JP2012208897A - 入出力回路 - Google Patents

入出力回路 Download PDF

Info

Publication number
JP2012208897A
JP2012208897A JP2011075995A JP2011075995A JP2012208897A JP 2012208897 A JP2012208897 A JP 2012208897A JP 2011075995 A JP2011075995 A JP 2011075995A JP 2011075995 A JP2011075995 A JP 2011075995A JP 2012208897 A JP2012208897 A JP 2012208897A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
terminal
identification terminal
video
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2011075995A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Wada
淳 和田
Hajime Mizukami
一 水上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Semiconductor Components Industries LLC
Original Assignee
Semiconductor Components Industries LLC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Semiconductor Components Industries LLC filed Critical Semiconductor Components Industries LLC
Priority to JP2011075995A priority Critical patent/JP2012208897A/ja
Priority to CN201210081357.8A priority patent/CN102739231B/zh
Priority to CN201510433626.6A priority patent/CN105024683B/zh
Priority to US13/436,455 priority patent/US9223727B2/en
Publication of JP2012208897A publication Critical patent/JP2012208897A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F13/00Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F13/00Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
    • G06F13/38Information transfer, e.g. on bus
    • G06F13/40Bus structure
    • G06F13/4063Device-to-bus coupling
    • G06F13/4068Electrical coupling
    • G06F13/4072Drivers or receivers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/10Adaptations for transmission by electrical cable
    • H04N7/102Circuits therefor, e.g. noise reducers, equalisers, amplifiers
    • H04N7/104Switchers or splitters
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F2213/00Indexing scheme relating to interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
    • G06F2213/0016Inter-integrated circuit (I2C)
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Power Sources (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

【課題】コネクタに接続されるビデオケーブルの有無を的確に検出し、ビデオ信号の外部出力を的確に制御する。
【解決手段】識別端子電圧検出回路13は識別端子の電圧を検出する。ビデオスイッチは、内部回路に含まれるビデオ回路51と識別端子とを接続する信号線に挿入される。制御部15は、コネクタ20にビデオケーブルが接続されたことを示す電圧が検出され、その後、ビデオケーブルが規定のインピーダンスで終端されたことを示す電圧が検出されると、ビデオスイッチをオンする。
【選択図】図7

Description

本発明は、コネクタと内部回路との間に設けられる入出力回路に関する。
近年、スマートフォンが急速に普及してきている。多くのスマートフォンでは、デザイン性の向上や、回路規模の縮小を図るため、コネクタを共通化する試みがなされている(たとえば、特許文献1参照)。たとえば、Micro−USBコネクタのみを備える機種も販売されている。この機種では、給電やデータ通信に加えて、オーディオ信号のやりとりも一つのMicro−USBコネクタで行われている。このようなコネクタ共通化は、携帯電話機、小型PC、デジタルカメラ、携帯型音楽プレーヤ、ICレコーダ、ゲーム機など、他の携帯機器でも試みられている。
特開2010−205437号公報
Micro−USBコネクタは、電源端子(VBUS)、グラウンド端子(GND)、差動対端子(D+、D−)、識別線端子(ID)の5つの端子(ピン)で構成される。電源端子およびグラウンド端子を除くと、3つの端子になるため、ビデオ信号とステレオオーディオ信号を伝送するには識別線端子も使用する必要がある。
本発明はこうした状況に鑑みなされたものであり、その目的は、コネクタに接続されるビデオケーブルの有無を的確に検出し、ビデオ信号の外部出力を的確に制御する技術を提供することにある。
本発明のある態様の入出力回路は、接続されるアクセサリ機器を識別するための識別端子を少なくとも備えるコネクタと、内部回路とを接続する入出力回路であって、識別端子の電圧を検出する識別端子電圧検出回路と、識別端子電圧検出回路による検出結果をもとに、コネクタに接続されるアクセサリ機器に応じてスイッチ部を制御する制御部と、内部回路に含まれるビデオ回路と識別端子とを接続する信号線に挿入されるビデオスイッチと、を備える。識別端子電圧検出回路により、コネクタにビデオケーブルが接続されたことを示す電圧が検出され、その後、ビデオケーブルが規定のインピーダンスで終端されたことを示す電圧が検出されると、制御部は、ビデオスイッチをオンする。
本発明の別の態様もまた、入出力回路である。この入出力回路は、接続されるアクセサリ機器を識別するための識別端子を少なくとも備えるコネクタと、内部回路とを接続する入出力回路であって、識別端子の電圧を検出する識別端子電圧検出回路と、識別端子電圧検出回路による検出結果をもとに、コネクタに接続されるアクセサリ機器に応じてスイッチ部を制御する制御部と、内部回路に含まれるビデオ回路と識別端子とを接続する信号線に挿入されるビデオスイッチと、を備える。識別端子電圧検出回路により、コネクタに規定のインピーダンスで終端されたビデオケーブルが接続されたことを示す電圧が検出されると、制御部は、ビデオスイッチをオンする。
本発明のさらに別の態様もまた、入出力回路である。この入出力回路は、接続されるアクセサリ機器を識別するための識別端子を少なくとも備えるコネクタと、内部回路とを接続する入出力回路であって、識別端子の電圧を検出する識別端子電圧検出回路と、識別端子電圧検出回路による検出結果をもとに、コネクタに接続されるアクセサリ機器を識別する制御部と、内部回路に含まれるビデオ回路と識別端子とを接続する信号線に挿入されるビデオスイッチと、識別端子に電流を供給する電流源をさらに備える。ビデオ回路と識別端子との間には容量が挿入され、ビデオスイッチがオン状態で、識別端子を通じてビデオ信号が伝送されているとき、識別端子電圧検出回路により検出される識別端子の電圧が設定電圧より高くなると、制御部は、ビデオスイッチをオフする。
本発明によれば、コネクタに接続されるビデオケーブルの有無を的確に検出し、ビデオ信号の外部出力を的確に制御できる。
本発明の実施の形態1に係る入出力回路の構成を説明するための図である。 アクセサリ表1の一例を示す図である。 図3(a)−(c)は、図2に示したアクセサリ表1の分類後のアクセサリ表を示す図である。 アクセサリ表2の一例を示す図である。 識別端子電圧検出回路の構成例1を示す図である。 識別端子電圧検出回路の構成例2を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る入出力回路の構成を説明するための図である。 プラグイン1およびプラグアウト発生時の入出力回路の動作シーケンスの一例を示す図である。 プラグイン2およびプラグアウト発生時の入出力回路の動作シーケンスの一例を示す図である。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る入出力回路10の構成を説明するための図である。入出力回路10は、コネクタ20と、内部回路である電源回路30および内部処理回路40とを接続する。以下、本明細書では入出力回路10、コネクタ20、電源回路30および内部処理回路40がスマートフォンに搭載される例を説明する。また、コネクタ20として、Micro−USBコネクタを採用する例を説明する。Micro−USBコネクタは、電源端子(VBUS)、グラウンド端子(GND)、差動対端子(D+、D−)、識別線端子(ID)の5つの端子(ピン)で構成される。
電源回路30は、電池31および充電回路32を含む。電池31には、リチウムイオン電池やニッケル水素電池が採用される。コネクタ20にチャージャーが接続されると、充電回路32による制御のもと、入出力回路10内の電源パスを介して当該チャージャーから電池31に電力が充電される。
内部処理回路40は、メインプロセッサ41、ビデオ回路51、オーディオ回路52、その他の回路を含む。その他の回路の例として、PHY(Physical Layer Chip)回路、UART (Universal Asynchronous Receiver Transmitter) 回路などが挙げられる。メインプロセッサ41は、搭載される端末装置(本実施の携帯では、スマートフォン)全体を制御する。メインプロセッサ41、ビデオ回路51、オーディオ回路52、その他の回路は、コネクタ20に接続された装置(たとえば、PC、TV)またはアクセサリ機器(たとえば、チャージャー、イヤホン、ヘッドフォン、マイク)と入出力回路10を介して信号をやりとりする。
入出力回路10は、電源スイッチ11、電源検出回路12、識別端子電圧検出回路13、データ端子電圧検出回路14、制御部15およびデータ線スイッチ部16を含む。入出力回路10の電源は、基本的に、VDD端子を介して電池31から供給される。なお、電源検出回路12の電源は、VBUS端子を介してコネクタ20に接続されたチャージャーから供給される。
電源スイッチ11は、VBUS端子を介してコネクタ20に接続されたチャージャーから供給される電力を、VBUSOUT端子を介して電池31に導通させるか遮断させるかを切り替えるスイッチである。電源スイッチ11には、パワーMOSFETなどを採用することができる。電源スイッチ11の切り替えは電源検出回路12により制御される。
電源検出回路12は、VBUS端子への外部からの給電を検出する。すなわち、コネクタ20にチャージャーが接続されたことを検出する。電源検出回路12は、VBUS端子への外部からの給電を検出すると、電源スイッチ11をオンするとともに、制御部15に電源検出を通知する。なお、制御部15から電源スイッチ11をオンすることの許可信号を受信してから電源スイッチ11をオンする設計であってもよい。
識別端子電圧検出回路13は、ID端子の電圧を検出して制御部15に通知する。アクセサリ機器はそれぞれのアクセサリ規格に応じた固有の抵抗値を持っている。後述するようにID端子に電流を流す電流源を設けることにより、識別端子電圧検出回路13は、当該抵抗値を電圧として検出する。識別端子電圧検出回路13の詳細な構成例は後述する。
データ端子電圧検出回路14は、DP端子およびDM端子の電圧を監視および検出する。より具体的には、データ端子電圧検出回路14は、DP端子およびDM端子の少なくとも一方のオープン、プルアップ、プルダウンまたは両端子間のショートを検出する。また、プルアップ/プルダウンの種類(プルアップ・プルダウン抵抗の違い)も検出できる。データ端子電圧検出回路14は、検出結果を制御部15に通知する。
制御部15は、入出力回路10全体を制御する。本実施の形態では、制御部15にICシリアルコントローラを採用する例を説明する。この場合、制御部15は内部処理回路40からIC_SCL端子を介してクロック信号を受ける。また、制御部15と内部処理回路40間はIC_SDA端子を介してデータ信号がやりとりされる。また、制御部15は内部処理回路40にINTB端子を介して割込信号を供給する。さらに、制御部15は内部処理回路40からRESETB端子を介してハードウェアリセット信号を受ける。
制御部15は充電回路32にCHG_DETB端子を介してチャージャー検出信号を供給する。また、制御部15は電源検出回路12、識別端子電圧検出回路13およびデータ端子電圧検出回路14のそれぞれに制御信号を供給することができる。
制御部15は、識別端子電圧検出回路13による検出結果および電源検出回路12による検出結果(具体的には、給電有無)をもとに、コネクタ20に接続されるアクセサリ機器を識別する。その際、制御部15は給電の有無によりアクセサリ機器候補を絞り込むことができる。
また、制御部15は、識別端子電圧検出回路13による検出結果およびデータ端子電圧検出回路14による検出結果(具体的には、DP端子、DM端子の状態)をもとに、コネクタ20に接続されるアクセサリ機器を識別することもできる。その際、制御部15はDP端子およびDM端子の状態によりアクセサリ機器候補を絞り込むことができる。
さらに、制御部15は識別端子電圧検出回路13による検出結果、電源検出回路12による検出結果およびデータ端子電圧検出回路14による検出結果をもとに、コネクタ20に接続されるアクセサリ機器を識別することもできる。その際、制御部15は給電の有無ならびにDP端子およびDM端子の状態により、アクセサリ機器候補を絞り込むことができる。なお、これらアクセサリ機器の絞り込み処理および識別処理は識別端子電圧検出回路13により実行されるよう設計されてもよい。
データ線スイッチ部16は、複数のスイッチを含み、内部処理回路40とDP端子およびDM端子を介して外部機器とやりとりされる各種信号のスイッチング制御を行う。なお、データ線スイッチ部16の内部構成例は後述する実施の形態2で説明する。
図2は、アクセサリ表1の一例を示す図である。アクセサリ表1は制御部15により管理される。図2に示すアクセサリ表1には15種類のアクセサリ機器1〜15が登録されている。そして、各アクセサリ機器1〜15の抵抗RID、VBUS端子からの給電の有無、およびDP端子とDM端子間のショートまたはDM端子のハイレベルの有無が記述されている。
なお、DP端子とDM端子間のショートまたはDM端子のハイレベルは、USB−IF(BCS)等の規格で規定されたチャージャーが接続されたか否かを特定するためのパラメータである。VBUS端子から給電されている状態で、DP端子とDM端子間がショートされている場合またはDM端子がハイレベルの場合、アクセサリ機器は、USB−IF(BCS)等の規格で規定されたチャージャーと判別できる。
図2に示すアクセサリ表1では上から下にいくにしたがって、抵抗RIDとして規定される抵抗値が低くなっていく。一番上の、抵抗RIDが1MΩ以上と規定されたアクセサリ機器1は、USB−OTG(On−the−Go)規格で規定された子機(デバイス)である。なお、図示しないが親機(ホスト)の抵抗RIDは0Ω相当である。
抵抗RIDがRza+Rz(アクセサリ機器2)というように多項式で示されるアクセサリ機器は、動作モードが複数あるアクセサリ機器である。たとえば、発着信スイッチが付いたイヤホンが挙げられる。音楽視聴モード(あるいは通話モード)では抵抗RIDがRza+Rz、通話モードと音楽視聴を切り替えるための通知時(電話に出る/終了する)に抵抗RIDがRzとなる。
図2に示すように市場には様々な抵抗RIDを持つアクセサリ機器が存在しており、誤検出しないためには、それら全てのアクセサリ機器を的確に識別可能な構成である必要がある。全てのアクセサリ機器を的確に識別するためには、一般的に、高精度なアナログ/デジタル変換器(以下、ADCと表記する)が必要である。高精度なADCを用いると、消費電力および回路規模が増大する。
そこで、本実施の形態ではアクセサリ機器を、VBUS端子からの給電有無、およびDP端子とDM端子間のショートの有無またはDM端子のハイレベルの有無の条件で、アクセサリ機器を三分類する。図2において、左下がり斜め斜線のアクセサリ機器は、VBUS端子からの給電が無いグループ(以下、グループ1という)に属する機器である。右下がり斜め斜線のアクセサリ機器は、VBUS端子からの給電が有り、DP端子とDM端子間のショートまたはDM端子のハイレベルが無いグループ(以下、グループ2という)に属する機器である。横線のアクセサリ機器は、VBUS端子からの給電が有り、DP端子とDM端子間のショートまたはDM端子のハイレベルが有るグループ(以下、グループ3という)に属する機器である。
図3(a)−(c)は、図2に示したアクセサリ表1の分類後のアクセサリ表を示す図である。図3(a)はグループ1のアクセサリ表を示し、図3(b)はグループ2のアクセサリ表を示し、図3(c)はグループ3のアクセサリ表を示す。分類後の抵抗RIDを識別するには、分類前の抵抗RIDを識別する場合と比較し、低スペックなADCで足りる。すなわち、ADCを構成するコンパレータや抵抗などの素子を削減でき、消費電力および回路規模を削減できる。また、後述するID端子に流す電流のばらつきを抑制でき、高精度化に関する設計制約が緩和される。
さらに、アクセサリ機器を分類することにより、アクセサリ機器を区別すべき境界のレベルを変更でき、境界判定する際に余裕が生じる。以下、具体例を挙げながら説明する。アクセサリ機器2(Rza+Rz)とアクセサリ機器3(Rzb+Rz)とを区別するには、Rza+RzとRzb+Rzとの間に境界閾値th1を設ける必要がある(図2参照)。ここで、Rza+Rzを797kΩ、Rzb+Rzを557kΩとすると、797kΩと557kΩとの間に境界閾値th1を設ける必要がある。
しかしながら、アクセサリ抵抗のバラツキ、ID端子に流れる電流(図5、6で後述する)のバラツキ、ADCの参照電圧(図5、6で後述する)のバラツキなどを考慮すると、上記境界閾値th1による判定において誤判定が生じやすい。
図3(a)に示すように分類後のグループ1では、Rza+RzとRaとを区別できればよい。Raを390Ωとすると、797kΩと390kΩとの間に境界閾値th1を設ければよい。このように、上記境界閾値th1を移動させることにより、判定に必要な設計精度を緩和させる(判定精度を向上させる)ことができる。なお、グループ1についてのみ説明したが、グループ2およびグループ3についても同様の議論があてはまる。
図4は、アクセサリ表2の一例を示す図である。アクセサリ表2も制御部15により管理される。上述したように市場には様々なアクセサリ機器が存在しているが、今後、ますます種類が増えていくことが予想される。また、規格に対応していない各社独自のアクセサリ機器も存在する。新たなアクセサリ機器をアクセサリ表1で決めた抵抗値の間に追加した場合、抵抗RIDが密になり判定精度が低下する。また、回路規模も大きくしなければならない。そこで、それらのアクセサリ機器をアクセサリ表1とは別のアクセサリ表2で管理する。なお、アクセサリ表2に登録されたアクセサリ機器の識別方法については図6で後述するが、アクセサリ表1で定めた抵抗範囲より低い抵抗の範囲を有効に活用することになる。
図5は、識別端子電圧検出回路13の構成例1を示す図である。構成例1では、識別端子電圧検出回路13はADC13aで構成される。ID端子と電源電圧VDDとの間に、ID端子に参照電流を供給するための第1定電流源CI1が設けられる。第1定電流源CI1は、たとえば、ゲート端子にバイアス電位が印加されたトランジスタで構成できる。図5に示すID端子とグラウンドとの間に接続された抵抗は、コネクタ20に接続されたアクセサリ機器のアクセサリ抵抗Rinを示している。
ADC13aは、抵抗ラダー、複数のコンパレータ、境界検出回路13bおよびエンコーダ13cを備え、ID端子のアナログ電圧をデジタル値で検出する。図5では15個のコンパレータCP1〜CP15を並列に設けるフラッシュ型ADCの例を描いている。すなわち、16種類のアクセサリ機器を識別できる構成である。
抵抗ラダーは、16個の抵抗R1〜R16の直列回路で構成され、高電位側基準電圧源VrefHと低電位側基準電圧源VrefLとの間に設けられる。抵抗R1〜R16は、高電位側基準電圧源VrefHと低電位側基準電圧源VrefLとの間の電圧を適切な15通りの電圧を生成し、15個のコンパレータCP1〜CP15にそれぞれ参照電圧として入力する。
15個のコンパレータCP1〜CP15には、参照電圧に加えてID端子の電圧がそれぞれ入力される。ID端子の電圧は、第1定電流源CI1から供給される参照電流とアクセサリ抵抗Rinとの積で表される。コンパレータCP1〜CP15のそれぞれは、入力される参照電圧とID端子の電圧とを比較し、その比較結果(ハイレベルまたはローレベル)を境界検出回路13bに出力する。コンパレータCP1〜CP15は、比較結果を温度計コードで出力する。すなわち、ID端子の電圧を境にその電圧より低電位側のコンパレータの出力がすべてハイレベル、高電位側のコンパレータの出力がすべてローレベルとなる判定結果を出力する。
境界検出回路13bには、制御部15から、VBUS端子からの給電の有無を示す情報およびDP端子とDM端子間のショートまたはDM端子のハイレベルの有無を示す情報が入力される。これにより、境界検出回路13bはグループ1〜3のうち、いずれのグループに属するアクセサリ機器の検出かを認識できる。境界検出回路13bは検出対象に属さないアクセサリ機器を検出するためのコンパレータの出力を、境界検出において無効なものとして取り扱う。あるいは、各グループに境界検出回路を準備し、必要なコンパレータの出力のみを用いて検出してもよい。
これを実現するためには、境界検出回路13bを論理回路で構築する際、アクセサリ表1にもとづき、グループごとに境界検出に使用するコンパレータの出力と、境界検出に使用しないコンパレータの出力をハイレベルにするかローレベルにするかを予め決定しておけばよい。たとえば、コンパレータCP1、CP3が境界検出に使用するコンパレータ、コンパレータCP2が境界検出に使用しないコンパレータの場合、コンパレータCP1、CP3の出力が異なる場合、コンパレータCP2の出力をハイレベルにするかローレベルにするかを予め決定しておく。これにより、判定精度が向上することは既に説明した。
境界検出回路13bは境界判定後の温度計コードをエンコーダ13cに出力する。エンコーダ13cは、境界検出回路13bから入力された温度計コードをバイナリコードに変換して制御部15に出力する。図5の例では4ビットのバイナリコードを出力する。
アクセサリ表1に抵抗RIDと上記参照電流の積で求められた電圧を予めアクセサリ機器ごとに記述することで、アクセサリ機器を識別する。または、制御部15で当該バイナリコードで表現された電圧値を上記参照電流で除算してアクセサリ抵抗Rinを算出し、アクセサリ表1の抵抗RIDと比較することにより、アクセサリ機器を識別してもよい。
図6は、識別端子電圧検出回路13の構成例2を示す図である。構成例2でも、構成例1と同様に、識別端子電圧検出回路13はADC13aで構成される。構成例2では、ID端子と電源電圧VDDとの間に、第1定電流源CI1および第2定電流源CI2が設けられる。第2定電流源CI2も、ゲート端子にバイアス電位が印加されたトランジスタで構成できる。たとえば、第1定電流源CI1が流す電流は1uA、第2定電流源CI2が流す電流は40uAに設定される。
構成例2ではアクセサリ表1に登録されたアクセサリ機器だけでなく、アクセサリ表2に登録されたアクセサリ機器も識別できる。構成例2では、制御部15はADC13aから出力されるデジタル値がモード識別ビットを除き最小値または最大値(あるいは、予め設定した閾値以下の最小値グループ、または、同様に設定した最大値グループ)のとき、ID端子に流す電流量を増大させる。これにより、アクセサリ表1に登録されたアクセサリ機器の検出から、アクセサリ表2に登録されたアクセサリ機器の検出に移行できる。
構成例2における抵抗ラダー、コンパレータCP1〜CP15および境界検出回路13bの構成は、構成例1と同様である。構成例2は構成例1と比較し、エンコーダ13cの構成が異なる。構成例1では、エンコーダ13cは(1111)〜(0000)の範囲の4ビットデータを扱ったが、構成例2では(11111)〜(00000)の範囲の5ビットデータを扱う。
構成例2におけるエンコーダ13cには、制御部15からモード情報が入力される。モード情報とは、アクセサリ表1の検出モード(以下、通常モードという)か、アクセサリ表2の検出モード(以下、スペシャルモードという)かを示す情報である。エンコーダ13cはこのモード情報を最上位ビットに反映させる。たとえば、通常モードのとき最上位ビットを(1)、スペシャルモードのとき最上位ビットを(0)に設定する。ここでは、モード情報を用いることにより、表1から表2の読み替えによる識別方法を説明してきたが、制御部15が当該バイナリコードで表現された電圧値を上記参照電流で除算してアクセサリ抵抗Rinを算出する場合は、アクセサリ表1および表2の抵抗RIDと比較することにより、アクセサリ機器を識別すればよい。
通常モードでは、制御部15は第1定電流源CI1を動作させ、第2定電流源CI2を停止させる。エンコーダ13cから出力されるデジタル値が(10000)のとき、制御部15は通常モードからスペシャルモードに移行させる。エンコーダ13cが(10000)を出力するときは、接続されたアクセサリ機器がアクセサリ表1に登録されていない可能性のあることを示している。
スペシャルモードに移行させるために、制御部15は定電流源CI2を動作させ、エンコーダ13cにスペシャルモードへの移行を通知する。なお、第1定電流源CI1の動作は継続させてもよいし、停止させてもよい。このように、ID端子に流す電流を適切に増大させることにより、抵抗ラダーおよびコンパレータCP1〜CP15に変更を加えることなく、さらに低いアクセサリ抵抗を持つアクセサリ機器を検出できる。したがって、15個のコンパレータで16種類以上のアクセサリ機器を検出できる。また、定電流源をさらに増やすことにより、スペシャルモードの数を増やすことができ、識別可能なアクセサリ機器の数をさらに増やすことができる。なお、これらのモード切り替え処理は識別端子電圧検出回路13により実行されるよう設計されてもよい。
以上説明したように実施の形態1によれば、ID端子から得られる情報だけでなく、給電の有無および/またはデータ端子の状態を考慮することにより、回路規模および消費電力の増大を抑制しながら、接続されたアクセサリ機器の種類を的確に認識できる。すなわち、アクセサリ機器を分類することにより、境界判定精度を向上させることができる。また、スペシャルモードを設けたことにより、回路規模および消費電力の増大を抑制しながら、多くの種類のアクセサリ機器を識別できる。また、スペシャルモードの数を増やすことができ、拡張性も高い。
(実施の形態2)
図7は、本発明の実施の形態2に係る入出力回路10の構成を説明するための図である。図7に示す入出力回路10の基本構成および基本動作は、図1に示す入出力回路10と同様である。実施の形態2では、入出力回路10およびコネクタ20を通じて、外部表示機器(たとえば、TV、PC)に動画像が外部出力される使用形態を想定する。
より具体的には、コネクタ20にビデオケーブルの一端が接続され、その他端が外部表示機器に接続される状態を想定する。なお、当該ビデオケーブルにはビデオ信号を伝送する一本の信号線と、ステレオオーディオ信号を伝送する二本の信号線を含むタイプであることを前提とする。その状態において、当該ビデオケーブルを通じてビデオ回路51からビデオ信号が、オーディオ回路52からステレオオーディオ信号が当該外部表示機器に送信される。当該外部表示機器は、当該ビデオケーブルを通じて受信したビデオ信号およびステレオオーディオ信号にもとづき、動画像およびステレオ音声を再生する。
ビデオ信号およびステレオオーディオ信号を伝送するには、三本の信号線が必要となる。上述したように、コネクタ20としてMicro−USBコネクタを採用する場合、VBUS端子、ID端子、DP端子、DM端子およびGND端子の5つの端子しかなく、そのうち、VBUS端子およびGND端子は(とくに、給電中)信号伝達に使用しづらいため、現実的に信号伝達に使用できる端子はID端子、DP端子およびDM端子である。そこで、本実施の形態では、ビデオ回路51はID端子を通じてビデオ信号を伝送し、オーディオ回路52はDP端子およびDM端子を通じてステレオオーディオ信号を伝送する。
図7において、データ線スイッチ部16は第1スイッチSW1、第2スイッチSW2および第3スイッチSW3を含む。第1スイッチSW1および第2スイッチSW2は、ステレオオーディオ信号を伝送するための二本の信号線に挿入される。当該二本の信号線の一端はDP端子およびDM端子にそれぞれ接続され、他端は第1容量C1および第2容量C2をそれぞれ介して、内部処理回路40内のオーディオ回路52に接続される。第1容量C1および第2容量C2は、オーディオ回路52により出力されるステレオオーディオ信号の直流成分をカットする。
第3スイッチSW3はビデオ信号を伝送するための信号線に挿入される。当該信号線の一端はID端子に接続され、他端は第3容量C3を介して内部処理回路40内のビデオ回路51に接続される。第3容量C3は、ビデオ回路51により出力されるビデオ信号の直流成分をカットする。
以下、識別端子電圧検出回路13および制御部15によるアクセサリ機器としてのビデオケーブルの検出方法について説明する。以下の説明では、アクセサリ機器としてのビデオケーブルのアクセサリ抵抗を390kΩとし、ビデオケーブルが外部表示機器に終端されている状態で入出力回路10から見える終端抵抗を75Ωとする。また、このアクセサリ抵抗および終端抵抗のそれぞれは、上述のアクセサリ表1またはアクセサリ表2に登録されていることを前提とする。
ビデオケーブルがコネクタ20に接続される際、そのビデオケーブルの他端が外部表示機器に接続されている場合と、接続されていない場合がある。これはエンドユーザがビデオケーブルを、映像送信側の機器(たとえば、スマートフォン)に先に挿入するか、映像受信側の機器(たとえば、TV)に先に挿入するかの違いによる。
まず、ビデオケーブルが先にコネクタ20に接続され、後に外部表示機器に接続される場合(以下、プラグイン1という)について説明する。制御部15は、識別端子電圧検出回路13により、コネクタ20にビデオケーブルが接続されたことを示す電圧(本実施の形態では390kΩに対応する電圧)が検出され、その後、ビデオケーブルが規定のインピーダンスで終端されたことを示す電圧(本実施の形態では75Ωに対応する電圧)が検出されると、第3スイッチSW3をオンする。これにより、ID端子を通じたビデオ信号の伝送が可能な状態になる。
つぎに、第3スイッチSW3がオン状態でID端子を通じてビデオ信号が伝送されているときに、ビデオケーブルがコネクタ20または外部表示機器から抜かれた場合(以下、プラグアウトという)について説明する。上述したようにID端子には、第1定電流源CI1および/または第2定電流源CI2から電流が供給され、かつID端子とビデオ回路51との間に第3容量C3が挿入されているため、プラグアウトが発生するとID端子の電圧が上昇していく。したがって、このID端子の電圧を監視することにより、プラグアウトの発生を検出できる。
すなわち、制御部15は、識別端子電圧検出回路13により検出されるID端子の電圧が設定電圧より高くなると、第3スイッチSW3をオフする。なお、当該設定電圧に達するまでの時間は第1定電流源CI1および/または第2定電流源CI2からID端子に流す電流量および第3容量を含むID端子の容量により決定される。また、制御部15は、第3スイッチSW3をオンするとともに、ID端子に流す電流量を増大させてもよい。たとえば、上述した通常モードからスペシャルモードに遷移させてもよい。これにより、プラグアウト発生時におけるID端子の電圧の上昇速度を早めることができ、プラグアウトの認識に必要な時間を短縮できる。
図8は、プラグイン1およびプラグアウト発生時の入出力回路10の動作シーケンスの一例を示す図である。まず、識別端子電圧検出回路13はID端子の電圧が390kΩに対応する電圧になったことを検出すると(Pi1a参照)、制御部15はこの段階でコネクタ20にビデオケーブルが接続されたことを認識する。ただし、この段階では第3スイッチSW3をオンしない。この段階ではビデオケーブルが終端されていないため、第3スイッチSW3をオンすると、ビデオ信号の振幅が、終端されている場合の2倍になってしまうためである。
その後、識別端子電圧検出回路13がID端子の電圧が75Ωに対応する電圧になったことを検出すると(Pi1b参照)、制御部15はこの段階でコネクタ20に接続されたビデオケーブルが終端されたことを認識する。制御部15はメインプロセッサ41にINTB端子を介して割込信号を出力し、その後、メインプロセッサ41にSDA端子を介して、プラグイン検出信号を出力する。
メインプロセッサ41はビデオ回路51にビデオ信号の外部出力を指示する信号を出力する。ビデオ回路51はビデオ信号の外部出力を開始する。メインプロセッサ41はビデオ信号の外部出力が開始されると、制御部15にSDA端子を介して、ビデオスイッチのオンを許可する信号を出力する。制御部15はこの信号を受けると、第3スイッチSW3用のスイッチ信号をハイレベルに遷移させ、第3スイッチSW3をオンする。これにより、ビデオ信号はビデオケーブルを介して外部表示機器に出力される。
識別端子電圧検出回路13はID端子の電圧が上記設定電圧になったことを検出すると(Po参照)、制御部15はプラグアウトが発生したことを認識する。制御部15はメインプロセッサ41にINTB端子を介して割込信号を出力し、その後、メインプロセッサ41にSDA端子を介して、プラグアウト検出信号を出力するとともに、上記スイッチ信号をローレベルに遷移させ、第3スイッチSW3をオフする。
なお図示しないが、オーディオ回路52、第1スイッチSW1および第2スイッチSW2の動作は、ビデオ回路51および第3スイッチSW3の動作に連動させればよい。
つぎに、ビデオケーブルが先に外部表示機器に接続され、後にコネクタ20に接続される場合(以下、プラグイン2という)について説明する。制御部15は、識別端子電圧検出回路13により、コネクタ20に規定のインピーダンス(本実施の形態では75Ω)で終端されたビデオケーブルが接続されたことを示す電圧を検出する必要がある。この場合、通常モードでは識別できず、前述のスペシャルモード(あるいは更に拡張されたスペシャルモード)に移行した上で、75Ωを識別し、第3スイッチSW3をオンすればよい。これにより、ID端子を通じたビデオ信号の伝送が可能な状態になる。なお、プラグアウトの処理についてはプラグイン1の場合と同様の処理である。
図9は、プラグイン2およびプラグアウト発生時の入出力回路10の動作シーケンスの一例を示す図である。まず、識別端子電圧検出回路13はID端子の電圧が75Ωに対応する電圧になったことを検出すると(Pi2)、制御部15はコネクタ20に75Ω終端されたビデオケーブルが接続されたことを認識する。その後、制御部15はメインプロセッサ41にINTB端子を介して割込信号を出力し、その後、メインプロセッサ41にSDA端子を介して、プラグイン検出信号を出力する。以下のシーケンスは図8に示したシーケンスと同様である。
以上説明したように実施の形態2によれば、ID端子の電圧を監視することにより、コネクタ20に接続されるビデオケーブルの有無を的確に検出し、ビデオ信号の外部出力を的確に制御できる。なお、上述したスペシャルモードを利用することにより、プラグアウトの検出タイミングを早めることができる。
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
たとえば、実施の形態1ではアクセサリ表2に登録されるアクセサリ機器の抵抗RIDが、アクセサリ表1に登録されるアクセサリ機器の抵抗RIDより低い例を説明したが、その逆であってもよい。その場合、制御部15はエンコーダ13cから出力されるデジタル値が(11111)のとき、モードを切り替えるとともに、ID端子に流す電流を減少させる。
たとえば、実施の形態2においてビデオケーブルを介して接続される外部機器として表示機器を想定し、ビデオ信号を外部出力する例を説明した。この点、外部機器として撮影機器や映像記憶機器を想定し、それらの機器からビデオケーブルを介して画像データを内部に取り込む場合についても実施の形態2に係る手法を同様に適用可能である。また、上述したプラグアウト検出処理は、プラグイン1検出処理およびプラグイン2検出処理以外のプラグイン検出処理が採用される回路にも適用可能である。
10 入出力回路、 11 電源スイッチ、 12 電源検出回路、 13 識別端子電圧検出回路、 13a ADC、 13b 境界検出回路、 13c エンコーダ、 CI1 第1定電流源、 CI2 第2定電流源、 Rin アクセサリ抵抗、 SW1 第1スイッチ、 SW2 第2スイッチ、 SW3 第3スイッチ、 C1 第1容量、 C2 第2容量、 C3 第3容量、 14 データ端子電圧検出回路、 15 制御部、 16 データ線スイッチ部、 20 コネクタ、 30 電源回路、 31 電池、 32 充電回路、 40 内部処理回路、 41 メインプロセッサ、 51 ビデオ回路、 52 オーディオ回路。

Claims (6)

  1. 接続されるアクセサリ機器を識別するための識別端子を少なくとも備えるコネクタと、内部回路とを接続する入出力回路であって、
    前記識別端子の電圧を検出する識別端子電圧検出回路と、
    前記識別端子電圧検出回路による検出結果をもとに、前記コネクタに接続されるアクセサリ機器に応じてスイッチ部を制御する制御部と、
    前記内部回路に含まれるビデオ回路と前記識別端子とを接続する信号線に挿入されるビデオスイッチと、を備え、
    前記識別端子電圧検出回路により、前記コネクタにビデオケーブルが接続されたことを示す電圧が検出され、その後、前記ビデオケーブルが規定のインピーダンスで終端されたことを示す電圧が検出されると、前記制御部は、前記ビデオスイッチをオンすることを特徴とする入出力回路。
  2. 接続されるアクセサリ機器を識別するための識別端子を少なくとも備えるコネクタと、内部回路とを接続する入出力回路であって、
    前記識別端子の電圧を検出する識別端子電圧検出回路と、
    前記識別端子電圧検出回路による検出結果をもとに、前記コネクタに接続されるアクセサリ機器に応じてスイッチ部を制御する制御部と、
    前記内部回路に含まれるビデオ回路と前記識別端子とを接続する信号線に挿入されるビデオスイッチと、を備え、
    前記識別端子電圧検出回路により、前記コネクタに規定のインピーダンスで終端されたビデオケーブルが接続されたことを示す電圧が検出されると、前記制御部は、前記ビデオスイッチをオンすることを特徴とする入出力回路。
  3. 前記識別端子に電流を供給する電流源をさらに備え、
    前記ビデオ回路と前記識別端子との間には容量が挿入され、
    前記識別端子電圧検出回路により検出される前記識別端子の電圧が設定電圧より高くなると、前記制御部は、前記ビデオスイッチをオフすることを特徴とする請求項1または2に記載の入出力回路。
  4. 前記制御部は、前記ビデオスイッチをオンするとともに、前記識別端子に流す電流量を増大させることを特徴とする請求項3に記載の入出力回路。
  5. 前記コネクタは、差動対のデータ端子である第1データ端子および第2データ端子をさらに備え、
    前記ビデオケーブルは、ビデオ信号を伝送する信号線と、ステレオオーディオ信号を伝送する信号線を含み、
    前記内部回路に含まれるオーディオ回路は、前記第1データ端子および第2データ端子を通じてステレオオーディオ信号を伝送することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の入出力回路。
  6. 接続されるアクセサリ機器を識別するための識別端子を少なくとも備えるコネクタと、内部回路とを接続する入出力回路であって、
    前記識別端子の電圧を検出する識別端子電圧検出回路と、
    前記識別端子電圧検出回路による検出結果をもとに、前記コネクタに接続されるアクセサリ機器に応じてスイッチ部を制御する制御部と、
    前記内部回路に含まれるビデオ回路と前記識別端子とを接続する信号線に挿入されるビデオスイッチと、
    前記識別端子に電流を供給する電流源をさらに備え、
    前記ビデオ回路と前記識別端子との間には容量が挿入され、
    前記ビデオスイッチがオン状態で、前記識別端子を通じてビデオ信号が伝送されているとき、前記識別端子電圧検出回路により検出される前記識別端子の電圧が設定電圧より高くなると、前記制御部は、前記ビデオスイッチをオフすることを特徴とする入出力回路。
JP2011075995A 2011-03-30 2011-03-30 入出力回路 Withdrawn JP2012208897A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011075995A JP2012208897A (ja) 2011-03-30 2011-03-30 入出力回路
CN201210081357.8A CN102739231B (zh) 2011-03-30 2012-03-26 输入输出电路
CN201510433626.6A CN105024683B (zh) 2011-03-30 2012-03-26 输入输出电路
US13/436,455 US9223727B2 (en) 2011-03-30 2012-03-30 Input-output circuit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011075995A JP2012208897A (ja) 2011-03-30 2011-03-30 入出力回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012208897A true JP2012208897A (ja) 2012-10-25

Family

ID=46928829

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011075995A Withdrawn JP2012208897A (ja) 2011-03-30 2011-03-30 入出力回路

Country Status (3)

Country Link
US (1) US9223727B2 (ja)
JP (1) JP2012208897A (ja)
CN (2) CN102739231B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018500684A (ja) * 2014-12-25 2018-01-11 華為技術有限公司Huawei Technologies Co.,Ltd. Usb otgデバイス識別システムおよび装置

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8850097B2 (en) * 2012-07-16 2014-09-30 Verifone, Inc. USB apparatus and embedded system incorporating same
KR102136068B1 (ko) * 2013-07-04 2020-07-21 삼성전자 주식회사 Usb 인터페이스 제어방법 및 이를 지원하는 전자장치
US9214941B2 (en) * 2013-08-30 2015-12-15 Xilinx, Inc. Input/output circuits and methods of implementing an input/output circuit
CN104849554B (zh) 2014-02-14 2018-01-05 快捷半导体(苏州)有限公司 阻抗检测电路、方法及集成电路
MY176505A (en) * 2014-11-11 2020-08-12 Guangdong Oppo Mobile Telecommunications Corp Ltd Power adapter and terminal
CN105577391B (zh) * 2015-12-16 2019-02-12 青岛海信宽带多媒体技术有限公司 一种基于差分型通信接口的供电装置、方法和系统
CN106303514B (zh) * 2016-09-08 2019-01-04 珠海全志科技股份有限公司 模拟视频接口检测电路及其检测方法、集成芯片
KR102575430B1 (ko) * 2016-10-25 2023-09-06 삼성전자 주식회사 전자 장치와 전자 장치가 외부 장치의 접속 단자를 인식하는 방법
US11223797B2 (en) 2017-09-06 2022-01-11 Sharp Nec Display Solutions, Ltd. Video device and connection determination method
KR20190100601A (ko) * 2018-02-21 2019-08-29 삼성전자주식회사 외부 전자 장치와 연결된 신호 단자에 감지된 전압의 크기에 따라 외부 전자 장치로 출력하는 전압을 제어 하기 위한 방법 및 전자 장치
CN112583063B (zh) * 2019-09-30 2023-04-07 北京大瞬科技有限公司 控制器、充电线缆、识别充电线缆类型的系统及方法

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0773686B1 (en) * 1991-07-15 1999-11-10 Hitachi, Ltd. Equipment for a teleconference
KR100260126B1 (ko) * 1997-06-13 2000-07-01 구자홍 시청자스크린디스플레이기능을구비한티브이의영상데이터저장/표시장치및그방법
US8412268B2 (en) * 2004-10-25 2013-04-02 Nokia Corporation Detection, identification and operation of pheripherals connected via an audio/video-plug to an electronic device
US7320624B2 (en) * 2004-12-16 2008-01-22 Commscope, Inc. Of North Carolina Communications jacks with compensation for differential to differential and differential to common mode crosstalk
CN100409213C (zh) * 2005-04-05 2008-08-06 英群企业股份有限公司 利用usb连接器传输影音信号的电子装置
CN100539314C (zh) * 2006-05-24 2009-09-09 宏达国际电子股份有限公司 连接器
KR101494900B1 (ko) * 2007-07-25 2015-02-24 삼성전자주식회사 충전 장치 식별을 통한 충전 기능을 갖는 휴대 단말기 및방법
JP4715849B2 (ja) * 2008-01-15 2011-07-06 ソニー株式会社 表示装置及びその駆動方法と電子機器
US20100078343A1 (en) * 2008-09-30 2010-04-01 Hoellwarth Quin C Cover for Portable Electronic Device
TWI380184B (en) * 2008-11-04 2012-12-21 Wistron Corp Signal transmission path selecting circuit and method and electronic device applying the circuit
CN101739374B (zh) * 2008-11-20 2016-08-17 纬创资通股份有限公司 信号传输路径选择电路及应用该电路的电子装置
JP2010205437A (ja) * 2009-02-27 2010-09-16 Toshiba Corp 端子変換アダプタおよび携帯端末
CN101882736B (zh) * 2009-05-08 2012-05-23 英华达(上海)电子有限公司 用于移动终端的数据传输转接装置
US8717044B2 (en) * 2010-04-23 2014-05-06 Apple Inc. Charging systems with direct charging port support and extended capabilities
US20120215467A1 (en) * 2011-02-22 2012-08-23 Research In Motion Limited Automatic detection of ground line in a video cable

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018500684A (ja) * 2014-12-25 2018-01-11 華為技術有限公司Huawei Technologies Co.,Ltd. Usb otgデバイス識別システムおよび装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN105024683A (zh) 2015-11-04
CN105024683B (zh) 2018-07-20
CN102739231A (zh) 2012-10-17
US9223727B2 (en) 2015-12-29
CN102739231B (zh) 2015-06-17
US20120254478A1 (en) 2012-10-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2012208897A (ja) 入出力回路
JP2012209902A (ja) 入出力回路
US10078616B2 (en) System, USB Type-C connector and method to transmit encoded data
US9627899B2 (en) Mobile terminal and interface method thereof
US7675571B2 (en) Cradle for connecting to portable electronic apparatus
JP2012205366A (ja) 入出力回路
KR101374638B1 (ko) 모바일 디바이스 자동 검출 장치 및 방법
US9450441B2 (en) Mobile terminal, and device and method for charging same
US9668076B2 (en) Microphone headset failure detecting and reporting
WO2021068712A1 (zh) 无线耳机充电电路与无线耳机盒
US9077195B2 (en) Input-output circuit
JP2013109410A (ja) 判定回路
JP2009011153A (ja) 電源を検出するための装置および方法
JP2012213250A (ja) 保護回路および入出力回路
CN210327940U (zh) 无线耳机充电电路与耳机盒
JP2016519923A (ja) 再充電可能バッテリの動的な充電
CN113535622A (zh) 供电切换系统、usb插座和电子设备
EP2383860B1 (en) Rapid charging apparatus
CN206412603U (zh) Type‑C接头和连接线
JP2013223269A (ja) 充電可能な携帯装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20140603