JP2012187663A - 生産装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置の小型化を図ること。
【解決手段】生産装置1は、ロボット12と、ロボット12を側面から囲む外壁部112a〜112dとを備える。ロボット12は、たとえば、胴体部121の両肩部分にそれぞれ右アーム122aおよび左アーム122bを取り付けた、いわゆる双腕ロボットである。また、ロボット12は、外壁部112b近傍に、外壁部112dへ背面を向けて配置される。そして、外壁部112a〜112dは、ロボット12の可動範囲内に設けられる。
【選択図】図2

Description

本発明は、ロボットを用いた生産装置に関する。
近年、生産工場等では、市場の急速な変化に対応するために、ライン生産方式等の大量生産方式からセル生産方式等の多品種少量生産への移行が進んでいる。ここで、セル生産方式とは、セルと呼ばれる作業領域内で1人または複数人がワークに対する作業を行う生産方式である。
さらに、近年では、上記のセル生産を人に代わってロボットが自動的に行う生産装置も開発されつつある。たとえば、特許文献1には、ロボットと、ロボットの周囲を囲むセルとを備えた生産装置が開示されている。
特開2006−026777号公報
しかしながら、従来の生産装置には、装置の小型化を図るという点で改善の余地があった。
たとえば、従来の生産装置において、セルは、作業中のロボットと人との接触を確実に防止するために、ロボットの可動範囲を包含するように広めに設計されることが一般的である。このため、生産装置のサイズは、十分に小型化されているとはいえない。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、小型化を図ることができる生産装置を提供することを目的とする。
本願の開示する生産装置は、ロボットと、前記ロボットを側面から囲む外壁と、を備え、前記外壁の少なくとも一部は、前記ロボットの可動範囲内に設けられる。
本願の開示する生産装置の一つの態様によれば、小型化を図ることができる。
図1は、本実施例に係る生産装置の模式外観図である。 図2は、本実施例に係る生産装置の模式上面図である。 図3は、本実施例に係る生産装置の模式側面図である。 図4は、図2に示すH部の拡大図である。 図5は、生産装置のレイアウトの変更例である。
以下に添付図面を参照して、本願の開示する生産装置のいくつかの実施例を詳細に説明する。ただし、これらの実施例における例示で本発明が限定されるものではない。
[生産装置の外観]
図1は、本実施例に係る生産装置の模式外観図である。図1に示すように、本実施例に係る生産装置1は、直方体状のセル11内にロボット(ここでは図示せず)を収納したものである。
具体的には、セル11は、下面にキャスタ111aおよびストッパ111bが設けられた矩形状の架台111と、架台111の各辺に設けられた外壁部112a〜112dとを備える。そして、ロボットは、架台111と外壁部112a〜112dとによって形成される空間内に収納される。
このように、生産装置1は、ロボットおよび外壁部112a〜112dをキャスタ111a付きの架台111上に備える。このため、作業者等は、生産装置1を所望の場所へ容易に移動させることができる。
したがって、たとえば、生産工場等における生産装置1のレイアウト変更を容易に行うことが可能となる。また、架台111の下面にはストッパ111bも設けられているため、生産装置1を所望の位置で固定しておくこともできる。
また、セル11内には、ロボットの他に、生産装置1の動作に必要な各種の機器が全て収容されており、生産装置1は、電源供給用のプラグ113を外部電源と接続するだけで動作可能な状態とすることができる。したがって、作業者等は、生産工場等における生産装置1のレイアウト変更をさらに容易におこなうことができる。
また、セル11の正面側の外壁部112aには、ワークの出し入れを行うための開口部114や、ロボットの作業状況を確認するためのモニタ115、各種の計器116、スイッチ(図示せず)等が集中配置されている。これにより、作業者等は、生産装置1の操作をセル11の正面側のみで行うことができる。
さらに、各外壁部112a〜112dの一部には、窓部117が設けられており、作業者等は、かかる窓部117からセル11の内部を視認することができる。なお、本実施例において、窓部117は、透明、かつ、耐衝撃性に優れたポリカーボネートで形成されるが、かかる点については、図4を用いて後述する。
ところで、セルは、作業中のロボットと人との接触を確実に防止するために、ロボットの可動範囲(ロボットが動くことのできる最大範囲)を包含するように広めに設計されることが一般的である。
しかし、作業内容によっては、作業時にロボットが動く範囲(以下、「動作範囲」と記載する)が、ロボットの可動範囲と比較して僅かである場合もある。このような場合、セル内の空間は、ロボットの動作範囲に対して無駄に広いといえる。
このように生産装置は、セル内の空間が無駄に広い(すなわち、装置サイズが無駄に大きい)場合、生産工場等において無駄なスペースを取るだけでなく、上述したレイアウト変更等にも大きな労力がかかるおそれがある。
そこで、本実施例に係る生産装置1は、セル11の外壁部112a〜112dをロボットの可動範囲内に設けることで、生産装置1の小型化を図ることとした。なお、セル内の空間を単に狭くしただけでは、たとえばロボットの異常動作等が起きた場合にロボットがセルと接触する可能性が高くなる。このため、本実施例では、生産装置1の安全性を高めるための工夫も併せて施すこととした。以下では、これらの点について具体的に説明する。
なお、以下では、生産装置1を正面から見た場合の奥行き方向をX方向とする。また、生産装置1の設置面と水平な方向をY方向とし、鉛直方向をZ方向とする。
[生産装置の内部構成]
図2は、本実施例に係る生産装置1の模式上面図である。図2に示すように、生産装置1は、セル11内に、ロボット12および作業台13等を収納する。ここで、同図に示すように、セル11は、ロボット12の外形よりも僅かに大きい程度の大きさに形成される。具体的には、セル11の各外壁部112a〜112dは、ロボット12の可動範囲よりも狭く、かつ、ロボット12の動作範囲よりも広い範囲をカバーするように設けられる。このように、ロボット12の可動範囲内にセル11を設けることで、生産装置1の小型化を図ることができる。
ロボット12は、胴体部121の両肩部分にそれぞれ右アーム122aおよび左アーム122bを取り付けた、いわゆる双腕ロボットである。かかるロボット12は、外壁部112d近傍に、外壁部112bへ背面を向けた状態で配置される。右アーム122aおよび左アーム122bは、それぞれが多軸ロボット(たとえば7軸ロボット)であり、先端には、作業に応じたエンドエフェクタが設けられる。
なお、本実施例においてロボット12は、ワークAを右アーム122aで把持するとともにワークBを左アーム122bで把持したのち、ワークAをワークBへ圧入する作業を行うものとする。ただし、ロボット12が行う作業は、これに限ったものではない。また、ロボット12は、ワークに対する作業をセル11内に設けられた作業装置(図示せず)と共働して行うこととしてもよい。
また、ロボット12の胴体部121は、アクチュエータ123を介してベース部124と接続されており、アクチュエータ123の回転軸A1を中心に旋回可能となっている。
ここで、ロボット12は、アクチュエータ123の回転軸A1と、胴体部121に対する右アーム122aおよび左アーム122bの取り付け位置A2(右アーム122aおよび左アーム122bの旋回軸)とが、X軸方向においてD1だけずれるように設計されている。つまり、ロボット12は、ベース部124に対して胴体部121が前方へせり出した状態(前傾姿勢)となっている。
このように、ロボット12を前傾姿勢とすることで、ロボット12を直立姿勢とした場合(A1およびA2を一致させた場合)と比較して、右アーム122aおよび左アーム122bをベース部124により近い場所まで移動させることが可能となる。
そして、かかる前傾姿勢によってロボット12の胴体部121の下方に形成される空間(ロボット12の懐部分)に作業台13が配置されるとともに、ロボット12は、かかる作業台13の上方、すなわち、ベース部124近傍の懐部分においてワークに対する作業を行う。
このように、ロボット12の胴体部121を前傾させ、かかる胴体部121の下方に作業台13を配置することで、ロボット12は、ベース部124により近い場所で作業を行うことが可能となる。したがって、ベース部124と作業台13との間のすき間を少なくすることができ、セル11のX方向の幅をより短くすることができる。この結果、生産装置1の更なる小型化を図ることができる。
また、ロボット12のベース部124は、後述する制御装置等からの配線ケーブル200を接続するコネクタ124aを備える。かかるコネクタ124aは、セル11の背面側の外壁部112b以外の向き、ここでは、右アーム122a側に設けられる。
このように、コネクタ124aをロボット12背面の外壁部112b以外の向きに設けることにより、図中に点線で示すように、ロボット12とロボット12背面の外壁部112bとの間に、配線ケーブル200の取り回しのためのスペースを確保する必要がなくなる。
したがって、セル11のX方向の幅をさらに狭くすることができ、生産装置1をさらに小型化することが可能となる。
図2では、コネクタ124aが、右アーム122a側に設けられる場合の例を示したが、コネクタ124aは、左アーム122b側に設けられてもよいし、ロボット12の前方側に設けられてもよい。
なお、本実施例に係るロボット12は、本来、コネクタ124aが、ロボット12の背面側に位置するように設けられたタイプのロボットである。このため、ロボット12は、ベース部124に対して胴体部121を90度旋回させた状態でセル11内に収容される。ただし、ロボットは、コネクタが元々背面以外の向きに設けられたタイプのロボットであってもよい。
なお、本実施例に係るロボット12は、所謂汎用ロボットである。すなわち、ロボット12は、適宜の場所に設置可能であり、X方向(正面向き)を中心にアクチュエータ123の可動範囲が設定されている。
な例えば、ロボット12のアクチュエータ123は、X方向を0度(degree)として±180度に設定されている。ロボット12をセル11に設置する際には、アクチュエータ123を90度程度旋回させた姿勢で、コネクタの位置がY方向に略沿うように設定している。
これにより、セル11内にロボット設置しない用途でもロボットを好適に使うことができるとともに、本実施例のごとく、ロボットをセル11内に収納することでよりコンパクトなセルを構成することができる。
生産装置1の内部構成について図3を用いてさらに説明する。図3は、本実施例に係る生産装置1の模式側面図である。なお、図3においては、セル11の内部構成を理解し易くするために、セル11の形状を簡略化して示している。
図3に示すように、セル11の内部には、ロボット12や作業台13以外に、ロボット12を含む生産装置1全体の制御を行う制御装置14も収納される。かかる制御装置14は、たとえば、あらかじめ登録された作業情報に従ってロボット12を移動させる制御や、エンドエフェクタの動作制御等を行うものである。
かかる制御装置14は、作業台13の下部に生じたデッドスペースに配置される。具体的には、作業台13は、作業者等がワークの出し入れ等を行い易いように、設置面から比較的高い位置に設けられることが通常である。したがって、作業台13の下部には、デッドスペースが生じることとなる。
そこで、生産装置1は、制御装置14を作業台13の下部に配置することにより、作業台13の下部に生じたデッドスペースを有効利用することとした。これにより、生産装置1の更なる小型化を図ることができる。
また、生産装置1は、計器116等を設置する設置台15をセル11の上部に備える。すなわち、ロボット12の上部に生じるデッドスペースに対して設置台15を設けることで、かかるデッドスペースを有効利用することができ、生産装置1の更なる小型化を図ることができる。
なお、セル11内には、ロボット12を作業台13の高さに合った高さに調整するための調整台125も設けられる。かかる調整台125は、両端にフランジ部を備えた略円筒状の部材であり、一端側のフランジ部がセル11の床面(すなわち、架台111)と固定され、他端側のフランジ部がロボット12のベース部124と固定される。
[生産装置の安全対策]
次に、生産装置1の安全性を高めるための構成について図4を用いて説明する。図4は、図2に示すH部の拡大図である。
図4に示すように、生産装置1には、外壁部112a〜112dよりも内側に仮想壁300が設定される。仮想壁300は、ロボット12の移動を制限する仮想的な壁であり、制御装置14によって設定される。
すなわち、制御装置14は、ロボット12が仮想壁300を越えて動作しないように制御する。これにより、ロボット12は、たとえば動作異常等が発生した場合であっても、仮想壁300を越えないように動作が制限されるため、外壁部112a〜112dと接触することを防止することができる。なお、図4では、外壁部112c近傍の仮想壁300のみを示しているが、仮想壁300は、ロボット12の周囲を取り囲むように設定される。
このように、仮想壁300を設定し、ロボット12の可動範囲を外壁部112a〜112dよりも内側に制限することで、ロボット12が外壁部112a〜112dと接触する可能性を低減することができる。したがって、生産装置1の安全性を高めることができ、外壁部112a〜112dやロボット12の破損を防止することもできる。
また、制御装置14は、ロボット12の作動トルクを所定の閾値未満に制限する処理も併せて行う。たとえば、制御装置14は、ロボット12の作動トルクを最大トルクの50%未満に制限する。これにより、万一、ロボット12が外壁部112a〜112dと接触した場合であっても、作動トルクが制限されていない場合と比較して、外壁部112a〜112dあるいはロボット12が受ける衝撃を少なくすることができる。
さらに、外壁部112a〜112dに設けられる窓部117は、耐衝撃性に優れたポリカーボネートで形成される。したがって、万一、ロボット12が窓部117と接触した場合であっても、窓部117が破損し難く、ガラスのように破片が飛び散って作業者等が怪我をする可能性が低い。
このように、本実施例では、外壁部112a〜112dよりも内側に仮想壁300を設け、ロボット12の作動トルクを制限し、耐衝撃性に優れたポリカーボネートで窓部117を形成することとした。したがって、生産装置1を小型化した場合であっても、安全性を確保することができる。
なお、ここでは、耐衝撃性に特に優れたポリカーボネートを用いて窓部117を形成することとしたが、窓部117は、ポリカーボネート以外の耐衝撃性樹脂であってもよい。たとえば、ポリカーボネート以外の耐衝撃性樹脂としては、アクリル樹脂(ポリメタクリル酸エステル樹脂)、ABS樹脂、耐衝撃性ポリスチレン(HIPS)などがある。
[生産装置のレイアウト変更]
次に、生産装置1のレイアウト変更について図5を用いて説明する。図5は、生産装置1のレイアウト変更の一例である。
図5に示すように、生産工場等において、複数の生産装置1が横一列に配置されているとする。ここで、図1を用いて既に説明したように、生産装置1は、開口部114やモニタ115、計器116等がセル11の正面側に集中配置されている。
すなわち、生産装置1の側面には、計器類やスイッチ等が設けられていないため、複数の生産装置1を横一列に配置するような場合に、生産装置1をすき間なく並べることができ、生産工場等のスペースを有効利用することができる。
生産装置1のレイアウトを変更する場合、作業者等は、プラグ113を外部電源から抜き取り、架台111のストッパ111bを解除したうえで、生産装置1を所望の場所へ移動させる。このとき、図1等を用いて既に説明したように、生産装置1には、架台111にキャスタ111aが設けられているため、作業者等は、生産装置1を容易に移動させることが可能である。
さらに、生産装置1は、従来の生産装置と比較して小型に設計されているため、作業者等は、生産装置1の移動をさらに容易に行うことができる。なお、図5では、横一列に配置されていた3台の生産装置1が、U字状に配置し直されている。
上述してきたように、本実施例では、ロボット12と、ロボット12を側面から囲む外壁部112a〜112dとを備え、外壁部112a〜112dが、ロボット12の可動範囲内に設けられることとした。したがって、本実施例によれば、小型化を図ることができる。
また、本実施例では、制御装置14が、ロボット12の作動トルクを所定の閾値未満に制限する処理およびロボット12の可動範囲を外壁部112a〜112dよりも内側に制限する処理を行うこととした。したがって、安全性を確保しつつ、小型化を図ることができる。
さらに、上述してきた実施例では、外壁部112a〜112dの窓部117を耐衝撃性樹脂で形成することとしたため、生産装置1の安全性をさらに高めることができる。
なお、上述してきた実施例では、外壁部112a〜112dの全てがロボット12の可動範囲内に設けられる場合の例について説明したが、外壁部112a〜112dの一部のみをロボット12の可動範囲内に設けることとした場合であっても、生産装置1の小型化を図ることができる。
また、上述してきた実施例では、生産装置1の移動を容易とするために、キャスタ111a付きの架台111上に外壁部112a〜112dおよびロボット12を備えることとした。しかし、これに限ったものではなく、たとえば、移動の必要がない据え置き型の生産装置の場合には、架台111を備えなくともよい。
また、上述してきた実施例では、セル11が直方体状である場合の例について説明したが、セル11の形状は、これに限ったものではなく、立方体状であってもよいし円筒状であってもよい。
また、上述してきた実施例では、制御装置14が、ロボット12の作動トルクを所定の閾値未満に制限する処理およびロボット12の可動範囲を外壁部112a〜112dよりも内側に制限する処理の双方を行うこととしたが、制御装置14は、これらの処理のうち一方のみを行うこととしてもよい。
また、上述してきた実施例では、セル11内に収納されるロボット12が、いわゆる双腕ロボットである場合の例について説明したが、これに限ったものではなく、ロボットは、単腕ロボットであってもよい。
ところで、上述してきた実施例では、ロボット12と作業台13との位置関係がずれないことを前提として説明した。しかし、たとえば、仮に架台111にたわみが生じた場合などには、ロボット12と作業台13との位置関係がずれてしまい、ワークに対する作業が正常に行われなくなることも考えられる。
そこで、生産装置1は、たとえばステンレスやチタン等の高剛性金属で架台111を形成することで、ロボット12の位置ずれを生じ難くしてもよい。また、ロボット12に傾斜計を取り付け、制御装置14が、傾斜計の測定結果に応じてロボット12の動作を補正するようにしてもよい。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施例に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 生産装置
11 セル
12 ロボット
13 作業台
14 制御装置
15 設置台
111 架台
111a キャスタ
111b ストッパ
112a〜112d 外壁部
113 プラグ
114 開口部
115 モニタ
116 計器
117 窓部
121 胴体部
122a 右アーム
122b 左アーム
123 アクチュエータ
124 ベース部
124a コネクタ
125 調整台
200 配線ケーブル
300 仮想壁

Claims (7)

  1. ロボットと、
    前記ロボットを側面から囲む外壁と、
    を備え、
    前記外壁の少なくとも一部は、
    前記ロボットの可動範囲内に設けられること
    を特徴とする生産装置。
  2. 前記可動範囲内の前記外壁は、
    耐衝撃性樹脂の部材を含むこと
    を特徴とする請求項1に記載の生産装置。
  3. 前記ロボットの作動トルクを所定の閾値未満に制限する処理および前記ロボットの前記可動範囲を前記外壁よりも内側に制限する処理の一方または双方を行う制御部
    を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の生産装置。
  4. キャスタが設けられた矩形状の架台上に前記ロボットおよび前記外壁を備えることを特徴とする請求項1、2または3に記載の生産装置。
  5. 前記ロボットは、
    双腕ロボットであって、前記矩形状の架台の1辺に設けられた前記外壁の近傍に当該外壁へ背面を向けて配置されており、
    前記ロボットのコネクタは、
    前記背面以外の向きに設けられることを特徴とする請求項4に記載の生産装置。
  6. 前記ロボットは、
    前傾した胴体部を備えており、
    前記胴体部の下方に配置された作業台
    を備えることを特徴とする請求項5に記載の生産装置。
  7. 前記制御部は、
    前記作業台の下方に配置されることを特徴とする請求項6に記載の生産装置。
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