JP2012206946A - 皮膚洗浄料 - Google Patents

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JP2012206946A JP2011071478A JP2011071478A JP2012206946A JP 2012206946 A JP2012206946 A JP 2012206946A JP 2011071478 A JP2011071478 A JP 2011071478A JP 2011071478 A JP2011071478 A JP 2011071478A JP 2012206946 A JP2012206946 A JP 2012206946A
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Hiroki Morishita
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Abstract

【課題】チキソトロピー性を有するゲルを剤形とし、皮膚洗浄料としての基本性能を有した上で、既存品との差別化が可能な高機能・高付加価値を有し、精緻なテクスチャーを発現でき、好ましくはナチュラルコンセプトに適合可能であり、また、好ましくは透明性を付与できる、新規な皮膚洗浄料を提供する。
【解決手段】本発明の皮膚洗浄料は、チキソトロピー性を有するゲル状の皮膚洗浄料であって、水、ι−カラギーナン金属塩(A)、および、アニオン界面活性剤(B)を配合して得られる。
【選択図】図1

Description

本発明は、皮膚洗浄料に関する。
皮膚の洗浄は、化粧の基本的行為として重要であり、皮膚を清潔に保つ上で欠かせない。代表的な皮膚洗浄料の1つである石鹸は、一般に、水酸化ナトリウムなどのアルカリ剤を用いた油脂のケン化反応、あるいは脂肪酸とアルカリ剤との中和反応によって得られる、高級脂肪酸のナトリウム塩およびカリウム塩である。石鹸は、泡立ち、使用後のさっぱり感、さらにはコストパフォーマンスが優れることから、ボディーソープやシャンプーなどの様々な洗浄料の洗浄基剤として用いられている。しかし、過度の脱脂あるいは皮膚表面への成分の吸着によりつっぱり感を生じる場合もあり、ユーザーの嗜好が大きく分かれる洗浄料とも言える。
近年では、ユーザーの嗜好の個別化に加え、ライフスタイルの多様化、トレンドの短縮、さらには自然志向などの消費者ニーズの変化も相まって、化粧品の種類は膨大の一途を辿っており、皮膚洗浄料に関しても様々な機能や剤形を有するものが開発・製品化されている。
機能面では、単に汚れを落とすだけでなく、使用感が優れるもの、肌に有効な成分を配合したもの、あるいは自然志向のユーザーに訴求するために天然物由来原料を用いたものなどが見られる。
剤形面としては、固体、液体のものに加え、パウダー、ジェル、さらには泡状で取り出せるものも提供されている。
このように、近年の化粧品開発における重要要素の1つは、製品の独自性を高めることと言える。よって、今後の化粧品市場では既存品との差別化が益々重要となることが予想され、用途別の基本性能を有した上で、さらに独自の機能性を備えた高機能・高付加価値品の創造が必須課題の1つとなりうる。
化粧品の付加価値を高める要因は多岐に渡るが、その一因としてテクスチャーが挙げられる。テクスチャーとは、感触や使用感の総称である。市販されている皮膚洗浄料の多くは、利便性の観点から、固体あるいは液体の剤形を有したものが用いられており、テクスチャー自体が精緻なものは限られている。
最近、みずみずしい使用触感を有する皮膚洗浄料として、ゲル状の皮膚洗浄料が報告されている。ゲルとは、コロイド粒子が独立した運動性を失い固化したものであり、ポリマーの三次元網目構造内に溶媒を閉じ込めた状態であることに起因して、固体や液体にはない弾性を有した魅力的な剤形である。ゲルの中には、チキソトロピー性と呼ばれる特異的なレオロジー挙動を有するものが存在する。チキソトロピー性とは、ゲルに外力を加えることにより内部構造が破壊されてゾルへと転移するものの、その後、静置することにより内部構造が再構築され、やがてゲルへと復元する、時間依存性のある可逆的ゾル−ゲル転移特性の1種である。このチキソトロピー性を有するゲルを化粧品の剤形に適用すれば、静置状態では高弾性のゲルであるものの、力を加えることによりゾルへと転移して肌へとしなやかに伸びる。そのため、精緻かつ利便性の高い剤形が得られる。
このようなチキソトロピー性を有するゲル状の皮膚洗浄料がいくつか報告されている。例えば、ゲル化剤を用いずに、N−アシルグルタミン酸塩の増粘作用によりチキソトロピー性を発現するゲル状皮膚洗浄料が報告されている(特許文献1参照)。しかし、この系では、高弾性のゲルを得ることが難しく、せん断を加えた際のゾル−ゲル転移も顕著ではなかった。一方、ゲル化剤にペクチンを用いることにより、チキソトロピー性が大きく使用感が良好なものとしたゲル状皮膚洗浄料が報告されている(特許文献2〜5参照)。しかし、この系では中性以上のpH領域においてゲルを構成するポリマーの分解が促進されるため、添加成分が制限され、必ずしも好ましいpHに設定できない問題があった。これらの問題を解決し、より一層精緻なテクスチャーを発現することが求められる。
さらに、皮膚洗浄料は、皮膚に直接付けるものであるため、安全性が確保されていなければならない。化粧品原料に認可されている全ての成分は、化粧品基準と呼ばれる一定の安全性基準を満たしているが、個人の体質、体調、さらには周辺環境により化粧品の作用の程度も変化しうるため、全ての化粧品原料があらゆる人に対して無害とは言いきれない。例えば、石油由来成分を含有するノニオン界面活性剤の代表格であるポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩は、起泡性、泡の安定性、さらにはコストパフォーマンスが優れていることから、市販の皮膚洗浄料などに広く用いられている。しかし、この成分は脱脂力が強力であることが指摘されており、敏感肌のユーザーに対して刺激性を生じる可能性がある。そのため、洗浄力がマイルドであることを訴求した洗浄料にはほとんど使用されていない。したがって、皮膚洗浄料に対し、肌に対して低刺激性の成分を用いることが好ましく、例えば、天然物由来の成分、あるいはそれらの成分を元とする原料を積極的に活用し、石油由来原料の使用を極力控えることにより、ナチュラルコンセプトに適合可能な処方組みとすることが好ましい。
さらに、皮膚洗浄料においては、製品の視覚的な付加価値を高めるため、透明性を付与できることが好ましい。
特開平6−57290号公報 特開2002−47128号公報 特開2003−95864号公報 特開2006−104113号公報 特開2006−249001号公報
本発明の課題は、チキソトロピー性を有するゲルを剤形とし、皮膚洗浄料としての基本性能を有した上で、既存品との差別化が可能な高機能・高付加価値を有し、精緻なテクスチャーを発現でき、好ましくはナチュラルコンセプトに適合可能であり、また、好ましくは透明性を付与できる、新規な皮膚洗浄料を提供することにある。
本発明の皮膚洗浄料は、
チキソトロピー性を有するゲル状の皮膚洗浄料であって、
水、ι−カラギーナン金属塩(A)、および、アニオン界面活性剤(B)を配合して得られる。
好ましい実施形態においては、上記ι−カラギーナン金属塩(A)がι−カラギーナンCa塩である。
好ましい実施形態においては、上記アニオン界面活性剤(B)がアミノ酸系アニオン界面活性剤(B−1)を含む。
好ましい実施形態においては、上記アミノ酸系アニオン界面活性剤(B−1)が一般式(1)で表されるアニオン界面活性剤である。
(一般式(1)中、Rは炭素数20以下の炭化水素基であり、Lは炭素数2以上のアルキレン基であり、Mはアルカリ金属カチオンまたは水素カチオンであり、xは1または2である。)
好ましい実施形態においては、上記アミノ酸系アニオン界面活性剤(B−1)のR−CO−がヤシ油脂肪酸残基である。
好ましい実施形態においては、上記アニオン界面活性剤(B)が、スルホン酸系アニオン界面活性剤および硫酸系アニオン界面活性剤から選ばれる少なくとも1種のアニオン界面活性剤(B−2)をさらに含む。
好ましい実施形態においては、上記アミノ酸系アニオン界面活性剤(B−1)と上記アニオン界面活性剤(B−2)の配合比(B−1):(B−2)が、重量比で、3:7〜9:1である。
本発明によれば、チキソトロピー性を有するゲルを剤形とし、皮膚洗浄料としての基本性能を有した上で、既存品との差別化が可能な高機能・高付加価値を有し、精緻なテクスチャーを発現でき、好ましくはナチュラルコンセプトに適合可能であり、また、好ましくは透明性を付与できる、新規な皮膚洗浄料を提供することができる。
本発明の皮膚洗浄料のレオロジー測定の結果を示すグラフ図である。
本発明の皮膚洗浄料は、チキソトロピー性を有するゲル状の皮膚洗浄料であって、水、および、各種成分を配合して得られる。水の配合量は、各種成分の種類や配合量に応じて、任意の適切な配合量を採用し得る。
本発明の皮膚洗浄料を得るために必須の成分の一つは、ι−カラギーナン金属塩(A)である。ι−カラギーナン金属塩(A)の該金属としては、任意の適切な金属を採用し得る。このようなι−カラギーナン金属塩(A)としては、例えば、ι−カラギーナンCa塩、ι−カラギーナンNa塩などが挙げられ、好ましくはι−カラギーナンCa塩である。ι−カラギーナン金属塩(A)はいわゆるゲル化剤として作用し得る。本発明の皮膚洗浄料を得るためにι−カラギーナン金属塩(A)を用いることにより、本発明の皮膚洗浄料は、可逆的なゾル−ゲル転移を発現でき、典型的なヒステリシスループを示すレオロジー挙動を示し、良好なチキソトロピー性を発現できる。また、本発明の皮膚洗浄料は、静置時は高弾性のゲルであり、且つ、力を加えるとゾルへと転移して肌に伸びるという、テクスチャーの劇的な変化を発現できる。
ι−カラギーナン金属塩(A)は、植物由来の多糖類である。したがって、ナチュラルコンセプトに適合可能である。
ι−カラギーナン金属塩(A)は、良好な透明性を有するゲルを形成し得る。したがって、本発明の皮膚洗浄料に透明性を付与することができる。
ι−カラギーナン金属塩(A)は、良好なゲル化性、良好な離水防止性を有するゲルを形成し得る。したがって、本発明の皮膚洗浄料に、良好なゲル形状保持性を付与できる。
本発明の皮膚洗浄料中におけるι−カラギーナン金属塩(A)の配合割合は、好ましくは0.1〜2重量%であり、より好ましくは0.2〜1.5重量%であり、さらに好ましくは0.4〜1.2重量%であり、特に好ましくは0.6〜1重量%である。本発明の皮膚洗浄料中におけるι−カラギーナン金属塩(A)の配合割合が上記範囲内にあれば、本発明の皮膚洗浄料は、可逆的なゾル−ゲル転移をより一層発現でき、典型的なヒステリシスループを示すレオロジー挙動をより一層示し、良好なチキソトロピー性をより一層発現できる。また、本発明の皮膚洗浄料は、静置時は高弾性のゲルであり、且つ、力を加えるとゾルへと転移して肌に伸びるという、テクスチャーの劇的な変化を発現できる。
本発明の皮膚洗浄料を得るために必須の成分のもう一つは、アニオン界面活性剤(B)である。本発明の皮膚洗浄料中におけるアニオン界面活性剤(B)の配合割合は、好ましくは3〜30重量%であり、より好ましくは4〜25重量%であり、さらに好ましくは5〜20重量%であり、特に好ましくは6〜15重量%である。本発明の皮膚洗浄料中におけるアニオン界面活性剤(B)の配合割合が上記範囲内にあることにより、本発明の皮膚洗浄料は、良好な洗浄性を発現できるとともに、外観や使用感の低下を抑制でき、しかも、ι−カラギーナン金属塩(A)を用いることによる良好なチキソトロピー性を維持できる。
アニオン界面活性剤(B)としては、本発明の効果を損なわない範囲で、任意の適切なアニオン界面活性剤を採用し得る。このようなアニオン界面活性剤としては、ココイルグルタミン酸ナトリウム、ココイルグルタミン酸カリウム、ラウロイルグルタミン酸ナトリウム、ラウロイルグルタミン酸カリウム、ミリストイルグルタミン酸トリエタノールアミンなどのアミノ酸系アニオン界面活性剤;脂肪酸塩、アルキルエーテルカルボン酸塩、脂肪酸アミドエーテルカルボン酸塩、脂肪酸アミドエーテルカルボン酸、アシル乳酸塩などのカルボン酸系アニオン界面活性剤;アルカンスルホン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、α−スルホ脂肪酸メチルエステル塩、アシルイセチオン酸塩、アルキルグリシジルエーテルスルホン酸塩、アルキルスルホコハク酸塩、アルキルスルホ酢酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩、N−アシルメチルタウリン塩、ココイルメチルタウリン塩などのスルホン酸系アニオン界面活性剤;アルキル硫酸塩、アルキルエーテル硫酸塩、アルキルアリールエーテル硫酸塩、脂肪酸アルカノールアミド硫酸塩、脂肪酸モノモノグリセリド硫酸塩などの硫酸系アニオン界面活性剤;アルキルリン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸塩、アルキルアリールエーテルリン酸塩、脂肪酸アミドエーテルリン酸塩などのリン酸系アニオン界面活性剤;などが挙げられる。アニオン界面活性剤(B)は、1種のみであっても良いし、2種以上であっても良い。
アニオン界面活性剤(B)は、好ましくは、アミノ酸系アニオン界面活性剤(B−1)を含む。アニオン界面活性剤(B)がアミノ酸系アニオン界面活性剤(B−1)を含む場合、アミノ酸系アニオン界面活性剤(B−1)は、1種のみであっても良いし、2種以上であっても良い。
アミノ酸系アニオン界面活性剤(B−1)は、好ましくは、一般式(1)で表されるアニオン界面活性剤である。
一般式(1)中、Rは炭素数20以下の炭化水素基である。好ましくは、R−CO−がヤシ油脂肪酸残基である。R−CO−がヤシ油脂肪酸残基であることにより、本発明の皮膚洗浄料はナチュラルコンセプトに適合可能である。
一般式(1)中、Lは炭素数2以上のアルキレン基である。好ましくは、Lは炭素数2のアルキレン基(−CHCH−:エチレン基)である。
一般式(1)中、Mはアルカリ金属カチオンまたは水素カチオンである。好ましくは、Mはカリウムカチオンまたは水素カチオンである。
一般式(1)中、xは1または2である。
一般式(1)で表されるアニオン界面活性剤としては、具体的には、例えば、ココイルグルタミン酸カリウム、ココイルグルタミン酸ナトリウム、ラウロイルアスパラギン酸ナトリウムなどが挙げられる。一般式(1)で表されるアニオン界面活性剤としては、好ましくは、ココイルグルタミン酸カリウムである。
本発明の皮膚洗浄料を得るためにアニオン界面活性剤(B)を用いることにより、本発明の皮膚洗浄料は、良好な洗浄性を発現できるとともに、外観や使用感の低下を抑制でき、しかも、ι−カラギーナン金属塩(A)を用いることによる良好なチキソトロピー性を維持できる。
アニオン界面活性剤(B)は、より好ましくは、アミノ酸系アニオン界面活性剤(B−1)とともに、スルホン酸系アニオン界面活性剤および硫酸系アニオン界面活性剤から選ばれる少なくとも1種のアニオン界面活性剤(B−2)をさらに含む。
アミノ酸系アニオン界面活性剤(B−1)とアニオン界面活性剤(B−2)の配合比(B−1):(B−2)は、重量比で、好ましくは3:7〜9:1であり、より好ましくは4:6〜8:2であり、さらに好ましくは5:5〜7:3である。アミノ酸系アニオン界面活性剤(B−1)とアニオン界面活性剤(B−2)の配合比(B−1):(B−2)が上記範囲内にあれば、本発明の皮膚洗浄料は、より良好な使用感を発現でき、例えば、きしみ感が改善され、ぬめり感が改善される。また、アミノ酸系アニオン界面活性剤(B−1)とアニオン界面活性剤(B−2)の配合比(B−1):(B−2)が上記範囲内にあれば、本発明の皮膚洗浄料は、より良好な洗浄性を発現でき、例えば、起泡性に優れ、泡の安定性が向上する。
アニオン界面活性剤(B−2)としては、スルホン酸系アニオン界面活性剤および硫酸系アニオン界面活性剤から選ばれる少なくとも1種であれば、任意の適切なアニオン界面活性剤を採用し得る。このようなアニオン界面活性剤(B−2)としては、具体的には、例えば、ココイルメチルタウリンナトリウム、ココイルタウリンナトリウムなどが挙げられる。アニオン界面活性剤(B−2)としては、好ましくは、一般式(2)で表されるココイルメチルタウリンナトリウムである。アニオン界面活性剤(B−2)としてココイルメチルタウリンナトリウムを用いる場合、本発明の皮膚洗浄料はナチュラルコンセプトに適合可能である。
本発明の皮膚洗浄料には、本発明の効果を損なわない範囲で、任意の適切な添加剤を配合し得る。このような添加剤としては、例えば、他のゲル化剤、他の界面活性剤、薬効剤、保湿剤、起泡補助剤、抗炎症剤、殺菌剤、抗菌剤、防腐剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、有機粉体、無機粉体、色素、香料、エキス、ビタミン類などが挙げられる。
保湿剤としては、例えば、グリセリン、ヒアルロン酸ナトリウム、コラーゲン、エラスチン、カラギーナンなどが挙げられる。
防腐剤としては、銀イオンなどの抗菌イオンを担持した無機物などが挙げられ、例えば、銀イオン担持ゼオライトなどが挙げられる。
本発明の皮膚洗浄料中の上記添加剤の配合割合は、目的に応じて、任意の適切な配合割合を採用し得る。
本発明の皮膚洗浄料は、任意の適切な方法によって製造し得る。例えば、水にι−カラギーナン金属塩(A)を分散させ、任意の適切な温度で撹拌し、アニオン界面活性剤(B)を配合し、さらに必要に応じてアニオン界面活性剤(C)を配合し、さらに任意の適切な温度で撹拌して、その後に静置することによって製造し得る。保湿剤、防腐剤、香料、エキスなどの添加剤は、任意の適切なタイミングで添加すれば良い。
<レオロジー測定の方法>
Malvern Instruments社製のレオメーター「Kinexus pro」を用いて、サンプルのレオロジー挙動を測定し、チキソトロピー性を測定した。
測定温度:25℃
せん断速度プロファイル:0→100s−1(120s)+100s−1→0(120s)
測定点間隔:2秒ごと
治具:40mmセレーテッドプレート
プレート間ギャップ:1mm
<ゲル化性の評価>
25℃におけるサンプルのゲル化性を目視および触感にて評価した。
◎:十分にゲル化状態が保たれている。
○:ゲル化状態が保たれている。
△:一部ゲル化状態が保たれている。
×:ゲル化していない。
<透明性の評価>
25℃におけるサンプルの透明性を目視にて評価した。
◎:析出物がなく十分に透明である。
○:ほぼ透明である。
△:若干の析出物があるがほぼ透明である。
×:不透明である。
<破壊し易さの評価>
ゲル化したサンプルについて、破壊し易さを触感にて評価した。
○:両手にはさんで擦り込むことで容易に破壊できる。
×:両手にはさんで擦り込んでも容易に破壊できない。
<泡立ちの評価>
ゲル化したサンプルについて、泡立ちを下記の方法にて評価した。
約3gのサンプルをとり、常温の水で手を濡らしながら20〜30回すり合わせて泡立ちを評価した。
○:十分に泡立ち、泡の安定性も良好である。
×:泡立ちが悪く、泡の安定性も悪い。
<洗浄後の使用感の評価>
(きしみ感)
約3gのサンプルを用いて手洗いおよび洗顔を実施し、タオルドライ後の皮膚のきしみを官能検査により評価した。
◎:きしみ感が無い。
○:ほぼきしみ感が無い。
△:きしみ感がある。
×:きしみ感が極めて強い。
(ぬめり感)
約3gのサンプルを用いて手洗いおよび洗顔を実施し、タオルドライ後の皮膚のぬめりを官能検査により評価した。
◎:ぬめり感が無い。
○:ほぼぬめり感が無い。
△:ぬめり感がある。
×:ぬめり感が極めて強い。
<経時安定性の評価>
密封容器に入れたサンプルを10℃、および45℃で1週間保存し、調製直後の状態と比較することにより経時安定性を評価した。
○:変化なし。
×:変化あり。
〔実施例1〕:ι−カラギーナン金属塩+アニオン界面活性剤(アミノ酸系:スルホン酸系=7:3)
蒸留水59重量部をビーカーに採り、グリセリン15重量部、ヒアルロン酸ナトリウム((株)資生堂製、HA12N)5.00×10−4重量部を添加して、室温で溶解させた。続いて、亜鉛・アンモニア・銀複合置換型ゼオライト((株)シナネンゼオミック製、セラメディックCW)0.03重量部、および、ι−カラギーナンCa塩(MRCポリサッカライド(株)製、ソアギーナMV520)0.80重量部を少量ずつ添加して分散させた後、溶液の液温が75℃になるまで加熱撹拌した。次に、溶液の液温を68℃未満に低下しないように注意しながら、ココイルグルタミン酸カリウム(味の素ヘルシーサプライ(株)製、アミソフトCK−22)7.00重量部、ココイルメチルタウリンナトリウム(日油(株)製、ダイヤポンK−SF)3.00重量部、および、蒸留水8重量部を少量ずつ添加し、80℃で5分間加熱撹拌した。続いて、植物複合エキス(丸善製薬(株)製、エムエムエキストラクト)0.20重量部、モモ葉エキス(丸善製薬(株)製、モモ抽出液LA)0.10重量部、パッションフルーツ油(寿香料(株))0.30重量部を加えて、さらに80℃で10分間加熱撹拌した。最後に、蒸留水を添加して、取り出し時の重量が100重量部となるように重量を調節し、溶液をサンプラーカップに移し、開放系にて24時間静置して、ゲル状皮膚洗浄料(1)を得た。
ゲル状皮膚洗浄料(1)のレオロジー測定の結果を図1に示す。
図1に示すように、ゲル状皮膚洗浄料(1)は、可逆的なゾル−ゲル転移を発現でき、典型的なヒステリシスループを示すレオロジー挙動を示す。
ゲル状皮膚洗浄料(1)のゲル化性、透明性、破壊し易さ、泡立ち、洗浄後の使用感(きしみ感、ぬめり感)、経時安定性を評価した。結果を表1に示す。
〔実施例2〕:ι−カラギーナン金属塩+アニオン界面活性剤(アミノ酸系:スルホン酸系=5:5)
ココイルグルタミン酸カリウム(味の素ヘルシーサプライ(株)製、アミソフトCK−22)7.00重量部、ココイルメチルタウリンナトリウム(日油(株)製、ダイヤポンK−SF)3.00重量部を用いる代わりに、ココイルグルタミン酸カリウム(味の素ヘルシーサプライ(株)製、アミソフトCK−22)5.00重量部、ココイルメチルタウリンナトリウム(日油(株)製、ダイヤポンK−SF)5.00重量部を用いた以外は、実施例1と同様に行い、ゲル状皮膚洗浄料(2)を得た。
ゲル状皮膚洗浄料(2)のゲル化性、透明性、破壊し易さ、泡立ち、洗浄後の使用感(きしみ感、ぬめり感)、経時安定性を評価した。結果を表1に示す。
〔実施例3〕:ι−カラギーナン金属塩+アニオン界面活性剤(アミノ酸系:スルホン酸系=3:7)
ココイルグルタミン酸カリウム(味の素ヘルシーサプライ(株)製、アミソフトCK−22)7.00重量部、ココイルメチルタウリンナトリウム(日油(株)製、ダイヤポンK−SF)3.00重量部を用いる代わりに、ココイルグルタミン酸カリウム(味の素ヘルシーサプライ(株)製、アミソフトCK−22)3.00重量部、ココイルメチルタウリンナトリウム(日油(株)製、ダイヤポンK−SF)7.00重量部を用いた以外は、実施例1と同様に行い、ゲル状皮膚洗浄料(3)を得た。
ゲル状皮膚洗浄料(3)のゲル化性、透明性、破壊し易さ、泡立ち、洗浄後の使用感(きしみ感、ぬめり感)、経時安定性を評価した。結果を表1に示す。
〔実施例4〕:ι−カラギーナン金属塩+アニオン界面活性剤(アミノ酸系:スルホン酸系=1:9)
ココイルグルタミン酸カリウム(味の素ヘルシーサプライ(株)製、アミソフトCK−22)7.00重量部、ココイルメチルタウリンナトリウム(日油(株)製、ダイヤポンK−SF)3.00重量部を用いる代わりに、ココイルグルタミン酸カリウム(味の素ヘルシーサプライ(株)製、アミソフトCK−22)1.00重量部、ココイルメチルタウリンナトリウム(日油(株)製、ダイヤポンK−SF)9.00重量部を用いた以外は、実施例1と同様に行い、ゲル状皮膚洗浄料(4)を得た。
ゲル状皮膚洗浄料(4)のゲル化性、透明性、破壊し易さ、泡立ち、洗浄後の使用感(きしみ感、ぬめり感)、経時安定性を評価した。結果を表1に示す。
〔実施例5〕:ι−カラギーナン金属塩+アニオン界面活性剤(アミノ酸系:スルホン酸系=9:1)
ココイルグルタミン酸カリウム(味の素ヘルシーサプライ(株)製、アミソフトCK−22)7.00重量部、ココイルメチルタウリンナトリウム(日油(株)製、ダイヤポンK−SF)3.00重量部を用いる代わりに、ココイルグルタミン酸カリウム(味の素ヘルシーサプライ(株)製、アミソフトCK−22)9.00重量部、ココイルメチルタウリンナトリウム(日油(株)製、ダイヤポンK−SF)1.00重量部を用いた以外は、実施例1と同様に行い、ゲル状皮膚洗浄料(5)を得た。
ゲル状皮膚洗浄料(5)のゲル化性、透明性、破壊し易さ、泡立ち、洗浄後の使用感(きしみ感、ぬめり感)、経時安定性を評価した。結果を表1に示す。
〔実施例6〕:ι−カラギーナン金属塩+アニオン界面活性剤(アミノ酸系のみ)
ココイルグルタミン酸カリウム(味の素ヘルシーサプライ(株)製、アミソフトCK−22)7.00重量部、ココイルメチルタウリンナトリウム(日油(株)製、ダイヤポンK−SF)3.00重量部を用いる代わりに、ココイルグルタミン酸カリウム(味の素ヘルシーサプライ(株)製、アミソフトCK−22)10.00重量部を用いた以外は、実施例1と同様に行い、ゲル状皮膚洗浄料(6)を得た。
ゲル状皮膚洗浄料(6)のゲル化性、透明性、破壊し易さ、泡立ち、洗浄後の使用感(きしみ感、ぬめり感)、経時安定性を評価した。結果を表2に示す。
〔実施例7〕:ι−カラギーナン金属塩+アニオン界面活性剤(スルホン酸系のみ)
ココイルグルタミン酸カリウム(味の素ヘルシーサプライ(株)製、アミソフトCK−22)7.00重量部、ココイルメチルタウリンナトリウム(日油(株)製、ダイヤポンK−SF)3.00重量部を用いる代わりに、ココイルメチルタウリンナトリウム(日油(株)製、ダイヤポンK−SF)10.00重量部を用いた以外は、実施例1と同様に行い、ゲル状皮膚洗浄料(7)を得た。
ゲル状皮膚洗浄料(7)のゲル化性、透明性、破壊し易さ、泡立ち、洗浄後の使用感(きしみ感、ぬめり感)、経時安定性を評価した。結果を表2に示す。
〔実施例8〕:ι−カラギーナン金属塩+アニオン界面活性剤(アミノ酸系+ヤシ油脂肪酸アルギニン)
ココイルグルタミン酸カリウム(味の素ヘルシーサプライ(株)製、アミソフトCK−22)7.00重量部、ココイルメチルタウリンナトリウム(日油(株)製、ダイヤポンK−SF)3.00重量部を用いる代わりに、ココイルグルタミン酸カリウム(味の素ヘルシーサプライ(株)製、アミソフトCK−22)7.00重量部、ヤシ油脂肪酸アルギニン(味の素ヘルシーサプライ(株)製、アミノソープAR−12)3.00重量部を用いた以外は、実施例1と同様に行い、ゲル状皮膚洗浄料(8)を得た。
ゲル状皮膚洗浄料(8)のゲル化性、透明性、破壊し易さ、泡立ち、洗浄後の使用感(きしみ感、ぬめり感)、経時安定性を評価した。結果を表2に示す。
〔実施例9〕:ι−カラギーナン金属塩+アニオン界面活性剤(アミノ酸系+ココイルグリシンカリウム)
ココイルグルタミン酸カリウム(味の素ヘルシーサプライ(株)製、アミソフトCK−22)7.00重量部、ココイルメチルタウリンナトリウム(日油(株)製、ダイヤポンK−SF)3.00重量部を用いる代わりに、ココイルグルタミン酸カリウム(味の素ヘルシーサプライ(株)製、アミソフトCK−22)7.00重量部、ココイルグリシンカリウム(味の素ヘルシーサプライ(株)製、アミライトGCK−12K)3.00重量部を用いた以外は、実施例1と同様に行い、ゲル状皮膚洗浄料(9)を得た。
ゲル状皮膚洗浄料(9)のゲル化性、透明性、破壊し易さ、泡立ち、洗浄後の使用感(きしみ感、ぬめり感)、経時安定性を評価した。結果を表2に示す。
〔実施例10〕:ι−カラギーナン金属塩+アニオン界面活性剤(2種のアミノ酸系)
ココイルグルタミン酸カリウム(味の素ヘルシーサプライ(株)製、アミソフトCK−22)7.00重量部、ココイルメチルタウリンナトリウム(日油(株)製、ダイヤポンK−SF)3.00重量部を用いる代わりに、ココイルグルタミン酸カリウム(味の素ヘルシーサプライ(株)製、アミソフトCK−22)7.00重量部、ラウロイルアスパラギン酸ナトリウム(旭化成ケミカルズ(株)製、アミノフォーマーFLDS−L)3.00重量部を用いた以外は、実施例1と同様に行い、ゲル状皮膚洗浄料(11)を得た。
ゲル状皮膚洗浄料(11)のゲル化性、透明性、破壊し易さ、泡立ち、洗浄後の使用感(きしみ感、ぬめり感)、経時安定性を評価した。結果を表2に示す。
〔比較例1〕:κ−カラギーナン金属塩+アニオン界面活性剤(アミノ酸系:スルホン酸系=7:3)
ι−カラギーナンCa塩(MRCポリサッカライド(株)製、ソアギーナMV520)0.80重量部を用いる代わりに、κ−カラギーナンNa塩(MRCポリサッカライド(株)製、ソアギーナMV101)0.80重量部を用いた以外は、実施例1と同様に行い、ゲル状皮膚洗浄料(C1)を得た。ゲル状皮膚洗浄料(C1)のゲル化性、透明性、破壊し易さ、泡立ち、洗浄後の使用感(きしみ感、ぬめり感)、経時安定性を評価した。結果を表3に示す。
〔比較例2〕:ローカストビーンガム+アニオン界面活性剤(アミノ酸系:スルホン酸系=7:3)
ι−カラギーナンCa塩(MRCポリサッカライド(株)製、ソアギーナMV520)0.80重量部を用いる代わりに、ローカストビーンガム(MRCポリサッカライド(株)製、ソアローカストA120)0.80重量部を用いた以外は、実施例1と同様に行い、ゲル状皮膚洗浄料を得ようとしたが、ゲル化しなかった。結果を表3に示す。
〔比較例3〕:キサンタンガム+アニオン界面活性剤(アミノ酸系:スルホン酸系=7:3)
ι−カラギーナンCa塩(MRCポリサッカライド(株)製、ソアギーナMV520)0.80重量部を用いる代わりに、キサンタンガム(MRCポリサッカライド(株)製、ソアキサンXG400)0.80重量部を用いた以外は、実施例1と同様に行い、ゲル状皮膚洗浄料を得ようとしたが、ゲル化しなかった。結果を表3に示す。
〔比較例4〕:ローカストビーンガム+キサンタンガム+アニオン界面活性剤(アミノ酸系:スルホン酸系=7:3)
ι−カラギーナンCa塩(MRCポリサッカライド(株)製、ソアギーナMV520)0.80重量部を用いる代わりに、ローカストビーンガム(MRCポリサッカライド(株)製、ソアローカストA120)0.14重量部、およびキサンタンガム(MRCポリサッカライド(株)製、ソアキサンXG400)0.21重量部を用いた以外は、実施例1と同様に行い、ゲル状皮膚洗浄料(C4)を得た。結果を表3に示す。ゲル状皮膚洗浄料(C4)のゲル化性、透明性、破壊し易さ、泡立ち、洗浄後の使用感(きしみ感、ぬめり感)、経時安定性を評価した。結果を表3に示す。
〔比較例5〕:ι−カラギーナン金属塩+両性界面活性剤
ココイルグルタミン酸カリウム(味の素ヘルシーサプライ(株)製、アミソフトCK−22)7.00重量部、ココイルメチルタウリンナトリウム(日油(株)製、ダイヤポンK−SF)3.00重量部を用いる代わりに、コカミドプロピルベタイン(松本油脂製薬(株)製、ビスターCAP−Y)10.00重量部を用いた以外は、実施例1と同様に行い、ゲル状皮膚洗浄料(C5)を得た。
ゲル状皮膚洗浄料(C5)のゲル化性、透明性、破壊し易さ、泡立ち、洗浄後の使用感(きしみ感、ぬめり感)、経時安定性を評価した。結果を表3に示す。
〔比較例6〕:ι−カラギーナン金属塩+ノニオン界面活性剤
ココイルグルタミン酸カリウム(味の素ヘルシーサプライ(株)製、アミソフトCK−22)7.00重量部、ココイルメチルタウリンナトリウム(日油(株)製、ダイヤポンK−SF)3.00重量部を用いる代わりに、ショ糖ラウリン酸エステル(第一工業製薬(株)製、DKエステルS−L18A)10.00重量部を用いた以外は、実施例1と同様に行い、ゲル状皮膚洗浄料(C6)を得た。
ゲル状皮膚洗浄料(C6)のゲル化性、透明性、破壊し易さ、泡立ち、洗浄後の使用感(きしみ感、ぬめり感)、経時安定性を評価した。結果を表3に示す。
本発明の皮膚洗浄料は、チキソトロピー性を有するゲルを剤形とし、皮膚洗浄料としての基本性能を有した上で、既存品との差別化が可能な高機能・高付加価値を有し、精緻なテクスチャーを発現でき、好ましくはナチュラルコンセプトに適合可能であり、また、好ましくは透明性を付与できるので、新規な皮膚洗浄料として、各種ユーザーにおいて各種使用場面において用いることができる。

Claims (7)

  1. チキソトロピー性を有するゲル状の皮膚洗浄料であって、
    水、ι−カラギーナン金属塩(A)、および、アニオン界面活性剤(B)を配合して得られる、
    皮膚洗浄料。
  2. 前記ι−カラギーナン金属塩(A)がι−カラギーナンCa塩である、請求項1に記載の皮膚洗浄料。
  3. 前記アニオン界面活性剤(B)がアミノ酸系アニオン界面活性剤(B−1)を含む、請求項1または2に記載の皮膚洗浄料。
  4. 前記アミノ酸系アニオン界面活性剤(B−1)が一般式(1)で表されるアニオン界面活性剤である、請求項3に記載の皮膚洗浄料。
    (一般式(1)中、Rは炭素数20以下の炭化水素基であり、Lは炭素数2以上のアルキレン基であり、Mはアルカリ金属カチオンまたは水素カチオンであり、xは1または2である。)
  5. 前記アミノ酸系アニオン界面活性剤(B−1)のR−CO−がヤシ油脂肪酸残基である、請求項4に記載の皮膚洗浄料。
  6. 前記アニオン界面活性剤(B)が、スルホン酸系アニオン界面活性剤および硫酸系アニオン界面活性剤から選ばれる少なくとも1種のアニオン界面活性剤(B−2)をさらに含む、請求項3から5までのいずれかに記載の皮膚洗浄料。
  7. 前記アミノ酸系アニオン界面活性剤(B−1)と前記アニオン界面活性剤(B−2)の配合比(B−1):(B−2)が、重量比で、3:7〜9:1である、請求項6に記載の皮膚洗浄料。

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