JP2012221152A - 管理装置および管理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像形成装置の適切なファームウェアの更新を実現することのできる管理装置を提供する。
【解決手段】管理装置は、画像形成装置にインストールされているファームウェアの更新に必要な情報である更新情報400を記憶するための第2記憶部112と、画像形成装置に接続された複数の処理装置のそれぞれにおいて使用頻度の高い機能を特定する情報を取得するための第1取得部101と、ファームウェアのバージョンが更新されることによって影響を受ける画像形成機能と複数の処理装置のそれぞれにおいて使用頻度の高い画像形成機能とを比較することで、ファームウェアの更新によって複数の処理装置のそれぞれでの機能における問題の発生の可能性を判断するための判断部103と、その判断結果に応じて更新情報を用いてファームウェアの更新処理を実行する処理部106とを備える。
【選択図】図3

Description

この発明は管理装置および管理方法に関し、特に、画像形成装置のファームウェアのバージョン管理を行なうための管理装置および管理方法に関する。
オフィス環境などにおいては、MFPなどの画像形成装置と複数のPC(パーソナルコンピュータ)とがネットワークに接続されて、当該複数のPCで画像形成装置を用いるという使われ方が広くなされている。このために、各PCにはプリンタドライバがインストールされている。
画像形成装置のファームウェアを更新するとPCにインストールされているプリンタドライバとの間で不整合が生じることがあり、プリンタ機能などに支障が出ることがある。
その問題を解消する技術として、たとえば特開2006−268643号公報(以下、特許文献1)は、他のPCにインストールされているプリンタドライバの状態を取得して、不整合がなければ自PCのプリンタドライバを同じバージョンに更新する技術を開示している。また、画像形成装置にインストールされているファームウェアを更新する方法として、特開2010−225079号公報(以下、特許文献2)は、プリンタドライバを更新した後であってもOSを再起動するより前はプリンタドライバを更新前のバージョンで動作させ、OSを再起動したタイミングで画像形成装置にバージョン更新用のファームウェアを送信する技術を開示している。
特開2006−268643号公報 特開2010−225079号公報
しかしながら、上述の特許文献に開示された技術を用いた場合であっても、上述のように当該画像形成装置に複数のPCが接続されている場合には、これらすべてのPCのプリンタドライバのバージョンを考慮して画像形成装置のファームウェアが更新されるものではないために、どれかのPCのプリンタドライバのバージョンと不一致が生じて当該PCにて画像形成装置が利用できなくなったり、不都合が生じたりする場合がある、という問題がある。
また、PCのプリンタドライバと画像形成装置のファームウェアとのいずれか一方を更新した後に他方を更新させる場合、一時的にそれらの間に不整合が生じるため、その期間は画像形成装置の機能を正常に使用できない場合がある、という問題もある。
さらに、PCからの画像形成装置の用い方によっては、画像形成装置のファームウェアのバージョンアップによって普段用いていた機能が変更になったり、使用していた機能がなくなったりする場合もあり、使い勝手が悪くなってしまう場合があっても、上述の特許文献に開示された技術では自動的に更新されてしまうため、かえってユーザにとって不都合が生じる場合もある、という問題もある。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであって、画像形成装置の適切なファームウェアの更新を実現することのできる管理装置および管理方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のある局面に従うと、管理装置は画像形成装置にインストールされたファームウェアの更新を管理するための管理装置であって、画像形成装置は複数の処理装置に接続され、複数の処理装置のそれぞれからのジョブに基づいて画像形成処理を実行する。管理装置は、ファームウェアの更新に必要な情報である更新情報を記憶するための記憶手段と、複数の処理装置のそれぞれにおいて使用頻度の高い画像形成装置の画像形成機能を特定するための特定手段と、ファームウェアのバージョンが更新されることによって影響を受ける画像形成機能と複数の処理装置のそれぞれにおいて使用頻度の高い画像形成機能とを比較することで、ファームウェアの更新によって複数の処理装置のそれぞれでの画像形成機能における問題の発生の可能性を判断するための判断手段と、判断手段での判断結果に基づく処理を実行した上で、更新情報を用いてファームウェアの更新処理を実行する処理手段とを備える。
好ましくは、処理手段は、複数の処理装置のすべてにおいてファームウェアの更新によって画像形成機能における問題が発生しないと判断された場合に更新情報を用いてファームウェアの更新処理を実行する。
好ましくは、更新情報はファームウェアのバージョンごとの更新情報を含み、管理装置は、判断手段における、ファームウェアのバージョンごとの、ファームウェアの当該バージョンへの更新によって複数の処理装置のそれぞれでの画像形成機能における問題の発生の可能性の判断結果に基づいて、処理装置において画像形成機能における問題の発生しないファームウェアのバージョンを決定するための決定手段をさらに備える。
好ましくは、処理手段は、判断手段においてファームウェアの更新によって処理装置において画像形成機能における問題が発生すると判断された場合に、処理装置に対してその旨を通知する処理を実行する。
好ましくは、特定手段は、処理装置から送信されるジョブの処理に用いられる画像形成機能に基づいて、処理装置において使用頻度の高い画像形成機能を特定する。
好ましくは、特定手段は、処理装置においてプリンタドライバの実行におけるデフォルト設定を特定する情報を取得することで、デフォルト設定された画像形成機能を処理装置において使用頻度の高い画像形成機能と特定する。
好ましくは、管理装置は複数の処理装置のそれぞれにインストールされているプリンタドライバのバージョンを取得するための取得手段をさらに備える。判断手段は、更新後のファームウェアのバージョンと複数の処理装置のそれぞれにインストールされているプリンタドライバのバージョンとの関係で影響を受ける画像形成機能と、複数の処理装置のそれぞれにおいて使用頻度の高い画像形成機能とを比較することで、ファームウェアの更新によって複数の処理装置のそれぞれでの画像形成機能における問題の発生の可能性を判断する。
より好ましくは、更新情報は、ファームウェアのバージョンとプリンタドライバのバージョンとの関係において当該プリンタドライバによって使用できなくなる画像形成機能および/または変更される画像形成機能を規定し、判断手段は、処理装置のプリンタドライバのバージョンに基づいて、当該処理装置において使用頻度の高い画像形成機能と特定された画像形成機能が使用できなくなるまたは変更されると規定されている場合に、ファームウェアを当該バージョンへ更新することで画像形成機能において問題が発生すると判断する。
好ましくは、処理手段は、判断手段での判断結果を表示装置に表示する処理を実行した上でファームウェアの更新処理を実行する。
本発明の他の局面に従うと、管理方法は画像形成装置にインストールされたファームウェアの更新を管理する方法であって、画像形成装置は複数の処理装置に接続され、複数の処理装置のそれぞれからのジョブに基づいて画像形成処理を実行し、複数の処理装置のそれぞれにおいて使用頻度の高い画像形成装置の画像形成機能を特定するステップと、ファームウェアのバージョンが更新されることによって影響を受ける画像形成機能と複数の処理装置のそれぞれにおいて使用頻度の高い画像形成機能とを比較することで、ファームウェアの更新によって複数の処理装置のそれぞれでの画像形成機能における問題の発生の可能性を判断するステップと、判断するステップでの判断結果に基づく処理を実行した上でファームウェアの更新処理を実行するステップとを備える。
この発明によると、画像形成装置における、適切なファームウェアの更新を実現することができる。
本実施の形態にかかる管理システムの構成の具体例を示す図である。 管理システムに含まれるMFPの装置構成の具体例を示すブロック図である。 MFPの機能構成の具体例および、MFPのメモリの記憶構成の具体例を示すブロック図である。 MFPの第1記憶部に記憶されるPCのプリンタドライバのバージョン情報の具体例を示す図である。 MFPの第1記憶部に記憶されるPCの機能情報の第1の具体例を示す図である。 MFPの第1記憶部に記憶されるPCの機能情報の第2の具体例を示す図である。 ファームウェアを更新するための情報である更新情報のデータ構成の具体例を示す図である。 更新情報に含まれる整合性情報の内容を模式的に表わした図である。 MFPでの動作の流れを表わすフローチャートである。 図9のステップS109で表示される判断結果を表わした画面の具体例を示す図である。 更新情報に含まれる整合性情報の内容の他の例を模式的に表わす図である。 プリンタドライバにおいて使用可能と設定されている画像形成機能の具体例を示す図である。 MFPのファームウェアのバージョンアップ時に生じる問題を説明するための図である。 PCのプリンタドライバのバージョンアップ時に生じる問題を説明するための図である。 変形例でのファームウェアの更新に関する判断結果を第1の具体例を示す図である。 変形例でのファームウェアの更新に関する判断結果を第2の具体例を示す図である。
以下に、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。
<システム構成>
図1は、本実施の形態にかかる管理システム1の構成の具体例を示す図である。
図1を参照して、管理システム1は、ネットワーク200に接続された、画像形成装置であるMFP(Multi Function Peripheral)100と、複数のクライアント装置であるPC(パーソナルコンピュータ)300A〜300Gとを含む。PC300A〜300Gを代表させてPC300と称する。
クライアント装置であるPC300は一般的なPCであってよく、それぞれに、後述するように、MFP100を利用するためのプログラムであるプリンタドライバがインストールされている。
MFP100は、コピー機、プリンタ、ファクシミリ送受信機、メール送受信機、などの機能を複合的に備えた画像形成装置である。
ネットワーク200は、LANやインターネットなどの通信回線を介したネットワークであり、有線または無線での相互の通信を可能とする。
<装置構成>
図2はMFP100の装置構成の具体例を示すブロック図である。図2の構成は一般的なMFPの装置構成である。
図2を参照して、MFP100は、装置全体を制御するためのCPU10と、CPU10で実行されるためのプログラムや画像データなどを記憶するためのメモリ11と、画像形成処理を行なうための画像処理部12と、表示部および指示入力部である操作パネル13と、ネットワーク200を介してPC100と通信するための通信インタフェース(I/F)14とを含む。CPU10はメモリ11に記憶されているプログラムを読み出して実行することで、上記各部の動作を制御する。また、当該MFP100に図示しない自動原稿搬送装置や後処理装置などが接続されている場合には、CPU10はそれら装置との間で通信を行なって、原稿サイズを取得したりこれら装置の動作を制御したりする。
PC300は一般的なPCの構成と同じである。
<動作概要>
管理システム1においては、MFP100は、たとえばサーバやファームウェアの提供者などからファームウェアをバージョンアップするための情報(以降、更新情報とも称する)の提供を受ける。そして、MFP100が管理装置として機能して、各PCにインストールされているプリンタドライバのバージョン等を考慮して、自身にインストールされているファームウェアのバージョンの更新内容を決定する。
なお、以降の説明において、更新情報の提供に関しては特定の方法、提供元に限定されない。
<機能構成>
図3は、管理装置として機能するMFP100において上記動作を行なうための機能構成の具体例および、メモリ11の記憶構成の具体例を示すブロック図である。図3に示される機能は、MFP100のCPU10がメモリ11に記憶されるプログラムを読み出して実行することで、主にCPU10上に形成されるものであるが、少なくとも一部が、電気回路等のハードウェア構成によって実現されてもよい。
図3を参照して、メモリ11には、PC300に関する情報を記憶するための領域である第1記憶部111と、ファームウェアを更新するための情報である更新情報400を記憶するための領域である第2記憶部112とが構成される。
さらに図3を参照して、MFP100のCPU10は、通信I/F14を介してPC300にインストールされているプリンタドライバのバージョンを特定する情報であるバージョン情報を取得するための第1取得部101と、PC300で使用しているMFP100の機能を特定する機能情報を取得するための第2取得部102と、第1記憶部111に記憶されているPC300の情報と第2記憶部112に記憶される更新情報とを用いてMFP100のファームウェアのバージョンとPC300で使用するMFP100の機能との関係を判断するための判断部103と、その判断結果を操作パネル13に表示させる処理を行なうための表示処理部104と、上記判断結果に基づいて、更新するファームウェアのバージョンを決定するための決定部105と、その決定に従ってファームウェアを更新する処理を実行するための処理部106とを含む。メモリ11の第2記憶部112には、ファームウェアのバージョンに対応させてプリンタドライバを更新するための更新情報も記憶されており、ファームウェアの更新に応じてプリンタドライバの更新が必要なPC300に対してその更新情報を送信する処理をさらに行なってもよい。
図4は、第1記憶部111に記憶されるPC300のプリンタドライバのバージョン情報の具体例を示す図である。図4を参照して、第1取得部101はネットワーク200に接続された各PC300のプリンタドライバのバージョン情報を取得し、一例として、図4に示されるようなリスト形式で各PC300のプリンタドライバのバージョン情報を第1記憶部111に書き込む。また、新たにバージョン情報が記憶された場合には、すでに記憶されているバージョン情報を更新する。
第1取得部101でのバージョン情報の取得の方法は特定の方法には限定されない。一例として、PC300の所定領域にバージョン情報が保存されており、当該所定領域を予め第1取得部101が記憶しており、かつ、当該所定領域にアクセス可能な場合には、たとえばPC300がネットワーク200に接続されたタイミングが所定の時間間隔などの所定のタイミングで第1取得部101はPC300の上記所定領域にアクセスして、バージョン情報を読み出してもよい。たとえばPC300のOSがWindows(登録商標)である場合、バージョン情報はレジストリに保存されていることが多い。そこで、第1取得部101はPC300のレジストリにアクセスし、バージョン情報を読み出すことができる。または、所定のコマンドを用いることで遠隔でプリンタドライバが使用しているレジストリ情報を取得することができる。
他の方法として、第1取得部101がPC300に対してバージョン情報の送信を要求し、当該要求に応じてPC300から送信されたバージョン情報を受信するようにしてもよい。
また他の方法として、PC300は、MFP100に対して送信されるジョブ(印刷ジョブ等)にプリンタドライバのバージョン情報を含めるようにしてもよい。これは、プリンタドライバ自身にそのようなコマンドが含まれることで実現される。この場合、第1取得部101はPC300からのジョブを解析することで、含まれるバージョン情報を取得する。
第2取得部102での機能情報の取得方法もまた特定の方法に限定されない。一例として、PC300からMFP100に対して送信されるジョブを解析することで当該ジョブを生成するための用いた機能を特定する。MFP100には図示しないジョブ履歴を記憶する領域が含まれ、第2取得部102は当該領域に記憶される当該MFP100からのジョブの上記解析を行なうことでそれぞれに用いられた機能を特定し、当該MFP100で用いられた機能を特定する。
図5は、第1記憶部111に記憶されるPC300の機能情報の第1の具体例を示す図である。図5を参照して、第2取得部102は、たとえば、使用頻度の高い機能の上位2種類を特定し、その機能を当該MFP100の機能と特定し、各PCについての機能情報として第1記憶部111に書き込む。
他の方法として、第2取得部102は、通信I/F14を介してPC300にインストールされているプリンタドライバでのデフォルト設定を取得することで、その機能を当該MFP100での機能と特定してもよい。なお、この場合、プリンタドライバには、MFP100からの要求に応じてデフォルト設定を回答するためのモジュールが含まれる。
図6は、第1記憶部111に記憶されるPC300の機能情報の第2の具体例を示す図である。図6を参照して、第2取得部102は、各PCに対してデフォルト設定の内容を要求し、それに応答した各PCからの各PCのデフォルト設定を取得し、各PCについての機能情報として第1記憶部111に書き込む。
図7は、ファームウェアを更新するための情報である更新情報400のデータ構成の具体例を示す図である。図7を参照して、更新情報400は、ファームウェアのバージョンごとに、当該バージョンに更新するために書き換えるパラメータの値、追加するモジュールなどであるファームウェアバージョンアップ情報401とファームウェアのバージョンごとにプリンタドライバのバージョンとの関係や、用いる機能との関係で生じる問題などを表わす整合性情報402とを含む。
図8は、整合性情報402の内容を模式的に表わした図である。
一例として、整合性情報402は、ファームウェアのバージョンごとに、プリンタドライバの各バージョンとの間で当該バージョンにファームウェアを更新した場合に生じる機能上の問題を表わした情報である。具体例として、図8を参照して、プリンタドライバのバージョンが1.0であるときにMFP100のファームウェアのバージョンが2.0に更新されると当該PC300のプリンタドライバを用いてはMFP100のステープル機能が使用できなくなり、ファームウェアのバージョンが3.0または4.0に更新されると当該PC300のプリンタドライバを用いてはMFP100のプリント機能が使用できなくことを表わしている。
判断部103は、図8のような整合性情報402と各PCにインストールされているプリンタドライバのバージョンや使用している機能とに基づいて、ファームウェアの各バージョンについて、PC300での機能の使用において問題が生じないか否かを判断する。また、決定部105は、判断部103での判断結果に基づいてPC300での機能の使用において問題が生じないファームウェアのバージョンを更新するファームウェアのバージョンとして決定する。
<動作フロー>
図9は、管理装置として機能するMFP100での動作の流れを表わすフローチャートである。図9のフローチャートに表わされる動作は、MFP100のCPU10が目盛り11に記憶されるプログラムを読み出して実行し、図3の各部を機能させることで実現される。
図9を参照して、ステップS101でCPU10は、たとえば上述された方法で各PCにインストールされているプリンタドライバのバージョン情報を取得する。また、ステップS103でCPU10は、たとえば上述された方法で各PCで使用される機能を特定する情報である機能情報を取得する。
ステップS105でCPU10は、記憶されている更新情報400から整合性情報402を読み出して、ステップS107で、上記ステップS101で取得されたバージョン情報および上記ステップS103で取得された機能情報と比較することで、各PCについて整合性を判断する。そして、ステップS109でその判断結果を操作パネル13に表示させる。
一例として、各PCから図4に示されるそれぞれのプリンタドライバのバージョン情報が取得され、図5に示される機能情報が取得され、図8に示される整合性情報402が読み出されたとする。図10は、この場合に上記ステップS109で表示される判断結果を表わした画面の具体例を示す図である。図10を用いて、上記ステップS105での判断について説明する。
すなわち、図8の整合性情報402を参照して、ファームウェアのバージョンを2.0から3.0へ更新した場合に、プリンタドライバのバージョンが1.0である場合にはプリント機能が使用できなくなる。また、プリンタドライバのバージョンが2.0である場合には2in1機能が使用できなくなる。そこで、上記ステップS105でCPU10は、プリンタドライバのバージョンが1.0であるPCとして、図4のバージョン情報を参照して、「A」で表わされたPC300Aおよび「G」で表わされたPC300Gを特定する。次に、図5で表わされた機能情報を参照して、特定されたそれぞれのPCのプリンタドライバで用いる機能を特定する。これらPC300AおよびPC300Gについては、それぞれにおいて使用している機能にプリント機能が含まれているため、これらPCにおいてプリントができなくなるという問題が発生すると判断する。
同様に、CPU10はプリンタドライバのバージョンが2.0であるPCとして、図4のバージョン情報を参照して、「A」で表わされたPC300A、「D」で表わされたPC300D、および「F」で表わされたPC300Fを特定する。図5で表わされた機能情報を参照して、特定されたそれぞれPCのうちのPC300Dについて機能情報に2in1機能が含まれているCPと特定する。そのため、PC300Dについて2in1ができなくなるという問題が発生すると判断する。
この場合、図10を参照して、CPU10は、それぞれのPCのプリンタドライバのバージョンにおいてファームウェアのバージョンを2.0から3.0へ更新した場合に発生する問題点(FW2.0から3.0へ更新した場合の問題点)を提示し、さらに、当該PCにおいて使用している機能との関係でその問題が生じるか否か(結論)を操作パネル13において提示する。
なお、図10は、一例としてファームウェアのバージョンを2.0から3.0へ更新した場合に関する判断結果を表わしたものであるが、他のバージョンへの更新に関しても同様に判断されて、表示されてもよい。この表示は、図10の画面に加えてなされてもよいし、スクロール指示によって続く画面になされてもよい。
ファームウェアの各バージョンについて上述の判断を行なうことで、ステップS111でCPU10は、MFP100において更新するファームウェアのバージョンを決定し、ステップS113でその更新処理を実行する。
上記ステップS111での決定方法は特定の方法に限定されない。一例として、すべてのPCにおいて問題が発生しないとされたファームウェアのバージョンを更新するバージョンと決定してもよいし、所定数(たとえばPCの総数の所定割合以上)のPCにおいて問題が発生しないとされたファームウェアのバージョンを更新するバージョンと決定してもよい。
または、CPU10は上記ステップS109で図10に示される判断結果を表わす画面に、問題が発生すると判断されたPCに対して通知することを指示するためのボタン501およびファームウェアを更新することを指示するためのボタン502をさらに提示し、これらボタンによる指示に応じた処理を行なってもよい。
すなわち、ボタン502に対しては、CPU10は判断結果を表示しているファームウェアのバージョンを2.0から3.0へ更新することに関して、ユーザからその更新の実行を指示されたものとして、更新するファームウェアのバージョンを当該バージョン3.0と決定し、ステップS113で当該MFP100でのファームウェアの更新処理を実行する。
なお、ボタン501に対しては、CPU10は予め各PCに対応した通知先を記憶しておき、ボタン501が押下されることで問題が発生すると判断されたPC300B,PC300D,PC300Gに対して予め記憶されているメッセージなどを利用してその旨を通知する。
この場合、このボタン操作がなされたタイミングにおいてCPU10はファームウェアの更新処理を実行しない。このような通知がなされることで該当するPCにおいてプリンタドライバの更新が促され、該当するPCでプリンタドライバが更新されることでファームウェアのバージョンを2.0から3.0へ更新してもこれらPCにおいて問題が生じなくなることになる。この場合、この後のタイミングで図9の動作が実行された際に、ステップS111でバージョン3.0が更新するバージョンと決定される。つまり、この場合、上記ステップS109,S111で更新するバージョンと共に、更新するタイミングも判断して決定されることになる。
<実施の形態の効果>
管理システム1において上の処理が行なわれることで、各PCにインストールされているプリンタドライバのバージョンおよび各PCで使用する機能を考慮してMFP100のファームウェアの更新が実現される。
これにより、MFP100のファームウェアの更新によってPC300において普段用いていた機能が変更になったり、使用していた機能が使用できなくなったりするという問題の発生を抑えることができ、適切なファームウェアの更新を実現することができる。
<他の例>
なお、以上の例では、ファームウェアの更新に当たって、プリンタドライバのバージョンも考慮するものとしている。しかしながら、必ずしもプリンタドライバのバージョンは必要ではなく、当該プリンタドライバをインストールしたPC300において高い頻度で用いられている画像形成機能を考慮してファームウェアの更新を判断することができる。
その例を説明する前提として、ファームウェアやプリンタドライバは、バージョンが同じであっても、追加された機能が異なる場合がある。この場合、ファームウェアやプリンタドライバのバージョンを更新すると、PC300において一部機能が使用できなくなる問題が発生する。
図11は、ファームウェアの更新情報400に含まれる整合性情報402の内容の他の例を模式的に表わす図である。ここでは、同じファームウェアのバージョンであっても使用可能な画像形成機能が異なる例が示されている。
すなわち、図11の例では、ファームウェアのバージョン1.1の通常版では部門管理機能およびエコレポート表示機能が追加(変更)されているものの、モノクロ/カラー制御機能および印刷サイズ制御機能が追加(変更)されておらず、α版、β版、γ版、ε版が、それぞれ、モノクロ/カラー制御機能、印刷サイズ制御機能、部門管理機能およびエコレポート表示機能を順に追加(変更)するものとされている。また、バージョン1.2の通常版は上記各機能を追加(変更)するものであるものの、モノクロ/カラー制御機能および印刷サイズ制御機能については機能変更を伴うものとされている。
図12は、プリンタドライバにおいて使用可能と設定されている画像形成機能の具体例を示す図である。ここでは、ここでは、同じプリンタドライバのバージョンであっても使用可能と規定されている画像形成機能が異なる例が示されており、具体例として、プリンタドライバのバージョン1.1およびバージョン1.2それぞれでの、使用可能な機能を模式的に表わしている。
詳しくは、図12を参照して、プリンタドライバのバージョン1.1の通常版では部門管理機能およびエコレポート表示機能は使用可能であってその他のモノクロ/カラー制御機能および印刷サイズ制御機能は使用不可能であり、プリンタドライバのバージョン1.1のA版ではモノクロ/カラー制御機能および印刷サイズ制御機能は使用可能であってその他の部門管理機能およびエコレポート表示機能は使用不可能であり、プリンタドライバのバージョン1.1のB版では部門管理機能およびモノクロ/カラー制御機能は使用可能であってその他のエコレポート表示機能および印刷サイズ制御機能は使用不可能と規定されている。また、プリンタドライバのバージョン1.2の通常版、A版、およびB版のいずれも部門管理機能およびエコレポート表示機能は使用可能であってその他のモノクロ/カラー制御機能および印刷サイズ制御機能は使用不可能であり、さらにA版では機能変更されたモノクロ/カラー制御機能が使用可能であり、B版では機能変更された印刷サイズ制御機能が使用可能と規定されている。
この場合、MFP100のファームウェアのバージョンを1.1から1.2に更新すると、図13に示されるように、プリンタドライバのバージョン1.1のA版がインストールされているPC300では、プリンタドライバのバージョン1.1のA版で使用しているモノクロ/カラー制御機能および印刷サイズ制御機能のいずれもがファームウェアの更新によって機能変更の対象となる。そして、この機能変更されたこれら機能はプリンタドライバのバージョン1.1のA版では使用不可能と規定されているため、当該PC300においてはこれら機能が使用できなくなる。
一方、図14に示されるようにPC300にインストールされているプリンタドライバのバージョンを更新する場合に、バージョン1.1のA版またはバージョン1.1のB版からバージョン1.2のA版に更新するとモノクロ/カラー制御機能が機能変更の対象となっており、バージョン1.2のB版に更新すると印刷サイズ制御機能が機能変更の対象となっており、いずれも、使用する機能が損なわれたり変更されたりする可能性がある。
そこで、管理装置として機能するMFP100のCPU100では、上述のようにして各PCにおける機能情報またはデフォルト設定を用いて、判断部103において図11に表わされたファームウェアの整合性情報402に基づいてファームウェアの更新によって各PCに問題が発生するか否かを判断し、決定部105においてその判断結果に基づいて更新するファームウェアのバージョンを決定する。つまり、変形例にかかるMFP100のCPU10では、PC300で使用頻度の高い機能とMFP100のファームウェアのバージョンの更新によって影響を受ける機能とを比較することで問題が発生するか否かを判断し、決定部105においてその判断結果に基づいて更新するファームウェアのバージョンを決定する。
一例として、上述のように、各PCからMFP100に対して送信されるジョブを用いて判断する場合、図15に示されるように、第1取得部101はPC300からのジョブを解析して、各PCにおいて当該PCにインストールされているプリンタドライバのバージョンがファームウェアの更新によって影響を受ける上記機能の使用率を算出する。
具体的には、図15を参照して、「C」で表わされたPC300Cおよび「G」で表わされたPC300Gにおいてモノクロ/カラー制御機能が所定の比率以上使用されていることが特定されている。この場合、判断部103は、MFP100のファームウェアのバージョンを1.1通常版から1.2通常版に更新すると、これらPCにおいてモノクロ/カラー制御機能の機能変更の影響を受けることになり、問題が生じると判断する。従って、この場合、プリンタドライバのバージョンを考慮することなく、PC300で使用頻度の高い機能を考慮してファームウェアの更新によって影響を受けるか否かを判断する。
さらに、判断部103は、プリンタドライバのバージョンを考慮してもよい。この場合、判断部103は上述したような方法で各PCのプリンタドライバのバージョン情報を取得する。さらに、図12に示されたようなプリンタドライバのバージョンごとの使用可能な画像形成機能を考慮して、ファームウェアのバージョン1.2通常版でのモノクロ/カラー制御機能を使用可能なプリンタドライバのバージョンを1.2A版と判断する。
この場合、これらPCにおいてプリンタドライバのバージョンが1.1A版から1.2A版に更新されたタイミングで上記判断がなされると、判断部103は更新可能と判断することになり、MFP100でのファームウェアの更新処理が実行される。
他の例として、上述のように、各PCにおけるプリンタドライバでのデフォルト設定を取得して判断する場合、図16に示されるように、判断部103は、各PCにおいてファームウェアの更新によって影響を受ける画像形成機能がデフォルト設定されているか否かに基づいて問題が生じるか否かを判断する。
具体的には、図16を参照して、「C」で表わされたPC300Cおよび「G」で表わされたPC300Gにおいてモノクロ/カラー制御機能がデフォルト設定されていることが特定されている。この場合、判断部103は、MFP100のファームウェアのバージョンを1.1通常版から1.2通常版に更新すると、これらPCにおいてモノクロ/カラー制御機能の機能変更の影響を受けることになり、問題が生じると判断する。従って、この場合、プリンタドライバのバージョンを考慮することなく、PC300でデフォルト設定されている機能を使用頻度の高い機能として考慮してファームウェアの更新によって影響を受けるか否かを判断する。
さらに、判断部103は、上の説明と同様に、プリンタドライバのバージョンを考慮してもよい。この場合、判断部103は上述したような方法で各PCのプリンタドライバのバージョン情報を取得する。さらに、図12に示されたようなプリンタドライバのバージョンごとの使用可能な画像形成機能を考慮して、ファームウェアのバージョン1.2通常版でのモノクロ/カラー制御機能を使用可能なプリンタドライバのバージョンを1.2A版と判断する。
この場合も上の例と同様に、これらPCにおいてプリンタドライバのバージョンが1.1A版から1.2A版に更新されたタイミングで上記判断がなされると、判断部103は更新可能と判断することになり、MFP100でのファームウェアの更新処理が実行される。
このような判断が行なわれることで、当該プリンタドライバをインストールしたPC300において高い頻度で用いられている画像形成機能を考慮してファームウェアの更新が判断され、ファームウェアの更新によってPC300において普段用いていた機能が変更になったり、使用していた機能が使用できなくなったりするという問題の発生を抑えることができる。これによって、適切なファームウェアの更新を実現することができる。
なお、以上の説明では、管理システム1に含まれるMFP100が管理装置として機能して、当該MFP100のファームウェアの更新について判断して更新処理を実行するものとしている。
しかしながら、管理装置として機能する装置は、MFP100に限定されない。他の例として、PC300のうちの1台が管理装置として機能してもよいし、管理システム1に図示しないサーバが含まれ、当該サーバが管理装置として機能してもよい。
さらに、上述の管理装置として機能するMFP100の動作を実行させるためのプログラムを提供することもできる。このようなプログラムは、コンピュータに付属するフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)およびメモリカードなどのコンピュータ読取り可能な記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピュータに内蔵するハードディスクなどの記録媒体にて記録させて、プログラムを提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。
なお、本発明にかかるプログラムは、コンピュータのオペレーティングシステム(OS)の一部として提供されるプログラムモジュールのうち、必要なモジュールを所定の配列で所定のタイミングで呼出して処理を実行させるものであってもよい。その場合、プログラム自体には上記モジュールが含まれずOSと協働して処理が実行される。このようなモジュールを含まないプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
また、本発明にかかるプログラムは他のプログラムの一部に組込まれて提供されるものであってもよい。その場合にも、プログラム自体には上記他のプログラムに含まれるモジュールが含まれず、他のプログラムと協働して処理が実行される。このような他のプログラムに組込まれたプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
提供されるプログラム製品は、ハードディスクなどのプログラム格納部にインストールされて実行される。なお、プログラム製品は、プログラム自体と、プログラムが記録された記録媒体とを含む。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 管理システム、10 CPU、11 メモリ、12 画像処理部、13 操作パネル、14 通信I/F、101 第1取得部、102 第2取得部、103 判断部、104 表示処理部、105 決定部、106 処理部、111 第1記憶部、112 第2記憶部、200 ネットワーク、300 PC、400 更新情報、401 ファームウェアバージョンアップ情報、402 整合性情報、501,502 ボタン。

Claims (10)

  1. 画像形成装置にインストールされたファームウェアの更新を管理するための管理装置であって、
    前記画像形成装置は複数の処理装置に接続され、前記複数の処理装置のそれぞれからのジョブに基づいて画像形成処理を実行し、
    前記ファームウェアの更新に必要な情報である更新情報を記憶するための記憶手段と、
    前記複数の処理装置のそれぞれにおいて使用頻度の高い前記画像形成装置の画像形成機能を特定するための特定手段と、
    前記ファームウェアのバージョンが更新されることによって影響を受ける画像形成機能と前記複数の処理装置のそれぞれにおいて使用頻度の高い画像形成機能とを比較することで、前記ファームウェアの更新によって前記複数の処理装置のそれぞれでの前記画像形成機能における問題の発生の可能性を判断するための判断手段と、
    前記判断手段での判断結果に基づく処理を実行した上で、前記更新情報を用いて前記ファームウェアの更新処理を実行する処理手段とを備える、管理装置。
  2. 前記処理手段は、前記複数の処理装置のすべてにおいて前記ファームウェアの更新によって前記画像形成機能における問題が発生しないと判断された場合に前記更新情報を用いて前記ファームウェアの更新処理を実行する、請求項1に記載の管理装置。
  3. 前記更新情報は前記ファームウェアのバージョンごとの更新情報を含み、
    前記判断手段における、前記ファームウェアのバージョンごとの、前記ファームウェアの当該バージョンへの更新によって前記複数の処理装置のそれぞれでの前記画像形成機能における問題の発生の可能性の判断結果に基づいて、前記処理装置において前記画像形成機能における問題の発生しない前記ファームウェアのバージョンを決定するための決定手段をさらに備える、請求項1または2に記載の管理装置。
  4. 前記処理手段は、前記判断手段において前記ファームウェアの更新によって前記処理装置において前記画像形成機能における問題が発生すると判断された場合に、前記処理装置に対してその旨を通知する処理を実行する、請求項1〜3のいずれかに記載の管理装置。
  5. 前記特定手段は、前記処理装置から送信されるジョブの処理に用いられる画像形成機能に基づいて、前記処理装置において前記使用頻度の高い画像形成機能を特定する、請求項1〜4のいずれかに記載の管理装置。
  6. 前記特定手段は、前記処理装置において前記プリンタドライバの実行におけるデフォルト設定を特定する情報を取得することで、前記デフォルト設定された画像形成機能を前記処理装置において前記使用頻度の高い画像形成機能と特定する、請求項1〜4のいずれかに記載の管理装置。
  7. 前記複数の処理装置のそれぞれにインストールされているプリンタドライバのバージョンを取得するための取得手段をさらに備え、
    前記判断手段は、前記更新後のファームウェアのバージョンと前記複数の処理装置のそれぞれにインストールされているプリンタドライバのバージョンとの関係で影響を受ける画像形成機能と、前記複数の処理装置のそれぞれにおいて使用頻度の高い画像形成機能とを比較することで、前記ファームウェアの更新によって前記複数の処理装置のそれぞれでの前記画像形成機能における問題の発生の可能性を判断する、請求項1〜6のいずれかに記載の管理装置。
  8. 前記更新情報は、前記ファームウェアのバージョンとプリンタドライバのバージョンとの関係において当該プリンタドライバによって使用できなくなる画像形成機能および/または変更される画像形成機能を規定し、
    前記判断手段は、前記処理装置のプリンタドライバのバージョンに基づいて、当該処理装置において前記使用頻度の高い画像形成機能と特定された画像形成機能が使用できなくなるまたは変更されると規定されている場合に、前記ファームウェアを当該バージョンへ更新することで前記画像形成機能において問題が発生すると判断する、請求項7に記載の管理装置。
  9. 前記処理手段は、前記判断手段での判断結果を表示装置に表示する処理を実行した上で前記ファームウェアの更新処理を実行する、請求項1〜8のいずれかに記載の管理装置。
  10. 画像形成装置にインストールされたファームウェアの更新を管理する方法であって、
    前記画像形成装置は複数の処理装置に接続され、前記複数の処理装置のそれぞれからのジョブに基づいて画像形成処理を実行し、
    前記複数の処理装置のそれぞれにおいて使用頻度の高い前記画像形成装置の画像形成機能を特定するステップと、
    前記ファームウェアのバージョンが更新されることによって影響を受ける画像形成機能と前記複数の処理装置のそれぞれにおいて使用頻度の高い画像形成機能とを比較することで、前記ファームウェアの更新によって前記複数の処理装置のそれぞれでの前記画像形成機能における問題の発生の可能性を判断するステップと、
    前記判断するステップでの判断結果に基づく処理を実行した上で前記ファームウェアの更新処理を実行するステップとを備える、管理方法。
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