JP2012213000A - キャリア信号検出閾値をアダプティブに決定する無線機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】相手無線器の送信するノイズを測定し、最適な受信感度設定を行う無線器を提供する。
【解決手段】他の無線機器が無線信号を送ってくる予め定められたタイムスロットの開始時間を特定受信タイミングとして記憶する特定受信タイミング記憶手段と、該特定受信タイミングで開始するタイムスロット以外であって、前記無線機器が無線信号を送ってこない予め定められた通常受信タイミングで開始するタイムスロットにおいて受信する信号をノイズとして測定するノイズ測定手段と、前記ノイズ測定手段が測定したノイズの強度に応じてキャリア信号よりデータ信号を抽出する閾値を決定する閾値決定手段とを無線機器に具備する。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動検針システムの送信スケジュール機能を応用した自動検針無線機器に関するものである。
従来、キャリアセンスを行う際に、受信機のアンテナに自端末のバスノイズや電源ノイズ、又は周辺ノイズを検出し受信エラーとなり、受信性能が低下するという問題がある。
この問題を解決するための技術として、無線機器が受信エラーの回数をカウントし、該受信エラーの回数が所定数以上になると、受信感度を下げて、周辺ノイズによる誤検出を減らす技術が開示されている(特許文献1)。
特開2010−154183号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術は、受信エラーがあった場合に受信感度を上げるだけなので通信距離が伸びないという問題がある。逆に無線機器が所定の期間、データを受信しなかった場合に、受信感度を上げる方法も考えられるが、最適な受信感度ではない。今後、実際の周辺ノイズを測定し、最適な受信感度を設定することが望まれる。しかし、無線機器が測定する周辺ノイズには、実際に相手無線機器が送信した無線データが含まれ、純粋な周辺ノイズではないので、最適な受信感度の設定ができない。
本発明は上記課題を鑑みなされたものであって、本発明の目的は、純粋な周辺ノイズを測定し、周辺ノイズによる誤検出を減らしかつ本来通信可能な通信距離を確保する最適な受信感度の設定を行う技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、他の無線機器が無線信号を送ってくる予め定められたタイムスロットの開始時間を特定受信タイミングとして記憶する特定受信タイミング記憶手段と、該特定受信タイミングで開始するタイムスロット以外であって、前記無線機器が無線信号を送ってこない予め定められた通常受信タイミングで開始するタイムスロットにおいて受信する信号をノイズとして測定するノイズ測定手段と、前記ノイズ測定手段が測定したノイズの強度に応じてキャリア信号よりデータ信号を抽出する閾値を決定する閾値決定手段と、前記閾値決定手段が決定した閾値を自装置に設定する閾値設定手段とを無線機器に具備するものである。
本発明によれば、相手端末より無線信号の送られてくることのない通常受信タイミングにおいて純粋なノイズレベルを測定し、それに基づき最適な受信感度を設定することで、周辺ノイズによる誤検出を減らしかつ本来通信可能な通信距離を確保することができる。
自動検針システムのネットワーク構成図 無線機器の機能ブロック図 無線機器の動作フローチャート 純粋ノイズの測定原理図
以下、本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明の1実施例である自動検針システムのネットワーク構成図である。サーバ10は各家庭に設置された無線機器100A、100B、100C、100D、100Eの経路情報テーブルの管理と、各無線機器から送信される検針値の収集を行う。
サーバ10とゲートウエイGW20の間は、イーサネット(登録商標)プロトコル30が使用され、ゲートウエイGW20と無線機器100A〜100E間及び無線機器相互間は、特定小電力の無線プロトコル40が使用されるので、ゲートウエイGW20はイーサネット(登録商標)プロトコル30と特定省電力の無線プロトコル40とのプロトコル変換を行なう。
サーバ10は定められた時刻に経路情報テーブルをシステム内のすべての無線機器100A〜100E及びGW20に配信する。具体的には表1の経路情報テーブル、及び表2の無線機器送信タイミングを配信し、各無線機器には送信すべき送信相手と送信に用いるタイムスロットすなわち送信タイミングが割りつけられる。また、表2の無線機器送信タイミングは正時00分00秒及び正時30分00秒の時間からの経過時間を示している。例えば無線機器100Aの送信タイミングは10時05分00秒(10時300秒)で、この送信タイミングに始まるタイムスロットに無線機器100Bに対して検針値を送信する。また、無線機器100Bは10時05分10秒(10時310秒)になるとゲートウエイGW20に対して検針値の送信を開始する。
図2は、無線機器100の機能ブロック図である。無線機器100は無線接続部101と、通信制御部102と、特定受信タイミング記憶部103と、通常受信タイミング判定部104と、ノイズ測定指示部105と、ノイズ測定部106と、受信感度算出部107と、受信感度設定部108を有する。
無線接続部101は、無線データを送受する為の制御部であり、相手装置との無線送受に係る制御全般を行う。また、CSMA(Carrier Sense Multi Access)機能を有し特定周波数帯の信号レベルを検出することが出来る。
通信制御部102は、受信した無線データを分析し、サーバから送られてくる経路情報テーブルを判別し、当該無線機器と経路的に繋がれている上位及び下位の無線機器の送信タイミングを抽出し、それを当該無線機器が受信開始すべきタイミングとして特定受信タイミング記憶部103に通知する。
特定受信タイミング記憶部103は、通信制御部102から通知を受けた特定受信タイミングを記憶する。
上述の通り、特定受信タイミングとは相手装置がデータの送信を許されるタイムスロットの開始タイミングであり、当該無線機器がデータの受信を開始する特定された受信タイミングを言い、該特定受信タイミングで開始され、データ受信を行うべきタイムスロットを特定受信タイムスロットと呼ぶ。また、通常受信タイミングとは、相手装置が送信を行なわないタイムスロットの開始タイミングであり、当該無線機器の受信する信号には、相手装置からの信号が重畳されていないので、純粋なノイズレベルを測定できるタイムスロットであって、通常受信タイムスロットと呼ぶ。詳細について図4を用いて説明する。
図4は純粋ノイズの測定原理を示す図である。図4のAは、相手端末が送る信号波形を示す。Bは信号チャネルに存在する周辺ノイズ(バックグラウンドノイズ)を示す。
Cは信号波形AとノイズBの重畳した波形を示す。Dは相手端末が信号送出を許され、当該無線機器が信号受信する特定受信タイムスロットとノイズ測定を行う通常受信タイムスロットとの対応を示す。Eは通常受信タイムスロットで測定するノイズ信号を示す。このように、ノイズレベルの測定は、相手が信号を送ってこない通常受信タイムスロットにおいて、行われので、純粋のノイズのみを測定することができる。
図3は、本発明の無線機器100の動作フローチャートである。
通常受信タイミング判定部104は、特定受信タイミング記憶部103から特定受信タイミングを取得し、現時刻が特定受信タイミングで開始する特定受信タイムスロットに属するのか通常受信タイミングで開始する通常受信タイムスロットに属するかの判定を行ない、その結果、通常受信タイミングで開始する通常受信タイムスロットに属すると判定した場合、判定結果をノイズ測定指示部105に通知する(S30,YES)。
通知を受けたノイズ測定指示部105は、現時刻が通常受信タイミングで開始する通常受信タイムスロットに属する場合は、相手装置がデータ信号の送信を行わないタイムスロットであるので、純粋のノイズ測定が可能であると判断し、ノイズ測定部106にノイズ測定指示を通知する。
ノイズ測定部106は、ノイズ判定指示部105からノイズ測定指示を受けた場合、受信信号のレベル測定を行い、測定したRSSI値(Receive Signal Strength Indication 受信信号強度値)を、その測定時のノイズ値として保存する(S31)。
受信感度算出部107は、ノイズ測定部106の保存するRSSI値の時間平均値を求め、新たな受信感度を設定する。一例として受信したRSSI値と受信した回数で平均値を算出し、+5dbmを加算した値で新たな受信感度を算出し、受信感度設定部108に通知する(S32)。
尚ここで、受信感度とは他の装置が信号を送出しているかいないかを判定する為の閾値を意味する。
受信感度設定部108は受信感度算出部107により通知された新受信感度を無線接続部101のレベル判定閾値として設定する(S33)。
通常受信タイミング判定部104が現時刻を特定受信タイミングで開始する特定受信タイムスロットに属すると判定した場合(S30、NO)、判定結果は無線接続部101に通知される。通知を受けた無線接続部101は、現時刻が、相手無線機器がキャリア信号にデータを載せて送信してくる特定受信タイムスロットに属することが分かるので、既定の受信感度を閾値としてキャリア信号の有無を判定し、有りの場合、受信信号の0,1判定を行い、相手端末からのデータ信号を受信し、受信したデータ信号を通信制御部102に送付する。
表3は、自動検針システムにおいて、サーバ10、ゲートウエイGW20及び無線機器間でやり取りされるフレーム構成を示す。プリアンブルデータとは、無線データの読み出しタイミングを伝えるために付加される信号のことである。スタートビットとは、伝送データの先頭を伝える為に付加される信号のことである。CRC(Cyclic Redundancy Check)とは連続する誤りを検出するための誤り検出符号の一種である。
データ信号の送付をうけた通信制御部102は、表3のフレーム構成に基つき、プリアンブルエラーチェック、及びCRCエラーチェックを行い、受信フレーム整合性のチェックを行う。エラーなしと判断すれば(S34、YES)イベント処理S35で所定のイベント処理を行う。
イベント処理の内容は、本発明とは直接関係がないので、内容説明は省略する。エラーチェック判定でエラーとなった場合は(S34、NO)、無線データは破棄される。
10 サーバ
20 ゲートウエイGW
30 イーサネット(登録商標)プロトコル
40 特定小電力無線プロトコル
100、100A、100B、100C、100D、100E 無線機器
101 無線接続部
102 通信制御部
103 特定受信タイミング記憶部
104 通常受信タイミング判定部
105 ノイズ測定指示部
106 ノイズ測定部
107 受信感度算出部
108 受信感度設定部

Claims (1)

  1. CSMA機能を具備する無線機器であって、
    他の無線機器から無線信号を受信する予め定められたタイムスロットの受信時間を特定受信タイミングとして記憶する特定受信タイミング記憶手段と、
    前記特定受信タイミング以外の前記他の無線機器が無線信号を送ってこない通常受信タイミングに受信した信号をノイズとして測定するノイズ測定手段と、
    前記ノイズ測定手段が測定したノイズの強度に応じてキャリア信号の有無を検出する閾値を決定するキャリア信号検出閾値決定手段と、
    前記キャリア信号検出閾値決定手段で決定した閾値を自装置に設定する閾値設定手段と、
    を有することを特徴とするキャリア信号検出閾値をアダプティブに決定する無線機器。
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