JP2012176114A - 体温測定装置 - Google Patents

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俊郎 福田
Tsutomu Mitsune
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Abstract

【課題】寒冷時であっても短時間で体温を測定することが可能な体温測定装置の提供。
【解決手段】体温測定部位に巻き付けるマンシェット2と、マンシェット2に内蔵され、略平熱温度まで加温される発熱体3と、発熱体3の温度を検出する温度センサ4a,4bと、発熱体3の加温停止後、所定時間経過後の温度センサ4a,4bの温度を体温とする体温測定部5aとを有する体温測定装置1である。
【選択図】図1

Description

本発明は、上腕部や手首等に装着して体温を測定する体温測定装置に関する。
通常、体温は、腋窩に体温計を挿入して測定するが、寒冷時には体温計の温度が体温と比較して非常に低いため、体温を測定するのに時間を要する。近年では、電子体温計により短時間で体温を測定できるものもあるが、短時間で温度上昇を推定するため、精度に問題がある。電子体温計であっても、精度良く測定するためには、やはり体温計の温度が体温と同じ温度に上昇するまで待つ必要がある。
ところで、従来、上腕部や手首等にマンシェットを巻き付けて血圧を測定する血圧測定装置が知られている。また、特許文献1には、このようにマンシェットを上腕部や手首等の血圧測定部位に直接巻き付けて装着することなく血圧を測定可能にするため、衣服の一部に血圧測定用のカフを配設した血圧測定装置が開示されている。
また、この血圧測定装置では、カフに加温用のヒータを配設することで、カフが冷えていてもヒータでカフを加温することにより、寒冷によるストレスがなく血圧測定を行うことを可能にしている。さらに、この血圧測定装置は、血圧測定用のカフに体温を測定する体温センサを配設することで、血圧と体温とを同時に測定できるようにしている。
特開2000−14652号公報
特許文献1に記載の血圧測定装置のヒータは、寒冷によるストレスがなく血圧測定を行うためにカフを加温するものであり、このヒータが体温測定時にどのように動作しているかについて具体的な記載はないが、体温測定は一般的な体温センサにより検出された体温そのものを測定結果としているものと思われる。
本発明は、寒冷時であっても短時間で体温を測定することが可能な体温測定装置を提供することを目的とする。
本発明の体温測定装置は、体温測定部位に巻き付けるマンシェットと、マンシェットに内蔵され、略平熱温度まで加温される発熱体と、発熱体の温度を検出する温度センサと、発熱体の加温停止後、所定時間経過後の温度センサの温度を体温とする体温測定部とを有するものである。
本発明の体温測定装置によれば、体温測定部位にマンシェットを巻き付け、略平熱温度まで加温された発熱体の加温を停止すると、体温が発熱体の温度、すなわち略平熱温度よりも高い場合には発熱体の温度が体温に合わせて上昇し、体温が発熱体の温度よりも低い場合には発熱体の温度が体温に合わせて下降するので、この発熱体の加温停止後、所定時間経過後の発熱体の温度の上昇または下降を温度センサにより検出することで体温を測定することができる。
ここで、温度センサは発熱体の複数箇所に設けられたものであり、体温測定部は複数箇所の温度センサの温度の平均値を体温とするものであることが望ましい。これにより、温度センサにより測定した発熱体の温度の誤差を少なくすることができ、より正確な体温の測定が可能となる。
また、マンシェットは血圧測定用のものであり、かつ血圧計に接続されたものであることが望ましい。これにより、体温だけでなく、血圧および脈を一度に測定することが可能となる。
(1)体温測定部位に巻き付けるマンシェットと、マンシェットに内蔵され、略平熱温度まで加温される発熱体と、発熱体の温度を検出する温度センサと、発熱体の加温停止後、所定時間経過後の温度センサの温度を体温とする体温測定部とを有することにより、体温は略平熱温度まで加温された発熱体の温度の上昇または下降により測定することができ、寒冷時であっても短時間で体温を測定することが可能となる。
(2)温度センサが発熱体の複数箇所に設けられたものであり、体温測定部が複数箇所の温度センサの温度の平均値を体温とするものであることにより、温度センサにより測定した発熱体の温度の誤差を少なくすることができ、より正確な体温の測定が可能となる。
(3)マンシェットが血圧測定用のものであり、かつ血圧計に接続されたものであることにより、体温だけでなく、血圧および脈を一度に測定することが可能となる。
本発明の実施の形態における体温測定装置の概略構成図である。 図1の体温測定装置の使用状態を示す説明図である。
図1は本発明の実施の形態における体温測定装置の概略構成図、図2は図1の体温測定装置の使用状態を示す説明図である。
図1において、本発明の実施の形態における体温測定装置1は、体温測定部位に巻き付けるマンシェット2と、マンシェット2に内蔵された発熱体3と、発熱体3の温度を検出する複数の温度センサ4a,4bと、発熱体3および温度センサ4a,4bを動作させる操作部5とを有する。
マンシェット2は、血圧測定用の細長い布製の環状帯であり、内部にゴムの袋(図示せず。)が内蔵され、血圧計6に接続されている。血圧計6は、このマンシェットに内蔵されたゴムの袋に空気を送り込み、動脈を圧迫して、血圧を測定するものである。
発熱体3は、網状に形成された電熱線や電熱帯などの通電により発熱するヒータであり、操作部5からの電力の供給により、36℃程度の略平熱まで加温されるものである。なお、発熱体3の表面は薄い布により覆われているが、より熱伝導率の高いものにより覆うことが望ましい。また、発熱体3の表面は布により覆われているため、体温測定部位と直接触れないようになっているが、直接触れる構成とすることも可能である。
温度センサ4a,4bは、発熱体3の温度を検出するセンサである。温度センサ4a,4bは、体温測定部位に直接触れない位置に設けられており、体温測定部位の温度を直接検出することなく、発熱体3の温度を検出するようになっている。
操作部5には、発熱体3および温度センサ4a,4bを動作させて体温を測定する体温測定部5aが内蔵されている。また、操作部5は、発熱体3への通電のオン・オフを行う電源スイッチ5bと、測定された体温を表示する表示部5cとを備えている。
体温測定部5aは、電源スイッチ5bのオンにより発熱体3が略平熱温度まで加温されると、自動的に電源スイッチ5bをオフにして発熱体3の加温を停止し、所定時間経過後の温度センサ4a,4bにより検出した温度の平均値を体温の測定値として表示部4cへ表示する。
上記構成の体温測定装置1は、図2に示すように人体の上腕部Aにマンシェット2を巻き付けて使用される。ここで、電源スイッチ5bをオンにすると、発熱体3が略平熱温度(36℃)まで加温され、自動的に電源スイッチ5bがオフとなり、発熱体3の加温が停止される。
このとき、体温が発熱体3の温度、すなわち略平熱温度よりも高い場合には発熱体3の温度が体温に合わせて上昇し、体温が発熱体3の温度よりも低い場合には発熱体3の温度が体温に合わせて下降する。そして、所定時間の経過後、温度センサ4a,4bによりそれぞれ発熱体3の温度が検出され、その平均値が体温の測定値として表示部5cへ表示される。
このように本実施形態における体温測定装置1によれば、体温は略平熱温度まで加温された発熱体3の温度の上昇または下降により測定することができる。発熱体3の略平熱温度までの加温は瞬間的であり、寒冷時であっても短時間で体温を測定することが可能である。
また、本実施形態における体温測定装置1は、温度センサ4a,4bが発熱体3の複数箇所に設けられたものであり、体温測定部5aが複数箇所の温度センサ4a,4bの温度の平均値を体温とするため、温度センサ4a,4bにより測定した発熱体3の温度の誤差が少なく、より正確な体温の測定が可能となっている。なお、温度センサの個数および配置は適宜変更することが可能である。
また、この体温測定装置1では、マンシェット2が血圧測定用のものであり、かつ血圧計6に接続されたものであるため、体温とともに、血圧および脈を一度に測定することが可能である。なお、本実施形態においては、発熱体3が上腕部Aを周回するように設けているが、温度センサ4a,4bにより測定される範囲内に部分的に設ける構成とすることも可能である。
本発明の体温測定装置は、上腕部や手首等に装着して体温を測定する装置として有用である。
1 体温測定装置
2 マンシェット
3 発熱体
4a,4b 温度センサ
5 操作部
5a 体温測定部
5b 電源スイッチ
5c 表示部
6 血圧計

Claims (3)

  1. 体温測定部位に巻き付けるマンシェットと、
    前記マンシェットに内蔵され、略平熱温度まで加温される発熱体と、
    前記発熱体の温度を検出する温度センサと、
    前記発熱体の加温停止後、所定時間経過後の前記温度センサの温度を体温とする体温測定部と
    を有する体温測定装置。
  2. 前記温度センサは前記発熱体の複数箇所に設けられたものであり、
    前記体温測定部は前記複数箇所の温度センサの温度の平均値を前記体温とするものである
    請求項1記載の体温測定装置。
  3. 前記マンシェットは血圧測定用のものであり、かつ血圧計に接続されたものである請求項1または2に記載の体温測定装置。
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