JP2012225214A - 内燃機関 - Google Patents

内燃機関 Download PDF

Info

Publication number
JP2012225214A
JP2012225214A JP2011092061A JP2011092061A JP2012225214A JP 2012225214 A JP2012225214 A JP 2012225214A JP 2011092061 A JP2011092061 A JP 2011092061A JP 2011092061 A JP2011092061 A JP 2011092061A JP 2012225214 A JP2012225214 A JP 2012225214A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel
injection valve
liquid
injected
fuel injection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2011092061A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5532008B2 (ja
Inventor
Satoru Sasaki
覚 佐々木
Takamasa Yokota
卓政 横田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2011092061A priority Critical patent/JP5532008B2/ja
Priority to DE102012206307A priority patent/DE102012206307A1/de
Publication of JP2012225214A publication Critical patent/JP2012225214A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5532008B2 publication Critical patent/JP5532008B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M25/00Engine-pertinent apparatus for adding non-fuel substances or small quantities of secondary fuel to combustion-air, main fuel or fuel-air mixture
    • F02M25/022Adding fuel and water emulsion, water or steam
    • F02M25/025Adding water
    • F02M25/03Adding water into the cylinder or the pre-combustion chamber
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Combustion Methods Of Internal-Combustion Engines (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)

Abstract

【課題】燃料噴射弁から噴射された燃料と空気とが混合した混合気の温度を下げ、噴射された燃料の着火遅れを十分に確保することにより、PMの生成を低減する内燃機関を提供する。
【解決手段】液体噴射弁13は、燃料噴射弁12から噴射された燃料が燃焼室18に形成した燃料の噴霧60に向けて水を噴射する。燃料の噴霧60に向けて水を噴射することにより、燃料の噴霧60は噴射された水によって冷却される。そのため、燃料の燃焼によって生じた燃焼ガスの温度の上昇は抑えられる。その結果、燃料噴射期間中における着火遅れが十分に確保され、燃料噴霧60の燃焼領域から混合領域への火炎の拡大が妨げられる。
【選択図】図3

Description

本発明は、内燃機関に関する。
燃焼室へ燃料を直接噴射する内燃機関の場合、燃料噴射弁から噴射された燃料は、圧縮によって高温となった空気と触れることにより燃焼する。内燃機関の負荷が大きいとき、噴射された燃料は拡散燃焼を主として燃焼する。しかし、燃料の噴射からの時間の経過とともに燃料の燃焼によって生成した燃焼ガスの温度は上昇する。そのため、噴射された燃料は、空気との混合時間が十分に確保できないまま着火する(特許文献1参照)。その結果、噴射された燃料と空気との混合が不十分になり、スモークなどのPM(Particulate Matter)を生成する原因となる。
特許第2864896号明細書
そこで、本発明の目的は、燃料噴射弁から噴射された燃料と空気とが混合した混合気の温度を下げ、噴射された燃料の着火遅れを十分に確保することにより、PMの生成を低減する内燃機関を提供することにある。
請求項1記載の発明では、燃料噴射弁とは独立して設けられている液体噴射弁を備えている。液体噴射弁は、燃料噴射弁から噴射された燃料が燃焼室に形成した燃料噴霧に向けて非燃焼性液体を噴射する。燃料噴霧に向けて非燃焼性液体を噴射することにより、燃料噴霧は噴射された非燃焼性液体によって冷却される。そのため、燃料の燃焼によって生じた燃焼ガスの温度の上昇は抑えられる。その結果、燃料噴射弁から噴射された燃料と空気とが混合した混合気の温度は低下する。したがって、噴射された燃料の着火遅れを十分に確保することができ、PMの生成を低減することができる。
請求項2記載の発明では、液体噴射弁は、噴霧の混合領域へ向けて非燃焼性液体を噴射する。燃料は、燃料噴射弁から燃焼室へ噴霧状に噴射される。このとき、燃料噴射弁から噴射された燃料によって形成された噴霧は、液領域、混合領域および燃焼領域を含んでいる。液領域は、燃料噴射弁から噴射された燃料が液滴状となっている領域である。混合領域は、この液領域よりも燃料噴射弁から遠い位置、すなわち液領域よりも噴霧の先端側に形成される。混合領域では、気化した燃料は、空気と混合しているものの着火していない。燃焼領域は、混合領域よりもさらに燃料噴射弁から遠い位置、すなわち噴霧の先端に形成される。燃焼領域では、空気と混合した燃料が着火し、火炎を生成している。請求項2記載の発明では、液体噴射弁は、これら三つの領域に区分される燃料噴霧のうち、混合領域に非燃焼性液体を噴射する。これにより、混合領域における混合気の温度を下げるとともに、燃焼領域から混合領域への火炎の伝搬を低減する。したがって、噴射された燃料の着火遅れを十分に確保することができ、PMの生成を低減することができる。
請求項3記載の発明では、液体噴射弁は、燃料噴射弁から噴射される燃料噴霧の噴射方向に対し後方から非燃焼性液体を噴射する。燃料噴射弁から噴射される燃料は、燃料噴射弁から遠ざかる方向へ進行する燃料噴霧を形成する。そこで、液体噴射弁は、この燃料噴霧の進行方向において後方から燃料の噴射方向に向かって燃料噴霧を追いかけるように非燃焼性液体を噴射する。これにより、燃料噴射弁から噴射される燃料噴霧の形成は、液体噴射弁から噴射された非燃焼性液体によって妨げられない。したがって、燃料噴霧を安定して形成することができる。
請求項4記載の発明では、液体噴射弁は、燃料噴射弁から噴射される燃料噴霧の噴射方向に対し前方から非燃焼性液体を噴射する。燃料噴射弁から噴射される燃料は、燃料噴射弁から遠ざかる方向へ進行する燃料噴霧を形成する。そこで、液体噴射弁は、この燃料噴霧の進行方向において前方から燃料の噴射方向に対向して燃料噴霧に正面から衝突するように非燃焼性液体を噴射する。これにより、燃料噴射弁と液体噴射弁とは近接して配置する必要がない。したがって、空間が限定される燃焼室の近傍において、燃料噴射弁および液体噴射弁の配置を容易にすることができる。また、燃料噴霧の正面から非燃焼性液体を噴射することにより、非燃焼性液体を燃料噴霧の混合領域に向けて容易に噴射することができる。
請求項5記載の発明では、制御手段は、燃料噴射弁から噴射された燃料が着火した後に、液体噴射弁から非燃焼性液体の噴射を開始する。着火遅れを十分に確保するためには、燃焼領域から混合領域への火炎の拡大を低減すればよい。そのため、噴射された燃料が着火した後に非燃焼性液体を噴射することにより、火炎の生成すなわち着火性を確保しつつ生成した火炎領域の拡大が低減される。したがって、噴射された燃料の着火遅れを十分に確保することができ、PMの生成を低減することができる。
請求項6記載の発明では、制御手段は、噴射される燃料の量が増大するにしたがって、非燃焼性液体の噴射率を増大する。ここで、制御手段は、非燃焼性液体の噴射率、すなわち単位時間当たりの噴射量を増大する。噴射される燃料の量が増大する場合、燃焼温度が上昇し、燃焼領域が燃料噴射弁側へ拡大する。そのため、非燃焼性液体の噴射率を増大することにより、短時間で大量の非燃焼性液体が燃料噴霧に向けて噴射される。したがって、燃料噴射期間中において噴射された燃料の着火遅れを十分に確保することができ、PMの生成を低減することができる。
請求項7記載の発明では、非燃焼性液体は水を主成分とする。そのため、非燃焼性液体は安価にすることができる。また、水は、熱容量および気化熱が大きい。そのため、燃料噴霧に向けて噴射された水は、水蒸気へ気化することにより、燃焼室の内部の温度を低下させる。したがって、燃料の燃焼温度を低減させることができ、NOxの生成を低減することができる。さらに、噴射された水は、気化しながら燃料噴霧に混合する。そのため、水の気化によって生じた水蒸気は、周囲の空気を巻き込みながら燃料噴霧に混合する。その結果、空気を巻き込んで燃料噴霧に混合する水蒸気は、燃料噴霧に空気中の酸素を供給する。したがって、燃料の完全燃焼を促進することができ、PMの生成をより低減することができる。
第1実施形態による内燃機関の構成を示す模式図 第1実施形態による内燃機関の燃焼室の近傍の概略を示す断面図 第1実施形態による内燃機関において、燃料噴射弁および液体噴射弁の配置ならびに燃料の噴霧および水の噴霧を示す模式図であり、(A)は図2に相当する図、(B)は燃焼室をシリンダヘッド側から見た図 第1実施形態による内燃機関において、燃料噴射弁から噴射される燃料の噴霧および液体噴射弁から噴射される水の噴霧を示す模式図 第1実施形態による内燃機関の作動の流れを示す概略図 第1実施形態による内燃機関において、燃料噴射弁および液体噴射弁の噴射時期、ならびに噴射圧力を示す概略図 第2実施形態による内燃機関の図3に相当する図
以下、内燃機関の複数の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、複数の実施形態において実質的に同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
(第1実施形態)
図1および図2に第1実施形態による内燃機関を示す。第1実施形態の場合、内燃機関は、ディーゼルエンジン(以下、「エンジン」と称する。)10である。エンジン10は、内燃機関本体(以下、「エンジン本体」と称する。)11、燃料噴射弁12および液体噴射弁13を備えている。エンジン本体11は、図2に示すようにシリンダブロック14、シリンダヘッド15およびピストン16などを有している。シリンダブロック14は、筒状のシリンダ17を形成している。ピストン16は、このシリンダ17の内側を軸方向へ往復移動する。これら、シリンダブロック14の内壁と、シリンダヘッド15の端面と、ピストン16の端面とは、燃焼室18を形成している。燃料噴射弁12は、シリンダヘッド15を貫いて設けられている。これにより、燃料噴射弁12の先端は、燃焼室18に露出している。同様に、液体噴射弁13は、シリンダヘッド15を貫いて設けられている。これにより、液体噴射弁13の先端は、燃焼室18に露出している。
エンジン10は、上記に加え、図1に示すように吸気系21、排気系22、燃料供給装置23、液体供給装置24、EGR(Exhaust Gas Recirculation)装置25、過給装置26および制御手段としてのECU(Electronic Control Unit)27を備えている。吸気系21は、吸気管部材31およびスロットル32などを有している。吸気管部材31は、吸気通路33を形成している。吸気管部材31が形成する吸気通路33は、一方の端部が大気に開放され、他方の端部が燃焼室18に接続している。図2に示すように吸気通路33と燃焼室18との間は、吸気バルブ34によって開閉される。スロットル32は、吸気通路33を開閉し、吸気通路33を流れる吸気の流量を制御する。排気系22は、図1に示すように排気管部材35および排気浄化部36などを有している。排気管部材35は、排気通路37を形成している。排気管部材35が形成する排気通路37は、一方の端部が燃焼室18に接続し、他方の端部が大気に開放されている。図2に示すように排気通路37と燃焼室18との間は、排気バルブ38によって開閉される。排気浄化部36は、排気通路37に設けられ、排気通路37を流れる排気を浄化する。排気浄化部36は、例えば吸着や化学反応によって、排気に含まれるNOxやPMなどの各種の排出物を浄化する。
図1に示すように燃料供給装置23は、燃料噴射ポンプ41およびコモンレール42を有している。燃料噴射ポンプ41は、エンジン本体11によって駆動され、図示しない燃料タンクに貯えられている燃料を加圧する。本実施形態のようにディーゼルエンジンの場合、燃料は軽油である。燃料は、軽油に限らず、重油、天然ガス、バイオマス燃料、各種アルコールやエーテル類など、エンジン10に適用可能であればいずれであってもよい。燃料噴射ポンプ41で加圧された燃料は、コモンレール42へ供給される。コモンレール42は、燃料噴射ポンプ41で加圧された燃料を、圧力を維持したまま貯える。燃料噴射弁12は、コモンレール42に接続している。コモンレール42に貯えられている燃料は、燃料噴射弁12を経由して燃焼室18へ噴射される。
液体供給装置24は、液体加圧ポンプ43およびコモンレール44を有している。液体加圧ポンプ43は、エンジン本体11によって駆動され、図示しない液体タンクに貯えられている液体を加圧する。ここで、液体は、燃料とともに燃焼することのない非燃焼性液体である。本実施形態の場合、非燃焼液体は水である。非燃焼性液体は、水に限らず、水に各種のイオンや有機物などの非燃焼性の添加物を加えた水溶液であってもよい。以下、非燃焼性液体として「水」を例に説明する。液体加圧ポンプ43で加圧された水は、コモンレール44へ供給される。コモンレール44は、液体加圧ポンプ43で加圧された水を、圧力を維持したまま貯える。液体噴射弁13は、コモンレール44に接続している。コモンレール44に貯えられている水は、液体噴射弁13を経由して燃焼室18へ噴射される。
EGR装置25は、EGR管部46、EGR弁47および冷却器48を有している。EGR管部46は、EGR通路49を形成している。EGR通路49は、一方の端部が排気通路37に接続し、他方の端部が吸気通路33に接続している。EGR弁47は、EGR管部46が形成するEGR通路49を開閉する。これにより、EGR弁47がEGR通路49を開放しているとき、排気通路37を流れる排気の一部は吸気通路33へ戻される。冷却器48は、排気通路37から吸気通路33へ戻される排気を冷却する。
過給装置26は、タービン51、コンプレッサ52およびインタークーラ53を有している。タービン51は排気通路37に設けられ、コンプレッサ52は吸気通路33に設けられている。タービン51とコンプレッサ52とは、図示しないシャフトによって接続されている。タービン51は、排気通路37を流れる排気によって回転駆動される。タービン51の回転力は、図示しないシャフトを経由してコンプレッサ52に伝達され、コンプレッサ52を回転駆動する。吸気通路33に設けられているコンプレッサ52は、回転することにより吸気通路33を流れる空気を加圧する。これにより過給装置26は、燃焼室18へ供給する空気を過給する。インタークーラ53は、吸気通路33を経由して燃焼室18へ供給される空気を冷却する。
ECU27は、図示しないCPU、ROMおよびRAMを有するマイクロコンピュータで構成されている。ECU27は、燃料噴射弁12の開閉および液体噴射弁13の開閉をはじめとして、エンジン10の全体を制御する。ECU27は、ROMに記憶されているコンピュータプログラムにしたがって燃料噴射弁12および液体噴射弁13の駆動を制御する。ECU27は、特許請求の範囲の制御手段に相当する。また、ECU27は、スロットル32およびEGR弁47の駆動を制御する。
ECU27は、ROMに記憶されているコンピュータプログラムにしたがって、燃料噴射弁12から噴射する燃料の量および燃料の噴射時期を設定する。具体的には、ECU27は、アクセル開度センサ55や回転数センサ56からエンジン10の負荷を取得する。そして、ECU27は、取得したエンジン10の負荷に基づいて、燃料噴射弁12から噴射する燃料の量および燃料の噴射時期を設定する。あわせて、ECU27は、設定した燃料噴射弁12からの燃料の噴射量および燃料の噴射時期に基づいて、液体噴射弁13から噴射する水の噴射量および水の噴射時期についても設定する。ここで、アクセル開度センサ55はアクセルペダルの開度を検出するセンサであり、回転数センサ56はエンジン本体11の回転数を検出するセンサである。
ECU27は、図示しない水温センサや吸気温度センサなどに接続している。ECU27は、図示しない水温センサで検出したエンジン本体11の冷却水温や吸気温度センサで検出した吸気温度などに基づいて燃料の噴射量を補正する。ECU27は、さらに圧力センサ57および圧力センサ58にも接続している。ECU27は、圧力センサ57からコモンレール42における燃料の圧力を取得し、圧力センサ58からコモンレール44における水の圧力を取得する。ECU27は、圧力センサ57から取得した燃料の圧力に基づいて、燃料噴射ポンプ41からコモンレール42へ供給する燃料の流量を調整する。同様に、ECU27は、圧力センサ58から取得した水の圧力に基づいて、液体加圧ポンプ43からコモンレール44へ供給する水の流量を調整する。
次に、上記の構成による燃料噴射弁12および液体噴射弁13について説明する。
燃料噴射弁12は燃焼室18側の端部に燃料を噴射する図示しない噴孔を有しており、液体噴射弁13は燃焼室18側の端部に水を噴射する図示しない噴孔を有している。コモンレール42から供給された燃料は、燃料噴射弁12の噴孔から燃焼室18に向けて直接噴射される。同様に、コモンレール44から供給された水は、液体噴射弁13の噴孔から燃焼室18に向けて噴射される。燃料噴射弁12および液体噴射弁13は、いずれも図示しない電磁弁を有している。燃料噴射弁12および液体噴射弁13は、ECU27から各電磁弁へ出力された電気信号に基づいて燃料または水の噴射を断続する。燃料噴射弁12および液体噴射弁13は、電磁弁の駆動によって直接的に図示しないニードルを駆動して燃料または水の噴射を断続してもよく、例えば図示しないニードルを閉弁方向へ押し付ける背圧を電磁弁で制御することによって間接的に燃料または水の噴射を断続してもよい。さらに、燃料噴射弁12および液体噴射弁13は、電磁弁に代えて圧電素子によって駆動する構成としてもよい。
第1実施形態の場合、燃料噴射弁12は、図1および図3に示すように燃焼室18の径方向において中心、すなわちピストン16およびシリンダ17の中心軸上に設けられている。燃料噴射弁12は、燃料を放射状に噴射する。これにより、燃料は、燃料噴射弁12から燃焼室18の径方向外側へ向けて周方向へ複数の噴霧60を形成する。一方、液体噴射弁13は、燃料噴射弁12と隣り合う位置に設けられている。具体的には、液体噴射弁13は、燃料噴射弁12に対し燃焼室18の径方向外側の近い位置に設けられている。水は、この液体噴射弁13から放射状に噴射される。これにより、液体噴射弁13の水は、燃料噴射弁12から噴射される燃料の進行方向において後方から燃料の噴霧60を追いかけるように噴射される。
燃料噴射弁12の噴孔から噴射された燃料は、図4に示すように噴霧60を形成する。噴霧60は、液領域61、混合領域62および燃焼領域63の三つの領域に区分される。液領域61は、燃料噴射弁12に最も近い位置に形成され、噴孔から噴射された燃料が気化することなく液体の滴状である領域である。混合領域62は、液領域61と燃焼領域63との間に形成され、噴孔から噴射された燃料が気化しているものの、着火していない領域である。燃焼領域63は、燃料噴射弁12から最も遠い位置に形成され、噴孔から噴射された燃料が気化して着火している領域である。燃料噴射弁12から燃料を噴射すると、液滴状の燃料が気化した後、空気と十分に混合された燃焼領域63において火炎を生じる。燃料は、燃料噴射弁12から高圧で燃焼室18へ噴射される。そのため、噴孔から噴射された燃料は、液領域61および混合領域62を経て燃焼領域63へ到達する。これにより、燃料は、燃焼領域63において燃焼する。このように、燃料噴射弁12から噴射された燃料が安定して燃焼しているとき、燃焼領域63から混合領域62への火炎の領域の拡大がほとんど生じない。
一方、例えばエンジン10が高負荷状態にあるときのように燃料の噴射量が多く燃焼温度が高いとき、混合領域62において着火する傾向にある。これは、高負荷状態のとき、燃焼領域63の温度が上昇するためにその手前にある混合気の着火遅れが短くなるために混合領域に火炎が拡大していくからである。このように、高負荷状態のように燃料の燃焼が継続するとき、着火遅れを十分に確保することは難しい。着火遅れが十分に確保されないと、上述のように燃焼領域63で生じた火炎は混合領域62または液領域61へ拡大する。その結果、燃料と空気との混合が不十分となり、この混合が不十分な状態はPMの発生原因となる。
第1実施形態では、液体噴射弁13は、この燃料噴射弁12が形成した噴霧60の混合領域62に向けて水を噴射する。液体噴射弁13から噴射された水は、燃料と同様に噴霧70を形成する。この噴霧は、水が液滴状の液領域71、および水が水蒸気へ気化した気化領域72を形成する。液体噴射弁13から燃料の噴霧60の混合領域62へ向けて燃料を噴射することにより、水蒸気となった水は燃料の噴霧60の混合領域62において燃料の噴霧に混合する。すなわち、液体噴射弁13から噴射された水は、高温の燃焼室18において速やかに水蒸気へ気化する。そして、水の噴霧70は、水蒸気となった気化領域72が燃料の噴霧60の混合領域62に混合する。水の気化によって生じた水蒸気は、自身の気化熱によって燃料の噴霧よりも温度が低い。そのため、混合領域62で燃料の噴霧に混合した水蒸気は、混合領域62における燃料の噴霧を冷却する。その結果、燃焼領域63で生じた火炎は、温度が低下した混合領域62へ伝搬しにくくなる。これにより、火炎の伝搬速度すなわち燃料の燃焼速度は低下し、燃料の噴霧60は着火遅れが十分に確保される。すなわち、燃焼室18の温度が高いときでも、燃料の噴霧60と空気との混合時間は、十分に確保することができる。また、液体噴射弁13から噴射された水は、水蒸気へ気化することにより、気化した水蒸気が周囲の空気を巻き込んだ状態で燃料の噴霧60の混合領域62へ到達する。これにより、燃料の噴霧60は、水蒸気とともに空気とも混合する。そのため、燃料の空気との混合はより促進される。
次に、上記の構成によるエンジン10の作動の流れについて図5に基づいて説明する。
エンジン10は、運転期間中において基本的な制御ルーチンを実行している。ECU27は、この基本的な制御ルーチンにおいて予め設定された時期に、燃料および水の噴射についての噴射制御ルーチンへ移行する。ECU27は、噴射制御ルーチンへ移行すると、アクセルペダルの開度およびエンジン本体11の回転数を取得する(S101)。具体的には、ECU27は、アクセル開度センサ55から図示しないアクセルペダルの開度を取得するとともに、回転数センサ56からエンジン本体11の回転数を取得する。ECU27は、アクセルの開度およびエンジン本体11の回転数を取得すると、燃料の噴射量、噴射時期および噴射圧力を設定する(S102)。ECU27は、例えば予め設定されROMに記憶されているマップなどを参照して、検出したアクセルの開度およびエンジン本体11の回転数に基づく燃料の噴射量、噴射時期および噴射圧力を設定する。さらに、ECU27は、取得したアクセルの開度およびエンジン本体11の回転数から、水の噴射量、噴射時期および噴射圧力を設定する(S103)。この場合も、ECU27は、例えば予め設定されROMに記憶されているマップなどを参照して、検出したアクセルの開度およびエンジン本体11の回転数に基づく水の噴射量、噴射時期および噴射圧力を設定する。
ECU27は、S102およびS103において、燃料および水の噴射量、噴射時期および噴射圧力を設定すると、基本的な制御ルーチンにリターンする。ECU27は、基本的な制御ルーチンにおいて燃料の噴射を制御する時期になると、S102で設定した燃料の噴射量および噴射時期に基づいて燃料噴射弁12を駆動する。同様に、ECU27は、基本的な制御ルーチンにおいて水の噴射を制御する時期になると、S103で設定した水の噴射量および噴射時期に基づいて液体噴射弁13を駆動する。さらに、ECU27は、基本的な制御ルーチンにおいてコモンレール42への燃料供給量を制御する時期になると、S102で設定した燃料の噴射圧力に基づいて燃料噴射ポンプ41を制御する。同様に、ECU27は、基本的な制御ルーチンにおいてコモンレール44への水供給量を制御する時期になると、S103で設定した水の噴射圧力に基づいて液体加圧ポンプ43を制御する。
S102およびS103においてECU27は、燃料および水の噴射時期について図6に示すように設定する。ECU27は、水の噴射に先立って燃料を噴射する。すなわち、ECU27は、まず燃料噴射弁12を駆動して燃料の噴射を開始した後、所定の期間が経過した後に液体噴射弁13を駆動して水を噴射する。これは、液体噴射弁13から噴射された水は、燃料噴射弁12の燃料の噴霧60の混合領域62へ噴射されるからである。すなわち、燃料噴射弁12から噴射した燃料が図4に示すような噴霧60を形成した後、液体噴射弁13はこの噴霧60の混合領域62へ向けて水を噴射する。そのため、燃料噴射弁12による燃料の噴射開始から液体噴射弁13による水の噴射開始までの時間差は、燃料の噴霧60が形成されるまでの時間差に相当する。この燃料の噴射開始から水の噴射開始までの時間差は、エンジン10の負荷によって決定する。すなわち、燃料の噴射量が多く燃料の燃焼温度が高くなりやすい高負荷状態になるほど、燃料の噴射開始から水の噴射開始までの時間差は短くなる。そして、ECU27は、燃料噴射弁12からの燃料の噴射が終了しても、所定の時間、液体噴射弁13からの水の噴射を継続する。これは、燃料の噴射が完了しても、燃焼室18における燃料の燃焼は継続しているからである。すなわち、ECU27は、燃焼室18において燃料の燃焼が継続している間、液体噴射弁13からの水の噴射を継続する。
また、ECU27は、図6に示すように液体噴射弁13から噴射する水の噴射圧力を、燃料噴射弁12から噴射する燃料の噴射圧力よりも高く設定している。これは、燃料噴射弁12から噴射された燃料に水から生じた水蒸気を混合させるためには、燃料の噴霧60よりも高い圧力を付与する必要があるからである。水の圧力を燃料の圧力よりも高くすることにより、液体噴射弁13から噴射された水は燃料の噴霧60に容易に混合される。また、第1実施形態の場合、図3に示すように液体噴射弁13は燃料噴射弁12が形成した噴霧60の進行方向後方側から水を噴射する。そのため、液体噴射弁13から噴射する水の圧力を高めることにより、液体噴射弁13から噴射される水は進行速度が大きくなる。その結果、燃料の噴霧60の後方から水を噴射する場合でも、水は燃料の噴霧60に容易に追いつき、燃料の噴霧60に混合される。
さらに、ECU27は、液体噴射弁13から噴射する水の噴射率、すなわち単位時間当たりの噴射量を、燃料噴射弁12から噴射する燃料の噴射率よりも大きく設定している。特に、エンジン10の負荷状態が大きくなるほど、ECU27は液体噴射弁13から噴射する水の噴射率を増大する。エンジン10の負荷状態が大きくなるほど、燃料噴射弁12から噴射される燃料の量は増大する。そのため、燃焼室18における燃料の燃焼温度は上昇し、火炎の伝搬速度も増大する。そこで、ECU27は、水の噴射率を増大することにより、短時間で大量の水を燃料の噴霧60に向けて噴射する。
以上説明した第1実施形態では、エンジン10は燃料噴射弁12とは独立して設けられている液体噴射弁13を備えている。液体噴射弁13は、燃料噴射弁12から噴射された燃料が燃焼室18に形成した燃料の噴霧60に向けて水を噴射する。燃料の噴霧60に向けて水を噴射することにより、燃料の噴霧60は噴射された水によって冷却される。そのため、燃料の燃焼によって生じた燃焼ガスの温度の上昇は抑えられる。その結果、燃料噴射弁12から噴射された燃料と空気とが混合した混合気の温度は低下し、混合領域62への火炎の領域の拡大が妨げられる。したがって、噴射された燃料の着火遅れを十分に確保することができ、PMの生成を低減することができる。
また、第1実施形態では、液体噴射弁13は、噴霧60の混合領域62へ向けて水を噴射する。これにより、混合領域62における混合気の温度を下げるとともに、燃焼領域63から混合領域62への火炎の領域の拡大を低減する。したがって、噴射された燃料の着火遅れを十分に確保することができ、PMの生成を低減することができる。
第1実施形態では、液体噴射弁13は、燃料噴射弁12から噴射される燃料の噴霧60の噴射方向に対し、噴霧60の進行方向の後方から水を噴射する。すなわち、液体噴射弁13は、燃料の噴霧60の進行方向において後方から燃料の噴射方向に沿って噴霧60を追いかけるように水を噴射する。これにより、燃料噴射弁12から噴射される燃料の噴霧60は、液体噴射弁13から噴射された水によって進行が妨げられない。したがって、噴霧60の貫徹力を維持することができ、燃料の噴霧60を安定して形成することができる。
第1実施形態では、ECU27は、燃料噴射弁12から噴射された燃料が着火した後に、液体噴射弁13から水の噴射を開始する。着火遅れを十分に確保するためには、燃焼領域63から混合領域62への火炎の伝搬を低減すればよい。そのため、噴射された燃料が着火した後に水を噴射することにより、火炎の生成すなわち着火性を確保しつつ生成した火炎の伝搬が低減される。したがって、噴射された燃料の着火遅れを十分に確保することができ、PMの生成を低減することができる。
第1実施形態では、ECU27は、噴射される燃料の量が増大するにしたがって、水の噴射率を増大する。ここで、ECU27は、水の噴射率、すなわち単位時間当たりの噴射量を増大する。噴射される燃料の量が増大する場合、燃焼温度が上昇し、火炎の領域が拡大する。そのため、水の噴射率を増大することにより、短時間で大量の水が燃料の噴霧60に向けて噴射される。したがって、噴射された燃料の着火遅れを十分に確保することができ、PMの生成を低減することができる。
第1実施形態では、非燃焼性液体として水を主成分としている。そのため、非燃焼性液体は安価である。また、水は、熱容量および気化熱が大きい。そのため、燃料の噴霧60に向けて噴射された水は、水蒸気へ気化することにより、燃焼室18の内部の温度を低下させる。したがって、燃料の燃焼温度を低減させることができ、NOxの生成を低減することができる。さらに、噴射された水は、気化しながら燃料の噴霧60に混合する。そのため、水の気化によって生じた水蒸気は、周囲の空気を巻き込みながら燃料の噴霧60に混合する。その結果、空気の噴霧70は、燃料の噴霧60に空気中の酸素を供給する。したがって、燃料の完全燃焼を促進することができ、PMの生成をより低減することができる。
(第2実施形態)
第2実施形態によるエンジンについて説明する。
図7は、第2実施形態によるエンジン10において燃料噴射弁12および液体噴射弁13の配置を模式的に示した図である。第2実施形態の場合、燃料噴射弁12と液体噴射弁13とは、燃焼室18の径方向において互いに反対の端部側に配置されている。すなわち、燃料噴射弁12と液体噴射弁13とは、燃焼室18の径方向において中心を挟んで対称な位置に配置されている。この場合、燃焼室18の径方向において一方の端部側に配置されている燃料噴射弁12は、径方向の他方の端部側に配置されている液体噴射弁13側へ燃料を噴射する。これに対し、燃焼室18の径方向において他方の端部側に配置されている液体噴射弁13は、燃料噴射弁12側へ水を噴射する。これにより、液体噴射弁13の水は、燃料噴射弁12から噴射される燃料の進行方向において前方から燃料の噴霧60を向かい打つように噴射される。つまり、水の噴霧70は、燃料の噴霧60の進行方向前方から衝突する。第2実施形態の場合も、第1実施形態と同様に水は、燃料噴射弁12から噴射された燃料の噴霧60の混合領域62に向けて噴射される。
第2実施形態では、液体噴射弁13は、燃料噴射弁12から噴射される燃料の噴霧60の噴射方向に対し前方から水を噴射する。すなわち、液体噴射弁13は、燃料噴射弁12から噴射される燃料の噴霧60の進行方向において前方から燃料の噴射方向に対向して燃料の噴霧60に正面から衝突するように水を噴射する。これにより、燃料噴射弁12と液体噴射弁13とは近接して配置する必要がない。したがって、空間が限定される燃焼室18の近傍において、燃料噴射弁12および液体噴射弁13の配置を容易にすることができる。また、燃料の噴霧60の正面から水を噴射することにより、水の噴射位置が定めやすくなり、水を燃料の噴霧60の混合領域62に向けて容易に噴射することができる。
(その他の実施形態)
以上説明した本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用可能である。
例えば上記の複数の実施形態では、内燃機関としてディーゼルエンジンを例に説明した。しかし、内燃機関は、ディーゼルエンジンに限らず、直噴式のガソリンエンジンなどであってもよい。
図面中、10はエンジン(内燃機関)、11はエンジン本体(内燃機関本体)、12は燃料噴射弁、13は液体噴射弁、18は燃焼室、27はECU(制御手段)を示す。

Claims (7)

  1. 燃焼室を形成する内燃機関本体と、
    前記燃焼室に燃料を噴射する燃料噴射弁と、
    前記燃料噴射弁とは独立して設けられ、前記燃料噴射弁から前記燃焼室へ噴射した燃料によって前記燃焼室に形成された燃料噴霧へ向けて非燃焼性液体を噴射する液体噴射弁と、
    を備える内燃機関。
  2. 前記液体噴射弁は、前記燃焼室に形成され前記燃料噴射弁から噴射された燃料が液体の液領域、前記液領域よりも前記燃料噴射弁から遠い位置において燃料が気化しつつ着火していない混合領域、および前記混合領域よりも前記燃料噴射弁から遠い位置で燃料が着火している燃焼領域を含む噴霧のうち、前記混合領域へ向けて前記非燃焼性液体を噴射する請求項1記載の内燃機関。
  3. 前記液体噴射弁は、前記燃料噴射弁から噴射される燃料の噴射方向に対し、燃料の噴霧の前記燃料噴射弁に近い後方から燃料の噴射方向に向かって前記非燃焼性液体を噴射する請求項1または2記載の内燃機関。
  4. 前記液体噴射弁は、前記燃料噴射弁から噴射される燃料の噴射方向に対し、燃料の噴霧の前記燃料噴射弁から遠い前方から燃料の噴射方向に対向して前記非燃焼性液体を噴射する請求項1または2記載の内燃機関。
  5. 前記燃料噴射弁からの燃料の噴射時期、および前記液体噴射弁からの非燃焼性液体の噴射時期を制御する制御手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記燃料噴射弁から噴射された燃料が着火した後に、前記液体噴射弁から前記非燃焼性液体の噴射を開始する請求項1から4のいずれか一項記載の内燃機関。
  6. 前記制御手段は、前記燃料噴射弁から噴射される燃料の量が増大するにしたがって、前記液体噴射弁から噴射される非燃焼性液体の噴射率を増大する請求項5記載の内燃機関。
  7. 前記非燃焼性液体は、水を主成分とする請求項1から6のいずれか一項記載の内燃機関。
JP2011092061A 2011-04-18 2011-04-18 内燃機関 Expired - Fee Related JP5532008B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011092061A JP5532008B2 (ja) 2011-04-18 2011-04-18 内燃機関
DE102012206307A DE102012206307A1 (de) 2011-04-18 2012-04-17 Brennkraftmaschinenbaugruppe

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011092061A JP5532008B2 (ja) 2011-04-18 2011-04-18 内燃機関

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012225214A true JP2012225214A (ja) 2012-11-15
JP5532008B2 JP5532008B2 (ja) 2014-06-25

Family

ID=46935797

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011092061A Expired - Fee Related JP5532008B2 (ja) 2011-04-18 2011-04-18 内燃機関

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5532008B2 (ja)
DE (1) DE102012206307A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018518625A (ja) * 2015-05-07 2018-07-12 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツングRobert Bosch Gmbh 内燃機関のウォータインジェクション装置および当該ウォータインジェクション装置を運転する方法
JP2019127943A (ja) * 2018-01-26 2019-08-01 ドクター エンジニール ハー ツェー エフ ポルシェ アクチエンゲゼルシャフトDr. Ing. h.c. F. Porsche Aktiengesellschaft 水噴射のための方法およびデバイス
JP2019148234A (ja) * 2018-02-27 2019-09-05 マツダ株式会社 予混合圧縮着火式エンジンの制御装置

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102017113519A1 (de) 2016-07-19 2017-08-03 FEV Europe GmbH Hubkolbenmotor und Verfahren zum Betreiben eines solchen
FR3087499A1 (fr) * 2018-10-22 2020-04-24 Psa Automobiles Sa Dispositif d’injection d’eau dans l’admission d’air de moteurs a combustion interne et architecture de moteur comprenant ledit dispositif

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5985471A (ja) * 1982-11-09 1984-05-17 Mitsubishi Heavy Ind Ltd デイ−ゼル機関の燃焼装置
JPH0625530U (ja) * 1992-08-31 1994-04-08 日産ディーゼル工業株式会社 ディーゼルエンジン
JPH07229425A (ja) * 1994-02-21 1995-08-29 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 水噴射式ディーゼル機関
JPH10252572A (ja) * 1997-03-14 1998-09-22 Mitsubishi Motors Corp 水噴射量制御装置
JP2002155810A (ja) * 2000-11-24 2002-05-31 Mutsuo Nozawa 内燃機関

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5985471A (ja) * 1982-11-09 1984-05-17 Mitsubishi Heavy Ind Ltd デイ−ゼル機関の燃焼装置
JPH0625530U (ja) * 1992-08-31 1994-04-08 日産ディーゼル工業株式会社 ディーゼルエンジン
JPH07229425A (ja) * 1994-02-21 1995-08-29 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 水噴射式ディーゼル機関
JPH10252572A (ja) * 1997-03-14 1998-09-22 Mitsubishi Motors Corp 水噴射量制御装置
JP2002155810A (ja) * 2000-11-24 2002-05-31 Mutsuo Nozawa 内燃機関

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018518625A (ja) * 2015-05-07 2018-07-12 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツングRobert Bosch Gmbh 内燃機関のウォータインジェクション装置および当該ウォータインジェクション装置を運転する方法
US10378435B2 (en) 2015-05-07 2019-08-13 Robert Bosch Gmbh Water injection device of an internal combustion engine, and method for operating a water injection device of said type
JP2019127943A (ja) * 2018-01-26 2019-08-01 ドクター エンジニール ハー ツェー エフ ポルシェ アクチエンゲゼルシャフトDr. Ing. h.c. F. Porsche Aktiengesellschaft 水噴射のための方法およびデバイス
CN110080897A (zh) * 2018-01-26 2019-08-02 保时捷股份公司 用于注水的方法和装置
KR20190091201A (ko) * 2018-01-26 2019-08-05 독터. 인제니어. 하.체. 에프. 포르쉐 악티엔게젤샤프트 물 분사 방법 및 장치
KR102118423B1 (ko) 2018-01-26 2020-06-03 독터. 인제니어. 하.체. 에프. 포르쉐 악티엔게젤샤프트 물 분사 방법 및 장치
US10801400B2 (en) 2018-01-26 2020-10-13 Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft Method and device for water injection
JP2019148234A (ja) * 2018-02-27 2019-09-05 マツダ株式会社 予混合圧縮着火式エンジンの制御装置
JP7056229B2 (ja) 2018-02-27 2022-04-19 マツダ株式会社 予混合圧縮着火式エンジンの制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5532008B2 (ja) 2014-06-25
DE102012206307A1 (de) 2012-10-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102414426B (zh) 内燃机的控制装置
CN102822485B (zh) 内燃机的燃烧控制装置
JP5532008B2 (ja) 内燃機関
CN105697177A (zh) 用于高压进气道燃料喷射的方法和系统
CN104968913A (zh) 用于减少来自涡轮增压直喷式汽油发动机的颗粒的进气口喷射系统
CN102165171A (zh) 内燃机的燃料喷射控制装置
JP5120506B2 (ja) 内燃機関の燃焼制御装置
CN104421027A (zh) 用于运行燃烧液化石油气的发动机的系统和方法
CN106257027A (zh) 燃气发动机
JP2005139945A (ja) 2種類の燃料を用いる予混合圧縮自着火運転可能な内燃機関
JP2008151000A (ja) 内燃機関
JP5218461B2 (ja) 内燃機関の燃焼制御装置
CN103392065B (zh) 燃料喷射阀
WO2010035342A1 (ja) 内燃機関の燃料噴射制御装置
JP2008157197A (ja) 筒内噴射式火花点火内燃機関
CN107407223B (zh) 直喷发动机的燃料喷射控制装置
JP4552696B2 (ja) 予混合燃焼圧縮着火内燃機関
JP2007262996A (ja) 内燃機関用燃料噴射装置
JP5093407B2 (ja) 内燃機関の燃焼制御装置
Piancastelli et al. The common-rail fuel injection technique in turbocharged di-diesel-engines for aircraft applications
JP2006336502A (ja) 筒内噴射内燃機関
JP2012184747A (ja) ディーゼルエンジン
JP2005155570A (ja) 内燃機関の燃料供給装置及び方法
WO2023105860A1 (ja) ディーゼルエンジン
JP2010096088A (ja) 筒内直接噴射式内燃機関

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130131

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131108

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131119

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131220

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140325

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140407

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5532008

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees