JP2012173292A - カレンダ機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡略化された構造を有する、通常のカレンダ機構の代替解決法を提供する。
【解決手段】カレンダ機構は、時計ムーブメントによって駆動され、月の日付を表示する歯車列(16〜24)を作動させる日プログラム車13を含む。日プログラム車13は、時計ムーブメントによって毎日1段階進められる日割出歯車13’を含み、格納式の歯(128、129、130)少なくとも1つは、時計ムーブメントによって駆動する動作位置(128A、129A、130A)と、時計ムーブメントによって駆動しない非動作位置(128l、129l、130l)との間で、時計ムーブメントによって駆動可能であり、枢動可能に取り付けられる。
【選択図】図5

Description

本発明は、カレンダ機構、さらに詳しくは、永久カレンダ機構に関する。
手動補正を必要とせず、31日未満の月を考慮して日付の表示を自動的に日送りすることが可能な機構に加え、永久カレンダ機構、すなわち2月の最終日に閏年を考慮して日送りする年間カレンダ機構は古くから知られている。
永久カレンダ機構は、12カ月カムまたは48カ月カムを使用し、48カ月カムは、それぞれ毎年または4年に一度回転し、31日未満の月に関するさまざま深さの切り込みを有する。12カ月カムの場合、2月の切り込みは、閏年のためにさらに浅い切り込みを形成し、毎年割り出されるマルタ十字歯車をさらに含む。レバーのくちばし部は、バネにより復位し、これらの日付表示機能に使用するカムに作用し、係合する深さに応じて月末に日付表示送りを決定する。これは、多数の重要な部品を有する比較的複雑構造となり、たとえば衝撃時に動作にはあまり信頼性はない。さらに、このカムシステムは、日車およびベースムーブメントを所定方向に同期させることのみ可能であるが、時間調整操作時は、日付を先に進めることのみが可能であって、日付を戻すことはできない。
これらの欠点を克服するために、スイス特許第680630号明細書に開示される解決法は、たとえば、プログラム車を含む永久カレンダ機構を提案し、プログラム車は、24時間車の突出歯によって駆動され、プログラム車には、月の日数と31との差に対応する段数を常に進めるように歯車列が配置される。この機構は、日車を割り出すためのジャンパー以外に、レバー、バランスまたバネが全くない。しかし、歯車機構は、きわめて複雑であり、プログラム車に偏心して配置され、割出再調整に用いる長歯と嵌合する、それぞれが特有の補正のために設けられている多数の遊星歯車を有する。その結果、プレートはかなりの高さが必要となるのみならず、24時間車との信頼性のあるかみ合いを確実にするために、軸はきわめて精確な配置が必要となるため、生産コストがきわめて高くなる。
欧州特許第1351104号明細書は、プログラム車の構成部品数を削減することを目的とした上記の解決法に対する代替案を提案している。したがって、開示されるカレンダ機構は、動作位置と非動作位置との間を摺動する格納式の歯を有する可動要素を備えるプログラム車を提案している。この装置は、プログラム車の全厚を効果的に削減することができる。しかし、摺動可動要素は、きわめて特有の形状を有し、複雑な幾何学的形状の当接部と肩部との間に精確に配置する必要がある。さらに、制御装置は、長さの不均一な歯を有し、摺動要素のカム面として作用する多数の遊星歯車をさらに含む。したがって、かみ合いの信頼性が問題となり、制御装置のさまざまな部品の摩耗は、摺動要素のための多数の案内面により増大する。
したがって、従来技術のこれらの制限がないカレンダ機構、特に永久カレンダが必要となる。
本発明の目的は、日時調整が進み方向と戻り方向の両方で同期できる簡略化された構造を有する、通常のカレンダ機構の代替解決法を提供することである。
本発明の別の目的は、さまざまな割出動作時、特に31日未満の月末の割出を再調整する際のエネルギー損失を最小限に抑える解決法を提供することである。
これらの目的は特に、時計ムーブメントによって駆動され、月の日付を表示するための歯車列(16〜24)を作動させる日プログラム車13を含むカレンダ機構によって実現され、プログラム車13は、時計ムーブメントによって毎日1段階進められる日割出歯車13’と、時計ムーブメントによって駆動することができる少なくとも1つの格納式の歯(128、129、130)とを含み、格納式の歯(128、129、130)は、時計ムーブメントによって駆動する動作位置(128A、129A、130A)と、時計ムーブメントによって駆動しない非動作位置(128l、129l、130l)との間で、枢動可能に取り付けられることを特徴とする。
提案する解決法の利点は、プログラム車のための要素数が削減され、格納式の歯のために簡単な幾何学的形状の部品が必要となるのみであることである。
提案の解決法の別の利点は、それぞれが深く、回転の1自由度によって調整された格納式の歯の信頼性の高い配置の結果として、さらに良好なかみ合わせの信頼性を確実にすることである。
提案する解決法のさらなる利点は、それぞれの割出動作時の各格納式の歯の磨耗を抑える結果として、さらに良好な耐久性を有することである。
提案する解決法の別の利点は、モジュール方式のかみ合いレベルによって31日未満の月の日付を自動的に割り出すために、再調整用の歯車列それぞれをかみ合いレベルによって容易に変更することができることである。
本発明の実施形態の実施例は、本願明細書に開示し、添付の図面によって例示する。
図1Aは本発明の好適な変形例によるカレンダ機構の24時間および曜日を表示する制御機構の断面図である。図1Bは本発明の好適な変形例によるカレンダ機構の24時間および曜日を表示する制御機構の平面図である。 図2Aは図1Aの制御機構の断面図である。図2Bは図1Aの曜日のための制御および表示の機構の別のかみ合いレベルの平面図である。 図3Aは本発明の好適な変形例によるカレンダ機構の部分断面図である。図3Bは図3Aの本発明の好適な変形例による特にプログラム車および格納式の歯を有するカレンダ機構の部分平面図である。図3Cは図3Aおよび図3Bに示す本発明の好適な変形例によるカレンダ機構の表示装置の平面図である。 図4Aは本発明の好適な変形例による別のカレンダ機構の断面図であり、特に、プログラム車と、月および閏年の表示との制御機構を示す図である。図4Bは図4Aに示す本発明の好適な変形例によるカレンダ機構の部分平面図である。 既出の図に示すさまざまモジュールの好適な実施形態を使用する本発明の好適な変形例によるカレンダ機構の斜視図である。 平年の2月28日における、図5に示す好適な実施形態による歯車を使用する永久カレンダ機構のための、枢動する格納式の歯および日割出歯車のそれぞれのかみ合いレベルにおけるさまざまな割出順序を示す図である。 平年の2月28日における、図5に示す好適な実施形態による歯車を使用する永久カレンダ機構のための、枢動する格納式の歯および日割出歯車のそれぞれのかみ合いレベルにおけるさまざまな割出順序を示す図である。
本発明によるカレンダ機構は、曜日、24時間、月および閏年を表示する永久カレンダ機構であるのが好ましい。しかし、このカレンダ機構を形成するさまざまなモジュールも、他の種類のカレンダ機構に対して互いに独立して使用することができること、および、プログラム車、たとえば遊星歯車の数およびかみ合いレベルの数を調整することによって、年間カレンダ機構または30日月カレンダ機構などのさらに簡易な機構に適合させることができることが、当業者には理解できるだろう。
図1Aおよび図1Bは、好適な変形例による24時間および曜日のカレンダ機構の表示機構をそれぞれ断面図および平面図で示している。図1Aおよび1Bは、ケース0によって囲まれ、腕時計内の歯車列の位置を示す。ケース0は、曜日、日付、月それぞれを補正するためのボタン10、26および48を含む。これらの補正機構は、以下の図2A、2B、3A、3B、3Cおよび4A、4Bに基づいてさらに以下記載する。図1Aには、35の歯を含むのが好ましい筒車1が配置される時間の動作装置を明らかに示す。筒車1は、2倍の歯数、つまり、好ましくは70の歯を含む24時間車2とかみ合う。毎日1回転する24時間車2は、図に示す好適な実施形態に従って、同一の歯数46を含む24時間表示歯車4とかみ合う伝え車3に対して回転可能に固定されるように取り付けられる。24時間表示歯車4は、以下に記載する図2Bに示すかみ合いレベルで、24時間車2と同軸のツメ部6によって1日1回の割合で駆動される7つのアーム部を有する曜日星形歯車7に同軸に取り付けられる。曜日星形歯車7に対して24時間表示歯車4の同軸に取り付けることによって、たとえば、同心リングを通してこれらの表示パラメータのさらに良好な可読性が可能となる。
図2Aは、符号で示す追加部分を除けば図1Aと同一であり、この部分は、曜日星形歯車7の弾性割出要素を示す。図2Bは、24時間表示車4における伝え車3のかみ合いレベルより下のかみ合いレベルの曜日星形歯車7の割出歯車列の平面図である。24時間車と一体化しているピン5は、曜日星形歯車7とかみ合うツメ部6を回転させ、曜日星形歯車7を毎日7分の1回転させる。かみ合いは、図2Bの24時間車2の約10時〜11時に位置する領域で行われ、曜日の割り出しが、およそ午前2〜4時に行われることを意味する。精確な7分の1回転による曜日星形歯車の割り出しは、弾性割出要素8によって確実に行われ、この割出要素は、それぞれの割出ステップが精確に7分の1回転に対応するように曜日星形歯車7の2つの歯の間に弾性割出要素自体を配置する。
24時間車のツメ部6は、24時間車2と同軸の要素として配置されるのが好ましいが、この24時間車2とともに回転するようには完全に固定されていないことから、曜日調整は、カレンダ機構および1日の時間とは独立して行うことができる。実際に、かみ合い歯車のツメ部6の配置によって、24時間車2が反時計回り(すなわち、腕時計の正常機能時に筒車1が時計回り)に回転する時に24時間車のピン5が支持される第1の当接部6’と、24時間車2が逆方向に回転する時に24時間車のピン5が支持される第2の当接部6”との間で回転自由度が得られる。この自由度の大きさは、20〜30度の角度領域に対応するのが好ましく、曜日星形歯車7を、たとえば、図2Bに記載する実施形態に対して時計回りに回転させることが可能であり、24時間車のツメ部6が、曜日星形歯車7の歯とかみ合う位置、たとえば、好適な実施形態に関して図2Bに記載する24時間車のおよそ10〜11時に位置する領域内に配置されても、筒車1の正常動作を妨げないように求められる。24時間車のツメ部6が調整の瞬間に曜日星形歯車7の2つの連続する歯の間に配置される場合、24時間車は、単に逆時計方向に回転し、第2の当接部6”に到達するまで曜日星形歯車7に対して抵抗を引き起こすことがなく、つまり24時間車2の動作には影響を及ぼさない。したがって、筒車1の正常動作は、調整動作が何時に行われても、完全に保護される。この動作が曜日星形歯車の2つの歯の間に24時間車のツメ部6が位置している間に行われる場合、24時間車のツメ部6は、10〜11時に位置する通常のかみ合い領域の外側に位置し、第1の当接部6’は、この領域の外側で後にピン5によって再調整されるにすぎないことから、通常の毎日のかみ合いは起こらないということになる。
曜日調整は、ケース0に配置される手動作動装置10によって行われる。図2Aおよび図2Bに記載する好適な実施形態によれば、曜日調整するための手動作動装置10はボタンであり、そのボタンを最大6回連続で押して所望の日付にする。調節機構9は、パルスをボタンから曜日星7に伝達することを可能にし、わかりやすくするため図4Bには示していないが、そのような機構は当業者に周知である。図に示す好適な実施形態によれば、単一の方向に曜日調整することのみが可能である。代替手段として、ボタンの代わりに、手動作動装置10としてシャフトを使用することが可能であり、この場合、シャフトの回転によって、曜日調整するための適切な機構9とともに曜日星形歯車7を駆動して両方向に回転させる。しかし、この代替手段には、24時間車のツメ部6が曜日星形歯車7の歯と係合される場合に、調整が逆方向に可能となることが保証されないという欠点があり、これは、この瞬間に、第1の当接部6’に支持され、シャフトおよび/またはムーブメントを破損せずに、あらゆる補正を行うことも不可能であることによる。図2Aおよび図2Bに基づいて記載する好適な解決法は、そのような欠点を回避することができる。
曜日調整が24時間車2のムーブメントに影響を及ぼさないという事実によって、時間および分の表示のみならず、本発明によるカレンダ機構によって求められる月および日付の値に対しても、この調整の独立性が保証される。実際には、図面に照らしてさらに以下に記載するように、月および日付の値は、24時間車2の一体化したかみ合い領域によるムーブメントによって駆動され、曜日調整による影響を受けない。したがって、曜日補正は、本発明による記載したカレンダ機構の好適な実施形態によって表示される日および月の値には相関しない。
図3Aおよび図3Bはそれぞれ、日付表示のための駆動歯車列の断面図および平面図を示す。特に、図3Bは、ケース0と、図2Aおよび図2Bに関して記載する曜日ならびに日付および月それぞれのための手動補正作動装置10、26および48とに対するこの歯車列の位置を示す。図3Bは、特に月の日付の調整機構の動作を説明するのに有用である。
また、以下は、図3Aおよび図3Bに関して記載し、図に示す好適な実施形態によるカレンダ機構の駆動歯車列に関してさらに良く理解するために組み合わせて参照することができる。ムーブメントの筒車1は、2倍の歯数から成る24時間車2とかみ合う。この24時間車2に配置されているのが日かみ合い部分11であり、15度間隔で配置した7つの歯からなり1つの歯から別の歯まで1時間毎に移動する。図3Aに示し、図3Bにさらに明確に示すように、24時間車のこの日かみ合い部分11は、このかみ合いレベルで8つの歯を有するカレンダ日割出車12と第1のレベルAでかみ合う。したがって、毎日、24時間車は、日かみ合い部分11の7つの歯とかみ合うと、つまり8時間の間隔で、カレンダ日割出車12を1回転させる。カレンダ日割出車12は、歯状かみ合い部分11とかみ合わない場合でも、図3Bの符号11’が示す24時間車の非歯状部分に支持され、所定の位置に保持される。したがって、24時間車のかみ合い部分11とカレンダ日割出車12は、カレンダ割出歯車が毎日時刻18:00〜翌朝2:00で1回転し、日プログラム車13との割り出しが時刻20:00〜24:00に行われるように配置されるのが好ましい。
図3Aに示すように、カレンダ日割出車12は、さまざまなかみ合いレベルB、C、D、Eに分散する複数の歯28、29、30、31を有する。さらに、これらの歯は連続しており、その結果、必然的に日プログラム車13と毎時かみ合う。図3Bは、図3Aの最上部から3番目の歯31のかみ合いレベルDを示し、日プログラム車13の日割出歯車13’によって構成される。歯31は、時刻23:00〜深夜に、日割出歯車13’の対応する歯131とかみ合うように配置するのが好ましい。カレンダ日割出歯12の歯31とは異なり、この歯は、カレンダ日割出車12の歯31に対して形成されているにすぎないことから、毎日同じにならず、各時点で31の歯の均一な外部(すなわち、各歯の高さおよび歯と歯の間隔が同一)の歯システムを有する日割出歯歯車13’の歯システムの別の歯に対応している。日割出歯車13’は、各ジャンプの後に2つの連続した歯の間に入るプログラム車14の弾性割出要素により歯1つ分のピッチで進められる。
カレンダ日割出車12の他の歯28、29、30は、プログラム車に配置される対応して枢動する格納式の歯128、129、130によって31日未満の月をさらに再調整するのに有用である。したがって、カレンダ日割出車12の第1の割出歯29は、第1の枢動する格納式の歯129とかみ合い、歯129の回転軸は、毎2月に29日から30日に割り出すために、図3Aのかみ合いレベルAの真下に位置する第1のかみ合いレベルBで日割出歯車13’と一体化する。枢動する歯がいわゆる「動作」位置にある場合、すなわち、カレンダ日割出車12の対応する割出歯によって駆動することが可能である場合にのみ、かみ合いが行なわれる。枢動する格納式の歯128、129、130それぞれの「動作」位置128A、129A、130Aは、以下に記載する図6のさまざまの順序によって示す。この場合、枢動する格納式の歯128、129、130それぞれは、それぞれのかみ合いレベルB、C、Eで日割出歯車13’の外部の歯システムに重ね合わせられる。図3Bは、これらの枢動する歯128、129、130は、3月の非動作位置128l、129l、130lに示し、3月は31日あるため再調整をする必要はない。
同じように、カレンダ日割出車12の第2の割出歯30は、動作位置130Aに位置する場合、31日未満の月に30日から31日に割り出すために、回転軸が日割出歯車13’と一体化する第2の枢動する格納式の歯130にかみ合うことができる。図に示す好適な実施形態によれば、かみ合いは、図3Aの既出のかみ合いレベルBの真下に位置する第2のかみ合いレベルCで行われる。
最終的には、カレンダ日割出車12の第3の割出歯28は、閏年の2月の28日から29日に割り出すために、動作位置128Aに位置する場合に、回転軸が日割出歯車13’と一体化する第3の枢動する格納式の歯128とかみ合う。図に示す好適な実施形態によれば、このかみ合いは、上記のかみ合いレベルDの真下に位置する第3のかみ合いレベルEで行われる。
図3Aから明らかなように、第1、第2、第3および第4のかみ合いレベルは、日かみ合い部分11にかみ合うカレンダ日割出車12のかみ合いレベルAから順(B、C、D、E)に配置される。そのような配置によって、月プログラム車43のカムの表面がレベルBおよびCで重ね合わせられるため、それぞれの部品の精確な取り付けが容易となり、有利である。
図3Bでは、日割出車12も日割出歯車13’も長い歯を有さないことを示し、これにより、これらの加工が容易となる。さらに、それぞれのかみ合いレベルB、C、D、Eにおける割出歯29、30、31、28の突起は、かみ合いレベルAにおける日割出車12の歯システムとかみ合い部分11で重ね合わせられ、その結果、良好なかみ合いの信頼性が可能となる深さを有し、カレンダ日割出車12の回転軸に垂直な面に均一かつ連続した歯状領域を形成し、各歯自体の間の角度間隔は、日プログラム車13の一位の加算を確実にする。
図3Bは月カム44を示し、その制御面は、かみ合いレベルCにおける枢動する格納式の歯130の動作位置または非動作位置を求める。したがって、この月カム44は31日未満の月のためのカムの表面441を定義し、図に示す好適な実施形態に従って、好ましくは時刻22:00〜23:00に30日から31日の割り出しを可能にする。この月カム44は、2月の月カムの表面442を含むのが好ましく、図に示す好適な実施形態に従って、好ましくは時刻21:00〜22:00に29日から30日の割り出しを可能にする。2月のカムの表面自体は、かみ合いレベルBにおける枢動する格納式の歯129の動作位置または非動作位置を制御する。月カム44のカムの表面441、442は、12の領域に分散し、図3Bに示すが、以下に記載する図6Aおよび図6Bでのみ詳細に示す。カムの表面の各領域はカレンダ月に対応しており、月カム44は、月プログラム歯車43と一体化し、毎月末には、12分の1回転によって割り出され、すなわち、月を変更する。この割出動作のための制御歯車列は、以下に図4Aおよび図4Bに基づいてさらに説明する。
図3Aの下部には、月プログラム歯車43とともに、中間月制御車42のかみ合いレベルに対応するかみ合いレベルFを示し、固定閏年割出フィンガ47も存在し、たとえば図6Aおよび図6Bに示す固定車47’に典型的に配置される。閏年割出フィンガ部47によって、図6にさらに明確に示すマルタ十字歯車46’が毎年4分の1回転し、この間に固定車が一体化している月プログラム歯車43は1回転する。マルタ十字歯車46’は、図に示さない他のかみ合いレベルで閏年割出フィンガ47とかみ合い、閏年カム46と一体化し、カムの表面461(図6のみに示す)は、2月のカムの表面442と同じようにかみ合いレベルEにある。その結果、このカムは図に示す好適な実施形態に従って、2月28日の夜間、好ましくは時刻20:00〜21:00に平年の28日から29日に日付を進めることを可能にする。
図3Aおよび図3Bは、かみ合いレベルDにおいて、中間月制御車42に対して自由に回転可能となるように同軸に配置される中間日車15を介して、日割出歯車13’が、日割出歯車13’のような31の歯を備える日車16とかみ合うことを示す。中間日車15は、日プログラム車13の全ての割出動作のためのリターンを構成するのみであり、この割出動作は日車16に一体的に影響を及ぼし、一方では、日車16の全ての回転動作は、日プログラム車13の躯体を形成する日割出歯車13’に一体的に影響を及ぼし、その歯車13’に取り付けられた枢動する格納式の歯128、129、130も、それぞれの突起1281、1291、1301を含み、それらの機能は、図6Aおよび図6Bに基づいて以下にさらに記載する。したがって、日車16を割り出す弾性割出要素は必要ない。ケース0の高さが十分であれば、日プログラム車13および16は、同軸に配置したり、重ね合わせたり、あるいは、統合することもできる。記載する好適な実施形態によれば、プログラム車13と日プログラム車16を分離することによって、31日未満の月の日付を自動補正するムーブメントとかみ合わせるために設けられる日プログラム車13によって形成されるユニットは互いに同軸であり、回転可能に固定され、図1Cに示し以下に記載する日付表示歯車とかみ合わせるために設けられる日車16、一位ホイール17および十位ホイール18によって形成されるユニットから機能的に独立することが可能となる。
一位ホイール17は、31の等角領域に分割され、30の歯状領域および1つの非歯状領域が配置される。一位ホイール17は、月の1日を除く毎日、一位表示ディスクを作動させるための歯車19を駆動する。したがって、一位表示ディスク19を作動させるための歯車に一体化した一位表示ディスク20は、十位表示ディスク23のみが加算される月の31日から翌月1日への移動を除いて、毎日1単位ずつ割り出される。一位表示ディスク19を作動させるための歯車は、10の歯を含み、2つの連続した歯の間に入る一位ディスクの弾性割出要素24により10分の1回転のピッチにより割り出される。
同じように、十位表示ディスク23は、作動歯車、すなわち十位表示ディスクを作動させるための歯車22に一体化し、この歯車は、4つのアーム部を有する十字の形状であり、9日から10日、19日から20日、29日から30日、さらには、31日から1日にそれぞれ移動する時に、4分の1回転して割り出される。4分の1回転のジャンプは、十字の2本の隣接するアーム部の間に入る十位表示ディスクの弾性割出要素24によって確実に行われ、これらの日付の割り出しは、十位ホイール18に配置される長い歯によって確実に行われ、また、十位ホイール18は31の領域に分割されるが、4つの長い歯しか含まず、そのうちの3つの歯は、9の領域の間隔で配置され、第4の歯は、31日から翌月1日に移動するために第3の歯の後に配置される。
日車16から一位表示ディスク20および十位表示ディスク23までの符号16〜24の要素から成る日付表示のための歯車列は、図3A、図3Bおよび図3Cそれぞれで部分的に示す。図3Aは、一位表示ディスク20および十位表示ディスク23それぞれに関連する作動歯車19および作動歯車22それぞれの弾性割出要素21および24を除く歯車列の全体を示し、図3Bは、一位表示ディスク20および十位表示ディスク23の下に位置するかみ合いレベルを示し、これらのディスクは図3Cでのみ示す。
日付調整は、ケース0に配置される手動作動装置26によって行われる。図3Aおよび図3Bに記載する好適な実施形態によれば、日付調整するための手動作動装置26はボタンであり、そのボタンを最大30回連続で押して所望の日付にする。調節機構25は、パルスをボタンから日歯車16に伝達することを可能にし、わかりやすくするため図3Bには示していないが、そのような機構は当業者に周知である。代替手段として、ボタンの代わりに、手動作動装置26としてシャフトを使用することが可能であり、この場合、シャフトの回転によって、曜日調整するための適切な機構26とともに日車16を駆動して両方向に回転させる。しかし日割出車12の歯28、29、30または31が日プログラム車13と直接係合する場合、すなわち、時刻20:00〜24:00に、記載した好適な実施形態および提案した代替解決法によってそのような日付調整を行うのは不可能である。実際、日割出車12と24時間車の日かみ合い部分11との直接係合によって、これらの割出動作が筒車1に達する傾向があり、これはムーブメントの正常機能を損なうことになる。
図4Aおよび図4Bはそれぞれ、本発明の好適な変形例によるカレンダ機構の断面図および平面図を示し、枢動する格納式の歯を適切に配置するために、月プログラム歯車43を配置するための制御歯車列と、月および閏年を表示するための歯車列とを記載する。既出の図2A、2Bおよび図3A、3B、3Cのように、ケース0に配置する手動作動装置10、26および48を示し、以下に、手動作動装置48による月の調整方法をさらに示す。
図4Aの中心部分は明らかに歯車であり、この歯車には図4Bに示す月割出歯32が配置される。この月割出歯32は、8つの歯が、月制御車41の32の歯と回転可能に固定されている月割出歯車33とかみと合い、月制御車41は、かみ合いレベルFで中間月制御車42とかみ合い、中間月制御車は、中間日車15と同軸であるが回転可能に固定されていない、図4Bに示す月カム44と回転可能に固定される48の歯を有する月プログラム歯車43とかみ合う。月割出歯車33は、弾性割出要素34によって毎月精確に1/8回転し、割出要素は2つの連続した歯の間に入る。月割出歯車33の数と月プログラム歯車43の数との歯車比によって、月プログラム歯車を毎月精確に1/12回転して割り出すことが可能となる。
月割出歯車33は、23の歯を有する中間月割出歯車とさらにかみ合い、中間月割出歯車は、12の歯を有する月表示を作動させるための歯車36とかみ合う。月割出歯車33と月表示を作動させるための歯車36との歯車比8:12は、作動歯車が各月末には精確に12分の1回転することを確実にする。月表示を作動させるための歯車36は、年割出歯37と回転可能に固定され、その割出歯は、毎年1回転する歯車に配置される。年割出歯37は、8つの歯を備える閏年作動歯車38とかみ合い、その動作歯車は、年割出歯37とかみ合う度に、歯2つ分、つまり90度移動する。閏年作動歯車38は、39の歯を備える中間閏年車39と回転可能に固定され、歯車39は閏年表示車40とかみ合い、閏年表示車40は39の歯を含み、月表示の作動歯車36と同軸に取り付けられ、通常は腕時計のダイヤルに配置される同心リングを指し示す針である月および閏年の指標は、使用者の可読性を改善するために、同じ動作装置の周りを回転するように配置することができる。図4Aおよび図4Bに記載する月表示(要素33〜36)、閏年表示(要素37〜40)および月プログラム歯車43の位置の制御(要素33、41、42、43)のための歯車列を形成する要素のために割り出される歯の数は、本発明を実施するために、適切なかみ合い効率性を有する図に示す好適な変形例の構成内の一実施例として与えられ、本発明を制限するものと考えてはならないことを、当業者は理解されよう。
月プログラム歯車43は、月カム44と一体化し、図4Bに示す31日未満の月のための第1のカムの表面を含み、図4Aに示すかみ合いレベルCに対応する。このカムの表面は、日付の値を30から31に割り出すことを可能にする。また、月カム44は、2月の補正、すなわち29日から30日に日付を進めることを可能にするために、かみ合いレベルBでカムの表面442を含む。実際、閏年カム46は、月プログラム歯車43に一体化して取り付けられ、図4に示し、かみ合いレベルFの真上に位置するかみ合いレベルEで枢動する格納式の歯に作用することによって、閏年でない場合に28日から29日に日付を進める。その結果、月プログラム歯車43は、再調整が必要になる場合、つまり30日の月および2月に、格納式の歯128、129、130それぞれの動作位置128A、129A、130Aまたは非動作位置128l、129l、130lであるかを求めるのに有用である。このためには、各かみ合いレベルB、C、Eのカムの表面は、このレベルに位置する各枢動する格納式の歯それぞれが、レベルBでは29日から30日に、レベルCでは30日から31日に、レベルEでは28日から29日にそれぞれ再調整する場合は動作位置にあり、それ以外の場合は非動作位置にあるように配置する必要がある。記載する好適な実施形態によれば、カムの表面は月にそれぞれ対応する12の領域に分散される。したがって、さまざまのかみ合いレベルB、C、Eで枢動する格納式の歯128、129、130に作用する月カム44と回転可能に固定される月プログラム歯車43は、表示する月と同期し、31日から1日に、逆に1日から31日に日付を進める度に割り出される必要がある。これは、制御歯車列が、図に示す好適な実施形態に従って、要素15、16、32、33、41および42によって形成され、日割出歯車13’から月プログラム車43への逆動を可能にすることによる。日割出歯車13’は、毎日少なくとも1/31回転(すなわち、通常の日は1/31回転するが、31日未満の月の最終日は、システムが30日の月および2月に対して1または複数の1/31回転が要求される再調整をさらに実行)し、毎月末に12分の1回転して月プログラム歯車43を割り出し、同時に、月表示を作動させるための歯車36は1/12回転で割り出される。
カレンダ機構の記載する好適な実施形態によれば、符号15、16、32、33、41、42の要素から形成される月プログラム歯車の制御歯車列は、日割出歯車13’から、中間日車15を介して、日付表示歯車列(16〜24)の第1の要素を形成する日歯車16に至る第1の運動連鎖から形成され、一方では、第2の運動連鎖は、日歯車16および月割出歯32から開始し、回転可能に固定される月割出歯車33および月制御車41と、中間月制御車42とを介して、日割出歯車13’と同軸に配置されるが回転可能に独立している月プログラム歯車43に戻る。中間歯車15および中間歯車42、すなわち、中間日車15および中間月制御車42は、たとえば、他の時計モジュール用にプレートの空間を最大限節約するために、同軸かつ回転可能に独立する2つの歯車を含む単一の中間車として配置される。中間月制御車42は、レベルFで月プログラム歯車43とかみ合い、一方では、中間日車15は、レベルDで日割出歯車13’とかみ合う。図に示す好適な実施形態によれば、中間日車15は、日車16と直接かみ合うため、中間車(中間日車15および中間月制御車42)は、互いに反対方向に回転し、その結果、日車とは逆の方向に回転し、一方では、中間月制御車42は、符号33、41によって形成される歯車を介して日車16と一体化する月割出フィンガ32によって駆動され、日車16と同じ方向に回転する。
月の調整は、ケース0に配置される手動作動装置48によって行われる。図4Aおよび図4Bに記載する好適な実施形態によれば、曜日調整するための手動作動装置48はボタンであり、そのボタンを最大11回連続で押してその年の所望の月にする。調整機構45は、パルスをボタンから月プログラム歯車43へ伝達することを可能にし、わかりやすくするため図4Bに示していない。そのような機構は当業者には周知である。代替手段としてボタンの代わりに手動作動装置48にシャフトを使用することが可能であり、この場合、シャフトの回転によって、月を調整するために適切な機構とともに月プログラム歯車43を駆動して両方向に回転させる。しかし、月割出歯32が月割出歯車33とかみ合う時、すなわち、現在の月の最終日から翌月1日に移動する夜の間に、図に示す好適な実施形態および提案した代替解決法によってそのような月の調整を行うことは不可能である。実際、割出歯32の係合によって日歯車16が回転し、その結果、日プログラム車13の動作が同一となり、時刻20:00〜24:00の割出歯車12の歯28、29、30、31との係合によって24時間車の日かみ合い部分11が回転するということになる。これは、日付調整が時刻20:00〜24:00で行われる場合、上記のようにこれらの割出動作を筒車1に伝達する傾向があり、これはムーブメントの正常機能を損なうことになる。
図5は、さまざまな上記の図に示す本発明の好適な実施形態によるカレンダ機構の斜視図を示す。この図の中心にある筒車1から、歯車列は24時間車2および割出歯車12とかみ合う7つの歯のある日かみ合い部分11を介して、日プログラム車13に至ることを確認することが可能である。図3および図4に示すように、さまざまな日割出車の歯28、29、30、31は、それぞれのかみ合いレベルE、B、C、Dで、日プログラム車13の枢動する格納式の歯128、129、130と、レベルDで、日割出車の歯131とかみ合う。また、枢動する格納式の歯129および130は図に示すが、符号128の歯は図に示さない。図5の左側では、24時間車2で回転可能に固定される24時間車の伝え車3は、下位のレベルで配置される曜日星形歯車7と同じ動作装置の周りを回転する24時間表示歯車4とかみ合う。曜日星形歯車7を回転させる24時間車のツメ部6は、曜日星形歯車7の弾性割出要素8と同じように、この図には示していない。
日プログラム車13は、カレンダの日割出車12の歯の1つとかみ合う度に、枢動する格納式の歯128、129および130が枢動するように取り付けられた日割出歯車13’は1/31回転する。日歯車16は、中間日車15によって同じ角度で回転することになる。日車16の上部には、一位ホイール17および十位ホイール18を示し、図に明らかに示す4つの長い歯は、十位ホイール18の9番目、19番目、29番目および31番目の歯のレベルに配置され、一位ホイール17の31番目の歯はくりぬかれている。日付表示機構は図に明確に示していない。しかし、この歯車の動作が日割出歯車13’の動作と同期しており、それ自体がプログラム車の弾性割出要素14(図5に示さず)によって割り出されるため、弾性割出要素は日車16の周囲において有用でないことに留意する必要がある。
日付表示のための歯車列は、それぞれの表示ディスクと、割出要素(符号20〜24、図3Cに示す)と、日車16と同軸であり回転可能に固定される月割出歯32とが、この下部に隠れているため、図5に全体を示していない。しかし、月割出歯車33は、図で確認でき、月制御車41と回転可能に固定され、中間月制御車42による月プログラム歯車43の回転を駆動することを可能にし、月プログラム歯車43の歯システムは、日割出歯車13’の歯システムの下位にあり、図でほとんど確認できず、月表示のための歯車列とかみ合うことを可能にする。月プログラム歯車43は、さまざまなかみ合いレベルに分散したカムの表面を含む月カム44と回転可能に固定される。30日から31日の補正のための第1のカムの表面の5つの湾曲部441は、特にかみ合いレベルCに示し、2月の29日から30日の補正のための第2のカムの表面の湾曲部442は、かみ合いレベルBに示す。単一の部品または順に重ねて取り付けられた2つの同軸の部品に月カム44を容易に加工するために、本発明の好適な実施形態によって、2月のためにかみ合いレベルBおよびCに同一のカムの表面を使用するのは明らかであり、実際、かみ合いレベルCの角度領域4402における第1のカムの表面441(図6Aおよび図6Bに詳細に示す)は、かみ合いレベルBの第2のカムの表面442によって完全に隠されている。
図5の上部には、中間月割出車35を示し、月割出歯37と同軸かつ回転可能に固定され、月割出歯37の下部に隠れている月表示を作動させるための歯車36とかみ合う。月割出歯37は、1年に1回転し、閏年表示を作動させるための歯車38とかみ合い、作動歯車38は、中間閏年車39に同軸かつ回転可能に固定され、中間閏年車39は、歯数が同じの閏年表示車40とかみ合う。腕時計の使用者に対してさらに良好な可読性が可能となるように、閏年表示車40は、月表示を作動させるための歯車と同軸に配置される。
図6Aは、平年の2月28日における、図示した好適な実施形態よる、永久カレンダ機構のための枢動する格納式の歯128、129、130および日割出車12のそれぞれの歯28、29、30のそれぞれのかみ合いレベルにおけるさまざまな割出順序を示す。そのような日では、カレンダ機構は3つの日の値により再調整する必要があり、この再調整は、日割出車12の割出歯28、29、30とともに、それぞれのかみ合いレベルE、B、Cの3つの格納式の歯128、129、130によって行なわれる。
上部の図は、2月28日の時刻20:00における日割出部分11と、さまざまな歯28、29、30、31の位置とを示す。この時点では、日割出車12の歯28は、日割出歯車13’と一体化する回転軸128’の周りを枢動するように取り付けられた枢動する格納式の歯128とかみ合う。図に示す好適な実施形態によれば、枢動する格納式の歯128の回転軸128’は、符号25’で示す日割出歯車13’の25番目の歯からやや奥まって位置している。枢動する格納式の歯128は、閏年カム46により今月の27日から28日に移動する際に動作位置128Aにもたらされ、閏年カム46は、マルタ十字歯車46’と一体化し、マルタ十字機構46’は、固定歯車47と一体化される固定閏年割出フィンガ47によって1年に一度割り出される。図に示す好適な実施形態によれば、固定歯車47は、月プログラム歯車43および日プログラム車13’と同軸である。
日割出車12の歯28および枢動する格納式の歯128は、かみ合いレベルEでかみ合い、これにより、日プログラム車13が24時間車2と同一方向に、筒車1とは逆方向の回転方向S1、たとえば、図6Aに従って時計の針の時計回りの方向に1/31回転駆動される。図6Aの表示方向は、図6Bの表示方向でもあり、図3Bの表示方向と反対であり、たとえば、筒車1は時計の針の方向に回転し、24時間車2およびかみ合い部分11を時計の針とは逆方向に駆動するに留意する必要がある。
日プログラム車の弾性割出要素14は、日割出歯車13’の割り出しを可能とし、次に方向S1に精確に1/31ピッチ回転して日付表示歯車列(他の図に示す符号15〜24を参照)にかみ合い、一方では、第1の弾性再配置要素1282は枢動する格納式の歯128に取り付けた第1の突起1281と協働し、割り出し後にこの歯128が取り替えられて下側の休止位置に保持されることを可能にする。
月カム44は、各月に対応する12の等角領域に分割され、1月〜12月にそれぞれ符号4401〜4412を付与する。図6Aの第1の部分に示すように、閏年カム46の閏年カムの表面461は、かみ合いレベルEで、下部の図に示すレベルCの31日未満の月のカムの表面441と、中央の図に示す2月のカムの表面442と同一である。したがって、レベルBから開始する月カム44の平面図に従って、上記の全カムの表面441、442および461は、符号4402の2月に対応する角度領域に対して重ね合わせられる。枢動する格納式の歯128、129および130それぞれの動作が適切に機能することを確実にするには、これらのさまざまなカムの表面の配列を確認すれば十分であることから、この配置によって、月プログラム車43を形成する部品の加工および組み立てが容易になる。
図6Aの上部から、割出順序が2月末に進む方向を示す下方向の矢印Sに従うと、別のかみ合いレベルBで日プログラム車13およびプログラム月車43の断面図を示す第2の図面があり、日割出車12の歯29は、日プログラム車13の枢動する格納式の歯129とかみ合い、日プログラム車13は日割出歯車13’と一体化する回転軸129’の周りを枢動するように取り付けられる。図に示す好適な実施形態によれば、回転軸129’は、符号26’で示す日割出歯車13’の26番目の歯からやや奥まって位置している。この順序は、24時間車2が24時間車の日かみ合い部分11を歯1つ分進める時刻21:00に行われ、日割出車12は、1/8回転して歯28に続いて歯29にかみ合う。枢動する格納式の歯128が非動作位置128lに戻されると同時に、枢動する格納式の歯129は、今月の28日から29日に進む際に動作位置129Aに戻り、すなわち、月カム44の2月のカムの表面442による割り出しは直前の1時間で行われる。しかし、閏年の2月の場合には、枢動する格納式の歯129の動作位置129Aは、レベルDの通常のかみ合いにおいて真夜中に28日から29日に移動する際に効果がある(以下の図6B参照)。かみ合いレベルEにおいて示す図6Aの上部の図と同じように、2月、すなわち今月の29日から30日の割出再調整のための月カム44のカムの表面442は、同じ2月の月カムの表面441と同一であることは明らかである。日プログラム車の弾性割出要素14は、日割出歯車13’の割り出しを可能にし、S1方向に再度精確に1/31回転する。
第1の枢動する格納式の歯128の場合のように、第2の弾性再配置要素1292は、枢動する格納式の歯129に取り付けた第2の突起1291と協働し、歯129を割り出し後に取り替えて、下側の休止位置に保持することを可能にする。
割出順序が2月末に進む方向を示す下方向の矢印Sにさらに従うと、特に図3および図4に示す好適な変形例により、レベルBの真下に位置する第3のかみ合いレベルCに沿って、日プログラム車13および月プログラム車43の断面図を示す図6Aの下部に第3の図があり、日割出車12の歯30は、日プログラム車13の枢動する格納式の歯130とかみ合い、この歯は、日プログラム車13’に一体化される枢動する格納式の歯130の回転軸130’の周りを枢動するように取り付けられる。図に示す好適な実施形態によれば、回転軸130’は、符号2’で示す日割出歯車13’の第2番目の歯からやや奥まって位置している。この順序は、24時間車2が24時間車の日かみ合い部分11を歯1つ分再度進める時刻22:00に行われ、日割出車12は、1/8回転して日割出車12で歯29に続いて歯30にかみ合う。そこで、枢動する格納式の歯129は、今月の29日から30日に進む際に非動作位置129lに戻り、すなわち、割り出しは直前の1時間に行われ、枢動する格納式の歯130は、月カム44の31日未満の月のカムの表面441の結果として動作位置130Aに戻る。しかし、30日の通常の月に関しては、枢動する格納式の歯130の動作位置130Aは、レベルDの通常の毎日のかみ合い後、真夜中に29日から30日に移動する際に効果がある(以下の図6B参照)。かみ合いレベルBおよびEにおいて示す図6Aと同じように、月カム44のカムの表面441および442が、同じ2月、すなわち符号4402で示す角度領域において同一であることを示す。しかし、このかみ合いレベルCでは、現在の月の最終日の時刻22:00〜23:00に30日から31日の再調整を行う4月に対応する角度領域4404、6月に対応する角度領域4406、9月に対応する角度領域4409、11月に対応する角度領域4411それぞれに対応する他の4つの同一の湾曲部を示す。枢動する格納式の歯128および129に関して、第3の弾性再配置要素1302は、枢動する格納式の歯130に取り付けた第3の突起1301と協働し、この歯130を割り出し後に取り替えて、下側の休止位置に保持することを可能にすることに留意する必要がある。
日プログラム車の弾性割出要素14は、日割出歯車13’の割り出しを可能にし、この最後の割出再調整のために、回転方向S1に精確に1/31回転のピッチで再度回転する。
図6Aのさまざまな例から示すように、枢動する格納式の歯128、129、130は全て同じ幾何学的形状を有するのが好ましく、これにより日プログラム車13の製造を実質的に簡素化し、格納式の歯のための交換部品の加工も実質的に簡素化するため、日付調整のための専用要素を加工する必要はない。組み合わせた枢動する格納式の歯128、129、130それぞれの単純かつ均一な幾何学的形状は、上に記載したようにこれらの歯が動作位置128A、129A、130Aで日割出歯車13’の外部の歯システムに重ね合わせられるように、割出再調整のために各レベル(B、C、E)において均一なカムの表面と併用することを可能にする。したがって、提案するカレンダ機構全体の複雑さは、通常の機構に対して大幅に減少する。
図6Aおよび図6Bの日割出歯車13’の31の歯では、それぞれ符号1’、2’、25’、26’、27’、28’、29’、30’を示す日割出歯車13’の1番目および2番目の歯および25〜30番目の歯を歯131と同じように示し、平年の2月28日から3月1日まで移動する時に、記載する実施例において、31日から翌月1日を割り出すための日割出車12の歯の31に重ね合わせたかみ合い領域31と協働する。枢動する格納式の歯128、129および130それぞれが、図6Aの上部の第1の図における動作位置128A、図6Aの中央の第2の図における動作位置129A、図6Aの下部の第3の図における動作位置130Aにある場合、記載する好適な実施形態に従って、日割出歯車のこれらの歯は、歯28’、29’、30’をそれぞれ隠す。しかし、これらは以下に説明する図6Bの下部の図に示す。
図6Bは月割出順序を示しており、この順序は、平年の2月28日のための既出の図6Aの3回の割出再調整に続き、それ以外の全ての日の時刻23:00〜24:00にも行われる。月の最後の割り出しのための上記の図6Aと同じ矢印Sは、明らかに下向きを指し、割出順序が進む方向を示している。明確に示していない既出の図5とは異なり、図6Aには、突起1281、1291および1301と、弾性要素1282、1292および1302とを示し、図3Bには突起のみを示す。
図6Bの上部の第1の図は、特に図3および図4に示す好適な実施形態において、レベルCの真上の第4のかみ合いレベルDの日プログラム車13および月プログラム車43の断面図を示し、日割出車12の歯31は、日割出歯車13’の歯131とかみ合う。この順序は、24時間車2が図6Aの下側の図に対して24時間車の日かみ合い部分11を歯1つ分再度進める時刻23:00に行われ、日割出車12は、1/8回転して、日割出車12の歯30に続いて歯31にかみ合う。
図6Bの下部の図は、プログラム車13および月カム44の平面図を示し、その要素は、日かみ合い部分11と日割出車12との間の第1のかみ合いレベルAと、かみ合いレベルEの下の固定車47’および閏年割出フィンガ47との間に位置する。また、真夜中に日付が3月1日であると割り出され、日割出車12がさらに8分の1回転する場合に、それぞれのかみ合いレベルE、BおよびCでそれぞれの軸128’、129’、130’の周りを枢動するさまざまな格納式の歯128、129および130の非動作位置128l、129l、1301は明らかとなり、これにより、歯31は日割出歯車13’とかみ合わなくなる。枢動する格納式の歯128、129および130の突起1281、1291、1301とそれぞれ協働する弾性要素1282、1292および1302は、非動作の位置にこれらの格納式の歯を保持する。日割出車12は、日かみ合い部分11とともにかみ合いレベルAで8つの歯を含む場合でも、日プログラム車13そのそれぞれのかみ合いレベルB、C、D、Eに4つの歯、さらに精確には各レベルB、C、D、Eそれぞれに1つの歯のみ含み、これにより、かみ合い部分11の最後の歯による日割出車12が駆動することによって、以降の時間の日プログラム車13の動作に影響がない。したがって、日割出歯車13’は、この瞬間を過ぎて回転するようには駆動しない。しかし、特に図2Bに基づいて記載する上記の制御歯車列(符号15、16、32、33、41、42)は、31日から翌月の1日にそれぞれ移動する間、方向S1とは反対方向S2に1/12回転することによって月カム44と一体化する月歯車43を割り出す。それぞれの月の変化時にムーブメントに使用するエネルギーが大きくなり過ぎることを防止するために、代替実施形態では、月割出歯の種類は、月表示に関するものと、月プログラム歯車43の逆動に関するものとで、分けることは可能である。提案する実施形態によれば、符号32の月割出歯は、同時に月表示36および月プログラム歯車を作動させるための歯車の割り出しを引き起こすため、これらの月の割出歯は統合している。代替実施形態では、第2の割出歯は、レベルFで月割出歯車33と回転可能に固定されない月制御車41とかみ合い、これにより、このかみ合いは、たとえば、月の10日〜20日に、数日分前方に角度移動させることができ、したがって、月プログラム車の割り出しは、現在の月表示の割り出しとは同時に行わないことから、月末に同時に行う割出動作はあまり大きなトルクが必要とはならず、さらに、格納式の歯を動作位置に配置する必要がある場合、つまり、月の最終日の前の十分長い時間では、プログラム日車43の適切な配置を確実にすると考えられる。さらに、日割出車12は、歯状かみ合い部分11の7つの歯とかみ合った後に1回転し、この同じ歯状領域の次のかみ合いまでは、所定の位置で図6Aおよび図6Bの全ての図面に示す非歯状領域11’の表面によって保持され、その回転を妨げる。
本発明によるカレンダ機構によって提案するかみ合いの信頼性は、枢動する格納式の歯128、129および130の位置が、回転軸128’、129’および130’に対してそれぞれが有する回転1自由度によってのみ求められるという事実によって、格納式の歯の転換に、複雑なカムの表面、および/または、いくつかの構成部品を有するムーブメントを使用する機構に比して改善する。したがって、月カム44のさまざまな角度領域4401〜4412の間の高さ距離が、状態変化時、すなわち非動作位置から動作位置、その逆の変化時の進路角のみを求めることから、さまざまな割出再調整が行われるカムの表面が、枢動する格納式の歯128、129、130をそれらの動作位置128A、129A、130Aで示すために高性能である必要はない。この高さは、枢動する格納式の歯それぞれが、動作位置128A、129A、130Aにある場合に、日割出歯車13’の歯システムのそれぞれのかみ合いレベルで重ね合わせられるように選択される。図6Bでは、枢動する格納式の歯128’、129’、130’の回転軸は、同一円上に位置しておらず、すなわち、日割出歯車13’の回転中心から等距離にはないが、日割出車の符号28’、29’および30’それぞれの28番目、29番目および30番目の歯に対して枢動する格納式の歯128、129、130を重ね合わせた配置を実現するために、31日未満の月のカムの表面441、2月の月のカムの表面442および閏年のカムの表面461が2月のさまざまなかみ合いレベルE、B、Cで同一の場合に、この配置は有利となりうる。
図6Aおよび図6Bに示すように、31日未満の月末に欠落する日の再調整は、最初に、3つの再調整のかみ合レベルE、B、Cそれぞれで、次に、通常の日付割出レベルDで、最大4時間、つまり時刻20:00〜24:00にわたって毎時間、本発明によるカレンダ機構によって連続して行われ、一方では、日割出車12は、24時間車11のかみ合い領域によって駆動する。枢動する格納式の歯は全て、同じ時計ムーブメント歯車列、さらに精確には同じ部分(すなわち日割出車12)によって駆動することから、各補正には専用歯車列が必要なく、これによって、提案するカレンダ機構は、古典的な機構に比して構造が簡素化される。選択された好適な実施形態によれば、8に固定した日割出車12の歯数は、日割出車13’および枢動する格納式の歯128、129、130を含み、取り付けられた日プログラム車13を割り出すのに十分な角度で1/31回転し、同時に適切なかみ合いの深さで回転を実行するように選択される。さらに、日割出車12が精確に毎日1回転するという事実は、同じような動作が同じ位置から開始する1日周期によって繰り返されることを可能にする。かみ合いレベルB、C、Eが月末の全ての再調整動作、日割出動作のかみ合いレベルDに対して分離しているという事実によって、日プログラム車13および日割出車12のそれぞれの部品に関して、好ましくはかみ合いレベル毎に、モジュール単位の交換が可能となる。本発明によるカレンダ機構によって提供するこの可能性は、たとえば、かみ合いレベルDは毎日使用されるが、レベルBは年1回、レベルCは年5回、レベルEは4年のうち平年の3年で年1回使用されるため、きわめて有利である。
カレンダ機構は、古典的にケース0に配置される王冠を回転させることによる時間の調整が、筒車1を介して、最終的にカレンダ機構に伝達されるように、動作に関して、さらには両方向に日付表示を常に同期させることが可能である。これは旅行の目的地が、出発地域の時間帯よりも遅れている場合に、たとえば欧州から9時間遅れる米国西海岸の場合に有利となりうる。本発明によるカレンダ機構を装着した腕時計の使用者は、単に腕時計の時間を−9時間調整する必要しかなく、日付は、たとえば3月1日から2月28日または29日に自動的に逆方向に調整され、日付調整のために特別な操作を必要としない。腕時計の使用は、逆方向の操作での調整時に動作と同期しない通常の日付機構を備える腕時計に対してさらに簡単になるのみである。

Claims (15)

  1. 時計ムーブメントによって駆動され、月の日付を表示する歯車列(16〜24)を作動させる日プログラム車(13)を有し、前記日プログラム車(13)は、前記時計ムーブメントによって毎日1段階進められる日割出歯車(13’)と、前記時計ムーブメントにより駆動できる複数の格納式の歯(128、129、130)とを有するカレンダ機構であって、
    前記格納式の歯(128、129、130)それぞれは、前記時計ムーブメントによって駆動する動作位置(128A、129A、130A)と、前記時計ムーブメントによって駆動しない非動作位置(128l、129l、130l)との間で枢動可能に取り付けられ、前記格納式の歯(128、129、130)の前記動作位置(128A、129A、130A)および非動作位置(128l、129l、130l)は、カムの表面(441、442、461)によって求められることを特徴とする、カレンダ機構。
  2. 前記日割出歯車(13’)は、31の歯の均一な外部の歯システムを有し、
    前記時計ムーブメントによって作動する駆動歯車列(1、2、11、12)によって1段階分割り出され、
    前記格納式の歯(128、129、130)は、前記日割出歯車(13’)と一体化し、前記時計ムーブメントによって作動する同じ駆動歯車列(1、2、11、12)によって、動作位置(128A、129A、130A)に駆動される
    ことを特徴とする、請求項1に記載のカレンダ機構。
  3. 前記格納式の歯(128、129、130)の前記動作位置(128A、129A、130A)または前記非動作位置(128l、129l、130l)は、前記日割出歯車(13’)によって駆動される制御歯車列(15、16、32、33、41、42)によって毎月12分の1回転することにより割り出される月プログラム歯車(43)の位置によって制御されることを特徴とする、請求項1または2に記載のカレンダ機構。
  4. 前記制御歯車列(15、16、32、33、41、42)は、独立して回転可能な2つの同軸歯車(15、40)を含む中間車を含み、第1の歯車は、前記日割出歯車(13’)によって駆動し、前記日付を表示する歯車列(16〜24)を作動する日車(16)とかみ合う中間日車(15)であり、第2の歯車は、前記日車(16)によって駆動され、前記月プログラム歯車(43)とかみ合う中間月制御車(42)であることを特徴とする、請求項3に記載のカレンダ機構。
  5. 前記月プログラム歯車(43)は、前記日プログラム車(13)の少なくとも第1のかみ合いレベル(B)と、第2のかみ合いレベル(C)とに分散された別々のカムの表面(441、442)を含み、前記カムの表面(441、442)は、12の領域(4401、4402、4403、4404、4405、4406、4407、4408、4409、4411、4412)に分散され、それぞれ各月に対応しており、少なくとも2つの格納式の歯(129、130)の位置を求めることを特徴とする、請求項3または4に記載のカレンダ機構。
  6. 前記第1および前記第2のかみ合いレベル(B、C)における前記カムの表面(441、442)は、2月に関して同一であることを特徴とする、請求項4または5に記載のカレンダ機構。
  7. 前記時計ムーブメントによって駆動される曜日表示機構(5〜8)をさらに含み、前記曜日表示機構(5〜8)は、前記カレンダ機構とは独立して、時間を問わず調整可能であることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載のカレンダ機構。
  8. 前記カレンダ機構は、永久カレンダ機構であり、前記日プログラム車(13)は、2月に29日から30日に割り出すための第1のかみ合いレベル(B)でかみ合う第1の枢動する格納式の歯(129)と、31日未満の月の30日から31日を割り出すための第2のかみ合いレベル(C)でかみ合う第2の枢動する格納式の歯(130)と、閏年に2月の28日から29日を割り出すための第3のかみ合いレベル(E)でかみ合う第3の枢動する格納式の歯(130)とを含み、前記日割出歯車(13’)は、第4のかみ合いレベル(D)でかみ合うことを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載のカレンダ機構。
  9. マルタ十字歯車(46’)と一体化し、前記月プログラム歯車(43)で枢動するように取り付けられた閏年カム(46)を含み、前記閏年カム(46)は、前記日プログラム車(13)の前記第3のかみ合いレベル(E)に作用し、前記第3のかみ合いレベル(E)における前記閏年カム(46)の前記カムの表面(461)の形状は、2月の前記第1および前記第2のかみ合いレベル(B、C)の前記カムの表面(441、442)と同一であることを特徴とする、請求項8に記載のカレンダ機構。
  10. 前記月プログラム車(43)は、前記日プログラム車(13)と同軸であり、毎月、第5のかみ合いレベル(F)で前記日割出歯車(13’)によって駆動する制御歯車列(15、16、32、33、41、42)の一部を形成する中間月制御車(42)とかみ合うことを特徴とする、請求項8または9に記載のカレンダ機構。
  11. 前記時計ムーブメントは、第6のかみ合いレベル(A)でカレンダ日割出歯車(12)とかみ合う複数の歯を備える日かみ合い部分(11)と嵌合する24時間車(2)を含み、
    前記カレンダ日割出車(12)は、最大24時間にわたって1回転し、前記カレンダ日割出車(12)はさらに第1のかみ合い部分(29)を含み、
    前記カレンダ日割出車(12)は、割出歯(29、30、31、28)をさらに含み、それらの少なくとも1つが前記第1のかみ合いレベル(B)、前記第2のかみ合いレベル(C)、前記第3のかみ合いレベル(E)および前記第4のかみ合いレベル(D)にそれぞれ配置されることを特徴とする、請求項8〜10に記載のカレンダ機構。
  12. 前記カレンダ日割出車(12)の第1の割出歯(29)は、2月の29日から30日に割り出すために、第1のかみ合いレベル(B)の動作位置(129A)で第1の枢動する格納式の歯(129)とかみ合い、
    前記カレンダ日割出車(12)の第2の割出歯(30)は、31日未満の月の30日から31日に割り出すために、第2のかみ合いレベル(C)の動作位置(130A)で第2の枢動する格納式の歯(130)とかみ合い、
    前記カレンダ日割出車(12)の第3の割出歯(28)は、閏年の2月の28日から29日に割り出すために、第3のかみ合いレベル(E)の動作位置(128A)で第3の枢動する格納式の歯(128)とかみ合い、
    第4の割出歯(31)は、第4のかみ合いレベル(D)で前記日割出歯車(13’)の歯(131)とかみ合い、
    前記第1、第2、第3および第4のかみ合いレベルは、前記日かみ合い部分(11)とかみ合う前記カレンダ日割出車(12)の前記第6のかみ合いレベル(A)から開始して(B、C、D、E)の順に配置されることを特徴とする、請求項11に記載のカレンダ機構。
  13. 前記カレンダ日割出車(12)の回転軸と垂直な面の前記割出歯(29、30、31、28)の突起は、連続して均一な歯状領域を形成することを特徴とする、請求項11または12に記載のカレンダ機構。
  14. 日付表示(16〜24)のために、日車(16)によって駆動する月表示機構(33〜36)と、前記月表示機構(33〜36)によって駆動され、月指示歯車と同軸である閏年指示歯車(40)を含む閏年表示機構(37〜40)とをさらに含むことを特徴とする、請求項8〜13のいずれか1項に記載のカレンダ機構。
  15. 前記日割出車(12)の前記割出歯(29、30、31、28)は、前記24時間車(2)の前記日かみ合い領域(11)が、前記日割出車(12)とかみ合う際に、1時間間隔で前記第1、前記第2、前記第3および前記第4のかみ合いレベル(B、C、D、E)で前記日プログラム車(13)と連続してかみ合うように配置されることを特徴とする、請求項11〜14のいずれか1項に記載のカレンダ機構。
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