JP2012187678A - 工作機械の重切削加工用減速工具および同減速工具を用いた加工方法 - Google Patents

工作機械の重切削加工用減速工具および同減速工具を用いた加工方法 Download PDF

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孝一 加藤
Haruhito Sugiyama
晴仁 杉山
Shinichi Miyazawa
伸一 宮沢
Haruhiko Kikuchi
治彦 菊地
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Abstract

【課題】 本発明の目的は前述のようにヘッド内が複雑な構成とならず、しかも簡単な構成で重切削が可能にする工作機械の減速機およびこれを用いた加工方法を提供することにある。
【解決手段】 一端が主軸のシャンクホルダに装着する歯数n1の歯車を取り付けた入力軸と、歯数n1の歯車に噛合う歯数n1より多い歯数n2の歯車および歯数n3の歯車を取り付けた中間軸と、中間軸の歯数n3の歯車に噛合う歯数n3の歯車を取りけるとともに一端に工具を装着する出力軸と、前記入力軸、中間軸および出力軸を回転可能に支承するとともに工作機械の主軸に取り付けられた歯車箱と、歯車箱上端に取り付けた回り止めのストッパと、前記入力軸に結合された工具のシャンク部を有する工具交換のための機構と、を備え工具交換装置によって工具交換可能に構成された工作機械の重切削加工用工具とした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、工作機械の重切削加工用減速工具ならびに同減速工具を用いた加工方法に関する。
従来から工作機械で重切削および軽切削を行う場合、例えばM42のタップを加工するとき、回転トルクはFC材で223.1Nm、SS40材では284.5NmとなりFC材でタップ加工が可能でもSS40材では不可となる場合には特開2002‐036053号公報により既に周知となっているように、重切削用出力軸と軽切削用出力軸を設けた工具を使用し、選択的に両出力軸をいずれかを選び、加工を行っていた。
このことを第2図および第3図により詳細に説明すると、工作機械1には、重切削用スピンドル2と、軽切削用のスピンドル3とを、一個のヘッド4に組み込んである。そして重切削用スピンドル2は、大きなトルクを発生させながら低回転域で回転し、軽切削用スピンドル3は、小さなトルクの高速回転域で回転するようにしてある。
前述の重切削用および軽切削用スピンドル2、3は、選択的に所要の歯車伝動装置5により、駆動可能に構成されている。即ち、図3(イ)に示すように、モータ6の駆動力は駆動軸7に設けた駆動歯車8と、切削用スピンドル2に固定された大径歯車9と、図3(ロ)に示すように、軽切削用スピンドル3に固定された小径歯車10に夫々選択的に図示してないエアシリンダにより上下して噛合うアイドル歯車11とが設けられている。
従って、重切削の場合は図3(イ)に示す歯車列となり、軽切削のときは図3(ロ)に示す歯車列となる。
このような重切削用と軽切削用とに二つの系統の機構が設けられた工具のほか、アタッチメント形式で、重切削用の機構を用意したような例も知られている。また主軸の構成を、重切削可能なように大きな既に設置されている主軸回転用電動機よりも出力のより大きな電動機を用いるような改造をするような例もあった。ここで前述のアタッチメント機構を使用するような場合は、自動アタッチメント交換装置(AAC装置)を必要とする。また、このようなアタッチメント形式の機構では、工具の方向が例えば、主軸の直下の方向や、予め決められた直角方向や所定の角度、例えば正面45度斜め、方向など、工具の角度が一つの方向に定められてしまう、というような様々な課題があった。

特開2002‐036053号公報
従って自動工具交換装置(ATC装置)により工具交換可能な、一般的な工具形態を持つ重切削用の工具の出願が望まれていた。しかしながら、前述の特許文献に開示されている装置の場合、ヘッド内に組み込んだ歯車は、シフトの切換等の複雑な構成となり、部品も多いという欠点があった。また、アタッチメントタイプの加工装置では、AAC装置を必要とし、また汎用の主軸機構では使用できないという不便さが存在した。無論、このようなアタッチメントタイプでは、一般的な工作機械では、アタッチメントに対応すめるため、主軸や主軸周りの構造を変更し、複雑になることも課題であった。
本発明の目的は、前述のようにヘッド内が複雑な構成とならず、しかも簡単な構成で一般工具のようにAAC装置を必要とせず、一般のATC装置によって交換可能であり、重切削を可能にする工作機械の減速工具、およびこれを用いた加工方法を提供することにある。


そのためには、一般的なATC装置で使用可能な工具交換可能な形態を取ることが必要である。そして、このような工具交換型の形態をとった場合、主軸モータを替えずにトルクを増加させれば良く、今ここで出力をP、回転数をN、トルクをτ、としたときP=N×τの式が成り立ち、Pが一定のとき回転数Nを小さくすればトルクτは増加するという結論に達し、発明者らは、本発明をなすに至った。
前述の目的を達成するため本発明は、一端が主軸のシャンクホルダに装着する歯数n1の歯車を取り付けた入力軸と、歯数n1の歯車に噛合う歯数n1より多い歯数n2の歯車および歯数n3の歯車を取り付けた中間軸と、中間軸の歯数n3の歯車に噛合う歯数n3の歯車を取りけるとともに一端に工具を装着する出力軸と、前記入力軸
と、中間軸および出力軸を回転可能に支承するとともに工作機械の主軸に取り付けられた歯車箱と、歯車箱上端に取り付けた回り止めのストッパを有して成る工作機械の重切削加工用減速工具とした。
また本発明は、前記減速工具を用いた重切削用の加工方法とした。
この発明によれば、重切削の加工に際し、AAC装置や複雑な構成の歯車箱を用いずに、手軽にこの発明の減速工具を取り付け使用することが可能となった。
この発明が適用される重切削加工用減速工具の概略の説明図である。 従来の重切削および軽切削の加工用工具の縦断面図。 従来の重切削および軽切削時の歯車伝動装置の歯車噛合い状態を示す説明図で、(イ)は重切削時、(ロ)は軽切削時である。
次に本発明の一実施形態の例を、図1を用いて、タップ加工に例を採り、説明する。
同図で符号70は、切削加工用減速工具であって、歯車箱71、入力軸72、中間軸73および出力軸74から構成されている。歯車箱71は、入力軸72、中間軸73および出力軸74を回転自在に支承している。入力軸72は、一端が工作機械1の主軸のシャンクホルダ65に装着可能なシャンク75を備えている。シャンク75にはプルスタッド66が用意されており、工具を主軸に堅固に装着可能になっている。さらに入力軸72には、歯数が30を数える歯車76が取り付けてある。さらに、中間軸73には、前述の歯車76に噛合う歯数が60の歯車77を取り付けるとともに、歯数が40の歯車78が取り付けてある。そして出力軸74には、前述の歯車78に噛合う歯数40の歯車79を取り付けるとともに、切削工具としての刃具であるタップ81を装着するためのシャンクホルダ80を備えてある。歯車箱71には、この減速工具70が主軸スピンドル60のシャンクホルダ65に装着されたとき主軸スピンドル60の回転とともに一緒に回転しないようにストッパ82が設けて、主軸機構の回転しない部分、それは通常主軸機構の下部端面にあるいは子湯軸気候の下部端面付近に付設された周り止め機構がストッパ82の受けいれ用の機構として使用されるが、そこに差し込まれ、この工具の全体的な回転が阻止され、工具は回転しない主軸機構の回転するスピンドルとは別の、他の部分と同様に回転せず固定される。
この実施形態例では、タップ加工として説明したが、ドリルなどの回転切削工具でも同様に説明可能であって、ワークの重切削加工の際には、同様に減速回転され、重切削可能にされる。また工具交換装置により工具交換可能にするよう、工具交換機構用部材として、テーパーを有するシャンクの形態や、プルスタッドを用いたが、ドローバーに対応するような形態としても良いことは無論である。
以上説明したような構成となっているので、この実施形態の工具は、AAC装置を必要とせずに通常のATC装置のある機械にて、普通の工具のように使用できることとなった。この実施形態の場合、主軸の回転は、タップ加工用やドリル加工のため、この発明の減速工具を経て回転数が1/2になり、さらにまたトルクは2倍となって、ワークを重切削可能になった。従って、当初に揚げた課題は、工具交換可能な形態で解決され、この発明は、実施できることとなった。
60 主軸スピンドル
65 シャンクホルダ
66 プルスタッド
70 重切削加工用減速装置
71 歯車箱
72 入力軸
73 中間軸
74 出力軸
75 シャンクホルダ(主軸)
76 歯数30の歯車
77 歯数60の歯車
78、79 歯数40の歯車
80 シャンクホルダ(第3軸)
81 タップ
82 ストッパ



Claims (2)

  1. 一端が主軸のシャンクホルダに装着する歯数n1の歯車を取り付けた入力軸と、
    歯数n1の歯車に噛合う歯数n1より多い歯数n2の歯車および歯数n3の歯車を取り付けた中間軸と、
    前記中間軸の歯数n3の歯車に噛合う歯数n3の歯車を取りけるとともに、一端に工具を装着する出力軸と、
    前記入力軸、前記中間軸および前記出力軸を回転可能に支承するとともに、工作機械の主軸に取り付けられた歯車箱と、
    前記歯車箱の上端に取り付けた回り止めのストッパと、
    前記入力軸に結合された工具のシャンク部を有する工具交換のための機構と、
    を有し、工具交換装置によって工具交換可能に構成された工作機械の重切削加工用工具。
  2. 前記請求項1記載の重切削加工用工具を用いたワークの切削加工方法。
JP2011054403A 2011-03-11 2011-03-11 工作機械の重切削加工用減速工具および同減速工具を用いた加工方法 Withdrawn JP2012187678A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101640453B1 (ko) * 2015-11-13 2016-07-18 황인철 동력 가변형 공구회전력증대장치
CN106363213A (zh) * 2016-11-03 2017-02-01 浙江日发航空数字装备有限责任公司 一种垂直加工专用机构

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