JP2012221352A - タッチパネルの取付構造 - Google Patents

タッチパネルの取付構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2012221352A
JP2012221352A JP2011088177A JP2011088177A JP2012221352A JP 2012221352 A JP2012221352 A JP 2012221352A JP 2011088177 A JP2011088177 A JP 2011088177A JP 2011088177 A JP2011088177 A JP 2011088177A JP 2012221352 A JP2012221352 A JP 2012221352A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
touch panel
design sheet
housing
attached
fixed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2011088177A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5532007B2 (ja
Inventor
Yukihide Ota
幸秀 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2011088177A priority Critical patent/JP5532007B2/ja
Publication of JP2012221352A publication Critical patent/JP2012221352A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5532007B2 publication Critical patent/JP5532007B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Position Input By Displaying (AREA)

Abstract

【課題】タッチパネルおよび意匠シートが貼り付けられる部品の寸法のばらつきや温度変化に伴う伸縮の考慮を不要とするとともに、タッチパネル部分に外部から衝撃が加わったとしても意匠シートの破損を回避する。
【解決手段】タッチパネル11を、このタッチパネル11の表面に設けられ外縁が当該タッチパネル11の外縁よりも大きい意匠シート12とともに筐体13に取り付けるタッチパネルの取付構造10は、タッチパネル11および意匠シート12の外縁が貼り付けられる延出部14aおよび枠部14bと、筐体13に固定される固定片部14cとを有する取付用部材14を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、タッチパネルを、このタッチパネルの表面に設けられ外縁が当該タッチパネルの外縁よりも大きい意匠シートとともに筐体に取り付けるタッチパネルの取付構造に関する。
従来より、タッチパネルを、このタッチパネルの表面に設けられ外縁が当該タッチパネルの外縁よりも大きい意匠シートとともに筐体に取り付ける取付構造が考えられている(例えば、特許文献1,2参照)。
この種の取付構造においては、タッチパネルは、筐体内に収容された液晶パネルを支持する板金に貼り付け、タッチパネルよりも大きい意匠シートは、板金ではなく筐体に貼り付けることが一般的である。即ち、タッチパネルおよび意匠シートは、それぞれ異なる部品(板金、或いは、筐体)に貼り付けられる。
ところが、タッチパネルおよび意匠シートをそれぞれ異なる部品に貼り付ける取付構造では、各部品の寸法のばらつきや温度変化に伴う伸縮を考慮する必要がある。この対策として、タッチパネルおよび意匠シートを、クッション性を有する粘着材を用いて貼り付けることで、各部品の寸法のばらつきや温度変化に伴う伸縮を吸収することが考えられている。しかしながら、クッション性を有する粘着材の影響により、タッチパネルの操作時にふわふわした操作感が生じてしまうという弊害がある。また、クッション性を有する粘着材はクッション性を有しない粘着材に比べ厚みがあることから、その厚みの影響により視差が発生するという弊害もある。
また、タッチパネルおよび意匠シートをそれぞれ異なる部品に貼り付ける取付構造では、タッチパネル部分に外部から衝撃が加わった場合に、意匠シートのうちタッチパネルの表面に重なる部分(意匠シートのうち外縁を除く部分)と筐体に貼り付けられた部分(意匠シートの外縁)との境界部分に過大な応力が作用し、当該部分で意匠シートが破れてしまうという弊害もある。
特開2001−102763号公報 特開2009−277121号公報
本発明は、上述の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、タッチパネルおよび意匠シートが貼り付けられる部品の寸法のばらつきや温度変化に伴う伸縮を考慮する必要がなく、また、タッチパネル部分に外部から衝撃が加わったとしても意匠シートの破損を回避することができるタッチパネルの取付構造を提供することにある。
請求項1のタッチパネルの取付構造は、タッチパネルを、このタッチパネルの表面に設けられ外縁が当該タッチパネルの外縁よりも大きい意匠シートとともに筐体に取り付ける取付構造であって、取付用部材を備える。そして、この取付用部材は、タッチパネルおよび意匠シートの外縁が貼り付けられる貼付部と、筐体に固定される固定部とを有する。
即ち、タッチパネルおよび意匠シートは、それぞれ異なる部品に貼り付けられるのではなく、1つの取付用部材の貼付部に貼り付けられる。従って、タッチパネルおよび意匠シートをそれぞれ異なる部品に貼り付ける従来の取付構造とは異なり、タッチパネルおよび意匠シートが貼り付けられる部品の寸法のばらつきや温度変化に伴う伸縮を考慮する必要がない。また、タッチパネル部分に外部から衝撃が加わったとしても、タッチパネルおよび意匠シートは、共通の取付用部材に貼り付けられていることから、意匠シートの一部に過大な応力が作用することがない。従って、意匠シートの破損を回避することができる。
請求項2のタッチパネルの取付構造によれば、固定部は、筐体に設けられたねじ止め部にねじ止めされることによって筐体に固定されている。また、請求項3のタッチパネルの取付構造によれば、固定部は、筐体に設けられた嵌込部に嵌め込まれることによって筐体に固定されている。これにより、取付用部材、ひいては、この取付用部材に貼り付けられたタッチパネルおよび意匠シートを筐体に強固に固定することができる。
筐体に取り付けられたタッチパネル部分に外部から衝撃が加わった場合に、例えばタッチパネルや意匠シートが傾いた状態で筐体の表面付近に残ってしまうと、それらタッチパネルや意匠シートの角部がユーザに接触する可能性がある。
請求項4のタッチパネルの取付構造によれば、取付用部材のうち貼付部と固定部との間の部分の強度は、他の部分の強度よりも弱く設定されている。そのため、筐体に取り付けられたタッチパネル部分に外部から衝撃が加わった場合に、タッチパネルおよび意匠シートが貼り付けられた部分(貼付部)と筐体に固定された部分(固定部)とが分離しやすくなる。従って、筐体に取り付けられたタッチパネル部分に外部から衝撃が加わった場合に、タッチパネルおよび意匠シートが筐体の内側に沈み込みやすくなる。これにより、筐体に取り付けられたタッチパネル部分に外部から衝撃が加わったとしても、タッチパネルや意匠シートが傾いた状態で筐体の表面部分に残りにくくなり、従って、傾いたタッチパネルや意匠シートの角部がユーザに接触する可能性を格段に低くすることができる。
第1実施形態に係るものであり、タッチパネルの取付構造の要部を示す断面図 タッチパネルの取付構造を各部品に分解して示す分解斜視図 タッチパネル部分に外部から衝撃が加わった場合の作用を説明するための図 第2実施形態に係る図1相当図 変形例に係るものであり、タッチパネルの取付構造の要部を部分的に示す断面図 異なる変形例に係る図5相当図 異なる変形例に係るものであり、(a)は図5相当図、(b)はタッチパネル部分に外部から衝撃が加わった場合の作用を説明するための図 異なる変形例に係るものであり、(a)は図5相当図、(b)はタッチパネル部分に外部から衝撃が加わった場合の作用を説明するための図
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図1から図3を参照しながら説明する。図1は、タッチパネルの取付構造10を示す断面図であり、この場合、その中央部の図示を破断して省略し、要部のみを示している。
即ち、タッチパネルの取付構造10は、タッチパネル11を意匠シート12とともに筐体13に取り付けるための取付構造であり、取付用部材14を備えている。
タッチパネル11は、詳しくは図示しないが、光透過性の平面状の上基板と、同じく光透過性の平面状の下基板とを上下に対向させ、且つ、これら上基板と下基板との間にスペーサによって所定間隔を形成した構成である。上基板の下面には上導電層および上電極が設けられ、下基板の上面には下導電層および下電極が設けられている。そして、タッチパネル11がタッチ操作されて上基板が下方に撓むと、そのタッチ操作された箇所の上導電層が下導電層に接触し、上電極および下電極が導通される。これにより、タッチ操作が入力されるようになっている。
意匠シート12は、タッチパネル11の上面(表面)に図示しない粘着材によって貼り付けられるものであり、例えば透明フィルム(ポリエチレンテレフタレートやポリカーボネイトなど)で構成されている。意匠シート12の下面(裏面)、つまり、タッチパネル11が貼り付けられる面には、文字、図形、模様などが描かれており、これら文字、図形、模様などが意匠シート12の表面側から視認できるようになっている。意匠シート12の大きさは、その外縁がタッチパネル11の外縁よりも大きいサイズとなっており、この意匠シート12の中心部にタッチパネル11の中心部を合わせるようにして当該タッチパネル11を貼り付けることにより、意匠シート12の外縁がタッチパネル11の外縁よりも外方に延出するようになっている。
筐体13は、図2に示すように、矩形枠状をなしており、その下面に、下方に突出する複数のねじ止め部13a(図1参照)を有している。
取付用部材14は、図2に示すように、各辺部の寸法が筐体13よりも小さく、且つ、液晶パネル15よりも大きい矩形枠状をなしている。この取付用部材14は、延出部14aおよび枠部14b(何れも貼付部に相当)と、複数の固定片部14c(固定部に相当)とを有している。延出部14aは、取付用部材14の枠部14bから内方に向かって板状に延出している。固定片部14cは、取付用部材14の枠部14bから外方に向かって突出している。固定片部14cは、それぞれ筐体13のねじ止め部13aに下方から対向する位置に設けられている。
また、取付用部材14は、延出部14aおよび枠部14bからなる部分と、固定片部14cとの間の部分に、枠部14bに沿って延びるスリット14dを有している。このスリット14dにより、取付用部材14は、延出部14aおよび枠部14bからなる部分と固定片部14cとの間の部分(スリット14dが形成された部分)の強度が他の部分の強度よりも弱く設定されている。
液晶パネル15は、タッチパネル11の下方において、各辺部の寸法が取付用部材14よりも小さく、且つ、液晶パネル15よりも大きい矩形枠状の板金16に支持されている。具体的には、液晶パネル15は、板金16の上部において内方に延出する延出部16aの下面に図示しない粘着材によって貼り付けられている。板金16に支持された液晶パネル15は、当該板金16とともに、矩形箱状の背面板金17内に収容される。なお、背面板金17内には、液晶パネル15の下方に位置して、当該液晶パネル15の表示動作やタッチパネル11からの操作入力を制御する制御基板(図示せず)などが収容される。また、上記構成のタッチパネルの取付構造10が設置される設置対象(例えば、車両側に設けられたタッチパネル設置部30など)には、当該取付構造10が設置された場合に背面板金17の裏側(図1では下側)にスペースを形成する凹部30aが設けられている。即ち、背面板金17の裏側には、剛性の強い物体が当該背面板金17に接触した状態で配置されないように設計されている。
このような構成のタッチパネルの取付構造10において、タッチパネル11および意匠シート12は、取付用部材14を介して以下のようにして筐体13に取り付けられる。
即ち、タッチパネル11は、その外縁が、この場合、クッション性を有しない粘着材20(例えば、両面テープなど)によって取付用部材14の延出部14aに貼り付けられる。また、意匠シート12は、その外縁(タッチパネル11の外縁よりも外方に延出した部分)が、この場合、クッション性を有しない粘着材21によって取付用部材14の枠部14bに貼り付けられる。そして、取付用部材14の各固定片部14cは、それぞれねじ25によって筐体13の各ねじ止め部13aにねじ止めされることによって筐体13に固定される。
以上に説明した本実施形態のタッチパネルの取付構造10によれば、タッチパネル11および意匠シート12は、それぞれ異なる部品に貼り付けられるのではなく、1つの取付用部材14の貼付部(延出部14aおよび枠部14bからなる部分)に貼り付けられる。従って、タッチパネル11および意匠シート12をそれぞれ異なる部品に貼り付ける従来の取付構造とは異なり、タッチパネル11および意匠シート12が貼り付けられる部品の寸法のばらつきや温度変化に伴う伸縮を考慮する必要がない。また、タッチパネル11部分に外部から衝撃が加わったとしても、タッチパネル11および意匠シート12は、共通の取付用部材14に貼り付けられていることから、意匠シート12の一部に過大な応力が作用することがない。従って、意匠シート12の破損を回避することができる。
また、取付用部材14の各固定片部14cは、それぞれねじ25によって筐体13の各ねじ止め部13aねじ止めされることによって筐体13に固定されている。これにより、取付用部材14、ひいては、この取付用部材14に貼り付けられたタッチパネル11および意匠シート12を筐体13に強固に固定することができる。
筐体13に取り付けられたタッチパネル11部分に外部(図では上方)から衝撃が加わった場合に、例えばタッチパネル11や意匠シート12が傾いた状態で筐体13の表面付近に残ってしまうと、それらタッチパネル11や意匠シート12の角部がユーザに接触する可能性がある。
本実施形態のタッチパネルの取付構造10によれば、取付用部材14のうち貼付部(延出部14aおよび枠部14bからなる部分)と固定片部14cとの間の部分の強度は、スリット14dが形成されていることによって他の部分の強度よりも弱く設定されている。そのため、筐体13に取り付けられたタッチパネル11部分に外部から衝撃が加わった場合に、タッチパネル11および意匠シート12が貼り付けられた部分(貼付部である延出部14aおよび枠部14bからなる部分)と筐体13に固定された部分(固定部である固定片部14c)とが、図3に示すように分離しやすくなる。従って、筐体13に取り付けられたタッチパネル11部分に外部から衝撃が加わった場合に、タッチパネル11および意匠シート12が筐体13の内側(図3では下方側)に沈み込みやすくなる。これにより、筐体13に取り付けられたタッチパネル11部分に外部から衝撃が加わったとしても、タッチパネル11や意匠シート12が傾いた状態で筐体13の表面部分に残りにくくなり、従って、傾いたタッチパネル11や意匠シート12の角部がユーザに接触する可能性を格段に低くすることができる。
また、図3に示すように取付用部材14が分離(破断)した後においては、タッチパネル11および意匠シート12を含む部分が筐体13の外側に飛び出ようとしても、筐体13においてねじ止め部13aよりも内方に突出する突出部13bが取付用部材14の肩部14e(貼付部である延出部14aおよび枠部14bと固定部である固定片部14cとを連結する部分)に当接するようになる。これにより、タッチパネル11および意匠シート12を含む部分が筐体13の外側に飛び出すことを防止することができ、筐体13から飛び出したタッチパネル11や意匠シート12がユーザに接触してしまう可能性を格段に低くすることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について図4を参照しながら説明する。本実施形態は、取付用部材および筐体の構成が上述の実施形態と異なる。以下、上述の実施形態と異なる点のみを説明する。
即ち、本実施形態のタッチパネルの取付構造40は、上記の筐体13に代わる筐体43にタッチパネル11および意匠シート12を取り付けるための取付構造である。この筐体43は、上記のねじ止め部13aに代わり、複数の嵌込部43aを有する。この嵌込部43aは、筐体43の下面において、内方に向かって断面ほぼ矩形状に開放している。一方、上記の取付用部材14に代わる取付用部材44は、上記の固定片部14cに代わり、固定爪部44c(固定部に相当)を有する。この固定爪部44cは、取付用部材44の枠部44bから外方に向かって突出している。固定爪部44cは、それぞれ筐体43の嵌込部43aに内方から対向する位置に設けられており、タッチパネル11が指向する方向(図では上下方向)に若干弾性変形可能に構成されている。そして、取付用部材44の各固定爪部44cは、それぞれ筐体43に設けられた各嵌込部43aに嵌め込まれることによって筐体43に固定されている。
以上に説明した本実施形態によっても、タッチパネル11および意匠シート12は、1つの取付用部材44に共通に貼り付けられるので、タッチパネル11および意匠シート12が貼り付けられる部品の寸法のばらつきや温度変化に伴う伸縮を考慮する必要がない。また、タッチパネル11部分に外部から衝撃が加わったとしても、タッチパネル11および意匠シート12は、共通の取付用部材44に貼り付けられていることから、意匠シート12の一部に過大な応力が作用することがない。従って、意匠シート12の破損を回避することができる。
また、取付用部材44の各固定爪部44cは、それぞれ筐体43に設けられた各嵌込部43aに嵌め込まれることによって筐体43に固定されている。これにより、取付用部材44、ひいては、この取付用部材44に貼り付けられたタッチパネル11および意匠シート12を筐体43に強固に固定することができる。
さらに、この固定爪部44cの厚みは、図4に示すように、固定用部材44の他の部位よりも薄く形成されている。これにより、外部からの衝撃が加わった際、固定爪部44cが破壊されやすくなる。すなわち、第1実施形態にて図3を用いて例示したように、タッチパネル11および意匠シート12が筺体13から分離しやすくなる。これによって、第1実施形態と同様に、筐体13に取り付けられたタッチパネル11部分に外部から衝撃が加わったとしても、タッチパネル11や意匠シート12が傾いた状態で筐体13の表面部分に残りにくくなる。従って、傾いたタッチパネル11や意匠シート12の角部がユーザに接触する可能性を格段に低くすることができる。
また、第1実施形態に説明したスリット14dに相当する構造を固定爪部44cに付け加えてもよい。これにより、外部からの衝撃が加わった際、固定爪部44cがより一層破壊されやすくなり、上記の効果を顕著にすることができる。
(その他の実施形態)
本発明は、上述した各実施形態のみに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用可能であり、例えば、以下のように変形または拡張することができる。
図5に示すように、取付用部材54に固定片部54c1(固定部に相当)および固定爪部54c2(固定部に相当)を設けるとともに、筐体53にねじ止め部53a1および嵌込部53a2を設け、取付用部材54の固定部(固定片部54c1および固定爪部54c2)の筐体53への固定を、第1実施形態に示したねじ止めによる固定形態と第2実施形態に示した嵌合による固定形態とを併用して行う構成としてもよい。即ち、ねじ止めによる固定形態(図1参照)のみの場合、固定の際、ねじ25を強く締め付けすぎて、ねじ止め部13aや固定片部14cを破損してしまうおそれがある。つまり、意図しない破損が生じるおそれがある。また、一方、嵌合による固定形態(図4参照)のみでは、やはり固定の際、固定爪部44cや嵌込部43aが折損してしまうおそれがある。従って、ねじ止めによる固定形態と嵌合による固定形態とを併用することにより、より強固に安定して取付用部材54の固定部を筐体53に固定することができるようになる。
図6に示すように、スリット14dを取付用部材14の上下両側に設けてもよい。この構成によれば、例えば取付用部材14の一方側のみのスリット14d部分が破断した場合(例えば、図1における左側のスリット14d部分のみが破断し、右側のスリット14d部分が破断しなかった場合、つまり、タッチパネル11および意匠シート12が傾いた状態で筐体13の表面部分に残ってしまうような場合)であっても、他方側のスリット14d部分(破断していないスリット14d部分)を破断し易くすることができる。これにより、タッチパネル11や意匠シート12が傾いた状態で筐体13の表面部分に残りにくくなり、従って、傾いたタッチパネル11や意匠シート12の角部がユーザに接触する可能性を格段に低くすることができる。
図7(a)に示すように、取付用部材64は、タッチパネル11の指向方向(図では上下方向)に対して直交する方向(図では左右方向)に樹脂材料を積層することで構成してもよい。なお、図において取付用部材64に付したハッチングは、樹脂材料の積層状態を示すものである。この構成によれば、図7(b)に示すように、タッチパネル11部分に外部から衝撃が加わった場合に、その衝撃が加わった方向、つまり、タッチパネル11の指向方向(その指向方向にほぼ一致する方向)に取付用部材64が破断し易くなる。これにより、タッチパネル11や意匠シート12が傾いた状態で筐体13の表面部分に残りにくくなり、従って、傾いたタッチパネル11や意匠シート12の角部がユーザに接触する可能性を格段に低くすることができる。
図8(a)に示すように、取付用部材74の固定片部74c(固定部に相当)にタッチパネル11の指向方向(図では上下方向)に延びる長孔74fを設けるとともに、筐体73にタッチパネル11の指向方向に延びるねじ止め片部73a(ねじ止め部に相当)を設け、これらねじ止め片部73aおよび長孔74fの下端部にねじ25を挿通してナット25aで締結することによって固定片部74cを筐体73に固定してもよい。この構成によっても、タッチパネル11部分に外部から衝撃が加わった場合に、図8(b)に示すように、タッチパネル11および意匠シート12が貼り付けられた取付用部材74が、その衝撃が加わった方向、つまり、タッチパネル11の指向方向(その指向方向にほぼ一致する方向)に移動するようになる。これにより、タッチパネル11や意匠シート12が傾いた状態で筐体73の表面部分に残りにくくなり、従って、傾いたタッチパネル11や意匠シート12の角部がユーザに接触する可能性を格段に低くすることができる。
図面中、10はタッチパネルの取付構造、11はタッチパネル、12は意匠シート、13は筐体、13aはねじ止め部、14は取付用部材、14aは延出部(貼付部)、14bは枠部(貼付部)、14cは固定片部(固定部)、40はタッチパネルの取付構造、43は筐体、43aは嵌込部、44は取付用部材、44cは固定爪部(固定部)、53a1はねじ止め部、53a2は嵌込部、54は取付用部材、54c1は固定片部(固定部)、54c2は固定爪部(固定部)、64は取付用部材、73aはねじ止め片部(ねじ止め部)、74は取付用部材、74cは固定片部(固定部)を示す。

Claims (4)

  1. タッチパネルを、このタッチパネルの表面に設けられ外縁が当該タッチパネルの外縁よりも大きい意匠シートとともに筐体に取り付ける取付構造であって、
    前記タッチパネルおよび前記意匠シートの外縁が貼り付けられる貼付部と、前記筐体に固定される固定部とを有する取付用部材を備えることを特徴とするタッチパネルの取付構造。
  2. 前記固定部は、前記筐体に設けられたねじ止め部にねじ止めされることによって前記筐体に固定されていることを特徴とする請求項1に記載のタッチパネルの取付構造。
  3. 前記固定部は、前記筐体に設けられた嵌込部に嵌め込まれることによって前記筐体に固定されていることを特徴とする請求項1または2に記載のタッチパネルの取付構造。
  4. 前記取付用部材は、前記貼付部と前記固定部との間の部分の強度が他の部分の強度よりも弱く設定されていることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載のタッチパネルの取付構造。
JP2011088177A 2011-04-12 2011-04-12 タッチパネルの取付構造 Expired - Fee Related JP5532007B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011088177A JP5532007B2 (ja) 2011-04-12 2011-04-12 タッチパネルの取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011088177A JP5532007B2 (ja) 2011-04-12 2011-04-12 タッチパネルの取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012221352A true JP2012221352A (ja) 2012-11-12
JP5532007B2 JP5532007B2 (ja) 2014-06-25

Family

ID=47272751

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011088177A Expired - Fee Related JP5532007B2 (ja) 2011-04-12 2011-04-12 タッチパネルの取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5532007B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014167600A (ja) * 2013-01-30 2014-09-11 Denso Corp 表示装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7317461B2 (ja) 2017-08-22 2023-07-31 株式会社ダイヘン タップ切換台

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014167600A (ja) * 2013-01-30 2014-09-11 Denso Corp 表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5532007B2 (ja) 2014-06-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3037871B1 (en) Display device
US8576186B2 (en) Holding structure for a touch panel
US9291853B2 (en) Display device
US7606023B2 (en) Electronic apparatus
US9354732B2 (en) Touch screen display apparatus having improved support for both touch screen and display panels
US8717314B2 (en) Holding structure for a touch panel
JP4831789B2 (ja) バックライトユニット
US8665586B2 (en) Display device
US20140153177A1 (en) Electronic device
TW201416775A (zh) 顯示裝置
JP2015230401A (ja) 表示装置
JP5532007B2 (ja) タッチパネルの取付構造
CN103576608A (zh) 前面板固定结构
JP6554190B2 (ja) 視野角変更フィルム及び電子機器
JP2015230402A (ja) 表示装置
CN104835418B (zh) 一种用于列车的显示器及其安装方法
JP5860100B2 (ja) タッチパネルと前面意匠シートの固定構造およびタッチパネル付表示装置
JP2012063473A (ja) 表示装置
CN112086019A (zh) 背光模组和显示装置
JP5459076B2 (ja) 表示装置
JP6598569B2 (ja) 電子機器
JP6173710B2 (ja) 電子機器
JP2014052523A (ja) 表示装置
WO2013143204A1 (zh) 液晶显示装置及其一背光模块
US9575344B2 (en) Display module

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130426

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131113

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131203

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140122

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140325

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140407

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5532007

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees