JP2012198683A - 携帯可能電子装置、及び携帯可能電子装置の制御方法 - Google Patents

携帯可能電子装置、及び携帯可能電子装置の制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2012198683A
JP2012198683A JP2011061565A JP2011061565A JP2012198683A JP 2012198683 A JP2012198683 A JP 2012198683A JP 2011061565 A JP2011061565 A JP 2011061565A JP 2011061565 A JP2011061565 A JP 2011061565A JP 2012198683 A JP2012198683 A JP 2012198683A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
command
unit
card
portable electronic
electronic device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2011061565A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5875772B2 (ja
Inventor
Hiroo Shimizu
博夫 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2011061565A priority Critical patent/JP5875772B2/ja
Publication of JP2012198683A publication Critical patent/JP2012198683A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5875772B2 publication Critical patent/JP5875772B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Credit Cards Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】 より速く非接触通信を行う事ができる携帯可能電子装置、及び携帯可能電子装置の制御方法を提供する。
【解決手段】 一実施形態に係る携帯可能電子装置は、外部機器と非接触通信を行う携帯可能電子装置であって、前記外部機器から送信されたコマンドを受信する受信部と、前記受信部により受信された前記コマンドに基づいて実行の可否を判断し、可と判断した場合に前記コマンドを処理する第1のコマンド処理部と、前記受信部により受信された前記コマンドを処理する第2のコマンド処理部と、前記第1のコマンド処理部と前記第2のコマンド処理部とのどちらをコマンド処理に用いるかを示すフラグを記憶する記憶部と、前記記憶部により記憶されている前記フラグに基づいて、前記第1のコマンド処理部と前記第2のコマンド処理部とのいずれかにコマンド処理を実行させるように制御する制御部と、を具備する。
【選択図】 図2

Description

本発明の実施形態は、携帯可能電子装置、及び携帯可能電子装置の制御方法に関する。
一般的に、携帯可能電子装置として用いられるICカードは、プラスチックなどで形成されたカード状の本体と本体に埋め込まれたICモジュールとを備えている。ICモジュールは、ICチップを有している。ICチップは、電源が無い状態でもデータを保持することができるEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)またはフラッシュROMなどの不揮発性メモリと、種々の演算を実行するCPUとを有している。
ICカードは、例えば、国際標準規格ISO/IEC7816、及びISO/IEC14443に準拠したICカードである。ICカードは、携帯性に優れ、且つ、外部装置との通信及び複雑な演算処理を行う事ができる。また、偽造が難しい為、ICカードは、機密性の高い情報などを格納してセキュリティシステム、電子商取引などに用いられることが想定される。
また、近年、非接触通信によりデータの送受信を行うことができるICカードが一般的に普及している。上記したような非接触通信を行うICカードは、ICチップとアンテナとを備えている。ICカードは、ICカードを処理するICカード処理装置のリーダライタから発せられる磁界を受けて、カード内のアンテナを電磁誘導により起電させることにより動作する。また、ICカードは、非接触通信により処理装置からコマンドを受信した場合、受信したコマンドに応じてアプリケーションを実行する。これにより、ICカードは、種々の機能を実現することができる。
ICカードの処理装置は、標準の通信速度で、無線通信により初期応答要求コマンドを送信する。ICカードは、初期応答要求コマンドを受信する場合、初期応答要求コマンドに対するレスポンス(初期応答)を生成し、生成したレスポンスを処理装置に送信する。処理装置は、レスポンスを受け取ることにより、通信可能範囲にICカードが存在することを認識することができる。
特許第3488166号公報
処理装置の通信可能範囲内に複数のICカードが存在する場合、初期応答要求コマンドに対するレスポンスが複数のICカードから送信される。このような場合、処理装置は、スロットを設定し、設定したスロットに応じてアンチコリジョンを行うことにより、各ICカードからレスポンスを受け取ることが出来る。さらに、処理装置は、各ICカードと通信速度などを設定し、コマンド及びレスポンスを送受信することにより、ICカードにデータを書き込むことができる。
例えば、複数のICカードに同様のデータを書き込む場合、処理装置は、上記のようなアンチコリジョンを行う必要があり、処理に時間を要するという課題がある。
そこで、より速く非接触通信を行う事ができる携帯可能電子装置、及び携帯可能電子装置の制御方法を提供することを目的とする。
一実施形態に係る携帯可能電子装置は、外部機器と非接触通信を行う携帯可能電子装置であって、前記外部機器から送信されたコマンドを受信する受信部と、前記受信部により受信された前記コマンドに基づいて実行の可否を判断し、可と判断した場合に前記コマンドを処理する第1のコマンド処理部と、前記受信部により受信された前記コマンドを処理する第2のコマンド処理部と、前記第1のコマンド処理部と前記第2のコマンド処理部とのどちらをコマンド処理に用いるかを示すフラグを記憶する記憶部と、前記記憶部により記憶されている前記フラグに基づいて、前記第1のコマンド処理部と前記第2のコマンド処理部とのいずれかにコマンド処理を実行させるように制御する制御部と、を具備する。
図1は、一実施形態に係るICカード処理システムについて説明するための図である。 図2は、一実施形態に係るICカードについて説明するための図である。 図3は、一実施形態に係るICカード処理システムについて説明するための図である。 図4は、一実施形態に係るICカード処理システムについて説明するための図である。 図5は、一実施形態に係るICカード処理システムについて説明するための図である。 図6は、一実施形態に係るICカード処理システムについて説明するための図である。 図7は、一実施形態に係るICカードの処理について説明するための図である。
以下、図面を参照しながら、一実施形態に係る携帯可能電子装置、携帯可能電子装置の処理装置、及び携帯可能電子装置の処理システムについて詳細に説明する。
本実施形態に係る携帯可能電子装置(ICカード)20及びICカードを処理する処理装置(端末装置)10は、例えば、ISO/IEC14443などにより規定されている非接触通信の機能を備える。これにより、ICカード20及び端末装置10は、互いにデータの送受信を行うことができる。
図1は、一実施形態に係るICカード処理システム1の構成例を示す。
ICカード処理システム1は、ICカード20を処理する端末装置10と、ICカード20と、を備える。端末装置10とICカード20とは、上記したように非接触通信により互いに種々のデータを送受信する。
端末装置10は、CPU11、ROM12、RAM13、不揮発性メモリ14、送受信部15、共振部16、ロジック部17、上位インターフェース18、及び電源部19を備える。CPU11、ROM12、RAM13、不揮発性メモリ14、送受信部15、共振部16、ロジック部17、及び上位インターフェース18は、それぞれバスを介して互いに接続されている。
CPU11は、端末装置10全体の制御を司る制御部として機能する。CPU11は、ROM12又は不揮発性メモリ14に記憶されている制御プログラム及び制御データに基づいて種々の処理を行う。例えば、CPU11は、送受信部15及び共振部16を介してICカード20とコマンド及びレスポンスの送受信を行う。
ROM12は、予め制御用のプログラム及び制御データなどを記憶する不揮発性のメモリである。RAM13は、ワーキングメモリとして機能する揮発性のメモリである。RAM13は、CPU11の処理中のデータなどを一時的に格納する。例えば、RAM13は、送受信部15及び共振部16を介して外部の機器と送受信するデータを一時的に格納する。また、RAM13は、CPU11が実行するプログラムを一時的に格納する。
不揮発性メモリ14は、例えばEEPROM、FRAMなどを備える。不揮発性メモリ14は、例えば、制御用のプログラム、制御データ、アプリケーション、及びアプリケーションに用いられるデータなどを記憶する。
送受信部15及び共振部16は、ICカード20と通信を行うためのインターフェース装置である。送受信部15及び共振部16は、例えば、カードリーダライタとして構成される。
送受信部15は、共振部16により送受信するデータに対して信号処理を施す。例えば、送受信部15は、符号化、復号、変調、及び復調を行なう。送受信部15は、符号化及び変調を施したデータを共振部16に供給する。
なお、CPU11は、共振部16によりICカード20にデータを送信する場合の通信速度の設定を行う。送受信部15は、CPU11により設定された通信速度でICカード20に送信するデータの制御を行う。また、送受信部15は、CPU11により設定された通信速度でICカード20から受信するデータの解析を行う。
共振部16は、例えば所定の共振周波数を有するアンテナを有する。共振部16は、送受信部15から供給されるデータに応じて磁界を発生させる。これにより、端末装置10は、通信可能範囲に存在するICカード20に対してデータを非接触で送信することができる。
また、共振部16は、磁界を検知し、検知した磁界に応じてデータを生成する。これにより、共振部16は、データを非接触で受信することができる。共振部16は、受信したデータを送受信部15に供給する。送受信部15は、共振部16により受信したデータに対して復調及び復号を行う。これにより、端末装置10は、ICカード20から送信された元のデータを取得することができる。
ロジック部17は、所定の演算処理を行う。例えば、ロジック部17は、CPU11の制御に基づいて、データの暗号化、復号、及び乱数生成などの演算処理を行う。
上位インターフェース18は、上位端末と通信するためのインターフェースである。上位端末は、例えば操作部及び表示部などを備える。操作部は、例えば操作キーなどを備え、操作者により入力される操作に基づいて、操作信号を生成する。表示部は、種々の情報を表示する。上位インターフェース18は、上位端末からデータを受け取り、CPU11に伝送する。また、上位インターフェース18は、送受信部15及び共振部16によりICカード20から取得したデータを上位端末に伝送する構成であってもよい。
電源部19は、端末装置10の各部に電力を供給する。
また、不揮発性メモリ14は、アンチコリジョンにおけるスロット数に関する一覧表(テーブル)を記憶する記憶部14aを有する。記憶部14aは、例えば、上位インターフェース18を介して上位端末から入力されるテーブルを記憶する。また、端末装置10が操作入力を受け付ける操作部を有する場合、記憶部14aは、操作部に入力される操作に応じたテーブルを記憶する構成であってもよい。また、ROM12がテーブルを記憶する記憶部14aを備える構成であってもよい。なお、テーブルについては後述する。
図2は、一実施形態に係るICカード20の構成例を示す。
図2に示すように、ICカード20は、例えば、矩形状の本体21と、本体21内に内蔵されたICモジュール22とを備える。ICモジュール22は、ICチップ23と、共振部(アンテナ)24とを備える。ICチップ23と共振部24とは、互いに接続された状態でICモジュール22内に形成されている。
なお、本体21は、少なくとも共振部24が配設されるICモジュール22を設置可能な形状であれば、矩形状に限らず如何なる形状であっても良い。
ICチップ23は、CPU25、ROM26、RAM27、不揮発性メモリ28、送受信部29、電源部31、及びロジック部32などを備える。CPU25、ROM26、RAM27、不揮発性メモリ28、送受信部29、電源部31、及びロジック部32は、バスを介して互いに接続されている。
共振部24は、端末装置(外部機器)10の共振部16と通信を行うためのインターフェースである。共振部24は、例えば、ICモジュール22内に所定の形状で配設される金属線により構成されるアンテナコイルを備える。
ICカード20は、端末装置10に送信するデータに応じてアンテナコイルにより磁界を発生させる。これにより、ICカード20は、端末装置10に対してデータを送信することができる。また、ICカード20は、電磁誘導によりアンテナコイルに発生する誘導電流に基づいて端末装置10から送信されるデータを認識する。
CPU25は、ICカード20全体の制御を司る制御部として機能する。CPU25は、ROM26あるいは不揮発性メモリ28に記憶されている制御プログラム及び制御データに基づいて種々の処理を行う。例えば、端末装置10から受信したコマンドに応じて種々の処理を行い、処理結果としてのレスポンスなどのデータの生成を行なう。
ROM26は、予め制御用のプログラム及び制御データなどを記憶する不揮発性のメモリである。ROM26は、製造段階で制御プログラム及び制御データなどを記憶した状態でICカード20内に組み込まれる。即ち、ROM26に記憶される制御プログラム及び制御データは、予めICカード20の仕様に応じて組み込まれる。
RAM27は、ワーキングメモリとして機能する揮発性のメモリである。RAM27は、CPU25の処理中のデータなどを一時的に格納する。例えば、RAM27は、共振部24を介して端末装置10から受信したデータを一時的に格納する。またRAM27は、共振部24を介して端末装置10に送信するデータを一時的に格納する。またさらに、RAM27は、CPU25が実行するプログラムを一時的に格納する。
不揮発性メモリ28は、例えば、EEPROMあるいはフラッシュROMなどのデータの書き込み及び書換えが可能な不揮発性のメモリを備える。不揮発性メモリ28は、ICカード20の運用用途に応じて制御プログラム及び種々のデータを格納する。
たとえば、不揮発性メモリ28では、プログラムファイル及びデータファイルなどが創成される。創成された各ファイルには、制御プログラム及び種々のデータなどが書き込まれる。CPU25は、不揮発性メモリ28、または、ROM26に記憶されているプログラムを実行することにより、種々の処理を実現することができる。
送受信部29は、端末装置10に送信するデータに対して符号化、負荷変調などの信号処理を行う。例えば、送受信部29は、端末装置10に送信するデータの変調(増幅)を行う。送受信部29は、信号処理を施したデータを共振部24に送信する。
また、送受信部29は、共振部24により受信する信号に対して復調、及び復号を行う。例えば、送受信部29は、共振部24により受信する信号の解析を行う。これにより、送受信部29は、2値の論理データを取得する。送受信部29は、解析したデータをバスを介してCPU25に送信する。
なお、CPU25は、共振部24により端末装置10にデータを送信する場合の通信速度の設定を行う。送受信部29は、CPU25により設定された通信速度で端末装置10に送信するデータの制御を行う。また、送受信部29は、CPU25により設定された通信速度で端末装置10から受信するデータの解析を行う。
電源部31は、共振部24により受け取られた電波(例えばキャリア波)に基づいて電力を生成する。さらに、電源部31は、動作クロックを生成する。電源部31は、生成した電力及び動作クロックをICカード20の各部に供給する。ICカード20の各部は、電力の供給を受けた場合、動作可能な状態になる。
ロジック部32は、演算処理をハードウエアにより行う演算部である。例えば、ロジック部32は、端末装置10からのコマンドに基づいて、暗号化、復号、及び乱数の生成などの処理を行う。例えば、端末装置10から相互認証コマンドを受信する場合、ロジック部32は、乱数を生成し、生成した乱数をCPU25に伝送する。
また、不揮発性メモリ28は、アンチコリジョンにおけるスロット数に関する一覧表(テーブル)を記憶する記憶部28aを備えている。記憶部28aは、例えば、ICカード20のファイルの創成時に外部から入力されるテーブルを記憶する。また、ROM26が記憶部28aを備える構成であってもよい。この場合、ROM26は、テーブルを記憶した状態でICチップ23に組み込まれる。なお、テーブルについては後述する。
なお、ICカード20は、受信するコマンドに応じて、発行モードと運用モードとを切り替える。ICカード20のRAM27、または不揮発性メモリ28は、ICカード20が発行モードと運用モードとのどちらを採用しているかを示すフラグ(モードフラグ)を記憶する。ICカード20は、受信するコマンドに応じて、上記のモードフラグを切り替える。
運用モードは、例えば、ICカード20の一次発行後に用いられるモードである。運用モードで動作するISO/IEC 14443 TypeBに従うICカード20は、ATTRIBなどのコマンドを受信した場合、Pseudo Unique PICC Identifier(PUPI:カード識別子)を用いた認証を行い、認証結果が正常である場合、コマンド処理を実行する。さらに、ICカード20は、コマンド処理の結果に基づいて、レスポンスを生成し、生成したレスポンスを端末装置10に送信する。
発行モードは、例えば、ICカード20の一次発行時に用いられるモードである。発行モードで動作するICカード20は、ATTRIBなどのコマンドを受信した場合、PUPIを用いた認証を行わずにコマンド処理を実行する。また、この場合、ICカード20は、コマンド処理の結果に基づいてレスポンスを生成し、レスポンスを不揮発性メモリ28に記憶する。
一実施形態に係るICカード処理システム1の端末装置10は、ICカード20の検知を行なう為に、共振部16により送信する初期応答要求コマンドを生成する。端末装置10は、図3に示すような初期応答要求コマンドを生成する。
図3は、ISO/IEC 14443 TypeBの初期応答要求コマンドの例を示す。図3により示されるように、初期応答要求コマンドは、「APf」、「AFI」、「PARAM」、及び「CRC_B」を有する。
APfは、初期応答要求コマンドで使用されるパラメータである。APfは、例えば1byteのデータである。
AFIは、端末装置10が応用分野を特定する為に用いられる識別子である。AFIは、例えば8bit(1byte)で表現される値である。即ち、端末装置10は、初期応答要求コマンドの先頭から9bit乃至16bit目にAFIの値を設定する。
PARAMは、属性情報のパラメータである。PARAMは、例えば8bit(1byte)のデータである。PARAMは、コマンドの種類、及び、スロットマーカ方式またはタイムスロット方式などのアンチコリジョンで使用されるスロットの数などを示す。
CRC_Bは、巡回冗長検査符号である。CRC_Bは、例えば、16bit(2byte)で表現される値である。CRC_Bは、CRC_Bを含むコマンドをキャラクタとして有するフレーム内のデータビットから計算される値である。ICカード20は、受信したコマンドのCRC_Bを用いて、受信したコマンドが正常に伝送されたものであるか否かを判断する。
図3に示すPARAMは、例えば図4により示されるような構成を備える。
図4は、PARAMの構成の例を示す。図4により示されるように、PARAMは、例えばビットb1乃至ビットb8の8ビット(1バイトにより構成される)。PARAMは、スロット数を示す情報(Number of slots)、REQB/WUPB、及びExATQBなどの情報を有する。なお、図4に示すビットb6乃至ビットb8は、Reserve Future Use(RFU)となっており、現在使用されていない。
Number of slotsは、ビットb1乃至b3に設定されるデータである。Number of slotsは、上記したように、スロットマーカ方式またはタイムスロット方式などのアンチコリジョンで使用されるスロットの数などを示す。
REQB/WUPBは、ビットb4に設定されるデータである。REQB/WUPBは、当該初期応答要求コマンドが、REQBコマンド(リクエストコマンド)であるのか、WUPBコマンド(ウェークアップコマンド)であるのかを示す。また、ExATQBは、Extended ATQBのサポート状態を示す。
図5は、端末装置10の不揮発性メモリ14により記憶されているテーブル14aの例を示す。なお、図5に示されるテーブルは、ICカード20の不揮発性メモリ28の記憶部28aにも記憶されている。図5により示されるように、テーブルは、スロット数と、スロット数に対応付けられたビットb1乃至ビットb3に対応する値とを有する。
例えば、端末装置10は、スロット数を1に設定する場合、初期応答要求コマンドのPARAMのビットb1乃至ビットb3に「000」をセットする。端末装置10は、スロット数を2に設定する場合、初期応答要求コマンドのPARAMのビットb1乃至ビットb3に「001」をセットする。端末装置10は、スロット数を4に設定する場合、初期応答要求コマンドのPARAMのビットb1乃至ビットb3に「010」をセットする。
端末装置10は、ICカード20を運用モードで動作させる場合、記憶部14aにより記憶されているテーブルに基づいて、b1乃至b3の値を「000」、「001」、「010」、「011」、及び「100」のうちのいずれかに設定する。これにより、ICカード20にアンチコリジョンを行わせることができる。
端末装置10は、図4に示すコマンドを送信し、ICカード20からのレスポンスを受信することにより、ICカード20のカード識別子を取得する。
ICカード20は、PARAMのb1乃至b3の値が「000」、「001」、「010」、「011」、及び「100」のうちのいずれかである初期応答要求コマンドを受信した場合、上記のモードフラグを運用モードに切り替える。さらに、ICカード20は、コマンドで指定されたスロット数に基づいてアンチコリジョンを行い、レスポンスを端末装置10に送信する。
ICカード20から送信されるレスポンスは、ISO/IEC 14443 TypeBの場合、「APa」、「PUPI」、「応用データ」、「プロトコル情報」及び「CRC_B」を有する。
APaは、初期応答要求コマンドに対するレスポンス(初期応答)で使用されるパラメータである。APaは、例えば1byteのデータで‘50’ある。
PUPIは、擬似固有ICカード(PICC)識別子である。PUPIは、衝突防止処理(アンチコリジョン)時に、端末装置10側からICカード20を識別するために使用される。PUPIは、例えば、4byteのデータである。PUPIは、ROM26、または不揮発性メモリ28に記憶されている値であるが、乱数などを代用してもよい。
応用データは、ICカード20にどのようなアプリケーションが書き込まれているかを端末装置10に伝える為のデータである。応用データは、例えば4byteのデータである。
プロトコル情報は、ICカード20がサポートする応用プロトコルの状態を表す。例えば、プロトコル情報は、ICカード20がサポートする通信速度を示す情報を含む。プロトコル情報は、例えば3byteのデータである。
CRC_Bは、巡回冗長検査符号である。CRC_Bは、例えば、2byteで表現される値である。CRC_Bは、CRC_Bを含むコマンドをキャラクタとして有するフレーム内のデータビットから計算される値である。
さらに、端末装置10は、ISO/IEC 14443 TypeBの場合、図6により示されるATTRIBコマンドを送信する。
図6に示されるように、ATTRIBは、コマンドがATTRIBであることを示すヘッダとしての「AP」、「Identifier」、「Param1乃至4」、「Higher Layer Infomation」、及び「CRC_B」などを有する。
APは、ATTRIBコマンドで使用されるパラメータである。APは、例えば1byteのデータで’1D’ある。
Identifierは、端末装置10がICカード20を特定する為に用いられる識別子である。Identifierは、例えば4byteで表現される値である。端末装置10は、取得したPUPIに基づいて処理対象のICカード20を特定し、特定したICカード20のPUPIをIdentifierとして付加する。
Param1乃至4は、種々の属性情報のパラメータである。各Paramは、例えば8bit(1byte)のデータである。Param1乃至4は、通信レート、フレームサイズなどの通信設定を行うための情報を有する。
Higher Layer Infomationは、任意のデータを付加することができるオプションのフィールドである。
CRC_Bは、巡回冗長検査符号である。CRC_Bは、例えば、16bit(2byte)で表現される値である。CRC_Bは、CRC_Bを含むコマンドをキャラクタとして有するフレーム内のデータビットから計算される値である。ICカード20は、受信したコマンドのCRC_Bを用いて、受信したコマンドが正常に伝送されたものであるか否かを判断する。
さらに、端末装置10は、Param4の下位の4bitを用いて論理識別子(CID)を指定する。通常、ICカード20は、ATTRIBを受信した場合、受信したATTRIBのIdentifierの値と、自身が記憶するPUPIの値とを比較する。ICカード20は、ATTRIBのIdentifierの値と、自身が記憶するPUPIの値とが一致した場合、通信の設定を行い、レスポンスを端末装置10に送信する。これにより、端末装置10とICカード20との間で通信路が確立される。以降、ICカード20は、端末装置10から送信されるコマンドに基づいて、種々のコマンド処理を実行することができる。
本発明では、端末装置10は、ICカード20を発行モードで動作させる場合、図5に示す初期応答要求コマンドのPARAMのビットb1乃至ビットb3に「111」をセットする。
ICカード20は、PARAMのb1乃至b3の値が「111」である初期応答要求コマンドを受信した場合、上記のモードフラグを発行モードに切り替える。この場合、ICカード20は、コマンド処理の結果に基づいてレスポンスを生成し、レスポンスを端末装置10に送信せずに不揮発性メモリ28に記憶する。
さらに、端末装置10は、図6により示されるATTRIBコマンドを送信する。なお、端末装置10は、初期応答要求コマンドにおいてPARAMのビットb1乃至b3を「111」に設定した場合、Identifierの値を削除、または固定値に設定してATTRIBをICカード20に送信する。さらに、端末装置10は、Param4の下位の4bitを用いて論理識別子(CID)を指定するが、この場合、端末装置10は、以降論理識別子がないことを示す「0000」、またはRFUである「1111」の何れかを論理識別子に設定する。
発行モードで動作するICカード20は、ATTRIBなどのコマンドを受信した場合、PUPIを用いた認証を行わずにコマンド処理を実行する。これにより、ICカード20は、通信の設定を行い、コマンド処理の結果に基づいてレスポンスを生成し、レスポンスを不揮発性メモリ28に記憶する。これにより、端末装置10とICカード20との間で通信路が確立される。以降、ICカード20は、端末装置10から送信されるコマンドに基づいて、種々のコマンド処理を実行することができる。
例えば、端末装置10の通信可能範囲内に複数のICカード20が存在するとする。ここで、複数のICカード20にPARAMのb1乃至b3の値が「111」である初期応答要求コマンド及びATTRIBを送信した場合、端末装置10は、通信可能範囲内の全てのICカード20と通信を確立することができる。以降、各ICカード20は、端末装置10から送信されるコマンドに基づいて、種々のコマンド処理を実行することができる。
この状態で、端末装置10は、例えば、ICカード20に対して書き込みコマンドを送信することにより、通信可能範囲内に存在する全てのICカード20に同じデータを書き込むことができる。本実施形態によると、ICカード20の発行段階において、例えば、アプリケーションなどの共通データを複数のICカード20に同時に書き込む事ができる。
図7は、ICカード20の処理の例を示す。
端末装置10は、生成した初期応答要求コマンドを共振部16により繰り返し通信可能範囲に送信する。ICカード20は、端末装置10の共振部16の通信可能範囲内に進入する場合、活性化されてアイドル状態になる(ステップS11)。さらに、ICカード20は、初期応答要求コマンドを受信する(ステップS12)。
ICカード20のCPU25は、受信した初期応答要求コマンドを解析する。これにより、CPU25は、初期応答要求コマンドの「APf」、「AFI」、「PARAM」、及び「CRC_B」のそれぞれの値を認識する。
CPU25は、認識した「PARAM」の値と、記憶部28aに記憶されているテーブルとに基づいて、初期応答要求コマンドが発行モードと運用モードとのどちらを指示するものであるかを認識する(ステップS13)。図5に示されるテーブルに基づいて処理を行う場合、CPU25は、Number of slotの値が「111」である場合に発行モードが指示されたと判断する。また、CPU25は、Number of slotの値が「111」ではない場合に運用モードが指示されたと判断する。
初期応答要求コマンドにより発行モードが指示された場合、CPU25は、モードフラグとして発行モードを示す値を設定する(ステップS14)。
また、初期応答要求コマンドにより運用モードが指示された場合、CPU25は、モードフラグとして運用モードを示す値を設定する(ステップS15)。さらに、CPU25は、初期応答要求コマンドに基づく処理の結果に応じたレスポンスを端末装置10に送信する(ステップS16)。
さらに、CPU25は、ATTRIBを受信する(ステップS17)。ICカード20のCPU25は、受信したATTRIBを解析する。これにより、CPU25は、ATTRIBの「AP」、「Identifier」、「Param1乃至4」、「Higher Layer Infomation」、及び「CRC_B」のそれぞれの値を認識する。
さらに、CPU25は、モードフラグが発行モードを示すか運用モードを示すかを判断する(ステップS18)。モードフラグが発行モードを示す場合、CPU25は、ATTRIBに基づく処理、すなわち、通信に関する設定を行う(ステップS19)。これにより、ICカード20と端末装置10との間で通信路が確立される。
また、モードフラグが運用モードを示す場合、CPU25は、カード識別子を比較する(ステップS20)。即ち、CPU25は、ATTRIBの「Identifier」の値と、自身が保持するPUPIの値とを比較する。
「Identifier」の値とPUPIとが一致する場合、CPU25は、ATTRIBに基づく処理、すなわち、通信に関する設定を行う(ステップS21)。これにより、ICカード20と端末装置10との間で通信路が確立される。さらに、CPU25は、処理結果に基づいてレスポンスを生成し、生成したレスポンスを端末装置10に送信する(ステップS22)。なお、「Identifier」の値とPUPIとが一致しない場合、CPU25は、処理を行わずに待機状態を維持する。
端末装置10は、上記したようにICカード20との通信路が確立された場合、種々のコマンドをICカード20に送信する。これにより、ICカード20は、受信したコマンドに応じたコマンド処理を実行する(ステップS23)。
このような構成によると、端末装置10は、通信可能範囲内に存在する複数のICカード20に同時にデータを書き込むことができる。なお、ICカード20は、発行モードで動作する場合、レスポンスを端末装置10に送信せず、不揮発性メモリ28などに記憶する。この為、端末装置10は、アンチコリジョン処理を行うことなく複数枚のICカード20を処理することができる。
これにより、複数のICカードに同様のデータを書き込む処理などに要する時間を削減する事ができる。この結果、より速く非接触通信を行う事ができる携帯可能電子装置、及び携帯可能電子装置の制御方法を提供することができる。
なお、ステップS14、あるいはステップS19後、レスポンスを送信してもよい。本手順では、初期応答要求コマンド及びATTRIBを処理する時間待つ必要があるが、レスポンスがあれば、衝突が発生するためデータは分からないが、端末装置10が次のコマンドを送信するタイミングが分かる。
また、上記した実施形態では、端末装置10は、初期応答要求コマンドのPARAMのスロット数に関するビットの値を設定することによりICカード20のモードを切り替える構成として説明したが、この構成に限定されない。例えば、端末装置10は、初期応答要求コマンドのPARAMのビットb6乃至ビットb8などに発行モードか運用モードかを示す情報を付加する構成であってもよい。
また、端末装置10は、ATTRIBに発行モードか運用モードかを示す情報を付加する構成であってもよい。この場合、初期応答要求コマンドに対するレスポンスが複数のICカード20から端末装置10に送信される。この為、コリジョンが発生するが、端末装置10は、続けてATTRIBを送信することにより、ICカード20を発行モードに移行させることができる。これにより、ICカード20は、PUPIを用いた認証を行わない状態になる。この為、端末装置10は、各ICカード20との通信路を確立することができる。
また、上記の実施形態では、ICカード20は、端末装置10から送信されたコマンドに応じて発行モードと運用モードとを切り替える構成として説明したが、この構成に限定されない。例えば、ICカード20は、初期状態で発行モードに設定される構成であってもよい。例えば、ICカード20は、不揮発性メモリ28内にファイルが創成された時点で発行モードに設定される。
この場合、端末装置10は、通常の初期応答要求コマンド、及びATTRIBをICカード20に送信することにより、アンチコリジョンを行うことなく複数のICカード20と通信路を確立することができる。さらに、端末装置10は、書き込みコマンドなどをICカード20に送信することにより、複数のICカード20に同時にデータを書き込む事ができる。
また、この場合、ICカード20は、所定のコマンド、または所定の情報が付加されたコマンドを受信した場合に、発行モードから運用モードに遷移するようにモードフラグを書き換える。例えば、ICカード20は、モードを切り替える為のコマンド、または、図3乃至図5に示されるように運用モードに移行することを指示するコマンドなどを受信した場合にモードフラグを書き換える。このような場合、ICカード20は、モードフラグを書き換えが不可能な状態で運用モードを示す情報に書き換えることにより、セキュリティ性も保つことが出来る。
また、上記した実施形態では、発行モードで動作する場合、ICカード20は、レスポンスを端末装置10に返信せずに不揮発性メモリ28に記憶すると説明した。この場合、端末装置10は、不揮発性メモリ28に記憶されたレスポンスを読み出すためのコマンドをICカード20に送信することにより、ICカード20により実行されたコマンド処理の処理結果を取得することが出来る。これにより、端末装置10は、書き込みエラーなどが発生したICカード20を特定することが出来る。
なお、上述の各実施の形態で説明した機能は、ハードウエアを用いて構成するに留まらず、ソフトウエアを用いて各機能を記載したプログラムをコンピュータに読み込ませて実現することもできる。また、各機能は、適宜ソフトウエア、ハードウエアのいずれかを選択して構成するものであっても良い。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
1…ICカード処理システム、10…端末装置、12…ROM、13…RAM、14…不揮発性メモリ、14a…記憶部、15…送受信部、16…共振部、17…ロジック部、18…上位インターフェース、19…電源部、20…ICカード、21…本体、22…ICモジュール、23…ICチップ、24…共振部、25…CPU、26…ROM、27…RAM、28…不揮発性メモリ、28a…記憶部、29…送受信部、31…電源部、32…ロジック部。

Claims (8)

  1. 外部機器と非接触通信を行う携帯可能電子装置であって、
    前記外部機器から送信されたコマンドを受信する受信部と、
    前記受信部により受信された前記コマンドに基づいて実行の可否を判断し、可と判断した場合に前記コマンドを処理する第1のコマンド処理部と、
    前記受信部により受信された前記コマンドを処理する第2のコマンド処理部と、
    前記第1のコマンド処理部と前記第2のコマンド処理部とのどちらをコマンド処理に用いるかを示すフラグを記憶する記憶部と、
    前記記憶部により記憶されている前記フラグに基づいて、前記第1のコマンド処理部と前記第2のコマンド処理部とのいずれかにコマンド処理を実行させるように制御する制御部と、
    を具備する携帯可能電子装置。
  2. 前記第2のコマンド処理部により実行されたコマンド処理の結果としてのレスポンスを記憶する処理結果記憶部をさらに具備する、請求項1に記載の携帯可能電子装置。
  3. 前記第2のコマンド処理部は、前記受信部により所定のコマンドを受信した場合、前記処理結果記憶部により記憶されている前記レスポンスを前記外部機器に送信する送信部をさらに具備する請求項2に記載の携帯可能電子装置。
  4. 前記第1のコマンド処理部により実行されたコマンド処理の結果としてのレスポンスを前記外部機器に送信する送信部をさらに具備する、請求項1に記載の携帯可能電子装置。
  5. 前記記憶部は、前記受信部により受信された前記コマンドに基づいて、前記フラグを書き換える、請求項1に記載の携帯可能電子装置。
  6. 前記記憶部は、前記受信部により受信された前記コマンドに基づいて、前記フラグを書き換え不可能な状態で書き換える、請求項5に記載の携帯可能電子装置。
  7. 前記各部を備えるICモジュールと、
    前記ICモジュールが配設される本体と、
    を具備する請求項1に記載の携帯可能電子装置。
  8. 外部機器と非接触通信を行う携帯可能電子装置に用いられる制御方法であって、
    前記外部機器から送信されたコマンドを受信し、
    受信された前記コマンドに基づいて実行の可否を判断し、可と判断した場合に前記コマンドを処理するか、受信された前記コマンドに基づいて実行の可否を判断せずに前記コマンドを処理するかを自身が予め記憶するフラグに基づいて制御する、
    携帯可能電子装置の制御方法。
JP2011061565A 2011-03-18 2011-03-18 携帯可能電子装置、携帯可能電子装置の制御方法、及び携帯可能電子装置の処理システム Active JP5875772B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011061565A JP5875772B2 (ja) 2011-03-18 2011-03-18 携帯可能電子装置、携帯可能電子装置の制御方法、及び携帯可能電子装置の処理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011061565A JP5875772B2 (ja) 2011-03-18 2011-03-18 携帯可能電子装置、携帯可能電子装置の制御方法、及び携帯可能電子装置の処理システム

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015210185A Division JP6092342B2 (ja) 2015-10-26 2015-10-26 非接触式携帯可能電子装置、及び非接触式携帯可能電子装置の発行方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012198683A true JP2012198683A (ja) 2012-10-18
JP5875772B2 JP5875772B2 (ja) 2016-03-02

Family

ID=47180850

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011061565A Active JP5875772B2 (ja) 2011-03-18 2011-03-18 携帯可能電子装置、携帯可能電子装置の制御方法、及び携帯可能電子装置の処理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5875772B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001243118A (ja) * 2001-04-20 2001-09-07 Ntt Data Corp Icカードおよびそのパーソナライズ装置
JP2004348234A (ja) * 2003-05-20 2004-12-09 Toshiba Corp 携帯可能電子媒体、携帯可能電子媒体の発行装置、携帯可能電子媒体の発行システム、及び、携帯可能電子媒体の発行方法
JP2005275457A (ja) * 2004-03-22 2005-10-06 Toshiba Corp 携帯可能電子媒体の発行装置、携帯可能電子媒体、及び携帯可能電子媒体の発行方法
JP2005275456A (ja) * 2004-03-22 2005-10-06 Toshiba Corp 携帯可能電子媒体、携帯可能電子媒体に用いられる集積回路、及び、携帯可能電子媒体の発行方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001243118A (ja) * 2001-04-20 2001-09-07 Ntt Data Corp Icカードおよびそのパーソナライズ装置
JP2004348234A (ja) * 2003-05-20 2004-12-09 Toshiba Corp 携帯可能電子媒体、携帯可能電子媒体の発行装置、携帯可能電子媒体の発行システム、及び、携帯可能電子媒体の発行方法
JP2005275457A (ja) * 2004-03-22 2005-10-06 Toshiba Corp 携帯可能電子媒体の発行装置、携帯可能電子媒体、及び携帯可能電子媒体の発行方法
JP2005275456A (ja) * 2004-03-22 2005-10-06 Toshiba Corp 携帯可能電子媒体、携帯可能電子媒体に用いられる集積回路、及び、携帯可能電子媒体の発行方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5875772B2 (ja) 2016-03-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5795921B2 (ja) Icカード、携帯可能電子装置、icカードの制御方法
JP6092342B2 (ja) 非接触式携帯可能電子装置、及び非接触式携帯可能電子装置の発行方法
JP2011022841A (ja) 携帯可能電子装置の処理システム、携帯可能電子装置、及び携帯可能電子装置の処理装置
EP2717193B1 (en) IC card, portable electronic device, and reader/ writer
JP2012208910A (ja) 携帯可能電子装置、及び携帯可能電子装置の処理システム
US20110181388A1 (en) Portable electronic device and method for controlling portable electronic device
JP5875772B2 (ja) 携帯可能電子装置、携帯可能電子装置の制御方法、及び携帯可能電子装置の処理システム
JP5693824B2 (ja) Icカードの処理装置、icカード、及びicカードの処理システム
JP2011065477A (ja) 携帯可能電子装置
JP5684059B2 (ja) Icカード、及びicカードの制御方法
JP6009854B2 (ja) Icカード、携帯可能電子装置、及びicカードの制御プログラム
JP5957577B2 (ja) Icカード、携帯可能電子装置、icカードの制御方法
JP2012194698A (ja) 携帯可能電子装置、携帯可能電子装置の処理装置、及び携帯可能電子装置の処理システム
JP2014002471A (ja) Icカード処理装置、及びicカード
JP5684051B2 (ja) 携帯可能電子装置、icカード、及び携帯可能電子装置の制御方法
JP5657440B2 (ja) 携帯可能電子装置、及び携帯可能電子装置の処理システム
JP5784204B2 (ja) 携帯可能電子装置、及び携帯可能電子装置の処理システム
JP5726700B2 (ja) Icカード、及びicカードの処理方法
JP2011022840A (ja) 携帯可能電子装置の処理システム、携帯可能電子装置、及び携帯可能電子装置の処理装置
JP5762941B2 (ja) Icカード、携帯可能電子装置、及びicカードの制御プログラム
JP2012198676A (ja) 携帯可能電子装置、携帯可能電子装置の処理装置、及び携帯可能電子装置の処理システム
JP5677195B2 (ja) 携帯可能電子装置、携帯可能電子装置の制御方法
JP5787692B2 (ja) Icカード、携帯可能電子装置、及びicカードの制御方法
JP2014063263A (ja) Icカード、携帯可能電子装置、及びicカードのリーダライタ
EP2299414B1 (en) Portable electronic apparatus, control method for portable electronic apparatus, and IC card

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130529

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20131205

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20131212

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131218

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20131219

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20131226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140107

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20140109

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140310

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140701

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141001

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20141009

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20141205

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151026

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160120

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5875772

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151