JP2012208144A - 表示装置およびその放熱方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】表示画像の色ムラや輝度ムラの発生を防止する。
【解決手段】光源部を配置したバックライト装置を備えた表示部の姿勢を、横設置状態と縦設置状態で使用可能である。L字中空シャーシ10を構成する中空シャーシ部10a、10bは表示部の姿勢を変更した状態で上辺に位置する中空部10c1、10c2をそれぞれ有する。L字中空シャーシ10に形成した換気口10eには換気ファン13が配置され、遮蔽板15a、15bは中空部10c1、10c2の開口度をそれぞれ変更する。表示部の姿勢変更により上辺に位置する中空部10c1又は10c2は遮蔽板15a又は15bによって開放され、換気ファン13によって換気口10eを通じて空気の流路が形成される。また表示部の姿勢変更によりバックライト装置の上辺に位置しなくなった方の中空部は遮蔽板によって遮蔽される。
【選択図】図4

Description

本発明は表示装置の放熱構造に関し、特にバックライト装置を備えた表示部の姿勢を横設置状態または縦設置状態に変更して使用可能な液晶表示装置の放熱技術に関する。
近年、医療現場等では高精細化されて色再現性が高い液晶表示装置の表示パネルの姿勢を変更可能な構造をもつ装置が使用される。横設置ではユーザに対して液晶表示装置の表示パネルを横長の状態とし、縦設置では表示パネルを縦長の状態で使用することができる。
ところで高精細化に伴い表示パネルの画素が小さくなり、一方では個々の画素への配線領域が増加するため、開口率が下がる。透過式液晶表示装置の場合、表示パネルの背面にバックライトが設けられるが、表示パネルを透過する光量が減少してしまう。この光量減少を補うためバックライトの光量を増加させる必要があり、これに伴いバックライトケースからの発熱量も増大する。従って液晶表示装置にはバックライトから発生する熱を十分に放熱する構造が必要である。
特許文献1に開示の表示装置では、液晶表示パネルと、光源部材(バックライト)を内部に有するバックライトシャーシと、その上辺部に沿って配置されて吸気口および排気口を有するシャーシ補強パイプを備える。熱は上部に溜まりやすい性質があるので、バックライトシャーシの上辺部は光源部材から発生した熱が溜まり、温度の高いエリアとなる。この高温箇所に配置したシャーシ補強パイプ内にファンで外気を流通させることで、効率的な放熱が可能となる。
特開2010−097859号公報
しかしながら、横設置状態または縦設置状態等に姿勢変更して使用可能な表示部を備えた液晶表示装置においては、夫々の姿勢でバックライト装置および表示パネルの温度分布が異なる。例えば液晶表示パネルでは、それ自体の温度変化によって各色の透過率が夫々変化し、表示色も変化する。バックライトの光源部にLED(発光ダイオード)を使用する場合、その光量には温度依存性があるので、温度変化によって輝度や色調が変化する。表示部の姿勢変更により、時間経過に伴ってバックライト装置と液晶表示パネルの温度分布は変化する。姿勢変更後の状態間で異なる温度分布が発生した場合、液晶表示パネルに表示される画像に色ムラや輝度ムラが生じるおそれがある。
そこで、本発明は表示装置の表示部の姿勢変更に伴う温度変化に対し、表示画像の色ムラや輝度ムラの発生を防止することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明に係る装置は、光源部を配置したバックライト装置を備えた表示部の姿勢を変更して使用可能な表示装置であって、前記表示部の姿勢を変更した状態で前記バックライト装置の上辺にそれぞれ位置する複数の中空部を有するシャーシ部材と、前記シャーシ部材に形成した換気口に設けられた送風手段と、前記複数の中空部の開口度を変更する遮蔽手段を備える。前記複数の中空部のうち、姿勢変更された前記バックライト装置の上辺に位置する中空部を前記遮蔽手段が開放し、当該中空部及び前記換気口を通る空気の流路が形成されるとともに、前記バックライト装置の上辺に位置しない中空部を前記遮蔽手段が遮蔽する。
本発明によれば、表示装置の表示部の姿勢変更に伴う温度変化に対し、表示画像の色ムラや輝度ムラの発生を防止することができる。
図2乃至5と併せて本発明の第1実施形態に係る表示装置を説明するために、表示部の構成例を示す斜視図(A)、および主要機構部の分解斜視図(B)である。 バックライトユニットに組み込まれた遮蔽板の制御を説明するために、要部の構成例を示すブロック図である。 図1(A)に示す表示部の正面右端での側面断面図である。 横設置状態でのバックライトユニットの背面図(A)、側面断面図(B)、底面断面図(C)である。 縦設置状態でのバックライトユニットの背面図(A)、側面断面図(B)、底面断面図(C)である。 図7と併せて本発明の第2実施形態を説明するために、横設置状態でのバックライトユニットを示す背面図(A)、側面断面図(B)、底面断面図(C)である。 縦設置状態でのバックライトユニットの背面図(A)、側面断面図(B)、底面断面図(C)である。 図9および10と併せて本発明の第3実施形態を説明するために、横設置状態でのバックライトユニットを示す背面図(A)、側面断面図(B)、底面断面図(C)である。 縦設置状態でのバックライトユニットの背面図(A)、側面断面図(B)、底面断面図(C)である。 遮蔽板および変形板の3状態(A)乃至(C)を示す図である。
以下、図面に基づいて本発明の各実施形態に係る表示装置を説明する。表示装置は、バックライト装置を備えた表示部の姿勢を変更可能である。以下の例に示す装置は表示部を横設置状態と縦設置状態で使用可能であり、表示部の姿勢変更に伴ってバックライト装置の姿勢も変化する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態に係る液晶表示装置1を例示し、図1(A)は斜視図、図1(B)は主要機構部の分解斜視図である。
液晶表示装置1の表示部は横設置状態と縦設置状態の間で姿勢変更が可能であり、液晶表示パネル2、バックライトユニット7、液晶表示部カバー3、ベゼル4、リアカバー5を備える。なお、図1は表示部を横設置状態とした液晶表示装置1を示しており、矢印1aに示す方向を前方(ユーザ側)とし、矢印1bに示す方向を後方とする。また矢印1cに示す方向をユーザから見て右方とし、矢印1dに示す方向をユーザから見て左方とする。そして矢印1eに示す方向を上方とし、矢印1fに示す方向を下方とする。液晶表示装置1の表示部を横設置状態から縦設置状態に変更する場合、ユーザは矢印1gで示す方向に表示部を90°回転させる。逆に、表示部を縦設置状態から横設置状態に変更する場合、ユーザは矢印1gと反対方向に表示部を90°回転させる。なお、液晶表示装置1の表示部を回転可能に支持する機構は矢印1a、1bの方向に対して平行な回転中心軸を有する既知の機構であるため、その詳細な説明は省略する。
液晶表示パネル2は、2枚の透明板ガラスから成る基板を対向させた構造をもち、それらの基板間に液晶(不図示)が充填され封止されている。液晶表示パネル2の背面にはバックライトユニット7が配置されている。液晶表示部カバー3は液晶表示パネル2の周縁部とバックライトユニット7の外周部を覆う金属製の板金部材であり、バックライトユニット7とともに液晶表示パネル2を挟み込んでいる。ベゼル4およびリアカバー5は樹脂製の外装部品である。ベゼル4は液晶表示部カバー3の前面側を覆っている。リアカバー5は液晶表示装置1の表示部の内部で発生した熱を外部に放熱するための複数の換気口(不図示)を有する。
図2は、バックライトユニット7に組込まれた遮蔽板15の制御に関する要部の構成例を示したブロック図である。なお、本図はバックライトユニット7を背面から見た概略図も兼ねている。
バックライトシャーシ9の前面には、光源部として複数のLEDを実装したバックライト基板17が配置されている。L字中空シャーシ10は、横設置および縦設置の各姿勢にてバックライトシャーシ9の上辺部に沿って空気の流路を形成するシャーシ部材である。本例では、矩形断面形状をした中空部10cを有する部分が互いに直交しており、横倒した略L字状のシャーシ部材としてバックライトシャーシ9に取り付けられている。つまり2つの中空部10cのうち、横設置状態にて一方の第1中空部10c1が上辺(本例では長辺)に位置し、縦設置状態では第2中空部10c2が上辺(本例では短辺)に位置する。各姿勢でバックライトシャーシ9の上辺部に位置する中空部10c1,10c2には、温度検出部14aおよび14bがそれぞれ設置されている。本例では中空部10cの中間部に温度センサがそれぞれ設けられており、温度検出信号を後述の駆動制御部19に送出する。遮蔽板15aおよび15bは各中空部10c1、10c2の端寄りの位置で流路を遮る可動部材であり、バックライトシャーシ9に設けたモータ16aおよび16bによってそれぞれ駆動される。遮蔽板15aおよび15bは歯車(図2では不図示)を介してモータ16aおよび16bに連結している。これらの遮蔽板は中空部10c1、10c2に流れる空気を遮る第1位置(以下、遮蔽位置という)と、空気の流れを遮らない第2位置(以下、非遮蔽位置という)との間で回動する。
温度検出部14aおよび14bは中空部10c1、10c2の内部の温度をそれぞれ検出し、温度検出信号を駆動制御部19に送る。駆動制御部19は温度検出部14aおよび14bから取得した温度検出信号の示す情報をもとに、駆動制御信号を駆動回路20に出力する。駆動回路20は駆動制御信号に従ってモータ16aおよび16bをそれぞれ駆動する。つまり、モータ16aおよび16bは温度検出部14aおよび14bの温度検出信号に応じてそれぞれ駆動され、これに連動して遮蔽板15aおよび15bが回動することで、中空部10c1、10c2の開口度が制御される。制御の具体例については後で詳述する。駆動制御部19は温度検出情報に基づいて行う計算処理の他に、映像処理やバックライト基板17に実装されたLEDの光量制御等も行う。
次にバックライトユニット7の構成を詳細に説明する。
図3は、図1(A)に示す液晶表示装置1の表示部の正面右端における側面断面図である。図4は、横設置状態でのバックライトユニット7の背面図(A)、B−B線に沿う側面断面図(B)、C−C線に沿う底面断面図(C)である。なお、表示部を横設置状態にした時点から一定時間が経過した状態を示し、図4(B)にはリアカバー5も図示している。また図5は、縦設置状態でのバックライトユニット7の背面図(A)、B−B線に沿う側面断面図(B)、C−C線に沿う底面断面図(C)である。なお、表示部を横設置状態から縦設置状態に変更した時点から所定時間が経過した状態を示す。
バックライトユニット7はバックライトケース8、バックライト基板17、光学シート18を備える。バックライトケース8はバックライトシャーシ9、L字中空シャーシ10、横設置時下辺部11、縦設置時下辺部12で構成される。バックライトシャーシ9は長方形の金属板(アルミニウム板等)から成る。L字中空シャーシ10はバックライトシャーシ9の前面にねじ締結で固定され、図4(A)に示す横設置状態にて中空シャーシ部10aがバックライトシャーシ9の上辺に沿って位置する。また図5(A)に示す縦設置状態では中空シャーシ部10bがバックライトシャーシ9の上辺に沿って位置する。中空シャーシ部10aと10bは、空気の流路を形成する矩形断面の中空部10c1、10c2をそれぞれ有しており、両者が接合してL字中空シャーシ10を構成している。中空部10c1、10c2が接合する屈曲部10d付近には、背面側のL字中空シャーシ10とバックライトシャーシ9において開口穴である第1の換気口10eが背面を向いて開口している。また中空シャーシ部10aと10bの端部には第2の換気口10fがそれぞれ形成されている。送風手段である換気ファン13はバックライトシャーシ9の背面にて第1の換気口10eを覆う位置にねじ締結で固定されている。不図示の駆動回路が換気ファン13を回転させることで、第2の換気口10fからそれぞれ外気が取り込まれ、第1の換気口10eから排気される。バックライトシャーシ9の下辺に沿って配置される横設置時下辺部11と縦設置時下辺部12はアルミニウム製平板である。これらの部材はバックライトシャーシ9の前面にねじ締結で固定されている。
温度検出部14は中空部10cの内壁部10gに取り付けられている。本例では、横設置状態で上辺に位置する中空シャーシ部10aの第1中空部10c1に温度検出部14aが取り付けられ、縦設置状態で上辺に位置する中空シャーシ部10bの第2中空部10c2に温度検出部14bが取り付けられている。温度検出部14a、14aは中空部10c1、10c2の長手方向の中央にそれぞれ配置されている。
遮蔽板15aおよび15bは横長の矩形状をした樹脂製平板であり、その形状は中空部10c1、10c2の垂直断面形状とほぼ同一形状である。遮蔽板15aおよび15bの長手方向の一端には、金属製の回転軸151aおよび151bがそれぞれ埋設されている。遮蔽板15aおよび15bはバックライトシャーシ9に対し垂直であって、かつ中空部10c1、10c2の内壁部10gの近傍にて回転軸151aおよび151bを中心にそれぞれ回転可能な状態で配置されている。回転軸151aおよび151bはバックライトシャーシ9の背面を貫通しており、その一端部には平歯車152aおよび152bがそれぞれ圧入されている。なお、回転軸151aおよび151bを中心として、内壁部10gと遮蔽板15aおよび15bのなす角度をそれぞれθa、θbとする。θaおよびθbの値がいずれもゼロのときには、遮蔽板15aおよび15bが非遮蔽位置にあって、中空部10c1、10c2をそれぞれ開放する。またθaおよびθbの値が90°のときには、遮蔽板15aおよび15bが遮蔽位置にあって中空部10c1、10c2の空気流を遮る。モータ16aおよび16bは、遮蔽板15aおよび15bをそれぞれ回転させるための駆動手段である。本例ではステッピングモータが使用され、バックライトシャーシ9の背面にて不図示の板金部品を用いてねじ締結で固定されている。駆動制御部19(図2参照)によりモータ16aおよび16bが駆動され、遮蔽板15aの角度θaおよび遮蔽板15bの角度θbがそれぞれ変更される。モータ16aおよび16bの回転軸の先端に圧入された平歯車は、前記の平歯車152aおよび152bとそれぞれ噛み合っている。モータ16aおよび16bの回転により平歯車を中継して遮蔽板15aおよび15bがそれぞれ回転する。
バックライト基板17の前面には、光源部を構成する複数のLED17a(図3参照)が実装され、バックライトシャーシ9の前面にねじ締結で固定されている。光学シート18は、異なる機能を有するシート材として、例えば、拡散シート、プリズムシートを複数枚積層した構造を有し、バックライトケース8の前端部に密着状態で配置されている。
次に、液晶表示装置1の表示部内の、特にバックライトユニット7における熱の移動、空気の流れ、遮蔽板15aおよび15bの動きについて詳説する。
図4に示す横設置状態にて、バックライト基板17から発生した熱は主に2つの経路で放熱される。その1つはバックライトシャーシ9に伝熱される経路であり、図4(B)に示す矢印7aのように、熱はバックライトシャーシ9の前面から背面に伝わる。バックライトシャーシ9の温度については、図4(A)に示す上辺中央の領域7c付近で高温になり易い。この領域の熱により筺体内部の空気は暖められて、図4(B)の矢印7bに示す上昇気流が生じる。このため、リアカバー5に形成した複数の開口部である吸気口5aから外気が吸入される。この空気が熱を奪った後で、リアカバー5の上部に形成した排気口5bから排出される。もう1つの経路は、バックライトケース8と光学シート18により形成された閉空間の中にバックライト基板17から放出される熱の経路である。熱は閉空間の上部に溜まり、領域7d(図4(B)参照)の付近が高温になる。ここに溜まった熱は図4(B)の矢印7eに示すように、内壁部10gを介して中空部10cに伝わる。中空シャーシ部10aの中空部10cに外気を流すことで、熱は冷たい空気側に移動し、換気ファン13の送風によって第1の換気口10eから排出される。
駆動制御部19は温度検出部14aおよび14bがそれぞれ検出する温度TaおよびTbを所定の温度閾値と比較する。本例では第1温度閾値をT1、第2温度閾値をT2と記し、「T1<T2」とする。比較結果に応じて、駆動制御部19は駆動回路20を介してモータ16a、16bをそれぞれ駆動し、遮蔽板15aおよび15bの開閉制御に従って中空部10c1、10c2内の空気の流れがそれぞれ制御される。
下表1は、検出温度Taと遮蔽板15aの角度θa、中空シャーシ部10aの第1中空部10c1について開口度の制御例を示す。また、下表2は、検出温度Tbと遮蔽板15bの角度θb、中空シャーシ部10bの第2中空部10c2について開口度の制御例を示す。
Figure 2012208144
Figure 2012208144
以下、これらの表に従って遮蔽板15aおよび15bの開閉制御を説明する。
図4に示す横設置状態にて一定の時間が経過した状態では、前記したように領域7c、7dが高温になる。これは表1の第1行目に相当し、検出温度が第2温度閾値以上、つまりT2≦Taであり、遮蔽板15aの角度は、θa=0°(第1中空部10c1を開放)となる。一方、中空シャーシ部10bでは、表2の第3行目に示すように、検出温度が第1温度閾値未満、つまりTb<T1であり、遮蔽板15bの角度は、θb=90°(第2中空部10c2を遮蔽)となる。図4(A)の矢印7fに示すように、換気ファン13の送風によって第1中空部10c1に空気が流れる。つまり、横設置状態では上辺の中空シャーシ部10aの第1中空部10c1にのみ空気が流れ、中空シャーシ部10bの第2中空部10c2に空気は流れない。よって、領域7c、7dの熱が積極的に外部に排出される。
仮に、この横設置状態のままでθb=0°(第2中空部10c2を開放)とし、中空シャーシ部10bに空気が流れる状況を想定する。この場合、液晶表示装置1の左側(図4(A)では右側)のバックライトシャーシ9の熱は放出され、中空シャーシ部10b付近の温度が下がる。このためバックライトシャーシ9の左右方向において温度差が生じると、画像が正しく表示されなくなるおそれがある。従って、横設置状態では遮蔽板15bにより中空シャーシ部10bの第2中空部10c2を遮って通気しないことが望ましい。
次に図5に示すように、液晶表示装置1の表示部を横設置状態から矢印1gの方向に回転させ、縦設置状態にしたとする。
図4に示す領域7c、7dは、表示部の回転前には高温であったが時間経過とともに温度が低下する。表1の第2行目に示すように、温度検出部14aの温度Taは、第1温度閾値以上であって第2温度閾値未満となり(T1≦Ta<T2)、遮蔽板15aの角度はθa=45°(第1中空部10c1の一部開放)となる。一方、図5に示す中空シャーシ部10b付近の領域7h、7iはそれまで低温であったが、時間経過とともに温度が上昇する。表2の第2行目に示すように、温度検出部14bの温度Tbは、T1≦Tb<T2となり、遮蔽板15bの角度はθb=45°(第2中空部10c2の一部開放)となる。図5(A)の矢印7j、7kは各中空部にて空気の流れる方向をそれぞれ示す。
さらに時間が経過した場合、温度検出部14aの温度Taは、表1の第3行目に示すようにTa<T1となり、遮蔽板15aの角度はθa=90°(第1中空部10c1を遮蔽)となる。一方、温度検出部14bの温度Tbは、表2の第1行目に示すようにT2≦Tbとなり、遮蔽板15bの角度はθb=0°(第2中空部10c2を開放)となる。図5の矢印7jに示すように、中空シャーシ部10bの第2中空部10c2には換気ファン13の送風によって空気が流れる。つまり、縦設置状態では上辺の中空シャーシ部10bの第2中空部10c2にのみ空気が流れ、中空シャーシ部10aの第1中空部10c1には空気は流れない。よって、時間経過とともに高温になる、中空シャーシ部10b近辺の領域7h、7iを積極的に冷却することができる。
なお、本例に示す遮蔽板15a、15bの制御方法では、表1および2の第2行目でθa=45°、θb=45°としたが、TaおよびTbの値に対してθaおよびθbがそれぞれ線形関係となるように開口度を制御してもよい。遮蔽板15aおよび15bの角度θaおよびθbについては、表1および2に示す3値に限らず、更に22.5°や67.5°を追加して5値とし、或いは0°、30°、60°、90°のように4値としてもよいし、各角度は等間隔に限定されるものでもない。また、本例では第2の換気口10fから外気を取り込んで第1の換気口10eから換気ファン13の送風により強制排気する構成とした。これに限らず、換気ファン13が第1の換気口10eから外気を取り込んで第2の換気口10fから排気する構成を採用してもよい。なお、このような実施上の設計仕様の変更は後述の実施形態でも同様に適用可能である。
第1実施形態によれば、以下の効果が得られる。
液晶表示装置1の表示部の姿勢変化(本例では回転による縦横設置状態の変化)に伴う温度変化を温度検出部14aおよび14bが検出し、検出温度情報に基づきL字中空シャーシ10の中空部10c1、10c2を流れる空気の量が調整される。表示部の姿勢に応じて高温になった箇所を積極的に冷却し、低温になった箇所は冷却しないように遮蔽板15a、15bによってそれぞれ中空部10c1、10c2の開口度が制御される。これによりバックライト基板17および液晶表示パネル2の温度分布を均一化できる。すなわち、表示部の姿勢変更に伴う温度変化に対し、バックライト基板17および液晶表示パネル2の温度分布のばらつきを抑えることができる。従って、バックライト装置および表示パネルの温度分布の不均一により発生する、表示画像の色ムラや輝度ムラを防止できるので、画像を正しく表示することができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態を説明する。第2実施形態では温度検出に拠らずに、表示部の姿勢変化を検出して、中空部を流れる空気の量を調整する。つまり、第2実施形態では、液晶表示装置1の表示部の姿勢が横設置状態か縦設置状態かを判別する姿勢検出部34を有しており、設置状況に応じて1枚の遮蔽板15にてL字中空シャーシ10の風量を調整する。
図6は、第2実施形態に係る横設置状態でのバックライトユニット7の背面図(A)、B−B線に沿う側面断面図(B)、C−C線に沿う底面断面図(C)である。なお、表示部を横設置状態にした時点から一定時間が経過した状態を示し、図6(B)にはリアカバー5も図示している。また図7は、第2実施形態に係る縦設置状態でのバックライトユニット7の背面図(A)、B−B線に沿う側面断面図(B)、C−C線に沿う底面断面図(C)である。なお、表示部を横設置状態から縦設置状態に変更した後、S秒間以内の状態を示す。図6および図7とも、第1実施形態の場合と同様の機能をもつ構成要素については既に使用した符号と同一の符号を用いることで、それらの説明を省略する。このような説明の省略の仕方は後述の実施形態でも同様とする。
姿勢検出部34は、液晶表示装置1の表示部の姿勢が横設置状態か縦設置状態かを判別する。判別結果を示す姿勢情報は駆動制御部19に送られる。駆動制御部19は姿勢検出部34が判別した姿勢情報を受けて、駆動制御情報を駆動回路20に送る。駆動回路20は駆動制御情報に従ってモータ16を駆動する。モータ16は姿勢検出部34の姿勢情報に応じて駆動され、遮蔽板15を回動させる。
姿勢検出部34はジャイロセンサを内蔵し、液晶表示装置1の表示部の横設置、縦設置の各状態を判別するために、バックライトシャーシ9の背面に取り付けられている。また、遮蔽板15は第1実施形態の場合と同様、バックライトシャーシ9に対し垂直であって、かつL字中空シャーシ10の屈曲部10d付近にて回転可能な状態で配置されている。回転軸151はバックライトシャーシ9の背面を貫通し、その一端に平歯車152が圧入されている。なお、回転軸151を中心として、横設置状態で上辺に位置する中空シャーシ10aの内壁部10gと遮蔽板15とのなす角度をθとする。
下表3に、液晶表示装置1の表示部の姿勢に対する遮蔽板15の状態を例示する。なおモータ16は第1実施形態の場合と同様の仕様で遮蔽板15を回転させる。
Figure 2012208144
液晶表示装置1の表示部内の、特にバックライトユニット7における熱の移動、空気の流れ、遮蔽板15の動きについて詳説する。
図6に示す横設置状態では遮蔽板15の角度θの値がゼロである。表3の第1行目に示すように、バックライトシャーシ9の上辺に沿う中空シャーシ部10aの第1中空部10c1は開放され、中空シャーシ部10bの第2中空部10c2は遮蔽板15で遮られる。図6(A)の矢印7fに示すように、中空シャーシ部10aの第1中空部10c1にのみ空気が流れ、中空シャーシ部10bの第2中空部10c2には空気は流れない。よって、領域7c、7dの熱が積極的に外部に排出される。
ユーザが液晶表示装置1の表示部を横設置状態から縦設置状態に変更すると、領域7c、7dは、回転前には高温であったが、時間経過とともに温度が下がっていく。一方、領域7h、7iは低温であったが、時間経過とともに温度が上昇していく。表3の第2行目に示すように、姿勢変更の時点からS秒が経過するまでの移行期間中、遮蔽板15の角度θの値は45°である。よって各中空部10c1、10c2は部分的に開放される。その後、S秒以上の時間が経過した場合には、表3の第3行目に示すように、角度θの値は90°となる。つまり、縦設置状態にてバックライトシャーシ9の上辺に沿う中空シャーシ部10bの第2中空部10c2は開放され、中空シャーシ部10aの第1中空部10c1は遮蔽板15で遮られる。図7(A)の矢印7jに示すように、中空シャーシ部10bの第2中空部10c2にのみ空気が流れ、中空シャーシ部10aの第1中空部10c1には空気は流れない。よって、時間経過とともに高温になる領域7h、7iを積極的に冷却することができる。
なお、本例では姿勢検出部34がジャイロセンサを内蔵するが、これに限らず各種の検出形態を採用できる。例えば、液晶表示装置1の表示部のスタンド取り付け部に、表示部とスタンドとの相対角度に応じてON/OFFする検出用スイッチを設けてもよい。表示部の横設置と縦設置の姿勢を判別できる検出手段であれば、検出原理の如何は問わない。
第2実施形態によれば、液晶表示装置1の表示部の姿勢変化を姿勢検出部34が検出し、姿勢情報および姿勢変更後の経過時間に基づき、L字中空シャーシ10の中空部10c1、10c2の風量を調整する。これによりバックライト基板17および液晶表示パネル2の温度分布を均一化できる。さらに第2実施形態では温度検出部が不要であり、1つの遮蔽板15とその駆動用のモータ16を設置すればよいので、機構の簡素化およびコスト低減に寄与する。
[第3実施形態]
次に本発明の第3実施形態を説明する。第3実施形態では、温度を感知して変形する部材を使って遮蔽板の位置を制御することで中空部の風量を調整する。液晶表示装置1のL字中空シャーシ10の内壁部10gには遮蔽板15aおよび15bが取り付けられる。それらの角度は温度TaおよびTbに応じて湾曲量が変化する変形板66aおよび66bにて調整され、L字中空シャーシ10の風量が調整される。
図8は、第3実施形態に係る横設置状態でのバックライトユニット7の背面図(A)、B−B線に沿う側面断面図(B)、C−C線に沿う底面断面図(C)である。なお、液晶表示装置1の表示部を横設置状態にした時点から一定の時間が経過した状態を示し、図8(B)にはリアカバー5も図示している。図9は、第3実施形態に係る縦設置状態でのバックライトユニット7の背面図(A)、B−B線に沿う側面断面図(B)、C−C線に沿う底面断面図(C)である。なお、液晶表示装置1の表示部を横設置状態から縦設置状態に変更した時点から所定時間が経過した状態を示す。図10は、変形板66aおよび66bの変形状態(A)乃至(C)を示す拡大図である。Distanceは、温度に応じて遮蔽板15aおよび15bと中空部10cに生じる隙間を表わす。
遮蔽板15aおよび15bは、中空シャーシ部10aおよび10bの中空部10c1、10c2の長手方向における中央にそれぞれ取り付けられている。遮蔽板15aおよび15bは横長の矩形状をした樹脂製平板であり、中空部10c1、10c2の垂直断面形状とほぼ同一の形状を有する。遮蔽板15aおよび15bの長手方向の一端には、変形板66aおよび66bがそれぞれ接合されて一体化している。変形板66aおよび66bは、材質を異にする第1の板材167と第2の板材168を面同士で密着させた部材である。第1の板材167は低い線膨張係数(低膨張率)を有する金属板で形成され、一定の厚さと長さを有し、その幅が遮蔽板15aおよび15bの長手方向の幅と同一寸法である。第2の板材168は第1の板材167とは異なる材料で形成され、第1の板材167よりも高い線膨張係数(高膨張率)を有する。変形板66aおよび66bは、中空部10cの内壁部10gの接着部67aおよび67b(図10参照)に密着状態で取り付けられている。第1の板材167と第2の板材168は互いに異なる線膨張係数を有するため、接着部67aおよび67bから伝達される熱に対してそれぞれの変形量が異なる。従って、変形板66aおよび66bは、接着部67aおよび67bの温度変化に伴って湾曲し、それに従って遮蔽板15aおよび15bが移動する。図10(A)は遮蔽板15a、15bが中空部10cの内壁部10gに接触した開放状態を示す。図10(B)は遮蔽板15a、15bが中空部10cの内壁部10gから離れた一部開放状態を示す。図10(C)は遮蔽板15a、15bが中空部10cの空気流を遮る遮蔽状態を示す。
次に液晶表示装置1の表示部内の、特にバックライトユニット7における熱の移動、空気の流れ、遮蔽板15の動きについて詳説する。
下表4は、検出温度TaおよびTbと、遮蔽板15aおよび15bと中空部10c1、10c2の状態を例示する。
Figure 2012208144
なお、遮蔽板15aおよび15bの位置は、図10に示すように、遮蔽板15aおよび15bと中空部10c1、10c2の内壁との間隔(Distance aおよびb)で表し、Max(最大)、Mid(中間)、Min(本例では最小値0)の3段階とする。
図8に示す横設置状態にて一定の時間が経過した場合、前記のように領域7c、7dが高温になる。表4の第1行目に示すように、遮蔽板15aではT2≦Taとなり、Distance a=Max(第1中空部10c1を開放:図10(A)参照)となる。一方、遮蔽板15bでは、表4の第3行目に示すように、Tb<T1となり、Distance b=0(第2中空部10c2を遮蔽:図10(C)参照)となる。図8(A)の矢印7fに示すように、中空シャーシ部10aの第1中空部10c1にのみ空気が流れ、中空シャーシ部10bの第2中空部10c2には空気は流れない。よって、領域7c、7dの熱が積極的に排出される。
ユーザが液晶表示装置1の表示部を横設置状態から矢印1g方向に回転させ、図9の縦設置状態にすると、領域7c、7dでは、回転前には高温であったが時間経過とともに温度は下がっていく。接着部67aの温度Taは、表4の第2行目に示すように、T1≦Ta<T2となり、Distance a=Mid(第1中空部10c1を一部開放:図10(B)参照)となる。一方、領域7h、7iでは、回転前には低温であったが、時間経過とともに温度は上昇する。接着部67bの温度Tbは、表4の第2行目に示すように、T1≦Tb<T2となり、Distance b=Mid(第2中空部10c2を一部開放:図10(B)参照)となる。
さらに時間が経過した場合、接着部67aの温度Taは、表4の第3行目に示すようにTa<T1となり、Distance a=0(第1中空部10c1を遮蔽)となる。一方、接着部67bの温度Tbは、表4の第1行目に示すように、T2≦Tbとなり、Distance b=Max(第2中空部10c2を開放)となる。図9(A)の矢印7jに示すように、中空シャーシ部10bの第2中空部10c2にのみ空気が流れ、中空シャーシ部10aの第1中空部10c1には空気は流れない。よって、時間経過とともに高温になる領域7h、7iを積極的に冷却することができる。
本例では、遮蔽板15aおよび15bと変形板66aおよび66bが別体の構成になっている。しかし、第1の板材167の先端部を延長し、遮蔽板15aおよび15bを一体的に形成し、これに第2の板材168を密着させた一体構成の部材を使用してもよい。
第3実施形態では、液晶表示装置1の表示部の姿勢変化に伴う温度変化を変形板66aおよび66bが感知し、その温度に応じて変形板66aおよび66bの先端に取り付けた遮蔽板15aおよび15bの位置が変化する。これによりL字中空シャーシ10の中空部10cを流れる空気の量が調整される。これによりバックライト基板17および液晶表示パネル2の温度分布を均一化できる。そして第3実施形態では、遮蔽板15a、15bの電気的な駆動手段が不要であるため、第1および第2実施形態に比べて機構をさらに簡素化でき、コスト低減に寄与する。
1 液晶表示装置
7 バックライトユニット
10 L字中空シャーシ
10c1 第1中空部
10c2 第2中空部
13 換気ファン
14 温度検出部
15,15a,15b 遮蔽板
19 駆動制御部
66a,66b 変形板

Claims (8)

  1. 光源部を配置したバックライト装置を備えた表示部の姿勢を変更して使用可能な表示装置であって、
    前記表示部の姿勢を変更した状態で前記バックライト装置の上辺にそれぞれ位置する複数の中空部を有するシャーシ部材と、
    前記シャーシ部材に形成した換気口に設けられた送風手段と、
    前記複数の中空部の開口度を変更する遮蔽手段を備え、
    前記複数の中空部のうち、姿勢変更された前記バックライト装置の上辺に位置する中空部を前記遮蔽手段が開放し、当該中空部及び前記換気口を通る空気の流路が形成されるとともに、前記バックライト装置の上辺に位置しない中空部を前記遮蔽手段が遮蔽することを特徴とする表示装置。
  2. 前記表示部は横設置状態または縦設置状態に変更可能であり、
    前記シャーシ部材は、横設置状態で前記バックライト装置の上辺に位置する第1中空部、および縦設置状態で前記バックライト装置の上辺に位置する第2中空部を有し、
    前記送風手段は前記第1中空部と前記第2中空部が接合された屈曲部に形成された前記換気口に設けられており、
    前記横設置状態では前記遮蔽手段が前記第1中空部を開放し、かつ前記第2中空部を遮蔽し、前記縦設置状態では前記遮蔽手段が前記第1中空部を遮蔽し、かつ前記第2中空部を開放することを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  3. 前記第1中空部および前記第2中空部の温度をそれぞれ検出する温度検出手段と、
    前記温度検出手段による温度検出信号を取得して前記遮蔽手段の駆動制御を行う駆動制御手段を備え、
    前記駆動制御手段は、前記第1中空部または前記第2中空部に係る前記温度検出信号の示す検出温度が第1温度閾値未満である場合、前記遮蔽手段を駆動して当該中空部を遮蔽し、前記検出温度が第1温度閾値より高い第2温度閾値以上である場合、前記遮蔽手段を駆動して当該中空部を開放することを特徴とする請求項2記載の表示装置。
  4. 前記駆動制御手段は、前記第1中空部または前記第2中空部に係る前記温度検出信号の示す前記検出温度が前記第1温度閾値以上であって前記第2温度閾値未満である場合、当該中空部を遮蔽する第1位置と当該中空部を開放する第2位置との間の位置に前記遮蔽手段を移動させることを特徴とする請求項3記載の表示装置。
  5. 前記表示部の姿勢を検出する姿勢検出手段と、
    前記表示部の姿勢変更により上辺に位置する中空部を開放するために前記姿勢検出手段の検出信号を取得して前記遮蔽手段を駆動制御する駆動制御手段を備えることを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  6. 前記シャーシ部材は、横設置状態で前記バックライト装置の上辺に位置する第1中空部、および縦設置状態で前記バックライト装置の上辺に位置する第2中空部を有し、
    前記送風手段および前記遮蔽手段は前記第1中空部と前記第2中空部が接合された屈曲部に設けられており、
    前記駆動制御手段は、前記姿勢検出手段により前記表示部が横設置状態であると判別された場合、前記遮蔽手段を駆動して前記第1中空部を開放し、かつ前記第2中空部を遮蔽し、また前記姿勢検出手段により前記表示部が縦設置状態であると判別された場合、前記遮蔽手段を駆動して前記第1中空部を遮蔽し、かつ前記第2中空部を開放することを特徴とする請求項5記載の表示装置。
  7. 前記遮蔽手段は、
    前記第1中空部および前記第2中空部を遮蔽し、または開放する遮蔽板と、
    互いに異なる線膨張係数を有する部材を密着させて構成した変形板を備え、
    前記第1中空部および前記第2中空部の内壁に取り付けた前記変形板が温度変化に伴って湾曲することで前記遮蔽板の位置が変化し、前記第1中空部および前記第2中空部の開口度が変更されることを特徴とする請求項1または2記載の表示装置。
  8. 光源部を配置したバックライト装置を備えた表示部の姿勢を変更して使用可能な表示装置の放熱方法であって、
    前記表示部の姿勢を変更した状態で前記バックライト装置の上辺にそれぞれ位置する複数の中空部をシャーシ部材によって形成し、該シャーシ部材に形成した換気口に配置される送風手段と、前記複数の中空部の開口度を変更する遮蔽手段を設け、
    前記表示部の姿勢が変更された後で前記バックライト装置の上辺に位置する中空部を前記遮蔽手段によって開放し、当該中空部及び前記換気口を通る空気の流路を形成するとともに、前記バックライト装置の上辺に位置しない中空部を前記遮蔽手段によって遮蔽することを特徴とする表示装置の放熱方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108332091A (zh) * 2018-04-12 2018-07-27 佛山市普星科技有限公司 一种台灯

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