JP2012216898A - 音声出力装置 - Google Patents

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Atsushi Kuroda
淳 黒田
Yasuharu Onishi
康晴 大西
Motoyoshi Komoda
元喜 菰田
Yukio Murata
行雄 村田
Yuichiro Kishinami
雄一郎 岸波
Shigeo Sato
重夫 佐藤
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Abstract

【課題】音孔から所望の距離において可聴音の音圧が最大となるようにすることが可能な音声出力装置を提供する。
【解決手段】音声出力装置100は、圧電振動子10と、圧電振動子10から出力される超音波を放射する音孔20と、を有するパラメトリックスピーカを有する。音声出力装置100は、更に、目標距離の入力操作を受け付ける操作部(例えば、操作部兼表示部40)と、操作部に入力された距離に応じて音孔20の開口面積を調節する開口面積調節部(例えば、音孔シャッター部材31a、31b、アクチュエータ、及び制御部により構成される)を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、音声出力装置に関する。
パラメトリックスピーカは、超音波搬送波を可聴音信号によりAM・FMなどの方式を用いて変調し、空気中に超音波のまま高指向性を保持して放射し、空気中における音波の非線形現象により可聴音を復調するものである。ゆえに、パラメトリックスピーカの音孔からある距離において、復調される可聴音の音圧が最大となるが、その距離は、変調方式・変調度・超音波搬送波音圧などにより固定的に決定されてしまう。
パラメトリックスピーカについては、例えば、特許文献1、2に記載されている。
特開2007−228402号公報 特開2008−131055号公報
上述のように、パラメトリックスピーカにおいては、その音孔からある距離において復調される可聴音の音圧が最大となる。このため、音孔から所望の距離において可聴音の音圧が最大となるようにすることが可能な技術が求められている。
本発明の目的は、音孔から所望の距離において可聴音の音圧が最大となるようにすることが可能な音声出力装置を提供することにある。
本発明は、圧電振動子を有する発振装置と、
前記発振装置にパラメトリックスピーカ用の変調信号を入力するスピーカ制御部と、
前記圧電振動子から出力される超音波を放射する音孔と、
目標距離を示す情報を取得する取得部と、
前記取得部が取得した前記情報に応じて前記音孔の開口面積を調節する開口面積調節部と、
を有することを特徴とする音声出力装置を提供する。
本発明によれば、音孔から所望の距離において可聴音の音圧が最大となるようにすることができる。
実施形態に係る音声出力装置の要部断面図である。 圧電振動子の周辺の構造を示す断面図である。 実施形態に係る音声出力装置のブロック図である。 音孔の開口面積と可聴音の音圧が最大となる距離との関係を示す図である。 実施形態に係る音声出力装置の動作の流れを示すフローチャートである。 実施形態に係る音声出力装置の操作画面の例を示す図である。 実施形態に係る音声出力装置の操作画面の例を示す図である。 実施形態に係る音声出力装置の操作画面の例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。なお、すべての図面において、同様の構成要素には同一の符号を付し、適宜に説明を省略する。
図1は実施形態に係る音声出力装置100の要部断面図、図2は圧電振動子10の周辺の構造を示す断面図、図3は音声出力装置100のブロック図、図4は音孔20の開口面積と可聴音の音圧が最大となる距離(音孔20からの距離)との関係を示す図、図5は音声出力装置100の動作の流れを示すフローチャート、図6乃至図8は音声出力装置100の操作画面の例を示す図である。
本実施形態に係る音声出力装置100は、圧電振動子10を有する発振装置70と、発振装置70にパラメトリックスピーカ用の変調信号を入力するスピーカ制御部(例えば、制御部50により構成される)と、圧電振動子10から出力される超音波を放射する音孔20と、目標距離を示す情報を取得する取得部(例えば、操作部兼表示部40)と、取得部が取得した情報に応じて音孔20の開口面積を調節する開口面積調節部(例えば、音孔シャッター部材31a、31b、アクチュエータ32a、32b、及び制御部50により構成される)と、を有する。ここで、パラメトリックスピーカ(超音波スピーカ)は、スピーカ制御部及び圧電振動子10を含んで構成される。音声出力装置100は、例えば、携帯電話機或いはその他の携帯通信端末装置、携帯電話機或いはその他の携帯情報端末装置、ラップトップ型パーソナルコンピュータ、或いは小型ゲーム機器などの電子機器であることが挙げられる。以下、詳細に説明する。
図1に示すように、音声出力装置100は、圧電振動子10を含む発振装置70(図2)を収容する第1筐体1と、第1筐体1の周囲を覆う第2筐体2と、を有している。
第1筐体1において圧電振動子10と対向する位置には、第1筐体1の内外を連通させる第1開口1aが形成されている。
第2筐体2において第1開口1aと対向する位置には、第2筐体2の内外を連通させる第2開口2aが形成されている。
音孔20は、第1及び第2開口1a、2aを含んで構成されている。
図2に示すように、発振装置70は、シート状の振動部材71と、圧電振動子10と、支持部72と、を備えている。圧電振動子10は、振動部材71の一方の面に取り付けられている。支持部72は、振動部材71の縁を支持している。
振動部材71は、圧電振動子10から発生した振動によって振動し、例えば周波数が20kHz以上の音波を発振する。圧電振動子10も、自身が振動することによって、例えば周波数が20kHz以上の音波を発振する。振動部材71は、圧電振動子10の基本共振周波数を調整する。機械振動子の基本共振周波数は、負荷重量と、コンプライアンスに依存する。コンプライアンスは圧電振動子10の機械剛性であるため、振動部材71の剛性を制御することで、圧電振動子10の基本共振周波数を制御できる。なお、振動部材71の厚みは5μm以上500μm以下であることが好ましい。また、振動部材71は、剛性を示す指標である縦弾性係数が1GPa以上500GPa以下であることが好ましい。振動部材71の剛性が低すぎる場合や、高すぎる場合は、機械振動子として特性や信頼性を損なう可能性が出てくる。なお、振動部材71を構成する材料は、金属や樹脂など、脆性材料である圧電振動子10に対して高い弾性率を持つ材料であれば特に限定されないが、加工性やコストの観点からリン青銅やステンレスなどが好ましい。
圧電振動子10の平面形状は、例えば円形であるが、圧電振動子10の平面形状は円形に限定されない。圧電振動子10は、例えば、振動部材71に対向する面の全面が接着剤によって振動部材71に固定されている。これにより、圧電振動子10の片面の全面が振動部材71によって拘束される。
支持部72は、例えば、金属により構成され、筒状(例えば円筒状)に形成されている。支持部72は、その一端側が接着部3を介して第1筐体1に対して接着されている。接着部3は、例えば、接着材、或いは、両面テープなどである。
圧電振動子10に対し、後述する制御部50から発振信号を入力することによって、圧電振動子10を振動させて、圧電振動子10より音波を発振させる。制御部50は、圧電振動子10に入力する変調信号(パラメトリックスピーカ用の変調信号)を生成する。変調信号の輸送波は、例えば、周波数が20kHz以上の超音波であり、具体的には、例えば100kHzの超音波である。制御部50は、外部から入力された情報に応じて、圧電振動子10を制御する。
パラメトリックスピーカは、超音波搬送波を可聴音信号によりAM変調やDSB変調、SSB変調、FM変調などの変調方式を用いて変調し、空気中に超音波のまま高指向性を保持して放射し、空気中における音波の非線形現象により可聴音を復調するものである。ゆえに、音孔20からある距離において、復調される可聴音の音圧が最大となる。
音孔20の数は任意である。音孔20は1つであっても良いし、複数であっても良い。
第1筐体1と第2筐体2との間隔の領域には、一対の音孔シャッター部材31a、31bが配置されている。これら音孔シャッター部材31a、31bは、平板状に形成されている。
これら音孔シャッター部材31a、31bは、音孔20の開口面積を狭める方向(例えば、互いに近づく方向)及び広げる方向(例えば、互いに遠ざかる方向)に、それぞれの板面と平行な方向に移動可能に設けられている。例えば、音孔シャッター部材31a、31bは、第1筐体1における第2筐体2側の面と、第2筐体2における第1筐体1側の面と、に接しており、これら双方の面に対して摺動する。
一方の音孔シャッター部材31aが矢印A方向に移動するとともに、他方の音孔シャッター部材31bが矢印B方向に移動することにより、音孔20の開口面積が減少するようになっている。
また、一方の音孔シャッター部材31aが矢印C方向(矢印A方向の反対方向)に移動するとともに、他方の音孔シャッター部材31bが矢印D方向(矢印B方向の反対方向)に移動することにより、音孔20の開口面積が増大するようになっている。
音孔シャッター部材31a、31bは、超音波を減衰させるか、又は遮断する材質のものであり、例えば、樹脂或いは金属により構成することができる。
音孔シャッター部材31a、31bを移動させて、音孔20の開口面積を調節することにより、音孔20内において生じる非線形歪を制御することができる。すなわち、音孔20の開口面積を小さくするほど音孔20における空気の摩擦係数が増大し、非線形歪は大きくなる。このため、可聴音の音圧が最大となる距離(音孔20からの距離)は、音孔20の面積が大きくなるほど長くなる傾向がある(図4参照)。
図3に示すように、音声出力装置100は、音孔シャッター部材31aを音孔20の開口面積を狭める方向(矢印A方向)及び広げる方向(矢印C方向)に移動させるアクチュエータ32aと、音孔シャッター部材31bを音孔20の開口面積を狭める方向(矢印B方向)及び広げる方向(矢印D方向)に移動させるアクチュエータ32bと、を有する。
アクチュエータ32a、32bは、例えば、電磁駆動方式、圧電駆動方式、或いはその他の駆動方式により、音孔シャッター部材31a、31bを移動させる。
音声出力装置100は、更に、各種の表示動作を行うとともに、ユーザによる入力操作を受け付ける操作部としても機能する操作部兼表示部40を有している。すなわち、操作部兼表示部40は、例えば、タッチパネル式の液晶表示装置などにより構成することができ、単なる表示動作を行うだけでなく、GUI(Graphical User Interface)としても機能する。
音声出力装置100は、更に、圧電振動子10、アクチュエータ32a、32b、及び、操作部兼表示部40の動作制御を行う制御部50を有している。制御部50は、制御・演算部と、記憶部と、を有し、この記憶部には、テーブル51が記憶保持されている。
このテーブル51は、音孔20から放射される超音波が復調されることにより再生される可聴音が最大となる音孔20からの距離(以下、可聴音音圧最大距離)と、アクチュエータ32a、32bの制御用パラメータと、の対応関係を示す情報を含む。
音声出力装置100は、復調される可聴音の音圧が最大となる距離(音孔20からの距離)を、ユーザが必要に応じて変更できるようになっている。
操作部兼表示部40に対し、ユーザが所望の距離(目標距離)を入力操作すると、制御部50は、この入力された距離に応じてアクチュエータ32a、32bを制御することにより、音孔シャッター部材31a、31bの位置をこの入力された距離に応じた最適な位置に調節する。すなわち、音孔20の開口面積を、入力された距離に応じた最適な面積に調節する。この結果、ユーザに入力された距離だけ音孔20から離間した位置において、復調される可聴音の音圧が最大になるように、音声を出力することができる。
このように、音声出力装置100は、距離の入力操作を受け付ける操作部(操作部兼表示部40)を有し、開口面積調節部は、音孔20から放射される超音波が復調されることにより再生される可聴音が、操作部に入力された距離だけ音孔20から離れた位置において最大となるように、開口面積を調節する。
また、制御部50は、アクチュエータ32a、32bの動作制御に際しては、ユーザにより入力された距離と対応するアクチュエータ32a、32bの制御用パラメータをテーブル51より取得し、当該取得した制御用パラメータを用いて、開口面積を調節(音孔シャッター部材31a、31bの位置を調節)する。
音声出力装置100は、例えば、携帯通信端末装置であることが挙げられ、その場合、通信機能を実現するための通信部(図示略)を有している。また、音声出力装置100は、通信機能として、通話機能を実現するものであっても良い。更に、音声出力装置100は、音声再生機能の一例として、音楽再生機能を有していても良い。
次に、図5乃至図8を参照して一連の動作を説明する。
先ず、通常状態(例えば、音楽を再生しつつ、着信待ち受けをしている状態など)では、例えば、図6に示すように、各種の機能選択ボタンを含む機能選択ボタン群42が、操作部兼表示部40の表示画面41に表示されている。機能選択ボタン群42には、距離選択モードへの移行の要求操作を行うための距離選択ボタン42aが含まれる。
この状態において、制御部50は、距離選択ボタン42aに対する操作の有無を監視している(図5のステップS11)。距離選択ボタン42aへの操作がなされない限り、この監視状態が継続する(ステップS11の判定でNとなった場合、ステップS11の判定が繰り返し実行される)。
その後、機能選択ボタン群45の距離選択ボタン42aがタッチ操作されたとする。この操作は、タッチパネル式の操作部兼表示部40により検出され、該検出された旨を示す検出信号が操作部兼表示部40から制御部50に入力される。
すると、制御部50は、距離選択モードへの移行を要求する操作がなされたと判定する(ステップS11のY)。
続いて、制御部50は、音声出力装置100の動作モードを、距離選択モードへ移行させる。この際、操作部兼表示部40は、制御部50の制御下で、例えば、図7に示すような目標距離選択ウィンドウ43を表示画面41に表示する(目標距離選択画面を表示する)(ステップS12)。
図7に示すように、目標距離選択ウィンドウ43には、目標距離の選択操作を促すメッセージ(例えば、「目標距離を選択して下さい。」といった文字列)とともに、目標距離の選択候補44が表示される。例えば、5〜10cm、10〜15cm、15〜20cm、・・・、90〜95cm、95〜100cmといったように、5cm刻みで目標距離を選択できるように、それら目標距離が選択候補44として目標距離選択ウィンドウ43に表示される。更に、目標距離選択ウィンドウ43には、例えば、目標距離の選択に用いられるカーソル45が表示される。
この状態において、制御部50は、目標距離のいずれかの選択候補44に対する選択操作の有無を監視している(図5のステップS13)。目標距離のいずれかの選択候補44に対する選択操作がなされない限り、この監視状態が継続する(ステップS13の判定でNとなった場合、ステップS13の判定が繰り返し実行される)。
例えば、ユーザが、表示画面41における15〜20cmとの表示箇所に対してタッチ操作を行うと、この操作が、タッチパネル式の操作部兼表示部40により検出され、該検出された旨を示す検出信号が操作部兼表示部40から制御部50に入力される。
すると、制御部50は、カーソル45を15〜20cmとの表示箇所に移動させる表示制御を操作部兼表示部40に対して指令するとともに、目標距離として15〜20cmが選択された(入力された)と判定する(ステップS13のY)。
続いて、制御部50は、選択された目標距離に応じた制御用パラメータをテーブル51より取得し(ステップS14)、例えば図8に示すように、目標距離の切り替えの確認ウィンドウ46を表示画面41に表示する(目標距離の切替の確認画面を表示する)(ステップS15)。
図8に示すように、確認ウィンドウ46には、例えば、「目標距離として15〜20cmの範囲が選択されました。超音波スピーカの設定を変更してよろしいですか?」というメッセージとともに、「はい」及び「いいえ」の選択ボタン群47と、その何れかの選択ボタンの選択用のカーソル48が表示される。
この状態において、制御部50は、「はい」又は「いいえ」の選択ボタンに対する選択操作の有無を監視している(図5のステップS16)。「いいえ」が選択された場合(ステップS16のN)、ステップS12からの処理を繰り返す。「はい」が選択された場合(ステップS16のY)、制御部50は、目標距離の設定変更の要否を判断する(ステップS17)。すなわち、これまで設定されていた目標距離と対応する制御用パラメータと、今回選択された目標距離と対応する制御用パラメータとが一致するか否かを判定する。
その判定の結果、これまで設定されていた目標距離と対応する制御用パラメータと、今回選択された目標距離と対応する制御用パラメータとが同一の場合、制御部50は、設定変更が不要である(ステップS18のN)、すなわちこれまでの設定を継続すれば良いと判定し、図5の処理を終了する。
一方、これまで設定されていた目標距離と対応する制御用パラメータと、今回選択された目標距離と対応する制御用パラメータとが異なる場合、制御部50は、設定変更が必要である(ステップS18のY)と判定し、先のステップS14にて取得した制御用パラメータに従って、アクチュエータ32a、32bを制御することにより、音孔20の開口面積を目標距離に応じた開口面積に調節する(ステップS19)。
これにより、音孔20から放射される超音波が復調されることにより再生される可聴音が、ユーザにより選択された目標距離だけ音孔20から離れた位置において最大となるように、音孔20の開口面積を調節することができる。
以上のような実施形態によれば、音声出力装置100は、圧電振動子10を有する発振装置70と、発振装置70にパラメトリックスピーカ用の変調信号を入力するスピーカ制御部と、圧電振動子10から出力される超音波を放射する音孔20と、目標距離を示す情報を取得する操作部兼表示部40と、操作部兼表示部40が取得した情報に応じて音孔20の開口面積を調節する開口面積調節部(例えば、音孔シャッター部材31a、31b、アクチュエータ32a、32b、及び制御部50)を有するので、音孔20から放射される超音波が復調されることにより再生される可聴音が、ユーザにより選択された目標距離だけ音孔20から離れた位置において最大となるように、音孔20の開口面積を調節することができる。
上記の実施形態では、一対の音孔シャッター部材31a、31bを有する例を説明したが、シャッター部材の数は1つでも良いし、或いは、3つ以上であっても良い。
上記の実施形態では、ユーザが操作部兼表示部40に対して目標距離の入力(例えば選択)操作を行うことにより、音声出力装置100が目標距離を示す情報を取得する例を説明したが、目標距離を示す情報を、音声出力装置100の外部の装置から取得するようにしても良い。
1 第1筐体
1a 第1開口
2 第2筐体
2a 第2開口
3 接着部
10 圧電振動子
20 音孔
31a 音孔シャッター部材
31b 音孔シャッター部材
32a アクチュエータ
32b アクチュエータ
40 操作部兼表示部
41 表示画面
42a 距離選択ボタン
42 機能選択ボタン群
43 目標距離選択ウィンドウ
45 カーソル
46 確認ウィンドウ
47 選択ボタン群
48 カーソル
50 制御部
51 テーブル
70 発振装置
71 振動部材
72 支持部
100 音声出力装置

Claims (5)

  1. 圧電振動子を有する発振装置と、
    前記発振装置にパラメトリックスピーカ用の変調信号を入力するスピーカ制御部と、
    前記圧電振動子から出力される超音波を放射する音孔と、
    目標距離を示す情報を取得する取得部と、
    前記取得部が取得した前記情報に応じて前記音孔の開口面積を調節する開口面積調節部と、
    を有することを特徴とする音声出力装置。
  2. 前記開口面積調節部は、
    前記開口面積を狭める方向及び広げる方向に移動可能に設けられた音孔シャッター部材と、
    前記音孔シャッター部材を前記開口面積を狭める方向及び広げる方向に移動させるアクチュエータと、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の音声出力装置。
  3. 前記発振装置を収容する第1筐体と、
    前記第1筐体の周囲を覆う第2筐体と、
    を有し、
    前記第1筐体において前記圧電振動子と対向する位置には、前記第1筐体内外を連通させる第1開口が形成され、
    前記第2筐体において前記第1開口と対向する位置には、前記第2筐体内外を連通させる第2開口が形成され、
    前記音孔は、前記第1及び第2開口を含んで構成され、
    前記音孔シャッター部材は、前記第1筐体と前記第2筐体との間隔の領域に配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の音声出力装置。
  4. 前記音孔から放射される超音波が復調されることにより再生される可聴音が最大となる前記音孔からの距離と、前記開口面積調節部の制御用パラメータと、の対応関係を示すテーブルを記憶した記憶部を有し、
    前記開口面積調節部は、前記取得部が取得した前記情報と対応する前記制御用パラメータを前記テーブルより取得し、当該取得した制御用パラメータを用いて前記音孔の前記開口面積を調節することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の音声出力装置。
  5. 前記取得部は、前記目標距離の入力操作を受け付ける操作部であることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の音声出力装置。
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