JP2012168563A - 光コネクタ付き光モジュール、及び、光コネクタ付き光モジュールを有する並列光伝送装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】光モジュール基板34と電気素子33とこれらを覆うカバー35とを有し、光モジュール3と、光モジュール3に接続される光コネクタ4とを備え、カバー35は、光コネクタの3のコネクタ部42を配置するための開口部39を有し、開口部39を形成する内縁部には、コネクタ部42の壁部との間に接着剤を溜める接着剤溜部130と、接着剤溜部130と連通し前記壁部との間に隙間145を生じさせる隙間部とが形成されており、隙間部が形成されている内縁部は下部が切り欠かれている。
【選択図】図4
Description
また従来は、コネクタと接着部の隙間を小さくすると一般的に用いられている接着剤では粘度が高く十分に接着剤が行き渡らずに強度が保てない、隙間を広くすると接着剤の固化の際に位置ズレが生じるという問題があった。
図1は、本発明の並列光伝送装置の好ましい実施形態を示す分解斜視図である。図2は、並列光伝送装置の要素を組み立てた状態を示す斜視図である。
図3に示すように、光モジュール3は、ESA基板(光モジュール基板)34と、このモジュール基板34の配線パターン上に実装された光素子アレイ(例えばVCSELアレイ)32と、モジュール基板34の配線パターン上に実装されて光素子アレイ32と電気的に接続されたIC(電気素子)33と、モジュールカバー35を有する。
図1と図2に示すように、光モジュール3は、電気プラガブルソケット1のモジュール収容凹部14内に着脱自在に装着され、光モジュール3は、装着時には電気プラガブルソケット1を介して電気端子と電気的に接続されて電気信号を光信号に或いは光信号を電気信号に変換する機能を有する。
なお、図6(B)に示すように、モジュールカバー35の内面35Dとモジュール基板34の表面34Fとは、エポキシ樹脂とAgペーストで熱的に接着されている。
図4と図5に示すように、光コネクタ4のコネクタ部42は、ほぼ矩形状の開口部39内に接着剤Wを注入してモジュールカバー35の開口部39内に位置決めされ、接着剤Wを硬化させることでモジュールカバー35に対して固定されている。
モジュールカバー35の内縁部121とコネクタ部42の第1壁部41Rと第2壁部41Sとの間には、それぞれ小さな隙間145が形成されている。
まず、開口部39内にコネクタ部42を配置して、4つの第1溜部130R、130Rと第2溜部130S、130Sに深さ方向で1/3までUV(紫外線硬化)硬化樹脂がニードルにより注入され、コネクタ部42の位置合わせを行った後に、紫外線を照射することで、コネクタ部42の第1壁部41Rと第2壁部41Sを内縁部121に対して仮固定する。これによって続く熱硬化時に位置ズレが起こらない。
このようにして、本発明の実施形態では、接着剤を接着剤溜部から容易に注入して光コネクタが光モジュールに対して固定でき、光コネクタを光モジュール基板に対して簡単にかつ確実に位置決めでき、かつ硬化後も位置ずれすることがない。
図8は、本発明の光モジュールと光コネクタを示す斜視図であり、図9は、図8のK−K線における光モジュールと光コネクタの断面図である。図10(A)は、図9のP−P線における光モジュールと光コネクタの断面図であり、図10(B)は、図9のQ−Q線における光モジュールと光コネクタの断面図である。なお、図8〜図10に示す要素が、図4〜図6に示す要素と同様である場合には、同じ符号を記して説明を省略する。
図4と図5に示す光モジュール3では、テープファイバ41の複数本の光ファイバ41Fは、ほぼ90度折り曲げられて、光ファイバ41Fの先端部は光素子アレイ32に対面している。
この内縁部121には、コネクタ部42の第1壁部41Rと第2壁部41Sとの間に接着剤Wを溜めるための接着剤溜部230が形成されている。接着剤溜部230は例えば半円形状の凹部である。接着剤溜部230は、2つの第1溜部230Rと2つの第2溜部230Sを有する。
接着剤は、好ましくは位置決め用の紫外線硬化樹脂と、保持用の熱硬化性のエポキシ樹脂接着剤とからなる。
接着剤溜部130,230は上から見て例えば半円形状の凹部であるが、例えば三角形、半楕円形の凹部等の他の形状を採用しても良い。接着剤溜部130.230は、ともに2つの第1溜部と2つの第2溜部を有しているが、第1溜部の設定数と第2溜部の設定数はこれに限らず、1つの第1溜部と1つの第2溜部を設けることや、3つ以上の第1溜部と3つ以上の第2溜部を設けるようにしても良い。また、光モジュール3に含まれるレンズアレイ81と光コネクタ4Aの接続部近傍に溜部を設けて接続を補強することもできる。
2 押さえ部材
3 光モジュール
4 光コネクタ
5 PCB(Printed Circuit Board)基板(電気基板の一例)
13 複数の接続端子部
13C 底壁部
14 収容凹部
14B 周壁部
21 押さえ部材の窓
24 光コネクタ収容部
32 光素子アレイ(例えばVCSELアレイ)
33 IC(電気素子)
34 ESA基板(光モジュール基板)
35 モジュールカバー(カバーの一例)
39 モジュールカバーの開口部
41 テープファイバ
42 コネクタ部
51 電気端子
100 並列光伝送装置
130,230 接着剤溜部
130R、230R 第1溜部
130S、230S 第2溜部
Claims (9)
- 光モジュール基板と、電気素子と、前記光モジュール基板と前記電気素子を覆うカバーとを有し、電気信号を光信号に或いは光信号を電気信号に変換する機能を有する光モジュールと、
前記光モジュールとの間で前記光信号を伝送するファイバと、前記ファイバを接続するコネクタ部とを有する光コネクタと、を備え、
前記カバーは、前記コネクタ部を配置するための開口部を有し、
前記開口部を形成する前記カバーの内縁部には、
前記コネクタ部の壁部との間に接着剤を溜める接着剤溜部と、前記接着剤溜部と連通し、前記コネクタ部の前記壁部との間に隙間を生じさせる隙間部とが形成されており、
前記隙間部が形成されている内縁部は、下部が切り欠かれていることを特徴とする光コネクタ付き光モジュール。 - 前記接着剤溜部に前記接着剤が充填されるとともに、前記隙間部の上部と下部の少なくとも一部とに前記接着剤が埋められることを特徴とする請求項1に記載の光コネクタ付き光モジュール。
- 前記コネクタ部の前記壁部は、第1壁部と前記第1壁部とは反対側の第2壁部を有し、
前記接着剤溜部は、前記コネクタ部の前記第1壁部に対面する複数の第1溜部と、前記コネクタ部の前記第2壁部に対面する複数の第2溜部と、を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の光コネクタ付き光モジュール。 - 前記接着剤溜部は、半円形状の凹部であることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の光コネクタ付き光モジュール。
- 前記カバーの前記内縁部の上端は面取りされていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の光コネクタ付き光モジュール。
- 前記接着剤は、エポキシ樹脂接着剤であることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の光コネクタ付き光モジュール。
- 前記接着剤は、位置決め用の紫外線硬化樹脂と、保持用の熱硬化性のエポキシ樹脂接着剤とからなることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の光コネクタ付き光モジュール。
- 複数の電気端子を有する電気基板と、
前記電気端子と電気的に接続された請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の光コネクタ付き光モジュールと、
を有することを特徴とする並列光伝送装置。 - 前記電気基板に固定される電気プラガブルソケットと、
前記電気プラガブルソケットに着脱自在に固定される押さえ部材と、をさらに備え、
前記光コネクタ付き光モジュールは、前記電気プラガブルソケットを介して前記電気端子と電気的に接続され、
前記押え部材は、前記コネクタ付き光モジュールと前記電気プラガブルソケットの上に配置されることを特徴とする請求項8に記載の並列光伝送装置。
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