JP2012207640A - 軸受冷却装置及び立軸ポンプ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】上部に配置した駆動装置から下部に配置した作動部に動力伝達する回転立軸5を駆動装置と作動部との間で回転自在に支持する軸受装置9に対し、冷却するための軸受冷却装置であって、作動部側から軸受装置9への空気流を発生させる第1ファン12を、軸受装置9の作動部側に回転立軸5と一体回転するように取り付けてある。
【選択図】図2
Description
尚、駆動装置の放熱により加熱された空気は、通常、周囲の空気より高い温度になるために、位置が下になる軸受装置下側にくることはない。
従って、より一層冷却効率が向上する。
揚水を吐出するポンプケーシングとそのポンプケーシングの上部に軸受装置を支持する軸受支えとを有し、前記軸受装置には請求項1〜4のいずれか1項に記載の軸受冷却装置を設けてあるところにある。
図1に示すように、下端部に流体吸込み口1を形成すると共に、上部横側部に流体吐出口2を形成する筒状のポンプケーシング3を設け、ポンプケーシング3内に配置する流体を吸い込む羽根車4と、羽根車4を下端部に回動自在に装着して上端部に駆動装置としてのモーターMに連動連結した回転立軸5と、回転立軸5の下端側の軸受6を下部に取り付けてなる吐出ボウル8を、作動部として下側に配置し、回転立軸5を回転自在に荷重支持するための軸受装置9を、回転立軸5の上端側で駆動装置とポンプケーシング3との間であって、軸受支え7の上に設けて、立軸ポンプを構成してある。
第1フィンカバー17は、第1冷却フィン15とビスで一体に取り付けてあるため、第1冷却フィン15から第1フィンカバー17へ熱が伝わり、第1フィンカバー17も冷却フィンの役割を兼ね、さらに、第1フィンカバー17にも冷風が接触することから、軸受箱11の冷却効率が一層向上する。
さらに、冷風通路を設けることで、空気流の流速が上がり、その結果熱伝達率も上がり、フィンから空気への熱伝達を増加させ冷却効率が向上する効果もある。
このように、第1ファン12は、駆動装置により加熱されていない低温の空気を軸受の冷却に利用することができる。
尚、第2ファン13も同様に、回転立軸5の法線方向に多数の羽根を取り付けた遠心方向に多数の羽根を取り付けた遠心ファンから形成してある。図2、図4では、第2ファンのフランジには上下に貫通する切欠き孔はないもので説明したが、羽根の回転軸側に切欠きを有していても良いものである。
以下に他の実施の形態を説明する。
〈2〉 回転立軸5には、第1ファン12を設け、第2ファン13を設けない構造であっても良い。
〈3〉 第1冷却フィン15は、法線状で説明したが、例えば、図6、図7のように回転立軸5から半径方向外周へ延伸する形状あれば良い。このように第1冷却フィン15は、図6、図7のように径方向に対して傾斜をつけて形成することで、空気との接触面積が広くなり、冷却効果をふやすことができる。また送風羽根22は、法線方向で説明したが、例えば、図6、図7のように、半径方向外周側へ風を送る半径方向外周へ延伸する形状であればよい。このように、送風羽根22を図6、図7のように傾斜をつけることで、送風する空気量や、圧力を増やすことができ、冷却効果を増やすことができる。
〈4〉 前記第1ファン12及び第2ファン13は、遠心ファン以外に、軸流ファンであってもよい。尚、第1ファン12を軸流ファンとする時は、軸受箱内に空気が侵入しにくいように、切欠き孔24に相当する部分には羽根を設けない構造とすることが良い。
5 回転立軸
9 軸受装置
10 スラスト軸受
11 軸受箱
12 第1ファン(軸受冷却装置)
13 第2ファン(軸受冷却装置)
14 潤滑油
15 第1冷却フィン(軸受冷却装置)
16 第2冷却フィン(軸受冷却装置)
17 第1フィンカバー(軸受冷却装置)
22 送風羽根
23 フランジ
24 切欠き孔
Claims (5)
- 上部に配置した駆動装置から下部に配置した作動部に動力伝達する回転立軸を前記駆動装置と前記作動部との間で回転自在に支持する軸受装置に対し、冷却するための軸受冷却装置であって、
前記作動部側から前記軸受装置への空気流を発生させる第1ファンを、前記軸受装置の前記作動部側に前記回転立軸と一体回転するように取り付けてある軸受冷却装置。 - 前記第1ファンは、径方向に延伸する複数の送風羽根と、その送風羽根の前記軸受装置側に前記送風羽根と一体に形成されるフランジとから構成され、前記フランジに通気可能な切欠き孔が設けられている請求項1に記載の軸受冷却装置。
- 前記軸受装置は、軸受とその軸受を囲繞する軸受箱から構成され、
前記軸受箱の前記作動部側に設けられた冷却フィンと、その冷却フィンを覆うフィンカバーを有し、前記フィンカバーによって前記第1ファンから発生する空気流を前記冷却フィンに案内する冷風流路を形成してある請求項1または2に記載の軸受冷却装置。 - 前記駆動装置側から前記軸受装置への空気流を発生させる第2ファンを、前記軸受装置の前記駆動装置側に前記回転立軸と一体に回転するように取り付けてある請求項1〜3のいずれか1項に記載の軸受冷却装置。
- 作動部として羽根車を備え、
揚水を吐出するポンプケーシングとそのポンプケーシングの上部に軸受装置を支持する軸受支えとを有し、前記軸受装置には請求項1〜4のいずれか1項に記載の軸受冷却装置を設けてある立軸ポンプ装置。
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JP2011075773A JP2012207640A (ja) | 2011-03-30 | 2011-03-30 | 軸受冷却装置及び立軸ポンプ装置 |
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JP2011075773A JP2012207640A (ja) | 2011-03-30 | 2011-03-30 | 軸受冷却装置及び立軸ポンプ装置 |
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Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2003293977A (ja) * | 2002-04-01 | 2003-10-15 | Ebara Corp | 立軸ポンプの外部軸受空冷装置及び立軸ポンプ装置 |
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2011
- 2011-03-30 JP JP2011075773A patent/JP2012207640A/ja active Pending
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