JP2012220994A - 誤操作推定方法、誤操作推定装置及び誤操作推定プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】操作履歴入力部11によりユーザが対象となるアプリケーションを操作した内容を示す操作履歴を入力し、エラー確率計算部14が操作履歴中のボタンの押下回数、操作間隔等に基づいてエラー確率を計算する。これにより、ユーザが実際にエラーを起こしていなくても、エラー確率を計算し、ユーザがエラーを起こしやすい箇所を把握することができる。
【選択図】図1
Description
あるボタンの押下回数が同一画面上の他のボタンの押下回数と比べて著しく多い場合に、そのボタンのエラー確率を高くする。これは、次の理由による。ユーザは、同じ画面で同じ操作を繰り返し実行した経験があると、本来異なる操作をしたいと考えていたとしても、誤っていつもと同じ操作を行ってしまう傾向があるからである。例えば、一画面中にボタン1〜5が付置されていたときに、ボタン1がボタン2〜5と比較して著しく多く押下されている場合は、ボタン1を誤って押下する確率が高まる。
E1(m)=E(m)+(p(m)−max p(t))/Σp(k)
Else E1(m)=E(m)
ただし、max p(t)は同一画面に存在する他のボタンの中で最も操作回数の多いボタンの押下回数、Kは10,20など予め設定した任意の閾値、Σp(k)は同一画面内の全ボタンの押下回数の総和である。つまり、上式では、ボタンmの押下回数p(m)が他のボタンの押下回数の最大値と比べてK以上多い場合、エラー確率を高くする。エラー確率計算部14は、画面情報保持部13が保持する画面情報を参照して、画面ID毎に上記の処理を行い、その画像IDに関連付けられたボタンIDについてのエラー確率を更新する。ボタンの押下回数は、操作履歴保持部12が保持する操作履歴を参照して求める。
または、次式に示すように、各ボタンが押下されるごとに押下されたボタンのエラー確率を高くする。
なお、上記は一例であり、同一画面で同じ操作を繰り返していた場合に、その操作のエラー確率を高くする計算方法であればよい。
よく押下されるボタンのそばに付置されているボタンは誤って押されることが多くなるので、よく押下されるボタンと画面上で距離の近いボタンのエラー確率を高くする。例えば、50,100など予め設定した一定回数S以上押されたボタンから画面上で一定距離K以下の距離に付置されたボタンのエラー確率を高くする。
d≧K のとき、E2(m)=E(m)
ルール2を適用する場合は、画面情報にボタン間の距離情報を予め記載しておく。距離情報としては、所定の大きさのディスプレイでアプリケーションを表示させたときの実際の距離や画面サイズに対する割合で表す。
全く押したことのないボタンは、そのボタンを押すとどのようなことが起きるかについての知識がない場合が多く、誤った目的で押下される可能性が高い。そこで、押下回数が0回のボタンのエラー確率を高くする。
p(m)≠0 のとき、E3(m)=E(m)
Wは予め定めた1以上の定数である。
1回以上押したことがあるが、1〜3回程度と回数がそれほど多くない場合はエラー確率を低くする。すなわち、1回以上の操作経験があれば、その操作を実行した際にどのようなことが起きるかをユーザが理解している可能性が高く、知識不足によるエラーの確率は低い。また、操作経験がそれほど多くない場合には、ユーザは慎重に操作する可能性が高いため、エラー確率は低くなる。
ボタンを押下する操作が素早い場合はエラー確率を高くする。これは、勢いで異なるボタンを押してしまう可能性が高まるためである。操作履歴の時間間隔の値が一定以下である場合、そのボタンのエラー確率を高くする。
最近押したボタンのエラー確率を高くし、しばらく押していないボタンのエラー確率を低くする。これは、ユーザは過去によく押したボタンよりも、最近押したボタンを選択する傾向にあるからである。
Σ(1/T(m,k))は1/T(m,k)にk=1,2,3,・・・,nを代入して加算した値である。上記の式により、現在に近くなるほど大きな値がエラー確率に加算されて、最近押したボタンほどエラー確率を高く設定できる。
11…操作履歴入力部
12…操作履歴保持部
13…画面情報保持部
14…エラー確率計算部
15…結果蓄積部
16…出力部
Claims (9)
- アプリケーションが表示する画面において表示される操作対象が誤操作されるエラー確率を算出する誤操作推定方法であって、
ユーザが操作した前記操作対象を識別する操作対象IDと当該操作対象が操作された時刻を入力して操作履歴保持手段に操作履歴として蓄積するステップと、
アプリケーションが表示する画面を識別する画面IDと当該画面において表示される前記操作対象を識別する前記操作対象IDとを関連付けて画面情報として蓄積した画面情報蓄積手段から前記画面情報を読み出し、前記画面情報に含まれる前記画面ID毎に、当該画面IDに関連付けられた前記操作対象IDそれぞれについて、前記操作履歴保持手段に蓄積された前記操作履歴を参照して当該操作対象IDに対応する前記操作対象が操作された回数、操作された時間間隔、操作されたタイミングの少なくとも1つを取得し、当該操作対象のエラー確率を算出するステップと、
を有することを特徴とする誤操作推定方法。 - 前記エラー確率を算出するステップは、前記操作対象が操作された回数を取得し、当該回数に応じて前記操作対象のエラー確率に所定値を加算することを特徴とする請求項1記載の誤操作推定方法。
- 前記画面情報は、前記操作対象間の距離情報を含むものであって、
前記エラー確率を算出するステップは、前記操作対象が操作された回数を取得し、当該回数が所定の閾値以上の操作対象からの距離が所定の距離以下である前記操作対象のエラー確率に所定値を加算することを特徴とする請求項1又は2記載の誤操作推定方法。 - 前記エラー確率を算出するステップは、前記操作対象が操作された回数を取得し、当該回数が0である操作対象のエラー確率に所定値を加算することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の誤操作推定方法。
- 前記エラー確率を算出するステップは、前記操作対象が操作された回数を取得し、当該回数が1以上数回以下である操作対象のエラー確率から所定値を減算することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の誤操作推定方法。
- 前記エラー確率を算出するステップは、前記操作対象が操作された時間間隔を取得し、当該時間間隔が所定の閾値以下である操作対象のエラー確率に所定値を加算することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の誤操作推定方法。
- 前記エラー確率を算出するステップは、前記操作対象が操作されたタイミングを取得し、当該タイミングが現在時刻に近くなるほど加算する値が大きくなるようにエラー確率に所定値を加算することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の誤操作推定方法。
- アプリケーションが表示する画面において表示される操作対象が誤操作されるエラー確率を算出する誤操作推定装置であって、
ユーザが操作した操作対象を識別する操作対象IDと当該操作対象が操作された時刻を入力する操作履歴入力手段と、
前記入力手段が入力した前記操作対象IDと前記時刻を操作履歴として蓄積する操作履歴保持手段と、
アプリケーションが表示する画面を識別する画面IDと当該画面において表示される前記操作対象を識別する前記操作対象IDとを関連付けて画面情報として蓄積した画面情報蓄積手段と、
前記画面情報蓄積手段から前記画面情報を読み出し、前記画面情報に含まれる前記画面ID毎に、当該画面IDに関連付けられた前記操作対象IDそれぞれについて、前記操作履歴保持手段に蓄積された前記操作履歴を参照して当該操作対象IDに対応する前記操作対象が操作された回数、操作された時間間隔、操作されたタイミングの少なくとも1つを取得し、当該操作対象のエラー確率を算出するエラー確率算出手段と、
を有することを特徴とする誤操作推定装置。 - 請求項1乃至7のいずれかに記載された誤操作推定方法をコンピュータに実行させることを特徴とする誤操作推定プログラム。
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JP2009237820A (ja) * | 2008-03-26 | 2009-10-15 | Fuji Xerox Co Ltd | ユーザインターフェイス制御装置、画像形成装置およびプログラム |
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