JP2012196747A - ドラムフィルタ式浄化装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】クーラント液に混入した切粉53を分離除去するためのドラムフィルタ式浄化装置1。混入クーラント液51を貯留する濾過槽13と、多数の通流孔102を筒体101に対して形成し回転可能なドラムフィルタ10と、ドラムフィルタ10を回転させる回転駆動源12と、ドラムフィルタ10の内周側を吸引するポンプ31と、ドラムフィルタ10内に配置された多角断面を有する棒体11とを有している。ポンプ31によって吸引することにより、クーラント液を多数の通流孔102を通過させてドラムフィルタ10の外周側から内周側へ通流させる。ドラムフィルタ10を回転させて棒体11を転動させることにより、通流孔102に詰まった切粉53を叩き出す。
【選択図】図3
Description
しかしながら、ドラムフィルタによって混入クーラント液を濾過する際には、切粉が上記通流孔の内側に引掛り、この通流孔を詰まらせてしまうことがある。
また、ドラムフィルタの濾過能力を回復させるためには、ドラムフィルタ式浄化装置の稼働を停止して、通流孔から切粉を除去するメンテナンス作業を行う必要があり、ドラムフィルタ式浄化装置の稼働率が低下する場合がある。
該ドラムフィルタ式浄化装置は、切粉が混入したクーラント液である混入クーラント液を貯留する濾過槽と、
該濾過槽内の上記混入クーラント液中に配置され、多数の通流孔を筒体に対して形成してなると共に、該筒体の中心軸線の回りに回転可能なドラムフィルタと、
該ドラムフィルタを回転させる回転駆動源と、
上記ドラムフィルタの内周側を吸引するポンプと、
上記ドラムフィルタ内に配置される多角形断面を有する棒体とを有し、
上記ポンプによって吸引することにより、上記クーラント液を上記多数の通流孔を通過させて上記ドラムフィルタの外周側から内周側へ通流させると共に、上記ドラムフィルタを回転させることにより、該ドラムフィルタの内面上において、上記棒体を転動させるよう構成されていることを特徴とするドラムフィルタ式浄化装置にある(請求項1)。
また、上記ドラムフィルタの濾過能力を維持することができるため、切粉を除去するためのメンテナンス作業が不要となる。そのため、ドラムフィルタ式浄化装置の稼働率を向上することができる。
多角形断面からなる上記棒体により叩く動作は、上記棒体が転動する際に、その重心位置と接地面との距離の変化することに基づいて生じるものである。
また、上記棒体の断面をなす多角形における角の数が9以上の場合、上記棒体の断面形状が円形に近くなり、上記棒体の重心と接地面との距離の変化が小さくなり、叩く動作が行われにくくなる。
本発明の実施例にかかるドラムフィルタ式浄化装置1について、図1〜図4を用いて説明する。
ドラムフィルタ式浄化装置1は、図1及び図2に示すごとく、切粉53が混入したクーラント液である混入クーラント液51を貯留する濾過槽13と、該濾過槽13内の混入クーラント液51中に配置され、多数の通流孔102を筒体101に対して形成してなると共に、該筒体101の中心軸線の回りに回転可能なドラムフィルタ10と、該ドラムフィルタ10を回転させる回転駆動源12とを有している。また、ドラムフィルタ式浄化装置1は、ドラムフィルタ10の内周側を吸引するポンプ31と、ドラムフィルタ10内に配置され、多角断面を有する棒体11とを有している。
ドラムフィルタ式浄化装置1は、ポンプ31によって吸引することにより、クーラント液を多数の通流孔102を通過させてドラムフィルタ10の外周側から内周側へ通流させると共に、ドラムフィルタ10を回転させて棒体11を転動させることにより、通流孔102に詰まった切粉53を叩き出す。
本例は、各種鋼材において切削加工を行った際に生ずる切粉53がクーラント液に混入してなる混入クーラント液51を浄化するためのドラムフィルタ式浄化装置1である。
ドラムフィルタ式浄化装置1は、図1及び図2に示すごとく、混入クーラント液51を貯留する濾過槽13と、該濾過槽13の内側に配された2本のドラムフィルタ10と、濾過槽13内に残留する切粉53を濾過槽13の外部へ排出する排出コンベア2とを有している。
濾過槽13は、クーラント液流入口132から流入する混入クーラント液51を貯留するよう構成してある。また、濾過槽13内には、沈殿する切粉53を排出するための排出コンベア2と、2本のドラムフィルタ10とを配してある。
また、ドラムフィルタ10の筒体101の一端は、閉塞されており、他端は、精密濾過部3に配した第1ポンプ311と連結している。
棒体11は、ドラムフィルタ10内に固定されておらず、ドラムフィルタ10を回転させることにより、その内面上を転動可能に配してある。また、棒体11の長さを上記のごとく設定してあるため、棒体11の軸線方向と、ドラムフィルタ10の軸線方向とを、常に略平行とすることができる。
鉄鋼材の切削加工に使用して、切粉53が混入した混入クーラント液51は、クーラント液流入口132から濾過槽13内へと流入し貯留される。混入クーラント液51に混入した切粉53の一部は、濾過槽13内において自然に沈殿するが、沈殿しない切粉53を含んだ混入クーラント液51は、2本のドラムフィルタ10によって濾過される。該ドラムフィルタ10には、駆動チェーン22を介して回転駆動源12の駆動力が伝達されており、ドラムフィルタ10は回転軸104を回転中心として回転している。濾過槽13内に貯留した混入クーラント液51を、精密濾過部3の第1ポンプ311によって吸引することにより、濾過クーラント液52が通流孔102を通過する一方、切粉53が通流孔102を通過しないことを利用して、ドラムフィルタ10によって混入クーラント液51を濾過し切粉53を分離除去する。このとき、ドラムフィルタ10の通流孔102を通過できない大きさの切粉53は、濾過槽13内に残留すると共に、残留した切粉53の一部が通流孔102の内側に引掛り、通流孔102の詰まりが生じる。
まず、ドラムフィルタ10の外周に配した掻取り部材14を、回転するドラムフィルタ10の外周面と相対的に摺動させることにより、通流孔102に引掛った切粉53を掻き取る。このとき、通流孔102に引掛った切粉53の一部は、掻取り部材14によって切断され、通流孔102には、切断された切粉53が残る場合がある。
図4に示すごとく、棒体11をなす正六角柱において、隣り合う3つの辺を辺S1、S2、S3とし、辺S1と辺S2との間に配される面を棒体外周面P1とした。
棒体11は、辺S1及び辺S2をドラムフィルタ10の内周面に当接して、ドラムフィルタ10内に配される。棒体11の軸線方向と垂直な平面の断面において、ドラムフィルタ10が回転方向R1に回転すると、辺S1と辺S2の間に形成された棒体外周面P2と水平面Hとの間の角度θは、徐々に増大する。ドラムフィルタ10が回転を続け、断面形状である六角形の重心Wの位置が、棒体11の辺S2の直上に位置する状態(図4)よりも辺S3側の位置となるまで角度θが増大すると、棒体11はドラムフィルタ10の内側を回転方向R2において転動する。このとき、通流孔102に引掛った切粉53は、図5に示すごとく、棒体11において、辺S2と辺S3の間に形成された棒体外周面P2によってドラムフィルタ10の外側に叩き出される。
本例のドラムフィルタ10の内側に配した棒体11は、六角の多角形断面を有している。そのため、棒体11をドラムフィルタ10の内側で転動させることで、棒体11のなす面により通流孔102の内側に詰まった切粉53をドラムフィルタ10の外側に向かって叩き出すことができる。このように、棒体11によって通流孔102に詰まった切粉53を叩き出すことにより、通流孔102に引掛った切粉53を切断することなく、効果的に除去することができる。それゆえ、ドラムフィルタ10の濾過能力の低下を防止することができる。
また、ドラムフィルタ10の濾過能力を維持することができるため、切粉53を除去するためのメンテナンス作業が不要となる。そのため、ドラムフィルタ式浄化装置1の稼働率を向上することができる。
10 ドラムフィルタ
101 筒体
102 通流孔
11 棒体
12 回転駆動源
13 濾過槽
31 ポンプ
51 混入クーラント液
53 切粉
Claims (4)
- クーラント液に混入した切粉を分離除去するためのドラムフィルタ式浄化装置であって、
該ドラムフィルタ式浄化装置は、切粉が混入したクーラント液である混入クーラント液を貯留する濾過槽と、
該濾過槽内の上記混入クーラント液中に配置され、多数の通流孔を筒体に対して形成してなると共に、該筒体の中心軸線の回りに回転可能なドラムフィルタと、
該ドラムフィルタを回転させる回転駆動源と、
上記ドラムフィルタの内周側を吸引するポンプと、
上記ドラムフィルタ内に配置される多角形断面を有する棒体とを有し、
上記ポンプによって吸引することにより、上記クーラント液を上記多数の通流孔を通過させて上記ドラムフィルタの外周側から内周側へ通流させると共に、上記ドラムフィルタを回転させることにより、該ドラムフィルタの内面上において、上記棒体を転動させるよう構成されていることを特徴とするドラムフィルタ式浄化装置。 - 請求項1に記載のドラムフィルタ式浄化装置において、上記棒体は、五角形、六角形、七角形又は八角形のいずれかの断面形状からなることを特徴とするドラムフィルタ式浄化装置。
- 請求項1又は2に記載のドラムフィルタ式浄化装置において、上記ドラムフィルタの外周には、掻取り部材が当接しており、
上記ドラムフィルタが回転する際には、上記掻取り部材が上記通流孔に詰まった切粉を掻き出すことを特徴とするドラムフィルタ式浄化装置。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載のドラムフィルタ式浄化装置において、上記濾過槽内には、該濾過槽内に残留する切粉を該濾過槽の外部へ排出する排出コンベアが配設してあり、
上記回転駆動源は、上記ドラムフィルタを回転させると共に上記排出コンベアを回転させることを特徴とするドラムフィルタ式浄化装置。
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US10702809B2 (en) | 2017-08-28 | 2020-07-07 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Cylindrical filtration filter |
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