JP2012212054A5 - - Google Patents
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また、本発明は、アクリル系ブロック共重合体が、親溶媒性を有するAブロック中に、ポリアルキレングリコール(メタ)アクリレート由来の部分構造を含み、窒素原子を含む官能基を有するBブロック中に、下記一般式(II)で表わされる繰り返し単位を含有することを特徴とする前記カラーフィルタ用着色組成物に関する。
[一般式(II)中、R4及びR5は、それぞれ独立して、置換基を有していてもよい環状又は鎖状のアルキル基、置換基を有していてもよいアリール基、又は置換基を有していてもよいアラルキル基を示し、R3は炭素数1以上のアルキレン基、R2は水素原子又はメチル基を示す。]
[一般式(II)中、R4及びR5は、それぞれ独立して、置換基を有していてもよい環状又は鎖状のアルキル基、置換基を有していてもよいアリール基、又は置換基を有していてもよいアラルキル基を示し、R3は炭素数1以上のアルキレン基、R2は水素原子又はメチル基を示す。]
また、本発明は、アクリル系ブロック共重合体が、親溶媒性を有するAブロック中に、さらにポリアルキレングリコール(メタ)アクリレート由来の部分構造以外の(メタ)アクリル酸エステル系モノマーを前駆体とする構成単位を含有することを特徴とする前記カラーフィルタ用着色組成物に関する。
また、本発明は、着色剤が、ペリレン系黒色顔料であることを特徴とする請求項1ないし3いずれか1項に記載のカラーフィルタ用着色組成物。
また、本発明は、さらに有機顔料の酸性誘導体またはその金属塩である顔料誘導体を含有することを特徴とする前記カラーフィルタ用着色組成物に関する。
また、本発明は、着色剤が、ペリレン系黒色顔料であることを特徴とする請求項1ないし3いずれか1項に記載のカラーフィルタ用着色組成物。
また、本発明は、さらに有機顔料の酸性誘導体またはその金属塩である顔料誘導体を含有することを特徴とする前記カラーフィルタ用着色組成物に関する。
なかでも、Aブロックとしては、ポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコール(メタ)アクリレートなどのポリアルキレングリコール(メタ)アクリレートを共重合成分として含む(すなわち、ポリアルキレングリコール(メタ)アクリレート由来の部分構造を含む)ものが好ましく、特にメトキシポリエチレングリコール-メタクリレートを共重合成分として含むことが好ましい。
メトキシポリエチレングリコール-メタクリレート由来の部分構造は、Aブロック中に5〜40モル%含まれていることが、特に好ましい。
また、分散安定性を高める観点から、Aブロック中に、さらにメトキシポリエチレングリコール-メタクリレート由来の部分構造以外の(メタ)アクリル酸エステル系モノマーを前駆体とする構成単位を50〜90モル%含有することが好ましく、より好ましくは60〜80モル%である。なかでも、(メタ)アクリル酸エステル系モノマーとして、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル(メタ)アクリル酸プロピル、(メタ)アクリル酸イソプロピル、(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸オクチルを用いることで、着色組成物の分散性、安定性に優れるものとなるために好ましい。
Aブロック中に、メトキシポリエチレングリコール-メタクリレート由来の部分構造を含むことで親水性が付与され現像液への溶解性が良化する。一方、さらにメトキシポリエチレングリコール-メタクリレート由来の部分構造以外の(メタ)アクリル酸エステル系モノマーを前駆体とする構成単位を含むことでバインダー樹脂との相溶性が上がり、分散安定性が向上する。
すなわち、本発明のアクリル系ブロック共重合体は、分散性と現像液溶解性を向上させる観点から、親溶媒性を有するAブロック中に、メトキシポリエチレングリコール-メタクリレート由来の部分構造を5〜40モル%含有し、窒素原子を含む官能基を有するBブロック中に、一般式(II)で表わされる繰り返し単位を含有することが好ましいものである。
Claims (7)
- 着色剤と、樹脂型分散剤と、溶剤とを含有するカラーフィルタ用着色組成物において、該着色剤が、平均一次粒子径が20〜50nmであり、かつ顔料粒子の縦横比が1:1〜1:3.5である顔料を含有し、
該樹脂型分散剤が、親溶媒性を有するAブロックと、窒素原子を含む官能基を有するBブロックとからなるA−Bブロック共重合体またはB−A−Bブロック共重合体であり、かつアミン価が、有効固形分換算で10mgKOH/g以上99mgKOH/g以下であるアクリル系ブロック共重合体を含有することを特徴とするカラーフィルタ用着色組成物。 - アクリル系ブロック共重合体が、親溶媒性を有するAブロック中に、ポリアルキレングリコール(メタ)アクリレート由来の部分構造を含み、窒素原子を含む官能基を有するBブロック中に、下記一般式(II)で表わされる繰り返し単位を含有することを特徴とする請求項1に記載のカラーフィルタ用着色組成物。
[一般式(II)中、R4及びR5は、それぞれ独立して、置換基を有していてもよい環状又は鎖状のアルキル基、置換基を有していてもよいアリール基、又は置換基を有していてもよいアラルキル基を示し、R3は炭素数1以上のアルキレン基、R2は水素原子又はメチル基を示す。] - アクリル系ブロック共重合体が、親溶媒性を有するAブロック中に、さらにポリアルキレングリコール(メタ)アクリレート由来の部分構造以外の(メタ)アクリル酸エステル系モノマーを前駆体とする構成単位を含有することを特徴とする請求項2に記載のカラーフィルタ用着色組成物。
- 着色剤が、ペリレン系黒色顔料であることを特徴とする請求項1ないし3いずれか1項に記載のカラーフィルタ用着色組成物。
- さらに有機顔料の酸性誘導体またはその金属塩である顔料誘導体を含有することを特徴とする請求項1ないし4いずれか1項に記載のカラーフィルタ用着色組成物。
- さらに光重合性単量体および光重合開始剤を含むことを特徴とする請求項1ないし5いずれか1項に記載のカラーフィルタ用着色組成物。
- 基板上に、請求項1〜6いずれか1項に記載のカラーフィルタ用着色組成物から形成されてなるフィルタセグメントおよび/またはブラックマトリックスを具備することを特徴とするカラーフィルタ。
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