JP2012182783A - 反射鏡アンテナ - Google Patents

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Abstract

【課題】センターフィード形式のコンパクトな構成をとり、ブロッキングによる影響を低減することができる反射鏡アンテナを得る。
【解決手段】線状波源からなる一次放射部1と、一次放射部1から放射された光線を反射する副反射鏡2と、副反射鏡2で反射された光線を反射する主反射鏡3と、を備えたセンターフィード形式の反射鏡アンテナであって、副反射鏡2は、一次放射部1から放射されて副反射鏡2で反射された光線を、一次放射部1が線状に表れる第1面と、第1面に直交する第2面とで、互いに異なる位置に集束させる形状を有している。
【選択図】図1

Description

この発明は、一次放射部から放射された光線を、反射鏡で反射して外部に放射する反射鏡アンテナに関する。
従来から、配列された波源を一次放射部とし、ビーム走査が可能な反射鏡アンテナとして、以下のようなものが知られている。すなわち、この反射鏡アンテナは、配列された波源からなる一次放射部と、一次放射部からの平行光線を集束光線に変換する副反射鏡と、変換された集束光線が集束点を通過した発散光線を、再び平行光線に変換する主反射鏡とを備えている。なお、この反射鏡アンテナでは、ブロッキングを防止するために、オフセット形式の構成をとっている(例えば、非特許文献1参照)。
C.Dragone and M.J.Gans,"Imaging Reflector Arrangements to Form a Scanning Beam Using a Small Array",Bell System Technical Journal,Vol.58,No.2,pp.501−515,Feb 1979.
しかしながら、従来技術には、以下のような課題がある。すなわち、非特許文献1に示された反射鏡アンテナでは、ブロッキングを防止するために、オフセット形式の構成をとっているので、反射鏡アンテナ自体が大きくなるという問題があった。
そこで、光線に対する副反射鏡および主反射鏡の働きを変えることなく、反射鏡アンテナをコンパクトな構成にすることを考えると、図20に示されるようなセンターフィード形式の反射鏡アンテナが考えられる。しかしながら、図20において、一次放射部51から放射され、副反射鏡52で反射されて主反射鏡53に向かう光線54は、一次放射部51が主反射鏡53に対してほぼブロッキングとなるので、アンテナ効率が低下するという問題がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、センターフィード形式のコンパクトな構成をとり、ブロッキングによる影響を低減することができる反射鏡アンテナを得ることを目的とする。
この発明に係る反射鏡アンテナは、線状波源からなる一次放射部と、一次放射部から放射された光線を反射する副反射鏡と、副反射鏡で反射された光線を反射する主反射鏡と、を備えたセンターフィード形式の反射鏡アンテナであって、副反射鏡は、一次放射部から放射されて副反射鏡で反射された光線を、一次放射部が線状に表れる第1面と、第1面に直交する第2面とで、互いに異なる位置に集束させる形状を有しているものである。
この発明に係る反射鏡アンテナによれば、副反射鏡は、一次放射部から放射されて副反射鏡で反射された光線を、一次放射部が線状に表れる第1面と、第1面に直交する第2面とで、互いに異なる位置に集束させる形状を有している。
そのため、センターフィード形式のコンパクトな構成をとり、ブロッキングによる影響を低減することができる反射鏡アンテナを得ることができる。
この発明の実施の形態1に係る反射鏡アンテナを示す概略構成図である。 (a)、(b)は、図1に示した反射鏡アンテナを示す平面図である。 この発明の実施の形態2に係る反射鏡アンテナを示す概略構成図である。 (a)、(b)は、図3に示した反射鏡アンテナを示す平面図である。 (a)、(b)は、この発明の実施の形態3に係る反射鏡アンテナを示す平面図である。 (a)、(b)は、この発明の実施の形態4に係る反射鏡アンテナを示す平面図である。 (a)、(b)は、この発明の実施の形態5に係る反射鏡アンテナを示す平面図である。 (a)、(b)は、この発明の実施の形態6に係る反射鏡アンテナを示す平面図である。 (a)、(b)は、この発明の実施の形態7に係る反射鏡アンテナを示す平面図である。 (a)、(b)は、この発明の実施の形態8に係る反射鏡アンテナを示す平面図である。 (a)、(b)は、この発明の実施の形態9に係る反射鏡アンテナを示す平面図である。 (a)、(b)は、この発明の実施の形態10に係る反射鏡アンテナを示す平面図である。 図12に示した反射鏡アンテナの幾何光学的なブロッキングの大きさを示す説明図である。 (a)、(b)は、この発明の実施の形態11に係る反射鏡アンテナを示す平面図である。 この発明の実施の形態12に係る反射鏡アンテナを示す概略構成図である。 この発明の実施の形態13に係る反射鏡アンテナを示す平面図である。 この発明の実施の形態13に係る反射鏡アンテナを説明するための平面図である。 この発明の実施の形態13に係る反射鏡アンテナを示す別の平面図である。 この発明の実施の形態13に係る反射鏡アンテナを示すさらに別の平面図である。 従来の反射鏡アンテナを示す平面図である。
以下、この発明に係る反射鏡アンテナの好適な実施の形態につき図面を用いて説明するが、各図において同一、または相当する部分については、同一符号を付して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る反射鏡アンテナを示す概略構成図である。また、図2は、図1に示した反射鏡アンテナを示す平面図であり、図2(a)は、図1に示した反射鏡アンテナをXZ面(第1面)から見た平面図であり、図2(b)は、図1に示した反射鏡アンテナをYZ面(第2面)から見た平面図である。
図1、2において、この反射鏡アンテナは、センターフィード形式の反射鏡アンテナであり、一次放射部1、副反射鏡2および主反射鏡3から構成されている。
一次放射部1は、例えばアレーアンテナで構成される線状波源である。なお、図1、2では、一次放射部1を直線状の波源として示しているが、これに限定されず、一次放射部1は、例えば円弧状の波源であってもよい。
副反射鏡2は、図2(a)のXZ面において、一次放射部1から放射された平行光線11を集束光線21に変換して反射させるとともに、集束光線21が副反射鏡2と主反射鏡3との間で集束して光線の集束位置4を形成する形状を有している。また、主反射鏡3は、図2(a)のXZ面において、副反射鏡2からの集束光線21が集束位置4を通って発散した発散光線22を、平行光線31に変換して反射する形状を有している。ここで、図2(a)のXZ面において、この反射鏡アンテナは、非特許文献1に示されたイメージングリフレクタとして動作する。
一方、副反射鏡2は、図2(b)のYZ面において、一次放射部1から放射された発散光線12を発散光線23として反射させるとともに、発散光線23がXZ面における集束位置4とは異なる位置で集束して光線の集束位置5を形成する形状(例えば、双曲線や楕円)を有している。また、主反射鏡3は、図2(b)のYZ面において、副反射鏡2からの発散光線23を、平行光線32に変換して反射する形状を有している。ここで、図2(b)のYZ面において、この反射鏡アンテナは、幾何学的にブロッキングによる影響が低減されたアンテナとして動作することができる。
すなわち、副反射鏡2は、一次放射部1から放射されて副反射鏡2で反射された光線を、一次放射部1が線状に表れるXZ面と、XZ面に直交するYZ面とで、互いに異なる位置に集束させる形状を有している。具体的には、副反射鏡2は、例えば図1に示した馬鞍のような概略形状を有しており、これにより、各面における光線の集束位置を独立して決定することができる。
以上のように、実施の形態1によれば、副反射鏡は、一次放射部から放射されて副反射鏡で反射された光線を、一次放射部が線状に表れる第1面と、第1面に直交する第2面とで、互いに異なる位置に集束させる形状を有している。
そのため、センターフィード形式のコンパクトな構成をとり、ブロッキングによる影響を低減することができる反射鏡アンテナを得ることができる。
実施の形態2.
図3は、この発明の実施の形態2に係る反射鏡アンテナを示す概略構成図である。また、図4は、図3に示した反射鏡アンテナを示す平面図であり、図4(a)は、図3に示した反射鏡アンテナをXZ面(第1面)から見た平面図であり、図4(b)は、図3に示した反射鏡アンテナをYZ面(第2面)から見た平面図である。
図3、4において、この反射鏡アンテナは、図1、2に示した一次放射部1を、フェーズドアレーアンテナで構成したものである。なお、フェーズドアレーアンテナは、どのような方式のものであってもよい。また、その他の構成は、上述した実施の形態1と同様なので、その説明を省略する。
一次放射部1をフェーズドアレーアンテナで構成した場合、図4(a)のXZ面において、ビーム走査が可能となる。ここで、上述した実施の形態1と同様に、図4(a)のXZ面における集束光線21の集束位置4と、図4(b)のYZ面における発散光線23の集束位置5とを、互いに異なる位置とすることにより、図4(b)のYZ面において、この反射鏡アンテナは、幾何学的にブロッキングによる影響が低減されたアンテナとして動作することができる。
以上のように、実施の形態2によれば、上述した実施の形態1と同様の効果を得ることができるとともに、一次元に限定されるものの、ビーム走査が可能となる。
実施の形態3.
図5は、この発明の実施の形態3に係る反射鏡アンテナを示す平面図であり、図5(a)は、この反射鏡アンテナをXZ面(第1面)から見た平面図であり、図5(b)は、この反射鏡アンテナをYZ面(第2面)から見た平面図である。
副反射鏡2は、図5(a)のXZ面において、一次放射部1から放射された平行光線11を集束光線21に変換して反射させるとともに、集束光線21が副反射鏡2と主反射鏡3との間で集束して焦線6を形成する形状を有している。一方、副反射鏡2は、図5(b)のYZ面において、一次放射部1から放射された発散光線12を発散光線23として反射させるとともに、発散光線23が副反射鏡2の背後(反主反射鏡3側)で集束して1つの焦線7を形成する形状を有している。なお、その他の構成は、上述した実施の形態1、2と同様なので、その説明を省略する。
すなわち、図5に示した反射鏡アンテナは、XZ面については、非特許文献1に示されたイメージングリフレクタとして、YZ面については、カセグレンアンテナとして動作する。
以上のように、実施の形態3によれば、上述した実施の形態1、2と同様の効果を得ることができる。
実施の形態4.
図6は、この発明の実施の形態4に係る反射鏡アンテナを示す平面図であり、図6(a)は、この反射鏡アンテナをXZ面(第1面)から見た平面図であり、図6(b)は、この反射鏡アンテナをYZ面(第2面)から見た平面図である。
副反射鏡2は、図6(a)のXZ面において、一次放射部1から放射された平行光線11を集束光線21に変換して反射させるとともに、集束光線21が副反射鏡2と主反射鏡3との間で集束して焦線6を形成する形状を有している。一方、副反射鏡2は、図6(b)のYZ面において、一次放射部1から放射された発散光線12を集束光線24に変換して反射させるとともに、集束光線24が副反射鏡2と主反射鏡3との間で集束して、XZ面における焦線6とは異なる位置に1つの焦線7を形成する形状を有している。なお、その他の構成は、上述した実施の形態1、2と同様なので、その説明を省略する。
すなわち、図6に示した反射鏡アンテナは、XZ面については、非特許文献1に示されたイメージングリフレクタとして、YZ面については、グレゴリアンアンテナとして動作する。
以上のように、実施の形態4によれば、上述した実施の形態1、2と同様の効果を得ることができる。
実施の形態5.
図7は、この発明の実施の形態5に係る反射鏡アンテナを示す平面図であり、図7(a)は、この反射鏡アンテナをXZ面(第1面)から見た平面図であり、図7(b)は、この反射鏡アンテナをYZ面(第2面)から見た平面図である。
副反射鏡2は、図7(a)のXZ面において、一次放射部1から放射された平行光線11を集束光線21に変換して反射させるとともに、集束光線21が副反射鏡2と主反射鏡3との間で集束して焦線6を形成する形状を有している。一方、副反射鏡2は、図7(b)のYZ面において、一次放射部1から放射された発散光線12を発散光線23として反射させるとともに、発散光線23が副反射鏡2の背後(反主反射鏡3側)で集束して2つの焦線7a、7bを形成する形状を有している。なお、その他の構成は、上述した実施の形態1、2と同様なので、その説明を省略する。
すなわち、図7に示した反射鏡アンテナは、XZ面については、非特許文献1に示されたイメージングリフレクタとして、YZ面については、軸偏位カセグレンアンテナとして動作する。
以上のように、実施の形態5によれば、上述した実施の形態1、2と同様の効果を得ることができる。
実施の形態6.
図8は、この発明の実施の形態6に係る反射鏡アンテナを示す平面図であり、図8(a)は、この反射鏡アンテナをXZ面(第1面)から見た平面図であり、図8(b)は、この反射鏡アンテナをYZ面(第2面)から見た平面図である。
副反射鏡2は、図8(a)のXZ面において、一次放射部1から放射された平行光線11を集束光線21に変換して反射させるとともに、集束光線21が副反射鏡2と主反射鏡3との間で集束して焦線6を形成する形状を有している。一方、副反射鏡2は、図8(b)のYZ面において、一次放射部1から放射された発散光線12を集束光線24に変換して反射させるとともに、集束光線24が副反射鏡2と主反射鏡3との間で集束して、XZ面における焦線6とは異なる位置に2つの焦線7a、7bを形成する形状を有している。なお、その他の構成は、上述した実施の形態1、2と同様なので、その説明を省略する。
すなわち、図8に示した反射鏡アンテナは、XZ面については、非特許文献1に示されたイメージングリフレクタとして、YZ面については、軸偏位グレゴリアンアンテナとして動作する。
以上のように、実施の形態6によれば、上述した実施の形態1、2と同様の効果を得ることができる。
実施の形態7.
図9は、この発明の実施の形態7に係る反射鏡アンテナを示す平面図であり、図9(a)は、この反射鏡アンテナをXZ面(第1面)から見た平面図であり、図9(b)は、この反射鏡アンテナをYZ面(第2面)から見た平面図である。
図9において、この反射鏡アンテナは、図1〜図8に示した副反射鏡2を、リフレクトアレーで構成したものである。なお、リフレクトアレーは、上述した実施の形態1〜6の動作が可能であれば、どのような形状であってもよい。また、その他の構成は、上述した実施の形態1〜6と同様なので、その説明を省略する。
以上のように、実施の形態7によれば、上述した実施の形態1〜6と同様の効果を得ることができる。
実施の形態8.
図10は、この発明の実施の形態8に係る反射鏡アンテナを示す平面図であり、図10(a)は、この反射鏡アンテナをXZ面(第1面)から見た平面図であり、図10(b)は、この反射鏡アンテナをYZ面(第2面)から見た平面図である。
図10において、この反射鏡アンテナは、図1〜図8に示した主反射鏡3を、リフレクトアレーで構成したものである。なお、リフレクトアレーは、上述した実施の形態1〜6の動作が可能であれば、どのような形状であってもよい。また、その他の構成は、上述した実施の形態1〜6と同様なので、その説明を省略する。
以上のように、実施の形態8によれば、上述した実施の形態1〜6と同様の効果を得ることができる。
実施の形態9.
図11は、この発明の実施の形態9に係る反射鏡アンテナを示す平面図であり、図11(a)は、この反射鏡アンテナをXZ面(第1面)から見た平面図であり、図11(b)は、この反射鏡アンテナをYZ面(第2面)から見た平面図である。
図11において、この反射鏡アンテナは、図1〜図8に示した副反射鏡2および主反射鏡3を、それぞれリフレクトアレーで構成したものである。なお、リフレクトアレーは、上述した実施の形態1〜6の動作が可能であれば、どのような形状であってもよい。また、その他の構成は、上述した実施の形態1〜6と同様なので、その説明を省略する。
以上のように、実施の形態9によれば、上述した実施の形態1〜6と同様の効果を得ることができる。
実施の形態10.
図12は、この発明の実施の形態10に係る反射鏡アンテナを示す平面図であり、図12(a)は、この反射鏡アンテナをXZ面(第1面)から見た平面図であり、図12(b)は、この反射鏡アンテナをYZ面(第2面)から見た平面図である。なお、反射鏡アンテナの構成は、上述した実施の形態3と同様なので、その説明を省略する。
図12(a)のXZ面において、一次放射部1と副反射鏡2との距離dは、非特許文献1に示されたイメージングリフレクタの原理より、主反射鏡3の焦点距離F(主反射鏡3と焦線6との距離)と、イメージングリフレクタの倍率mとを用いて、d=F×(m+1)/mで決定される。この条件によって、図12(a)のXZ面における点A、B、Cが決定される。
一方、図12(b)のYZ面において、点A、B、Cは、それぞれ図12(a)のXZ面における点A、B、Cと共通の点となる。このとき、副反射鏡2の背後(反主反射鏡3側)に集束して形成される1つの焦線7から、一次放射部1の外形を通る光線25は、主反射鏡3に一次放射部1の影Dhを形成する。ここで、ブロッキングの要因となるのは、一次放射部1の影Dh、および副反射鏡2の大きさDsが主反射鏡3に投影される影によるものである。
そのため、一次放射部1の影Dhによるブロッキングおよび副反射鏡2の大きさDsによるブロッキングが最も小さな値となるようにすれば、ブロッキングを最小にすることができる。ここで、図12(b)のYZ面において、点Cから焦線7までの距離Δfを変化させた場合に、一次放射部1の影Dhによるブロッキングと副反射鏡2の大きさDsによるブロッキングとは、図13に示される関係を有する。図13より、双方のブロッキングが互いに等しくなるΔfを選択することにより、図12(b)のYZ面において、幾何光学的にブロッキングを最小にすることができる。
すなわち、図12に示した反射鏡アンテナは、XZ面については、非特許文献1に示されたイメージングリフレクタとして、YZ面については、ブロッキングが最小となるカセグレンアンテナとして動作する。
以上のように、実施の形態10によれば、上述した実施の形態3と同様の効果を得ることができ、さらに、ブロッキングによる性能劣化を最小限にすることができる。
実施の形態11.
図14は、この発明の実施の形態11に係る反射鏡アンテナを示す平面図であり、図14(a)は、この反射鏡アンテナをXZ面(第1面)から見た平面図であり、図14(b)は、この反射鏡アンテナをYZ面(第2面)から見た平面図である。なお、反射鏡アンテナの構成は、上述した実施の形態4と同様なので、その説明を省略する。
図14(a)のXZ面において、一次放射部1と副反射鏡2との距離dは、非特許文献1に示されたイメージングリフレクタの原理より、主反射鏡3の焦点距離F(主反射鏡3と焦線6との距離)と、イメージングリフレクタの倍率mとを用いて、d=F×(m+1)/mで決定される。この条件によって、図14(a)のXZ面における点A、B、Cが決定される。
一方、図14(b)のYZ面において、点A、B、Cは、それぞれ図14(a)のXZ面における点A、B、Cと共通の点となる。このとき、副反射鏡2と主反射鏡3との間で集束して形成される1つの焦線7から、一次放射部1の外形を通る光線25は、主反射鏡3に一次放射部1の影Dhを形成する。ここで、ブロッキングの要因となるのは、一次放射部1の影Dh、および副反射鏡2の大きさDsが主反射鏡3に投影される影によるものである。
そのため、一次放射部1の影Dhによるブロッキングおよび副反射鏡2の大きさDsによるブロッキングが最も小さな値となるようにすれば、ブロッキングを最小にすることができる。ここで、図14(b)のYZ面において、点Cから焦線7までの距離Δfを変化させた場合に、一次放射部1の影Dhによるブロッキングと副反射鏡2の大きさDsによるブロッキングとは、図13に示された関係を有する。図13より、双方のブロッキングが互いに等しくなるΔfを選択することにより、図14(b)のYZ面において、幾何光学的にブロッキングを最小にすることができる。
すなわち、図14に示した反射鏡アンテナは、XZ面については、非特許文献1に示されたイメージングリフレクタとして、YZ面については、ブロッキングが最小となるグレゴリアンアンテナとして動作する。
以上のように、実施の形態11によれば、上述した実施の形態4と同様の効果を得ることができ、さらに、ブロッキングによる性能劣化を最小限にすることができる。
実施の形態12.
図15は、この発明の実施の形態12に係る反射鏡アンテナを示す概略構成図である。図15において、この反射鏡アンテナは、センターフィード形式の反射鏡アンテナであり、一次放射部1、副反射鏡2および主反射鏡3から構成されている。
一次放射部1は、円筒波を放射する線状波源である。
副反射鏡2は、この反射鏡アンテナのYZ面における断面曲線41を、XZ面における断面曲線42に沿って動かして形成されるダブリーカーブ形状を有している。具体的には、副反射鏡2のXZ面の断面曲線42は、放物線である。また、副反射鏡2のYZ面の断面曲線41は、実施の形態3、10に示したカセグレンアンテナの場合は双曲線であり、実施の形態4、11に示したグレゴリアンアンテナの場合は楕円であり、実施の形態5に示した軸偏位カセグレンアンテナの場合は2つの対称な双曲線をつなぎ合わせた曲線であり、実施の形態6に示した軸偏位グレゴリアンアンテナの場合は2つの対称な楕円をつなぎ合わせた曲線である。
また、主反射鏡3は、一次放射部1から放射され、副反射鏡2および主反射鏡3で反射された光線の、任意の開口面43までの距離を一定とする光路長一定の条件によって形状が決定される。図15では、光路長一定の条件を満足する光線44を例示している。
以上のように、実施の形態12によれば、上述した実施の形態1〜6、10、11と同様の効果を得る3次元の鏡面を構成することができる。
なお、上記実施の形態12では、副反射鏡2がダブリーカーブ形状を有していると説明したが、これに限定されず、主反射鏡3がダブリーカーブ形状を有しているとして、副反射鏡2の形状を、光路長一定の条件によって決定してもよい。
主反射鏡3がダブリーカーブ形状を有しているとした場合、主反射鏡3は、この反射鏡アンテナのYZ面における断面曲線45を、XZ面における断面曲線46に沿って動かして形成される。具体的には、主反射鏡3のXZ面の断面曲線46は、放物線である。また、主反射鏡3のYZ面の断面曲線45は、実施の形態3〜6、10、11で考えられるXZ面とは、焦点距離の異なる放物線である。
また、上記実施の形態12では、YZ面における断面曲線を、XZ面における断面曲線に沿って動かして形成されるダブリーカーブ形状と説明したが、これに限定されず、XZ面における断面曲線を、YZ面における断面曲線に沿って動かして形成されるダブリーカーブ形状としてもよい。
実施の形態13.
図16は、この発明の実施の形態13に係る反射鏡アンテナを示す平面図であり、この反射鏡アンテナをXZ面(第1面)から見た平面図である。図16において、一次放射部1は、斜め状に配列されている。なお、その他の構成は、上述した実施の形態12と同様なので、その説明を省略する。
上記実施の形態12で示した反射鏡アンテナの諸元の決定において、一次放射部1と副反射鏡2との距離が、波長に比べて長くとれない場合がある。ここで、図17に示されるように、一次放射部1が直線状に配列されたアレーアンテナで構成される場合について考える。
このとき、一次放射部1からの光線(電磁波)61が副反射鏡2で反射され、主反射鏡3に向かう副反射鏡2の反射波62の一部が一次放射部1で反射され、その反射波63が再び副反射鏡2で反射されるというように多重反射が発生して、放射パターン特性に影響を及ぼす恐れがある。
そこで、図16に示したように、一次放射部1のアレーアンテナの配列形状を斜め状とすることにより、一次放射部1からの反射波63の方向を、副反射鏡2の外側に向けることができる。すなわち、一次放射部1の形状を変えることにより、反射条件を変えることができるので、多重反射の影響を低減することができる。
ここで、一次放射部1の斜め状の角度については、特に限定するものではなく、所望の特性が得られるように形状を調整することにより、多重反射を軽減した最適な反射特性を得ることができる。
なお、上記実施の形態13では、一次放射部1を斜め状に配列する場合について説明したが、これに限定されない。一次放射部1のアレーアンテナの配列形状は、図18に示されるように、くの字形であっても、上記実施の形態13と同様の効果を得ることができる。ここで、一次放射部1のくの字形の角度については、特に限定するものではなく、所望の特性が得られるように形状を調整することにより、多重反射を軽減した最適な反射特性を得ることができる。
また、一次放射部1のアレーアンテナの配列形状は、図19に示されるように、曲面状であっても、上記実施の形態13と同様の効果を得ることができる。ここで、一次放射部1の曲面形状については、特に限定するものではなく、所望の特性が得られるように形状を調整することにより、多重反射を軽減した最適な反射特性を得ることができる。
また、実施の形態1〜11に示した反射鏡アンテナについても、同様に一次放射部1のアレーアンテナの配列形状を変えることにより、多重反射の影響を低減することができる。
また、上記実施の形態13では、一次放射部1と副反射鏡2との間の多重反射について説明したが、これに限定されず、一次放射部1と主反射鏡2との間の多重反射を軽減するために、一次放射部1のアレーアンテナの配列形状を変えてもよい。
1 一次放射部、2 副反射鏡、3 主反射鏡、4 集束位置、5 集束位置、6 焦線、7、7a、7b 焦線、11 平行光線、12 発散光線、21 集束光線、22 発散光線、23 発散光線、24 集束光線、25 一次放射部の外形を通る光線、31 平行光線、32 平行光線、41 副反射鏡のYZ面における断面曲線、42 副反射鏡のXZ面における断面曲線、43 開口面、44 光路長一定の条件を満足する光線、45 主反射鏡のYZ面における断面曲線、46 主反射鏡のXZ面における断面曲線、51 一次放射部、52 副反射鏡、53 主反射鏡、54 副反射鏡から主反射鏡に向かう光線、61 一次放射部から放射される光線、62 副反射鏡から主反射鏡に向かう反射波、63 一次放射部からの反射波。

Claims (14)

  1. 線状波源からなる一次放射部と、
    前記一次放射部から放射された光線を反射する副反射鏡と、
    前記副反射鏡で反射された光線を反射する主反射鏡と、
    を備えたセンターフィード形式の反射鏡アンテナであって、
    前記副反射鏡は、前記一次放射部から放射されて前記副反射鏡で反射された光線を、前記一次放射部が線状に表れる第1面と、前記第1面に直交する第2面とで、互いに異なる位置に集束させる形状を有している
    ことを特徴とする反射鏡アンテナ。
  2. 前記一次放射部は、フェーズドアレーアンテナであることを特徴とする請求項1に記載の反射鏡アンテナ。
  3. 前記副反射鏡は、前記一次放射部から放射されて前記副反射鏡で反射された光線が、前記第1面において、前記副反射鏡と前記主反射鏡との間で集束して焦線を形成するとともに、前記第2面において、前記副反射鏡の反前記主反射鏡側で集束して1つの焦線を形成する形状を有していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の反射鏡アンテナ。
  4. 前記副反射鏡は、前記一次放射部から放射されて前記副反射鏡で反射された光線が、前記第1面において、前記副反射鏡と前記主反射鏡との間で集束して焦線を形成するとともに、前記第2面において、前記副反射鏡と前記主反射鏡との間で集束して、前記第1面における焦線とは異なる位置に1つの焦線を形成する形状を有していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の反射鏡アンテナ。
  5. 前記第2面において、前記主反射鏡に形成される前記一次放射部の影と前記副反射鏡の大きさが前記主反射鏡に投影される影とが、互いに等しい大きさになるように、前記第2面における前記焦線の位置を選択することを特徴とする請求項3または請求項4に記載の反射鏡アンテナ。
  6. 前記副反射鏡は、前記一次放射部から放射されて前記副反射鏡で反射された光線が、前記第1面において、前記副反射鏡と前記主反射鏡との間で集束して焦線を形成するとともに、前記第2面において、前記副反射鏡の反前記主反射鏡側で集束して2つの焦線を形成する形状を有していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の反射鏡アンテナ。
  7. 前記副反射鏡は、前記一次放射部から放射されて前記副反射鏡で反射された光線が、前記第1面において、前記副反射鏡と前記主反射鏡との間で集束して焦線を形成するとともに、前記第2面において、前記副反射鏡と前記主反射鏡との間で集束して、前記第1面における焦線とは異なる位置に2つの焦線を形成する形状を有していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の反射鏡アンテナ。
  8. 前記副反射鏡は、リフレクトアレーであることを特徴とする請求項1から請求項7までの何れか1項に記載の反射鏡アンテナ。
  9. 前記主反射鏡は、リフレクトアレーであることを特徴とする請求項1から請求項7までの何れか1項に記載の反射鏡アンテナ。
  10. 前記副反射鏡および前記主反射鏡は、リフレクトアレーであることを特徴とする請求項1から請求項7までの何れか1項に記載の反射鏡アンテナ。
  11. 前記副反射鏡または前記主反射鏡が、ダブリーカーブ形状を有していることを特徴とする請求項1から請求項7までの何れか1項に記載の反射鏡アンテナ。
  12. 前記一次放射部は、斜め状に配列されていることを特徴とする請求項1から請求項11までの何れか1項に記載の反射鏡アンテナ。
  13. 前記一次放射部は、くの字形に配列されていることを特徴とする請求項1から請求項11までの何れか1項に記載の反射鏡アンテナ。
  14. 前記一次放射部は、曲面状に配列されていることを特徴とする請求項1から請求項11までの何れか1項に記載の反射鏡アンテナ。
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