JP2012178687A - 後付け式電子キー - Google Patents

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優季 大嶌
Hidenobu Hanaki
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Abstract

【課題】アンテナの通信性能を確保することができるとともに、端末に後付けされたときの自身を含めた端末全体の体格を小型とすることができる後付け式電子キーを提供する。
【解決手段】携帯電話1に、キー機能部品として後付け式電子キー3を後付け可能とする。後付け式電子キー3に、フレキシブル基板等からなる連結部17にて折り曲げ可能な基板12を設ける。基板12を連結部17で折り曲げた際に携帯電話1の側方に位置する折返部16に、受信アンテナ22のZ軸アンテナ25として薄型のバーアンテナを設ける。また、基板12に連結部17を跨ぐ形で送信アンテナ26を設けるようにし、基板12を連結部17で折り曲げたとき、送信アンテナ26が立体アンテナとして形成する。
【選択図】図4

Description

本発明は、例えば携帯電話等の端末に後付けすることが可能な後付け式電子キーに関する。
近年、車両の電子キーと携帯電話との両方を常時所持するのは面倒という観点から、例えば携帯電話に電子キーのキー機能を組み込みたいというニーズがある。この場合、図8に示すように、携帯電話81に、キー照合用のID信号Skを無線送信可能なキー機能部82を設けることになる。キー機能部82は、例えば携帯電話81自体に内蔵されたり、携帯電話81の着せ替えパネルに組み込まれたりすることにより、携帯電話81に取り付くことになる。
キー機能部82には、ID信号Skの送信動作を制御する制御回路83や、アンテナ84が設けられている。制御回路83は、ID信号Skをアンテナ84から無線通信により車両に送信して、車両にID照合を実行させる。アンテナ84には、例えば立体アンテナ(特許文献1等参照)が使用されることが想定される。これは、携帯電話1の内部の金属部品や人持ちの影響によりアンテナ84の電波性能が劣化するため、電波性能を確保する必要が生じるからである。
特開平10−32409号公報
しかし、立体アンテナ84は、電波性能を確保することができる反面、高さが必要となる現状がある。このため、携帯電話81にキー機能部82を設ける場合、立体アンテナ84を採用すると、キー機能部82を含めた携帯電話1の合計の厚さWが大きくなってしまうため、携帯電話81の体格が厚さ方向において大型化してしまう問題があった。なお、携帯電話81の大型化抑制は、厚さ方向に限るものではなく、例えば携帯電話81の長さ方向の体格についても同様にニーズがある。
本発明の目的は、アンテナの通信性能を確保することができるとともに、端末に後付けされたときの自身を含めた端末全体の体格を小型とすることができる後付け式電子キーを提供することにある。
前記問題点を解決するために、本発明では、無線により通信マスタと無線通信が可能であり、端末に後付け可能な後付け式電子キーにおいて、前記端末の開放面に後付け可能であって、当該端末に取り付けられたとき、前記開放面と重なる位置に回路部品が位置するとともに、アンテナの少なくとも一部が前記端末の側面に沿う位置をとることを要旨とする。
本発明の構成によれば、後付け式電子キーを端末に取り付けたとき、後付け式電子キーのアンテナの少なくとも一部が、端末の側面と対向する位置に配置される。このため、端末の金属部品に影響を受けない場所にアンテナが配置されるので、端末の厚さ方向におけるアンテナの通信性能を確保することが可能となる。また、端末の側方を後付け式電子キーのアンテナの配置スペースとして利用することが可能となるので、後付け式電子キーを端末に取り付けたときの端末全体の体格を小型化することが可能となる。よって、アンテナの通信性能の確保と、後付け式電子キーを含めた端末全体の体格の小型化とを両立することが可能となる。
本発明では、前記アンテナは、前記端末において前記開放面と前記側面との交わり部分である角部でアンテナ素線を折り曲げることにより、前記開放面に対向する位置と前記側面に対向する位置との両方に亘って前記アンテナ素線が延びる立体アンテナであることを要旨とする。この構成によれば、立体アンテナには感度が高い(例えば、金属や人持ちに強い)という利点があるので、後付け式電子キーのアンテナを感度のよい(例えば、金属や人持ちに強い)ものとすることが可能となる。また、立体アンテナを使用しても、後付け式電子キーを含む端末の体格を小型することが可能という点で効果が高いと言える。
本発明では、前記アンテナは、前記側面と対向する位置において単独で1アンテナとして機能するとともに、アンテナ軸心が前記側面に沿って延びるバーアンテナであることを要旨とする。この構成によれば、バーアンテナには薄型のものが存在するので、例えば薄型のバーアンテナを使用すれば、後付け式電子キーを含む端末の体格の小型化に一層寄与する。
本発明では、途中で折り曲がり可能とすることで前記開放面及び前記側面の両方に対向可能な基板を使用し、当該基板を折り曲げたときに前記側面に対向する折返部に前記アンテナの少なくとも一部を配置したことを要旨とする。この構成によれば、基板を途中で折り曲げることによって、携帯電話の側方の配置スペースに基板の一部を収納することが可能となる。よって、例えば単なる板状の基板を使用した場合に比較して、基板の平板方向において後付け式電子キーの体格を小型化することが可能となり、ひいては後付け式電子キーを含めた端末の小型化にも寄与する。
本発明では、前記アンテナは、受信アンテナ及び送信アンテナであって、前記受信アンテナ及び送信アンテナの一方は、前記端末において前記開放面と前記側面との交わり部分である角部でアンテナ素線を折り曲げることにより、前記開放面に対向する位置と前記側面に対向する位置との両方に亘って前記アンテナ素線が延びる立体アンテナであり、前記受信アンテナ及び送信アンテナの他方は、前記側面と対向する位置において単独で1アンテナとして機能するとともに、アンテナ軸心が前記側面に沿って延びるバーアンテナであることを要旨とする。この構成によれば、後付け式電子キーに受信アンテナ及び送信アンテナの両方を設けたので、後付け式電子キーを通信マスタと双方向通信可能なキーとすることが可能となる。
本発明によれば、アンテナの通信性能を確保することができるとともに、端末に後付けされたときの自身を含めた端末全体の体格を小型とすることができる。
一実施形態の後付け式電子キーの斜視図。 電子キーシステムの概略を示す模式図。 後付け式電子キーの分解斜視図。 後付け式電子キーの縦断面図。 基板の折り曲げ状態を示す説明図。 受信アンテナの動作態様を示す説明図。 送信アンテナの動作態様を示す説明図。 従来のキー機能付き携帯電話の断面図。
以下、本発明を具体化した後付け式電子キーの一実施形態を図1〜図7に従って説明する。
図1に示すように、携帯電話1には、図2に示す車両2の電子キーとして、携帯電話1に後付け可能なキー(以降、後付け式電子キーと記す)3が着脱可能に取り付けられている。後付け式電子キー3は、携帯電話1における平板状の開放面(図1では下面)4に重ねた状態で取り付け可能となっている。つまり、後付け式電子キー3は、携帯電話1の厚さ方向(図1のZ軸方向)において重ね配置される。開放面4は、携帯電話1の意匠面でもある。なお、携帯電話1が端末に相当し、車両2が通信マスタに相当する。
図2に示すように、後付け式電子キー3は、車両2からの通信をトリガとして無線によるID照合を実行するキー操作フリーシステムのキーとなっている。後付け式電子キー3は、例えば車両2からLF(Low Frequency)電波のリクエスト信号Srqを受信すると、リクエスト信号Srqにより起動して、UHF(Ultra High Frequency)電波によりID信号Sidを車両2に送信する。車両2は、ID信号Sidに含まれるIDコードによりID照合を実行し、車外でID照合が成立すれば、ドアロック施解錠を許可又は実行し、車内でID照合が成立すれば、エンジン始動を許可する。
図1に示すように、後付け式電子キー3には、キー3の本体部分として有底箱形状のケース5が設けられている。ケース5には、携帯電話1を全体収納することが可能な収納凹部6が凹設されている。後付け式電子キー3は、収納凹部6に携帯電話1を収納しつつ、ケース5を例えばスナップフィット構造等により携帯電話1に係止することで、携帯電話1に取り付け固定される。
図3に示すように、ケース5は、外部ハウジング7と内部ハウジング8との2部品から形成されている。また、図4に示すように、本例のケース5は、キー長さ方向(X軸方向)において携帯電話1と対向する部分を本体部9とし、キー長さ方向Xにおいて携帯電話1から飛び出す部分を突出部10とする。
図4に示すように、ケース5の内部に形成された収納空間11には、後付け式電子キー3の電装品の実装先として、図3及び図4に示す略板状の基板12が収納されている。基板12には、後付け式電子キー3の通信動作を管理する制御回路13と、制御回路13に電源を供給する電源回路14とが実装されている。制御回路13や電源回路14は、例えば1チップIC(Integrated Circuit)から構成されている。なお、制御回路13及び電源回路14が回路部品に相当する。
基板12の本体部分を形成する基板本体部15の先端には、基板本体部15に対して折り返し可能な折返部16が形成されている。折返部16は、基板本体部15と折返部16とを繋ぐ連結部17をフレキシブル基板やリジットフレキシブル基板で形成することによって、基板本体部15に対して折り返し可能となっている。このため、図4及び図5に示すように、基板12は、折返部16を連結部17において基板本体部15に対し略90度に折り返し可能となっている。
図4に示すように、基板12は、ケース5の収納空間11に収納されるとき、キー長さ方向Xに延びる第1収納空間18に基板本体部15が収納され、キー高さ方向(Z軸方向)に延びる第2収納空間19に折返部16が立った状態で収納される。また、携帯電話1に後付け式電子キー3を取り付けたとき、基板本体部15が携帯電話1の開放面4と対向する位置に配置され、折返部16が携帯電話1の側面20と対向する位置に配置され、開放面4と側面20とが交わる角部21に連結部17が配置される。
図3〜図5に示すように、基板12には、LF電波を受信可能な受信アンテナ22が実装されている。受信アンテナ22は、アンテナ軸心がキー長さ方向Xを向くX軸アンテナ23と、アンテナ軸心がキー幅方向(Y軸方向)を向くY軸アンテナ24と、アンテナ軸心がキー高さ方向Z軸方向を向くZ軸アンテナ25とからなる。これらアンテナ23〜25は、長細い鉄心(フェライト又はアモルファス)にアンテナ素線を複数巻回した薄型のバーアンテナが使用されている。
図4及び図5に示すように、X軸アンテナ23及びY軸アンテナ24は、基板本体部15に配置されている。よって、携帯電話1に後付け式電子キー3を取り付けたとき、X軸アンテナ23及びY軸アンテナ24は、携帯電話1の開放面4と対向する位置をとる。また、Z軸アンテナ25は、基板12の折返部16に配置されている。このため、折返部16を基板本体部15に対して略90度折り曲げた状態で基板12をケース5内に収納したとき、Z軸アンテナ25は携帯電話1の側面20に対向する位置をとるとともに、ケース5の突出部10に位置する。
図3〜図5に示すように、基板12には、UHF電波を送信可能な送信アンテナ26が実装されている。送信アンテナ26は、基板12にアンテナ素線を環状(ループ状)に直に実装するパターンアンテナが使用されている。送信アンテナ26は、基板本体部15及び折返部16の両方に亘り配線されている。このため、折返部16を基板本体部15に対して略90度折り曲げたとき、送信アンテナ26はループ状の立体アンテナとして機能する。
ここで、本例の場合、送信アンテナ26において基板本体部15に位置する部分をアンテナ基部27とし、連結部17に位置する部分をアンテナ立上げ部28とする。よって、基板12をケース5内に収納したときには、アンテナ基部27が第1収納空間18内においてX−Y平面方向に寝た状態で配置され、アンテナ立上げ部28が第2収納空間19内においてY−Z平面方向に立った状態で配置される。また、送信アンテナ26は、アンテナ基部27が携帯電話1の開放面4に対向する位置に配置され、アンテナ立上げ部28が携帯電話1の側面20に対向する位置に配置されている。
次に、本例の後付け式電子キー3の作用を、図6及び図7を用いて説明する。
携帯電話1にキー機能を持たせたい場合には、携帯電話1に本例の後付け式電子キー3を取り付ける。このとき、受信アンテナ22を形成する3軸のアンテナ23〜25のうち、Z軸アンテナ25はアンテナ軸心が側面20に沿う方向を向いて突出部10に位置する。また、送信アンテナ26は、基板本体部15と、基板本体部15に対して略90度反り立つ折返部16との両方に亘ってループ状に配線されているので、立体アンテナとなっている。
ここで、車両2のリクエスト信号Srqの通信エリアに後付け式電子キー3が進入すると、後付け式電子キー3は、リクエスト信号Srqを受信する。このとき、図6に示すように、リクエスト信号Srqの3軸の各成分のうち、X軸成分をX軸アンテナ23で受信し、Y軸成分をY軸アンテナ24で受信し、Y軸アンテナ24で受信する。
ところで、リクエスト信号SrqのX軸成分及びY軸成分は、携帯電話1に対してX−Y平面に沿って放射される成分であるので、携帯電話1内の金属部品に影響を受けることなく、これら成分の電波を受信することが可能である。しかし、リクエスト信号SrqのZ軸成分は、携帯電話1の厚さ方向に沿う成分であるため、仮にZ軸アンテナ25が基板本体部15の部分に配置されていたとすると、携帯電話1内の金属部品に影響を受けて、Z軸アンテナ25はZ軸方向の成分を効率よく受信することができない。しかし、本例のZ軸アンテナ25は、ケース5の突出部10に配置されているので、携帯電話1の金属部品に影響を受けない場所で、Z軸方向の電波を受信することが可能となる。このため、Z軸方向の受信感度を確保することが可能となる。
また、折返部16にZ軸アンテナ25を設けたので、携帯電話1の側方の配置スペースにZ軸アンテナ25を配置することが可能となる。さらに、Z軸アンテナ25は薄型のバーアンテナが使用されているので、例えば真っ直ぐの板状の基板(折り曲げできない基板)にアンテナ素線を複数巻回することにより、このループアンテナをZ軸アンテナ25とする場合に比較して、後付け式電子キー3を含めた携帯電話1の長さLを小さく抑えることが可能となる。よって、後付け式電子キー3のZ軸方向の受信感度が確保されるとともに、後付け式電子キー3を含む携帯電話1の長さLを短く抑えること可能となる。
後付け式電子キー3は、リクエスト信号Srqを受信すると、これにより起動して、図7に示すようにID信号Sidを送信アンテナ26から送信する。ところで、本例の送信アンテナ26は、立体アンテナとして形成されているので、金属や人持ちの影響が少なく、高出力で電波を送信することが可能である。よって、後付け式電子キー3がID信号Sidを車両2に送信するとき、ID信号Sidを高い送信出力で車両2に送信することが可能となる。
また、送信アンテナ26は、携帯電話1の側面20に沿わせて折り返されることにより、立体アンテナとして形成されている。よって、携帯電話1の側方の配置スペースを利用して、送信アンテナ26が立体アンテナとして形成されるので、例えば単に基板本体部15の位置のみで立体アンテナとする場合に比較して、後付け式電子キー3を含めた携帯電話1の厚さWを小さく抑えることが可能となる。このため、後付け式電子キー3の送信強度が確保されるとともに、後付け式電子キー3を含む携帯電話1の厚さWを小さく抑えることが可能となる。
以上により、本例においては、基板12を連結部17において折り返し可能とし、連結部17に受信アンテナ22のZ軸アンテナ25としてバーアンテナを取り付け、送信アンテナ26を基板本体部15及び連結部17の両方に亘り配線することで、連結部17が折り曲げられたときに送信アンテナ26が立体アンテナとなるようにした。よって、後付け式電子キー3を携帯電話1に取り付けたときの体格の小型化と、後付け式電子キー3の通信性能確保とを両立することが可能となる。
本実施形態の構成によれば、以下に記載の効果を得ることができる。
(1)基板12を連結部17で折り曲げ可能とし、折り曲げた際に携帯電話1の側面20に対向する折返部16に受信アンテナ22のZ軸アンテナ25として薄型のバーアンテナを設け、基板12を折り曲げることで送信アンテナ26を立体アンテナとした。よって、後付け式電子キー3を携帯電話1に取り付けたときの体格の小型化と、後付け式電子キー3の通信性能確保とを両立することができる。
(2)送信アンテナ26を立体アンテナとしたので、送信アンテナ26を人持ちや金属に強いアンテナとすることができる。よって、携帯電話1内の金属や人持ちの影響を受けても、充分な送信出力を確保することができる。また、送信アンテナ26を立体アンテナとしても、携帯電話1の側方の配置スペースを利用して部品配置することが可能となるので、後付け式電子キー3を含む携帯電話1の厚さWを小さく抑えることができる。
(3)基板12を折り曲げた際に携帯電話1の側面20に対向する折返部16に受信アンテナ22のZ軸アンテナ25を配置したので、携帯電話1の側方の配置スペースにZ軸アンテナ25を配置することができる。よって、後付け式電子キー3を含めた携帯電話1の長さLを短く抑えることができる。また、Z軸アンテナ25として薄型のバーアンテナを使用したので、長さLの抑制に一層寄与する。
(4)基板12を連結部17で折り曲げ可能としたので、携帯電話1の開放面4に対向する位置と、側面20に対向する位置とに配置することが可能となる。よって、例えば単に真っ直ぐの板状の基板を使用する場合に比較して、長さLを短く抑えることができる。
(5)送信アンテナ26を基板12のパターンアンテナとし、基板12を連結部17で折り曲げ可能とすることで、基板12を折り曲げたときにパターンアンテナが立体アンテナとなる構成とした。よって、単に基板12を折り曲げるという簡素な構造によって、送信アンテナ26を立体アンテナとすることができる。
(6)後付け式電子キー3に受信アンテナ22及び送信アンテナ26の両方を設けたので、後付け式電子キー3を車両2と双方向通信にてID照合するキーとすることができる。
なお、実施形態はこれまでに述べた構成に限らず、以下の態様に変更してもよい。
・後付け式電子キー3は、受信アンテナ22及び送信アンテナ26の両方を有する双方向通信可能なキーであることに限定されず、受信アンテナ22及び送信アンテナ26のどちらかのみを有するものでもよい。
・受信アンテナ22をバーアンテナとし、送信アンテナ26を立体アンテナとしてもよい。
・受信アンテナ22は、3軸アンテナに限定されず、例えばZ軸アンテナ25のみを有するものでもよい。
・Z軸アンテナ25は、バーアンテナに限定されず、他の種類のアンテナを使用してもよい。
・送信アンテナ26は、パターンアンテナに限定されず、基板12から所定間隔をもって配置されるループアンテナやダイポールアンテナとしてもよい。
・受信アンテナ22や送信アンテナ26の種類は、適宜変更可能である。
・端末は、携帯電話1に限定されず、他の端末を使用してもよい。また、端末は、無線通信が可能なものに限定されず、例えば音楽プレーヤー等の携帯端末でもよい。
・携帯電話1は、平板形状をとるものに限らず、他の形状を採用してもよい。また、携帯電話1は、開閉式としてもよい。
・連結部17は、フレキ部材により形成されることに限らず、例えば折り曲げ可能であれば、その種類は特に限定されない。
・開放面4と側面20とのなす角度は、略90度に限定されず、90度近辺のある程度の範囲を含むものとする。
・ケース5の形状は、適宜変更可能である。
・基板12は、必ずしも折り曲げ可能な構造をとることに限定されない。例えば、基板12の形状を、開放面4と対向する位置にのみ配置される板状の基板とし、アンテナ素線のみをL字状として、アンテナを開放面4及び側面20の両方に這わせるようにしてもよい。
・通信に使用する周波数は、LFやUHFに限定されず、HF(Hi gh Frequency)帯などの他の周波数を使用してもよい。
・電子キーシステムは、車両2からの通信をトリガとするキー操作フリーシステムに限定されず、電子キー3からの通信をトリガとするワイヤレスキーシステムとしてもよい。
・後付け式電子キー3の携帯電話1への取り付け方式は、スナップフィット構造に限定されず、例えばネジ固定式など、他の方式が採用可能である。
・通信マスタは、車両2に限定されず、他の機器や装置が採用可能である。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について、それらの効果とともに以下に追記する。
(イ)請求項3〜5のいずれかにおいて、前記アンテナは、X−Y−Zの3方向の電波を受信可能な3軸アンテナからなり、前記バーアンテナは、前記3軸アンテナの1軸を形成する。この構成によれば、アンテナを3軸アンテナとしたので、アンテナの通信性能をよいものとすることが可能となる。
1…端末としての携帯電話、2…通信マスタとしての車両、3…後付け式電子キー、4…開放面、12…基板、13…回路部品を構成する制御回路、14…回路部品を構成する電源回路、15…基板本体部、16…折返部、20…側面、21…角部、22…アンテナ(バーアンテナ)を構成する受信アンテナ、26…アンテナ(立体アンテナ)を構成する送信アンテナ。

Claims (5)

  1. 無線により通信マスタと無線通信が可能であり、端末に後付け可能な後付け式電子キーにおいて、
    前記端末の開放面に後付け可能であって、当該端末に取り付けられたとき、前記開放面と重なる位置に回路部品が位置するとともに、アンテナの少なくとも一部が前記端末の側面に沿う位置をとる
    ことを特徴とする後付け式電子キー。
  2. 前記アンテナは、前記端末において前記開放面と前記側面との交わり部分である角部でアンテナ素線を折り曲げることにより、前記開放面に対向する位置と前記側面に対向する位置との両方に亘って前記アンテナ素線が延びる立体アンテナである
    ことを特徴とする請求項1に記載の後付け式電子キー。
  3. 前記アンテナは、前記側面と対向する位置において単独で1アンテナとして機能するとともに、アンテナ軸心が前記側面に沿って延びるバーアンテナである
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の後付け式電子キー。
  4. 途中で折り曲がり可能とすることで前記開放面及び前記側面の両方に対向可能な基板を使用し、当該基板を折り曲げたときに前記側面に対向する折返部に前記アンテナの少なくとも一部を配置した
    ことを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか一項に記載の後付け式電子キー。
  5. 前記アンテナは、受信アンテナ及び送信アンテナであって、
    前記受信アンテナ及び送信アンテナの一方は、
    前記端末において前記開放面と前記側面との交わり部分である角部でアンテナ素線を折り曲げることにより、前記開放面に対向する位置と前記側面に対向する位置との両方に亘って前記アンテナ素線が延びる立体アンテナであり、
    前記受信アンテナ及び送信アンテナの他方は、
    前記側面と対向する位置において単独で1アンテナとして機能するとともに、アンテナ軸心が前記側面に沿って延びるバーアンテナである
    ことを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか一項に記載の後付け式電子キー。
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