JP2012222732A - 撮像装置 - Google Patents

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信行 三宅
Kajiro Ushio
嘉次郎 潮
Yoshikazu Sugiyama
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Abstract

【課題】望遠撮像時において立体感のある3次元画像を撮像する。
【解決手段】右眼用画像および左眼用画像を撮像する撮像装置であって、右眼用画像の撮像位置と左眼用画像の撮像位置と間の距離である基線長を眼幅距離以上とし、拡大して被写体を撮像する撮像部と、表示画面に表示した場合の右眼用画像上の表示位置と左眼用画像上の表示位置との間の距離が予め定められた基準値以上となる被写体を、右眼用画像および左眼用画像の少なくとも一方に画像処理を施してぼかすボカシ部と、を備える撮像装置を提供する。
【選択図】図7

Description

本発明は、撮像装置に関する。
3次元画像を撮像する撮像装置は、左右方向にずれた撮像位置から右眼用画像および左眼用画像を撮像する。また、3次元画像を表示する表示装置は、右眼用画像および左眼用画像を左右方向にシフトさせて表示する。
ところで、3次元画像は、右眼用画像の撮像位置と左眼用画像の撮像位置との間の距離(基線長)および表示時における右眼用画像および左眼用画像の距離(シフト量)を変えることによって、観視者が受け取る印象が変化する。このように基線長およびシフト量を変えた場合であっても、撮像装置は、表示時において適切に観視ができる3次元画像を生成しなければならない。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様においては、右眼用画像および左眼用画像を撮像する撮像部と、表示画面に表示した場合の前記右眼用画像上の表示位置と前記左眼用画像上の表示位置との間の距離が予め定められた基準値以上となる被写体をぼかすボカシ部と、を備える撮像装置を提供する。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
本実施形態に係る撮像装置10の構成を示す。 2眼方式の撮像装置10の外観構成の一例を示す。 1眼方式の撮像装置10の外観の一例および3次元画像の撮像例を示す。 基線長およびシフト量の違いによって観視者が受け取る3次元画像の印象を示す。 設定部20の構成を示す。 各表示効果モードに応じて設定される基線長およびシフト量の範囲を示す。 望遠モードにより撮像する場合の撮像装置10の構成を示す。 広角モードにより撮像する場合の撮像装置10の構成を示す。 除去部74による画像の除去処理の一例を示す。 除去部74による画像の除去処理の他の一例を示す。 表示装置80に接続された状態の撮像装置10を示す。 表示装置80を撮像している状態の撮像装置10を示す。 撮像装置10が1回の3次元撮像処理において撮像した、複数のペアの右眼用画像および左眼用画像の一例を示す。 異なる撮像位置において撮像された複数の画像の一例を示す。 3眼方式の撮像装置10の構成を示す。 1眼方式の撮像装置10により3次元画像を撮像する場合の撮像例、および、ビューワ画像112の一例を示す。 撮像範囲120が表示された状態のビューワ画像112の一例を示す。 ガイド132を用いて1眼方式の撮像装置10により3次元画像を撮像する場合の撮像例を示す。 スライド立体モードにおける、右眼用画像および左眼用画像の生成方法を示す。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本実施形態に係る撮像装置10の構成を示す。撮像装置10は、観視者に対して被写体を立体的に見せるための3次元画像(左眼用画像および右眼用画像)を撮像する。撮像装置10は、静止画像を撮像してもよいし、動画像を撮像してもよい。撮像装置10は、設定部20と、表示情報取得部22と、撮像部24と、調整部26と、出力部28とを備える。
設定部20は、予め定められた複数の表示効果モードのうちの、ユーザにより指定された表示効果モードに応じて、撮像部24の基線長、および、表示時におけるシフト量の少なくとも一方を設定する。また、設定部20は、指定された表示効果モードに応じて、表示情報取得部22により取得される画面サイズおよび視聴距離に基づき、撮像部24の撮像倍率を設定する。
ここで、基線長とは、撮像部24により撮像される右眼用画像の撮像位置と左眼用画像の撮像位置との間の距離をいう。基線長は、一例として、右眼用画像を撮像するレンズ部の光軸と、左眼用画像を撮像するレンズ部の光軸との間の距離である。
シフト量とは、当該撮像装置10により撮像された右眼用画像および左眼用画像を表示する表示装置における、右眼用画像と左眼用画像との間の表示画面上における左右方向のずれの距離をいう。より具体的には、シフト量とは、右眼用画像に含まれる無限遠被写体と左眼用画像に含まれる同一の無限遠被写体との、表示画面上での左右方向のずれの距離をいう。なお、具体的な表示効果モードの内容等については、詳細を後述する。
表示情報取得部22は、当該撮像装置10により撮像された右眼用画像および左眼用画像を表示する表示画面の画面サイズおよび視聴距離を取得する。画面サイズおよび視聴距離の取得方法の一例については、詳細を図11および図12等を参照して後述する。
撮像部24は、設定部20により設定された基線長により右眼用画像および左眼用画像を撮像する。また、撮像部24は、設定部20による設定に応じて撮像倍率を変更する。
撮像部24は、基線長を変化させて右眼用画像および左眼用画像を撮像できる装置であれば、どのような構成であってもよい。例えば、撮像部24は、左右方向に離間して設けられた2個のレンズ部30を有する2眼方式のユニットであってもよい。この2眼方式の撮像部24は、右側のレンズ部30により取り込んだ画像を右眼用画像として撮像し、左側のレンズ部30により取り込んだ画像を左眼用画像として撮像する。
また、撮像部24は、1個のレンズ部30を有する1眼方式のユニットであってもよい。1眼方式の撮像部24は、右眼用画像および左眼用画像のうち一方の画像を最初に撮像し、続いて、レンズ部30を左右方向(水平方向)に例えば手動により移動させて右眼用画像および左眼用画像の他方の画像を撮像する。
調整部26は、撮像部24により撮像された右眼用画像および左眼用画像を、設定部20により設定されたシフト量で表示されるように調整する。より具体的には、調整部26は、設定部20により設定されたシフト量、および、表示情報取得部22により取得された画面サイズに基づき、右眼用画像と左眼用画像との間における画像データ上のずれ量を調整する。
例えば、画面サイズが水平方向に1メートルであり、画像の水平方向のドット数が3000ドットであり、無限遠被写体の右眼用画像および左眼用画像のシフト量が50ミリメートルであるとする。この場合、調整部26は、画像データ上において、右眼用画像と左眼用画像とが(50mm/1000mm)×3000ドット=150ドットずれるように調整する。
出力部28は、調整部26による調整後の右眼用画像および左眼用画像を予め定められたフォーマットで出力する。出力部28は、一例として、右眼用画像および左眼用画像を予め定められたファイル形式で記憶媒体に書き込む。また、出力部28は、一例として、右眼用画像および左眼用画像を予め定められた形式でデータストリームを出力する。
図2は、2眼方式の撮像装置10の外観構成の一例を示す。2眼方式の撮像装置10の撮像部24は、2個のレンズ部30を有する。このような撮像装置10は、右眼用画像および左眼用画像を同時に撮像できる。
また、2個のレンズ部30の少なくとも一方は、撮像位置を水平方向(左右方向)に移動させることができる。これにより、2眼方式の撮像装置10は、右眼用画像の撮像位置と左眼用画像の撮像位置との間の距離を指定された基線長に設定して、右眼用画像および左眼用画像を撮像することができる。
図3は、1眼方式の撮像装置10の外観の一例および3次元画像の撮像例を示す。1眼方式の撮像装置10の撮像部24は、1個のレンズ部30を有する。このような撮像装置10は、右眼用画像および左眼用画像のうち一方の画像を最初に撮像し、続いて、レンズ部30を左右方向に例えば手動により移動させて右眼用画像および左眼用画像の他方の画像を撮像する。即ち、1眼方式の撮像装置10は、右眼用画像および左眼用画像を、異なるタイミングで撮像する。
また、1眼方式の撮像装置10は、右眼用画像または左眼用画像の一方の画像(先の画像)を撮像した後、先の画像の撮像位置から指定された基線長分ずれた位置から撮像される予測被写体像を、先の画像から推定する。そして、1眼方式の撮像装置10は、予測被写体像を、実際のビューワ画像に重ねて表示する。
そして、1眼方式の撮像装置10は、ユーザにより手動等により撮像位置が移動させられ、実際のビューワ画像内の被写体像と、予測被写体像とが一致したタイミングにおいて、右眼用画像または左眼用画像の他方の画像(後の画像)を撮像する。これにより、1眼方式の撮像装置10は、右眼用画像の撮像位置と左眼用画像の撮像位置との間の距離を指定された基線長に設定して、右眼用画像および左眼用画像を撮像することができる。
図4は、基線長およびシフト量の違いによって観視者が受け取る3次元画像の印象を示す。3次元画像は、基線長が変化すると、観視者に与える立体感を変えることができる。具体的には、3次元画像は、基線長がより大きいほど、立体感をより強く感じさせることができる。なお、立体感とは、被写体構造を立体的に認識させる感覚をいう。
また、3次元画像は、シフト量が変化すると、観視者に与える奥行き感を変えることができる。具体的には、3次元画像は、シフト量がより大きいほど、奥行き感をより強く感じさせることができる。奥行き感とは、被写体距離の異なる被写体同士の距離、例えば主要被写体と背景との距離を認識させる感覚をいう。
また、3次元画像は、基線長およびシフト量の両方が変化すると、書割感または箱庭感を変えることができる。書割感とは、被写体と背景との奥行きは認識されるが、被写体が平面状の物体であるように認識される感覚をいう。箱庭感とは、立体像が実際よりも小さく且つ近くに存在するように認識される感覚をいう。
3次元画像は、基線長およびシフト量の両方が小さいほど、書割感が大きくなる。また、3次元画像は、基線長が大きく且つシフト量が小さいほど、箱庭感が大きくなる。
また、3次元画像は、シフト量が眼幅距離に設定されると、被写体の位置を実際の位置に存在しているように認識させることができる(比例忠実再生)。なお、眼幅距離とは、観視者の右眼の瞳孔と左眼の瞳孔との間の距離をいう。眼幅距離は、一般には65mm前後であるが、個人差が存在する。また、3次元画像は、シフト量が眼幅距離に設定されるとともに基線長が眼幅距離に設定された場合、被写体の位置を実際の位置に存在しているように認識させ、且つ、被写体の大きさを実際の大きさに認識させることができる(完全忠実再生)。
また、3次元画像は、シフト量が眼幅距離に設定されるとともに基線長が眼幅距離より小さく設定された場合、被写体の位置を実際の位置に存在しているように認識させ、且つ、被写体の大きさを実際の大きさより基線長に比例して拡大して認識させることができる(比例忠実再生(拡大))。また、3次元画像は、シフト量が眼幅距離に設定されるとともに基線長が眼幅距離より大きく設定された場合、被写体の位置を実際の位置に存在しているように認識させ、且つ、被写体の大きさを実際の大きさより基線長に比例して縮小して認識させることができる(比例忠実再生(縮小))。
また、3次元画像は、シフト量および基線長が眼幅距離に一致しないまでも、ほぼ眼幅距離の近傍に設定されれば、概略、被写体の位置を実際の位置に存在しているように認識させ、且つ、被写体の大きさを実際の大きさに認識させることができる(概略忠実再生)。また、3次元画像は、シフト量が眼幅距離の近傍に設定され、基線長が眼幅距離より十分に小さく設定されれば、概略、立体感の少ないが奥行きはあるように認識させることができる(立体感の少ない再生)。
図5は、設定部20の構成を示す。設定部20は、当該撮像装置10に設定されるべき各パラメータを、予め登録された複数の表示効果モードのうち指定された表示効果モードに応じた値に設定する。
設定部20は、入力部32と、比例忠実再生モード設定部34と、弱立体モード設定部36と、接写モード設定部38と、望遠モード設定部40と、広角モード設定部42と、飛出しモード設定部44と、ポートレートモード設定部46と、風景モード設定部48と、風景立体強調モード設定部50と、夜景モード設定部52と、プリントモード設定部54と、小型ディスプレイモード設定部56と、スライド立体モード設定部58とを有する。
入力部32は、ユーザによる操作情報を入力する。入力部32は、操作情報に基づき、ユーザにより指定された表示効果モードを特定する。
比例忠実再生モード設定部34は、比例忠実再生モードが設定された場合に、パラメータを設定する。弱立体モード設定部36は、弱立体モードが設定された場合に、パラメータを設定する。接写モード設定部38は、接写モードが設定された場合に、パラメータを設定する。望遠モード設定部40は、望遠モードが設定された場合に、パラメータを設定する。
広角モード設定部42は、広角モードが設定された場合に、パラメータを設定する。飛出しモード設定部44は、飛出しモードが設定された場合に、パラメータを設定する。ポートレートモード設定部46は、ポートレートモードが設定された場合に、パラメータを設定する。風景モード設定部48は、風景モードが設定された場合に、パラメータを設定する。風景立体強調モード設定部50は、風景立体強調モードが設定された場合に、パラメータを設定する。
夜景モード設定部52は、夜景モードが設定された場合に、パラメータを設定する。プリントモード設定部54は、プリントモードが設定された場合に、パラメータを設定する。小型ディスプレイモード設定部56は、小型ディスプレイモードが設定された場合に、パラメータを設定する。スライド立体モード設定部58は、スライド立体モードが設定された場合に、パラメータを設定する。
図6は、各表示効果モードに応じて設定される基線長およびシフト量の範囲を示す。
図6のAで囲まれた範囲は、比例忠実再生モードにおける基線長およびシフト量の範囲を示す。設定部20は、比例忠実再生モードにおいて、シフト量を眼幅距離に設定し、基線長を被写体の拡大率または縮小率に応じた距離に設定する。設定部20は、被写体を実際より拡大して表示する場合には基線長を眼幅距離より短くし、被写体を実際より縮小して表示する場合には眼幅距離より長くする。これにより、撮像装置10は、比例忠実再生モードにおいて、被写体の位置を実際の位置に存在しているように認識させる3次元画像を撮像することができる。
さらに、設定部20は、比例忠実再生モードにおいて、被写体の撮像距離に基づき、その被写体が撮像距離に対して予め定められた割合の位置に見えるように基線長を設定してもよい。例えば、被写体をその被写体の撮像距離に対して割合Xの位置に見えるようにしたいとする。この場合、設定部20は、基線長を、眼幅距離を割合Xで除算した値に設定する。
また、さらに、設定部20は、比例忠実再生モードにおいて、画面サイズおよび視聴距離に基づき、被写体が実際の大きさに対して予め定められた割合の大きさで見えるように撮像部24の撮像倍率を設定してもよい。例えば、設定部20は、画面サイズおよび視聴距離から視聴時における画角を算出し、割合および算出した視聴時の画角に基づき、撮像部24の撮像倍率を設定する。
また、図6のA′で囲まれた範囲は、比例忠実再生モードのうち特に完全忠実再生モードにおける基線長およびシフト量の範囲を示す。設定部20は、完全忠実再生モードにおいて、基線長およびシフト量の両方を眼幅距離に設定する。さらに、設定部20は、完全忠実再生モードにおいて、画面サイズおよび視聴距離に基づき、被写体が実際の大きさで見えるように撮像部24の撮像倍率を調整する。
より具体的には、設定部20は、画面サイズおよび視聴距離から視聴時における画角を算出し、撮像時の画角を視聴時における画角と同一となるように撮像部24の撮像倍率を設定する。これにより、撮像装置10は、完全忠実再生モードにおいて、被写体の位置を実際の位置に存在しているように認識させることができるとともに、被写体の大きさを実際の大きさで認識させることができる。
図6のBで囲まれた範囲は、弱立体モードにおける基線長およびシフト量の範囲を示す。設定部20は、弱立体モードにおいて、基線長を眼幅距離の30%から60%程度に設定し、シフト量を眼幅距離の60%から70%程度に設定する。基線長を比較的に小さくした3次元画像は、奥行き感は比較的に強いが立体感を弱くなる。従って、撮像装置10は、弱立体モードにおいて、視野闘争が少なく楽に観察できる3次元画像を撮像することができる。
図6のCで囲まれた範囲は、接写モードにおける基線長およびシフト量の範囲を示す。設定部20は、接写モードにおいて、基線長を眼幅距離の5%から40%程度に設定し、シフト量を眼幅距離の65%から95%程度に設定する。
設定部20は、一例として、基線長を撮像距離に対する視聴距離の比を眼幅距離に乗算した値に設定する。基線長を小さくし且つ表示においてシフト量を大きくした3次元画像は、基線長に対するシフト量の割合に応じて、被写体を拡大して表示することができる。また、接写撮影をした場合、基線長が眼幅距離よりも短くても、立体感の強い画像となる。従って、撮像装置10は、接写モードにおいて、接写した被写体を拡大するとともに、立体感のある3次元画像を撮像することができる。
図6のDで囲まれた範囲は、望遠モードにおける基線長およびシフト量の範囲を示す。設定部20は、望遠モードにおいて、基線長を眼幅距離より大きい値に設定し、シフト量を眼幅距離の70%から100%程度に設定する。
望遠モードにおいては、撮像部24は、被写体を拡大する撮像倍率で右眼用画像および左眼用画像を撮像する。望遠撮影をした場合、2つの像の前後の距離感が圧縮されて書割感が大きくなる。
そこで、設定部20は、望遠モードにおいては、撮像部24の撮像倍率に応じて基線長を設定する。より詳しくは、設定部20は、撮像部24の撮像倍率が大きいほど基線長を長くする。これにより、撮像装置10は、望遠モードにおいて、拡大して撮像した被写体の立体感を高めた3次元画像を撮像することができる。
なお、設定部20は、望遠モードにおいて、背景をぼかす処理を設定したり、警告したりしてもよい。このような処理を行う撮像装置10の構成については、図7において更に説明する。
図6のEで囲まれた範囲は、広角モードにおける基線長およびシフト量の範囲を示す。設定部20は、広角モードにおいて、基線長を眼幅距離の30%から60%程度に設定し、シフト量を眼幅距離の35%から70%程度に設定する。
広角モードにおいては、撮像部24は、画角を広くして被写体を撮像する。ここで、広角撮影をした場合、2つの像の前後の距離感が伸びて逆書割感が大きくなる。この逆書割感を解消する場合、シフト量を小さくすればよい。しかし、シフト量を小さくすると、像が手前側に移動する。従って、飛出し感が大きくなったり、飛び出した像に不自然なケラレが生じたりする。
そこで、設定部20は、表示時において観視者からの距離が予め定められた距離より短い像(手前に飛び出しすぎる像)が存在する場合、その像をぼかす処理を設定する。また、設定部20は、表示時において観視者からの距離が予め定められた距離より短い像であって、被写体の一部が画枠により欠けている像についても、除去する等の処理を設定する。
これにより、撮像装置10は、広角モードにおいて、より見やすい3次元画像を撮像することができる。なお、広角モードでの処理を行う撮像装置10の構成については、図8において更に説明する。
図6のFで囲まれた範囲は、飛出しモードにおける基線長およびシフト量の範囲を示す。設定部20は、飛出しモードにおいて、基線長を眼幅距離の60%以上に設定し、シフト量を眼幅距離の0%から85%程度に設定する。
表示画面より手前側に像が飛び出すような3次元画像は観視者が立体感を強く感じることができる。そこで、設定部20は、飛出しモードにおいて、基線長を比較的に長くして飛出し感を強調した3次元画像を撮像する。
これにより、撮像装置10は、飛出しモードにおいて、観視者が立体感をより楽しめる3次元画像を撮像することができる。なお、設定部20は、飛出しモードに応じた設定をする場合には、視野闘争および開散の可能性の高い3次元画像が撮像されるので、ユーザに対して警告を通知する。
図6のGで囲まれた範囲は、ポートレートモードにおける基線長およびシフト量の範囲を示す。設定部20は、ポートレートモードにおいて、基線長を眼幅距離の60%から100%程度に設定し、シフト量を眼幅距離の60%から90%程度に設定する。
ポートレート撮影した3次元画像は、人物等の主要被写体が奥行き方向においてより見やすい位置に配置されることが好ましい。そこで、設定部20は、ポートレートモードにおいて、基線長およびシフト量の両者を眼幅距離に近い状態で撮像する。これにより、撮像装置10は、ポートレートモードにおいて、被写体の位置を概略実際の位置に存在しているように認識させ、被写体の大きさを実際の大きさに認識される3次元画像を撮像できる。そして、設定部20は、ポートレートモードにおいて、主要被写体をほぼ表示画面上に表示することができる。
また、設定部20は、ポートレートモードにおいて、画面サイズおよび視聴距離に基づき、被写体が実際の大きさに対して予め定められた割合の大きさで見えるように撮像部24の撮像倍率を設定してもよい。また、設定部20は、ポートレートモードにおいて、背景をぼかす処理を設定してもよい。
図6のHで囲まれた範囲は、風景モードにおける基線長およびシフト量の範囲を示す。設定部20は、風景モードにおいて、基線長を眼幅距離の10%から100%程度に設定し、シフト量を眼幅距離の70%から75%程度に設定する。
風景を撮像した3次元画像は、奥行き感が大きいほうが、風景を雄大に感じさせることができる。そこで、設定部20は、風景モードにおいて、シフト量を比較的に大きくする。これにより、撮像装置10は、奥行き感のある雄大な風景の3次元画像を撮像することができる。
なお、設定部20は、風景モードにおいては、無限遠被写体を観察させるので、表示において開散とならないように、眼幅距離よりも短い予め定められた値(例えば50mm)以下のシフト量に設定する。また、設定部20は、風景モードにおいて、ユーザの指示に応じて基線長を設定する。ただし、設定部20は、遠景および近景を含む3次元画像を撮像する場合には、視野闘争を小さくすることを目的として、基線長を小さく設定すること好ましい。
また、設定部20は、風景モードにおいて、遠景および近景を含む3次元画像を撮像する場合、視野闘争を回避することを目的として、遠景または近景の一方をぼかす処理を設定してもよい。この場合、設定部20は、一例として、フォーカス情報を参照して遠景領域および近景領域を判断する。
図6のIで囲まれた範囲は、風景立体強調モードにおける基線長およびシフト量の範囲を示す。設定部20は、風景立体強調モードにおいて、基線長を眼幅距離の105%以上に設定し、シフト量を眼幅距離の60%から80%程度に設定する。
風景を撮像した3次元画像は一般には遠景であり、視差による遠近感はほとんど生じない。即ち、風景は、眼幅距離以下の基線長で撮像しても立体感の乏しい3次元画像となる。
そこで、設定部20は、風景立体強調モードにおいて、眼幅距離よりも長い基線長により、遠景の風景を撮像する。これにより、撮像装置10は、遠景の風景の立体感を強調した3次元画像を撮像することができる。ただし、基線長を長くして撮像した場合、箱庭感が大きくなる。従って、風景立体強調モードで撮像された3次元画像は、遠景の風景が小さな箱の中に再現されたような画像(例えばジオラマを撮像したような3次元画像)となる。
なお、設定部20は、遠景および近景を含む3次元画像は視野闘争を生じる可能性があるので、近景を画像に含めないように警告をする。また、設定部20は、3次元画像に近景が含まれる場合には、近景をぼかす処理を設定してもよい。また、設定部20は、シフト量を大きくして奥行き感を強調してもよい。しかし、この場合、設定部20は、表示において開散とならないように、シフト量を少なくとも眼幅距離よりも短い予め定められた値(例えば50mm)以下に設定する。
図6のKで囲まれた範囲は、プリントモードにおける基線長およびシフト量の範囲を示す。設定部20は、プリントモードにおいて、基線長を眼幅距離の75%から120%程度に設定し、シフト量を眼幅距離の10%から20%程度に設定する。
プリントモードは、裸眼立体視用のデジタルフォトフレームによる表示および裸眼観察用の3次元印刷をする場合等に指定される。デジタルフォトフレームによる表示および3次元印刷をする場合、表示画面が小さいので、シフト量を大きくすることができない。また、表示時における画角も小さい。反対に、このような表示および印刷をした場合、開散となることはない。
そこで、設定部20は、プリントモードにおいて、画面サイズに応じて基線長を設定する。より具体的には、設定部20は、画面サイズが小さいほど基線長を長くする。これにより、撮像装置10は、画面サイズに応じた適切な3次元画像を撮像することができる。
図6のLで囲まれた範囲は、小型ディスプレイモードにおける、通常の大きさの被写体を撮像する場合における基線長およびシフト量の範囲を示す。
小型ディスプレイモードは、予め定められた画面サイズ以下の表示画面に表示するための3次元画像を撮像する場合に指定される。小型ディスプレイは、表示画面が小さいので、シフト量を大きくすることができない。しかし、小型ディスプレイは、比較的に小さい被写体を表示するには適している。
そこで、設定部20は、小型ディスプレイモードにおいて、被写体の大きさおよび撮影方法に応じて下記のようにパラメータを切り換える。即ち、設定部20は、小型ディスプレイモードにおいて、予め定められ大きさ以下の被写体(比較的に小さい被写体)を拡大して撮像する場合、接写モードと同様に設定をする。また、設定部20は、小型ディスプレイモードにおいて、比較的に小さい被写体を標準倍率で撮像する場合、完全忠実再生モードと同様に設定をする。これにより、撮像装置10は、小型ディスプレイに表示した場合であっても立体感の強い3次元画像を撮像することができる。
そして、設定部20は、小型ディスプレイモードにおいて、予め定められ大きさ以下の被写体以外の被写体(即ち、予め定められ大きさより大きい被写体)を撮像する場合、基線長を眼幅距離の75%から105%程度に設定し、シフト量を眼幅距離の20%から40%程度に設定する。これにより、撮像装置10は、小型ディスプレイに応じた適切な3次元画像を撮像することができる。
図6のMで囲まれた範囲は、スライド立体モードにおける基線長およびシフト量の範囲を示す。設定部20は、スライド立体モードにおいて、基線長を眼幅距離の0%に設定し(即ち、1枚の2次元画像のみを撮像する設定)、シフト量を眼幅距離の10%から75%程度に設定する。
スライド立体モードは、飛出し感が無くてもよい場合、手軽に撮像したい場合、および特別な撮像テクニックを有さない初心者が撮像する場合等に指定される。設定部20は、スライド立体モードにおいて、撮像部24に対して基線長を眼幅距離の0%に設定して撮像させる。そして、設定部20は、撮像部24により撮像された右眼用画像および左眼用画像を表示時において少なくとも開散が生じない程度のシフト量で左右にシフトさせる。これにより、撮像装置10は、例えば遠景の風景を撮像した場合、奥行き感を強く感じ、ある程度の立体感および臨場感を感じさせる3次元画像を、簡易に撮像することができる。
また、ユーザは、夜景を撮像する場合には、以上の各モードに加えて夜景モードを更に指定してもよい。夜景を撮像した画像はコントラストが大きい。コントラストの大きい3次元画像は、明るい部分(または暗い部分)が右眼用画像と左眼用画像との間で異なる位置に表示されるので、ゴーストが生じやすい。
そこで、設定部20は、夜景モードにおいて、右眼用画像および左眼用画像のそれぞれにおけるコントラストを小さくする。さらに、設定部20は、人物等の主要被写体を撮像する場合には、右眼用画像および左眼用画像のそれぞれにおける背景をぼかしてもよい。これにより、撮像装置10は、ゴーストの少ない夜景の3次元画像を撮像することができる。
また、設定部20は、一例として、右眼用画像と左眼用画像とのシフト量を変化させながら左右の相関値を検出して、相関値が最大となるシフト量に調整してもよい。これにより、撮像装置10は、ゴーストがより小さいシフト量の3次元画像を撮像することができる。
以上のように、本実施形態に係る撮像装置10は、表示時において観視者が受け取る印象に応じた複数の表示効果モードを予め登録しておく。そして、撮像装置10は、表示効果モードに応じた表示効果が生じるように、基線長およびシフト量を適切に設定する。これにより、撮像装置10によれば、表示時において観視者が受け取る印象を予め想定して、基線長およびシフト量を適切に設定することができる。
図7は、望遠モードにより撮像する場合の撮像装置10の構成を示す。撮像装置10は、望遠モードで動作する場合、図7に示されるような構成で機能する。即ち、望遠モードで動作する撮像装置10は、図1に示した構成に加えて、ボカシ部70と、警告部72とを更に備える。
望遠モードにおいて、撮像部24は、右眼用画像の撮像位置と左眼用画像の撮像位置との間の距離である基線長を眼幅距離以上とし、拡大して主要被写体を撮像する。この場合において、撮像部24は、一例として、撮像倍率が大きいほど長い基線長で被写体を撮像する。これにより、撮像装置10は、望遠モードにおいて、拡大して撮像した被写体の立体感を高めた3次元画像を撮像することができる。
また、ボカシ部70は、調整部26によりシフト量が調整された後の右眼用画像および左眼用画像に対してぼかし処理を行う。より具体的には、ボカシ部70は、表示画面に表示した場合の右眼用画像上の表示位置と左眼用画像上の表示位置との間の距離が予め定められた基準値以上となる被写体をぼかす。ボカシ部70は、一例として、対象の被写体の画像部分に対してフィルタリング処理を施すことにより、対象の被写体をぼかす。また、ボカシ部70は、右眼用画像および左眼用画像の少なくとも一方に画像処理を施して被写体をぼかす。これにより、撮像装置10は、表示時において開散を生じさせてしまう可能性のある被写体をぼかして、開散を生じさせないようにすることができる。
また、撮像部24は、一例として、基線長を調整することにより、右眼用画像に表示される主要被写体と左眼用画像に表示される主要被写体との間の表示画面上における距離を予め定められた範囲内として、右眼用画像および左眼用画像を撮像する。そして、この場合、ボカシ部70は、表示画面に表示した場合おける右眼用画像上の表示位置と左眼用画像上の表示位置との間の距離が予め定められた範囲の上限より長い被写体をぼかす。これにより、ボカシ部70は、表示時において開散を生じてしまう可能性のある背景をぼかして、開散を生じさせないようにすることができる。
また、ボカシ部70は、主要被写体との撮像距離の差に応じてぼけ量を変更してもよい。より具体的には、ボカシ部70は、主要被写体との撮像距離の差が大きくなるほど大きくぼかしてもよい。これにより、ボカシ部70は、開散を生じてしまう可能性の高い部分ほど、より大きくぼかすことができる。
警告部72は、右眼用画像の撮像位置と左眼用画像の撮像位置との間の距離である基線長を眼幅距離以上で撮像する場合、警告を発する。これにより、撮像装置10は、望遠モードにおいて、開散の可能性の高い3次元画像が撮像されることをユーザに通知することができる。
図8は、広角モードにより撮像する場合の撮像装置10の構成を示す。撮像装置10は、広角モードで動作する場合、図8に示されるような構成で機能する。即ち、広角モードで動作する撮像装置10は、図1に示した構成に加えて、ボカシ部70と、除去部74とを更に備える。
広角モードにおいて、撮像部24は、画角を広くして被写体を撮像する。広角モードにおいて、ボカシ部70は、調整部26によりシフト量が調整された後の右眼用画像および左眼用画像に対してぼかし処理を行う。より具体的には、ボカシ部70は、表示画面に表示した場合の観視者から立体像までの距離が、観視者から表示画面までの距離に対して予め定められた割合以下となる場合、立体像の画像をぼかす。ボカシ部70は、一例として、表示画面からの飛出し距離が予め定められた距離以上となる立体像が含まれる場合、対象の立体像を画像処理によりぼかす。
ボカシ部70は、一例として、対象の被写体の画像部分に対してフィルタリング処理を施すことにより、対象の被写体をぼかす。また、ボカシ部70は、右眼用画像および左眼用画像の少なくとも一方に画像処理を施して被写体をぼかす。これにより、撮像装置10は、表示時において、飛出し感が大きすぎる被写体をぼかして、より見やすい3次元画像を撮像することができる。
除去部74は、調整部26によりシフト量が調整された後の右眼用画像および左眼用画像に対して、所定の被写体の除去処理等を行う。除去部74は、ボカシ部70によるぼかし処理に代えて除去処理を行ってもよいし、ボカシ部70によるぼかし処理に加えて除去処理を行ってもよい。
図9は、除去部74による画像の除去処理の一例を示す。除去部74は、一例として、右眼用画像および左眼用画像の端部において一部が欠けており、且つ、表示画面に表示した場合の観視者から距離が、観視者から表示画面までの距離に対して予め定められた割合以下となる被写体(即ち、一部が欠けており一定量以上飛び出した被写体)を、右眼用画像および左眼用画像から除去する。
例えば、除去部74は、図9に示されるような、表示画面82よりも観視者側に飛び出しており、且つ、端部において一部が欠けている被写体(例えば、サッカーボール76)を、画像処理により除去する。これにより、撮像装置10は、不自然な被写体の除去された3次元画像を撮像することができる。
図10は、除去部74による画像の除去処理の他の一例を示す。また、除去部74は、図9のような処理に代えて、右眼用画像および左眼用画像の少なくとも一方における、一部が欠けており一定量以上飛び出した被写体を含む領域を、予め定められた境界色の画像に変換してもよい。境界色は、一例として、表示装置80のフレームと同一色である。
この場合において、除去部74は、右眼用画像および左眼用画像の少なくとも一方における一部が欠けており一定量以上飛び出した被写体を含み、且つ、画像の左右端から一定幅の範囲および画像の上下端から一定の高さの範囲の少なくとも一方の領域を、予め定められた境界色の画像に変換してもよい。即ち、除去部74は、表示画面82の周縁部分を図10の枠画像78に変換してもよい。これにより、撮像装置10は、不自然な被写体の無い自然な3次元画像を撮像することができる。
図11は、表示装置80に接続された状態の撮像装置10を示す。表示情報取得部22は、撮像した右眼用画像および左眼用画像を表示させる表示装置80の画像サイズおよび視聴距離を外部から受け取る。
この場合において、表示情報取得部22は、一例として、ケーブルまたは無線通信等を介して接続された表示装置80から画面サイズを取得する。そして、設定部20は、以後の撮像において取得した画面サイズに基づきシフト量を設定する。これにより、撮像装置10は、ユーザが使用する表示装置80の画面サイズに適した3次元画像を撮像することができる。
さらに、表示情報取得部22は、一例として、ケーブルまたは無線通信等を介して接続された表示装置80の画面サイズの履歴を記憶してもよい。そして、設定部20は、記憶した履歴に含まれた画面サイズに基づき右眼用画像および左眼用画像のシフト量を設定する。これにより、撮像装置10は、ユーザが複数の表示装置80のうち何れかを使用する場合、再度、表示装置80と接続せずに画面サイズに適した3次元画像を撮像することができる。
また、表示情報取得部22は、複数の画面サイズを予め登録しておいてもよい。この場合、表示情報取得部22は、予め登録された複数の画面サイズの中から、ユーザにより選択された画面サイズに基づきシフト量を設定する。これにより、表示情報取得部22は、表示装置80に接続しなくてもシフト量を設定することができる。
また、表示情報取得部22は、画面サイズに対して予め定められた係数を乗じることにより視聴距離を算出する。また、表示情報取得部22は、表示装置80毎に視聴距離が設定されている場合には、ケーブルまたは無線通信等を介して接続された表示装置80から画面サイズとともに視聴距離を取得してもよい。
図12は、表示装置80を撮像している状態の撮像装置10を示す。撮像装置10は、表示装置80を実際の視聴位置から撮像することにより、画面サイズを取得してもよい。この場合、表示情報取得部22は、当該撮像装置10により表示装置80を撮像した画像上での画面の大きさ、撮像倍率および被写体距離に基づき、画面サイズを算出する。また、この場合、表示情報取得部22は、撮像装置10の距離測定機能により被写体距離を測定することができる。これにより、撮像装置10は、表示装置80に接続しなくても正確な画面サイズを取得することができる。
さらに、表示情報取得部22は、撮像装置10により表示装置80の画面を視聴位置から撮像して得られる被写体距離(例えば撮像装置10の距離測定機能により測定した被写体距離)を、視聴距離として取得してもよい。これにより、撮像装置10は、表示装置80に接続しなくても正確な視聴距離を取得することができる。
図13は、撮像装置10が1回の3次元撮像処理において撮像した、複数のペアの右眼用画像および左眼用画像の一例を示す。調整部26は、1回の3次元撮像処理において撮像された右眼用画像および左眼用画像に基づき、シフト量の異なる複数のペアの右眼用画像および左眼用画像を生成してもよい。
調整部26は、一例として、予め登録された複数の画面サイズのそれぞれに対応させて、異なるシフト量の右眼用画像および左眼用画像のペアを生成する。この場合において、調整部26は、複数のペアのそれぞれの右眼用画像および左眼用画像の一方の画像を、他のペアの一方の画像と共通としてもよい。
出力部28は、当該撮像装置10に接続された表示装置80に、複数のペアの右眼用画像および左眼用画像のうち何れか1つのペアの右眼用画像および左眼用画像を出力する。この場合、出力部28は、接続された表示装置80の画面サイズに対応するシフト量の右眼用画像および左眼用画像のペアを、この表示装置80に出力する。これにより、撮像装置10は、接続される表示装置80の画面サイズを予め取得しておかなくても、接続される表示装置80に適した右眼用画像および左眼用画像を出力することができる。
図14は、異なる撮像位置において撮像された複数の画像の一例を示す。撮像部24は、1回の3次元撮像処理において、複数の基線長のそれぞれに対応した複数のペアの右眼用画像および左眼用画像を撮像してもよい。
例えば、撮像装置10は、まず、右眼用画像または左眼用画像の一方の画像を撮像する。続いて、撮像装置10は、本体が手動で水平方向に移動される。そして、撮像装置10は、本体が水平方向に移動されている最中において、複数の基線長に対応する撮像位置のそれぞれで画像を撮像する。
即ち、撮像装置10は、水平方向のスライドをしながら連続的にシャッタがきられて、複数の撮像位置のそれぞれにおける画像を撮像する。これにより、撮像装置10は、1回の3次元撮像処理において、複数の基線長のそれぞれに対応した複数のペアの右眼用画像および左眼用画像を撮像することができる。
なお、この場合において、撮像部24は、複数のペアのそれぞれの右眼用画像および左眼用画像の何れか一方を、他のペアの右眼用画像および左眼用画像の何れか一方と共通に撮像してもよい。これにより、撮像部24は、撮像回数および画像データを少なくすることができる。
図15は、3眼方式の撮像装置10の構成を示す。撮像部24は、3個以上のレンズ部30と、選択部90とを有する構成であってもよい。図15の例においては、撮像部24は、3個のレンズ部30(30−1、30−2、30−3)を有する。
3個以上のレンズ部30は、水平方向に並んで配置される。3個以上のレンズ部30のそれぞれと、他の1つのレンズ部30との間の水平方向の距離(基線長)は、それぞれのペア毎に異なる。
選択部90は、3個以上のレンズ部30のうち、2個のレンズ部30のペアを選択する。より具体的には、選択部90は、水平方向の距離が、設定部20により設定された基線長に対応する距離となる2つのレンズ部30のペアを選択する。
そして、選択部90は、選択した2個のレンズ部30のペアにより取り込まれた2つの画像のうち、右側のレンズ部30により取り込まれた画像を右眼用画像とし、左側のレンズ部30により取り込まれた画像を左眼用画像として出力する。このような撮像装置10は、右眼用画像の撮像位置と左眼用画像の撮像位置との間の距離を指定された基線長に設定して、右眼用画像および左眼用画像を撮像することができる。
図16は、1眼方式の撮像装置10により3次元画像を撮像する場合の撮像例、および、ビューワ画像112の一例を示す。1眼方式の撮像装置10は、右眼用画像および左眼用画像のうち一方の画像(先の画像)を撮像し、撮像位置を手動で水平方向にスライドさせて右眼用画像および左眼用画像のうち他方の画像(後の画像)を撮像する。
この場合において、撮像装置10の撮像部24は、先の画像を撮像した後に、ビューワ画像112に後の画像の撮像位置を示す情報を重ねて表示する。例えば、撮像部24は、先の画像に含まれる一部の被写体の画像(例えば焦点の合っている主要被写体の画像)を参照画像114として抽出する。続いて、撮像部24は、抽出した参照画像114を複製した指示画像116を、ビューワ画像112における基線長分水平方向にずれた位置に、重ねて表示する。
続いて、撮像装置10が手動で水平方向に移動される。撮像部24は、当該撮像装置10が水平方向に移動しても、指示画像116を固定して表示し続ける。そして、撮像部24は、ビューワ画像112内における実際の参照画像114と、ビューワ画像112に重ねて表示された指示画像116との位置が一致したことを検出する。これにより、撮像部24は、先の画像の撮像位置から基線長分水平方向にスライドしたことを検出することができる。そして、撮像部24は、当該位置において後の画像を撮像する。
撮像部24は、先の画像の撮像位置から基線長分水平方向にスライドした場合(実際の参照画像114と指示画像116とが一致した場合)に自動的に撮像をしてもよい。これにより、撮像装置10は、基線長分水平方向にずれた2つの撮像位置において、右眼用画像および左眼用画像を撮像することができる。
また、撮像部24は、先の画像の撮像位置から基線長分水平方向にスライドした場合に、ユーザに通知をしてもよい。この場合、撮像部24は、通知の後に、シャッタボタンが押下されたことに応じて、後の画像を撮像する。これにより、撮像部24は、ユーザが後の画像の撮像位置を確認してから確実に撮像をすることができる。
なお、撮像部24は、後の画像の撮像位置に移動した場合に、自動撮像するかまたは通知をするかを、ユーザの設定に応じて切り換えてもよい。また、撮像部24は、一例として、通知をした後、一定時間が経過した後に自動撮像をしてもよい。また、撮像部24は、先の画像を撮像してから、一定時間経過しても後の画像の撮像位置を検出できない場合には、3次元画像の一連の撮像動作を解除してもよい。
また、撮像部24は、後の画像を先の画像に対して撮像デバイス上において予め定められた基準ずれ量分ずれた位置に結像させるように、後の画像の撮像位置を指定する。例えば、撮像部24は、撮像デバイス上において、水平方向に数%分程度ずれた位置に結像させる。これにより、撮像部24は、先の画像の撮像位置から後の画像の撮像位置までスライド量を小さくすることができる。
また、撮像装置10は、内部に加速度センサ110を備えてもよい。この場合、撮像部24は、先の画像の撮像位置から基線長分水平方向にスライドした位置を検出し、且つ、加速度センサ110によって当該撮像装置10が基線長分水平方向にスライドしたことを検出した位置において、後の画像を撮像してもよい。これにより、撮像装置10は、より正確な位置において、後の画像を撮像することができる。
また、撮像部24は、当該撮像装置10が先の画像を撮像した後、右方向に移動したのか左方向に移動したのかを加速度センサ110により検出する。撮像部24は、加速度センサ110の検出結果に基づき、先の画像および後の画像のそれぞれが、右眼用画像および左眼用画像を何れであるのかを判断することができる。
また、加速度センサ110は、先の画像を撮像してから後の画像を撮像するまでのスライド中において、当該撮像装置10の水平方向の向きを検出してもよい。撮像部24は、スライド中において、当該撮像装置10が水平方向から予め定められた角度以上傾いた場合、警告を出力する。
また、撮像部24は、スライド中におけるビューワ画像112のひずみに基づいて、当該撮像装置10の水平方向の向きを検出してもよい。そして、撮像部24は、当該撮像装置10が水平方向から予め定められた角度以上傾いた場合、警告を出力する。
図17は、撮像範囲120が表示された状態のビューワ画像112の一例を示す。1眼方式の撮像装置10において、撮像部24は、一例として、右眼用画像および左眼用画像のうち先に撮像する画像を撮像する際のビューワ画像112に、右眼用画像および左眼用画像の撮像範囲120を表示する。
この場合において、撮像部24は、例えば、先の画像を撮像する際のプレビュー画像に、右眼用画像および左眼用画像の少なくとも一方に含まれる領域を、撮像範囲120として表示してもよい。また、撮像部24は、先の画像を撮像する際のプレビュー画像に、右眼用画像および左眼用画像の両者に重複して含まれる領域を、撮像範囲120として表示してもよい。また、撮像部24は、一例として、矩形状の撮像範囲120を表示する。このような撮像装置10によれば、実際に表示画面に表示される被写体をユーザに提示することができる。
図18は、ガイド132を用いて1眼方式の撮像装置10により3次元画像を撮像する場合の撮像例を示す。1眼方式の撮像装置10は、当該撮像装置10を下面側から支持するガイド132に載置された状態で、右眼用画像および左眼用画像を撮像してもよい。
ガイド132は、一例として、撮像装置10の底面が載置される平面を有するテーブル等である。本例に係る撮像装置10は、移動量検出部130を更に備える。移動量検出部130は、ガイド132に対する当該撮像装置10の水平方向の相対移動量を検出する。移動量検出部130は、一例として、光センサである。移動量検出部130は、撮像装置10に設けられることに代えて、ガイド132に設けられてもよい。
そして、本例に係る撮像部24は、先の画像を撮像した後において、移動量検出部130が設定された移動量を移動したことを検出したことに応じて、後の画像を撮像する。これにより、本例に係る撮像装置10は、撮像装置10を水平方向に正確にスライドさせることができるとともに、移動量を正確に制御することができる。
図19は、スライド立体モードにおける、右眼用画像および左眼用画像の生成方法を示す。撮像装置10は、スライド立体モードにおいて、1つの2次元画像から右眼用画像および左眼用画像を生成する。
この場合、撮像装置10に備えられる調整部26は、1の2次元の画像200(即ち、基線長が0の右眼用画像および左眼用画像)を左右にずらして右眼用画像210および左眼用画像220を生成する。これにより、撮像装置10の調整部26は、簡単な処理で立体視用の右眼用画像210および左眼用画像220を生成することができる。
より具体的には、調整部26は、画像200を右側に水平にシフトして右眼用画像210を生成して、画像200を左側に水平にシフトして左眼用画像220を生成する。この場合において、例えば、調整部26は、画像200を左にL/2シフトした画像を左眼用画像220とするとともに、共通の画像を右にL/2シフトした画像を右眼用画像210とする。なお、ここで、Lは、設定されたシフト量を表す。
また、右眼用画像および左眼用画像を左右にシフトした場合、右眼用画像の左端に空白部分が生じる。同様に、左眼用画像の右端にも空白部分が生じる。これらの領域は、右眼または左眼の一方だけにしか画像を与えることができないので、観視者に自然な立体感を与える上で障害となる場合がある。
そこで、調整部26は、一例として、右眼用画像の左端の空白部分に左端画像を付加するとともに、左眼用画像の右端の空白部分に右端画像を付加してもよい。調整部26は、一例として、右眼用画像の右端領域の画像をコピーして右端画像を生成して、左眼用画像の左端領域の画像をコピーして左端画像を生成する。また、この場合において、調整部26は、右端画像および左端画像をぼかしてもよい。これにより、調整部26は、端部部分において右眼および左眼に同一の画像を提示して、端部において観視者に感じられる不自然さを軽減することができる。
また、調整部26は、一例として、右眼用画像の表示領域の左端から所定範囲を左側に拡大して左端画像を生成するとともに、左眼用画像の表示領域の右端から所定範囲の画像を右側に拡大して右端画像を生成する。これにより、調整部26は、端部部分において画像が連続した自然な立体像を観視者に提示することができる。
また、調整部26は、一例として、右眼用画像および左眼用画像のそれぞれにおける右端部分および左端部分に、黒等の枠画像を表示してもよい。これにより、調整部26は、左端および右端における立体感を与えない領域を無くして、枠内の全ての領域で立体感を与えることができる。さらに、このような枠画像を表示することにより、枠(窓枠および虫眼鏡の枠等)を通して物体を見るような感覚を観視者に与えることができるので、自然な立体感を観視者に提供することができる。また、このような枠画像を表示することにより、観視者が右眼用画像と左眼用画像とを融合するのを促進させることができる場合もある。なお、調整部26は、このような端部に対する処理を、スライドモードに限らず他の表示効果モードにおいて実行してもよい。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10 撮像装置、20 設定部、22 表示情報取得部、24 撮像部、26 調整部、28 出力部、30 レンズ部、32 入力部、34 比例忠実再生モード設定部、36 弱立体モード設定部、38 接写モード設定部、40 望遠モード設定部、42 広角モード設定部、44 飛出しモード設定部、46 ポートレートモード設定部、48 風景モード設定部、50 風景立体強調モード設定部、52 夜景モード設定部、54 プリントモード設定部、56 小型ディスプレイモード設定部、58 スライド立体モード設定部、70 ボカシ部、72 警告部、74 除去部、76 サッカーボール、78 枠画像、80 表示装置、82 表示画面、90 選択部、110 加速度センサ、112 ビューワ画像、114 参照画像、116 指示画像、120 撮像範囲、130 移動量検出部、132 ガイド、200 画像、210 右眼用画像、220 左眼用画像

Claims (11)

  1. 右眼用画像および左眼用画像を撮像する撮像部と、
    表示画面に表示した場合の前記右眼用画像上の表示位置と前記左眼用画像上の表示位置との間の距離が予め定められた基準値以上となる被写体をぼかすボカシ部と、
    を備える撮像装置。
  2. 前記撮像部は、右眼用画像の撮像位置と左眼用画像の撮像位置と間の距離である基線長を眼幅距離以上とし、拡大して被写体を撮像する
    請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記ボカシ部は、前記右眼用画像および前記左眼用画像の少なくとも一方に画像処理を施して被写体をぼかす
    請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記撮像部は、基線長を調整することにより、右眼用画像に表示される主要被写体と左眼用画像に表示される前記主要被写体との間の表示画面上における距離を予め定められた範囲内として、前記右眼用画像および前記左眼用画像を撮像し、
    前記ボカシ部は、表示画面に表示した場合おける右眼用画像上の表示位置と左眼用画像上の表示位置との間の距離が前記予め定められた範囲の上限より長い被写体をぼかす
    請求項1から3の何れか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記ボカシ部は、主要被写体との撮像距離の差に応じてぼけ量を変更する
    請求項1から4の何れか1項に記載の撮像装置。
  6. 右眼用画像の撮像位置と左眼用画像の撮像位置と間の距離である基線長を眼幅距離以上で撮像する場合、警告を発する警告部を更に備える
    請求項1から5の何れか1項に記載の撮像装置。
  7. 右眼用画像および左眼用画像を撮像する撮像部と、
    表示画面に表示した場合の観視者から立体像までの距離が、観視者から前記表示画面までの距離に対して予め定められた割合以下となる場合、前記立体像の画像をぼかすボカシ部と、
    を備える撮像装置。
  8. 右眼用画像および左眼用画像を撮像する撮像部と、
    前記右眼用画像および前記左眼用画像の端部において一部が欠けており、且つ、表示画面に表示した場合の観視者から距離が、観視者から前記表示画面までの距離に対して予め定められた割合以下となる被写体を、前記右眼用画像および前記左眼用画像から除去する除去部と、
    を備える撮像装置。
  9. 前記除去部は、前記右眼用画像および前記左眼用画像の少なくとも一方における前記被写体の画像を含む領域を、予め定められた境界色の画像に変換する
    請求項8に記載の撮像装置。
  10. 前記除去部は、前記右眼用画像および前記左眼用画像の少なくとも一方における前記被写体の画像を含み、且つ、画像の左右端から一定幅の範囲および画像の上下端から一定の高さの範囲の少なくとも一方の領域を、予め定められた境界色の画像に変換する
    請求項9に記載の撮像装置。
  11. 前記除去部は、画像の左右端から予め定められた幅以下および画像の上下端から予め定められた高さ以下の範囲を、予め定められた境界色の画像に変換する
    請求項10に記載の撮像装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114942009A (zh) * 2022-06-20 2022-08-26 山东信通电子股份有限公司 一种基于输电线路的隐患预警方法、装置、设备及介质

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