JP2012194633A - ストップランプスイッチ装置 - Google Patents

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寛之 三島
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Abstract

【課題】ストップランプスイッチ装置側でブレーキ信号とアクセル信号に基づいた処理を行なうことのできるストップランプスイッチ装置を提供する。
【解決手段】ブレーキ操作によりストップランプスイッチ信号を生成して出力するスイッチ本体部12と、外部からスイッチ本体部12に入力される第1の信号a1とストップランプスイッチ信号bに基づいて生成される第2の信号a2をスイッチ本体部12から外部へ出力する制御部14と、を有してストップランプスイッチ装置10を構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ストップランプスイッチ装置に関する。
自動車等の車両は、ブレーキペダルを踏んだとき、後続の車両にブレーキの操作を知らせるため、車両の後面に設けられたストップランプが点灯するようになっている。ストップランプは、ブレーキペダルの操作に連動して動作するストップランプスイッチを介して車両に搭載されたバッテリーに接続されている。
例えば、可動接点を移動させるプッシュロッドを、固定接点を収納するケースカバー内に往復動可能に設置し、ブレーキペダルの操作に連動して上記プッシュロッドを移動させ、可動接点を固定接点に対して接触/離間させることによりスイッチ動作をさせるストップランプスイッチ装置がある(例えば、特許文献1参照)。
また、ストップランプスイッチ装置から出力される信号は、車両のコントロールユニットに入力されて、種々の制御に使用されている。例えば、ブレーキとアクセルが同時に踏まれた場合に、エンジンの出力に制限を加えるような車両の走行制御装置がある(例えば、特許文献2参照)。この装置は、ブレーキ操作を検出するブレーキ検出手段と、アクセル操作によるスロットル弁の開度を検出する開度検出手段と、上記のブレーキ検出手段と開度検出手段からブレーキとアクセルの同時踏みの場合にはエンジンの出力に制限を加えるエンジン制御を行なう制御部を有するものである。
特開2005−235632号公報 実開平01−102451号公報
しかし、特許文献2の車両の走行制御装置は、車両のコントロールユニット側でブレーキとアクセルの同時踏みを判断し、その判断によりエンジン制御等の種々の制御を行なう構成とされていた。このため、例えば、車種ごとにコントロールユニットが異なるため、制御ソフトの設計やバグ取り等の工数を必要とする問題があった。
従って、本発明の目的は、ストップランプスイッチ側でブレーキ信号とアクセル信号に基づいた処理を行なうことのできるストップランプスイッチを提供することにある。
[1]本発明の一態様は、ブレーキ操作によりストップランプスイッチ信号を生成して出力するスイッチ本体部と、外部から前記スイッチ本体部に入力される第1の信号と前記ストップランプスイッチ信号に基づいて生成される第2の信号を前記スイッチ本体部から外部へ出力する制御部と、を有することを特徴とするストップランプスイッチ装置を提供する。
[2]前記第1の信号は、アクセル操作により生成されたアクセルペダルスイッチ信号であり、前記制御部は、前記ストップランプスイッチ信号がオフ状態のときにのみ前記第1のアクセルペダルスイッチ信号を前記第2の信号として出力することを特徴とする上記[1]に記載のストップランプスイッチ装置であってもよい。
[3]また、前記第1の信号は、アクセル操作により生成されたアクセルペダルスイッチ信号であり、前記制御部は、前記ブレーキ操作と前記アクセル操作が同時に行なわれた場合を特定する判定信号を生成して出力することを特徴とする上記[1]に記載のストップランプスイッチ装置であってもよい。
本発明によれば、ストップランプスイッチ装置側でブレーキ信号とアクセル信号に基づいた処理を行なうことのできるストップランプスイッチ装置を提供する。
図1は、本発明の実施の形態に係るストップランプスイッチ装置を含む車両のエンジン制御の構成図である。 図2は、本発明の実施の形態に係るストップランプスイッチ装置の制御部の構成例を示す回路図である。 図3(a)は、横軸を時間tとしたアクセルペダルスイッチ信号a1の電圧波形の一例を示す電圧と時間の関係図である。図3(b)は、横軸を時間tとしたストップランプスイッチ信号bの電圧波形の一例を示す電圧と時間の関係図である。図3(c)は、横軸を時間tとしたアクセルペダルスイッチ信号a2の電圧波形の一例を示す電圧と時間の関係図である。 図4は、本発明の実施の形態に係るストップランプスイッチ装置の制御部の判断フローの一例を示すフローチャートである。 図5は、本発明の第2の実施の形態に係るストップランプスイッチ装置を含む車両のエンジン制御の構成図である。 図6は、制御部において判定信号hを生成する回路構成例を示す回路図である。 図7は、実施の形態に係るストップランプスイッチを使用したストップランプ制御システムの接続図である。
(ストップランプスイッチ装置10の構成)
ストップランプスイッチ装置10は、ブレーキ操作によりストップランプスイッチ信号(ブレーキ信号)を生成して出力するストップランプスイッチとして機能すると共に、このストップランプスイッチ信号と外部から入力される第1の信号とに基づいて生成される第2の信号を出力する機能を有するように構成されている。
図1に示すように、ストップランプスイッチ装置10は、ブレーキ操作によりストップランプスイッチ信号を生成して出力するスイッチ本体部12と、外部からスイッチ本体部12に入力される第1の信号a1とストップランプスイッチ信号bに基づいて生成される第2の信号a2をスイッチ本体部12から外部へ出力する制御部14と、を有して構成されている。尚、図1の全体構成は後述する。
スイッチ本体部12に入力される第1の信号a1は、種々の信号が入力可能である。本実施の形態では、第1の信号をアクセルペダルスイッチ20の出力信号a1とする。この信号a1は、アクセルペダルスイッチ20の踏込み操作により出力されるアナログ信号であり、例えば、後述する図3(a)のような0.5V(OFF)〜4.5V(ON)の電圧波形である。また、ストップランプスイッチ信号bは、ブレーキペダル16の踏込み操作により出力されるアナログ信号であり、例えば、後述する図3(b)のような0V(OFF)〜5V(ON)の電圧波形である。
スイッチ本体部12に設けられた制御部14は、ブレーキペダル16のストップランプスイッチ信号bがオフ状態のときにのみアクセルペダルスイッチ信号a1を第2の信号a2として出力する。ストップランプスイッチ信号bがオン状態のときは、信号a2はゼロとして出力される。
図2は、本発明の実施の形態に係るストップランプスイッチ装置10の制御部14の構成例を示す回路図である。具体的に、制御部14は、上記の動作機能を有するものとして、図2に示すようなアナログスイッチを使用することができる。
制御部14は、アナログスイッチ部60とインバータ回路INV1から構成されている。NMOS(Negative Metal Oxide Semiconductor)トランジスタQN1のソース端子とPMOS(Positive Metal Oxide Semiconductor)トランジスタQP1のソース端子、及び、NMOSトランジスタQN1のドレイン端子とPMOSトランジスタQP1のドレイン端子がそれぞれ接続されてアナログスイッチ部60が構成されている。制御信号であるストップランプスイッチ信号bは、インバータ回路INV1を介してNMOSトランジスタQN1のゲート端子に入力され、また、PMOSトランジスタQP1のゲート端子に入力されている。これにより、NMOSトランジスタQN1とPMOSトランジスタQP1に反転した電圧がかかるようになっている。
ストップランプスイッチ信号bがOFF状態(Loレベル)のときは、インバータ回路INV1で反転してNMOSトランジスタQN1のゲート端子にHiの電圧がかかり、一方、PMOSトランジスタQP1のゲート端子にLoの電圧が印加されるため、それぞれのトランジスタは導通状態となり、IN端子に入力されたアクセルペダルスイッチ20の信号a1はそのままOUT端子に出力される。
ストップランプスイッチ信号bがON状態(Hiレベル)のときは、インバータ回路INV1で反転してNMOSトランジスタQN1のゲート端子にLoの電圧がかかり、一方、PMOSトランジスタQP1のゲート端子にHiの電圧が印加されるため、それぞれのトランジスタは非導通状態となり、IN端子に入力されたアクセルペダルスイッチ20の信号a1は出力されずにゼロレベルの電圧がOUT端子に出力される。
図3(a)は、横軸を時間tとしたアクセルペダルスイッチ信号a1の電圧波形の一例を示す電圧と時間の関係図である。図3(b)は、横軸を時間tとしたストップランプスイッチ信号bの電圧波形の一例を示す電圧と時間の関係図である。図3(c)は、横軸を時間tとしたアクセルペダルスイッチ信号a2の電圧波形の一例を示す電圧と時間の関係図である。
上記したように、図3(a)に示すアクセルペダルスイッチ信号a1のアナログ電圧波形は、図3(b)に示すようにストップランプスイッチ信号bがオフの区間では、図3(c)に示すようにそのままのアクセルペダルスイッチ信号a1が出力され、ストップランプスイッチ信号bがオンの区間では、アクセルペダルスイッチ20の信号a1は出力されずにゼロレベルの電圧が出力される。
これにより、ブレーキペダル16を踏込んでいる状態では、ストップランプスイッチ装置10からアクセル信号が出力されず、ブレーキペダル16を踏込んでいない区間だけアクセル信号が出力される信号a2がスイッチ本体部12から外部に出力される。
図2では、アナログスイッチ部60により制御部14をハード的に構成したが、制御部14にマイコン(CPU)等により判断処理部を有することによりソフト的に構成することも可能である。
図4は、本発明の実施の形態に係るストップランプスイッチ装置の制御部の判断フローの一例を示すフローチャートである。制御部14は、ストップランプスイッチ信号bが入力されたかどうかを判断する。入力された場合は次のステップ(Step2)へ進み、入力されない場合は、はじめに戻って判断を繰り返す(Step1)。次に、アクセルペダルスイッチ信号a1が入力されたかどうかを判断する。入力された場合は次のステップ(Step3)へ進み、入力されない場合は、Step2の判断を繰り返す(Step2)。
ストップランプスイッチ信号b及びアクセルペダルスイッチ信号a1が入力されている場合は、ストップランプスイッチ信号bのOFF区間のみアクセルペダルスイッチ信号を出力し、その他の区間は出力をゼロとした、図3(c)で示したようなアクセルペダルスイッチ信号a2を出力する。
上記示したような判断処理ルーチンにより、車両の運転中に随時、アクセルペダルスイッチ20からのアクセルペダルスイッチ信号a1を、ストップランプスイッチ信号bとアクセルペダルスイッチ信号a1とに基づいて、ストップランプスイッチ装置10からアクセルペダルスイッチ信号a2として出力することができる。
ここで、図1に示す本発明の実施の形態に係るストップランプスイッチ装置を含む車両のエンジン制御の構成について説明する。上記したストップランプスイッチ装置10からストップランプスイッチ信号bと共に、アクセルペダルスイッチ信号a2がECU(Electronic Control Unit)30に入力される。ストップランプスイッチ信号bは、ブレーキ40及びストップランプ18の制御に使用される。
図1に示すように、ECU30は、スロットルポジションセンサ56の出力によりスロットル弁54を制御して空気の通過量を制御する。また、インジェクタ52を制御することにより噴射される燃料とこの空気量とにより燃焼混合気を制御することでエンジン50の出力を制御する。
上記のスロットル弁54とインジェクタ52の制御は、アクセルペダルスイッチ信号a2を基に行なわれる。ここで、アクセルペダルスイッチ信号a2は、上述のように、ストップランプスイッチ信号bのOFF区間のみアクセルペダルスイッチ信号が出力されているので、アクセルとブレーキの同時踏みをECU30で判断する必要がない。すなわち、このアクセルペダルスイッチ信号a2に基づいてエンジン制御を行なえば、ブレーキ操作が優先されたエンジン制御を行なうことが可能となる。
(第2の実施の形態)
図5は、本発明の第2の実施の形態に係るストップランプスイッチ装置を含む車両のエンジン制御の構成図である。図5に示す第2の実施の形態では、ストップランプスイッチ信号bをECU30へ出力すると共に、ストップランプスイッチ装置10が直接ストップランプ18を点灯制御している。また、アクセルペダルスイッチ20からのアクセルペダルスイッチ信号a1は、スイッチ本体部12を介してスルー信号としてそのまま信号a1がECU30へ出力されると共に、アクセルとブレーキの同時踏みの判定信号hがECU30へ出力される。
図6は、制御部14において判定信号hを生成する回路構成例を示す回路図である。
判定信号hは、アクセルとブレーキが同時に踏まれた場合に出力される信号である。すなわち、アクセルペダルスイッチ信号a1とストップランプスイッチ信号bが共にON状態(Hiレベル)のときに同時踏み信号を出力する。
図6において、オペアンプOP1により加算器が構成され、オペアンプOP2によりコンパレータが構成されている。オペアンプOP1の反転入力端子には、アクセルペダルスイッチ信号a1が抵抗R1を介して接続され、また、ストップランプスイッチ信号bが抵抗R2を介して接続されて、加算される。非反転入力端子は、抵抗R3を介して基準電圧Vr1(GNDレベル)に接続されている。また、フィードバック抵抗R4が、反転入力端子と出力端子間に接続されている。
オペアンプOP2の非反転入力端子には、抵抗R5を介してオペアンプOP1の出力が入力されている。また、反転入力端子は、抵抗R6を介して基準電圧Vr2に接続されている。また、抵抗R7が、非反転入力端子と出力端子間に接続されている。このオペアンプOP2の出力端子から判定信号hが出力される。
アクセルペダルスイッチ信号a1とストップランプスイッチ信号bの加算信号(a1+b)、図3の場合では、a1とbのそれぞれの最大電圧の合計に近い電圧を基準電圧Vr2とする。但し、ゲインをR4/R1=R4/R2=0.5として、例えば基準電圧Vr2=4Vとする。すなわち、加算信号(a1+b)が基準電圧Vr2=4Vを超えたら、アクセルとブレーキが同時に踏まれたとして、判定信号がLoレベルとして出力される。図6において、オペアンプOP1は反転出力とされるので、同時踏みの場合はLo出力される。
図5に示した車両のエンジン制御の構成において、ECU30には、アクセルペダルスイッチ20からのアクセルペダルスイッチ信号a1と共に、アクセルとブレーキの同時踏みの判定信号hが入力される。従って、ECU30は、このアクセルペダルスイッチ信号a1と判定信号hに基づいて、エンジン制御を行なうことが可能となる。すなわち、ブレーキ操作が優先されたエンジン制御を行なうことができ、また、種々の条件の下でECU30が判断することによりブレーキ操作が優先されたエンジン制御を行なうことが可能となる。
(ストップランプ制御システム3の構成)
図7は、実施の形態に係るストップランプスイッチ装置10を使用したストップランプ制御システム3の接続図である。ストップランプスイッチ装置10は、前述のように、アクセルペダルスイッチ20からのアクセルペダルスイッチ信号を内部の制御部14で信号処理してECU30へ信号送出すると共に、本来のストップランプ点灯制御の機能を有するので、以下に、ストップランプ制御システム3の構成とその動作を説明する。
車両に搭載された各機器の電気系統の電源となると共に図示しない発電機により充電されるバッテリー11には、ストップランプスイッチ装置10、駆動回路13、及びストップランプ18A及びストップランプ18Bを駆動するリレー15が接続されている。
ストップランプスイッチ装置10は、ブレーキペダル16の踏み込み操作に連動して往復動してON/OFF信号を出力するもので、バッテリー11と駆動回路13との間に接続されている。
駆動回路13は、抵抗13aと、電圧Vが抵抗13aを介して印加されるとオンになるトランジスタ13bと、トランジスタ13bのコレクタにリレー15が接続されて構成されている。尚、駆動回路13は、FET(Field effect transistor)、IC(Integrated Circuit)等による構成であってもよい。
ストップランプ18A及びストップランプ18Bは、車両の後部の左右に設置された赤色灯である。
リレー15は、駆動回路13の出力トランジスタに接続された励磁コイル15aと、励磁コイル15aに通電されたときに駆動されるアーマチュア15bと、アーマチュア15bの一端に取り付けられた可動接点15cと、アーマチュア15bの駆動時に可動接点15cが接触する固定接点15dとを備えて構成されている。
(ストップランプスイッチ装置10によるストップランプの点灯制御動作)
ストップランプスイッチ装置10は、ブレーキペダル16が操作されないときには、オフ状態にある。
このとき、駆動回路13は、ストップランプスイッチ装置10及び抵抗13aを介してトランジスタ13bにベース電圧Vが供給されないので、トランジスタ13bはオフ状態であり、リレー15の励磁コイル15aに電流が供給されないため、励磁コイル15aは非励磁の状態にあり、ストップランプ18A及びストップランプ18Bは消灯している。
車両の運転者が、車両を減速又は停止させるために足でブレーキペダル16を踏み込むと、この踏み込み操作に連動して、ストップランプスイッチ装置10はオン状態となる。
ストップランプスイッチ装置10がオン状態になると、駆動回路13のトランジスタ13bがオン状態となり、リレー15の励磁コイル15aに電流が流れ、可動接点15cと一対の固定接点15dが接触し、ストップランプ18A及びストップランプ18Bにバッテリー11から電流が流れ、ストップランプ18A及びストップランプ18Bが点灯する。
次に、運転者が、ブレーキペダル16から足を離すと、ストップランプスイッチ装置10はオフ状態となる。
ストップランプスイッチ装置10がオフ状態になると、駆動回路13のトランジスタ13bがオフ状態になる。トランジスタ13bにベース電圧Vが供給されないのでリレー15は非励磁になり、可動接点15cが固定接点15dから離れてオフとなり、ストップランプ18A及びストップランプ18Bは消灯する。
(実施の形態の効果)
本発明の実施の形態に係るストップランプスイッチ装置10によれば、次のような効果を有する。
(1)ストップランプスイッチ装置10の制御部14は、ストップランプスイッチ信号と外部から入力される第1の信号とに基づいて生成される第2の信号を出力する機能を有する。これにより、ストップランプスイッチ装置側でブレーキ信号とアクセル信号に基づいた処理を行なうことのできるストップランプスイッチ装置を提供することができる。
(2)実施の形態では、ブレーキペダル16を踏込んでいる状態では、ストップランプスイッチ装置10からアクセル信号が出力されず、ブレーキペダル16を踏込んでいない区間だけアクセル信号が出力される信号a2がスイッチ本体部12から外部に出力される。これにより、ブレーキ操作が優先されたエンジン制御を簡単な構成により行なうことが可能となる。
(3)ストップランプスイッチ装置10の制御部14は、ブレーキ操作とアクセル操作が同時に行なわれた場合を特定する判定信号を生成して出力することができる。これにより、種々の判断や制御をECU30側で簡単に行なうことができる。例えば、ブレーキ操作が優先されたエンジン制御を行なうことができ、また、種々の条件の下でブレーキ操作が優先されたエンジン制御を行なうも可能となる。
(4)ストップランプスイッチ装置10のスイッチ本体部12に上記したような制御部14を備えることにより、ストップランプスイッチ信号bと共に、種々の判断や制御に使用できる第2の信号を出力する機能を付加することが可能となり、付加価値の高いストップランプスイッチ装置を実現できる。
(5)ブレーキ操作とアクセル操作の同時踏みの判定をECU30のソフトウエアに頼らないため、信頼性の向上に繋がる。
(6)また、標準部品のストップランプスイッチ装置10に制御部14を内蔵することで、ECU30毎に判定ソフトを設計する必要がなく、開発工数低減、コスト低減に寄与できる。
以上、本発明のいくつかの実施の形態を説明したが、これらの実施の形態は、一例に過ぎず、特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。これら新規な実施の形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更等を行うことができる。また、これら実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない。さらに、これら実施の形態は、発明の範囲及び要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
3…ストップランプ制御システム
10…ストップランプスイッチ装置
11…バッテリー
12…スイッチ本体部
13…駆動回路
13a…抵抗、13b…トランジスタ、13c…抵抗、13d…出力トランジスタ
14…制御部
15…リレー
15a…励磁コイル、15b…アーマチュア、15c…可動接点、15d…固定接点
16…ブレーキペダル
18…ストップランプ
18A、B…ストップランプ
20…アクセルペダルスイッチ
40…ブレーキ
50…エンジン
52…インジェクタ
54…スロットル弁
56…スロットルポジションセンサ
60…アナログスイッチ部
a1…アクセルペダルスイッチ信号、a2…アクセルペダルスイッチ信号
b…ストップランプスイッチ信号
h…判定信号
INV1…インバータ回路
OP1…オペアンプ、OP2…オペアンプ
QN1…トランジスタ、QP1…トランジスタ
R1〜R7…抵抗
Vb…ベース電圧
Vr1…基準電圧、Vr2…基準電圧

Claims (3)

  1. ブレーキ操作によりストップランプスイッチ信号を生成して出力するスイッチ本体部と、
    外部から前記スイッチ本体部に入力される第1の信号と前記ストップランプスイッチ信号に基づいて生成される第2の信号を前記スイッチ本体部から外部へ出力する制御部と、
    を有することを特徴とするストップランプスイッチ。
  2. 前記第1の信号は、アクセル操作により生成されたアクセルペダルスイッチ信号であり、前記制御部は、前記ストップランプスイッチ信号がオフ状態のときにのみ前記第1のアクセルペダルスイッチ信号を前記第2の信号として出力することを特徴とする請求項1に記載のストップランプスイッチ。
  3. 前記第1の信号は、アクセル操作により生成されたアクセルペダルスイッチ信号であり、前記制御部は、前記ブレーキ操作と前記アクセル操作が同時に行なわれた場合を特定する判定信号を生成して出力することを特徴とする請求項1に記載のストップランプスイッチ。
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