JP2012223069A - モータ制御装置および画像形成装置 - Google Patents

モータ制御装置および画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】モータの回転数が低下した場合に、モータの状態の切り分けを行うことが可能なモータ制御装置を提供する。
【解決手段】モータ制御装置4cは、モータ11の回転数を判断する回転数判断部29bと、モータ11の動作状態を判断するための複数の閾値を記憶する記憶部27と、回転数判断部29bにより判断されたモータ11の回転数と複数の閾値とに基づいて、モータ11の動作状態を判断する状態判断部29cとを備える。状態判断部29cは、回転数判断部29bにより判断されたモータ11の回転数が第1閾値を下回る場合に、モータ11が故障状態であると判断し、回転数判断部29bにより判断されたモータ11の回転数が第1閾値を上回る状態で第2閾値を下回る場合に、モータ11の負荷が増大した状態であると判断する構成とされている。
【選択図】図2

Description

本発明は、モータを制御するモータ制御装置およびそのモータ制御装置を備える画像形成装置に関する。
従来、ロータを有するモータ本体部と、駆動回路部にPWM(Pulse Width Modulation)信号を供給するマイコンと、PWM信号に基づいて生成した駆動信号をモータ本体部に送出する駆動回路部と、ロータの回転速度に対応するセンサ検出信号を生成してマイコンに送出するセンサ信号検出回路部とを備えたブラシレスDCモータが知られている(たとえば、特許文献1参照)。
特許文献1のブラシレスDCモータでは、マイコンは、指示回転数と、その指示回転数に対してある程度満足できる最低許容周波数範囲と、エラー回転数とを対応させたレアロック判定テーブルを有する。そして、マイコンは、センサ信号検出回路部からの検出信号に基づいてロータの実回転数を算出し、実回転数がレアロック判定テーブルの最低許容周波数範囲の間はそのまま回転を維持させ、実回転数がエラー回転数のときにPWM信号の供給を停止する。
特開2000−184771号公報
しかしながら、特許文献1に開示された従来のブラシレスDCモータでは、モータの実回転数がレアロック判定テーブルのエラー回転数のときに、ロータの回転を停止させることが可能であるが、モータ本体部の不調の原因を切り分けることができないという問題点がある。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、モータの回転数が低下した場合に、モータの状態の切り分けを行うことが可能なモータ制御装置およびそのモータ制御装置を備える画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明に係るモータ制御装置は、モータを制御するモータ制御装置であって、前記モータの回転数を判断する回転数判断部と、前記モータの動作状態を判断するための複数の閾値を記憶する記憶部と、前記回転数判断部により判断された前記モータの回転数と前記複数の閾値とに基づいて、前記モータの動作状態を判断する状態判断部とを備え、前記複数の閾値は、第1閾値と、前記第1閾値よりも高い第2閾値とを含み、前記状態判断部は、前記回転数判断部により判断された前記モータの回転数が前記第1閾値を下回る場合に、前記モータが故障状態であると判断し、前記回転数判断部により判断された前記モータの回転数が前記第1閾値を上回る状態で前記第2閾値を下回る場合に、前記モータの負荷が増大した状態であると判断する構成とされていることを特徴とする。
この構成によって、モータの故障状態と、モータの負荷が増大した状態とを検出することができる。これにより、モータの回転数が低下した場合に、モータの状態の切り分け(仕分け)を行うことができる。
本発明に係るモータ制御装置では、前記モータの回転数の目標値に対応する指令値を設定する指令値設定部と、前記モータをオン状態またはオフ状態に設定する状態設定部と、前記モータがオフ状態からオン状態に設定されてから予め設定された第1マスク時間を計数する計数部とを備え、前記状態判断部は、前記第1マスク時間が経過した後に、前記モータの動作状態を判断する構成とされていることを特徴とする。
この構成により、第1マスク時間の経過によりモータが立ち上がった後に、モータの状態を判断することができる。すなわち、モータが正常な回転数に達していると考えられるときに、モータの状態を判断することができる。
本発明に係るモータ制御装置では、前記状態設定部は、前記第1マスク時間が経過した後に、前記状態判断部により前記モータが故障状態であると判断された場合に、前記モータをオン状態からオフ状態に設定する構成とされていることを特徴とする。
この構成により、モータが故障状態であると判断された場合に、モータへの駆動命令を停止することができる。
本発明に係るモータ制御装置では、前記指令値設定部は、前記第1マスク時間が経過した後に、前記状態判断部により前記モータの負荷が増大した状態であると判断された場合に、前記指令値を低下させる構成とされていることを特徴とする。
この構成により、モータの回転数を落としてトルクを大きくすることができるので、負荷の増大に起因してモータが停止するのを抑制することができる。
本発明に係るモータ制御装置では、前記計数部は、前記指令値が低下されてから予め設定された第2マスク時間を計数する構成とされ、前記状態判断部は、前記第2マスク時間が経過した後に、前記モータの動作状態を判断する構成とされていることを特徴とする。
この構成により、モータのトルクを大きくした後に、モータの状態を判断することができる。
本発明に係るモータ制御装置では、前記状態判断部は、前記第2マスク時間が経過した後に、前記回転数判断部により判断された前記モータの回転数が前記第2閾値を下回る状態のままである場合に、前記モータが負荷により正常な回転数を得られない状態であると判断する構成とされていることを特徴とする。なお、正常な回転数とは、第2閾値を上回る回転数であり、指令値に対してモータが正常に駆動していると判断することが可能な回転数である。
この構成により、モータが正常な回転数を得られない状態を検出することができる。
本発明に係るモータ制御装置では、前記状態設定部は、前記第2マスク時間が経過した後に、前記状態判断部により前記モータが負荷により前記正常な回転数を得られない状態であると判断された場合に、前記モータをオン状態からオフ状態に設定する構成とされていることを特徴とする。
この構成により、負荷により正常な回転数が得られないと判断された場合に、モータへの駆動命令を停止することができる。
本発明に係るモータ制御装置では、前記複数の閾値は、前記第2閾値よりも高い第3閾値を含み、前記状態判断部は、前記回転数判断部により判断された前記モータの回転数が前記第2閾値および前記第3閾値の間である場合に、前記モータが正常に駆動している状態であると判断する構成とされていることを特徴とする。
この構成により、モータが正常に駆動している状態を検出することができる。
本発明に係るモータ制御装置では、前記状態判断部は、前記回転数判断部により判断された前記モータの回転数が前記第3閾値を上回る場合に、前記モータが異常回転している状態であると判断する構成とされていることを特徴とする。
この構成により、モータの異常回転を検出することができる。
本発明に係るモータ制御装置では、前記状態設定部は、前記状態判断部により前記モータが異常回転している状態であると判断された場合に、前記モータをオン状態からオフ状態に設定する構成とされていることを特徴とする。
この構成により、モータが異常回転している場合に、モータへの駆動命令を停止することができる。
本発明に係る画像形成装置は、画像データに基づいて画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部により形成された画像を用紙に定着させる定着部とを備える画像形成装置であって、前記定着部は、上記のいずれか一つに記載のモータ制御装置を含むことを特徴とする。
この構成によって、定着部に設けられたモータの状態の切り分けを行うことが可能な画像形成装置を得ることができる。
本発明に係るモータ制御装置および画像形成装置によれば、モータの回転数が低下した場合に、モータの状態の切り分けを行うことができる。
本発明の実施の形態に係るモータ制御装置を備える画像形成装置の構成を示したブロック図である。 図1に示した画像形成装置に設けられたモータ装置およびモータ制御装置の構成を示したブロック図である。 図2に示したモータ装置の構造を示した平面図である。 図3に示したモータ装置からロータを取り外した状態を示した平面図である。 図3に示したモータ装置のロータを底面側から見た斜視図である。 本発明の実施の形態に係るモータ制御装置の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の形態に係るモータ制御装置の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の形態に係るモータ制御装置に制御されるモータが正常に駆動されている場合の波形図である。 本発明の実施の形態に係るモータ制御装置に制御されるモータが故障している場合の波形図である。 本発明の実施の形態に係るモータ制御装置に制御されるモータがトルクを増大させることにより正常に駆動されている場合の波形図である。 本発明の実施の形態に係るモータ制御装置に制御されるモータが負荷により正常な回転数を得られない場合の波形図である。 本発明の実施の形態に係るモータ制御装置に制御されるモータが異常回転した場合の波形図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るモータ制御装置を備える画像形成装置の構成を示したブロック図である。図1を参照して、本実施の形態に係るモータ制御装置4cを備える画像形成装置100の構成について説明する。
画像形成装置100は、たとえば、スキャナ機能、ファクシミリ機能、およびプリンタ機能を有する複合機である。具体的には、画像形成装置100は、画像読取部1と、通信部2と、画像形成部3と、定着部4と、操作部5と、表示部6と、制御部7とを備えており、これらがバス8を介して接続されている。
画像読取部1は、たとえば、スキャナであり、原稿などの読取対象物から画像を読み取る機能を有する。通信部2は、ファクシミリデータを送受信するために設けられている。画像形成部3は、画像読取部1により読み取られた画像データや、通信部2により受信したファクシミリデータに基づいて、画像を形成する機能を有する。
定着部4は、画像形成部3により形成された画像を用紙に定着させるために設けられている。定着部4は、ヒートローラおよび加圧ローラにより構成される定着ローラ4aと、定着ローラ4aを駆動するモータ装置4bと、モータ装置4bを制御するモータ制御装置4cとを有する。なお、モータ装置4bおよびモータ制御装置4cについては、後で詳細に説明する。
操作部5は、電源スイッチなどを含み、利用者が各種の操作指令を入力するために設けられている。表示部6は、たとえば、液晶ディスプレイであり、画像形成装置100の動作状態などを表示するように構成されている。制御部7は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、およびRAM(Random Access Memory)などを含み、画像形成装置100の動作を制御するために設けられている。
図2は、図1に示した画像形成装置に設けられたモータ装置およびモータ制御装置の構成を示したブロック図である。図2を参照して、モータ装置4bおよびモータ制御装置4cの構成について説明する。
モータ装置4bは、定着ローラ4a(図1参照)を駆動するモータ11と、モータ11を駆動するドライバ回路12と、モータ11の回転を検出する磁気検出パターン13と、モータ11の回転および位置を検出するホール素子14と、ドライバ回路12を制御するモータ制御回路15とを含んでいる。
モータ11は、たとえば、3相ブラシレスモータである。モータ11の駆動力は、ギヤなどを介して定着ローラ4aに伝達されている。ドライバ回路12は、モータ制御回路15から供給されるPWM信号に基づいて、モータ11を駆動する駆動信号を生成するように構成されている。また、ドライバ回路12は、生成した駆動信号をモータ11に供給するように構成されている。
磁気検出パターン13は、モータ11が回転することにより磁気パルス信号が生成され、その磁気パルス信号がモータ制御回路15に出力されるように構成されている。モータ制御回路15には、モータ制御装置4cからオン/オフ信号および速度指示信号が入力されている。なお、速度指示信号(回転数指示信号)は、たとえば、モータ11の回転数の目標値に対応する指令値を示すパルス信号である。モータ制御回路15は、オン/オフ信号がオン状態のときに、速度指示信号および磁気パルス信号に基づいてPWM信号を生成し、その生成したPWM信号をドライブ回路12に出力するように構成されている。これにより、モータ制御回路15がモータ11の回転を制御する。
また、モータ制御回路15は、速度指示信号および磁気パルス信号が同期するようにPWM信号を生成するように構成されている。具体的には、モータ制御回路15は、速度指示信号の周期が磁気パルス信号の周期よりも短い場合、すなわち、モータ11の回転速度が目標値よりも遅い場合には、モータ11の回転速度が加速するようなPWM信号を生成する。その一方、モータ制御回路15は、速度指示信号の周期が磁気パルス信号の周期よりも長い場合、すなわち、モータ11の回転速度が目標値よりも速い場合には、モータ11の回転速度が減速するようなPWM信号を生成する。また、モータ制御回路15は、モータ11の回転信号をモータ制御装置4cに供給するように構成されている。なお、回転信号は、たとえば、モータ11の回転数を示すパルス信号である。
モータ制御装置4cは、モータ装置4bからの回転信号が入力される変換部21と、オン/オフ信号および速度指示信号をモータ装置4bに出力するモータ制御部22と、モータ制御装置4cの動作を制御する制御部23とを含んでいる。
変換部21は、周波数を電圧に変換するF/V(Frequency/Voltage)変換器であり、回転信号をパルス信号から直流電圧に変換する機能を有する。また、変換部21は、直流電圧に変換された回転信号を制御部23に供給する機能を有する。モータ制御部22は、オン/オフ信号をオン状態にすることによりモータ11を回転可能な状態に制御するとともに、速度指示信号によりモータ11の回転速度(回転数)を制御するように構成されている。
制御部23は、入力部24と、出力部25と、計数部26と、記憶部27と、通信部28と、演算部29とを含んでいる。
入力部24には、変換部21から直流電圧に変換された回転信号がアナログで入力される。出力部25は、モータ制御部22を制御する制御信号を出力する機能を有する。計数部26は、カウンタであり、経過時間を計数するために設けられている。
記憶部27は、モータ11の動作状態を判断するための複数の閾値を記憶している。具体的には、記憶部27に記憶される複数の閾値には、第1閾値Th1(図7A参照)と、第1閾値Th1よりも高い第2閾値Th2(図7A参照)と、第2閾値Th2よりも高い第3閾値Th3(図7A参照)とが含まれている。通信部28は、モータ制御装置4cがバス8(図1参照)を介して画像形成装置100の制御部7(図1参照)と通信するために設けられている。
演算部29は、指令値設定部29aと、回転数判断部29bと、状態判断部29cと、状態設定部29dとを有する。
指令値設定部29aは、モータ11の回転数の目標値に対応する指令値を設定する機能を有する。この指令値は、出力部25からモータ制御部22に出力され、速度指示信号としてモータ制御部22からモータ装置4bに出力される。すなわち、指令値設定部29aaは、モータ制御部22から出力される速度指示信号を制御する機能を有する。
回転数判断部29bは、入力部24に入力される回転信号に基づいて、モータ11の回転数を判断する機能を有する。状態判断部29cは、回転数判断部29bにより判断されたモータ11の回転数に基づいて、モータ11の動作状態を判断する機能を有する。
状態設定部29dは、モータ11をオン状態またはオフ状態に設定する機能を有する。状態設定部29dの設定情報は、出力部25からモータ制御部22に出力され、オン/オフ信号としてモータ制御部22からモータ装置4bに出力される。すなわち、状態設定部29dは、モータ制御部22から出力されるオン/オフ信号を制御する機能を有する。
すなわち、制御部23は、状態設定部29dによりモータ11がオン状態に設定された場合に、指令値設定部29aにより設定される指令値でモータ11が回転するように、モータ装置4bのモータ11に対して駆動命令をし、状態設定部29dによりモータ11がオフ状態に設定された場合に、モータ装置4bのモータ11に対する駆動命令を停止するように構成されている。
図3は、図2に示したモータ装置の構造を示した平面図である。図4は、図3に示したモータ装置からロータを取り外した状態を示した平面図である。図5は、図3に示したモータ装置のロータを底面側から見た斜視図である。図3〜図5を参照して、モータ装置4bの構造について説明する。
モータ装置4bは、モータ11およびドライバ回路12が配置される基板16を含んでいる。モータ11は、ステータ11aと、ステータ11aに対して回転するロータ11bとを有する。ステータ11aには、ロータ11bの回転軸からラジアル方向に延びるコア11cが回転方向に沿って所定の間隔を隔てて複数(たとえば、12個)設けられている。そして、各コア11cには、電機子コイル11dが巻き付けられている。
ロータ11bは、円筒状に形成されており、一方端(下端)が開口し、他方端(上端)が塞がれるように形成されている。ロータ11bは、コア11cおよび電機子コイル11dを覆うように配置されている。すなわち、モータ11は、アウタロータ型のモータである。
ロータ11bの内周面および下端部には、複数(たとえば、8個)の永久磁石11eが設けられている。複数の永久磁石11eは、回転方向に沿って異なる極性が交互に表面に現れるように配置されている。なお、永久磁石11eにおいてロータ11bの内周面に設けられた部分は、ロータ11bを回転させるために設けられ、永久磁石11eにおいてロータ11bの下端部に設けられた部分は、磁気検出パターン13が磁気パルス信号を生成するために設けられている。
また、基板16の表面には、ロータ11bの下端部と対応するように磁気検出パターン13が形成されている。磁気検出パターン13は、回転方向に沿って矩形波状に形成されている。
図6Aおよび図6Bは、本発明の実施の形態に係るモータ制御装置の動作を説明するためのフローチャートである。図7A〜図7Eは、本発明の実施の形態に係るモータ制御装置の動作を説明するための波形図である。図6A、図6Bおよび図7A〜図7Eを参照して、モータ制御装置4c(図2参照)の動作について説明する。
ステップS1:
制御部23(図2参照)により、モータ11(図2参照)の駆動開始がされたか否かが判断される。具体的には、通信部28(図2参照)により、画像形成装置100の制御部7(図1参照)から送信される定着ローラ4a(図1参照)の駆動開始を指示する指令を受け付けたか否かが判断される。そして、制御部23により、モータ11の駆動開始がされていないと判断された場合には、ステップS1が繰り返し行われる。すなわち、モータ制御装置4cは、駆動開始がされるまで待機する。そして、制御部23により、モータ11の駆動開始がされたと判断された場合には、ステップS2に移る。
ステップS2:
制御部23の指令値設定部29a(図2参照)により、モータ11の回転数の目標値に対応する指令値P(図7A参照)が設定される。この指令値Pは、出力部25(図2参照)からモータ制御部22(図2参照)に出力される。そして、指令値Pに対応する速度指示信号がモータ制御部22からモータ装置4b(図2参照)に出力される。
ステップS3:
制御部23の状態設定部29d(図2参照)により、モータ装置4bのモータ11の状態がオン状態に設定される。状態設定部29dの設定情報は、出力部25からモータ制御部22に出力される。これにより、モータ制御部22からモータ装置4bに出力されるオン/オフ信号がオン状態にされる。
ステップS4:
制御部23により、計数部26(図2参照)を用いて、第1マスク時間T1(図7A参照)のカウントが開始される。具体的には、オン/オフ信号がオン状態にされてから予め設定された第1マスク時間T1が計数される。すなわち、状態設定部29dによりモータ11の状態がオン状態に設定されてから予め設定された第1マスク時間T1が計数される。
ステップS5:
制御部23により、第1マスク時間T1が経過したか否かが判断される。そして、制御部23により、第1マスク時間T1が経過していないと判断された場合には、ステップS5が繰り返し行われる。すなわち、モータ制御装置4cは、第1マスク時間T1が経過するまで待機する。そして、制御部23により、第1マスク時間T1が経過したと判断された場合には、ステップS6に移る。
ステップS6:
制御部23の回転数判断部29b(図2参照)により、モータ11の回転数が判断される。具体的には、入力部24(図2参照)に入力される直流電圧に変換された回転信号に基づいて判断される。なお、回転信号は、モータ装置4bのモータ制御回路15(図2参照)から変換部21(図2参照)を介して入力部24に入力される。また、モータ制御回路15は、磁気検出パターン13(図2参照)から出力される磁気パルス信号に基づいて回転信号を生成する。
このように、第1マスク時間T1が経過した後にモータ11の回転数を判断することにより、第1マスク時間T1の経過によりモータ11が立ち上がった後に、モータ11の状態を判断することができる。すなわち、モータ11が正常な回転数(所望の回転数)に達していると考えられるときに、モータ11の状態を判断することができる。なお、正常な回転数とは、指令値Pを含む第2閾値Th2および第3閾値Th3(図7A参照)の間の範囲の回転数であり、指令値Pに対してモータ11が正常に駆動していると判断することが可能な回転数である。
ステップS7:
制御部23により、ステップS6において回転数判断部29bにより判断されたモータ11の回転数が第1閾値Th1(図7A参照)を上回るか否かが判断される。そして、制御部23により、モータ11の回転数が第1閾値Th1を上回ると判断された場合に、ステップS8に移る。その一方、制御部23により、モータ11の回転数が第1閾値Th1を上回らないと判断された場合に、ステップS13に移る。すなわち、モータ11の回転数が第1閾値Th1を下回る場合に、ステップS13に移る。
ステップS8:
制御部23により、ステップS6において回転数判断部29bにより判断されたモータ11の回転数が第2閾値Th2を上回るか否かが判断される。そして、制御部23により、モータ11の回転数が第2閾値Th2を上回ると判断された場合に、ステップS9に移る。その一方、制御部23により、モータ11の回転数が第2閾値Th2を上回らないと判断された場合に、ステップS14に移る。すなわち、モータ11の回転数が第2閾値Th2を下回る場合に、ステップS14に移る。
ステップS9:
制御部23により、ステップS6または後述するステップS17において回転数判断部29bにより判断されたモータ11の回転数が第3閾値Th3を上回るか否かが判断される。そして、制御部23により、モータ11の回転数が第3閾値Th3を上回らないと判断された場合に、ステップS10に移る。すなわち、モータ11の回転数が第3閾値Th3を下回る場合に、ステップS10に移る。その一方、制御部23により、モータ11の回転数が第3閾値Th3を上回ると判断された場合に、ステップS20に移る。
ステップS10:
制御部23により、モータ11の駆動停止がされたか否かが判断される。具体的には、通信部28により、画像形成装置100の制御部7から送信される定着ローラ4aの駆動停止を指示する指令を受け付けたか否かが判断される。そして、制御部23により、モータ11の駆動停止がされたと判断された場合には、ステップS11に移る。その一方、制御部23により、モータ11の駆動停止がされていないと判断された場合には、ステップS6に戻る。したがって、第1マスク時間T1が経過した後からモータ11の駆動停止がされるまで、モータ11の回転数に基づいてモータ11の動作状態が判断される。そして、図7Aに示すように、第1マスク時間T1を経過した後、モータ11の回転数が第2閾値Th2および第3閾値Th3の間に位置する場合には、ステップS6〜ステップS10が繰り返し行われる。このとき、モータ11の回転数は指令値Pの近傍であり、状態判断部29c(図2参照)により、モータ11が正常に駆動している状態であると判断される。
ステップS11:
制御部23により、モータ制御部22からモータ装置4bへの速度指示信号の出力が停止される。
ステップS12:
制御部23の状態設定部29dにより、モータ装置4bのモータ11の状態がオフ状態に設定される。状態設定部29dの設定情報は、出力部25からモータ制御部22に出力される。これにより、モータ制御部22からモータ装置4bに出力されるオン/オフ信号がオフ状態にされる。これにより、モータ11への駆動命令が停止される。
ステップS13:
制御部23により、モータ11の回転数が第1閾値Th1を下回ると判断された場合(ステップS7:No)には、モータ11が全く回転していないか、モータ11の回転数が極めて小さい。したがって、図7Bに示すように、モータ11の回転数が第1閾値Th1を下回る場合には、状態判断部29cにより、モータ11が故障状態であると判断される。なお、故障の原因としては、モータ11の結線の短絡などの問題が考えられる。
このとき、制御部23により、モータ11が故障状態である旨を示すエラーメッセージが通信部28から画像形成装置100の制御部7に送信される。このため、画像形成装置100では、制御部7により、モータ11が故障状態である旨を示すエラーメッセージが表示部6に表示される。その後、ステップS11に移ることにより、モータ11への駆動命令が停止される。
ステップS14:
制御部23により、モータ11の回転数が第2閾値Th2を下回ると判断された場合(ステップS8:No)には、負荷が増大することにより正常な回転数が得られていない。このとき、状態判断部29cにより、モータ11の負荷が増大した状態であると判断される。この場合には、指令値設定部29aにより、指令値Pが低下される。なお、指令値Pは、第2閾値Th2を下回らない範囲において低下される。これにより、モータ11の回転数を落としてトルクを大きくすることができる。したがって、負荷の増大に起因してモータ11が停止するのを抑制することができる。
ステップS15:
制御部23により、計数部26を用いて、第2マスク時間T2(図7Cおよび図7D参照)のカウントが開始される。具体的には、指令値Pが低下されてから予め設定された第2マスク時間T2が計数される。
ステップS16:
制御部23により、第2マスク時間T2が経過したか否かが判断される。そして、制御部23により、第2マスク時間T2が経過していないと判断された場合には、ステップS16が繰り返し行われる。すなわち、モータ制御装置4cは、第2マスク時間T2が経過するまで待機する。そして、制御部23により、第2マスク時間T2が経過したと判断された場合には、ステップS17に移る。
ステップS17:
制御部23の回転数判断部29bにより、モータ11の回転数が判断される。具体的には、入力部24に入力される直流電圧に変換された回転信号に基づいて判断される。
このように、第2マスク時間T2が経過した後にモータ11の回転数を判断することにより、モータ11のトルクを大きくした後に、モータ11の状態を判断することができる。
ステップS18:
制御部23により、ステップS17において回転数判断部29bにより判断されたモータ11の回転数が第2閾値Th2を上回るか否かが判断される。そして、制御部23により、モータ11の回転数が第2閾値Th2を上回ると判断された場合に、ステップS9に移る。この場合には、図7Cに示すように、モータ11の回転数を落としてトルクを増大させることにより、モータ11の回転数が第2閾値Th2および第3閾値Th3の間に位置するので、モータ11の駆動を継続することができる。その一方、制御部23により、モータ11の回転数が第2閾値Th2を上回らないと判断された場合に、ステップS19に移る。すなわち、モータ11の回転数が第2閾値Th2を下回る場合に、ステップS19に移る。
ステップS19:
制御部23により、モータ11の回転数が第2閾値Th2を下回ると判断された場合(ステップS18:No)には、モータ11のトルクを増大させても負荷により正常な回転数が得られていない。したがって、図7Dに示すように、第2マスク時間T2が経過した後もモータ11の回転数が第2閾値Th2を下回る状態のままである場合には、状態判断部29cにより、モータ11が正常な回転数を得られない状態であると判断される。なお、正常な回転数が得られない原因として、定着ローラ4aにトナーが付着するなどの問題が考えられる。
このとき、制御部23により、モータ11が負荷により正常な回転数を得られない状態である旨を示すエラーメッセージが通信部28から画像形成装置100の制御部7に送信される。このため、画像形成装置100では、制御部7により、モータ11が負荷により正常な回転数を得られない状態である旨を示すエラーメッセージが表示部6に表示される。その後、ステップS11に移ることにより、モータ11への駆動命令が停止される。
ステップS20:
制御部23により、モータ11の回転数が第3閾値Th3を上回ると判断された場合(ステップS9:Yes)には、モータ11が正常な回転数を超えて異常回転している。したがって、図7Eに示すように、モータ11の回転数が第3閾値Th3を上回る場合には、状態判断部29cにより、モータ11が異常回転している状態であると判断される。なお、異常回転の原因としては、ノイズの発生などの問題が考えられる。
このとき、制御部23により、モータ11が異常回転する状態である旨を示すエラーメッセージが通信部28から画像形成装置100の制御部7に送信される。このため、画像形成装置100では、制御部7により、モータ11が異常回転する状態である旨を示すエラーメッセージが表示部6に表示される。その後、ステップS11に移ることにより、モータ11への駆動命令が停止される。
本実施の形態では、上記のように、モータ11の回転数が第1閾値Th1を下回る場合に、モータ11が故障状態であると判断し、モータ11の回転数が第2閾値Th2を下回る場合に、モータ11の負荷が増大した状態であると判断する。
このように構成することによって、モータ11の故障状態と、モータ11の負荷が増大した状態とを検出することができるので、モータ11の回転数が低下した場合に、モータ11の状態の切り分け(仕分け)を行うことができる。すなわち、モータ11の不調の原因を切り分けることができる。
また、本実施の形態では、モータ11の負荷が増大した状態であると判断された場合に、指令値Pを低下させることによって、モータ11の回転数を落としてトルクを大きくすることができるので、負荷の増大に起因してモータ11が停止するのを抑制することができる。したがって、モータ11の回転数が正常な回転数から外れた際にモータ11への駆動命令を停止する場合に比べて、モータ11が停止するのを抑制することができる。
また、本実施の形態では、状態判断部29cが、モータ11が故障した状態と、モータ11が負荷により正常な回転数を得られない状態と、モータ11が異常回転する状態とを判断することによって、モータ11の状態の切り分けを行うことができるので、モータ11を修理する際に復旧するまでの時間を短縮することができる。
また、本実施の形態では、定着部4がモータ制御装置4cを含むことによって、定着部4に設けられたモータ11の状態の切り分けを行うことが可能な画像形成装置100を得ることができる。
また、本実施の形態では、モータ11が不調であり、モータ11への駆動命令が停止される際に、モータ11が故障状態である旨を示すエラーメッセージ、モータ11が負荷により正常な回転数を得られない状態である旨を示すエラーメッセージ、または、モータ11が異常回転する状態である旨を示すエラーメッセージを表示部6に表示することによって、利用者がモータ11の不調の原因を容易に知ることができる。
なお、今回開示した実施の形態は、すべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。したがって、本発明の技術的範囲は、上記した実施の形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、本発明の技術的範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、本実施の形態では、定着ローラ4aを駆動するモータ装置4bを制御するモータ制御装置4cに本発明を適用する例を示したが、これに限らず、搬送ローラを駆動するモータ装置を制御するモータ制御装置に本発明を適用してもよい。
また、本実施の形態では、モータ制御回路15が磁気検出パターン13から出力される磁気パルス信号に基づいて回転信号を生成する例を示したが、これに限らず、モータ制御回路15がホール素子14から出力される検出信号に基づいて回転信号を生成するようにしてもよい。すなわち、回転数判断部29bが磁気検出パターン13の検出結果に基づいてモータ11の回転数を判断する例を示したが、これに限らず、回転数判断部29bがホール素子14の検出結果に基づいてモータ11の回転数を判断するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、第1閾値Th1、第2閾値Th2および第3閾値Th3の3個の閾値を用いてモータ11の状態を判断する例を示したが、これに限らず、第2閾値Th2および第3閾値Th3の2個の閾値を用いてモータ11の状態を判断するようにしてもよいし、4個以上の閾値を用いてモータ11の状態を判断するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、ロータ11bに複数の永久磁石11eが設けられる例を示したが、これに限らず、ロータに1個の永久磁石が設けられ、その永久磁石が回転方向に沿って交互に着磁方向が切り替えられるようにしてもよい。
また、本実施の形態では、モータ11の回転数が第2閾値Th2を下回ると判断された場合(ステップS8:No)に、指令値設定部29aにより、指令値Pを低下させる(ステップS14)例を示したが、これに限らず、モータ11の回転数が第2閾値Th2を下回ると判断された場合(ステップS8:No)に、指令値Pを低下させることなく、モータ11への駆動命令を停止するようにしてもよい。すなわち、モータ11の回転数が第2閾値Th2を下回ると判断された場合(ステップS8:No)に、ステップS14〜ステップS18を省略して、ステップS19に移るようにしてもよい。
また、本実施の形態において、モータ11の回転数の目標値に対応する指令値は、実際のモータ11の回転数の目標値であってもよいし、モータ11の回転数の目標値に対応する電流値などであってもよい。
3 画像形成部
4 定着部
4c モータ制御装置
11 モータ
26 計数部
27 記憶部
29a 指令値設定部
29b 回転数判断部
29c 状態判断部
29d 状態設定部
100 画像形成装置

Claims (11)

  1. モータを制御するモータ制御装置であって、
    前記モータの回転数を判断する回転数判断部と、
    前記モータの動作状態を判断するための複数の閾値を記憶する記憶部と、
    前記回転数判断部により判断された前記モータの回転数と前記複数の閾値とに基づいて、前記モータの動作状態を判断する状態判断部とを備え、
    前記複数の閾値は、第1閾値と、前記第1閾値よりも高い第2閾値とを含み、
    前記状態判断部は、前記回転数判断部により判断された前記モータの回転数が前記第1閾値を下回る場合に、前記モータが故障状態であると判断し、前記回転数判断部により判断された前記モータの回転数が前記第1閾値を上回る状態で前記第2閾値を下回る場合に、前記モータの負荷が増大した状態であると判断する構成とされていること
    を特徴とするモータ制御装置。
  2. 請求項1に記載のモータ制御装置であって、
    前記モータの回転数の目標値に対応する指令値を設定する指令値設定部と、
    前記モータをオン状態またはオフ状態に設定する状態設定部と、
    前記モータがオフ状態からオン状態に設定されてから予め設定された第1マスク時間を計数する計数部とを備え、
    前記状態判断部は、前記第1マスク時間が経過した後に、前記モータの動作状態を判断する構成とされていること
    を特徴とするモータ制御装置。
  3. 請求項2に記載のモータ制御装置であって、
    前記状態設定部は、前記第1マスク時間が経過した後に、前記状態判断部により前記モータが故障状態であると判断された場合に、前記モータをオン状態からオフ状態に設定する構成とされていること
    を特徴とするモータ制御装置。
  4. 請求項2または請求項3に記載のモータ制御装置であって、
    前記指令値設定部は、前記第1マスク時間が経過した後に、前記状態判断部により前記モータの負荷が増大した状態であると判断された場合に、前記指令値を低下させる構成とされていること
    を特徴とするモータ制御装置。
  5. 請求項4に記載のモータ制御装置であって、
    前記計数部は、前記指令値が低下されてから予め設定された第2マスク時間を計数する構成とされ、
    前記状態判断部は、前記第2マスク時間が経過した後に、前記モータの動作状態を判断する構成とされていること
    を特徴とするモータ制御装置。
  6. 請求項5に記載のモータ制御装置であって、
    前記状態判断部は、前記第2マスク時間が経過した後に、前記回転数判断部により判断された前記モータの回転数が前記第2閾値を下回る状態のままである場合に、前記モータが負荷により正常な回転数を得られない状態であると判断する構成とされていること
    を特徴とするモータ制御装置。
  7. 請求項6に記載のモータ制御装置であって、
    前記状態設定部は、前記第2マスク時間が経過した後に、前記状態判断部により前記モータが負荷により前記正常な回転数を得られない状態であると判断された場合に、前記モータをオン状態からオフ状態に設定する構成とされていること
    を特徴とするモータ制御装置。
  8. 請求項2から請求項7までのいずれか一つに記載のモータ制御装置であって、
    前記複数の閾値は、前記第2閾値よりも高い第3閾値を含み、
    前記状態判断部は、前記回転数判断部により判断された前記モータの回転数が前記第2閾値および前記第3閾値の間である場合に、前記モータが正常に駆動している状態であると判断する構成とされていること
    を特徴とするモータ制御装置。
  9. 請求項8に記載のモータ制御装置であって、
    前記状態判断部は、前記回転数判断部により判断された前記モータの回転数が前記第3閾値を上回る場合に、前記モータが異常回転している状態であると判断する構成とされていること
    を特徴とするモータ制御装置。
  10. 請求項9に記載のモータ制御装置であって、
    前記状態設定部は、前記状態判断部により前記モータが異常回転している状態であると判断された場合に、前記モータをオン状態からオフ状態に設定する構成とされていること
    を特徴とするモータ制御装置。
  11. 画像データに基づいて画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部により形成された画像を用紙に定着させる定着部とを備える画像形成装置であって、
    前記定着部は、請求項1から請求項10までのいずれか一つに記載のモータ制御装置を含むこと
    を特徴とする画像形成装置。
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