JP2012203829A - 車両用動体検知システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 交差点に既設の反射鏡(カーブミラー)を利用し、交差路上の車両、歩行者、自転車を含む広範な動体を簡易なシステムで的確に検知する。
【解決手段】 車両用動体検知システム11は、反射鏡1を撮影する車載カメラ12と、車載カメラ12の映像データに基づいて交差点に進入しようとする他車両V2、歩行者、自転車等を検知する検知装置13とを装備している。検知装置13には、車載カメラ12の映像データを解析する映像処理部14と、映像データの解析結果に基づいて反射鏡1とそこに映し出された動体V2との面積比を求める演算部15と、面積比が増加しているときに交差点への動体の接近を検知する制御部16と、制御部16からの警報指令に応答する警報部17とが設けられている。動体V2の接近が検知されると、前照灯3がパッシング光を動体に向けて照射し、ブザー4が自車両V1の運転者にアラーム音を発生する。
【選択図】 図2
【解決手段】 車両用動体検知システム11は、反射鏡1を撮影する車載カメラ12と、車載カメラ12の映像データに基づいて交差点に進入しようとする他車両V2、歩行者、自転車等を検知する検知装置13とを装備している。検知装置13には、車載カメラ12の映像データを解析する映像処理部14と、映像データの解析結果に基づいて反射鏡1とそこに映し出された動体V2との面積比を求める演算部15と、面積比が増加しているときに交差点への動体の接近を検知する制御部16と、制御部16からの警報指令に応答する警報部17とが設けられている。動体V2の接近が検知されると、前照灯3がパッシング光を動体に向けて照射し、ブザー4が自車両V1の運転者にアラーム音を発生する。
【選択図】 図2
Description
本発明は、見通しの悪い交差点で反射鏡(カーブミラー)を用いて車両、歩行者、自転車等の動体を検知するシステムに関する。
図4に示すような交差点では、自車両V1が優先道路R1を走行中に、他車両V2が見通しの悪い交差路R2から交差点に進入してくる可能性がある。交差点事故を防止するために、従来、車車間通信により交差路R2上の他車両V2を動体として検知するシステムが提案されている。
例えば、特許文献1には、信号機が設置されていない交差点において、他車両が送信した光信号を自車両の車載カメラで受信し、車載カメラの映像データから他車両の位置と向きを検知し、検知情報を表示装置によってドライバに知らせる動体検知システムが記載されている。
しかし、従来の動体検知システムによると、交差点で出会う両方の車両が通信手段を装備している必要があり、システムが複雑になるうえ、通信手段を備えない車両、歩行者、自転車等の動体を検知することができなかった。また、見通しの悪い交差点では、車載カメラの視角が妨げられるため、交差路上の動体を検知できなかったり、検知タイミングが遅れたりするという問題点もあった。
そこで、本発明の目的は、交差点に既設の反射鏡を利用し、交差路上の動体を簡易かつ的確に検知できる車両用動体検知システムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の車両用動体検知システムは、交差点に設置された反射鏡を撮影する車載カメラと、車載カメラの映像データを解析する映像処理手段と、解析結果に基づいて反射鏡とそこに映し出された動体との面積比を求める演算手段と、面積比が増加しているときに交差点への動体の接近を検知する制御手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明の車両用動体検知システムは、動体の接近を検知したときに、動体に向けて警報を発生する第1警報手段を備えたことを特徴とする。第1警報手段としては、例えば、パッシング光を照射する前照灯、スポット光を照射するランプ、警笛を発生するクラクション等を使用できる。
さらに、本発明の車両用動体検知システムは、動体の接近を検知したときに、自車両の運転者に向けて警報を発生する第2警報手段を備えたことを特徴とする。第2警報手段としては、例えば、警告光やメッセージを表示する表示器、警告音や音声を発生するブザー、スピーカ等を使用できる。
本発明の車両用動体検知システムによれば、車載カメラが交差点に既設の反射鏡を撮影するので、通信手段を装備しない車両、歩行者、自転車を含む広範な動体を簡易に検知できる。また、反射鏡は予め2方向の見通しがきく位置と向きに設置されているため、建造物等に妨げられることなく、交差路上の動体を車載カメラで的確に撮影できる。そして、カメラの映像データから反射鏡と動体の面積比を求め、この面積比が増加しているときに、動体の交差点への接近を検知し、衝突を回避するための警報を適時に発生することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、自車両V1が優先道路R1を直進し、他車両V2が見通しの悪い交差路R2から右折して交差点に進入する様子を示している。優先道路R1の路肩部には、自車両V1および他車両V2から見通しのきく位置と向きに反射鏡(カーブミラー)1が設置されている。
図2に示す車両用動体検知システム11は、自車両V1の車体2上に反射鏡1を撮影する車載カメラ12と、車載カメラ12の映像データに基づいて、交差点に進入しようとする他車両V2、歩行者、自転車等の動体を検知する検知装置13とを装備し、検知結果に従って警報手段である前照灯3およびブザー4を制御するように構成されている。
検知装置13には、車載カメラ12の映像データを解析する映像処理部14と、映像データの解析結果に基づいて反射鏡1とそこに映し出された動体(他車両V2)との面積比を求める演算部15と、面積比の演算結果に基づいて警報指令を発生する制御部16と、警報指令に応答して前照灯3およびブザー4を制御する警報部17とが設けられている。
上記構成の車両用動体検知システム11では、自車両V1の走行中に、車載カメラ12が反射鏡1を撮影し、検知装置13が図3に示す動体検知プログラムを実行する。このプログラムにおいて、まず、演算部15は、反射鏡1に映し出された動体V2の面積を算出し(S11)、算出した動体V2の面積を反射鏡1の面積で除算し、反射鏡1中に占める動体の面積比を演算する(S12)。
次に、制御部16は、所定時間(例えば0.1〜0.2秒)後に動体の面積比が増加しているか否かを判別する(S13)。面積比が変化しないまたは減少している場合は、動体が停止または交差点から離れているとみなし、演算部15が演算処理を繰り返す。一方、動体の面積比が増加している場合には、その動体が交差点に接近していることを検知し(S14)、第1警報指令(S15)および第2警報指令(S16)を出力する。
第1警報指令は検知した動体に向けてパッシング光を照射するための指令であり、このパッシング指令に応答し、警報部17が前照灯駆動回路18(図2参照)を制御し、前照灯3のアクチュエータ5を駆動し、ロービームとハイビームを切り換える。第2警報指令は自車両V1の運転者に向けてアラーム音を発生するための指令であり、このアラーム指令に応答し、警報部17がブザー4を駆動する。
従って、この車両用動体検知システム11によれば、次のような作用効果が得られる。
(1)車載カメラ12が交差点に既設の反射鏡1を撮影するので、自身の所在を示すための信号を送信するための通信手段を持たない車両、歩行者、自転車を含む広範な動体を簡易に検知することができる。
(2)反射鏡1は、交差点で交差する2方向の見通しが良好となる位置に設備されているため、木立や建造物等に妨げられることなく、交差路R2(図1参照)上の動体V2を車載カメラ12で的確に撮影できる。
(1)車載カメラ12が交差点に既設の反射鏡1を撮影するので、自身の所在を示すための信号を送信するための通信手段を持たない車両、歩行者、自転車を含む広範な動体を簡易に検知することができる。
(2)反射鏡1は、交差点で交差する2方向の見通しが良好となる位置に設備されているため、木立や建造物等に妨げられることなく、交差路R2(図1参照)上の動体V2を車載カメラ12で的確に撮影できる。
(3)制御部16は反射鏡1と動体V2の面積比が増加しているときに動体V2の接近を判定するので、歩行者や自転車等の比較的小さな動体の動きを的確に検知できるうえ、動体の停止または離間移動を誤って検知するおそれもなくなる。
(4)動体V2の接近を検知したときに、その動体V2と自車両V1の運転者の両方に警報を発生するので、交差点における衝突を未然に回避することができる。
(4)動体V2の接近を検知したときに、その動体V2と自車両V1の運転者の両方に警報を発生するので、交差点における衝突を未然に回避することができる。
1 反射鏡
3 第1警報手段としての前照灯
4 第2警報手段としてのブザー
11 車両用動体検知システム
12 車載カメラ
14 映像処理部
15 演算部
16 制御部
17 警報部
V1 自車両
V2 他車両
3 第1警報手段としての前照灯
4 第2警報手段としてのブザー
11 車両用動体検知システム
12 車載カメラ
14 映像処理部
15 演算部
16 制御部
17 警報部
V1 自車両
V2 他車両
Claims (3)
- 交差点に設置された反射鏡を撮影する車載カメラと、車載カメラの映像データを解析する映像処理手段と、解析結果に基づいて反射鏡とそこに映し出された動体との面積比を求める演算手段と、面積比が増加しているときに交差点への動体の接近を検知する制御手段とを備えたことを特徴とする車両用動体検知システム。
- 前記動体の接近を検知したときに、動体に向けて警報を発生する第1警報手段を備えた請求項1記載の車両用動体検知システム。
- 前記動体の接近を検知したときに、自車両の運転者に向けて警報を発生する第2警報手段を備えた請求項1または2記載の車両用動体検知システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011070267A JP2012203829A (ja) | 2011-03-28 | 2011-03-28 | 車両用動体検知システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011070267A JP2012203829A (ja) | 2011-03-28 | 2011-03-28 | 車両用動体検知システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012203829A true JP2012203829A (ja) | 2012-10-22 |
Family
ID=47184727
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011070267A Withdrawn JP2012203829A (ja) | 2011-03-28 | 2011-03-28 | 車両用動体検知システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2012203829A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108241851A (zh) * | 2016-12-27 | 2018-07-03 | 松下电器(美国)知识产权公司 | 信息处理装置、信息处理方法以及程序 |
JP2018106668A (ja) * | 2016-12-27 | 2018-07-05 | パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカPanasonic Intellectual Property Corporation of America | 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム |
KR20190079094A (ko) * | 2017-12-27 | 2019-07-05 | 현대자동차주식회사 | 차량 및 그 제어방법 |
CN111798668A (zh) * | 2020-07-04 | 2020-10-20 | 绍兴市小陆科技服务有限公司 | 一种用于车辆安全行驶的路况预警方法和路况预警装置 |
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GB2610185A (en) * | 2021-08-24 | 2023-03-01 | Continental Automotive Gmbh | System and method for detecting vehicles using curved mirror at a road intersection |
-
2011
- 2011-03-28 JP JP2011070267A patent/JP2012203829A/ja not_active Withdrawn
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