像を表示することができるとともに、重量の軽量化などを図ることができる。
図1から図3を用いて、本実施の形態に係る画像表示装置1について説明する。
図1は、本実施の形態に係る画像表示装置1を示し、一部を断面視した側面図である。この図1に示すように、画像表示装置1は、画像表示パネル2と、画像表示パネル2から間隔をあけて配置されたパララックスバリア基板3と、画像表示パネル2およびパララックスバリア基板3を互いに間隔をあけて連結する連結部材4とを備える。
図1は、本実施の形態に係る画像表示装置1を示し、一部を断面視した側面図である。この図1に示すように、画像表示装置1は、画像表示パネル2と、画像表示パネル2から間隔をあけて配置されたパララックスバリア基板3と、画像表示パネル2およびパララックスバリア基板3を互いに間隔をあけて連結する連結部材4とを備える。
画像表示パネル2とパララックスバリア基板3との間は、空間が空けられている。換言すれば、空気層5が画像表示パネル2からパララックスバリア基板3に亘って配置されている。連結部材4は、画像表示パネル2とパララックスバリア基板3との間に空気層5が形成されるように、画像表示パネル2の外周縁部と、パララックスバリア基板3の外周縁部とを連結している。
画像表示パネル2は、液晶モジュール6と、液晶モジュール6に光を照射するバックライトモジュール7とを含む。液晶モジュール6は、板状に形成されており、液晶モジュール6の一方の主表面に画像を表示する画面8が形成されている。
図2は、画像表示装置1の一部の詳細を示す断面図である。この図2に示すように、液晶モジュール6は、複数のTFT(Thin Film Transistor)素子が形成されたTFT基板20と、TFT基板20と対向配置された対向基板21と、TFT基板20および対向基板21の間に封止された液晶層22とを含む。
TFT基板20は、板状に形成されており、TFT基板20の一方の主表面にバックライトモジュール7が配置される。TFT基板20の他方の主表面側には、対向基板21が配置されている。
TFT基板20は、ガラス基板23と、このガラス基板23上に形成された複数のTFT素子24と、TFT素子24のドレイン電極に接続された画素電極25と、ガラス基板23の背面上に配置された偏光板26とを含む。
対向基板21は板状に形成されており、対向基板21の一方の主表面がTFT基板20と対向しており、他方の主表面に画面8が形成されている。
対向基板21は、ガラス基板30と、ガラス基板30の主表面のうち、TFT基板20と対向する主表面に形成されたカラーフィルタ31と、カラーフィルタ31上に形成された共有電極32と、ガラス基板30上に配置された偏光板33とを含む。カラーフィルタ31は、複数の窓部を形成するブラックマトリックスと、窓部内に形成されたフィルタ部とを含む。
そして、画素電極25と共有電極32とにそれぞれ所定の電圧が印加されることで、液晶層22内の液晶分子の配列が制御され、画素ごとにバックライトモジュール7からの光が制御される。これにより、画面8に画像が表示される。
パララックスバリア基板3は、たとえば、パララックスバリアスリットを選択的に表示可能な液晶モジュールである。
パララックスバリア基板3は、第1基板40と、第1基板40と間隔をあけて配置された第2基板41と、第1基板40および第2基板41の間に封止された液晶層42とを含む。
第1基板40は、ガラス基板43と、ガラス基板43上に形成された複数の電極44とを含む。第2基板41は、ガラス基板45と、ガラス基板45の主表面のうち、第1基板と対向する一方の主表面に形成された複数の電極46と、ガラス基板45の主表面のうち、電極46が形成された一方の主表面と反対側に位置する他方の主表面上に形成された偏光板47とを含む。
そして、パララックスバリア基板3にパララックスバリアスリットを形成する際には、第1基板40に形成された電極44と、第2基板41に形成された電極46とに選択的に電圧を印加する。これにより、選択的に液晶層42内の液晶分子の配列を制御することができ、パララックスバリアスリットを形成することができる。
図3は、パララックスバリア基板3に表示されたパララックスバリアスリットを用いて、立体映像を表示するときのメカニズムを説明する模式図である。
図3において、パララックスバリア基板3に視差バリア9が形成され、視差バリア9には複数の透光部10が形成されている。
画像表示パネル2の画面8には、右眼用の画素と、左眼用の画素が配列するように表示される。
そして、視差バリア9によって、左眼用の画素と右眼用の画素とが左右に分離され、この分離された映像は観察者の左眼11L、右眼11Rに夫々入光する。これによって観察者は立体映像を観察することができる。図1において、連結部材4は、画像表示パネル2の外周と、パララックスバリア基板3の外周とを連結するとともに、画像表示パネル2およびパララックスバリア基板3を一体化している。
連結部材4は、画像表示パネル2の外周に固定されるとともに、パララックスバリア基板3の外周に向けて延びるように形成された枠部12と、枠部12とパララックスバリア基板3の外周との間に設けられた緩衝材13とを含む。
枠部12は、金属材料によって形成されており、たとえば、ステンレス鋼(SUS304:鉄の6大元素と、クロム・ニッケルの合金)などを採用することができる。
枠部12は、バックライトモジュール7の外周面を覆うように形成されている。なお、枠部12の形状としては上記のような形状に限られず、全体が筒状に形成されていてもよく、この場合には、枠部12の胴体部には空気層5と外部とを連通する複数のスリットを形成する。そして、バックライトモジュール7からの熱は、枠部12に放熱され、バックライトモジュール7が高温となることを抑制することができる。
特に、枠部12は金属材料によって形成されているため、枠部12の放熱効率は高く、バックライトモジュール7を良好に冷却することができる。枠部12は、画像表示パネル2の外周縁部上に装着された環状固定部14と、パララックスバリア基板3の外周縁部上に装着された環状固定部15と、環状固定部14および環状固定部15を接続するように形成された梁部16とを含む。
さらに、空気層5は、画像表示パネル2からパララックスバリア基板3に亘って形成されているため、画像表示パネル2が駆動することで画像表示パネル2が発熱したとしても、画像表示パネル2からの熱は良好に空気層5に放熱される。このように、本実施の形態に係る画像表示装置1によれば、空気層5で画像表示パネル2を空冷することができる。
さらに、枠部12は、空気層5と画像表示装置1外部とを連通するように形成されており、空気層5の温度が高くなることが抑制されている。
このように、画像表示装置1においては、画像表示装置1が高温となることを抑することができ、枠部12、画像表示パネル2およびパララックスバリア基板3の熱膨張率の差により、枠部12などが変形することを抑制することができる。この結果、画像表示パネル2およびパララックスバリア基板3の間の距離が正確に一定に保たれ、良好に立体映像を表示することができる。
緩衝材13は、樹脂材料から形成されている。この緩衝材13は、パララックスバリア基板3の外周が損傷することを抑制する。緩衝材13は、たとえば、ABS樹脂(アクリロニトリル (Acrylonitrile)、ブタジエン (Butadiene)、スチレン (Styrene)共重合合成樹脂)などから形成されている。
緩衝材13の軟化温度は、80℃以上であり、バックライトモジュール7などからの熱によって緩衝材13が軟化することが抑制されている。
さらに、本実施の形態に係る画像表示装置1においては、画像表示パネル2とパララックスバリア基板3との間にスペーサ部材が設けられておらず、画像表示装置1の軽量化が図られている。
さらに、画像表示パネル2からの光は、空気層5を通って、パララックスバリア基板3に達するため、光の屈曲を伴わず、光の利用効率の向上を図ることができる。
また、画像表示装置1は、枠部12が金属材料から形成されているため耐環境性および耐熱性を有し、緩衝材13によってガラス保持性にも優れる。このため、サイネージとして画像表示装置1を利用したとしても、画像表示パネル2とパララックスバリア基板3との距離変動がなく、長期間に亘って立体映像を表示することができる。
以上のように本発明の実施の形態について説明を行ったが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。さらに、上記数値などは、例示であり、上記数値および範囲にかぎられない。
本発明は、表示装置に適用することができ、特に、パララックスバリアを備えた表示装置に好適である。
1 画像表示装置、2 画像表示パネル、3 パララックスバリア基板、4 連結部材、5 空気層、6 液晶モジュール、7 バックライトモジュール、8 画面、9 視差バリア、10 透光部、11L 左眼、11R 右眼、12 枠部、13 緩衝材、20 基板、21 対向基板、22,42 液晶層、23,30,43,45 ガラス基板、24 素子、25 画素電極、26,33,47 偏光板、31 カラーフィルタ、32 共有電極、40 第1基板、41 第2基板、44,46 電極。
Claims (4)
- 画像表示パネルと、
前記画像表示パネルから間隔をあけて配置されたパララックスバリア基板と、
前記画像表示パネルの外周と前記パララックスバリア基板の外周とを連結して、前記画像表示パネルから前記パララックスバリア基板に亘って空隙部が形成されるように、前記画像表示パネルと前記パララックスバリア基板とを互いに連結する連結部材と、
を備えた、表示装置。 - 前記画像表示パネルは、液晶モジュールと、前記液晶モジュールに光を照射するバックライトモジュールとを含み、
前記連結部材は、前記バックライトモジュールを支持するように形成され、
前記連結部材は、金属材料から形成された、請求項1に記載の表示装置。 - 前記連結部材は、前記パララックスバリア基板との間に設けられ、樹脂材料から形成された緩衝部材を含み、請求項1または請求項2に記載の表示装置。
- 前記緩衝部材を形成する樹脂材料は、軟化温度が80℃以上である、請求項3に記載の表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011094702A JP2012226189A (ja) | 2011-04-21 | 2011-04-21 | 表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2011094702A Withdrawn JP2012226189A (ja) | 2011-04-21 | 2011-04-21 | 表示装置 |
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2011
- 2011-04-21 JP JP2011094702A patent/JP2012226189A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
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