JP2012210176A - 耕耘作業機 - Google Patents

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Abstract

【課題】延長整地板を安定して格納することができ、延長整地板を折り畳み位置又は展開位置に移動させる操作の操作性がよい耕耘作業機を提供する。
【解決手段】代かき作業機1は、耕耘ロータの上部を覆うシールドカバー左24lの後方に上下方向に回動自在に配設されて耕耘ロータにより耕耘された耕土を整地する第2整地板左28Lと、この進行方向に対して左右方向の端部に前後方向に延設された軸部32を中心として回動自在に支持されて展開時に第2整地板左28Lの側方へ延びて第2整地板左28Lの整地作業を補助する延長整地板左33Lとを備える。延長整地板左33Lは、その延長方向先端部に突出入可能に設けられた延長板左40Lを備える。延長板左40Lは、延長整地板左33Lに重ね合わされた状態で延長整地板左33Lの延長方向先端部から突出する突出位置Pdと、延長整地板左33Lの先端部内側に収まる格納位置に着脱可能に設けられる。
【選択図】図1

Description

本発明は、耕耘ロータの作用幅よりも広い幅に亘って耕土の表面を平らに整地可能な延長整地板を備える耕耘作業機に関する。
このような耕耘作業機は、例えば、特許文献1に記載されているように、機枠に回転自在に支持された耕耘ロータ(文献ではロータリ作業体)の上部を覆うカバー体の後部に上下方向に回動自在に設けられて耕耘ロータにより耕耘された耕土を整地する第1整地板(文献では第1の均平板)と、この第1整地板の後部に上下方向に回動自在に設けられて耕耘された耕土の表面を平らに整地する第2整地板(文献では第2の均平板)と、第2整地板の進行方向に対して左右方向の端部に前後方向に延設された支軸を中心として回動自在に支持された延長整地板(文献では延長均平板)を備えて構成されているものが知られている。この耕耘作業機は、走行機体の後部に装着されて走行機体の走行とともに進行して耕耘作業を行う。
延長整地板は、支軸を中心として回動して整地板上に折り畳まれる折り畳み位置と整地板の左右方向外側に展開された位置との間を移動する。延長整地板と第2整地板との間にはコイルスプリングが接続され、このコイルスプリングによって、延長整地板は折り畳み位置側および展開位置側に附勢される。延長整地板には操作ロープの一端部が接続され、操作ロープの他端部は、走行機体の運転席に設けられた操作部に接続されている。
この延長整地板を折り畳み位置又は展開位置に移動させる場合には、操作部を操作して操作ロープを引っ張る。操作ロープが引っ張られると、延長整地板は、支軸を回動中心として、コイルスプリングに抗して引き上げられ、コイルスプリングが反転点を超えるとコイルスプリングの復帰力によって折り畳まれる方向又は展開される方向に回動附勢されて折り畳み位置又は展開位置に移動する。
実公昭60−18001号公報
この従来の耕耘作業機の延長整地板は、重量が軽いものは、延長整地板の回動時の慣性が小さいので、操作ロープを弱い力で引っ張ると、コイルスプリングの反転点を超えることができない虞がある。従って、従来の耕耘作業機では、操作ロープを強い力で引っ張る必要があり、延長整地板を折り畳み位置又は展開位置に移動させる操作性が悪いという問題があった。
なお、延長整地板はその長さが長い程、耕耘作業時に圃場に形成される段差を均す作業を容易にすることができる。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、長さの長い延長整地板で整地作業ができるとともに、延長整地板を折り畳み位置又は展開位置に移動させる操作の操作性がよい耕耘作業機を提供することを目的とする。
このような課題を解決するため、本発明の耕耘作業機は、耕耘ロータの上部を覆うカバー部(実施の形態におけるシールドカバー左24L、シールドカバー右24R)の後方に上下方向に回動自在に配設されて耕耘ロータにより耕耘された耕土を整地する整地板(実施の形態における第2整地板左28L、第2整地板右28R)と、該整地板の進行方向に対して左右方向の端部に前後方向に延設された支軸(実施の形態における軸部32)を中心として回動自在に支持されて展開時に整地板の側方へ延びて整地板の整地作業を補助する延長整地板(実施の形態における延長整地板左33L、延長整地板右33R)とを備える耕耘作業機(実施の形態における代かき作業機1)であって、延長整地板は、その延長方向先端部に突出入可能に設けられた延長板(実施の形態における延長板左40L、延長板右40R)を備えることを特徴とする(請求項1)。
また、本発明の延長板は、延長整地板に重ね合わされた状態で延長板が延長整地板の延長方向先端部から突出する突出位置と、延長板が延長整地板の先端部内側に収まる格納位置に着脱可能に設けられることを特徴とする(請求項2)。
また本発明は、延長板が延長整地板の突出位置又は格納位置に設けられたときの延長整地板の重心位置は、延長板が設けられていない延長整地板の重心位置よりも延長整地板の延長方向先端側の位置にあることを特徴とする(請求項3)。
また、本発明の延長整地板は、その進行方向後側に進行方向に対して左右方向内側に圃場の水を流すための切り欠きが設けられ、延長板は、その左右方向両側に一対の切り欠き(実施の形態における切り欠き右40b、切り欠き左40c)が設けられ、一対の切り欠きは、延長板が延長整地板の突出位置及び格納位置のいずれかの位置に設けられても、延長整地板に設けられた切り欠きを塞がないように延長板に形成されていることを特徴とする(請求項4)。
本発明に係わる耕耘作業機によれば、上記特徴を有することで、長さの長い延長整地板で整地作業ができるとともに、この延長整地板を第2整地板上に安定して格納することができ、また延長整地板を折り畳み位置又は展開位置に移動させる操作の操作性がよい耕耘作業機を提供することができる。
本発明の一実施形態に係わる代かき作業機の部分背面図を示す。 この代かき作業機の平面図を示す。 代かき作業機に設けられる延長整地板左を示し、同図(a)は延長整地板左の分解平面図であり、同図(b)は延長整地板左の分解側面図であり、同図(c)は延長整地板左の分解背面図である。 本発明の一実施形態に係わる代かき作業機の部分斜視図を示す。 延長整地板左の回動を説明するための代かき作業機の部分背面図を示し、同図(a)は延長整地板左が格納位置にあるときの代かき作業機の部分背面図であり、同図(b)は延長整地板左が回動時にあるときの代かき作業機の部分背面図であり、同図(c)は延長整地板左が展開位置にあるときの代かき作業機の部分背面図である。 延長板左が格納位置に設けられた延長整地板左の平面図を示す。
以下、本発明の好ましい実施の形態を図1〜図6に基づいて説明する。本実施形態は、代かき作業機のうち作業機本体の両側に左右の作業体が折り畳み且つ展開可能な代かき作業機を例にして説明する。この代かき作業機の全体構成について、図1(部分背面図)及び図2(平面図)を用いて説明する。
代かき作業機1は、図1及び図2に示すように、走行機体90の後部に装着されて走行機体90の前進走行とともに進行して代かき作業を行うものであり、機体前進方向に対して左右方向の中央部に配置された作業機本体2と、この左右両端部に上下方向に回動可能に取り付けられた左作業体20L及び右作業体20Rとを備え、作業機本体2、左作業体20L、右作業体20Rによって3分割構造になっている。
作業機本体2は、左右方向に延びる主フレーム3を有した機体5の前部に、走行機体90の後部に設けられた図示しない3点リンク連結機構が連結されて、走行機体90の後部に対して昇降可能に装着される。主フレーム3の左右方向の中央部には前方へ突出する入力軸6aを備えたギアボックス6が設けられ、走行機体90のPTO軸からユニバーサルジョイント等の動力伝達手段を介して動力が入力軸6aに伝達されるようになっている。
主フレーム3の左右両端部には伝動フレーム(チェーンケース)8と側部フレーム9が垂設され、伝動フレーム(チェーンケース)8と側部フレーム9の下部間には多数の耕耘爪を取り付けた耕耘ロータが回転自在に支持されている。主フレーム3内には伝動機構が設けられ、この伝動機構が伝動フレーム(チェーンケース)8内の伝動機構と連結されて、入力軸6aに伝達された動力がこれらの伝動機構を介して作業機本体2の耕耘ロータと左作業体20L、右作業体20Rに設けられた耕耘ロータに伝達されて、作業機本体2の耕耘ロータと左作業体20L、右作業体20Rに設けられた耕耘ロータを所定方向に回転させるように構成されている。
伝動フレーム(チェーンケース)8と側部フレーム9の上部間には耕耘ロータの上部を覆うシールドカバー10が設けられている。このシールドカバー10の後端部には、前端部が上下方向に回動自在に取り付けられて後側が斜め下方へ延びる第1整地板11が取り付けられ、第1整地板11の後端部によって耕土表面が平らに整地される。第1整地板11の後端部には、第2整地板12が上下方向に回動自在に取り付けられ、この第2整地板12によって圃場の耕土表面が平らに整地される。
作業機本体2の左右両端部には、シールドカバー10の上方位置に前後方向に延びる軸部14が設けられ、この軸部14を中心として左作業体20L、右作業体20Rが上下方向に回動自在に設けられている。これら左作業体20L及び右作業体20Rは、作業者によって作業機本体2の上方に折り畳まれる格納位置と、作業機本体2の側方に展開される展開位置Ptとの間を移動する。
左作業体20L、右作業体20Rは、左右対称の構造であり、左作業体20Lで説明すると、左右両側に側部フレーム22L、23Lが配設され、これらの側部フレーム22L、23Lの下部間には耕耘ロータが回転自在に支持され、側部フレーム22L、23Lの上部間には耕耘ロータの上部を覆うシールドカバー左24Lが設けられている。シールドカバー左24Lの後端部には、第1整地板左26Lが上下方向に回動自在に取り付けられ、第1整地板左26Lの後端部に第2整地板左28Lが上下方向に回動自在に取り付けられている。
第1整地板左26L及び第2整地板左28Lは、左作業体20Lの展開姿勢時に、作業機本体2の第1整地板11及び第2整地板12に接合して、第1整地板左26L及び第2整地板左28Lに設けられた連結部材30,31を介して連結され、左作業体20Lの折り畳み姿勢時には、連結部材30,31の連結が解除されて第1整地板左26L及び第2整地板左28Lが作業機本体2の外端部から離反して第1整地板11及び第2整地板12との接合が解除されるようになっている。
第2整地板左28Lの外側端部には、延長整地板左33Lが上下方向に回動自在に設けられている。この延長整地板左33Lについて、図1、図2、図5(b)を用いて説明する。延長整地板左33Lは、図1、図2、図5(b)に示すように、第2整地板左28Lの左右方向外側端部に前後方向に延設された軸部32を中心として回動して、展開状態時には第2整地板左28Lの外側に延びて第2整地板左28Lの整地作業を補助し、折り畳んだ状態(不使用状態)時には第2整地板左28Lの表面側に折り畳まれて第2整地板左28L上に格納される。
延長整地板左33Lの上部には操作ロープ35の一端が接続されている。操作ロープ35の他端側は、左作業体20Lの側部フレーム22L等に設けられたガイド部36、37に通されて、ギアボックス6から前方側へ延びるマスト7(図4参照)に回動自在に取り付けられた操作レバー15(図4参照)に繋がれている。側部フレーム22Lに設けられたガイド部36は延長整地板左33Lの軸部32の上方位置に配置されている。
軸部32は、第2整地板左28Lの左右方向左側の上方に前側が第2整地板左28Lの内側に傾いて配設されている。この軸部32に枠部材34の一端側が回動自在に取り付けられ、枠部材34の他端側が延長整地板左33Lの表面側の基部に固定されている。このため、延長整地板左33Lは、枠部材34を介して軸部32を回動中心として回動可能である。
また、第2整地板左28Lの左右方向左端の進行方向後端部と枠部材34の後部との間には、引っ張りばね38が取り付けられている。この引っ張りばね38は、図5(b)に示すように、延長整地板左33Lが折り畳み位置Pk(図5(a)参照)に移動すると、縮小状態となり、延長整地板左33Lが折り畳み位置Pkから展開位置Po(図5(c)参照)側への回動角度θが増加すると、それに伴って引っ張りばね38の伸びは増大する。回動角度θが約90°になると、引っ張りばね38の伸びは最大となり、回動角度θが約90°を超えると、引っ張りばね38の伸びは漸次小さくなるように設けられている。
この延長整地板左33Lを折り畳み位置Pkから展開位置Po側へ回動させる場合には、図5(a)に示すように、操作ロープ35を引っ張って、引っ張りばね38に抗して延長整地板左33Lを反時計方向(矢印A方向)へ回動させる。延長整地板左33Lの回動角度θが90°に近づくと(図面ではθ=約53°)、図5(b)に示すように、引っ張りばね38の張力は大きくなるとともに、操作ロープ35の一端部がガイド部36に接近して操作ロープ35による引き上げ操作がし難くなる。ここで、操作ロープ35を急激に引っ張ると、延長整地板左33Lは軸部32を回動中心として展開位置Po側へ回動して90°の回動角度θを超え、引っ張りばね38の復帰力によって展開位置Po側へ回動する(図5(c)参照)。
このように、操作ロープ35の一端部がガイド部36に接近移動すると、操作ロープ35の急激な引っ張り操作によって、延長整地板左33Lを展開位置Po側へ回動させることができる。しかしながら、延長整地板左33Lの重量が軽い場合には、操作ロープ35を引っ張ったときの延長整地板左33Lの慣性は小さくなり、また引っ張りばね38の張力は大きくなるため、操作ロープ35の急激な引っ張り操作を行っても、延長整地板左33Lが90°の回動角度θを超えることができず、延長整地板左33Lを展開位置Po側へ回動させることができない虞がある。
そこで、延長整地板左33Lの慣性を増大させるため、延長整地板左33Lの延長方向先端部には延長板左40Lが設けられている。この延長整地板左33Lについて、図3(a)、図3(b)、図3(c)を用いて説明する。
延長整地板左33Lは、図3(a)、図3(b)、図3(c)に示すように、その延長方向先端部に延長板左40Lを突出入可能に設けられている。延長整地板左33L及び延長板左40Lは、板金材料で形成されている。延長整地板左33Lは、平面視において略長方形状に形成され、その前側部分33aは上方へ折り曲げ形成されている。延長整地板左33Lは、これを展開位置Poに移動させると、上方へ折り曲げられた前側部分33aの接地線が左右方向に対して外側が内側よりも前方に突出して傾斜するように設けられている(図2参照)。
延長整地板左33Lの後部には、延長整地板左33Lの進行方向に対して斜め内側方向に圃場の水を流すための切り欠き33bが左右方向に複数形成されている。延長整地板左33Lの延長方向先端部及び中間部には、前後方向に所定の距離を有して配置された複数の孔部33cが設けられている。この孔部33cは延長整地板左33Lに延長板左40Lを取り付ける際に使用される。
延長板左40Lは、前後方向に延びる長方形状に形成され、その前側部分40aは延長整地板左33Lと同様に上方へ折り曲げ形成されている。延長板左40Lの左右方向右側後部には矩形状の切り欠き右40bが設けられ、延長板左40Lの左右方向左側後部には三角状の切り欠き左40cが設けられている。延長板左40Lの左右方向右側には、前後方向に所定の距離を有して配置された複数の孔部40dが設けられている。この孔部40dは延長整地板左33Lに設けられた孔部33cと連通状態にされ、これらの孔部間に通されたボルト42にナット43を締結することで、延長板左40Lは延長整地板左33Lの裏面側に重ね合わされた状態で延長整地板左33Lに固定される。
延長板左40Lが延長整地板左33Lの延長方向先端側に設けられた孔部33cに固定されると、図1に示すように、延長板左40Lは延長整地板左33Lの延長方向先端部から突出した状態になる。なお、この延長板左40Lの延長整地板左33Lに対する取り付け位置を突出位置Pdと記す。延長板左40Lが突出位置Pdに固定されると、延長板左40Lの右側に形成された切り欠き右40bは延長整地板左33Lに設けられた切り欠き33bの外側に配置される。このため、切り欠き右40bが延長整地板左33Lに設けられた切り欠き33bを塞ぐことはない。
また、延長板左40Lが延長整地板左33Lの延長方向中間部に設けられた孔部33cに固定されると、延長板左40Lは、図6に示すように、延長整地板左33Lの延長方向内側に収まった状態になる。なお、この延長板左40Lの延長整地板左33Lに対する取り付け位置を格納位置Pcと記す。
延長板左40Lが格納位置Pcに固定されると、延長板左40Lの左側に形成された切り欠き左40cは延長整地板左33Lに設けられた切り欠き33bの外側に沿って延びる。このため、切り欠き左40cが延長整地板左33Lに設けられた切り欠き33bを塞ぐことはない。
このように、延長整地板左33Lは、延長整地板左33Lの延長方向先端部に延長板左40Lが取り付けられるので、延長板左40Lが延長整地板左33Lの突出位置Pd又は格納位置Pcに設けられたときの延長整地板左33Lの重心位置は、延長板左40Lが設けられていない延長整地板左の重心位置よりも、延長整地板左の延長方向先端側に位置する。このため、本願の延長整地板左33Lは、延長板左40Lが設けられていない延長整地板左と比較して、操作ロープ35を引っ張ったときの延長整地板左33Lの慣性を増大させることができる。
従って、図5(b)に示すように、延長整地板左33Lの回動角度θが90°に近づいて操作ロープ35による引き上げ操作がし難くなった状態で、操作ロープ35を急激に引っ張る操作を行うと、延長整地板左33Lは90°の回動角度θを超えて、延長整地板左33Lを展開位置側へ容易に回動させることができる。このため、延長整地板左33Lを折り畳み位置Pkから展開位置Poに移動させる操作の操作性を向上させることができる。
なお、延長整地板左33Lを展開位置Poから折り畳み位置Pk側へ回動させる操作は、前述した延長整地板左33Lを折り畳み位置Pkから展開位置Po側へ回動させる操作と同様なので、その説明は省略する。従って、延長整地板左33Lを展開位置Poから折り畳み位置Pkに移動させる操作の操作性を向上させることができる。
また延長整地板左33Lは、延長板左40Lを突出位置Pdに固定することで、延長整地板左33Lの延長方向の長さを長くすることができる。従って、耕耘作業時に圃場に形成される段差を均す作業を容易にすることができる。また、延長板左40Lを延長整地板左33Lの格納位置Pcに固定すると、延長整地板左33Lの内側に配置される。このため、延長整地板左33Lの延長方向の長さを短縮化することができ、延長整地板左33Lを折り畳み位置Pkに移動させる際に、延長整地板左33Lの延長方向先端部の重量が増すため、慣性UPによる格納操作の操作性を向上することができる。
また、前述した実施形態では、左作業体20L、右作業体20Rが作業機本体2に対して折り畳み可能な構造の代かき作業機1を例にしたが、左作業体20L、右作業体20Rを無くし作業機本体2の幅方向端部に延長整地板左33L、延長整地板右33Rを回動自在に取り付けて構成される代かき作業機でもよい。
1 代かき作業機(耕耘作業機)
24L シールドカバー左(カバー部)
24R シールドカバー右(カバー部)
28L 第2整地板左(整地板)
28R 第2整地板右(整地板)
32 軸部(支軸)
33b 切り欠き
33L 延長整地板左(延長整地板)
33R 延長整地板右(延長整地板)
40b 切り欠き右(切り欠き)
40c 切り欠き左(切り欠き)
40L 延長板左(延長板)
40R 延長板右(延長板)
Pc 格納位置
Pd 突出位置

Claims (4)

  1. 耕耘ロータの上部を覆うカバー部の後方に上下方向に回動自在に配設されて前記耕耘ロータにより耕耘された耕土を整地する整地板と、該整地板の進行方向に対して左右方向の端部に前後方向に延設された支軸を中心として回動自在に支持されて展開時に整地板の側方へ延びて前記整地板の整地作業を補助する延長整地板とを備える耕耘作業機であって、
    前記延長整地板は、その延長方向先端部に突出入可能に設けられた延長板を備えることを特徴とする耕耘作業機。
  2. 前記延長板は、前記延長整地板に重ね合わされた状態で前記延長板が前記延長整地板の延長方向先端部から突出する突出位置と、前記延長板が前記延長整地板の先端部内側に収まる格納位置に着脱可能に設けられることを特徴とする請求項1に記載の耕耘作業機。
  3. 前記延長板が前記延長整地板の前記突出位置又は前記格納位置に設けられたときの前記延長整地板の重心位置は、前記延長板が設けられていない延長整地板の重心位置よりも前記延長整地板の延長方向先端側の位置にあることを特徴とする請求項2に記載の耕耘作業機。
  4. 前記延長整地板は、その進行方向後側に進行方向に対して左右方向内側に圃場の水を流すための切り欠きが設けられ、
    前記延長板は、その左右方向両側に一対の切り欠きが設けられ、
    前記一対の切り欠きは、前記延長板が前記延長整地板の前記突出位置及び前記格納位置のいずれかの位置に設けられても、前記延長整地板に設けられた切り欠きを塞がないように前記延長板に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の耕耘作業機。
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