JP2012203621A - 車載用自動料金決済装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】安全性が高くカード入れ替えが不要な、複数のICカードに対応した車載用自動料金決済装置を提供することを目的とするものである。
【解決手段】車載用自動料金決済装置10の制御を行う制御部11と、制御部11からの指示に合わせてICカードに関する処理を行うカード処理部14を有し、カード処理部14が、ICカードにアクセスするためのカードI/F部15と、ICカード情報などを記憶するためのメモリ16を有する。これにより、メモリ16にカード情報を記憶することで、複数のカードをカード入れ替えなしに使用することができる。また、キーカードを入れないとICカード情報を使用できないようにすることで、安全性を確保することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、有料道路の料金所やドライブスルーの店舗等で料金の決済を行う車載用自動料金決済装置に関するものである。
従来の車載用自動料金決済装置として、有料道路の料金所で料金の決済を行うものが知られている。また、ドライブスルーの店舗や駐車場などの料金の決済を行うものも考えられている。これらの車載用自動料金決済装置は、路側装置と狭域通信(DSRC(Dedicated Short Range Communications))を行い、料金の決済を行っている。決済は、ETCカードやクレジットカードなどのICカードを用いて行う。有料道路の決済には、ETCカードが用いられ、その他の決済には、クレジットカードが用いられる。そのため、複数のICカードを使用できる車載用自動料金決済装置が、多く実現、検討されている。
従来の複数のICカードに対応した車載用自動料金決済装置として、1つのカードホルダーを有し、アプリケーションごとに対応するICカードを挿入するシステムが知られている。このようなシステムの場合、アプリケーションごとにETCカードとクレジットカードの入れ替えが必要であり、利便性に課題があった。また、ICカード抜き忘れによる盗難に対する安全性も課題であった。
この課題を解決できる従来の車載用自動料金決済装置として、車載用自動料金決済装置内のICチップに複数のカード情報を登録することで、カード挿入、交換を行うことなく決済を行うことができるものが知られている(例えば特許文献1)。
特開2004−46815号公報
しかしながら、複数のICカードに対応した車載用自動料金決済装置の利便性を高めるために、車載用自動料金決済装置内のICチップにカード情報を登録すると、車両盗難時などで他人に車両が使われたときに自由にカード情報が使われてしまうという問題があった。
本発明は、従来の問題を解決するためになされたもので、複数のICカードを使用する場合に安全性と利便性を両立することができる車載用自動料金決済装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の車載用自動料金決済装置は、カード処理部が、鍵として用いられるキーカードの情報とICカードの情報とを関連付けてメモリに記憶し、カードI/F部が前記キーカードを検知したときのみ前記メモリに登録されたICカードを使用可能にすることを特徴とする。
本発明によれば、キーカードを用いれば、複数のETCカードとクレジットカードを入
れ替えなしで使用することができる。また、キーカードを用いたときのみ、ICカードのカード情報を使用することができる。そのため、安全性と利便性を両立できるという効果を奏する。
本発明の実施の形態1における車載用自動料金決済装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1における自動料金決済車載装置のメモリマップを説明する図 本発明の実施の形態1における自動料金決済車載装置のICカード情報とキーカード情報の登録処理を説明するフローチャート図 本発明の実施の形態1における自動料金決済車載装置のICカードの使用準備処理を説明するフローチャート図 本発明の実施の形態1における車載用自動料金決済装置の決済処理を説明するフローチャート図 本発明の実施の形態1の変形例1における車載用自動料金決済装置のICカード情報とキーカード情報の登録処理を説明するフローチャート図 (a)本発明の実施の形態1の変形例2における車載用自動料金決済装置のICカード情報の登録処理を説明するフローチャート図(b)本発明の実施の形態1の変形例2における車載用自動料金決済装置のキーカード情報の登録処理を説明するフローチャート図 (a)本発明の実施の形態1の変形例3における車載用自動料金決済装置のキーカード情報の登録処理を説明するフローチャート図(b)本発明の実施の形態1の変形例2における車載用自動料金決済装置のICカード情報の登録処理を説明するフローチャート図 本発明の実施の形態2における車載用自動料金決済装置のキーカードリストと関連付けリストに関するメモリマップを説明する図 本発明の実施の形態2における車載用自動料金決済装置のICカード情報の登録処理を説明するフローチャート図 本発明の実施の形態2における車載用自動料金決済装置のキーカード情報の登録処理を説明するフローチャート図 本発明の実施の形態2における車載用自動料金決済装置のICカードの使用準備処理を説明するフローチャート図 本発明の実施の形態3における車載用自動料金決済装置のICカード情報とキーカード情報の登録処理を説明するフローチャート図 本発明の実施の形態3における車載用自動料金決済装置のICカードの使用準備処理を説明するフローチャート図
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1における車載用自動料金決済装置について図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の実施の形態1における車載用自動料金決済装置のブロック図である。
図1において、車載用自動料金決済装置10は、車載用自動料金決済装置10の制御を行う制御部11と、制御部11からの指示に合わせて狭域通信を制御する狭域通信部12を有する。さらに、車載用自動料金決済装置10は、この狭域通信部12に接続し、狭域通信を行うアンテナ13を有する。また、車載用自動料金決済装置10は、制御部11からの指示に合わせてICカードに関する処理を行うカード処理部14を有する。加えて、
車載用自動料金決済装置10は、カード処理部14がICカード17にアクセスするためのカードI/F部15と、ICカードなどの情報を記憶するメモリ16を有する。
ここで、メモリ16に記憶される情報について説明する。図2は本発明の実施の形態1における自動料金決済車載装置のメモリマップを説明する図である。
図2に示すように、メモリ16は、不揮発性メモリとRAMの2つを有する。この不揮発性メモリには、ICカード情報とキーカードリストと関連付けリストが記憶される。RAMには、使用準備完了リストが記憶される。
ICカード情報は、ETCカードやクレジットカードが有するカード情報で構成される。具体的には、ICカード情報は、ICカードに固有のカード番号や名義など決済に必要な情報で構成される。
キーカードリストは、カードI/F部15から読み出されて不揮発性メモリに記憶された各キーカードのキーカード情報のリストである。例えば、図2のキーカードリストに示すように、キーカード情報は、キーカードを検索するために必要なキーカード検索番号やキーカードに関連付けられた関連付けリストのアドレス情報を有する。キーカード検索番号は、ICカードが持つ固有のカード番号、名義などの情報から生成される番号である。このキーカード検索番号はカード処理部14によって生成される。キーカードリストは、キーカードがカードI/F部15に検知された時に検索され、後述する使用準備完了リストの作成に使用される。
ここで、キーカードは、メモリ16に登録されたICカード情報を使用するときに車載用自動料金決済装置10に挿入しなければならない鍵となるカードを意味する。キーカードは、専用のICカードであっても、汎用のETCカードやクレジットカードであってもよい。
関連付けリストは、キーカードに関連付けられたICカードのリストである。キーカード1枚に対して、関連付けリストが1つ対応付けられている。具体的には、キーカードリストに1つの関連付けリストアドレスが記憶されている。関連付けリストは、キーカードリストからリンクして参照され、後述の使用準備完了リストの作成に使用される。また、関連付けリストには、例えば、図2に示すように、ICカード情報のアドレスであるカード情報アドレスが記憶されている。
使用準備完了リストは、現在使用できるICカードのリストであり、車載用自動料金決済装置10に挿入されたICカードまたはキーカードに関連付けられたICカードの一覧である。図2に示すように、例えば使用準備完了リストには、使用するICカードを決定するための情報である利用種別とICカード情報を取得するために必要な保存先種別とカード情報アドレスが記憶されている。また、キーカード検索番号と同様に通常のICカードに対しても、関連付けリストなどにICカード検索番号を記憶してもよい。記憶されたICカード検索番号が使用されることによって、ICカードの検索が容易になる。また、カード処理部14は、同じICカード検索番号が既に関連付けリスト中に登録されている場合に新たに登録しようとしているICカードを登録しないようにしてもよい。これによって、ICカードの重複登録を防止することができる。
以上のように構成された車載用自動料金決済装置10について、以下にその処理動作を説明する。
図3は本発明の実施の形態1における車載用自動料金決済装置10のICカード情報と
キーカード情報の登録処理を説明するフローチャート図である。図4は、本発明の実施の形態1における車載用自動料金決済装置10のICカードの使用準備処理を説明するフローチャート図である。図5は、本発明の実施の形態1における車載用自動料金決済装置10の決済処理を説明するフローチャート図である。
まず、図3に示すように、ICカードおよびキーカードの登録処理について説明する。図示しない入力手段を介したユーザから、ICカードおよびキーカード登録の処理命令が制御部11入力された場合、以下のようにカード登録およびキーカード登録が行われる。
まず、ステップS110に示すように、制御部11は、図示しない報知手段を介してユーザに対して、登録したいICカードを車載用自動料金決済装置10に挿入するよう要求する。この報知手段は、車載用自動料金決済装置10に搭載される音声出力手段や表示手段でもよいし、外部接続されたカーナビゲーションや携帯端末などの音声手段や表示手段でもよい。
次に、ステップS111に示すように、制御部11は、カード処理部14に対して、車載用自動料金決済装置10に挿入されたICカードを確認するように指示を行う。カード処理部14は、カードI/F部15を介して、ETCカードまたはクレジットカードが挿入されたか確認する。
ステップS111でNOの場合、再度ステップS110の処理を行う。一方、ステップS111でYESの場合、カード処理部14は、ステップS112の処理を行う。例えば、カード処理部14は、ETCカードまたはクレジットカードが挿入されたと判定した場合、カードI/F部15が読み出したICカードの情報を取得し、メモリ16に記憶する。この際、カード処理部14は、ICカード情報は暗号化してメモリ16に記憶してもよい。
次に、ステップS113に示すように、制御部11は、図示しない報知手段を介してユーザに対して、登録したいキーカードを車載用自動料金決済装置10に挿入するよう要求する。
S114に示すように、制御部11は、カード処理部14にキーカードを確認するように指示する。カード処理部14は、カードI/F部15を介して、キーカードの条件を満たすICカードが挿入されたか確認する。例えば、カード処理部14は、情報を記憶可能なICチップを有するICカードであればキーカードと判定する。
ステップS114でNOの場合、再度ステップS113の処理が行われる。一方、ステップS114でYESの場合、ステップS115の処理が行われる。例えば、キーカードの条件を満たすICカードが車載用自動料金決済装置10に挿入された場合、S115に示すように、カード処理部14は、カードI/F部15が読み出したICカードの情報を取得し、キーカードのカード情報をメモリ16内のキーカードリストに記憶する。この際、カード処理部14は、キーカードのカード情報を符号化、暗号化してメモリ16に記憶してもよい。
そして、ステップS116に示すように、カード処理部14は、キーカードとICカードの関連付けを行う。例えば、カード処理部14は、メモリ16から、キーカードとICカードの情報を取得して、それぞれの情報を関連付ける。例えば、キーカードリストの関連付けリストアドレスとICカードのカード情報アドレスが関連付けられる。カード処理部14は、この関連付け情報をメモリ16内の関連付けリストに記憶する。以上でICカードおよびキーカードの登録処理は完了する。
次に、図4に示すように、キーカードやETCカード、クレジットカードなどのICカードが車載用自動料金決済装置10に挿入された時、カード使用準備が行われる。以下、ICカードの挿入が検知された後の処理について説明する。ICカード挿入の検知は、ユーザによるカード挿入時や、カード挿入状態で電源ONした時にカードI/F部15によって行われる。
まず、ステップS120に示すように示すように、カード処理部14は、カードI/F部15を介して、ICカードがETCカードまたはクレジットカードか確認する。ステップS120でYESの場合、ステップS121の処理が行われる。例えば、ステップS121では、カード処理部14は、カードI/F部15をが読み出したICカードの情報を取得して、このICカードの情報をメモリ16の使用準備完了リストに登録する。
ステップS121の処理後、またはステップS120でNOの場合、ステップS122の処理が行われる。ステップS122に示すように、カード処理部14は、カードI/F部15を介して、ICカードがキーカードか確認する。例えば、カード処理部14は、カードI/F部15が読み出したICカードからキーカードの照会に必要な情報を取得し、メモリ16内のキーカードリストに対応する情報が登録されているか照会する。
ステップS122でYESの場合、S123の処理が行われる。ステップS123に示すようにカード処理部14は、カードI/F部15が読み出したキーカードに関連付けられたICカード情報を使用準備完了リストに登録する。例えば、カード処理部14は、メモリ16から、カードI/F部15が読み出したキーカードのに関連付けリストアドレスに基づいて関連付けリストを取得する。そして、カード処理部14は、その関連付けリストのカード情報アドレスに基づき、キーカードに対応付けられたETCカードやクレジットカード等の複数のICカードのICカード情報をメモリ16から取得する。そして、カード処理部14は、各ICカードのICカード情報の中の必要なデータをメモリ16の使用準備完了リストに登録する。以上で使用準備処理は完了する。一方、ステップS122でNOの場合、そのまま処理は終了される。
次に、図5に示すように、図4で作成された使用準備完了リストを用いた決済が行われる。以下、図示しない路側装置から車載用自動料金決済装置10がアンテナ13や狭域通信部12を介して決済要求を受信した後の処理について説明する。
まず、ステップS130に示すように、カード処理部14は、使用するICカードをメモリ16内に記憶された使用準備完了リストから選択する。
ステップS131に示すように、カード処理部14は、ステップS131で選択されたICカードが、メモリ16に記憶されたICカードか、カードI/F部15が今回検知したICカードかを判定する。例えば、カード処理部14は、使用準備完了リストに基づいてステップS131で選択されたICカードの保存先種別を参照する。そして、カード処理部14は、参照した保存先種別が「不揮発性メモリ」であれば、ステップS131で選択されたICカードが「メモリ16に記憶されたICカード」であると判定する。一方、カード処理部14は、参照した保存先種別が「カードホルダ」であれば、ステップS131で選択されたICカードが「カードI/F部15が今回検知したICカード」と判定する。
ステップS131でYESの場合、ステップS132の処理が行われる。ステップS131で選択されたICカードがメモリ16に記憶されたICカードであった場合、ステップS132に示すように、カード処理部14は、メモリ16内のICカード情報を使用し
て決済処理を行う。例えば、カード処理部14は、メモリ16内の使用準備完了リストから、ステップS131で選択されたICカードに対応するICカード情報を参照する。この参照したICカード情報は、制御部11の命令によって、狭域通信部12で、暗号化、変調が行われ、アンテナ13を介して路側装置にデータ送信される。このデータ送信されたICカード情報を用いて、車載用自動料金決済装置10と路側装置との間で決済処理が完了する。
なお、カード処理部14は、ステップS131でYESの場合、図示しない報知手段を介してユーザにパスワード入力を要求してもよい。カード処理部14は、正しいパスワードが入力されたときのみステップS132の処理を許可することにより、セキュリティを高めることができる。
一方、ステップS131でNOの場合、ステップS133に示すようには、カード処理部14は、カードI/F部15が今回検知したICカードを使用して決済処理を行う。以上で、決済処理は完了する。
以上のように本実施の形態によれば、カード処理部14が、鍵として用いられるキーカードの情報とICカードの情報とを関連付けてメモリ16に記憶し、カードI/F部15がキーカードを検知したときのみメモリ16に登録されたICカードを使用可能にする。したがって、複数のICカードを決済処理ごとに入れ替えることなく使用でき、利便性を高めることができる。そして、キーカードに関連付けられたICカードのみが使用可能になっており、キーカードを車載用自動料金決済装置10に挿入したときのみメモリ16に記憶されたICカードを使用することができ、安全性を確保することができる。
(変形例1)
本変形例1ではICカード情報とキーカート情報の登録処理について説明する。図6は、変形例1における車載用自動料金決済装置のICカード情報とキーカード情報の登録処理を説明するフローチャート図である。
実施の形態1では、図3に示すように、ICカード、キーカードの順で登録処理が行われたが、本変形例では、順序を逆にしてもよい。図6に示すように、キーカード情報の登録処理(ステップS140〜S142)の後にICカードの登録処理(ステップS143〜S145)を行ってもよい。
(変形例2)
本変形例2ではICカード情報とキーカート情報の登録処理について説明する。図7(a)は、変形例2における車載用自動料金決済装置のICカード情報の登録処理を説明するフローチャート図である。図7(b)は、変形例2における車載用自動料金決済装置のキーカード情報の登録処理を説明するフローチャート図である。
実施の形態1では、図3に示すように、ICカード、キーカードそれぞれの情報の登録処理が行われたが、本変形例では、ICカード情報の登録処理とキーカード情報の登録処理とを分けて行ってもよい。なお、実施の形態1の図3で示されるICカード情報とキーカード情報の登録処理と同様の処理については詳細な説明を省略する。
まず、図7(a)に示すように、ICカード情報の登録処理(ステップS150〜S153)が行われる。図7(a)のステップS150〜S152の処理は、図3のステップS110〜S112の処理にそれぞれ対応する。
ステップS152の処理の後、ステップS153に示すように、カード登録パスワード
が設定される。具体的には、例えば、カード処理部14は、ステップS152で登録したICカード情報を後の処理でキーカード情報に関連付ける際に入力するためのカード登録パスワードを図示しない報知手段を介して提示する。また、例えば、図示しない入力手段を介してユーザによって設定されてもよいし、カード番号がカード登録パスワードとして設定されてもよい。
次に、図7(b)に示すように、キーカード情報の登録処理と、ICカードとキーカードとの関連付けとが行われる。図7(b)のステップS160〜S162の処理は、図3のステップS113〜S115の処理にそれぞれ対応する。
ステップS162の処理の後、ステップS163に示すように、カード登録パスワードが要求される。例えば、カード処理部14は、図示しない報知手段を介してカード登録パスワードを要求する。
次に、ステップS164に示すように、カード処理部14は、パスワード照会を行う。例えば、カード処理部14は、図示しない入力手段を介してユーザによって入力されたパスワードがカード登録パスワードと一致するか確認する。具体的には、カード処理部14は、メモリ16のICカード情報からカード登録パスワードを照会する。
そして、ステップS165に示すように、カード処理部14は、パスワード照会の結果、入力されたパスワードと一致するカード登録パスワードを有するICカードがあるか否かを判定する。
ステップS165でNOの場合、ステップS163の処理が再度行われる。一方、ステップS165でYESの場合、ステップS166に示すように、キーカードとICカードの関連付けが行われる。図7(b)のステップS166の処理は、図3のステップS116の処理に対応する。
(変形例3)
本変形例3ではICカード情報とキーカート情報の登録処理について説明する。図8(a)は、変形例3における車載用自動料金決済装置のキーカード情報の登録処理を説明するフローチャート図である。図8(b)は、変形例2における車載用自動料金決済装置のICカード情報の登録処理を説明するフローチャート図である。
変形例2では、ICカード情報の登録処理が先に行われ、キーカード情報の登録処理の際にカード登録パスワードを使用した関連付けが行われている。一方、本変形例3では、逆に、キーカード情報の登録処理が先に行われ、ICカード情報の登録処理の際にキーカードパスワードを使用した関連付けが行われている。なお、実施の形態1の図3、変形例2の図7で示されるICカード情報とキーカード情報の登録処理と同様の処理については詳細な説明を省略する。
まず、図8(a)に示すように、キーカード情報の登録処理(ステップS170〜S173)が行われる。図8(a)のステップS170〜S172の処理は、図3のステップS113〜S115または図7(b)のステップS160〜S162の処理にそれぞれ対応する。
ステップS172の処理の後、ステップS173に示すように、キーカードパスワードが設定される。具体的には、例えば、カード処理部14は、ステップS172で登録したキーカード情報を後の処理でICカード情報と関連付ける際に入力するためのカード登録パスワードを図示しない報知手段を介して提示する。また、例えば、図示しない入力手段
を介してユーザによって設定されてもよいし、キーカード番号がキーカードパスワードとして設定されてもよい。
次に、図8(b)に示すように、ICカード情報の登録処理と、ICカードとキーカードとの関連付けとが行われる。図8(b)のステップS180〜S182の処理は、図3のステップS110〜S112または図7(a)のステップS150〜S152の処理にそれぞれ対応する。
ステップS182の処理の後、ステップS183に示すように、キーカードパスワードが要求される。例えば、カード処理部14は、図示しない報知手段を介してキーカードパスワードを要求する。
次に、ステップS184に示すように、カード処理部14は、パスワード照会を行う。例えば、カード処理部14は、図示しない入力手段を介してユーザによって入力されたパスワードがキーカードパスワードと一致するか確認する。具体的には、カード処理部14は、メモリ16のキーカード情報からキーカードパスワードを照会する。
そして、ステップS185に示すように、カード処理部14は、パスワード照会の結果、入力されたパスワードと一致するキーカードパスワードを有するキーカードがあるか否かを判定する。
ステップS185でNOの場合、ステップS183の処理が再度行われる。一方、ステップS185でYESの場合、ステップS186に示すように、キーカードとICカードの関連付けが行われる。図8(b)のステップS186の処理は、図3のステップS116または図7(b)のステップS166の処理に対応する。
(実施の形態2)
以下、本発明の実施の形態2における車載用自動料金決済装置について図面を参照しながら説明する。本発明の実施の形態2における車載用自動料金決済装置の構成は、図1の車載用自動料金決済装置10と同様であるため、その詳細な説明は省略する。
実施の形態1では、キーカードと登録したICカードとが関連付けされるのに対し、実施の形態2では、キーカードと車載用自動料金決済装置10とが関連付けられる点で異なる。
メモリ16の不揮発性メモリには、カードリストが記憶される。カードリストは、車載用自動料金決済装置10に記憶されたICカードのリストであり、車載用自動料金決済装置10に対して、カードリストを1つ持つ。
図9は、本発明の実施の形態2における車載用自動料金決済装置のキーカードリストと関連付けリストに関するメモリマップを説明する図である。図9に示すように、カードリストには、カード情報のアドレスを示すカード情報アドレスが記憶されている。カードリストは、キーカードがカードI/F部15に検知された時に参照され、使用準備完了リストを作成するために使用される。使用準備完了リストは、現在使用できるカードのリストであり、挿入されたICカードとカードリストに登録されたカードの一覧を示す。また、キーカード検索番号と同様に通常のICカードに対しても、カード検索番号を用意し、関連付けリストや登録しているカードリストなどに記憶することで、カードの検索が容易になる。さらに、カード処理部14は、同じICカード検索番号が既に関連付けリスト中に登録されている場合に新たに登録しようとしているICカードを登録しないようにしてもよい。これによって、ICカードの重複登録を防止することができる。
以上のように構成された車載用自動料金決済装置10について、以下にその処理動作を説明する。図10は、本発明の実施の形態2における車載用自動料金決済装置のICカード情報の登録処理を説明するフローチャート図である。図11は、本発明の実施の形態2における車載用自動料金決済装置のキーカード情報の登録処理を説明するフローチャート図である。図12は、本発明の実施の形態2における車載用自動料金決済装置のICカードの使用準備処理を説明するフローチャート図である。
まず、図10に示すように、ICカード情報の処理登録が行われる。ステップS210〜S212の処理は、図3のステップS110〜S112の処理に対応する。次に、図11に示すように、キーカード情報の処理登録が行われる。ステップS220〜S222の処理は、図3のステップS113〜S115の処理に対応する。次に、図12に示すように、ICカードの使用準備処理が行われる。ステップS230〜S233の処理は、図4のステップS120〜S123の処理に対応する。なお、決済処理は図5と同様の方法で行われる。
以上のように本実施の形態2によれば、実施の形態1の効果に加え、車載用自動料金決済装置10にキーカードを挿入すれば、車載用自動料金決済装置10に登録されたすべてのICカードを使用することができる。
(実施の形態3)
以下、本発明の実施の形態3における車載用自動料金決済装置について図面を参照しながら説明する。
本発明の実施の形態3における車載用自動料金決済装置の構成は、図1の車載用自動料金決済装置10と同様であるため、その詳細な説明は省略する。
実施の形態1では、ICカード情報は、車載用自動料金決済装置10が有するメモリ16に記憶されたのに対し、実施の形態3では、キーカードのICチップと車載用自動料金決済装置10のメモリ16とに1つのICカード情報を分けて記憶される点で異なる。
メモリ16の不揮発性メモリには、ICカード情報の一部とキーカードリストと関連付けリストとが記憶される。不揮発性メモリに記憶されない残りのICカード情報は、キーカードに記憶される。
以上のように構成された車載用自動料金決済装置10について、以下にその処理動作を説明する。図13は、本発明の実施の形態3における車載用自動料金決済装置のICカード情報とキーカード情報の登録処理を説明するフローチャート図である。図14は、本発明の実施の形態3における車載用自動料金決済装置のICカードの使用準備処理を説明するフローチャート図である。
まず、図13に示すように、ICカード情報およびキーカード情報の処理登録が行われる。ステップS310〜S315の処理は、図3のステップS110〜S115の処理に対応する。
ステップS315の処理の後、ステップS316の処理が行われる。ステップS316では、メモリ16に登録されたICカード情報の一部がキーカードのICチップに移動されする。例えば、カード処理部14は、メモリ16に一時登録したICカード情報の一部を取得し、カードI/F部15を介して、車載用自動料金決済装置10に挿入されたキーカードのICチップにこのICカード情報の一部を書き込む。そして、カード処理部14
は、メモリ16に一時登録したカード情報の一部を削除する。次に、カード処理部14はキーカードで復元されたICカード情報をカードI/F部15を介して取得し、メモリ16に登録する。
次に、ステップS317に示すようにキーカードとICカードの関連付けが行われる。ステップS317の処理は、図3のステップS116の処理に対応する。
次に、図14に示すように、キーカードが車載用自動料金決済装置10に挿入された時、ICカードの使用準備処理が行われる。ステップS230〜S233の処理は、図4のステップS120〜S123の処理に対応する。なお、決済処理は、図5と同様の方法で行われる。
以上のように本実施の形態3によれば、キーカードと車載用自動料金決済装置10のメモリ16に記憶されたデータを合わせなければ、メモリ16内に記憶されたICカード情報を使用することができない。そのため、実施の形態1の効果ににおける安全性をより高めることができる。
本発明の車載用自動料金決済装置は、安全性、利便性の高い複数のICカードを使用する可能性がある車載装置として有用である。
10 車載用自動料金決済装置
11 制御部
12 狭域通信部
13 アンテナ
14 カード処理部
15 カードI/F部
16 メモリ

Claims (3)

  1. 検知したICカードから情報を読み出すカードI/F部と、
    このカードI/F部から読み出した情報を記憶するメモリと、
    前記カードI/F部とメモリから読み出した情報に基づいて料金決済に使用するICカードを決定し、この決定したICカードの情報を用いて料金決済処理を行うカード処理部とを備え、
    このカード処理部は、鍵として用いられるキーカードの情報とICカードの情報とを関連付けて前記メモリに記憶し、前記カードI/F部が前記キーカードを検知したときのみ前記メモリに登録されたICカードを使用可能にすることを特徴とする車載用自動料金決済装置。
  2. 前記カード処理部は、前記キーカードと自装置との関連付けを行い、前記カードI/F部が前記キーカードを検知したとき、前記メモリに記憶されたICカード情報を使用可能にすることを特徴とする請求項1に記載の車載用自動料金決済装置。
  3. 前記カード処理部は、前記カードI/F部が読み出したICカード情報を前記メモリとキーカードに分けて記憶し、前記カードI/F部が前記キーカードを検知したとき、前記メモリとキーカードに記憶されたICカード情報を復元して関連付けられたICカード情報を使用可能にすることを特徴とする請求項1に記載の車載用自動料金決済装置。
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