JP2012209369A - ラックの機器取り付け構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】 鋼材の変更や新たな部材を追加すること無く、機器を取り付けるマウントアングルの強度を向上させたラックの機器取り付け構造を提供する。
【解決手段】 マウントアングル1は、ラック前面側に形成された機器取り付け部11と、ラック後方側に形成された強度を上げるためのアングル部12と、機器取り付け部11とアングル部12との間に設けられた帯状の胴部1aとを有し、機器取り付け部11は、機器2のマウント部2aを固定するためのマウント面11bを備え、マウント面11bと胴部1aとの間に、ラック前面側にコ字状に折り曲げて突出させた折り曲げ部11aを上下に亘り形成した。
【選択図】 図1
【解決手段】 マウントアングル1は、ラック前面側に形成された機器取り付け部11と、ラック後方側に形成された強度を上げるためのアングル部12と、機器取り付け部11とアングル部12との間に設けられた帯状の胴部1aとを有し、機器取り付け部11は、機器2のマウント部2aを固定するためのマウント面11bを備え、マウント面11bと胴部1aとの間に、ラック前面側にコ字状に折り曲げて突出させた折り曲げ部11aを上下に亘り形成した。
【選択図】 図1
Description
本発明はラックマウント型の電子機器を収納するラックに関し、特に電子機器の左右マウント部を固定するラックの機器取り付け構造の改良に関する。
サーバやルータ等の電子機器は、通常左右端部にマウント部を備えたラックマウント型の機器として構成され、マウント部を介してラックにねじ止めされて収納固定される。この場合、ラックには前面側左右に電子機器をねじ止めするためのマウントアングルが上下にわたり立設されている(例えば、特許文献1参照)。
図4はこのマウントアングルの一例を示し、電子機器22をマウントアングル21に取り付けた状態を示す横断面説明図である。マウントアングル21の一方の側部には電子機器22を取り付けるための平坦なマウント面21aが上下にわたり形成され、他方の側部には強度アップのためにコ字状に折り曲げられたアングル部21bが形成されている。
図4はこのマウントアングルの一例を示し、電子機器22をマウントアングル21に取り付けた状態を示す横断面説明図である。マウントアングル21の一方の側部には電子機器22を取り付けるための平坦なマウント面21aが上下にわたり形成され、他方の側部には強度アップのためにコ字状に折り曲げられたアングル部21bが形成されている。
しかしながら、近年の高実装化に伴い収納される電子機器の重量が増加しており、マウントアングル21のさらなる強度アップが求められている。そのためマウントアングル21の厚みを増したり、新たな部材を追加することが考えられるが、施工性やコストの面で容易に実施できる対策ではなかった。
そこで、本発明はこのような問題点に鑑み、鋼材の変更や新たな部材を追加すること無く、機器を取り付けるマウントアングルの強度の向上を図ったラックの機器取り付け構造を提供することを目的としている。
上記課題を解決する為に、請求項1の発明は、ラック内の左右に立設した一対のマウントアングルにラックマウント機器の左右マウント部を固定することでラック内に機器を搭載するラックの機器取り付け構造であって、前記マウントアングルは、ラック前面側に形成された機器取り付け部と、ラック後方側に形成された強度を上げるためのアングル部と、前記機器取り付け部と前記アングル部との間に設けられた帯状の胴部とを有し、前記機器取り付け部は、機器のマウント部を固定するためのマウント面を有し、前記マウント面と前記胴部との間にラック前面側にコ字状に折り曲げて突出させた折り曲げ部を上下に亘り形成されてなることを特徴とする。
この構成によれば、マウントアングルのマウント面の基部に折り曲げ部を設けたことにより、マウントアングルのねじれ強度を上げることができ、搭載する機器の重量増に対処することが可能となる。
また、搭載される機器はマウントアングルの一段奥まった部位に取り付けられるため、ラック内の機器前面に空間を設けることができ、この空間により機器前面に接続されたケーブル等は曲げ曲率を大きく採ることができる。この結果、ケーブルに対するストレスを軽減することができるし、機器の前面を目隠し板で覆う場合等、目隠し板と機器の間に空間をつくりやすく目隠し板等の設置が容易となる。
この構成によれば、マウントアングルのマウント面の基部に折り曲げ部を設けたことにより、マウントアングルのねじれ強度を上げることができ、搭載する機器の重量増に対処することが可能となる。
また、搭載される機器はマウントアングルの一段奥まった部位に取り付けられるため、ラック内の機器前面に空間を設けることができ、この空間により機器前面に接続されたケーブル等は曲げ曲率を大きく採ることができる。この結果、ケーブルに対するストレスを軽減することができるし、機器の前面を目隠し板で覆う場合等、目隠し板と機器の間に空間をつくりやすく目隠し板等の設置が容易となる。
請求項2の発明は、請求項1に記載の構成において、前記マウント面は、前記折り曲げ部端部から5〜20mm後方に落とし込んで形成されたことを特徴とする。
この構成によれば、折り曲げ部によりマウントアングルの強度アップを図ることができるし、搭載する機器の位置が大きく後方に移動することがなく、機器が搭載し辛くなったり操作がし辛くなることもない。
この構成によれば、折り曲げ部によりマウントアングルの強度アップを図ることができるし、搭載する機器の位置が大きく後方に移動することがなく、機器が搭載し辛くなったり操作がし辛くなることもない。
本発明によれば、マウントアングルのマウント面の基部に折り曲げ部を設けたことにより、マウントアングルのねじれ強度を上げることができ、搭載する機器の重量増に対処することが可能となる。
また、搭載される機器はマウントアングルの一段奥まった部位に取り付けられるため、ラック内の機器前面に空間を設けることができ、この空間により機器前面に接続されたケーブル等は曲げ曲率を大きく採ることができる。この結果、ケーブルに対するストレスを軽減することができるし、機器の前面を目隠し板で覆う場合等、目隠し板と機器の間に空間をつくりやすく目隠し板等の設置が容易となる。
また、搭載される機器はマウントアングルの一段奥まった部位に取り付けられるため、ラック内の機器前面に空間を設けることができ、この空間により機器前面に接続されたケーブル等は曲げ曲率を大きく採ることができる。この結果、ケーブルに対するストレスを軽減することができるし、機器の前面を目隠し板で覆う場合等、目隠し板と機器の間に空間をつくりやすく目隠し板等の設置が容易となる。
以下、本発明を具体化した実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明に係るラックの機器取り付け構造を示す一方のマウントアングル部の横断面説明図である。図1において、1はマウントアングル、2はマウントアングル1に固定されたサーバ等の電子機器(以下、単に「機器」とする)、3は機器2に接続されたケーブル、4はケーブル3を把持するためにマウントアングル1に装着された把持具である。図1において下方がラック前方である。
マウントアングル1は、箱状のラック内の前面側左右に一対立設するように上下方向に配設された棒状体である。中央に平坦な胴部1aを有し、この胴部1aを中心に一方の側部に機器取り付け部11が連続形成され、他方の側部にアングル部12が連続形成されている。マウントアングル1は、胴部1aがラックの側面に平行になるようにラックの左右に、互いに向き合うように配置される。
機器取り付け部11は、ラック前面側となる胴部1aの一方の側部からラック前面に平行なラック内側方向に折り曲げて形成され、その後更にラック後方に向けて折り曲げることで、結果としてコ字状に前方に突出した折り曲げ部11aを形成している。こうして折り曲げ部11aを形成した後、更にラック内側方向である横方向に折り曲げて、機器2を取り付けるための平坦なマウント面11bを形成している。このマウント面11bに、機器2の端部に設けられたマウント部2aが図示しないボルトにより螺着固定される。
図2は、図1に示すマウントアングル1を抜き出した図であり、L1はマウントアングル1のラック前面側端部からマウント面11bまでの距離を示している。折り曲げ部11aを設けた結果、マウント面11bはマウントアングル1の端部より距離L1だけ後方に落とし込んだ位置に形成される。この距離(落とし込み量)L1は例えば10mmで形成される。
尚、折り曲げ部11a及びマウント面11bは、胴部1aに沿って一様に形成され、マウント面11bには、機器2を取り付けるためのねじ孔(図示せず)が一定の間隔で形成されている。
尚、折り曲げ部11a及びマウント面11bは、胴部1aに沿って一様に形成され、マウント面11bには、機器2を取り付けるためのねじ孔(図示せず)が一定の間隔で形成されている。
アングル部12は、マウントアングル1の強度を上げるために形成され、胴部1aのラック後方側となる他方の側部からラック内部方向へコ字状の突起部を有する形状となっている。そして、このように形成されたマウントアングル1は、ねじ止めあるいは溶接により図示しないラックフレームと一体化される。
図3は、機器2を取り付けた状態を示すマウントアングル1の斜視説明図であり、機器2の前面にケーブル3が接続された状態を示している。また、ここでは機器2の前面にケーブルサポート6が設置された状態を示している。ケーブルサポート6は、左右端部にはねじ止め部が設けられた単純な棒体であり、左右のマウントアングル1,1の折り曲げ部11aを利用して取り付けられ、ケーブル3の接続部を保護している。
マウント面11bが一段落とし込んで形成されているため、ケーブルサポート6とマウント面11bの間に空間を設け易く、別途空間を設けるためにケーブルサポート6を曲げ加工等して前方へせり出させる必要がないため、単純な棒状体からなるケーブルサポートにより、ケーブル3の接続部を良好に保護することができる。
マウント面11bが一段落とし込んで形成されているため、ケーブルサポート6とマウント面11bの間に空間を設け易く、別途空間を設けるためにケーブルサポート6を曲げ加工等して前方へせり出させる必要がないため、単純な棒状体からなるケーブルサポートにより、ケーブル3の接続部を良好に保護することができる。
また、7は目隠し板であり、平坦な板体で形成されている。取り付けられた機器2は、このように前面を目隠し板7で覆う場合がある。目隠し板7は、間違って機器2を操作されないよう取り付けられるもので、ケーブルサポート6と同様にマウントアングル1の折り曲げ部11aを利用して固定することで、マウント面11bが後方に落とし込んで形成されているため、機器2前面にケーブル3が接続されていても、機器2と目隠し板7の間に空間が形成されることで折り曲げ加工等することなく良好に保護することができる。
このように、マウントアングル1のマウント面11bの基部に折り曲げ部11aを設けたことにより、マウントアングル1のねじれ強度を上げることができ、搭載する機器2の重量増に対処することが可能となる。そして、搭載される機器2は1段奥まった部位に配置されることになるため、ラックの前面と機器2の間に空間が形成され、機器2に接続されたケーブル3等は曲げ曲率を大きく採ることができ、ケーブルに対するストレスを軽減することができる。
また、マウント部11bの落とし込み量L1を10mmとすることで、マウントアングル1の強度アップを図ることができるし、搭載する機器2の位置が大きく後方に移動することがなく、機器2が搭載し辛くなったり操作がし辛くなることもない。
また、マウント部11bの落とし込み量L1を10mmとすることで、マウントアングル1の強度アップを図ることができるし、搭載する機器2の位置が大きく後方に移動することがなく、機器2が搭載し辛くなったり操作がし辛くなることもない。
尚、胴部1aは平坦に形成されていが、ラックのフレーム形状等に合わせ適宜変更されるものであるし、側部に設けたアングル部12の形状も、強度アップの目的に沿って適宜変更されるものである。
また、落とし込み量L1を10mmとしているが、5〜20mm程度が好ましく、5mm未満であれば、強度アップや機器前面に形成される空間が十分でなくなるし、20mmを超えると搭載機器の後方への移動量が大きくなるため、機器背部の空間の確保が難しい場合が発生する。
また、落とし込み量L1を10mmとしているが、5〜20mm程度が好ましく、5mm未満であれば、強度アップや機器前面に形成される空間が十分でなくなるし、20mmを超えると搭載機器の後方への移動量が大きくなるため、機器背部の空間の確保が難しい場合が発生する。
1・・マウントアングル、1a・・胴部、2・・機器、3・・ケーブル、6・・ケーブルサポート、7・・目隠し板、11・・機器取り付け部、11a・・折り曲げ部、11b・・マウント面、12・・アングル部。
Claims (2)
- ラック内の左右に立設した一対のマウントアングルにラックマウント機器の左右マウント部を固定することでラック内に機器を搭載するラックの機器取り付け構造であって、
前記マウントアングルは、ラック前面側に形成された機器取り付け部と、ラック後方側に形成された強度を上げるためのアングル部と、前記機器取り付け部と前記アングル部との間に設けられた帯状の胴部とを有し、
前記機器取り付け部は、機器のマウント部を固定するためのマウント面を有し、前記マウント面と前記胴部との間にラック前面側にコ字状に折り曲げて突出させた折り曲げ部を上下に亘り形成されてなることを特徴とするラックの機器取り付け構造。 - 前記マウント面は、前記折り曲げ部端部から5〜20mm後方に落とし込んで形成されたことを特徴とする請求項1記載のラックの機器取り付け構造。
Priority Applications (1)
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Citations (2)
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JPS4941162Y1 (ja) * | 1970-12-28 | 1974-11-12 | ||
JP2002151871A (ja) * | 2000-08-30 | 2002-05-24 | Matsuda Seisakusho:Kk | 通信機器類収納用架枠 |
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