JP2012206089A - 液滴吐出装置及び印刷装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】駆動回路部185からの駆動信号により、基材1に対して液体の液滴を吐出する吐出ヘッド49と、吐出ヘッドを支持して基材に対して、吐出ヘッドと一体的に相対移動する移動体45と、相対移動方向に延在し、移動体の相対移動をガイドするガイド部44と、ガイド部の近傍で、ガイド部の延長線上の位置に駆動回路部185を位置決めして支持する支持部186と、を備える。
【選択図】図4
Description
キャリッジに加わる負荷が大きくなるため、ヘッドの移動特性に悪影響を及ぼす可能性がある。この場合、インクの吐出精度、ひいては印刷精度に悪影響を及ぼす可能性がある。また、キャリッジを移動させる駆動装置の負荷も大きくなることから、電力消費が増えてコスト増を招くとともに、駆動装置の発熱が大きくなってインクの吐出特性に悪影響を及ぼす虞がある。さらに、駆動信号を出力する駆動回路から生じる熱がキャリッジの移動範囲に亘って連続的に放出されるため、インクの吐出特性にさらに悪影響を与える可能性がある。
本発明の液滴吐出装置は、駆動回路部からの駆動信号により、基材に対して液体の液滴を吐出する吐出ヘッドと、前記吐出ヘッドを支持して前記基材に対して、前記吐出ヘッドと一体的に相対移動する移動体と、前記相対移動方向に延在し、前記移動体の前記相対移動をガイドするガイド部と、前記ガイド部の近傍で、該ガイド部の延長線上の位置に前記駆動回路部を位置決めして支持する支持部と、を備えることを特徴とするものである。
これにより、本発明では、内部空間の気体がガイド部を上流側とし、駆動回路部を下流側として排気されるため、駆動回路部で生じた熱がガイド部及び吐出ヘッドに悪影響を及ぼすことを防止できる。
これにより、本発明では、駆動回路部で生じる熱の悪影響を排除しつつ、省スペース化を図ることができる。
これにより、本発明では、基材に対して高精度に吐出された液滴に活性光線を照射することで、迅速且つ小さな環境負荷で高精度の印刷処理を実行することができる。
従って、本発明の印刷装置では、駆動回路部と吐出ヘッドとを接続する接続線を最短にしつつ、液体の吐出精度の低下を抑制でき、高精度の印刷処理を実行することができる。
これにより、本発明では、半導体装置の属性情報等を示す印刷パターンを高精度に成膜・印刷することができる。
なお、本明細書における、所定方向や相対移動方向については、製造・組立による誤差等によってずれる範囲も含むものである。
なお、以下の実施の実施形態は、本発明の一態様を示すものであり、この発明を限定するものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で任意に変更可能である。また、以下の図面においては、各構成をわかりやすくするために、実際の構造と各構造における縮尺や数等を異ならせている。
まず、印刷装置を用いて描画(印刷)する対象の一例である半導体基板について説明する。
図1(a)は半導体基板を示す模式平面図である。図1(a)に示すように、基材としての半導体基板1は基板2及び半導体装置3を備えている。基板2は耐熱性があり半導体装置3を実装可能であれば良く、基板2にはガラスエポキシ基板、紙フェノール基板、紙エポキシ基板等を用いることができる。被記録媒体としての半導体装置3は、パッケージ基材であってもよいし、半導体基材であってもよい。
図1(b)は印刷装置を示す模式平面図である。
図1(b)に示すように、印刷装置7は主に供給部8、前処理部9、塗布部(印刷部、液滴吐出装置)10、冷却部11、収納部12、搬送部13、後処理部14、制御部(図示せず)、給気部181及び排気部182から構成されている。なお、供給部8、収納部12が並ぶ方向、及び前処理部9、冷却部11、後処理部14が並ぶ方向をX方向とする。X方向と直交する方向をY方向とし、Y方向には塗布部10、冷却部11、搬送部13が並んで配置されている。そして、鉛直方向をZ方向とする。
(供給部)
図2(a)は供給部を示す模式正面図であり、図2(b)及び図2(c)は供給部を示す模式側面図である。図2(a)及び図2(b)に示すように、供給部8は基台15を備えている。基台15の内部には昇降装置16が設置されている。昇降装置16はZ方向に動作する直動機構を備えている。この直動機構はボールネジと回転モーターとの組合せや油圧シリンダーとオイルポンプの組合せ等の機構を用いることができる。本実施形態では、例えば、ボールネジとステップモーターとによる機構を採用している。基台15の上側には昇降板17が昇降装置16と接続して設置されている。そして、昇降板17は昇降装置16により所定の移動量だけ昇降可能になっている。
このようにして供給部8は順次半導体基板1を収納容器18からレール8b上に移動する。収納容器18内の半導体基板1を総て中継台23上に移動した後、操作者は空になった収納容器18と半導体基板1が収納されている収納容器18とを置き換える。これにより、供給部8に半導体基板1を供給することができる。
前処理部9は、中継場所9a、9bに搬送された半導体基板1に対して、処理場所9dにおいて前処理を行う。前処理としては、加熱した状態で、例えば、低圧水銀ランプ、水素バーナー、エキシマレーザー、プラズマ放電部、コロナ放電部等による活性光線の照射を例示できる。水銀ランプを用いる場合、半導体基板1に紫外線を照射することにより、半導体基板1の表面の撥液性を改質することができる。水素バーナーを用いる場合、半導体基板1の酸化した表面を一部還元することで表面を粗面化することができ、エキシマレーザーを用いる場合、半導体基板1の表面を一部溶融固化することで粗面化することができ、プラズマ放電或いはコロナ放電を用いる場合、半導体基板1の表面を機械的に削ることで粗面化することができる。本実施形態では、例えば、水銀ランプを採用している。
前処理が終了した後、前処理部9は半導体基板1を中継場所9cに移動する。続いて、搬送部13が中継場所9cから半導体基板1を除材する。
冷却部11は、各処理場所11a、11bにそれぞれ設けられ、上面が半導体装置1の吸着保持面とされたヒートシンク等の冷却板110a、110bを有している。
処理場所11a、11b(冷却板110a、110b)は、把持部13aの動作範囲内に位置しており、処理場所11a、11bにおいて冷却板110a、110bは露出する。従って、搬送部13は容易に半導体基板1を冷却板110a、110bに載置することができる。半導体基板1に冷却処理が行われた後、半導体基板1は、処理場所11aに位置する冷却板110a上または処理場所11bに位置する冷却板110a上にて待機する。従って、搬送部13の把持部13aは容易に半導体基板1を把持して移動させることができる。
次に、半導体基板1に液滴を吐出してマークを形成する塗布部10について図3乃至図5を参照して説明する。液滴を吐出する装置に関しては様々な種類の装置があるが、インクジェット法を用いた装置が好ましい。インクジェット法は微小な液滴の吐出が可能であるため、微細加工に適している。
図6(a)は収納部を示す模式正面図であり、図6(b)及び図6(c)は収納部を示す模式側面図である。図6(a)及び図6(b)に示すように、収納部12は基台74を備えている。基台74の内部には昇降装置75が設置されている。昇降装置75は供給部8に設置された昇降装置16と同様の装置を用いることができる。基台74の上側には昇降板76が昇降装置75と接続して設置されている。そして、昇降板76は昇降装置75により昇降させられる。昇降板76の上には直方体状の収納容器18が設置され、収納容器18の中には半導体基板1が収納されている。収納容器18は供給部8に設置された収納容器18と同じ容器が用いられている。
次に、半導体基板1を搬送する搬送部13について図1及び図7に従って説明する。
搬送部13は、装置内の天部に設けられた支持体83を備えており、支持体83の内部にはモーター、角度検出器、減速機等から構成される回転機構が設置されている。そして、モーターの出力軸は減速機と接続され、減速機の出力軸は支持体83の下側に配置された第1腕部84と接続されている。また、モーターの出力軸と連結して角度検出器が設置され、角度検出器がモーターの出力軸の回転角度を検出する。これにより、回転機構は第1腕部84の回転角度を検出して、所望の角度まで回転させることができる。
なお、把持部13aは、腕部13bに対してθZ方向(Z軸回りの回転方向)に回転移動可能に設けられ、XY平面における位置が変動するため、以下の説明では便宜上、XY平面と平行な一方向をx方向、XY平面と平行でx方向と直交する方向をy方向として説明する(Z方向は共通)。
次に上述した印刷装置7を用いた印刷方法について図8を用いて説明する。図8は、印刷方法を示すためのフローチャートである。
図8のフローチャートに示されるように、印刷方法は、半導体基板1を収納容器18から搬入する搬入工程S1、搬入された半導体基板1の表面に対して前処理を施す前処理工程S2、前処理工程S2で温度上昇した半導体基板1を冷却する冷却工程S3、冷却された半導体基板1に対して各種マークを描画印刷する印刷工程S4、各種マークが印刷された半導体基板1に対して後処理を施す後処理工程S5、後処理が施された半導体基板1を収納容器18に収納する収納工程S6を主体に構成される。
前処理工程で前処理が施され、冷却工程S3で冷却処理が施された半導体基板1は、搬送部13により塗布部10のステージ39上に搬送される。印刷工程S4において、塗布部10はチャック機構を作動させてステージ39上に載置された半導体基板1をステージ39に保持する。塗布部10においては、制御部が塗布処理(印刷処理)が開始されるまで、例えば、所定時間毎に回転駆動装置174の回転軸174aを駆動して、パック体175を回転、または、例えば90°の範囲で揺動させる。これにより、パック体175内の液体が攪拌されて、滞留等により吐出特性に悪影響が出ることを回避できる。なお、パック体175の回転または揺動の範囲及び頻度等は、パック体175内の液体に応じて適宜選択すればよい。
また、光源も同様に、可視光等の活性光を射出する種々の活性光光源を用いること、つまり活性光線照射部を用いることができる。
Claims (6)
- 駆動回路部からの駆動信号により、基材に対して液体の液滴を吐出する吐出ヘッドと、
前記吐出ヘッドを支持して前記基材に対して、前記吐出ヘッドと一体的に相対移動する移動体と、
前記相対移動方向に延在し、前記移動体の前記相対移動をガイドするガイド部と、
前記ガイド部の近傍で、該ガイド部の延長線上の位置に前記駆動回路部を位置決めして支持する支持部と、
を備えることを特徴とする液滴吐出装置。 - 請求項1記載の液滴吐出装置において、
前記支持部に支持された前記駆動回路部を挟んで前記ガイド部とは逆側に、内部空間の気体を排気する排気部が設けられることを特徴とする液滴吐出装置。 - 請求項2記載の液滴吐出装置において、
前記駆動回路部は、前記内部空間に露出して設けられることを特徴とする液滴吐出装置。 - 請求項1から3のいずれか一項に記載の液滴吐出装置において、
前記吐出ヘッドは、活性光線で硬化する液体の液滴を前記基材に吐出することを特徴とする液滴吐出装置。 - 請求項1から4のいずれか一項に記載の液滴吐出装置を備えることを特徴とする印刷装置。
- 請求項5記載の印刷装置において、
前記吐出ヘッドは、前記基材に設けられた半導体装置に前記液滴を吐出することを特徴とする印刷装置。
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---|---|---|---|---|
WO2021101534A1 (en) * | 2019-11-20 | 2021-05-27 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Input voltage agnostic fluidic devices |
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JPH11274335A (ja) * | 1998-03-25 | 1999-10-08 | Seiko Epson Corp | 電子部品へのマーキング方法およびマーキング装置 |
JP2003326698A (ja) * | 2002-05-16 | 2003-11-19 | Seiren Co Ltd | 加熱型インクジェット記録ヘッド |
JP2010017935A (ja) * | 2008-07-10 | 2010-01-28 | Seiko Epson Corp | 記録装置 |
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2011
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