JP2012199622A - 発振周波数補正装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】電源投入時の劣化検出タイミングにおいて、定電流源23から抵抗器22に通電して得られたA/D変換器6のAD変換値(抵抗器22の端子電圧VR)に基づいて、CPU2が逓倍数設定値FMULRを補正する。この場合、定電流源20を用いることなく定電流源23が作動して抵抗器22に通電する。CPU2は、抵抗器22の端子電圧を測定することでCR発振器14内の抵抗器R1の抵抗値の経年変化を反映し、この変化に基づいてCR発振回路8のクロック信号CLKの逓倍数設定値FMULRを補正する。
【選択図】図1
Description
以下、本発明の発振周波数補正装置をマイクロコンピュータに適用した第1の実施形態について図1ないし図6を参照しながら説明する。
電源投入(エンジン始動)されると、マイコン1は初めに図3に示す劣化検出処理を行う。劣化検出タイミングにおいて、CPU2は、劣化検出回路10側にA/D変換器6の入力を切替え、スイッチ21をオフ状態に切替えると共にスイッチ24をオン状態に切替える(S1)。
ΔR∝Δf …(1)
の関係がある。図4(b)に示す例の場合、抵抗器22の劣化(抵抗器R1の劣化)に伴い当該抵抗値がn%増加しCR発振器14の発振周波数(クロック信号CLKの周波数)がn%低下したため、全温度の逓倍数設定値FMULRをn%増加させる補正を行っていることを示している。
その後、補正後の逓倍数設定値FMULRをAD変換値(検出温度T)に対応させてEEPROM3に書込む(T7)。当該検出温度Tに対応する逓倍数設定値FMULRが既にEEPROM3に書き込まれている場合には設定値の更新となり、書き込まれていない場合には新たに逓倍数設定値FMULRをEEPROM3に書き込むことになる。
以上説明したように、本実施形態によれば、電源投入時の劣化検出タイミングにおいて、定電流源23から抵抗器22に通電して得られたA/D変換器6のAD変換値(抵抗器22の端子電圧VR)に基づいて、CPU2が逓倍数設定値FMULRを補正する。この場合、定電流源20を用いず定電流源23が作動して抵抗器22に通電するため、定電流源20の電流供給能力が経年変化していたとしても当該経年変化の影響を排除することができ、抵抗器22の抵抗値変化のみを正確に測定できる。
図7は、抵抗器22の抵抗値が温度依存性を有する抵抗(Nwell抵抗等)によって構成される場合の図3に相当するフローチャートを示している。抵抗器22の初期抵抗値は複数の温度(例えば、−40℃、25℃、125℃)に応じて予め測定されEEPROM3に記憶されている。
図8は、本発明の第2の実施形態を示すもので、前述実施形態と異なるところは、抵抗器の測定電圧に対応した抵抗値が初期抵抗値に対し所定率以上の変化があったことを条件としてCR発振回路の周期設定値を補正しているところにある。前述実施形態と同一部分、同一または類似機能の部分には同一符号を付して説明を省略し、以下、異なる部分について説明を行う。
図9は、本発明の第3の実施形態を示すもので、前述実施形態と異なるところは、抵抗器の測定電圧に対応した抵抗値が初期抵抗値に対し複数回の所定率以上の変化があったことを条件としてCR発振回路の周期設定値を補正しているところにある。前述実施形態と同一部分、同一または類似機能の部分には同一符号を付して説明を省略し、以下、異なる部分について説明を行う。
図10は、本発明の第4の実施形態を示すもので、前述実施形態と異なるところは、所定周期毎にCR発振回路の周期設定値を補正しているところにある。前述実施形態と同一部分、同一または類似機能の部分には同一符号を付して説明を省略し、以下、異なる部分について説明を行う。
図11および図12は、本発明の第5の実施形態を示すもので、CR発振器内の抵抗器にスイッチを切替えて検出することで当該抵抗器の抵抗値の経年変化を検出しているところにある。前述実施形態と同一部分、同一または類似機能の部分には同一符号を付して説明を省略し、以下、異なる部分について説明を行う。
図12は、A/D変換器とCR発振器の電気的接続形態を表している。図12に示すように、A/D変換器6は、抵抗器R1の端子間のアナログ信号をデジタル変換するように結線されている。また、コンパレータCP1の出力と反転入力端子との間に3接点スイッチSW3が介在して構成されている。抵抗器R1とコンパレータCP1の出力との間には3接点スイッチSW3の可動接点、一の固定接点が接続されている。3接点スイッチSW3の他の固定接点は、定電流源ISを介して電源線12に接続されている。また、コンデンサC1とグランド13との間にも接点スイッチSW4が接続されている。このような電気的接続形態において、劣化検出回路10に代わる劣化検出回路25は定電流源IS、3接点スイッチSW3、抵抗器R1、接点スイッチSW4により構成される。
本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に示す変形または拡張が可能である。
Claims (12)
- 第1抵抗器に応じた原発振信号を出力するCR発振器を具備し当該CR発振器の原発振信号を周期設定値に基づいて逓倍/分周してクロック信号を出力するCR発振回路と、
前記CR発振器内の第1抵抗器と同種の第2抵抗器と、
前記第2抵抗器に直列接続された第1定電流源と、
前記第1定電流源と同一電流供給特性を備え前記第2抵抗器に直列接続された第2定電流源と、
通常動作時には前記第1定電流源から前記第2抵抗器に定電流が通電された状態において、劣化検出タイミングには前記第2定電流源から前記第2抵抗器に定電流を通電するように切替えて前記第2抵抗器の電圧を測定する測定手段と、
前記測定手段の測定電圧に基づいて前記CR発振回路の周期設定値を補正する補正手段とを備えたことを特徴とする発振周波数補正装置。 - 前記第1定電流源および前記第2定電流源は、前記CR発振器内の第1抵抗器に通電する平均電流値とほぼ同一電流を前記第2抵抗器に通電可能に構成されていることを特徴とする請求項1記載の発振周波数補正装置。
- 第1抵抗器に応じた原発振信号を出力するCR発振器を具備し当該CR発振器の原発振信号を周期設定値に基づいて逓倍/分周してクロック信号を出力するCR発振回路と、
前記CR発振器内の第1抵抗器にスイッチを介して直列接続された定電流源と、
通常動作時には前記スイッチを切替えて前記CR発振器を動作させた状態において、劣化検出タイミングには前記スイッチが切替えられた状態にて前記定電流源から前記第1抵抗器に定電流を通電して第1抵抗器の電圧を測定する測定手段と、
前記測定手段の測定電圧に基づいて前記CR発振回路の周期設定値を補正する補正手段とを備えたことを特徴とする発振周波数補正装置。 - 前記測定手段は、電源投入時点を前記劣化検出タイミングとして第2抵抗器の電圧を測定することを特徴とする請求項1または2記載の発振周波数補正装置。
- 前記測定手段は、電源投入時点を前記劣化検出タイミングとして第1抵抗器の電圧を測定することを特徴とする請求項3記載の発振周波数補正装置。
- 前記第1抵抗器および前記第2抵抗器は、共にCrSi抵抗により構成されていることを特徴とする請求項1、2または4記載の発振周波数補正装置。
- 前記第1抵抗器は、CrSi抵抗により構成されていることを特徴とする請求項3または5記載の発振周波数補正装置。
- 前記補正手段は、前記第2抵抗器の測定電圧に対応した抵抗値が初期抵抗値に対し所定率以上の変化があったことを条件として前記CR発振回路の周期設定値を補正することを特徴とする請求項2、4、6の何れかに記載の発振周波数補正装置。
- 前記補正手段は、複数回の所定率以上の変化があったことを条件として前記CR発振回路の周期設定値を補正することを特徴とする請求項8記載の発振周波数補正装置。
- 前記補正手段は、前記第1抵抗器の測定電圧に対応した抵抗値が初期抵抗値に対し所定率以上の変化があったことを条件として前記CR発振回路の周期設定値を補正することを特徴とする請求項3、5、7の何れかに記載の発振周波数補正装置。
- 前記補正手段は、複数回の所定率以上の変化があったことを条件として前記CR発振回路の周期設定値を補正することを特徴とする請求項10記載の発振周波数補正装置。
- 前記補正手段は、所定周期毎にCR発振回路の周期設定値を補正することを特徴とする請求項1ないし11の何れかに記載の発振周波数補正装置。
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