JP2012200446A - 使い捨ておむつ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】サイドフラップ4にタック41を形成した上で止着テープ5を取り付け,このタック41の一部のみを固定し,その他の部分を展開可能とすることにより,展開可能となった遊び部分において,前身頃に貼り付ける止着テープ5の位置や角度を適宜調節することができる。
【選択図】図2
Description
具体的に本発明は,以下の構成を有する。
サイドフラップ4は,まず,幅方向内方へ向かって折り返される内方折返線411と,幅方向外方へ向かって折り返される外方折返線422とにおいて折り返されることで形成されたタック41を有する。
また,サイドフラップ4は,このように折り返された状態を部分的に保持するための接合部42を,タック41を形成する内方折返線411と外方折返線412の間の領域に有する。
そして,一又は複数の止着テープ5は,サイドフラップ4のうち,接合部42より幅方向外側に取り付けられている。
なお,本明細書において,「使い捨ておむつの長手方向」というときは,使い捨ておむつの前身頃と後身頃を結ぶ方向(図1の上下方向)を意味し,「使い捨ておむつの幅方向」というときは,使い捨ておむつの長手方向と直交する方向(図1の左右方向)を意味するものとする。
以下,本発明に係るテープ式の使い捨ておむつ10の第1の実施形態について説明する。
まず,第1の実施形態の全体構成について説明する。
図1は,本発明に係るテープ式の使い捨ておむつ10(以下,単に,使い捨ておむつ10という)の展開図の例を示しており,トップシート1側から見た平面を示している。
次に,図1から図5を参照して使い捨ておむつ10の具体的構成について説明する。
トップシート1は,着用者の股下の肌に直接接し,尿などの液体を吸収体3に透過させるための部材である。このため,トップシート1は,柔軟性が高い液透過性材料で構成されることが好ましい。トップシート1は,吸収体3の表面(着用者の肌と当接する面)を被覆するように配置される。
バックシート2は,トップシート1を透過し,吸収体3に吸収された液体が,漏出することを防止するための部材である。このため,バックシート2は,液不透過性材料によって構成される。そして,バックシート2は,吸収体3の底面(着用者の肌と当接する面と反対の面)からの液漏れを防止するため,吸収体3の底面を被覆するように配置される。
なお,本明細書において,「A〜B」とは,「A以上B以下」であることを意味する。
吸収体3は,尿などの液体を吸収し,吸収した液体を保持するための部材である。吸収体3は,液透過性のトップシート1と,液不透過性のバックシート2の間に配置される。吸収体3は,トップシートを透過した液体を吸収保持する機能を有し,吸収性材料により構成される。
サイドフラップ4は,吸収体3よりも使い捨ておむつの幅方向外側の両側へ延出するようにして形成されている。サイドフラップ4は,前身頃71と後身頃72のそれぞれの両側部に延在するように形成されており,使い捨ておむつ10の着用時において,前身頃71と後身頃72を繋ぐようにして着用者の両脇腰部をに接触する。
立体ギャザー6は,吸収体3の両側縁部に沿って起立し,着用者が排泄した尿の横漏れを防止するための部材である。立体ギャザー6は,起立した状態(上端縁部に配置された弾性伸縮部材が収縮した状態)において尿の防漏壁となるため,トップシート1を透過しなかった尿や,吸収体3により吸収しきれなった尿が,吸収体の脚部周り開口部などから漏出する横漏れを防止する。
次に,図6を参照して,本発明に係るテープ式の使い捨ておむつの第2の実施形態について説明する。第2の実施形態においては,上述した第1の実施形態と同様の部分については説明を省略し,異なる点を中心に説明する。
次に,図7を参照して,本発明に係るテープ式の使い捨ておむつの第3の実施形態について説明する。第3実施形態においても,上述した第1の実施形態と同様の部分については説明を省略し,異なる点を中心に説明する。
また,図7(b)を参照して説明した実施の形態においては,複数のタック41として,2のタック(41a,41b)が形成された例について説明したが,タック41は,3つ以上設けることとしてもよい。また,各タック41には,2つ以上の接合部42が設けられることとしてもよい。この場合も,止着テープ5が傾斜する角度を3段階以上とすることができる。
2 バックシート
3 吸収体
4 サイドフラップ
5 止着テープ
5a 第1の止着テープ
5b 第2の止着テープ
6 立体ギャザー
10 使い捨ておむつ
41 タック
41a 第1のタック
41b 第2のタック
42 接合部
42a 上部接合部
42b 下部接合部
51 基材シート
52 ファスニング部
71 前身頃
72 後身頃
73 股下部
74 貼付部
75 脚周り伸縮部材
76 脚周りギャザー
77 カバーシート
411 内方折返線
411a 第1の内方折返線
411b 第2の内方折返線
412 外方折返線
412a 第1の外方折返線
412b 第2の外方折返線
Claims (7)
- 股下部と,前身頃と,後身頃に区分される使い捨ておむつにおいて
液透過性のトップシート(1)と,
液不透過性のバックシート(2)と,
前記トップシート(1)と前記バックシート(2)の間に介在する液吸収性の吸収体(3)と,
前記使い捨ておむつの前身頃及び後身頃から,前記吸収体(3)よりも幅方向外側へ延出するサイドフラップ(4)と,
前記サイドフラップ(4)の側縁から幅方向外側へ突出するように,前記後身頃から延出する前記サイドフラップ(4)に取り付けられた一又は複数の止着テープ(5)を具備し,
前記サイドフラップ(4)は,
幅方向内方へ向かって折り返される内方折返線(411)と,幅方向外方へ向かって折り返される外方折返線(422)において折り返されることで形成されたタック(41)と,
前記タック(41)を形成する前記内方折返線(411)と前記外方折返線(412)の間の領域に,前記サイドフラップ(4)が折り返された状態を部分的に保持するための接合部(42)を,有し,
前記一又は複数の止着テープ(5)は,
前記サイドフラップ(4)のうち,前記接合部(42)より幅方向外側に取り付けられる
使い捨ておむつ。
- 前記一又は複数の止着テープ(5)には,
前記接合部(42)が形成された位置から幅方向外方へ向かって延びる延長線から,前記幅方向と直交する方向に所定距離ずれた位置に取り付けられた止着テープ(5)が含まれる
請求項1に記載の使い捨ておむつ。
- 前記一又は複数の止着テープ(5)には,少なくとも,第1の止着テープ(5a)と,第2の止着テープ(5b)が含まれており,
前記第1の止着テープ(5a)は,前記接合部(42)が形成された位置から幅方向外方へ向かって延びる延長線上に取り付けられ,
前記第2の止着テープ(5b)は,前記接合部(42)が形成された位置から幅方向外方へ向かって延びる延長線から,前記幅方向と直交する方向に所定距離ずれた位置に取り付けられる
請求項1に記載の使い捨ておむつ。
- 前記一又は複数の止着テープ(5)には,少なくとも,第1の止着テープ(5a)と,第2の止着テープ(5b)が含まれており,
前記第1の止着テープ(5a)は,前記接合部(42)が形成された位置から幅方向外方へ向かって延びる延長線から,前記幅方向と直交する方向に第1の距離ずれた位置に取り付けられており,
前記第2の止着テープ(5)は,前記接合部(42)が形成された位置から幅方向外方へ向かって延びる延長線から,前記幅方向と直交する方向に第2の距離ずれた位置に取り付けられている
請求項1に記載の使い捨ておむつ。
- 前記一又は複数の止着テープ(5)には,少なくとも,第1の止着テープ(5a)と,第2の止着テープ(5b)が含まれており,
前記第1の止着テープ(5a)は,前記接合部(42)が形成された位置から幅方向外方へ向かって延びる延長線から,前記幅方向と直交する上方向に向かってに第1の距離ずれた位置に取り付けられており,
前記第2の止着テープ(5b)は,前記接合部(42)が形成された位置から幅方向外方へ向かって延びる延長線から,前記幅方向と直交する下方向に向かって第2の距離ずれた位置に取り付けられている
請求項1に記載の使い捨ておむつ。
- 前記サイドフラップ(4)は,前記接合部(42)を複数有し,
前記一又は複数の止着テープ(5)には,
前記複数の接合部(42)が形成されたそれぞれの位置から幅方向外方へ向かって延びる延長線から,前記幅方向と直交する方向に所定距離ずれた位置に取り付けられた止着テープ(5)が含まれる
請求項1に記載の使い捨ておむつ。
- 前記サイドフラップ(4)には,
前記タック(41)が,複数形成されており,
前記複数のタック(41)のそれぞれには,
折り返された状態を部分的に保持するための接合部(42)が,前記内方折返線(411)と前記外方折返線(412)の間の領域に形成されている
請求項1に記載の使い捨ておむつ。
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JP2011068483A JP5747602B2 (ja) | 2011-03-25 | 2011-03-25 | 使い捨ておむつ |
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JP5747602B2 JP5747602B2 (ja) | 2015-07-15 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021126248A (ja) * | 2020-02-12 | 2021-09-02 | 株式会社リブドゥコーポレーション | 使い捨ておむつ |
JP2021126247A (ja) * | 2020-02-12 | 2021-09-02 | 株式会社リブドゥコーポレーション | 使い捨ておむつ |
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-
2011
- 2011-03-25 JP JP2011068483A patent/JP5747602B2/ja not_active Expired - Fee Related
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