JP2012173167A - 赤外線カメラ - Google Patents

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【課題】カメラ側の放熱によるレンズユニットへの影響を抑えられる赤外線カメラを提供することを目的とする。
【解決手段】上記課題を解決するため、枠体にレンズが支持されたレンズユニットと、レンズを透過した赤外線を熱で検知して画像信号に変換する赤外センサをハウジング内に封入した赤外センサモジュールと、当該レンズユニットと赤外センサモジュールとの間に配置されるシャッタユニットとを備え、当該赤外センサモジュールのハウジングとシャッタユニットとの間に遮熱空間を設けたことを特徴とする赤外線カメラを採用した。
【選択図】図1

Description

本件発明は、赤外線の入射量を熱的に検知して、画像信号に変換処理する赤外線カメラに関する。
遠赤外、中赤外あるいは近赤外線等の放射エネルギーを検出して映像に変換する赤外線カメラは、例えば、製品の品質検査、警備上の監視、自動車走行時や災害時における暗所での人や動物の感知等に用いられる。赤外線カメラの撮像方法として、例えば、特許文献1に開示されているように、赤外線を熱的に検知する熱型赤外線撮像素子が受光部として用いられる。特許文献1に開示の熱型赤外線カメラは、温度に応じて物理的特性が変化する温度検知部と入射した赤外線量に応じて発熱する赤外線吸収層とが熱的に結合して構成された受光部を備える。そして、赤外線の入射により赤外線吸収層が発熱し、この熱が温度検知部に温度変化を生じさせると、温度検知部の物理的特性に生じる変化を電流又は電圧の変化として読み出すことで赤外線を電気信号として出力する。
このように赤外線量を温度で検知する熱型赤外線カメラは、撮像素子の温度管理が重要となる。特許文献1には、熱型赤外線撮像素子に電子冷却素子を貼り付け、温度センサーで素子温度を測定し、フィードバック制御をかけて、熱型赤外線撮像素子を所望の温度に制御することが開示されている。また、特許文献2には、カメラ装置の内部を一定温度に保つべく、カメラハウジングの外気温度に応じて外部放熱フィン又は内部放熱フィンの温度を制御することが開示されている。
さらに、従来、赤外線カメラは、防犯カメラ等の定点観察用途、自動車のナイトビジョン等の用途において、人や動物の有無が判別可能である程度であり、広角撮像は可能であるが、解像度が不十分であった。しかし、近年、赤外線カメラ用のレンズにおいても、高い解像度のものが求められ、且つ、広角、高倍率といった目的に応じて、可視光カメラのように、望遠や広角等、用途に応じて用いられる交換レンズへの期待が高まっている。
例えば、特許文献3には、広角にすべく設計された複数のレンズからなる遠赤外線カメラ用レンズを用いたレンズユニットと、赤外センサとを備えた撮像装置が開示されている。この赤外線カメラ用のレンズは、赤外光を透過させることが可能なゲルマニウムからなるものが用いられている。これらの赤外線カメラ用のレンズは、温度とレンズの屈折率との相関が高く、僅かな温度変化でもレンズの屈折率が変化し焦点がずれてしまう。特に、特許文献3に開示の撮像装置のように、複数のレンズを用いる場合、合焦精度を高く維持するためには、各レンズの温度を一定に保つ必要がある。そこで、特許文献4には、ゲルマニウムレンズ近傍の温度を検出する温度センサを設置し、温度センサの検出した温度に応じて、フォーカス駆動部を駆動して焦点距離を補正するカメラ装置が開示されている。
特開平10−281864号公報 特開2010−175835号公報 特開2009−63942号公報 特開2003−131106号公報
上述の通り、赤外線量を熱で検知する赤外線カメラの場合、カメラ及びレンズユニットのそれぞれにおいて、温度管理が重要であるが、カメラ側とレンズユニット側とでは、温度管理条件が異なる。例えば、特許文献1,2に開示の技術では、撮像素子側の温度管理のために、撮像素子を収容する筺体外部に放熱させるが、冷却素子としてペルチェ素子を用いており、ペルチェ素子による外部への放熱量が高くなる。このカメラ側の放熱がレンズユニット側の温度に影響を与え、その結果、温度制御手段の稼働率が高くなり消費電力が多いという課題があった。
そこで、本件発明は、カメラ側の放熱によるレンズユニットへの影響を抑えられる赤外線カメラを提供することを目的とする。
本発明者等は、鋭意研究を行った結果、以下の赤外線カメラを採用することで上記目的を達成するに到った。
本件発明に係る赤外線カメラは、枠体にレンズが支持されたレンズユニットと、レンズを透過した赤外線を熱で検知して画像信号に変換する赤外センサをハウジング内に封入した赤外センサモジュールと、当該レンズユニットと赤外センサモジュールとの間に配置されるシャッタユニットとを備え、当該赤外センサモジュールのハウジングとシャッタユニットとの間に遮熱空間を設けたことを特徴とする。
本件発明に係る赤外線カメラは、前記赤外センサモジュールのハウジングとシャッタユニットとを離間配置した状態で固定させる固定部材により前記遮熱空間を形成したものがより好ましい。
本件発明に係る赤外線カメラでは、より好ましくは、前記固定部材は、表面が断熱材で覆われたものである。
本件発明に係る赤外線カメラでは、前記赤外センサモジュールは、前記赤外センサを第1ハウジング内に封入し、当該第1ハウジング内の熱を第1ハウジング外に放出する放熱部を有し、第1ハウジング内を所定の温度に保つ調熱手段を備え、少なくとも当該放熱部を含む第1ハウジングの外周部が第2ハウジングで囲まれたものであり、当該第2ハウジングと前記シャッタユニットとの間を前記固定部材で固定して遮熱空間を形成するものがより好ましい。
本件発明に係る赤外線カメラでは、前記調熱手段は、ペルチェ素子を用いて赤外センサの熱を吸熱し、第2ハウジングにて放熱するものがより好ましい。
本件発明に係る赤外線カメラは、枠体にレンズが支持され、レンズマウントをカメラ本体に備えるカメラマウントと係合させてカメラ本体に取り付けられるレンズユニットと、カメラ本体に設けられ、レンズを透過した赤外線を熱で検知して画像信号に変換する赤外センサをハウジング内に封入した赤外センサモジュールと、レンズユニットと赤外センサとの間に配置されるシャッタを保持し、当該カメラマウントと隣接配置されるシャッタユニットとを備え、レンズマウントとカメラマウントとの温度差が5度以内であり、カメラマウントとシャッタユニットとの温度差が5度以内であることを特徴とする。
本件発明に係る赤外線カメラは、より好ましくは、前記レンズユニットは、レンズマウントをカメラ本体に備えるカメラマウントと係合させる交換レンズユニットであり、レンズマウントとカメラマウントとの温度差が5度以内であり、カメラマウントとシャッタユニットとの温度差が5度以内であり、当該シャッタユニットと前記赤外線モジュールのハウジングとの温度差が10度以上である。
本件発明に係る赤外線カメラは、赤外センサモジュールとシャッタユニットとの間に遮熱空間を設けることにより、構造的にカメラモジュール側で発生する熱がレンズユニット側に伝わり難くすることができる。また、本件発明に係る赤外線カメラは、レンズマウント、カメラマウント、シャッタユニット間の温度差が小さいので、シャッタの温度がレンズの温度を近似させることができ、シャッタによる赤外センサの温度補正機能を効果的に発揮させることができる。
本件発明に係る赤外線カメラの一例を示す断面図である。 本件発明に係る赤外線カメラの固定部材に断熱材を設けた例を示す断面図である。 本件発明に係る赤外線カメラの第2の実施の形態を示す断面図である。
以下、本件発明に係る赤外線カメラの好ましい実施の形態を説明する。図1は、本件発明に係る赤外線カメラ1の第1の実施の形態を示す断面図である。本件発明に係る赤外線カメラ1は、レンズユニット2と、赤外センサモジュール3と、シャッタユニット5とを備える。そして、赤外センサモジュール3とシャッタユニット5との間に遮熱空間4を有することを特徴とする。なお、本件発明に係る赤外線カメラ1は、中赤外、遠赤外領域の赤外線を撮像対象とする場合に特に好適に用いられる。
レンズユニット2は、枠体21に複数のレンズ14が光軸Lに沿って支持され、そのレンズ14のうち、ズームレンズ、フォーカスレンズ等が光軸方向に移動可能に設けられる。また、レンズユニット2の像面側の端部にはレンズマウント22を備え、カメラ本体10に備えるカメラマウント16と係合してカメラ本体10に取り付けられる。本実施の形態では、レンズユニット2は、赤外センサモジュール3を備えるカメラ本体10に着脱可能な交換レンズとしたが、本件発明は、レンズユニットをカメラ本体に固定する赤外線カメラにおいても効果を奏する。
赤外センサモジュール3は、カメラ本体10に設けられ、レンズ14を透過した赤外線を熱で検知して画像信号に変換する赤外センサ31を有する。赤外センサモジュール3は、赤外センサ31と、この赤外センサ31を収容するハウジング32とを備える。
赤外センサ31は、撮像性能、設置環境の観点から、ボロメータ、サーモパイル、サーミスタ等を用いることが好ましい。この赤外センサ31は、ハウジング32(第1ハウジング321)内に配置され、中赤外、遠赤外領域の赤外光を検知する検知面31aを有する。具体的には、ハウジング32(第1ハウジング321)の開口32aに面した位置に検知面31aを配置し、この開口32aにゲルマニウム製の窓32bを嵌合して接着し、減圧処理することにより、ハウジング32(第1ハウジング321)内に赤外センサ31を真空密封する。ボロメータ(赤外センサ31)の検知面31aは、シリコン、ゲルマニウム、・・・等の半導体、白金、ニッケル等の金属、ニオブ、錫などの超伝導体、カルコゲナイドガラスなどの誘電体からなる薄膜を用いることができる。
この赤外センサ31は、赤外線量を熱により検知するものであり、感度、信号雑音比を大きくするために、所望の温度に保持することが好ましい。そのため、赤外センサモジュール3には、調温手段33を有する。調温手段33は、赤外センサ31の検知面31aにおいて、熱検知により生じた熱を所定温度に調整する調温素子33aと、調温素子33aで吸収した熱をハウジング32外に放熱する放熱部33bとを備える。本実施の形態では、調温素子33aは、ペルチェ素子を用いた。放熱部33bは、調温素子33aに接続された熱伝導部材であり、調温素子33aが赤外センサ31の検知面31aを調熱することにより生じた熱を第1ハウジング321の外部に放熱する。本実施の形態では、第1ハウジング321のうち、窓部32aを有する面(シャッタ51と対向する面)を除く面をアルミニウム製とし、第1ハウジング321のアルミニウム製の部分を放熱部33bとした。
ここで、赤外センサモジュール3のハウジング32は、赤外センサ3を密封する第1ハウジング321と、少なくとも放熱部33bを含む第1ハウジング321の外周部を囲む第2ハウジング322とからなる。第2ハウジング322は、放熱部33bからの熱がカメラ本体10の外部に伝わらないように設けられる。なお、本実施の形態では、第1ハウジング321は、側面及び像面側は断熱性を考慮してセラミック製とし、レンズユニット2側の開口32aを有する面は金属製とした。また、第2ハウジング322は、アルミニウム製とすることにより、外部に放熱しやすい構成とした。
シャッタユニット5は、シャッタ51が開閉可能な状態で枠体52に取り付けられたユニットである。レンズユニット2と赤外センサモジュール3との間に配置され、所定の間隔でシャッタ51が開閉する。赤外線量を熱で検知する赤外線カメラでは、被写体側の温度変化量を赤外センサ31で検知するため、撮像性能を高めるためには、赤外センサ31を基準温度に保つ必要がある。そこで、基準温度に設定されたシャッタ51をレンズ14と赤外センサ31との間に設け、シャッタ51を逐次閉じて、赤外センサ31の検知温度を基準温度に補正する。
ここで、シャッタ51とレンズ14との間に温度差があると、シャッタ51が開いて赤外センサ31とレンズ14と対向させた場合に、赤外センサ31がシャッタ51とレンズ14との温度変化量を検知してしまい、レンズ14自体の温度を要因とする撮像誤差が生じてしまう。そのため、レンズ14とシャッタ51とは、温度差が生じないようにコントロールする必要があり、レンズ14及びシャッタ51周辺の温度の影響を極力排除したい。しかし、赤外センサモジュール3の第2ハウジング322には、赤外センサ31の調温手段により、第1ハウジング321外に放出された熱がある程度滞留するため、赤外センサモジュール3側からの熱の影響を受けやすい。そこで、本件発明に係る赤外線カメラ1では、レンズユニット、シャッタユニット、赤外センサモジュールを、熱伝導性を考慮した配置で構成することで、熱の影響を抑制することにした。
つまり、本件発明に係る赤外線カメラ1では、レンズ14及びシャッタ51に対し、赤外センサモジュール3の温度管理により発生する熱の影響を防ぐべく、赤外センサモジュール3のハウジング32とシャッタユニット5との間に遮熱空間4を設けた。本件発明で設ける遮熱空間4は、ハウジング32とシャッタユニット5との間に空隙を設けるという構造的な手段により、赤外センサモジュール3とレンズユニット2並びにシャッタユニット5との間の相互の熱の影響を防ぐこととした。なお、赤外センサモジュール3には、ハウジング32内の熱を検知しながら電気的に制御する手段を設けることがあるが、これらの制御手段と併用すれば、より効果的に、断熱性を高めることができる。
この遮熱空間4を形成するために、固定部材6を用いる。固定部材6は、遮熱空間4を形成し、且つ、シャッタユニット5と赤外センサモジュール3と光軸方向における離間距離が所定の長さとなる位置で固定するために用いる。固定部材6は、シャッタユニット5及び赤外センサモジュール3に接する部材であるので、接地面積を極力抑えて、熱伝導性を低く抑えることが好ましい。固定部材6の形状は、例えば、複数のビス等のような柱状部材、薄板の筒状部材等が考えられる。固定部材6を円柱状の筒体にすれば、遮熱空間4の空気の対流を防ぐことができる。また、固定部材は、断熱性、蓄熱性、強度等のバランスを考慮して、ポリアセタール(POM)、ポリスチレン(PS)、ABS、ステンレス(SUS304)、チタン等からなるものが好ましい。
また、図2に示すように、固定部材6の周囲を断熱材61で覆うことにより、固定部材6に伝わった熱が遮熱空間4への伝導することを防いで、レンズユニット2と第2ハウジング322との間の断熱性を高めることができるので好ましい。固定部材6の周囲を覆う断熱材としては、石綿、グラスウール、陶器、ガラス、紙等からなるものが考えられる。また、図2に示すように、固定部材6を取り付けた後に、固定部材6の露出部分を断熱材で被覆する構成の他、表面に予め断熱処理が行われた固定部材を用いても良い。
遮熱空間4は、赤外センサモジュール3とシャッタユニット5との間に熱が伝わり難く、且つ、当該遮熱空間4の空気が流動しない程度の隙間とすることが好ましい。本実施の形態では、赤外センサモジュール3の第2ハウジング322のレンズ14側の面322aと、シャッタユニット5の枠体52との離間距離を2mmとした。
本件発明に係る赤外線カメラ1では、赤外センサモジュール3側と、レンズユニット2側とをそれぞれ温度管理するために、両者の断熱性を高めるべく遮熱空間4を形成した。この他に、図3に示す第2の実施の形態のように、本件発明に係る赤外線カメラ1では、レンズ14とシャッタ51との間の温度を近似させるために、カメラマウント16、レンズマウント22及びシャッタユニット5の枠体52との密着性を高める構成とした。
本件発明に係る赤外線カメラ1は、レンズマウント22とカメラマウント16との温度差が5度以内であり、カメラマウントとシャッタユニットとの温度差が5度以内であることが好ましい。レンズ14とシャッタ51との温度を近似させるために、カメラマウント16、レンズマウント22及びシャッタユニット5の枠体52は、熱伝導率が高く、且つ同等の熱伝導率の材料で形成することが好ましい。本実施の形態では、カメラマウント16、レンズマウント22及びシャッタユニット5の枠体52は全てアルミニウム製とした。その結果、カメラマウント16とレンズマウント22との温度差は0℃〜2℃、カメラマウント16とシャッタユニット5の枠体52との温度差は0℃〜2℃と、それぞれの温度差が極めて小さい値とすることができた。
さらに、シャッタユニット5と赤外線モジュール3のハウジング32との温度差は10度以上とすると、レンズユニット2及びシャッタユニット5と、赤外センサ31との間の断熱性を高めることができて好ましい。上述の遮熱空間4を形成すると、レンズユニット2及びシャッタユニット5と、赤外センサ31との間の温度差を10℃以上とすることができる。また、遮熱空間4の他に、冷却装置等を併用すると、装置重量や消費電力量は増加するが、温度差を容易に保つことができる。
本件発明に係る赤外線カメラは、レンズユニットと赤外センサモジュールとを構造的に断熱させる構成であるので、放熱や蓄熱等、所望の温度管理を行う装置と組み合わせて用いると、温度管理の効率を高め、省電力化に貢献できる。また、交換レンズを用いる赤外線カメラにおいても、汎用的に利用可能である。また、本件発明に係る赤外線カメラは、レンズユニット及びシャッタユニットの温度差を極めて低く抑えられ、撮像性能を向上させられるので、細部の品質検査等に用いる赤外線カメラに利用可能である。
1・・・赤外線カメラ
2・・・レンズユニット
3・・・赤外センサモジュール
4・・・遮熱空間
5・・・シャッタユニット
6・・・固定部材
10・・・カメラ本体
16・・・カメラマウント
22・・・レンズマウント
33・・・調熱手段
61・・・断熱材
321・・・第1ハウジング
322・・・第2ハウジング

Claims (7)

  1. 枠体にレンズが支持されたレンズユニットと、
    レンズを透過した赤外線を熱で検知して画像信号に変換する赤外センサをハウジング内に封入した赤外センサモジュールと、
    当該レンズユニットと赤外センサモジュールとの間に配置されるシャッタユニットとを備え、
    当該赤外センサモジュールのハウジングとシャッタユニットとの間に遮熱空間を設けたことを特徴とする赤外線カメラ。
  2. 前記赤外センサモジュールのハウジングとシャッタユニットとを離間配置した状態で固定させる固定部材により前記遮熱空間を形成した請求項1に記載の赤外線カメラ。
  3. 前記固定部材は、表面が断熱材で覆われたものである請求項1又は請求項2に記載の赤外線カメラ。
  4. 前記赤外センサモジュールは、前記赤外センサを第1ハウジング内に封入し、当該第1ハウジング内の熱を第1ハウジング外に放出する放熱部を有し、第1ハウジング内を所定の温度に保つ調熱手段を備え、少なくとも当該放熱部を含む第1ハウジングの外周部が第2ハウジングで囲まれたものであり、
    当該第2ハウジングと前記シャッタユニットとの間を前記固定部材で固定して遮熱空間を形成する請求項1〜請求項3のいずれかに記載の赤外線カメラ。
  5. 前記調熱手段は、ペルチェ素子を用いて赤外センサの熱を吸熱し、第2ハウジングにて放熱する請求項4に記載の赤外線カメラ。
  6. 枠体にレンズが支持され、レンズマウントをカメラ本体に備えるカメラマウントと係合させてカメラ本体に取り付けられるレンズユニットと、
    カメラ本体に設けられ、レンズを透過した赤外線を熱で検知して画像信号に変換する赤外センサをハウジング内に封入した赤外センサモジュールと、
    レンズユニットと赤外センサとの間に配置されるシャッタを保持し、当該カメラマウントと隣接配置されるシャッタユニットとを備え、
    レンズマウントとカメラマウントとの温度差が5度以内であり、カメラマウントとシャッタユニットとの温度差が5度以内であることを特徴とする赤外線カメラ。
  7. 請求項1〜請求項5のいずれかに記載の赤外線カメラにおいて、
    前記レンズユニットは、レンズマウントをカメラ本体に備えるカメラマウントと係合させる交換レンズユニットであり、
    レンズマウントとカメラマウントとの温度差が5度以内であり、カメラマウントとシャッタユニットとの温度差が5度以内であり、
    当該シャッタユニットと前記赤外線モジュールのハウジングとの温度差が10度以上である赤外線カメラ。
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