JP2012175328A - 撮像装置、撮像方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】高画質を得るための適切な縦筋補正技術を提供すること。
【解決手段】A/D変換器103で量子化された固体撮像素子101の出力信号のうち、垂直OBラインの期間のみの信号がOBライン選択器105で選択されてラインメモリ106に格納される。レベル調整器107は増幅器102の増幅率が変化したフレームの最初の垂直OBラインの期間にラインメモリ106から読み出された過去の垂直OBライン信号をレベル調整し、選択器A108経由で出力する。減算器109は現在の垂直OBライン信号からレベル調整済みの信号を減算する。乗算器111は減算済みの信号に対して選択器B111経由で増幅率が変化したフレームの最初の垂直OBラインの期間用の巡回係数K1Hの乗算を行なう。減算器112は現在の垂直OBライン信号から上記乗算結果を減算し、その減算結果をラインメモリ106に再書き込みすることで巡回動作が行なわれる。
【選択図】図1

Description

本発明は、固体撮像素子を利用した撮像装置および撮像方法ならびにプログラムに関する。
従来より、固体撮像素子を使用した撮像装置においては、システム起因の周期性クロックノイズや垂直転送レジスタの欠陥に起因するノイズによる画質劣化が問題となっている。これらのノイズのレベルそのものは極めて低いが、画面上では固定した縦筋状のノイズとなるため非常に目立ち易く、画質を顕著に劣化させる結果となる。また、周囲よりも極めて輝度の高い被写体を撮像した際に画面全体にわたって直線状に白飛びが発生するスミア現象も、画質劣化の主要因のひとつである。
このような縦筋状ノイズを除去する手法が検討されてきているが、特許文献1(特開平7−67038号公報)には、個体撮像素子の垂直方向の光学的黒画素部分(垂直OB領域)の出力信号を画素単位で積分(加算平均)してランダムなノイズ成分を平均化して零とすることにより固定パターンノイズ信号を検出し、個体撮像素子の有効画素部分の出力信号より上記固定パターンノイズ信号を減算することで、白線等及びスミアを改善する方法が開示されている。
図4は、上述したような、光学的に黒の領域である垂直OB領域を利用して縦筋状ノイズ(以下では、単に「縦筋」という)の補正を行う際の、従来の撮像装置の構成例の概略を示すブロック図である。
図4に示すように、固体撮像素子1001からの出力信号は、増幅器1002で増幅された後、A/D変換器1003にて量子化され、縦筋補正部1004に入力される。
縦筋補正部1004は、OBライン選択器1005、ラインメモリ1006、ライン積分器1007、減算器1008を備えている。
OBライン選択器1005は、有効画素領域の信号と垂直OB領域の信号のうち、垂直OB領域の信号のみを出力する。ライン積分器1007は、ラインメモリ1006を利用して、垂直OB領域の信号を画素毎にライン積分(加算平均)する。これによりランダムノイズは除去され、1ライン分の補正値が得られる。この補正値は、ラインメモリ1006に格納される。ライン積分器1007は、ラインメモリ1006に格納された補正値を読み出し、減算器1008に出力する。減算器1008は、固体撮像素子1001から入力された各ライン信号から上述の補正値を画素毎に減算する。このような手順により、縦筋状ノイズが除去された(縦筋補正された)信号が得られる。
特開平7−67038号公報
しかしながら、上述したような従来手法では、固体撮像素子に設けられた垂直OB領域のライン数が少ない場合には、フレーム内でライン積分(加算平均)を行なう際の、垂直方向の1画素毎の加算平均回数が少なくなるため、ノイズ低減が不十分となって、補正後の信号にノイズが残ってしまう場合がある。また、フレーム間で加算平均を行なうような場合には、特に、フレーム間で撮像装置の増幅器1002のゲインを変化させた場合に、ノイズと縦筋が残留してしまう。
本発明は、上述したような従来の撮像装置の問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、垂直OB領域のライン数が少ない場合や、増幅器のゲインがフレーム間で変化した場合でも、縦筋補正を適切に行うことにより高い画質が得られる技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の撮像装置は、光学的黒領域を有する固体撮像素子と、該固体撮像素子の出力信号に対して縦筋補正を行なう縦筋補正部とを有し、前記縦筋補正部は、前記固体撮像素子の出力信号に含まれる光学的黒ライン信号を選択するOBライン選択部と、前記光学的黒ライン信号を格納するメモリと、前記メモリから読み出された過去フレームの光学的黒ライン信号を前記固体撮像素子の出力信号の映像ゲインに応じてレベル調整するレベル調整部と、現在フレームの最初の光学的黒ライン信号と前記レベル調整がされた過去フレームの光学的黒ライン信号との差信号を算出する第1の減算部と、前記差信号に巡回係数を乗算して積を算出する乗算部と、前記現在フレームの光学的黒ライン信号から前記差信号と巡回係数の積を減算した信号を求め、該減算済み信号を前記メモリに光学的黒ライン信号として再書込みする第2の減算部と、前記固体撮像素子の有効画素領域からの出力信号から前記メモリから読み出した信号を減算する第3の減算部と、を備えている。
また、本発明の撮像方法は、光学的黒領域を有する固体撮像素子の出力信号に対して縦筋補正を行なう撮像方法であって、前記固体撮像素子の出力信号に含まれる光学的黒ライン信号を選択するステップと、前記光学的黒ライン信号をメモリに格納するステップと、過去フレームの光学的黒ライン信号を前記メモリから読み出して前記固体撮像素子の出力信号の映像ゲインに応じてレベル調整するステップと、現在フレームの最初の光学的黒ライン信号と前記レベル調整がされた過去フレームの光学的黒ライン信号との差信号を算出する第1の減算ステップと、前記差信号に巡回係数を乗算して積を算出するステップと、前記現在フレームの光学的黒ライン信号から前記差信号と巡回係数の積を減算した信号を求め、該減算済み信号を前記メモリに光学的黒ライン信号として再書込みする第2の減算ステップと、前記固体撮像素子の有効画素領域からの出力信号から前記メモリから読み出した信号を減算する第3の減算ステップと、を備えている。
さらに、本発明のプログラムは、光学的黒領域を有する固体撮像素子の出力信号に対して縦筋補正を行なうためのプログラムであって、コンピュータに下記のステップを実行させるためのプログラムである。前記固体撮像素子の出力信号に含まれる光学的黒ライン信号を選択するステップ;前記光学的黒ライン信号をメモリに格納するステップ;過去フレームの光学的黒ライン信号を前記メモリから読み出して前記固体撮像素子の出力信号の映像ゲインに応じてレベル調整するステップ;現在フレームの最初の光学的黒ライン信号と前記レベル調整がされた過去フレームの光学的黒ライン信号との差信号を算出する第1の減算ステップ;前記差信号に巡回係数を乗算して積を算出するステップ;前記現在フレームの光学的黒ライン信号から前記差信号と巡回係数の積を減算した信号を求め、該減算済み信号を前記メモリに光学的黒ライン信号として再書込みする第2の減算ステップ;前記固体撮像素子の有効画素領域からの出力信号から前記メモリから読み出した信号を減算する第3の減算ステップ。
本発明によれば、垂直OB領域のライン数が少ない場合でも、フレーム間の巡回動作により、効果的にノイズ低減が行われ、適切な縦筋補正を行なうことができる。また、撮像装置の増幅器のゲインがフレーム間で変化した場合でも、前フレームまで巡回させた垂直OBライン信号を映像レベルの変化分だけレベル調整して巡回させることができる。その結果、増幅率が変化するなどの映像レベル変化に縦筋補正信号のレベルを追随させることにより補正の残留を少なくして縦筋補正を行なうことが可能となる。
実施例における撮像装置の構成を示すブロック図 実施例における撮像装置のゲイン調整の説明図 実施例における信号処理のフローチャート 光学的に黒の領域である垂直OB領域を利用して縦筋状ノイズの除去のための補正を行う際の、従来の撮像装置の構成例の概略を示すブロック図
以下に、図面を参照して、本発明を実施するための形態について説明する。
図1は、本実施例における撮像装置の構成を示すブロック図である。
固体撮像素子101の出力信号は、増幅器102で増幅された後、A/D変換器103にて量子化され、縦筋補正部104に入力される。
縦筋補正部104は、OBライン選択器105、ラインメモリ106、レベル調整器107、第1の選択器(選択器A)108、第2の選択器(選択器B)110、乗算器111、および、3つの減算器109、112、113を備えている。
OBライン選択器105には、A/D変換器103で量子化された信号Qnが入力され、当該信号Qnのうちの、垂直OBラインの期間のみの信号(垂直OBライン信号:Xn)を出力する。
ラインメモリ106には、上記垂直OBライン信号Xnに対して後述する演算を施して得られた減算結果Ynが、フレーム毎に再書込みされる。
ラインメモリ106に格納された減算結果は、上記垂直OBライン信号Xnがフレーム内の最初の垂直OBライン信号である場合には、過去フレームの垂直OBライン信号Yn-1がレベル調整器107に排出される。この場合の過去フレームの垂直OBライン信号Yn-1は、フレーム内の最初の垂直OBライン信号が縦筋補正部104に入力される期間にラインメモリ106から読み出された過去フレームの垂直OBライン信号である。
一方、上記垂直OBライン信号Xnが2ライン目以降の垂直OBライン信号である場合には、上記レベル調整器107を介さずに、過去フレームの垂直OBライン信号Yn-1が選択器A108へと排出される。
垂直OBライン信号Xnがフレーム内の最初の垂直OBライン信号である場合に過去フレームの垂直OBライン信号Yn-1がレベル調整器107に排出されると、レベル調整器107は、この垂直OBライン信号Yn-1を、増幅器102の増幅率に応じてレベル調整し、調整後の垂直OBライン信号Yn-1を選択器A108に出力する。なお、増幅器102の増幅率に応じたレベル調整については後述する。
選択器A108は、垂直OBライン信号Xnがフレーム内の最初の垂直OBライン信号である場合にはレベル調整後の垂直OBライン信号Yn-1を、垂直OBライン信号Xnが2ライン目以降の垂直OBライン信号である場合には過去フレームの垂直OBライン信号Yn-1を、減算器109に排出する。
減算器109は、OBライン選択器105からの垂直OBライン信号Xnと、選択器A108からの垂直OBライン信号Yn-1の入力を受け、上記垂直OBライン信号Xnから上記垂直OBライン信号Yn-1を減算して、その結果(Xn−Yn-1)を乗算器111へと出力する。
選択器B110は、垂直OBライン信号Xnがフレーム内の最初の垂直OBライン信号である場合には巡回係数K1Hを、垂直OBライン信号Xnが2ライン目以降の垂直OBライン信号である場合には巡回係数Kを、乗算器111へと出力する。
乗算器111は、上記減算結果(Xn−Yn-1)および上記巡回係数K1HまたはKの入力を受け、両者の乗算を行う。すなわち、垂直OBライン信号Xnがフレーム内の最初の垂直OBライン信号である場合には(Xn−Yn-1)に巡回係数K1Hを乗じてK1H(Xn−Yn-1)とし、垂直OBライン信号Xnが2ライン目以降の垂直OBライン信号である場合には(Xn−Yn-1)に巡回係数Kを乗じてK(Xn−Yn-1)とする。そして、この乗算結果は、減算器112へと出力される。
減算器112は、OBライン選択器105からの垂直OBライン信号Xnと、乗算器111からのK1H(Xn−Yn-1)またはK(Xn−Yn-1)の入力を受け、垂直OBライン信号XnからK1H(Xn−Yn-1)またはK(Xn−Yn-1)を減算して、その結果を、ラインメモリに再書き込みする垂直OBライン信号Ynとして、減算器113およびラインメモリ106へと出力する。
以降、上記巡回動作が繰り返される。
つまり、上記の巡回動作では、垂直OBライン信号Xnがフレーム内の最初の垂直OBライン信号である場合には下式(1)が、また、垂直OBライン信号Xnが2ライン目以降の垂直OBライン信号である場合には下式(2)が、ラインメモリに再書き込みする垂直OBライン信号Ynとして得られることにる。
Figure 2012175328
Figure 2012175328
減算器113には、A/D変換器103で量子化された信号Qnと減算器112からの式(1)又は式(2)で標記される垂直OBライン信号Ynが入力される。減算器113は、上記式(1)又は式(2)で標記される垂直OBライン信号Ynを縦筋補正信号として、量子化された信号Qnから減算することで、縦筋補正動作を行う。
図2は、本実施例におけるレベル調整器107が実行するゲイン調整を説明するための図である。
フレーム1とフレーム2の間のブランキング期間において増幅器102のゲインがGaからGbに変化すると仮定する。この場合、フレーム2の映像信号レベルは、フレーム1の映像信号レベルに対してGb/Ga倍となる。
そこで、垂直OBラインの最初のラインにてラインメモリ106から読み出された過去フレームの垂直OBライン信号に対し、レベル調整用ゲイン値=Gb/Gaを乗じて、現在の垂直OBライン信号に近いレベルに調整する。そして、この調整後の垂直OBライン信号に対して(式1)の巡回動作を行い、再度、ラインメモリ106に書き込み、調整済み信号Ynとする。
垂直OBラインの2ライン目以降の同一フレームでは、増幅器102のゲインには変化がないため信号の調整は必要ない。従って、垂直OBラインの2ライン目以降は、レベル調整用ゲイン値を1に戻す。
以上の動作により、フレーム1もフレーム2も、ゲインに関わらずラインメモリ106に格納された信号Ynのレベルと垂直OBライン信号のレベルは概ね近いものとなり、上述した縦筋補正が可能となる。
図3は、本実施例における信号処理のフローチャートであり、以下に説明する各ステップは、本発明の撮像方法を構成する。
先ず、縦筋補正信号を生成するに当たり、過去フレームにてラインメモリ106に格納されている垂直OBライン信号Yn-1の読み出しを行なう(S301)。次に、固体撮像素子101から増幅器102およびA/D変換器103を介して入力される量子化された信号が、垂直OBの1ライン目のものであるか否かを判断する(S302)。
この信号が垂直OBの1ライン目のものであれば(S302:Yes)、S301で読み出された信号Yn-1のレベル調整を行う。具体的には、[Yn-1×Gb/Ga]を新たなYn-1として置き換える(S303)。なお、上記量子化された信号が垂直OBの1ライン目のものでない場合には(S302:No)、垂直OBの2ライン目以降のものであるから、Yn-1はそのままとする。
続いて、現在の垂直OBラインの信号Xnから上記Yn-1を減算する(S304)。
さらに、現在の信号が垂直OBの1ライン目のものであるか否かを判断し(S305)、この信号が垂直OBの1ライン目のものであれば(S305:Yes)、巡回係数K1Hを乗算してK1H・(Xn−Yn-1)を算出する(S306)。
一方、この信号が2ライン目以降の垂直OBであれば(S305:No)、巡回係数Kを乗算してK・(Xn−Yn-1)を算出する(S307)。
そして、上記S306またはS307で得られた値を用いて、上記式1および式2で与えられるYnを算出し(S308)、これを再びラインメモリ106に格納する(S309)。
垂直OBラインが終了したか否かを判断し(S310)、終了していない場合には(S310:No)、S301に戻り上記ステップを繰り返す。一方、垂直OBラインが終了していれば(S310:Yes)、有効画素からラインメモリ106に格納されている信号を縦筋補正信号として読み出して減算することで縦筋補正を行なう(S311)。
このようにして、映像レベル変化に縦筋補正信号のレベルを追随させることにより補正の残留を少なくした縦筋補正が実行される。
上述した処理のうち、現在の信号が垂直OB領域の1ライン目のものか2ライン目以降のものかあるいは有効画素領域のものであるかの掌握は、例えば割り込み処理を利用して行うことができる。
なお、上述の実施例では、ゲイン変化をA/D変換前の増幅器の増幅率の変化として説明したが、A/D変換後の量子化された信号に対して乗算を行なうことでゲインを変えることも可能である。かかる変更後の態様も、本発明の範囲に含まれる。また、垂直OB1ライン目におけるゲイン調整についてはGb/Ga倍に限定するものではなく、別に定めた係数を付加して調整することもできる。
以上、実施例により本発明の撮像装置および撮像方法について説明したが、上述の撮像方法を構成する各ステップは、これを記録したプログラムにより、コンピュータを用いて実行することができることは明らかである。
本発明によれば、増幅率が変化するなどの映像レベル変化に縦筋補正信号のレベルを追随させることにより補正の残留を少なくして縦筋補正を行なうことが可能となる。
101、1001 固体撮像素子
102、1002 増幅器
103、1003 A/D変換器
104、1004 縦筋補正部
105、1005 OBライン選択器
106、1006 ラインメモリ
107 レベル調整器
108 選択器A
109、112、113、1008 減算器
110 選択器B
111 乗算器
1007 ライン積分器

Claims (3)

  1. 光学的黒領域を有する固体撮像素子と、
    該固体撮像素子の出力信号に対して縦筋補正を行なう縦筋補正部とを有し、
    前記縦筋補正部は、
    前記固体撮像素子の出力信号に含まれる光学的黒ライン信号を選択するOBライン選択部と、
    前記光学的黒ライン信号を格納するメモリと、
    前記メモリから読み出された過去フレームの光学的黒ライン信号を前記固体撮像素子の出力信号の映像ゲインに応じてレベル調整するレベル調整部と、
    現在フレームの最初の光学的黒ライン信号と前記レベル調整がされた過去フレームの光学的黒ライン信号との差信号を算出する第1の減算部と、
    前記差信号に巡回係数を乗算して積を算出する乗算部と、
    前記現在フレームの光学的黒ライン信号から前記差信号と巡回係数の積を減算した信号を求め、該減算済み信号を前記メモリに光学的黒ライン信号として再書込みする第2の減算部と、
    前記固体撮像素子の有効画素領域からの出力信号から前記メモリから読み出した信号を減算する第3の減算部と、
    を備えている撮像装置。
  2. 光学的黒領域を有する固体撮像素子の出力信号に対して縦筋補正を行なう撮像方法であって、
    前記固体撮像素子の出力信号に含まれる光学的黒ライン信号を選択するステップと、
    前記光学的黒ライン信号をメモリに格納するステップと、
    過去フレームの光学的黒ライン信号を前記メモリから読み出して前記固体撮像素子の出力信号の映像ゲインに応じてレベル調整するステップと、
    現在フレームの最初の光学的黒ライン信号と前記レベル調整がされた過去フレームの光学的黒ライン信号との差信号を算出する第1の減算ステップと、
    前記差信号に巡回係数を乗算して積を算出するステップと、
    前記現在フレームの光学的黒ライン信号から前記差信号と巡回係数の積を減算した信号を求め、該減算済み信号を前記メモリに光学的黒ライン信号として再書込みする第2の減算ステップと、
    前記固体撮像素子の有効画素領域からの出力信号から前記メモリから読み出した信号を減算する第3の減算ステップと、
    を備えている撮像方法。
  3. 光学的黒領域を有する固体撮像素子の出力信号に対して縦筋補正を行なうためのプログラムであって、
    コンピュータに下記のステップを実行させるためのプログラム。
    前記固体撮像素子の出力信号に含まれる光学的黒ライン信号を選択するステップ;
    前記光学的黒ライン信号をメモリに格納するステップ;
    過去フレームの光学的黒ライン信号を前記メモリから読み出して前記固体撮像素子の出力信号の映像ゲインに応じてレベル調整するステップ;
    現在フレームの最初の光学的黒ライン信号と前記レベル調整がされた過去フレームの光学的黒ライン信号との差信号を算出する第1の減算ステップ;
    前記差信号に巡回係数を乗算して積を算出するステップ;
    前記現在フレームの光学的黒ライン信号から前記差信号と巡回係数の積を減算した信号を求め、該減算済み信号を前記メモリに光学的黒ライン信号として再書込みする第2の減算ステップ;
    前記固体撮像素子の有効画素領域からの出力信号から前記メモリから読み出した信号を減算する第3の減算ステップ。
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