JP2012168298A - 厚さ検出装置、画像形成装置、画像形成方法、画像形成プログラム及び記録媒体 - Google Patents

厚さ検出装置、画像形成装置、画像形成方法、画像形成プログラム及び記録媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP2012168298A
JP2012168298A JP2011027955A JP2011027955A JP2012168298A JP 2012168298 A JP2012168298 A JP 2012168298A JP 2011027955 A JP2011027955 A JP 2011027955A JP 2011027955 A JP2011027955 A JP 2011027955A JP 2012168298 A JP2012168298 A JP 2012168298A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thickness
sheet
paper
conveyance
fixing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2011027955A
Other languages
English (en)
Inventor
Naohiro Funada
直裕 船田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2011027955A priority Critical patent/JP2012168298A/ja
Publication of JP2012168298A publication Critical patent/JP2012168298A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、シート状部材の厚さを正確に検出し、また、該シート状部材の厚さに適した定着温度制御を行う。
【解決手段】複写装置1は、用紙が搬送される搬送路上の所定位置で、該用紙の搬送に先立って予め厚さの分かっている基準厚さ部材504の該厚さを、基準紙厚検出センサ501によって基準厚さとして検出するとともに、該搬送路上を搬送される用紙の厚さを、紙厚検出センサ502によって検出して、該用紙の厚さを該基準厚さに基づいて補正して該用紙の実厚さを求め、該用紙の実厚さに基づいて、定着ユニット270で、該用紙を加熱して画像を定着させる際の定着温度を調整する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、厚さ検出装置、画像形成装置、画像形成方法、画像形成プログラム及び記録媒体に関し、詳細には、シート状部材の厚さを正確に検出する厚さ検出装置、該シート状部材の厚さに適切な定着温度制御を行う画像形成装置、画像形成方法、画像形成プログラム及び記録媒体に関する。
複写装置、プリンタ装置、複合装置等の画像形成装置においては、近時、電子写真方式を用いて画像形成を行っている。このような電子写真方式で画像形成を行う画像形成装置は、一様に帯電させた感光体上に画像データにより変調したレーザ光を照射して静電潜像を形成して、感光体上に形成した静電潜像を現像ユニットでトナー(現像剤)を用いて現像し、給紙部からレジストローラでタイミング調整されて感光体と転写ローラ(転写部材)との間に搬送されてくる用紙等のシート状部材(以下、適宜、用紙という。)に、転写電源から転写ローラを介して高圧の転写バイアス(電圧、電流)を印加して感光体上のトナー画像を転写することで、トナー画像を用紙に形成している。電子写真方式の画像形成装置は、このようにしてトナー画像を転写した用紙を定着部で、加熱・加圧しつつ搬送して、トナー画像を用紙に定着させている。
このような電子写真方式の画像形成装置においては、上述のように、定着部で、トナー画像を転写した用紙を、加熱・加圧しつつ搬送して、トナー画像を用紙に定着させているが、カラー画像形成装置の場合、トナー画像が、少なくとも色の三原色であるイエロー、マゼンタ、シアンの三色のトナーが重ね合わされて転写されており、また、用紙の種類(表面性等)や用紙厚みによって用紙上のトナー画像に対する圧力のかかり方や熱の伝わり方に差が生じ定着性能が用紙厚さによって変化する。その結果、薄い用紙に定着温度を合わせると、厚い用紙では、トナー画像が未定着となったり、逆に、厚い用紙に定着温度を合わせると、薄い用紙ではローラへのトナーのオフセットが発生したり、トナーのグロスが上がって、画像品質が劣化するという問題があった。
そこで、従来、定着部より上流側の被記録部材搬送路に被記録部材の厚みを検出する厚み検出手段を設け、該厚み検出手段の検出信号に基づいて定着部の温度を制御する技術が提案されている(特許文献1参照)。そして、この従来技術にあっては、被記録部材であるシート状部材の厚みを検出するために、シート状部材で変位する部材の回折格子に対する位置変動を光センサで検出することで、シート状部材の厚みを検出している。
しかしながら、上記公報記載の従来技術にあっては、シート状部材の厚みを定着部の上流側で1度だけ検出してああい検出結果に基づいて定着温度を制御しているため、シート状部材の挙動による誤差や温湿度等の環境変動によるシート状部材の厚さの検出に誤差が発生することによる定着温度制御の不適切さを招く恐れがあり、正確にシート状部材の厚さを検出して、画像品質を向上させる上で、改良の必要があった。
そこで、本発明は、シート状部材の厚さを正確に検出する厚さ検出装置及び画像形成されるシート状部材の厚さを正確に検出して、画像品質を向上させることのできる画像形成装置、画像形成方法、画像形成プログラム及び記録媒体を提供することを目的としている。
本発明は、上記目的を達成するために、シート状部材が搬送される搬送路上の所定位置で、該シート状部材の搬送に先立って予め厚さの分かっている基準部材の該厚さを基準厚さとして検出するとともに、該搬送路上を搬送される該シート状部材の厚さを検出して、該シート状部材の厚さを該基準厚さに基づいて補正して該シート状部材の実厚さを求めることを特徴としている。
また、本発明は、シート状部材が搬送される搬送路上の所定位置で、該シート状部材の搬送に先立って予め厚さの分かっている基準部材の該厚さを基準厚さとして検出するとともに、該搬送路上を搬送される該シート状部材の厚さを検出して、該シート状部材の厚さを該基準厚さに基づいて補正して該シート状部材の実厚さを求め、該シート状部材の実厚さに基づいて、該シート状部材を加熱して画像を定着させる際の定着温度を調整することを特徴としている。
また、本発明は、検出した前記シート状部材の厚さから検出した前記基準厚さを減算した差分値に基づいて前記実厚さを求めることを特徴としていてもよい。
本発明によれば、シート状部材の厚さを正確に検出することができ、また、シート状部材の厚さを正確に検出して、画像品質を向上させることができる。
本発明の一実施例を適用した複写装置の正面概略構成図。 ローラと紙厚検出センサの配置関係を示す図。 基準紙厚検出センサと紙厚検出センサ部分の概略構成図。 複写装置の要部ブロック構成図。 紙厚検出に基づく定着制御系の機能ブロック構成図。 紙厚に基づく画像形成制御処理を示すフローチャート。 紙厚検出センサの紙厚に対する出力特性を示す図。
以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施例は、本発明の好適な実施例であるので、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明によって不当に限定されるものではなく、また、本実施の形態で説明される構成の全てが本発明の必須の構成要件ではない。
図1〜図7は、本発明の厚さ検出装置、画像形成装置、画像形成方法、画像形成プログラム及び記録媒体の一実施例を示す図であり、図1は、本発明の厚さ検出装置、画像形成装置、画像形成方法、画像形成プログラム及び記録媒体の一実施例を適用した複写装置1の正面概略構成図である。
図1において、複写装置(厚さ検出装置、画像形成装置)1は、給紙部100、プリンタ部200及びスキャナ部300が順次重ねられた構成となっており、スキャナ部300の上には、原稿自動搬送装置(以下、ADFという。)400が搭載されている。
プリンタ部200は、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色の画像を形成するための4組のプロセスカートリッジ210Y、210C、210M、210Kからなる画像形成ユニット210、光書込ユニット230、中間転写ユニット240、2次転写部250、レジストローラ対260、ベルト定着方式の定着ユニット270及び用紙反転ユニット280等を備えている。
光書込ユニット230は、図示しない光源、ポリゴンミラー、fθレンズ、反射ミラー等を有し、各色の画像データに基づいて変調させたレーザ光を、各色のプロセスカートリッジ210Y、210C、210M、210Kの感光体211Y、211C、211M、211Kの表面に照射して、該感光体211Y、211C、211M、211K上に各色の画像の静電潜像を形成する。各プロセスカートリッジ210Y、210C、210M、210Kは、それぞれICタグが付与されて、複写装置1に着脱可能に搭載されている。
プロセスカートリッジ210Y、210C、210M、210Kは、番号は付さないが、ドラム状の感光体211Y、211C、211M、211Kの周囲に、帯電器、現像器、クリーニング装置及び除電器等を備えており、帯電器が、交流電圧の印加される帯電ローラを感光体211Y、211C、211M、211Kに摺擦させることで、感光体211Y、211C、211M、211Kの表面を一様に帯電させる。なお、帯電器としては、帯電ローラに代えて帯電ブラシ等の他の部材を接触させるものであってもよく、また、接触帯電方式のものに限るものではなく、非接触帯電方式のスコロトロンチャージャを用いてもよい。
帯電処理の施された感光体211Y、211C、211M、211Kの表面には、光書込ユニット230によってそれぞれ各色の画像データに基づいて変調及び偏向されたレーザ光Lが照射され、感光体211Y、211C、211M、211Kのドラム表面に、それぞれ各色用の静電潜像が形成される。
プロセスカートリッジ210Y、210C、210M、210Kは、静電潜像の形成された各色の感光体211Y、211C、211M、211Kに現像器からそれぞれ各色のトナーを供給して、該静電潜像を現像して、それぞれ各色のトナー画像を形成する。感光体211Y、211C、211M、211K上に形成されたトナー画像は、後述の中間転写ベルト241に中間転写され、中間転写後の感光体211Y、211C、211M、211Kの表面は、クリーニング装置によって残トナーがクリーニングされる。クリーニング装置によってクリーニングされた感光体211Y、211C、211M、211Kは、回転に伴って、除電器によって除電され、帯電器によって一様帯電されて、初期状態に戻って、再度画像形成に供される。
中間転写ユニット240は、中間転写ベルト241及び中間転写ベルト241の張り渡されている第1支持ローラ242、第2支持ローラ243、第3支持ローラ244及び中間転写ベルトクリーニング部245等を備えており、中間転写ベルト241を挟んで、各感光体211Y、211C、211M、211Kに対向する位置に、4つの中間転写バイアスローラが配設されている。中間転写ベルト241は、第1支持ローラ242、第2支持ローラ243及び第3支持ローラ244のうち少なくとも1つが回転駆動されることで、図1に矢印で示す時計方向に回転駆動され、第1支持ローラ242と第2支持ローラ243の間の中間転写ベルト241に沿って、上記各プロセスカートリッジ210Y、210C、210M、210Kの各感光体211Y、211C、211M、211Kが並んで配設されている。中間転写ベルトクリーニング部245は、第3支持ローラ244の中間転写ベルト241の回転方向下流側の位置で画像転写後の中間転写ベルト241に残留する残留トナーを除去する。
中間転写ベルト241は、例えば、伸びの少ないフッ素系樹脂や伸びの大きなゴム材料に帆布等の伸び難い材料で構成された基層に、弾性層重ね合わせた複層ベルトであり、弾性層は、例えば、フッ素系ゴムやアクリロニトリル−ブタジエン共重合ゴムの表面に、例えば、フッ素系樹脂をコーティングして平滑性の良好なコート層を形成したものである。
この中間転写ユニット240の下方には、2次転写部250が配設されており、2次転写部250は、無端ベルト状の2次転写ベルト251が2本の張架ローラ252によって張架されている。2次転写ベルト251は、少なくとも何れか一方の張架ローラ252の回転駆動に伴って、図1中反時計回りに無端回転移動され、2本の張架ローラ252のうち、図1中右側に配設された張架ローラ252は、中間転写ユニット240の第3支持ローラ244との間に、中間転写ベルト241及び2次転写ベルト251を挟み込んで、中間転写ベルト241を押し上げて第3支持ローラ244に押し当てる状態(2次転写ニップ)となっている。
そして、第3支持ローラ244側の張架ローラ252には、トナーと逆極性の2次転写バイアスが図示しない電源によって印加され、この2次転写バイアスの印加により、中間転写ベルト241上のカラーのトナー画像を中間転写ベルト241から第3支持ローラ244側の張架ローラ252側に向けて静電移動させる2次転写電界が形成される。
レジストローラ対260によって中間転写ベルト241上のカラーのトナー画像に同期するように2次転写ニップに用紙(被記録部材)が送り込まれ、この2次転写ニップに送り込まれた用紙に、2次転写電界やニップ圧によってカラーのトナー画像が中間転写ベルト241から用紙に2次転写される。
上記2次転写ニップよりも中間転写ベルト241の移動方向上流側に、レジストローラ対260が配設されており、レジストローラ対260のローラ間には、後述する給紙部100からプリンタ部200内に給紙された用紙が搬送されてくる。レジストローラ対260の用紙搬送方向手前には、レジストローラ対260に搬送される用紙を検出するレジストセンサ261が配設されている。レジストセンサ261は、例えば、発光素子と受光素子を備えた反射型のフォトセンサが用いられており、駆動信号に応じた大きさの光を発光素子から用紙搬送路に出射して、該光の反射光を受光素子で受光して、該受光素子が受光した光を光電変換した検出信号を出力する。
一方、上記中間転写ユニット240において、中間転写ベルト241上に形成されたカラーのトナー画像は、中間転写ベルト241の無端回転移動に伴って2次転写ニップに進入する。レジストローラ対260は、レジストセンサ261の検出結果に基づいて、ローラ間に用紙を挟み込んで、該ローラ間に挟み込んだ用紙を、2次転写ニップでカラーのトナー画像に密着させるタイミングにタイミング調整して送り出し、2次転写ニップでは、中間転写ベルト241上のカラーのトナー画像がタイミング調整して送られてきた用紙に密着して、用紙上に2次転写されて、白色の用紙上でフルカラー画像となる。
このようにしてフルカラー画像が形成された用紙は、2次転写ベルト251の無端回転移動に伴って2次転写ニップを出た後、2次転写ベルト251上から定着ユニット270に送られる。なお、レジストローラ対260は、一般的には、接地されて使用されることが多いが、用紙から受ける紙粉の除去のために、バイアスを印加してもよい。例えば、レジストローラ対260として導電性ゴムローラを用いてバイアスを印加するが、直径18mmで、表面を1mm厚みの導電性NBRゴムとすると、電気抵抗はゴム材の体積抵抗で109Ωcm程度である。このようにバイアスを印加したレジストローラ対260を通過した後の紙表面は、若干マイナス側に帯電しており、中間転写ベルト241から用紙への2次転写において、レジストローラ対260に電圧を印加しなかった場合に比較して、転写条件が変わって、転写条件を変更する場合がある。中間転写ベルト241には、トナーを転写する側(表側)である第3支持ローラ244には、−800V程度の電圧を印加し、紙裏面側である張架ローラ252には+200V程度の電圧を印加する。
定着ユニット(定着手段)270は、加熱されながら無端回転移動される定着ベルト271に加圧ローラ272を押し当てた構成となっており、2次転写ベルト251から受け取った用紙を加熱される定着ベルト271で所定の定着温度に加熱しつつ、加圧ローラ272との間で加圧しながら搬送して、カラー画像を用紙に定着させる。
給紙部(搬送手段)100は、ペーパーバンク101内に多段に給紙カセット102が収納されており、各給紙カセット102には、それぞれ用紙種類や用紙サイズの異なる用紙(シート状部材)が複数枚収納可能である。各給紙カセット102には、当該給紙カセット102内の用紙を送り出す給紙ローラ103と給紙ローラ103で送り出された用紙を1枚ずつ分離して送り出す分離ローラ(搬送ローラ)104が配設されており、給紙部100には、それぞれの給紙カセット102から送り出された用紙をプリンタ部200に搬送する給紙路(搬送路)105と搬送ローラ106が配設されている。給紙部100は、原稿読み取り動作の開始とほぼ同時に、給紙動作を開始して、給紙ローラ103の1つが選択回転され、ペーパーバンク101内の多段に収容されている給紙カセット102の1つから用紙を送り出す。給紙部100は、送り出された用紙を、分離ローラ104で1枚ずつ分離して給紙路105に進入させた後、搬送ローラ106によってプリンタ部200内の給紙路203に給紙する。
また、複写装置1は、プリンタ部200の側面に、手差しトレイ204が設けられており、また、手差しトレイ204上の用紙を1枚ずつ分離して送り出す給紙ローラ205と分離ローラ206が設けられている。
そして、複写装置1は、手差しトレイ204が選択されると、給紙ローラ205を回転駆動させて、手差しトレイ204上の用紙を送り出すとともに、分離ローラ206で1枚ずつ分離してプリンタ部200の手差し給紙路207に給紙する。
複写装置1は、プリンタ部200内の給紙路203あるいは手差し給紙路207に給紙された用紙を、レジストローラ対260、2次転写ニップを経由させて搬送して、カラーのトナー画像を2次転写させ、定着ユニット270でトナー画像を定着させた後、機外へと排出する。
複写装置1は、上記2次転写ニップでトナー画像の転写された用紙の搬送経路上には、図示しないが、該用紙の有無を検出する搬送路センサが設けられており、用紙の搬送やその搬送先のユニットの動作制御を行う。この搬送路センサは、レジストセンサ261と同様に、駆動信号(駆動電源)の大きさで、その検出信号の大きさの変化する反射式または透過式の光センサが用いられている。
そして、定着ユニット270を通過した用紙は、図1の排紙ローラ対201を経て機外へと排出されてスタック部290にスタックされるか、あるいは、定着ユニット270の下方に配設された用紙反転ユニット280に送られる。
用紙反転ユニット280は、送り込まれてきた用紙を上下反転された後、再度、レジストローラ対260を通して、中間転写ユニット240の中間転写ベルト241と2次転写部250の2次転写ベルト251とが接触する2次転写ニップに搬送して、他面(裏面)にもカラーのトナー画像を2次転写させ、定着ユニット270を経由してから機外へと排出させる。なお、用紙を定着ユニット270から排紙ローラ対201に送るのか、あるいは、用紙反転ユニット280に送るのかは、切換爪202による紙搬送路の切り換えによって行われる。
スキャナ部300は、コンタクトガラス301、光源と第1ミラーを搭載する第1走行体302、第2ミラーと第3ミラーを搭載する第2走行体303、結像レンズ304及び読み取りセンサ305等を備えており、第1走行体302及び第2走行体303は、コンタクトガラス301の下方の複写装置1本体筐体内に収納されて、副走査方向(図1の左右方向)に移動可能に配設されている。スキャナ部300は、第1走行体302と第2走行体303が副走査方向に移動しつつ、第1走行体302上の光源からコンタクトガラス301上にセットされた原稿に読み取り光を照射して、当該読み取り光の原稿からの反射光を第1走行体302上の第1ミラーで第2走行体303上の第2ミラーに反射し、第2ミラーで入射光を第2走行体303上の第3ミラーに反射して、第3ミラーで、入射光を結像レンズ304方向に反射する。結像レンズ304は、入射光を読み取りセンサ305に集光させ、読み取りセンサ305は、入射光を光電変換して、原稿の画像を読み取る。
ADF400は、原稿台401、給紙ローラ402、分離ローラ403、搬送ローラ404、搬送ベルト405、排紙ローラ406及び排紙台407等を備えており、コンタクトガラス301を開閉可能に複写装置1の本体筐体に取り付けられている。
ADF400は、開くことでコンタクトガラス301の上面を開放して、コンタクトガラス301上へのブック型原稿等の原稿のセットを可能とし、コンタクトガラス301上に原稿がセットされた状態で閉じられると、当該原稿をコンタクトガラス301上に押しつける押さえ板としての機能を果たす。
ADF400は、閉じられた状態で、原稿台401上にシート状の原稿がセットされ、図示しない操作表示部でスタートキーが押されて読み取り開始が指示されると、給紙ローラ402で原稿台401上の原稿を送り出して、分離ローラ403で当該送り出される原稿を1枚ずつ分離する。ADF400は、1枚ずつ分離されて送り出された原稿を搬送ローラ404で搬送ベルト405に搬送し、搬送ベルト405で、搬送されてきた原稿をコンタクトガラス301上の読み取り位置に搬送してセットする。ADF400は、コンタクトガラス301上の読み取り位置の原稿のスキャナ部300による読み取りが完了すると、当該読み取りの完了した原稿を搬送ベルト405で排紙ローラ406へと搬送して、搬送ローラ406で、排紙台407上に排出する。
そして、複写装置1は、基準紙厚検出センサ(基準厚さ検出手段)501が分離ローラ104の近傍に配設されており、紙厚検出センサ(部材厚さ検出手段)502が、搬送ローラ106の近傍に配設されている。また、給紙カセット102の出口部分に配設されている搬送ローラ106の用紙搬送方向手前には、それぞれ搬送ローラ106への用紙の搬送の有無を検出する搬送センサ503が配設されている。
基準紙厚検出センサ501及び紙厚検出センサ502は、図2に示すように、分離ローラ104及び搬送ローラ106の基準紙厚検出センサ501及び紙厚検出センサ502方向への変位を検出する位置に配設されている。そして、分離ローラ104及搬送ローラ106には、対向する位置に、対向ローラ104t、106tが配設されており、分離ローラ104と対向ローラ104t及び搬送ローラ106と対向ローラ106tがそれぞれ用紙を挟みこんで回転することで、用紙を搬送する。分離ローラ104及び搬送ローラ106は、支持軸104j、106jを介して回転可能に、かつ、対向ローラ104t、106tから基準紙厚検出センサ501及び紙厚検出センサ502方向に離隔可能な状態で支持されているとともに、図示しない付勢部材(例えば、バネ等)によって対向ローラ104t、106t方向に付勢されている。一方、対向ローラ104t、106tは、回転可能かつ位置固定された状態の支持軸104tj、106tjにより回転可能に支持されている。
そして、基準紙厚検出センサ501の配設されている分離ローラ104には、図3に示すように、分離ローラ104の外周面の一部に、基準の紙厚に相当する基準厚さを有する基準厚さ部材(基準部材)504が貼り付けられており、基準厚さ部材504は、その厚さが、熱や湿度で変化しない部材が用いられている。
したがって、分離ローラ104は、回転駆動されて基準厚さ部材504が対向ローラ104tとの対向位置に回転してくると、図3に矢印で示すように、基準紙厚検出センサ501方向に変位し、また、破線矢印で示すように、用紙が搬送されて、搬送ローラ106と対向ローラ106tとの間に用紙が挟み込まれて搬送されると、搬送ローラ106は、矢印で示すように、紙厚検出センサ502方向に変位する。
基準紙厚検出センサ501及び紙厚検出センサ502は、例えば、同じ種類の光変位センサが用いられており、それぞれ、発光素子から分離ローラ104及び搬送ローラ106に検出光を照射して、発光素子から分離ローラ104及び搬送ローラ106が位置変位すると、その変位量に応じて分離ローラ104及び搬送ローラ106からの反射光が受光素子に入射する位置が変化することを検出して、分離ローラ104及び搬送ローラ106の変位量を検出する。基準紙厚検出センサ501及び紙厚検出センサ502は、用紙の挙動及び環境変動が同程度の位置に配設されている。
そして、複写装置1は、図4に示すように、ブロック構成されており、コントローラ1000、コントローラ1000に接続されている定着ユニット270、基準紙厚検知センサ501、紙厚検出センサ502及び各種負荷1100等が接続されている。複写装置1には、パーソナルコンピュータ等の外部装置PCが接続され、複写装置1は、外部装置PCとの間でコマンドやデータの授受を行う。
コントローラ1000は、CPU(Central Processing Unit )1001、RAM(Random Access Memory)1002、ROM(Read Only Memory)1003、I/O制御部1004、定着制御部1005及び検出I/O部1006等を備えており、バス1007により接続されている。
ROM1003は、複写装置1の基本プログラムや本発明の用紙厚に基づく定着制御等の画像形成制御方法を実行する画像形成制御プログラム及び必要なシステムデータを格納している。
CPU(厚さ算出手段、定着温度調整手段)1001は、ROM1003内のプログラムに基づいてRAM1002をワークメモリとして利用しつつ、複写装置1の各部を制御して、複写装置1としての基本処理を実行するとともに、本発明の用紙厚に基づく定着制御等の画像形成制御方法を実行する。また、CPU1001は、外部装置PCから入力される画像データの受信及び制御コマンドの送受信制御を行う。
I/O制御部1004には、モータ、クラッチ、ソレノイド、センサ等の各種負荷1100が接続され、CPU1001からの制御信号を出力し、また、CPU1001にセンサの検出信号を出力する。
定着制御部1005には、上記定着ユニット270が接続され、定着制御部1005は、CPU1001の制御下で、定着ユニット27の動作、特に、温度制御を行う。
検出I/O部1006には、基準紙厚検出センサ501と紙厚検出センサ502が接続され、基準紙厚検出センサ501と紙厚検出センサ502の検出信号をCPU1001に出力する。
そして、複写装置1は、ROM、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory )、EPROM、フラッシュメモリ、フレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory )、CD−RW(Compact Disc Rewritable )、DVD(Digital Versatile Disk)、SD(Secure Digital)カード、MO(Magneto-Optical Disc)等のコンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録されている本発明の用紙厚に基づく定着制御等の画像形成制御方法を実行する画像形成制御プログラムを読み込んでROM1003やハードディスク等に導入することで、後述する用紙厚に基づく定着制御等の画像形成制御方法を実行する画像形成装置として構築されている。この画像形成制御プログラムは、アセンブラ、C、C++、C#、Java(登録商標)等のレガシープログラミング言語やオブジェクト指向ブログラミング言語等で記述されたコンピュータ実行可能なプログラムであり、上記記録媒体に格納して頒布することができる。
そして、複写装置1は、上記画像形成制御プログラムが実行されることで、図5に示すような、紙厚検出に基づく定着制御系の機能ブロックとして、センサ制御部1201、基準値記憶部1202、検知結果記憶部1203、紙厚演算部1204及び制御値判定部1205等が構築される。
センサ制御部1201、紙厚演算部12043及び制御値判定部1205は、CPU1001によって実現され、基準値記憶部1202及び検知結果記憶部1203は、RAM1002によって実現される。
センサ制御部1201は、基準紙厚検出センサ501及び紙厚検出センサ502の検出動作を制御して、基準紙厚検出センサ501の基準紙厚検出値を基準値記憶部1202に記憶させ、紙厚検出センサ502の紙厚検出値を検知結果記憶部1203に記憶させる。
紙厚演算部1204は、基準値記憶部1202の基準紙厚検出値と、検知結果記憶部1203の紙厚検出値に基づいて実際に定着ユニット270に搬送される用紙の紙厚を演算して、制御値判定部1205に出力する。
制御値判定部1205は、定着制御部1005を介して制御している定着ユニット270の定着温度が適切であるか否かを紙厚演算部1204の演算した実紙厚に基づいて判定し、判定結果をRAM1002に定着制御判定値として記憶して、定着制御部1005は、RAM1002の定着制御判定値に基づいて定着ユニット270の定着温度の補正制御を行う。
次に、本実施例の作用を説明する。本実施例の複写装置1は、定着ユニット270に搬送される用紙の厚さを正確に検出して定着ユニット270の定着温度を適切に制御する。
複写装置1は、複写モード、プリンタモード等の画像形成状態において、画像形成を行う場合、図6に示すように、まず、CPU1001の制御下で、給紙部100の給紙ローラ103をプレ駆動させて、給紙カセット102内の用紙の先端の位置調整を行う(ステップS101)。このとき、CPU1001は、分離ローラ104を回転駆動させて、分離ローラ104が回転することで、分離ローラ104に取り付けられている基準厚さ部材504が対向ローラ104tとの間に進入することで、基準厚さ部材504の厚さXと、該基準厚さ部材504通過時に分離ローラ104が変位する変位量を、基準紙厚検出センサ501によって検出して、現在の環境条件での厚さXに対する基準紙厚検出値として取得してRAM1002に記憶する(ステップS102)。
次に、CPU1001は、印刷動作を起動(開始)して(ステップS103)、給紙部100の各ローラを駆動させて、給紙カセット102内の用紙の給紙を開始し(ステップS104)、用紙の搬送を開始する(ステップS105)。
そして、CPU1001は、搬送センサ503がOFF(用紙未検出)からON(用紙検出)に変化して、用紙を検出すると(ステップS106)、紙厚検出センサ502の出力信号から紙厚検出値を取得してRAM1002に記憶する(ステップS107)。
次に、CPU1001は、ステップS102で取得してRAM1002に記憶した基準紙厚検出値とステップS107でRAM1007に記憶した紙厚検出値から、現在の環境状態における実紙厚値の演算を行い、実紙厚を決定する(ステップS108)。
すなわち、基準紙厚検出センサ501及び紙厚検出センサ502は、図7に示すように、紙厚変位量に対して、その出力特性が1次比例している。
ところが、紙厚検出センサ502は、用紙の挙動や環境温湿度の変動によって、検出する検出紙厚値が変動する。
そこで、本実施例の複写装置1は、用紙の挙動や環境温湿度の変動等の誤差要因によってその厚さが変動しない基準厚さ部材504を基準紙厚検出センサ501で検出して、CPU1001が、実厚検出センサ502の検出する用紙厚さのうち、用紙の挙動や環境温湿度の変動等の誤差要因による検出誤差分を、基準紙厚検出センサ501の検出する基準紙厚検出値を用いて補正する。また、上述のように、基準紙厚検出センサ501及び紙厚検出センサ502は、同じ種類のセンサが用いられており、また、用紙の挙動及び環境変動が同等の位置に配設されている。
そして、CPU1001は、紙厚検出センサ502の検出した紙厚検出値から基準紙厚検出センサ501の検出した基準紙厚検出値を減算した差分値を用いて紙厚検出センサ502と基準紙厚検出センサ501の検出値同士の誤差要因をキャンセルして、実紙厚を決定する。
次に、CPU1001は、実紙厚を決定すると、該実紙厚に対して現在の定着温度が適切か否か判定し(ステップS1209)、定着温度が適切であると、そのまま転写等の電子写真プロセスの次ステップへ移行して、画像形成を継続して1枚用紙への画像形成処理を終了する。
ステップS109で、決定した実紙厚に対して現在の定着温度が適切でないときには、CPU1001は、用紙を搬送するためのモータ(以下、紙搬送モータという。)の駆動を停止し(ステップS110)、現在の定着ユニット270の定着ベルト271の温度である定着温度が最適温度(最適値)より高いかチェックする(ステップS111)。
ステップS111で、現在の定着温度が最適温度よりも高いときには、CPU1011は、定着ベルト271を加熱するヒータへの通電をOFFにし(ステップS112)、再度、定着温度が最適温度よりも高いかチェックする処理を、定着温度が最適温度以下になるまで繰り返し行う(ステップS111、S112)。
ステップS111で、定着温度が最適温度以下になると、CPU1001は、定着温度が最適温度よりも低いかチェックし(ステップS113)、定着温度が最適温度よりも低いときには、ヒータへの通電をONにして(ステップS114)、再度、定着温度が最適温度よりも低いかチェックする処理を、定着温度が最適温度以上になるまで繰り返し行う(ステップS113、S114)。
ステップS113で、定着温度が最適温度以上になると、紙搬送モータの駆動を再開して(ステップS114)、転写等の電子写真プロセスの次ステップへ移行して画像形成を継続し、1枚用紙への画像形成処理を終了する。
このように、本実施例の複写装置1は、用紙(シート状部材)が搬送される搬送路上の所定位置で、該用紙の搬送に先立って予め厚さの分かっている基準厚さ部材(基準部材)504の該厚さを、基準紙厚検出センサ501によって基準厚さとして検出するとともに、該搬送路上を搬送される該用紙の厚さを、紙厚検出センサ502で検出して、該用紙の厚さを該基準厚さに基づいて補正して該用紙の実厚さ(実紙厚)を求めている。
したがって、用紙の厚さ検出における用紙の挙動や環境変動による誤差要因をキャンセルして、用紙の実際の厚さを安価にかつ正確に求めることができる。
また、本実施例の複写装置1は、用紙が搬送される搬送路上の所定位置で、該用紙の搬送に先立って予め厚さの分かっている基準厚さ部材504の該厚さを、基準紙厚検出センサ501によって基準厚さとして検出するとともに、該搬送路上を搬送される用紙の厚さを、紙厚検出センサ502によって検出して、該用紙の厚さを該基準厚さに基づいて補正して該用紙の実厚さを求め、該用紙の実厚さに基づいて、定着ユニット270で、該用紙を加熱して画像を定着させる際の定着温度を調整している。
したがって、用紙の厚さ検出における用紙の挙動や環境変動による誤差要因をキャンセルして、用紙の実際の厚さを安価にかつ正確に求めることができ、定着温度を用紙の実際の厚さに適切な定着温度に調整して、画像品質を向上させることができる。
さらに、本実施例の複写装置1は、検出した用紙の厚さから検出した基準厚さを減算した差分値に基づいて用紙の実厚さを求めている。
したがって、用紙の厚さ検出における用紙の挙動や環境変動による誤差要因をキャンセルして、用紙の実際の厚さを安価にかつ正確に求めることができ、定着温度を用紙の実際の厚さに適切な定着温度に調整して、画像品質を向上させることができる。
また、本実施例の複写装置1は、基準紙厚検出センサ501と紙厚検出センサ502が、同じ種類の紙厚検出センサである。
したがって、用紙の厚さ検出における用紙の挙動や環境変動による誤差要因をより一層適切にキャンセルして、用紙の実際の厚さを安価にかつ正確に求めることができ、定着温度を用紙の実際の厚さに適切な定着温度に調整して、画像品質を向上させることができる。
さらに、本実施例の複写装置1は、基準紙厚検出センサ501と紙厚検出センサ502が、搬送路上のうち、用紙の挙動と環境変動のうち少なくともいずれかが同等である位置に配設されている。
したがって、用紙の厚さ検出における用紙の挙動や環境変動による誤差要因をより一層適切にキャンセルして、用紙の実際の厚さを安価にかつ正確に求めることができ、定着温度を用紙の実際の厚さに適切な定着温度に調整して、画像品質を向上させることができる。
また、本実施例の複写装置1は、搬送路上の用紙の搬送方向において、基準紙厚検出センサ501が、紙厚検出センサ502よりも上流側に配設されている。
したがって、用紙の厚さ検出における用紙の挙動や環境変動による誤差要因をより一層適切にかつ速やかにキャンセルして、用紙の実際の厚さを安価にかつ正確に求めることができる。
さらに、本実施例の複写装置1は、給紙部100が、支持軸の軸心位置が一定している対向ローラ104t、106tと対向する複数の搬送ローラ104、106を備えており、基準紙厚検出センサ501が、基準厚さ部材504の取りつけられている搬送ローラである分離ローラ104が回転して該基準厚さ部材504が対向ローラ104tとの間に進入することによる該分離ローラ104の位置変位を基準厚さとして検出して、紙厚検出センサ502が、搬送ローラ106が対向ローラ106tとの間に用紙を挟んで搬送する際の該搬送ローラ106の位置変位を該用紙の厚さとして検出している。
したがって、簡単な構成で、用紙の厚さ検出における用紙の挙動や環境変動による誤差要因をより一層適切にキャンセルして、用紙の実際の厚さを安価にかつ正確に求めることができ、定着温度を用紙の実際の厚さに適切な定着温度に調整して、画像品質を向上させることができる。
以上、本発明者によってなされた発明を好適な実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例で説明したものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
本発明は、電子写真方式で画像形成するプリンタ装置、複写装置、複合装置等の厚さ検出装置、画像形成装置、画像形成方法、画像形成プログラム及び記録媒体に利用することができる。
1 複写装置
100 給紙部
101 ペーパーバンク
102 給紙カセット
103 給紙ローラ
104 分離ローラ
106 搬送ローラ
104t、106t 対向ローラ
104j、106j 支持軸
200 プリンタ部
201 排紙ローラ対
202 切換爪
203 給紙路
204 手差しトレイ
205 給紙ローラ
206 分離ローラ
207 手差し給紙路
210Y、210C、210M、210K プロセスカートリッジ
210 画像形成ユニット
211Y、211C、211M、211K 感光体
230 光書込ユニット
240 中間転写ユニット
241 中間転写ベルト
242 第1支持ローラ
243 第2支持ローラ
244 第3支持ローラ
245 中間転写ベルトクリーニング部
241 中間転写ベルト
250 2次転写部
251 2次転写ベルト
252 張架ローラ
260 レジストローラ対
261 レジストセンサ
270 定着ユニット
271 定着ベルト
272 加圧ローラ
280 用紙反転ユニット
300 スキャナ部
301 コンタクトガラス
302 第1走行体
303 第2走行体
304 結像レンズ
305 読み取りセンサ
400 ADF(原稿自動搬送装置)
401 原稿台
402 給紙ローラ
403 分離ローラ
404 搬送ローラ
405 搬送ベルト
406 排紙ローラ
407 排紙台
501 基準紙厚検出センサ
502 紙厚検出センサ
503 搬送センサ
504 基準厚さ部材
1000 コントローラ
1001 CPU
1002 RAM
1003 ROM
1004 I/O制御部
1005 定着制御部
1006 検出I/O部
1007 バス
1100 各種負荷
1201 センサ制御部
1202 基準値記憶部
1203 検知結果記憶部
1204 紙厚演算部
1205 制御値判定部
特開2008−129239号公報

Claims (10)

  1. シート状部材を搬送路に沿って搬送する搬送手段と、
    前記搬送路上の所定位置に配設され、前記搬送手段の前記シート状部材の搬送に先立って予め厚さの分かっている基準部材の該厚さを基準厚さとして検出する基準厚さ検出手段と、
    前記搬送路上の所定位置に配設され、前記搬送手段によって搬送される前記シート状部材の厚さを検出する部材厚さ検出手段と、
    前記部材厚さ検出手段の検出した厚さを前記基準厚さ検出手段の検出した前記基準厚さに基づいて補正して前記シート状部材の実厚さを求める厚さ算出手段と、
    を備えていることを特徴とする厚さ検出装置。
  2. 画像形成済みのシート状部材を所定の定着温度で加熱して画像を該シート状部材に定着させる定着手段と、
    前記シート状部材を搬送路に沿って前記定着手段に搬送する搬送手段と、
    前記搬送路上の所定位置に配設され、前記搬送手段の前記シート状部材の搬送に先立って予め厚さの分かっている基準部材の該厚さを基準厚さとして検出する基準厚さ検出手段と、
    前記搬送路上の所定位置に配設され、前記搬送手段によって搬送される前記シート状部材の厚さを検出する部材厚さ検出手段と、
    前記部材厚さ検出手段の検出した厚さを前記基準厚さ検出手段の検出した前記基準厚さに基づいて補正して前記シート状部材の実厚さを求める厚さ算出手段と、
    前記厚さ算出手段で求められた前記シート状部材の前記実厚さに基づいて前記定着手段の前記定着温度を調整する定着温度調整手段と、
    を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記厚さ算出手段は、
    前記部材厚さ検出手段の検出した前記シート状部材の厚さから前記基準厚さ検出手段の検出した前記基準厚さを減算した差分値に基づいて、該部材厚さ検出手段の検出した厚さを補正して前記実厚さを求めることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記基準厚さ検出手段と前記部材厚さ検出手段は、
    同じ種類の検出手段であることを特徴とする請求項2または請求項3記載の画像形成装置。
  5. 前記基準厚さ検出手段と前記部材厚さ検出手段は、
    前記搬送路上のうち、前記シート状部材の挙動と環境変動のうち少なくともいずれかが同等である位置に配設されていることを特徴とする請求項2から請求項4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記画像形成装置は、
    前記搬送路上の前記シート状部材の搬送方向において、前記基準厚さ検出手段が前記部材厚さ検出手段よりも上流側に配設されていることを特徴とする請求項2から請求項5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記搬送手段は、
    支持軸の軸心位置が一定している対向ローラと対向する複数の搬送ローラを備えており、
    前記基準厚さ検出手段は、
    前記基準部材の取りつけられている前記搬送ローラが回転して該基準部材が前記対向ローラとの間に進入することによる該搬送ローラの位置変位を前記基準厚さとして検出し、
    前記部材厚さ検出手段は、
    前記搬送ローラが前記対向ローラとの間に前記シート状部材を挟んで搬送する際の該搬送ローラの位置変位を該シート状部材の厚さとして検出することを特徴とする請求項2から請求項6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 画像形成済みのシート状部材を所定の定着温度で加熱して画像を該シート状部材に定着させる定着処理ステップと、
    前記シート状部材を搬送路に沿って前記定着処理ステップに搬送する搬送処理ステップと、
    前記搬送路上の所定位置で、前記搬送処理ステップによって前記シート状部材の搬送に先立って予め厚さの分かっている基準部材の該厚さを基準厚さとして検出する基準厚さ検出処理ステップと、
    前記搬送路上の所定位置で、前記搬送処理ステップによって搬送される前記シート状部材の厚さを検出する部材厚さ検出処理ステップと、
    前記部材厚さ検出処理ステップで検出された厚さを前記基準厚さ検出処理ステップで検出された前記基準厚さに基づいて補正して前記シート状部材の実厚さを求める厚さ算出処理ステップと、
    前記厚さ算出処理ステップで求められた前記シート状部材の前記実厚さに基づいて前記定着処理ステップでの前記定着温度を調整する定着温度調整処理ステップと、
    を有していることを特徴とする画像形成制御方法。
  9. コンピュータに、
    画像形成済みのシート状部材を所定の定着温度で加熱して画像を該シート状部材に定着させる定着処理と、
    前記シート状部材を搬送路に沿って前記定着処理に搬送する搬送処理と、
    前記搬送路上の所定位置で、前記搬送処理によって前記シート状部材の搬送に先立って予め厚さの分かっている基準部材の該厚さを基準厚さとして検出する基準厚さ検出処理と、
    前記搬送路上の所定位置で、前記搬送処理によって搬送される前記シート状部材の厚さを検出する部材厚さ検出処理と、
    前記部材厚さ検出処理で検出された厚さを前記基準厚さ検出処理で検出された前記基準厚さに基づいて補正して前記シート状部材の実厚さを求める厚さ算出処理と、
    前記厚さ算出処理で求められた前記シート状部材の前記実厚さに基づいて前記定着処理での前記定着温度を調整する定着温度調整処理と、
    を実行させることを特徴とする画像形成制御プログラム。
  10. 請求項9記載の画像形成制御プログラムを記録したことを特徴とするコンピュータが読み取り可能な記録媒体。
JP2011027955A 2011-02-11 2011-02-11 厚さ検出装置、画像形成装置、画像形成方法、画像形成プログラム及び記録媒体 Withdrawn JP2012168298A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011027955A JP2012168298A (ja) 2011-02-11 2011-02-11 厚さ検出装置、画像形成装置、画像形成方法、画像形成プログラム及び記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011027955A JP2012168298A (ja) 2011-02-11 2011-02-11 厚さ検出装置、画像形成装置、画像形成方法、画像形成プログラム及び記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012168298A true JP2012168298A (ja) 2012-09-06

Family

ID=46972528

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011027955A Withdrawn JP2012168298A (ja) 2011-02-11 2011-02-11 厚さ検出装置、画像形成装置、画像形成方法、画像形成プログラム及び記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2012168298A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017024901A (ja) * 2015-07-28 2017-02-02 キヤノン株式会社 シート搬送装置及び画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017024901A (ja) * 2015-07-28 2017-02-02 キヤノン株式会社 シート搬送装置及び画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8903275B2 (en) Fixing device and image forming apparatus incorporating same
US9891560B2 (en) Image forming system
US9592984B2 (en) Image forming apparatus with a conveyance section movable in a width direction
US9718634B2 (en) Sheet thickness detector, sheet conveyor incorporating same, and image forming apparatus incorporating same
JP7535239B2 (ja) シート搬送装置、画像読取装置及び画像形成装置
US9618895B2 (en) Image forming apparatus
US10197951B2 (en) Image forming apparatus, image forming system and recording medium
JP6515599B2 (ja) 画像形成装置
US8509666B2 (en) Fixing device and image forming apparatus
JP2015020845A (ja) 記録媒体セット装置及び画像形成装置
US9141056B2 (en) Fixing device and image forming apparatus incorporating same
US10386766B2 (en) Image forming apparatus and feed control method
JP6201475B2 (ja) 画像形成装置
JP5958046B2 (ja) 画像形成装置及び記録媒体の厚さ検知方法
JP2016167007A (ja) 画像形成装置および画像形成装置の制御方法
US10509356B2 (en) Image forming apparatus
JP2012168298A (ja) 厚さ検出装置、画像形成装置、画像形成方法、画像形成プログラム及び記録媒体
JP2018185485A (ja) 画像形成装置及び検査方法
JP2017116671A (ja) 画像形成装置
JP7135784B2 (ja) 媒体厚検出装置、媒体搬送装置および画像形成装置
JP5793898B2 (ja) 画像形成装置
JP6684466B2 (ja) 画像形成装置
JP2015205742A (ja) 画像形成装置
JP5648445B2 (ja) 画像形成装置
JP4564833B2 (ja) 画像形成装置およびシート搬送装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20140513