JP2012222469A - 撮像装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 蓄積型の撮像素子を用いた測光範囲の拡大と、測光に要する時間の増加抑制とを両立する。
【解決手段】 蓄積型の撮像素子を用い、異なる露光量で撮像した複数の画像データを用いて測光を行うことで測光範囲を拡大する撮像装置である。異なる露光量での撮像を行う場合、蓄積時間が所定時間を超えないようにするとともに、所定時間の蓄積で露光量が得られない場合には、所定時間の蓄積で不足する露光量を画素値の加算により補う。
【選択図】 図6

Description

本発明は、撮像装置及びその制御方法に関し、蓄積型の撮像素子を用いて測光を行う撮像装置及びその制御方法に関する。
デジタルカメラやデジタルビデオカメラのような撮像装置に要求される測光範囲は、一般にAPEX単位におけるBv値で約−5〜+15である。すなわち測光範囲のダイナミックレンジは20段程度である。一方、蓄積型の撮像素子による1回の蓄積で測光できるダイナミックレンジは20段よりも小さい。
そこで、蓄積型の撮像素子を用い、同一シーンについて異なる露出で複数回撮像した画像信号を合成することで、1回の蓄積(撮像)で実現できるダイナミックレンジよりも広いダイナミックレンジを有する画像を生成する技術が知られている。このような技術は、一般的にHDR(ハイダイナミックレンジ)合成と呼ばれている。
また、同様の考え方で、蓄積型の受光素子を用いる測光装置のダイナミックレンジを拡大することも提案されている。例えば、特許文献1では、蓄積型の受光素子を用いた測光装置において、電荷蓄積時間を長くした測光と、電荷蓄積時間を短くした測光とを交互に行い、被写界内の輝度差が非常に大きい場合でも低輝度部分から高輝度部分までの測光値を得ている。
特開平6−130462号公報
しかしながら、特許文献1の方法では、低輝度領域の測光を行うための撮像に必要な露光時間が長くなるため、測光に必要な時間が増加してしまう。本発明はこのような従来技術の課題に鑑みなされたもので、蓄積型の撮像素子を用いた測光範囲の拡大と、測光に要する時間の増加抑制とを両立した撮像装置及びその制御方法を提供することを目的とする。
上述の目的は、蓄積型の撮像素子を用い、異なる露光量で撮像した複数の画像データを用いて測光を行う撮像装置であって、異なる露光量で撮像を行うための蓄積時間と画素加算数を決定する決定手段と、蓄積時間に従った撮像により得られた複数の画像データのそれぞれについて、画素加算数に従った画素値の加算に基づいて測光出力値を算出する算出手段と、複数の画像データのそれぞれについて得られた複数の測光出力値を合成する合成手段と、を有し、決定手段は、必要な露光量が予め定めた時間未満の蓄積時間で得られる場合には、撮像に必要な露光量が得られる蓄積時間と画素加算数なしを決定し、必要な露光量が予め定めた時間以上の蓄積時間で得られる場合には、予め定めた時間に等しい蓄積時間と、不足する露光量に応じた画素加算数を決定する、ことを特徴とする撮像装置によって達成される。
この構成により、本発明によれば、蓄積型の撮像素子を用いた測光範囲の拡大と、測光に要する時間の増加抑制とを両立することができる。
本発明の実施形態に係る撮像装置の一例としてのデジタルスチルカメラの構成例を示すブロック図 本発明の実施形態に係るデジタルスチルカメラの撮像処理を説明するためのフローチャート 本発明の実施形態に係るデジタルスチルカメラのAE処理を説明するためのフローチャート 本発明の実施形態に係るデジタルスチルカメラの初回蓄積処理を説明するためのフローチャート 本発明の実施形態に係るデジタルスチルカメラの画素加算範囲の設定方法を説明するための図 本発明の実施形態に係るデジタルスチルカメラの測光用蓄積制御に用いる制御値を決定するために用いるプログラム線図の例を示す図 本発明の実施形態に係るデジタルスチルカメラのAE処理における測光出力値の合成処理を説明するための図
以下、本発明の例示的な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
●(カメラ10の構成)
図1は、本発明の実施形態に係る撮像装置の一例としてのデジタルスチルカメラ(以下、単にカメラという)10の構成例を示すブロック図である。
撮像レンズ11は本実施形態ではオートフォーカス機構とズーム機構を有するレンズであり、ズーム制御部44からの制御信号に従ってズーミング機構が駆動可能であるほか、焦点制御部45からの制御信号によってフォーカスレンズが駆動可能である。
絞り12は、絞り制御部43からの制御信号に従って開口の大きさが変化し、撮像素子への入射光量を制御する。
シャッタ13は、シャッタ制御部42からの制御信号に従って開閉することで、撮像素子の露光時間を制御する。
蓄積型の撮像素子14は例えばCMOSイメージセンサであり、撮像素子制御部41からの制御信号に従い、画素毎に光電変換を行って電荷を蓄積し、光学像を電気信号(画像データ)に変換して出力する。
AGC回路15は、撮像素子14が出力する画像データに対し、ゲイン制御部40からの制御信号に従ったゲイン調整を行い、A/D変換器16に出力する。
A/D変換器16は、AGC回路15からの、ゲイン調整された画像データをA/D変換する。A/D変換後の画像データは、画像処理部20とメモリ制御部21を介して、或いはメモリ制御部21のみを介して、メモリ30に書き込まれる。
画像処理部20は、A/D変換器16又はメモリ制御部21からの画像データに対し、画素補正処理、色変換処理、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(ストロボプリ発光)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理等を行う。
画像処理部20の演算結果に基づいて、システム制御部50は、ゲイン制御部40、撮像素子制御部41、シャッタ制御部42、絞り制御部43、ズーム制御部44、焦点制御部45、ストロボユニット46に対する制御を実行する。
ゲイン制御部40は、AGC回路15のゲインを制御する。撮像素子制御部41は、撮像素子14の蓄積時間、画素加算数を制御する。シャッタ制御部42は、シャッタ13の開閉動作を制御する。絞り制御部43は絞り12の開口の大きさを制御する。ズーム制御部44は、撮像レンズ11のズーミングを制御する。焦点制御部45は、撮像レンズ11が有するフォーカスレンズを駆動し、焦点位置を制御する。
ストロボユニット46は、AF補助光の投光機能、ストロボ調光機能を有する。
システム制御部50は例えばCPU,ROM,RAMを有し、カメラ10全体の動作を制御する。なお、システム制御部50が、上述したゲイン制御部40、撮像素子制御部41、シャッタ制御部42、絞り制御部43、ズーム制御部44、焦点制御部45の制御の少なくとも一部を実行してもよい。
メモリ30は、システム制御部50の動作用の定数、変数、プログラム等を記憶している。
表示部32は、例えばLCDであり、システム制御部50の制御に従い、メニュー画面や、カメラ10の各種情報などの表示を行う。また、本実施形態のカメラ10は、撮像スタンバイ状態において、連続的に撮像を行って撮像画像を表示部32に表示することで、表示部32を電子ビューファインダとして機能させるものとする。
シャッタスイッチ60は、シャッタスイッチSW1とSW2からなり、シャッタスイッチSW1は、不図示のシャッタボタンの半押しでオンし、シャッタスイッチSW2はシャッタボタンの全押しでオンする。
SW1のオンは、システム制御部50によって撮像準備処理の開始指示として検出され、システム制御部50は、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理等の動作を開始する。
また、シャッタスイッチSW2のオンは本撮像(記録用画像の撮像)処理の開始指示としてシステム制御部50に検出される。本撮像処理においてシステム制御部50は、ストロボ撮像モードの場合はストロボユニット46の発光制御、AE処理に従った絞り値とシャッタ速度(露光時間)で撮像素子14を露光する露光処理を行う。
また、システム制御部50は、撮像素子14で得られた画像データをA/D変換器16、メモリ制御部21を介してメモリ30に書き込む。さらにシステム制御部50は、画像処理部20での演算結果を用いて、メモリ30に存在する画像データに現像処理(色補間処理など)を行う。さらにシステム制御部50は、現像処理後の画像データをメモリ30から読み出し、例えば画像ファイルの形式で記録部70が有する記録媒体に書き込む記録処理を実行する。なお、システム制御部50は、必要に応じて画像データの符号化も実行する。
記録部70は、例えば半導体メモリカードのような記録媒体を備え、システム制御部50の制御に従って記録媒体に対するデータの読み書きを行う。
●(カメラ10の動作)
次に、図2〜図4に示すフローチャートを参照して、カメラ10の動作を説明する。なお、ここでは、カメラ10の電源がオンされ、撮像スタンバイの状態にあるものとする。上述のように、撮像スタンバイ状態でカメラ10は連続的な撮像を行っており、表示部32が電子ビューファインダとして機能している。以下、表示部32を電子ビューファインダとして機能させる際に表示する撮像画像をスルー画像と呼ぶ。
S101で、システム制御部50は、シャッタスイッチSW1がオンかオフか判別し、オンならS102に処理を進める。
S102で、システム制御部50はAE処理を行うため、スルー画像の画像データに対して、画像処理部20でAE処理用の画像処理を実行させる。なお、AE処理の詳細は図3を参照して後述する。
S103で、システム制御部50は、スルー画像の画像データを用いて既知のコントラスト方式のAF(オートフォーカス)処理を行う。システム制御部50は、画像処理部20でスルー画像の画像データからAF評価値を算出させ、焦点制御部45を通じて撮像レンズ11のフォーカスレンズを駆動させ、AF評価値が最大となるフォーカスレンズ位置を探索する。そして、AF評価値が最大となるフォーカスレンズ位置にフォーカスレンズを駆動させる。
S104でシステム制御部50は、シャッタスイッチSW2がオンかオフか判別する。シャッタスイッチSW2がオフなら、システム制御部50はS105でシャッタスイッチSW1の状態を確認し、オンのままならS102に、オフになった場合はS101に、それぞれ処理を戻す。
S104でシャッタスイッチSW2がオンであれば、システム制御部50はS106で、S102のAE処理で算出した露出制御値に基づいて上述した本撮像処理を実行する。
●(AE処理の詳細)
図3は、図2のS102におけるAE処理の詳細を示すフローチャートである。
S201でシステム制御部50は、電源投入時か否かを判定し、YESの場合にはS250へ、NOの場合にはS202へ処理を進める。
S250でシステム制御部50は、初回蓄積処理を行う。
初回蓄積処理について、図4のフローチャート及び図6を用いて説明する。
S301でシステム制御部50は、測光用蓄積制御(初回1回目)を実行する。初回蓄積処理の1回目の蓄積(撮像)でシステム制御部50は、カメラ10に要求される測光範囲の中心の輝度に対応する出力が撮像素子14のダイナミックレンジ(最小出力値〜最大出力値)の中央値となる蓄積時間(Tv0)、画素加算数(Kv0)を設定する。例えば、本実施形態では要求される測光範囲がBv値−5〜+15であるため、Bv5の輝度に対応する出力が撮像素子14のダイナミックレンジの中央値となるような蓄積時間と画素加算数を設定する。画素加算数については後述する。なお、本実施形態では、蓄積処理において設定される絞りが常に開放である場合を説明しているが、予め決められたプログラム線図に従って絞りを設定するようにしてもよい。
そして、システム制御部50は、設定した蓄積時間で測光用の蓄積(撮像)を行う。設定した蓄積時間が終了すると、システム制御部50は、画像処理部20に、得られた撮像画像を分割した複数の測光エリアの各々について、含まれる画素データから輝度に関する測光出力値Yを算出させる。測光エリアの詳細は図5に基づいて後述するが、本実施形態では、画像を横に6分割、縦に4分割し、計24の測光エリアを設定するものとする。なお、測光エリアの分割数は上記の数に限定されるものではなく、測光エリアの形も撮像画像を縦横に等間隔に分割した形でなくてもよい。
S302でシステム制御部50は、画像処理部20が算出した測光エリア毎の測光出力値Yと重み付け係数kとの加重平均値Ywを以下のように算出する。
Yw=ΣYij×kij/24
ここで、i,jは測光エリアの場所を表す添字であり、本実施形態では横6、縦4の測光エリアが存在するので、i:0〜5,j:0〜3である。
また、重み付け係数kは、カメラ10の撮像モード、測光モードや撮影シーンなどに応じて各測光エリアの測光出力値の重み付けを変えるための係数である。例えば、測光モードが中央重点測光モードであれば、画像の中央付近の測光エリアに対する重み付け係数を画像の周辺付近に対する重み付け係数よりも大きくする。また、顔などの特徴領域検出機能を有する場合、特徴領域検出機能を用いる撮像モードでは特徴領域に対応する測光エリアに対する重み付け係数を他の測光エリアに対する重み付け係数よりも大きくする。また、被写界の状況に応じてどのような撮影シーンか自動判別するシーン判別機能を有する場合、判別されたシーンに最適な重み付け係数をそれぞれの測光エリアに対して設定する。重み付け係数kは本発明とは直接関係がないため、これ以上の詳細は省略する。
さらに、システム制御部50は、初回蓄積処理の2回目を行うか否かを、以下のΔYに応じて判定する。
ΔY=log(Yw/Ytarget)
ここで、目標輝度値Ytargetは、加重平均値Ywの目標とする値であって、システム制御部50は加重平均値Ywが目標輝度値Ytargetに近づくように露出制御値を設定する。
ΔYが所定範囲内(例えば、±3.0段以内)の場合、システム制御部50は、次回測光用蓄積時の制御値P0を下記の式で算出し、初回2回目の蓄積(撮像)は行なわず、S202へ処理を進める。なお、制御値P0(初回1回目)は、S301で設定された蓄積時間(Tv0)、画素加算数(Kv0)に対応する値である。制御値Pについて詳細は後述する。
(―3.0≦ΔY≦+3.0)の場合
P0(次回)=P0(初回1回目)+ΔY
ここで、P0(次回)はS206で用いる制御値であって、初回2回目の蓄積(撮像)で用いるものではない。
一方、ΔYが所定範囲外(例えば、±3.0段に入らない)の場合、システム制御部50は、露光量を所定量(例えば、±6段分)変えた制御値P0(初回2回目)を算出し、初回2回目の蓄積(撮像)を行うことを決定する。すなわち、
(―3.0>ΔY)の場合
P0(初回2回目)=P0(初回1回目)―6
(ΔY>3.0)の場合
P0(初回2回目)=P0(初回1回目)+6
S303でシステム制御部50は、初回2回目の蓄積(撮像)を行う場合には処理をS304に進め、行わない場合には初回蓄積処理を終了させる(処理をS202へ進める)。
S304でシステム制御部50は、初回2回目の測光用蓄積制御用に設定した制御値P0(初回2回目)に基づいて、図6(a)のプログラム線図より蓄積時間(Tv0)、画素加算数(Kv0)を決定する。図6(a)の例では、―3.0>ΔYの場合は蓄積時間(Tv0)=1/100秒、画素加算数(Kv0)=16画素加算、ΔY>3.0の場合は蓄積時間(Tv0)=1/25600秒、画素加算数(Kv0)=0(画素加算なし)である。
S305でシステム制御部50は、画像データ取得後、S302と同様にΔYを算出したのち、次回測光用蓄積時の制御値P0を以下のように算出する。
(―3.0≦ΔY≦+3.0)の場合
P0(次回)=P0(初回2回目)+ΔY
一方、ΔYが±3.0段に入らない場合、露光量を±3段分変える。すなわち、
(―3.0>ΔY)の場合
P0(次回)=P0(初回2回目)―3
(ΔY>3.0)の場合
P0(次回)=P0(初回2回目)+3
システム制御部50は、次回測光用蓄積時の制御値を設定すると、初回蓄積処理を終了し、図2のS202に処理を進める。
S202でシステム制御部50は、後述するS209で設定した合成条件がONの場合にはS203へ、NOの場合にはS206へ処理を進める。なお、初回蓄積の結果に対しては、S209で合成するか否かが決定される前にS202で合成判定されることになる。そこで、初回蓄積の後は合成条件がOFFであるものとして処理を進めるようにする。代わりに、初回蓄積の後はS202の処理を省略してS206の処理へ進めるようにしても構わない。
S203でシステム制御部50は、前回の蓄積制御が制御値P1で行われたか否かを判定し、YESの場合にはS204へ、NOの場合にはS205へ処理を進める。後述するように、制御値P0を基準として、制御値P1、P2はそれぞれ+2段、−2段露光量を変えた制御値である。
S204でシステム制御部50は、制御値P2に基づいて蓄積時間(Tv2)と画素加算数(Kv2)を決定し、測光用蓄積処理を行う。蓄積後、システム制御部50は撮像画像を複数の測光エリアに分割し、測光エリア毎の測光出力値Yを算出する。
S205でシステム制御部50は、制御値P1に基づいて蓄積時間(Tv1)と画素加算数(Kv1)を決定し、測光用蓄積処理を行う。蓄積後、システム制御部50は撮像画像を複数の測光エリアに分割し、測光エリア毎の測光出力値Yを算出する。
S206でシステム制御部50は、制御値P0に基づいて蓄積時間(Tv0)と画素加算数(Kv0)を決定し、測光用蓄積処理を行う。蓄積後、システム制御部50は撮像画像を複数の測光エリアに分割し、測光エリア毎の測光出力値Yを算出する。なお、初回蓄積において算出されたP0(次回)は、このときの制御値P0である。
S207でシステム制御部50は、S204〜S206の異なる2つのステップにおいて前回算出した測光出力値Yと今回算出した測光出力値Yのレベル合わせを行った後、合成処理を行い、測光エリア毎の測光範囲が拡大された測光出力値Yを算出する。なお、合成処理の詳細は図7を参照して後述する。
S208でシステム制御部50は、S206またはS207で算出した測光エリア毎の測光出力値Yと重み付け係数kとの加重平均値Ywを算出する。そしてシステム制御部50は、加重平均値Yw、蓄積時間、及び画素加算数から得られる被写体輝度に基づいて、本撮像時の露出制御値(シャッタ速度、絞り値、感度など)を決定する。なお、露出制御値の決定方法は本発明と直接関係がなく、また任意の方法を採用しうるためその詳細を省略する。
S209でシステム制御部50は、S208で算出した加重平均値Ywに基づいて、次回のAE処理において測光出力値の合成をするか否かを示す合成条件を決定する。合成をするか否かの決定方法についての詳細は後述する。
次に、画素加算数と測光出力値Yの算出方法を図5に基づいて説明する。
本実施形態のカメラ10が有する撮像素子14は原色カラーフィルタを備えており、各画素は、R(赤)、G(緑)またはB(青)のいずれかに対応する分光特性を有している。また、説明及び理解を容易にするため、撮像素子14の画素数が、横96、縦64であるものとする。
図5(a)は撮像素子制御部41で撮像素子14を制御して、撮像素子14から読み出した画像データをA/D変換器16、メモリ制御部21を介してメモリ30に書き込んだ状態を模式的に示している。
図5(b)は、横96×縦64画素の画像を横6×縦4に分割し、24の測光エリア200に分割した例である。1つの測光エリア内に含まれる撮像素子の画素数は16×16である。
図5(c)に、1つの測光エリア200の拡大図を示す。ここでは、撮像素子14がベイヤー配列のカラーフィルタを備えている場合の画素配置を示している。なお、本発明はカラーフィルタの配列には依存しないため、他の画素配列であってもよい。
撮像素子制御部41は、同色画素の出力を加算する撮像素子(もしくは画像)の範囲を設定する。
例えば図5(d)〜(f)は、図5(c)の測光エリア内で、4×4画素、8×8画素、16×16画素の画素加算範囲210、220、230を設定した例を示す。
画素加算範囲210、220、230内で、2×2のカラーフィルタの単位配列(R,G1,B,G2)の各色の画素値が加算される回数はそれぞれ4、16、64回で、加算範囲ごとにR,G1,B,G2の加算値が1組得られる。
同被写界(同一シーン)で撮像素子14から同じ出力を得るための蓄積時間は、画素値の加算を行わない場合を1とすると、画素加算範囲210,220,230を設定した場合にそれぞれ1/4、1/16、1/64倍となる。そのため、画素加算数を増やす(広い画素加算範囲を設定する)ことで、低輝度時に蓄積時間が延びることを抑制できる。
次に、測光エリア内でR、G(G1,G2)、Bのそれぞれの平均値を算出し、例えば、以下の式より測光出力値Yを算出する。
Y=0.299×R+0.587×G+0.114×B
このように、加算範囲によらず、測光エリア毎に1つの測光出力値Yを算出することで、後述する合成処理が可能となる。なお、測光エリア毎に1つの測光出力値Yを算出するのではなく、加算範囲毎に1つの測光出力値Yを算出し、加算範囲内の画素の出力値として用いて演算しても良い。
次に、蓄積時間と画素加算数の制御方法について図6(a)を用いて説明する。
図6(a)は被写界のBv値に対して、横軸に蓄積時間、縦軸に画素加算数を表したプログラム線図の例である。
ここで、蓄積時間(Tv)と画素加算数(Kv)の加算値(Tv+Kv)を制御値(露光量)Pと定義する。なお、ここでの加算はAPEX値によるものであり、実際の蓄積時間(例えば1/100秒)や画素加算数(例えば16画素加算)の加算ではない。具体的な蓄積時間や画素加算数に対応するTv(APEX)、Kv(APEX)は、P(APEX)=Tv(APEX)+Kv(APEX)を満たすように予め決定しておく。APEX単位の考え方については、例えば「ディジタルスチルカメラ用画像ファイルフォーマット規格(Exif) Version 2.1」の「付録C APEXについて」を参照されたい。
制御値Pが決まれば、図6のプログラム線図よりTvとKvが決まる。
Bv値が小さい低輝度時には、露光量を得るために必要な蓄積時間が長くなる。必要な蓄積時間が予め定めた蓄積時間以上(図6では1/100秒以上)となる場合、システム制御部50は、予め定めた蓄積時間で撮像した際に不足する露光量を補うために画素加算数を増加させる。画素加算数を最大(図6では64画素)としても、不足する露光量を補えない場合にのみ、蓄積時間を予め定めた蓄積時間を超える時間(1/100秒より長い時間)とする。予め定めた蓄積時間未満で露光量が得られる高輝度時には、画素加算なしとする。なお、本実施形態では、1/100秒を予め設定された蓄積時間として設定したが、1/100秒と異なる時間を予め設定された蓄積時間として設定しても構わない。また、カメラの撮影モードなどに応じて異なる蓄積時間を設定するようにしてもよい。
次に、測光出力値Yの合成処理について図6及び図7を用いて説明する。
上述の通り、一般に要求される測光範囲はBv−5〜+15、すなわちダイナミックレンジで20段程度である。しかし、本実施形態における撮像素子14のダイナミックレンジ(1回の蓄積で測光可能な輝度の範囲)は20段よりも小さい。
そこで、本実施形態では、測光出力値の加重平均値に対応する出力が撮像素子14のダイナミックレンジ中央となる制御値(当該制御値に基づいて露光した場合に、撮像素子の出力値の中央値が得られる制御値)を制御値P0とする。また、制御値P1、P2は、制御値P0を基準としてそれぞれ+2段、−2段露光量を変えた制御値とする。
図6(b)は制御値P0、P1用のプログラム線図、図6(c)は制御値P2用のプログラム線図である。
図6(b)、(c)上の点P0、P1、P2は、被写界のBv値=5の場合の制御値を示している。P0が蓄積時間1/400秒、画素加算なしであるのに対し、P1、P2は蓄積時間が同じ(1/1600秒)で、画素加算数がそれぞれ加算なし、16画素加算である。
本実施形態における測光は、蓄積時間と画素加算数を制御した制御値P1、P2を用いた蓄積制御を交互に繰り返し行うことで、測光範囲、すなわち撮像素子14のダイナミックレンジを拡大する。
図7は被写界のBv値に対して、制御値P0、P1、P2による撮像で、撮像素子14によって測光できる範囲を示している。
また、図7のY合成値は、制御値P1、P2で得られた測光エリア毎の測光出力値Yをレベル合わせした後に合成処理することで得られる。なお、制御値P1を用いた蓄積制御(撮像)時と、制御値P2を用いた蓄積制御時との間で被写界の輝度に変化があり、制御値P0が変化した場合には、レベル合わせ時に変化分を反映させる。
レベル合わせは、閾値TH_DR_HI、TH_DR_LOを設けて行う。TH_DR_HIは制御値P2での測光可能範囲の上限Bv値に、TH_DR_LOは制御値P1での測光可能範囲の下限Bv値にそれぞれ相当する値である。
レベル合わせは、同一Bv値に対する測光出力値が同一になるようにする処理である。例えば、制御値P2で蓄積制御した際の測光出力値を、制御値P1で蓄積制御した際の測光出力値に合わせるように補正する。具体的には、制御値P1が画素加算なしで制御値P2が16画素加算の場合には、制御値P2で蓄積制御した際の測光出力値を1/16に補正する。これにより、合成後の測光範囲におけるBv値と測光出力値の関係の連続性が維持される。
システム制御部50は、測光出力値のレベル合わせ後、合成処理を以下の条件で行う。
制御値P1を用いて撮像した画像から得られる測光出力値YがTH_DR_HIよりも大きい場合には、その値を合成後の値として用いる。
制御値P2を用いて撮像した画像から得られる測光出力値YがTH_DR_LOよりも小さい場合には、その値を合成後の値として用いる。
制御値P1を用いて撮像した画像から得られる測光出力値Yと、制御値P2を用いて撮像した画像から得られる測光出力値YがいずれもTH_DR_LO以上で、TH_DR_HI以下の場合には、新しい撮像画像に基づく測光出力値Yを合成後の値として用いる。これは、新しい撮影画像に基づく測光出力値Yのほうがより現在の被写界の輝度を反映しているからである。
上記の処理により、制御値P0による測光可能範囲より、約4段(±2段)分の測光可能範囲を拡大できる。
また、制御値P1、P2以外に制御値Pnを複数個設定した場合にも、測光エリア毎にレベル合わせを行い、合成処理を行うことで、測光可能範囲を拡大することができる。
また、図7では、制御値P1、P2で得られた測光エリア毎の測光出力値Yを合成処理する例を説明したが、制御値P1、P2の一方の測光出力値Yと制御値P0の測光出力値Yとの合成処理を行う場合も同様である。
次に、S209における合成するか否かの決定方法について説明する。
S209では、測光結果に基づいて、次回の測光用蓄積時に合成処理を行うか否かを決定する。次回の測光用蓄積時に合成を行う場合、合成条件をONとする。次回の測光用蓄積時に合成を行わない場合、合成条件をOFFとする。
S208において、上述のようにして、測光エリア毎の測光出力値Yと重み付け係数kとの加重平均値Ywを算出し、目標輝度値Ytargetと加重平均値Ywの差分に対応する段数ΔYを以下のように算出する。
ΔY=log(Yw/Ytarget)
そして、S209において、システム制御部50は、ΔYが±3.0段以内の場合、被写界で大きな輝度変化がなかったと考えられるので、次の測光用蓄積時に合成処理を行うために、次回の撮像パラメータを以下のように設定する。
(―3.0≦ΔY≦+3.0)の場合
P0(次回)=P0(前回)+ΔY
P1(次回)=P0(次回)+2
P2(次回)=P0(次回)−2
次回合成条件ON
一方、ΔYが±3.0段に入らない場合、被写界で大きな輝度変化があったと考えられるので、次の測光用蓄積時には合成処理を行わず制御値P0による撮像を行うために次回の撮像パラメータを以下のように設定する。
(―3.0>ΔY)の場合
P0(次回)=P0(前回)―3
次回合成条件OFF
(ΔY>3.0)の場合
P0(次回)=P0(前回)+3
次回合成条件OFF
以上説明したように、本実施形態によれば、露光量を異ならせた複数回の撮像によって測光することにより、1回の撮像で測光を行う場合よりも測光可能範囲を拡大することが可能である。また、低輝度領域の測光を行うための撮像に所定時間以上の蓄積時間が必要となる場合には、蓄積時間を所定時間とした撮像を行い、加算画素値に基づいて測光出力値を算出することで測光に要する時間の増加の抑制と測光可能範囲の拡大とが可能である。
(その他の実施形態)
以上、本発明をその例示的な実施形態に従って説明したが、本発明はここで説明した実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
例えば、上記の実施形態では、記録用画像の撮像を行う撮像素子で測光を行う場合について説明したが、記録用画像の撮像を行う撮像素子とは別に設けられた蓄積型の撮像素子で測光を行う場合に適用してもよい。
また、上記の実施形態で説明した処理を行うか否かを、不図示の操作手段を使用者が操作して決定することができる構成であってもよいし、不図示の操作手段を使用者が操作して複数のモードの中から所定のモードを選択した場合だけ行うような構成であってもよい。
また、低輝度時に、適正な露光量とするために蓄積時間を予め定めた蓄積時間を超える時間とする場合には、複数回の測光蓄積を行うと測光に必要な時間が増加してしまうので、複数回の測光蓄積は行わず、合成処理も行わないようにしてもよい。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (6)

  1. 蓄積型の撮像素子を用い、異なる露光量で撮像した複数の画像データを用いて測光を行う撮像装置であって、
    前記異なる露光量で撮像を行うための蓄積時間と画素加算数を決定する決定手段と、
    前記蓄積時間に従った撮像により得られた前記複数の画像データのそれぞれについて、前記画素加算数に従った画素値の加算に基づいて測光出力値を算出する算出手段と、
    前記複数の画像データのそれぞれについて得られた複数の測光出力値を合成する合成手段と、を有し、
    前記決定手段は、必要な露光量が予め定めた時間未満の蓄積時間で得られる場合には、撮像に必要な露光量が得られる蓄積時間と前記画素加算数なしを決定し、前記必要な露光量が前記予め定めた時間以上の蓄積時間で得られる場合には、前記予め定めた時間に等しい蓄積時間と、不足する露光量に応じた前記画素加算数を決定する、ことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記算出手段は、前記複数の画像データのそれぞれを複数の測光エリアに分割し、前記測光エリアのそれぞれについて前記画素加算数に従った画素値の加算に基づいて測光出力値を算出し、
    前記合成手段は、前記測光エリアごとに、前記算出手段が算出した複数の測光出力値を合成する、ことを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記算出手段は、前記画素加算数なしの場合には、前記測光エリアに含まれる画素の平均値から前記測光出力値を算出し、前記画素加算数なしでない場合には、前記測光エリアに含まれる画素の画素値を前記画素加算数ずつ加算した値の平均値から前記測光出力値を算出する、ことを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記合成手段は、前記複数の画像データのそれぞれについて得られた前記複数の測光出力値のレベルを合わせて前記合成を行うことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記異なる露光量が、予め定められた目標輝度値に対応する前記撮像素子の出力値が、前記撮像素子のダイナミックレンジの中央値となる蓄積時間を基準として設定されることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 蓄積型の撮像素子を用い、異なる露光量で撮像した複数の画像データを用いて測光を行う撮像装置の制御方法であって、
    決定手段が、前記異なる露光量で撮像を行うための蓄積時間と画素加算数を決定する決定工程と、
    算出手段が、前記蓄積時間に従った撮像により得られた前記複数の画像データのそれぞれについて、前記画素加算数に従った画素値の加算に基づいて測光出力値を算出する算出工程と、
    合成手段が、前記複数の画像データのそれぞれについて得られた複数の測光出力値を合成する合成工程と、を有し、
    前記決定工程において前記決定手段は、必要な露光量が予め定めた時間未満の蓄積時間で得られる場合には、撮像に必要な露光量が得られる蓄積時間と前記画素加算数なしを決定し、前記必要な露光量が前記予め定めた時間以上の蓄積時間で得られる場合には、前記予め定めた時間に等しい蓄積時間と、不足する露光量に応じた前記画素加算数を決定する、ことを特徴とする撮像装置の制御方法。
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