JP2012205044A - 撮像装置 - Google Patents

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裕貴 上田
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Abstract

【課題】表示内容を制御して使用者の利便性を向上させた撮像装置を提供することを目的とする。
【解決手段】被写体を撮像して画像データを出力する撮像手段と、画像データの横縦比を設定する設定手段と、設定手段が設定した横縦比に応じて画像データの全体または一部の領域を抽出して抽出画像データとする抽出手段と、抽出画像データを記録媒体に記録する記録手段と、抽出画像データに基づく画像、および、記録媒体の空き容量に関する情報を表示する表示手段と、ユーザからの操作を受け付ける操作手段と、表示手段に表示する空き容量に関する情報として、静止画の記録可能枚数および動画の記録可能時間のうちいずれかを選択する表示切替手段と、操作手段が受け付けた操作に応じて、表示切替手段が選択する情報と、設定手段が設定する横縦比とを連動して切り替える制御手段と、を備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、動画および静止画を記録可能な撮像装置に関し、特に動画および静止画について互いに異なる横縦比で記録可能な撮像装置に関する。
被写体を撮影し、動画および静止画のいずれの形式でも記録が可能なデジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラ等の撮像装置が普及している(例えば、特許文献1参照。)。
静止画は写真文化の影響を強く受けているため、4:3もしくは3:2などの横縦比(アスペクト比:画像の横の長さと縦の長さとの比)であることが多く、動画像は、テレビジョン放送の影響を強く受けているため、番組映像と同じ16:9の横縦比であることが多い。そこで、動画と静止画とで独立して横縦比を設定して記録できるようにした撮像装置も登場している。このような撮像装置の場合、待機状態におけるスルー画像表示(ライブビュー表示)を、対応する横縦比で表示するようになっているものがある。例えば、動画を16:9で記録するよう設定されているときは、動画撮影モードにおいて16:9でスルー画像表示を行う。また、静止画を4:3で記録するよう設定されているときは、静止画撮影モードにおいて4:3でスルー画像表示を行う。各撮影モードで実際に記録される横縦比でスルー画像が表示されるため、動画撮影モードにおいても静止画撮影モードにおいても、スルー画像を視認することで記録される画角を容易に確認することができる。
また、記録媒体の記録可能容量(空き容量)の目安を表示する方法として、動画の場合は記録可能時間、静止画の場合は記録可能枚数が用いられている(例えば、特許文献2参照。)。例えば、記録媒体の記録可能容量を、撮像装置が生成する単位時間当たりの動画データの平均サイズ(ビットレート)で割れば、おおよその記録可能時間が求められる。同様に、記録媒体の記録可能容量を、撮像装置が生成する静止画データ1枚当たりの平均サイズで割れば、おおよその記録可能枚数が求められる。動画撮影モードでは、待機状態において記録可能時間を表示し、静止画撮影モードでは、待機状態において記録可能枚数を表示する。こうすることで、各撮影モードにおいて直感的にあとどのくらい動画/静止画を記録可能かを確認することができる。
特開平10−108121号公報 特開2001−069442号公報
しかしながら、撮像装置が動画記録および静止画記録の各々について専用の撮影モードを持たず、共通の撮影モードから動画記録も静止画記録も可能な構成となっている場合がある。このような撮像装置は、撮影モードの待機状態において、次に使用者が動画撮影を行うか静止画撮影を行うかがわからないため、モニタ等に適切に情報を表示することが困難であった。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、表示内容を制御して使用者の利便性を向上させた撮像装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明の撮像装置は、被写体を撮像して画像データを出力する撮像手段と、画像データの横縦比を設定する設定手段と、設定手段が設定した横縦比に応じて画像データの全体または一部の領域を抽出して抽出画像データとする抽出手段と、抽出画像データを記録媒体に記録する記録手段と、抽出画像データに基づく画像、および、記録媒体の空き容量に関する情報を表示する表示手段と、ユーザからの操作を受け付ける操作手段と、表示手段に表示する空き容量に関する情報として、静止画の記録可能枚数および動画の記録可能時間のうちいずれかを選択する表示切替手段と、操作手段が受け付けた操作に応じて、表示切替手段が選択する情報と、設定手段が設定する横縦比とを連動して切り替える制御手段と、を備える。
本発明によれば、使用者の利便性を向上させた撮像装置を提供することが出来る。
実施の形態1に係るデジタルカメラ100の前面構成図 実施の形態1に係るデジタルカメラ100の背面構成図 実施の形態1に係るデジタルカメラ100の電気的構成図 実施の形態1に係る撮影モードにおける処理の流れを示すフローチャート 実施の形態1に係る表示切替処理の流れを示すフローチャート 実施の形態1に係る画面表示の一例を示す図 実施の形態1に係る動画撮影開始・終了処理の流れを示すフローチャート 実施の形態1に係る静止画撮影処理の流れを示すフローチャート
〔実施の形態1〕
実施の形態1のデジタルカメラ100は、静止画の残枚数表示、動画の残時間表示の切替が可能であり、残枚数表示と残時間表示の切り替えに応じて、表示するスルー画像の横縦比を設定されている静止画の横縦比および動画の横縦比のいずれかに切替える機能を持つ。デジタルカメラ100は、これらの機能、設定に基づいた撮影制御を行う。以下、デジタルカメラ100の構成および動作を説明する。
〔1.構成〕
以下、図を用いてデジタルカメラ100の構成を説明する。
〔1−1.デジタルカメラ100の構成〕
図1は、デジタルカメラ100の前面構成図である。デジタルカメラ100は前面に光学系110を納める鏡筒や、フラッシュ160を備える。また、デジタルカメラ100は上面に静止画レリーズ釦201やズームレバー202、電源釦203などの操作釦を備える。
図2は、デジタルカメラ100の背面構成図である。デジタルカメラ100は背面に液晶モニタ123や、中央釦204や十字釦205や動画レリーズ釦206やモード切替スイッチ207や表示切替釦208などの操作釦を備える。
図3は、デジタルカメラ100の電気的構成図である。デジタルカメラ100は、光学系110を介して形成された被写体像をCCDイメージセンサ120で撮像する。CCDイメージセンサ120は撮像した被写体像に基づく画像情報を生成する。撮像により生成された画像情報は、AFE(アナログ・フロント・エンド)121や画像処理部122において各種処理が施される。生成された画像情報はフラッシュメモリ142やメモリカード140に記録される。フラッシュメモリ142やメモリカード140に記録された画像情報は、使用者による操作部150の操作を受け付けて液晶モニタ123上に表示される。以下で、図1から図3に示す各構成の詳細を説明する。
光学系110は、フォーカスレンズ111やズームレンズ112、絞り113、シャッター114等により構成される。図示していないが、光学系110は、光学式手ぶれ補正レンズOIS(Optical Image Stabilizer)を含んでいてもよい。なお、光学系110を構成する各種レンズは何枚から構成されるものでも、何群から構成されるものでもよい。
フォーカスレンズ111は被写体のフォーカス状態の調節に用いられる。ズームレンズ112は被写体の画角の調節に用いられる。絞り113は、CCDイメージセンサ120に入射する光量の調節に用いられる。シャッター114は、CCDイメージセンサ120に入射する光の露出時間を調節する。フォーカスレンズ111、ズームレンズ112、絞り113、シャッター114は、それぞれに対応したDCモータやステッピングモータ等の駆動手段により、コントローラ130から通知された制御信号に従って駆動される。
CCDイメージセンサ120は、光学系110を通して形成された被写体像を撮像して画像情報を生成する。CCDイメージセンサ120は、デジタルカメラ100が撮影モードにあるとき、一定時間ごとに新しいフレームの画像情報を生成することができる。
AFE121では、CCDイメージセンサ120から読み出された画像情報に対して相関二重サンプリングによる雑音抑圧、アナログゲインコントローラによるA/Dコンバータの入力レンジ幅への増幅、A/DコンバータによるA/D変換が施される。その後、AFE121は画像情報を画像処理部122に出力する。
画像処理部122は、AFE121から出力された画像情報に対して各種の処理を施す。各種処理としては、スミア補正、ホワイトバランス補正、ガンマ補正、YC変換処理、電子ズーム処理、抽出処理、圧縮処理、伸張処理等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。ここで抽出処理とは、CCDイメージセンサから読み出された画像情報の全体または一部を切り出す(抽出する)処理を指す。このとき、切り出す範囲は、記録する画像情報(動画または静止画)の横縦比に応じて決定される。記録する画像情報の横縦比に関する情報は、後述するようにフラッシュメモリ142に記録されている。画像処理部122は、各種処理を施した画像情報をバッファメモリ124に記憶する。画像処理部122は、ハードワイヤードな電子回路で構成してもよいし、プログラムを用いたマイクロコンピュータなどで構成してもよい。またコントローラ130などとともに1つの半導体チップで構成してもよい。
液晶モニタ123は、デジタルカメラ100の背面に備わる。液晶モニタ123は、画像処理部122にて処理された画像情報に基づく画像を表示する。液晶モニタ123が表示する画像には、スルー画像や記録画像がある。スルー画像は、CCDイメージセンサ120により一定時間ごとに生成される新しいフレームの画像を連続して表示する画像である。通常は、デジタルカメラ100が撮影モードにあるときに、画像処理部122がCCDイメージセンサ120の生成した画像情報からスルー画像を生成する。使用者は、液晶モニタ123に表示されるスルー画像を参照することにより、被写体の構図を確認しながら撮影できる。記録画像は、デジタルカメラ100が再生モードにあるときに、メモリカード140等に記録された高画素の画像を液晶モニタ123に表示するために低画素に縮小した画像である。メモリカード140に記録される高画素の画像情報は、使用者による静止画レリーズ釦201の操作を受け付けた後に、CCDイメージセンサ120が生成した画像情報に基づいて画像処理部122により生成される。
コントローラ130は、デジタルカメラ100全体の動作を統括制御する。また、コントローラ130は、画像処理部122で処理された後バッファメモリ124に記憶された画像情報を、メモリカード140等の記録媒体へ記録する。コントローラ130は、プログラム等の情報を格納するROMや、プログラムを実行することにより各種情報を処理するCPUなどにより構成される。ROMは、ファイル制御、オートフォーカス制御(AF制御)や自動露出制御(AE制御)、フラッシュ160の発光制御に関するプログラムの他、デジタルカメラ100全体の動作を統括制御するためのプログラムを格納している。
コントローラ130は、ハードワイヤードな電子回路で構成してもよいし、マイクロコンピュータなどで構成してもよい。また、画像処理部122などと共に1つの半導体チップで構成してもよい。また、ROMはコントローラ130の内部構成である必要はなく、コントローラ130の外部に備わったものでもよい。
バッファメモリ124は、画像処理部122やコントローラ130のワークメモリとして機能する記憶手段である。バッファメモリ124はDRAM(Dynamic Random Access Memory)などで実現できる。また、フラッシュメモリ142は、画像情報および設定情報等を記録するための内部メモリとして機能する。設定情報の具体例としては、静止画の横縦比、動画の横縦比、残枚数残時間表示切替フラグ等が挙げられる。
カードスロット141は、メモリカード140を着脱可能な接続手段である。カードスロット141は、メモリカード140を電気的及び機械的に接続可能である。また、カードスロット141は、メモリカード140を制御する機能を備えてもよい。
メモリカード140は、内部にフラッシュメモリ等の記録部を備えた外部メモリである。メモリカード140は、画像処理部122で処理される画像情報などのデータを記録可能である。
操作部150は、デジタルカメラ100の外装に備わっている操作釦や操作ダイヤルの総称であり、使用者による操作を受け付ける。例えば図1や図2に示した静止画レリーズ釦201や、動画レリーズ釦206、ズームレバー202、電源釦203、中央釦204、十字釦205、モード切替スイッチ207、表示切替釦208などがこれにあたる。操作部150は使用者による操作を受け付けると、コントローラ130に種々の動作指示信号を通知する。
表示切替釦208は、残枚数表示/残時間表示を切り替えるための押下式釦である。残枚数表示とは、静止画の残り撮影可能枚数を表示することであり、残時間表示とは、動画の残り撮影可能時間を表示することである。残枚数表示を行うか残時間表示を行うかの情報はフラッシュメモリ142に残枚数残時間表示切替フラグとして記録され、コントローラ130により制御される。表示切替釦208が使用者によって押下されると、コントローラ130は、残枚数残時間表示切替フラグを制御し、残枚数表示か残時間表示かを決定する。表示切替釦208が押下される度に残枚数残時間表示制御フラグが、残枚数表示、残時間表示、残枚数表示、残時間表示…、の順に循環して切り替わる。また、残枚数残時間表示制御フラグの設定値が残枚数表示である場合、フラッシュメモリ142から静止画の横縦比情報を取得し、静止画の横縦比角に表示横縦比を切替え、液晶モニタ123に残枚数表示とともに表示する。残枚数残時間表示制御フラグの設定値が残時間表示である場合、フラッシュメモリ142から動画の横縦比情報を取得し、動画の横縦比角に表示横縦比を切替え、液晶モニタ123に残時間表示とともに表示する。
静止画レリーズ釦201は、半押し状態と全押し状態の二段階押下式釦である。静止画レリーズ釦201が使用者により半押しされると、コントローラ130は、AF(Auto Focus)制御や、AE(Auto Exposure)制御を実行し撮影条件を決定する。続いて、静止画レリーズ釦201が、使用者により全押しされると、コントローラ130は、撮影処理を行う。コントローラ130は、全押しのタイミングに撮像された画像情報を静止画像としてメモリカード140等に記録する。以下、単に静止画レリーズ釦201を押下すると記載する場合は、全押しを示すものとする。
動画レリーズ釦206は、動画記録の開始/終了を指示するための押下式釦である。動画レリーズ釦206が使用者によって押下されると、コントローラ130は、CCDイメージセンサ120が生成した画像情報に基づいて画像処理部122により生成された画像情報を動画像として順次、メモリカード140等の記録媒体に記録する。再度、動画レリーズ釦206を押下すると、動画像の記録が終了する。
ズームレバー202は画角を広角端と望遠端との間で調節するための中央位置自己復帰式のレバーである。ズームレバー202は、使用者により操作されるとコントローラ130にズームレンズ112を駆動するための動作指示信号を通知する。すわなち、ズームレバー202が広角端側に操作されると、コントローラ130は、被写体を広角で捉えられるようにズームレンズ112を駆動する。同様に、ズームレバー202が望遠端側に操作されると、コントローラ130は、被写体を望遠で捉えられるようにズームレンズ112を駆動する。
電源釦203は、デジタルカメラ100を構成する各部への電力供給をON/OFFするための押下式釦である。電源OFF時に電源釦203が使用者により押下されると、コントローラ130はデジタルカメラ100を構成する各部に電力を供給し、起動させる。また、電源ON時に電源釦203が使用者により押下されると、コントローラ130は各部への電力供給を停止する。
中央釦204は、押下式釦である。デジタルカメラ100が撮影モードあるいは再生モードにあるときに、中央釦204が使用者により押下されると、コントローラ130は液晶モニタ123にメニュー画面を表示する。メニュー画面は、撮影/再生のための各種条件を設定するための画面であり、シャッター音のON、OFF切り替え等の設定を行える。
シャッター音のON、OFF切り替えを含め、メニュー画面で設定された情報は、フラッシュメモリ142に記録される。各種条件の設定項目が選択されているときに押下されると、中央釦204は決定釦としても機能する。
十字釦205は、上下左右方向に設けられた押下式釦である。使用者は、十字釦205のいずれかの方向を押下することにより、液晶モニタ123に表示される各種条件項目を選択することができる。
モード切替スイッチ207は、上下方向に設けられた押下式釦である。使用者はモード切替スイッチ207のいずれかの方向を押下することにより、デジタルカメラ100の状態を、撮影モード、再生モードに切り替えることができる。
なお、CCDイメージセンサ120は、撮像手段の一例である。画像処理部122は、抽出手段の一例である。フラッシュメモリ142は、記憶手段の一例である。表示切替釦208は、操作手段の一例である。コントローラ130は、制御手段の一例である。コントローラ130は、設定手段の一例である。コントローラ130は、表示切替手段の一例である。コントローラ130は、記録手段の一例である。液晶モニタ123は、表示手段の一例である。メモリカード140は、記録媒体の一例である。
〔2.動作〕
〔2−1.デジタルカメラ100の横縦比の設定動作〕
デジタルカメラ100の横縦比の設定動作について説明する。中央釦204が使用者により押下されると、コントローラ130は液晶モニタ123にメニュー画面を表示する。メニュー画面は、撮影/再生のための各種条件を設定するための画面である。使用者は、十字釦205を操作することにより、静止画の横縦比、動画の横縦比等の設定を行える。デジタルカメラ100においては、静止画の横縦比は4:3、3:2、16:9、1:1の4種類の設定が存在し、動画の横縦比は4:3、16:9の2種類の設定が存在する。メニュー画面で設定された静止画および動画の横縦比は、フラッシュメモリ142に記録される。中央釦204は、各種条件の設定項目が選択されているときに押下されると、決定釦としても機能する。
〔2−2.デジタルカメラ100の撮影動作〕
デジタルカメラ100の撮影制御について説明する。図4は、デジタルカメラ100の撮影モード時の撮影制御のフローチャートである。デジタルカメラ100は、撮影モードにおいて動画および静止画の撮影を行うことができる。
コントローラ130は、デジタルカメラ100が使用者のモード切替スイッチ207の操作により撮影モードに移行したとき、静止画像/動画像記録に必要な初期化処理を行う(S401)。
初期化完了後、コントローラ130は、モード切替スイッチ207の状態の確認(S403)、表示切替釦208の押下の監視(S404)、スルー画像の表示(S408)、動画レリーズ釦206の押下の監視(S405)、および静止画レリーズ釦201の押下の監視(S409)を含む、使用者からの入力確認処理や表示処理を繰り返す。このとき、ステップS403において、モード切替スイッチ207の状態が、撮影モードでなければ撮影モードの処理を終了する。
コントローラ130は、ステップS404において表示切替釦208の押下を検知すると、表示切替処理を行い(S406)、その後、表示切替処理で施された設定値によりスルー画像の表示処理を行う(S408)。表示切替処理の詳細については図5のフローチャートを用いて説明する。表示切替釦208の押下を検知しないときは、表示切替処理は行わずに現在の設定値にてスルー画像の表示処理を行う(S408)。また、ステップS405において動画レリーズ釦206の押下を検知すると、コントローラ130は動画撮影開始・終了処理を行い(S407)、ステップS409において静止画レリーズ釦201の押下を検知すると、静止画撮影処理を行う(S411)。動画撮影開始・終了処理の詳細については、図7のフローチャートを用いて説明する。静止画撮影処理の詳細については図8のフローチャートを用いて説明する。
図5は、表示切替処理の流れを示すフローチャートである。表示切替処理では、コントローラ130は、使用者による表示切替釦208の押下を検知すると、フラッシュメモリ142から残枚数残時間表示切替フラグの情報を取得し、残枚数残時間表示切替フラグの現在の設定が残枚数表示なら残時間表示に、残時間表示なら残枚数表示に更新する(S501)。そして、残枚数残時間表示切替フラグの設定が残枚数表示であるかどうかを判断する(S503)。残枚数残時間表示切替フラグの設定が残枚数表示である場合、フラッシュメモリ142から静止画の横縦比情報を取得し(S505)、静止画の横縦比に表示横縦比を切替え、液晶モニタ123に静止画の残枚数とともに表示する(S509)。また、残枚数残時間表示切替フラグの設定が残時間表示である場合、フラッシュメモリ142から動画の横縦比情報を取得し(S507)、動画の横縦比に表示横縦比を切替え、液晶モニタ123に動画の残時間とともに表示する(S509)。
例えば、メニュー画面で使用者によって静止画の横縦比が4:3、動画の横縦比が16:9に設定されていた時に、この表示切替処理を行うと、残枚数残時間表示切替フラグの設定が残枚数表示であるならば、図6(a)のように、残枚数表示611に連動し、静止画の横縦比である4:3でのスルー画像表示(画面601)になり、残枚数残時間表示切替フラグの設定が残時間表示であるならば、図6(b)のように、残時間表示612に連動し、動画の横縦比である16:9でのスルー画像表示(画面602)になる。
図7は、動画撮影開始・終了処理の流れを示すフローチャートである。動画撮影開始・終了処理では、コントローラ130は、使用者による動画レリーズ釦206の押下を検知すると、デジタルカメラ100の記録動作の状態が動画記録中であるかどうかを判断する(S701)。デジタルカメラ100の記録動作の状態が動画記録中でない場合、コントローラ130は、画像処理部122に対して動画記録開始指示を行う(S705)。動画記録開始指示を受けた画像処理部122は、フラッシュメモリ142から動画の横縦比情報を取得し、取得した横縦比で動画の記録を開始する。
コントローラ130からの画像処理部122に対する動画記録開始指示により、コントローラ130が動画記録停止指示を行うまでの間、CCDイメージセンサ120が生成した画像情報に基づいて画像処理部122により生成された画像情報が動画像として順次、メモリカード140等の記録媒体に記録される。記録開始時に画像処理部122は、フラッシュメモリ142から動画の横縦比情報を取得する。そして画像処理部122は、CCDイメージセンサ120が生成した画像情報から、動画の横縦比情報に従って全体または一部を切り出して記録する。デジタルカメラ100の記録動作の状態が動画記録中の場合、コントローラ130は、画像処理部122に対して動画記録停止指示を行う(S709)。
図8は、静止画撮影処理の流れを示すフローチャートである。コントローラ130は、使用者による静止画レリーズ釦201の押下を検知すると、静止画レリーズ釦201が押下されたタイミングにおいて、CCDイメージセンサ120が生成した画像情報に基づいて画像処理部122により生成される静止画をメモリカード140等の記録媒体に記録する(S803)。画像処理部122は、静止画の記録にあたり、フラッシュメモリ142から静止画の横縦比情報を取得し、取得した横縦比で画像情報を切り出して記録する。
以上のように、残枚数残時間表示切替フラグが残枚数表示の場合には、静止画の横縦比として設定された横縦比でスルー画像を液晶モニタ123に表示させる。また、残枚数残時間表示切替フラグが残時間表示の場合には、動画の横縦比として設定された横縦比でスルー画像を液晶モニタ123に表示させる。これにより、例えば、使用者がこれから静止画を撮影しようとした際に、まず表示切替釦208を押下して液晶モニタ123に残枚数を表示させる。すると、この操作に連動してスルー画像が静止画の横縦比(例えば4:3)で表示されるようになる。これにより、これから撮影しようとしている静止画の横縦比と同じ横縦比でスルー画像が表示されるため、使用者は、液晶モニタ123に表示されたスルー画像を参照することにより、被写体の構図を確認しながら撮影することが可能となる。
また、使用者がこれから動画を撮影しようとした際に、まず表示切替釦208を押下して液晶モニタ123に残時間を表示させる。すると、この操作に連動してスルー画像が動画の横縦比(例えば16:9)で表示されるようになる。これにより、これから撮影しようとしている動画の横縦比と同じ横縦比でスルー画像が表示されるため、使用者は、液晶モニタ123に表示されたスルー画像を参照することにより、被写体の構図を確認してから撮影を開始することが可能となる。また、動画の撮影を開始したときに、あらかじめ設定された動画の横縦比情報でスルー画像が表示されるが、撮影開始前から動画の横縦比でスルー画像が表示されているため、撮影開始後に横縦比が変更されずに、撮影することが可能である。
〔2−3.まとめ〕
以上のように、本実施の形態のデジタルカメラ100は、被写体を撮像して画像データを出力するCCDイメージセンサ120と、コントローラ130が設定した横縦比に応じて画像データの全体または一部の領域を抽出して抽出画像データとする画像処理部122と、抽出画像データに基づく画像、および、メモリカード140の空き容量に関する情報を表示する液晶モニタ123と、使用者からの操作を受け付ける操作部150と、コントローラ130とを備える。コントローラ130は、抽出画像データをメモリカード140に記録する。また、コントローラ130は、液晶モニタ123に表示する空き容量に関する情報として、静止画の記録可能枚数および動画の記録可能時間のうちいずれかを選択する。また、コントローラ130は、画像データの横縦比を設定する。また、コントローラ130は、操作部150が受け付けた操作に応じて、空き容量に関する情報と、横縦比とを連動して切り替える。
このような構成とすることにより、単一の操作によって、メモリカードの空き容量に関する情報の表示形態とスルー画像の横縦比とが連動して切り替わるため、使用者の利便性を向上させることができる。
〔3.他の実施の形態〕
本発明は、上記実施の形態に限定されず、種々の実施形態が考えられる。以下、本発明の他の実施の形態について記載する。
上記実施の形態において、表示切替釦208が押下されるのに応じて残枚数残時間表示切替フラグを制御し、静止画の横縦比/動画の横縦比を連動させ表示切替を行う方法を開示した。しかしながら、本発明はこれに限るものではなく、中央釦204を押下し、液晶モニタ123にメニュー画面を表示し、そのメニュー画面の一つとして残枚数残時間表示切替項目を追加し、十字釦205を使用者が操作することにより、設定値を変更したり、それと連動して静止画の横縦比/動画の横縦比の表示切替を行ってもよい。
上記実施の形態において、操作部150は、デジタルカメラ100の外装に備わっている操作釦や操作ダイヤルの総称であるものとした。しかしながら、本発明はこれに限るものではなく、液晶モニタ123の上に重ねて配置したタッチパネルを含んでいてもよい。例えば、表示切替釦208の代わりに、液晶モニタ123上に表示切替アイコンを表示し、使用者がそのアイコンをタッチしたことをタッチパネルで検出することで、コントローラ130が表示切替処理を行うようにしてもよい。
上記実施の形態において、コントローラ130は、表示切替釦208の押下に応じて残枚数残時間表示切替フラグを制御し、これと静止画の横縦比/動画の横縦比を連動させ表示切替を行う方法を開示した。しかしながら、使用者による指示入力に応じて、残枚数表示および残時間表示の切り替えと、スルー画像表示の横縦比とが連動しさえすればよい。例えば、表示切替釦208の押下に応じて横縦比を動画の横縦比および静止画の横縦比のいずれかに切り替え、これと残時間表示/残枚数表示を連動させ表示切替を行うようにしてもよい。
本発明は、連続撮影の利便性を向上させた撮像装置を提供することができるため、動画および静止画について互いに異なる横縦比で記録可能なデジタルスチルカメラ、ムービー、携帯電話等にも適用できる。
100 デジタルカメラ
111 フォーカスレンズ
112 ズームレンズ
113 絞り
114 シャッター
120 CCDイメージセンサ
121 AFE(アナログ・フロント・エンド)
122 画像処理部
123 液晶モニタ
124 バッファメモリ
130 コントローラ
140 メモリカード
141 カードスロット
142 フラッシュメモリ
150 操作部
160 フラッシュ
201 静止画レリーズ釦
202 ズームレバー
203 電源釦
204 中央釦
205 十字釦
206 動画レリーズ釦
207 モード切替スイッチ
208 表示切替釦

Claims (4)

  1. 被写体を撮像して画像データを出力する撮像手段と、
    画像データの横縦比を設定する設定手段と、
    前記設定手段が設定した横縦比に応じて前記画像データの全体または一部の領域を抽出して抽出画像データとする抽出手段と、
    前記抽出画像データを記録媒体に記録する記録手段と、
    前記抽出画像データに基づく画像、および、前記記録媒体の空き容量に関する情報を表示する表示手段と、
    ユーザからの操作を受け付ける操作手段と、
    前記表示手段に表示する空き容量に関する情報として、静止画の記録可能枚数および動画の記録可能時間のうちいずれかを選択する表示切替手段と、
    前記操作手段が受け付けた操作に応じて、前記表示切替手段が選択する情報と、前記設定手段が設定する横縦比とを連動して切り替える制御手段と、
    を備えた撮像装置。
  2. 前記制御手段は、前記操作手段が受け付けた操作に応じて前記表示切替手段が選択する情報を選択し、前記表示切替手段が選択する情報に応じて前記設定手段が設定する横縦比を連動して切り替える、請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記制御手段は、前記操作手段が受け付けた操作に応じて前記設定手段が設定する横縦比を設定し、前記設定手段が設定する横縦比に応じて前記表示切替手段が選択する情報を連動して切り替える、請求項1記載の撮像装置。
  4. 静止画および動画に対する横縦比を各々記憶する記憶手段を備え、
    前記制御手段は、前記表示切替手段が前記静止画の記録可能枚数を選択したときには、前記記憶手段から前記静止画の横縦比を読み出して前記設定手段に設定させ、前記表示切替手段が前記動画の記録可能時間を選択したときには、前記記憶手段から前記動画の横縦比を読み出して前記設定手段に設定させる、請求項1記載の撮像装置。
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