JP2012195408A - 太陽電池モジュールとその製造方法 - Google Patents

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尚伸 横山
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Abstract

【課題】
信頼性が高い太陽電池モジュールを提供する。
【解決手段】
太陽電池モジュールの全周、または、全周および非受光面を覆う樹脂製の枠体を備えた太陽電池モジュールにおいて、配線材が枠体内部に設置され、枠体に電気取り出し用の端子を備える。
【選択図】図1

Description

太陽電池モジュールの端子取り出し構造と、その製造方法に関する。
図3に、従来の太陽電池モジュール構造を示す。複数枚の太陽電池セルは、これらを電気配線する配線材とともに、封止材を介して両面が保護フィルムでラミネートされて、太陽電池モジュールが形成される。太陽電池モジュールの側面は封止材が露出しており、封止材の端面から太陽電池セルや配線を腐食させる腐食物、例えば水分が浸入する可能性があるため、封止材の縁を、軟質ポリ塩化ビニル製の枠体により覆うことが特許文献1に記載されている。また特許文献2には、RIM(反応射出成形)により形成した枠体により封止材の縁を覆うことが記載されている。
特許文献1や特許文献2の従来の太陽電池モジュールでは、プラス端子とマイナス端子が枠体の別々の場所から取り出されている。
特開平4−343481号公報 特開2007−19499号公報
特許文献1や特許文献2の電気取り出し配線構造では、太陽電池モジュールから引き出された配線材同士を接続する場合、プラス端子とマイナス端子が離れているため、外部配線を長く引き回す必要があった。また、モジュール内部で配線材を引き回す場合、セルとの絶縁性を確保するため一定の距離を離すか、配線を絶縁材料で被覆する必要があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、太陽電池モジュール同士の端子接続が容易で、絶縁性が高い太陽電池モジュールを提供することにある。
本発明に係る枠体付き太陽電池モジュールでは、太陽電池モジュールの全周、または、全周および非受光面を覆う樹脂製の枠体を備えた太陽電池モジュールにおいて、配線材が枠体内部に設置され、枠体に電気取り出し用の端子を備える。
また、枠体の少なくとも1箇所にプラスとマイナスの両端子を備える。
また、枠体の同じ側面にプラスとマイナスの両端子を備える。
また、枠体の下部にプラスとマイナスの両端子を備える。
本発明にかかる枠体付き太陽電池モジュールの製造方法は、太陽電池セルの全面を、可撓性を有する封止材で封止する工程と、前記封止材の少なくとも一部に保護材を設ける工程と、電気取り出し用の配線材を、枠体を形成する内部に設ける工程と、前記封止材の全周または全周及び裏面に沿う形状を有している樹脂製の枠体を射出成形法により形成する工程と、を備える。
本発明により、太陽電池モジュール同士の接続が容易になるとともに、絶縁性が高い配線構造が得られる。
本発明の端子取り出し構造の実施形態の一例(実施例1)配線横出し 図1のA-A’断面図 本発明の端子取り出し構造の実施形態の別の一例(実施例2)配線背面出し 図1のB-B’断面図 従来の端子取り出し構造
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
図1は、第1の実施形態に係る太陽電池モジュールの構成を示す斜視図であり、図2は図1のA−A´断面図である。これらの図に示す太陽電池モジュールは、少なくとも一つの太陽電池セル1、封止材2、保護フィルム(保護材)3、樹脂製の枠体4を有している。保護フィルム3と枠体4が接する場合は、図示していない接着層を設けることがある。封止材2は、太陽電池セル1の全面、すなわち表面及び裏面の全面を封止しており、かつ可撓性を有している。太陽電池セル1の光入射面側には、封止材2を介して保護フィルム3が設けられている。枠体4は、封止材2の縁に設けられており、封止材2の側面及び裏面の一部と、光入射面側に設けられた保護フィルム3の端部に沿う形状を有している。
枠体4には、図2に示すように、太陽電池セル1への入光側に開口部8を有している。保護フィルム3は、封止材2の光入射面側のうち、開口部8の中に位置する領域を含む全面に設けられている。
また、図2に示すように、配線材6は、枠体4の内部に設置され、枠体4の側面の同じ側から太陽電池セル1の出力端子9、10が露出している。
太陽電池セル1は、例えば可撓性を有する基板により形成されている。この場合、太陽電池セル1は可撓性を有している。太陽電池セル1の基板は、例えばポリイミド、ポリアミド、ポリイミドアミド、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエーテルイミド(PEI)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、及びポリエーテルスルホン(PES)により形成されている。
封止材2は、例えばエチレン酢酸ビニル共重合体(以下、EVAという)、塩化ビニル共重合体、エポキシ樹脂、シリコン樹脂、ポリエチレン、ポリビニルアルコール (P
VA)又はポリビニルブチラール (PVB)等の樹脂材料からなる。
また本実施形態において、枠体4で覆われていない箇所は、表面に保護フィルム3を有している。保護フィルム3は、例えばフッ素系樹脂、ポリメチルメタアクリレート、ポリサルホン、ポリエーテルサルホン、ポリ塩化ビニール、ポリカーボネート等のフィルムが用いられ、ラミネート法により形成することで封止材2と接着されている。
枠体4は、射出成形法、例えば反応射出成形法により太陽電池セル1と封止材2と保護フィルム3により構成する太陽電池モジュールに対して直接形成される。枠体4は、例えばジシクロペンタジエンを原料とする熱硬化性の樹脂により形成されている。
枠体4と保護フィルム3が接する構造の場合、接着性を上げるために、枠体4と保護フィルム3の間に接着層を設ける場合がある。接着層は、熱軟化性を有していることが好ましく、例えばエチレンビニルアセテート又はポリエチレンにより形成されている。
図1及び図2に示した太陽電池モジュールの製造方法は以下の通りである。
まず太陽電池セル1を準備し、準備した太陽電池セル1の表面側(光入射側)と裏面側に封止材2を配置し、更に表面と裏面側に保護フィルム3を配置してから、例えば加熱溶着などにより、保護フィルム3を封止材2と共にラミネート処理を行う。ここでのラミネート方法は、真空ラミネート法であってもよいし、ロールラミネート法であってもよい。これにより、太陽電池セル1は、全面が封止材2によって封止され、光入射側がさらに保護フィルム3で覆われている。また保護フィルム3は封止材2に密着する。このとき、出力端子9.10が封止材2から外に出るように封止材2を形成する。
次いで保護フィルム3が封止材2の縁まで形成されている場合は、保護フィルム3の縁の全周にわたって接着層を形成する。接着層は、例えば、加熱溶着や圧着により形成することができる。
次いで図1及び図2に示すように、配線材を枠体4の内部に配置し、かつ、プラスとマイナス両方の出力端子を枠体4の側面から取り出すように配置し、枠体4を射出成形法、例えば反応射出成形法により形成する。枠体4を形成するときに、出力端子9、10が枠体4から外に出るようにする。
次に、本実施形態の作用及び効果について説明する。本実施形態によれば、樹脂性の枠体4の内部に配線材が配置されることにより、絶縁性が確保される。また、プラスとマイナスの出力端子が太陽電池モジュールの同じ側から取り出せるため、配線を長く引き回す必要が無く、他のモジュールと接続することが容易となる。
図3は、第2の実施形態に係る太陽電池モジュールの構成を示す断面図であり、第1の実施形態における図1に相当している。図4は、第2の実施形態に係る太陽電池モジュールの構成を示す断面図であり、第1の実施形態における図2に相当している。
本実施形態に係る太陽電池モジュールは、枠体4の代わりに枠体5を用いていること、並びに保護層フィルム2の形成場所が異なっている他は、第1の実施形態に示した太陽電池モジュールと同様の構成である。保護フィルム3は、開口部8の開口寸法と同一であり、封止材2の光入射側の面のうち開口部8に位置する領域にのみ形成されている。
また、第2の実施形態では、枠体5は封止材2のうち開口部8より封止材2の縁側に位置する領域に対して全周にわたって密着しており、かつ、裏面被覆部7が設けられている。すなわち、枠体5は、光入射側である表面側のみが開口した状態になり、かつその開口部8は保護フィルム3により保護されている。
また、太陽電池セル1及び封止材2は、裏面側が枠体5によって支持されているため、封止材2の裏面側に、太陽電池モジュールの強度を確保するための部材、例えば金属シートを別に設ける必要がなくなる。
封止材2の裏面側に金属シートを取り付けた場合、封止材2と金属シートの熱膨張率の差に起因して、枠体5を形成するときに太陽電池モジュールに熱ひずみが生じることがある。しかし本実施形態では、枠体5は樹脂によって形成されているため、枠体5と封止材2の熱膨張率の差は小さい。従って、太陽電池モジュールに熱ひずみが生じることを抑制できる。
図4に示すように、配線材6は、枠体5の内部に設置される。図4では、太陽電池セル1から取り出した配線材6は、枠体5の裏面被覆部7の内部に設置され、枠体5の下方から出力端子9、10が露出している。第1の実施形態と同様に、枠体5の側面から出力端子を取り出すこともできる。
本実施形態に係る太陽電池モジュールの製造方法は、保護フィルム3を枠体5の開口領域にのみ形成する点、枠体5が裏面側を支持している点を除いて、第1の実施形態に係る太陽電池モジュールの製造方法と同様である。
また、本実施形態においても、枠体5が裏面側を支持しているに起因した効果を除いて、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、第1および第2の実施形態ともに、配線材6は枠体5内部に設置されていればよく、太陽電池モジュールを設置する場所の仕様により、枠体5内部の上方、下方に配線材6を通すことができる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
1 太陽電池セル
2 封止材
3 保護フィルム
4、5 枠体
6 配線材
7 裏面被覆部
8 開口部
9 出力端子
10 出力端子

Claims (5)

  1. 太陽電池モジュールの全周、または、全周および非受光面を覆う樹脂製の枠体を備えた太陽電池モジュールにおいて、
    配線材が枠体内部に設置され、枠体に電気取り出し用の端子を備えることを特徴とする、太陽電池モジュール。
  2. 請求項1に記載した太陽電池モジュールにおいて、
    枠体の少なくとも1箇所にプラスとマイナスの両端子を備えることを特徴とする、太陽電池モジュール。
  3. 請求項1または2に記載した太陽電池モジュールにおいて、
    枠体の同じ側面にプラスとマイナスの両端子を備えることを特徴とする、太陽電池モジュール。
  4. 請求項1または2に記載した太陽電池モジュールにおいて、
    枠体の下部にプラスとマイナスの両端子を備えることを特徴とする、太陽電池モジュール。
  5. 太陽電池セルの全面を、可撓性を有する封止材で封止する工程と、
    前記封止材の少なくとも一部に保護材を設ける工程と、
    電気取り出し用の配線材を、枠体を形成する内部に設ける工程と、
    前記封止材の全周または全周及び裏面に沿う形状を有している樹脂製の枠体を射出成形法により形成する工程と、
    を備える太陽電池モジュールの製造方法。
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