JP2012167881A - 磁気式温度調整装置の熱交換器 - Google Patents

磁気式温度調整装置の熱交換器 Download PDF

Info

Publication number
JP2012167881A
JP2012167881A JP2011029718A JP2011029718A JP2012167881A JP 2012167881 A JP2012167881 A JP 2012167881A JP 2011029718 A JP2011029718 A JP 2011029718A JP 2011029718 A JP2011029718 A JP 2011029718A JP 2012167881 A JP2012167881 A JP 2012167881A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
heat transfer
magnetic
magnetic field
magnetocaloric
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2011029718A
Other languages
English (en)
Inventor
Takafumi Ushiyama
隆文 牛山
Hiroshi Kuriyama
広志 栗山
Katsuyuki Soeda
勝之 添田
Yasunari Chiba
康徳 千葉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2011029718A priority Critical patent/JP2012167881A/ja
Publication of JP2012167881A publication Critical patent/JP2012167881A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]

Landscapes

  • Hard Magnetic Materials (AREA)

Abstract

【課題】ポンプ等の熱媒体流動機構を不要としエネルギー損失を低減できるようにした磁気式冷暖房装置の熱交換器を提供する。
【解決手段】磁気式冷暖房装置の熱交換器は、隔離壁によりそれぞれ区画されると共に熱媒体がそれぞれ充填された複数の熱伝達領域と、前記複数の熱伝達領域内の所定領域に磁界を発生する磁界発生部と、前記磁界発生部による発生磁界の変化により温度変化すると共に隣接する前記複数の熱伝達領域間の隔離壁を挿通して構成された磁気熱量材と、前記複数の熱伝達領域のうち第1熱伝達領域の所定領域の熱媒体中と第2熱伝達領域の所定領域外の熱媒体中とに前記磁気熱量材を回転させる回動部とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、磁気熱量効果を利用して熱交換を行う磁気式温度調整装置の熱交換器に関する。
近年、家庭用冷蔵庫等のノンフロン化や、エアコンの高効率化による二酸化炭素排出量の削減などの要求に伴い、磁気熱量効果を利用して熱交換を行い冷暖房する技術に応用することが検討されている。この技術は、磁界発生器を作動させて磁気熱量材に磁界を印加し磁性体の磁気エントロピーを増減させることにより、磁性体に放熱、吸熱させて磁気熱量効果を生じさせ、これに応じて熱媒体を介して温度を調整する技術である。
この磁気熱量効果を利用して熱交換を行うときには、例えば鉄心に巻回された巻線、高保持力の永久磁石等を用いて磁気回路を構成し、磁気熱量材に印加する印加磁界を切り替え、そして磁気回路の切替に応じて磁気熱量材を通過する媒体(例えば水)をポンプで流動させることで熱交換できる。
しかしながら、ポンプ等の熱媒体流動機構がエネルギーを大きく消費してしまうとエネルギー損失が増加し熱交換器全体のエネルギー効率が低下する。
特開2010−151407号公報
ポンプ等の熱媒体流動機構を不要としエネルギー損失を低減できるようにした磁気式温度調整装置の熱交換器を提供する。
実施形態によれば、隔離壁によりそれぞれ区画されると共に熱媒体がそれぞれ充填された複数の熱伝達領域と、前記複数の熱伝達領域内のそれぞれの所定領域に磁界を発生する磁界発生部と、前記磁界発生部による発生磁界の変化により温度変化すると共に隣接する前記複数の熱伝達領域間の隔離壁を挿通して構成された磁気熱量材と、前記複数の熱伝達領域のうち第1熱伝達領域の所定領域の熱媒体中と第2熱伝達領域の所定領域外の熱媒体中とに前記磁気熱量材を回転させる回動部とを備える。
一実施形態を示す磁気式冷暖房装置の熱交換器の縦断側面図 磁気熱量材の構造を概略的に示す側面図 内部構造を概略的に示す斜視図 磁気発生部と磁気熱量材との配置関係を概略的に示す構造図 磁気熱量材の温度変化を表す図 温熱の移動方向を概略的に示す図
以下、磁気式冷暖房装置の熱交換器に適用した一実施形態について図面を参照しながら説明する。
磁気式冷暖房装置は、磁界発生器を作動させて磁気熱量材に磁界を印加し磁気熱量材の磁気エントロピーを増減させることにより、磁気熱量材の内部で格子振動の度合いを変化させ、これにより磁気熱量材の温度を変化させる。これにより、磁気熱量材は磁気熱量効果により放熱、吸熱できる。この磁気熱量材に熱媒体を通ずることで冷房、暖房を行うことができる。この技術を用いて熱交換して冷暖房するためには、冷熱、温熱を効率良く分離することが求められる。そこで、本実施形態では熱交換に係るエネルギー効率を向上した熱交換器1を示す。
図1は、磁気式冷暖房装置の熱交換器の縦断面図を示しており、図2は、熱交換器の要部の側面図を示している。図1に示す左側が低温側(吸熱側)であり右側が高温側(発熱側)を示している。
図1に示すように、熱交換器1は、例えば直方体状の断熱性の外壁2に覆われた全熱交換領域が複数の熱伝達領域(熱伝達ブロック)3(3a、3b、…、3z)に区画されており、各熱伝達領域3(3a、3b、…、3z)内でそれぞれ温度が調整される構造となっている。各熱伝達領域3(3a、3b、…、3z)はそれぞれ断熱性の隔離壁4により仕切られており、これらの熱伝達領域3(3a、3b、…、3z)内には液体による熱媒体5がそれぞれ充填されている。これにより、隔離壁4は各熱伝達領域3内の熱媒体5間の熱伝導を防止している。熱媒体5は例えば水、不凍液などによる。
複数の熱伝達領域3は、低温側の吸熱領域3aおよび高温側の発熱領域3zを除き、その他の熱伝達領域3b、3c、3d…がほぼ同一容積の直方体状に構成されている。熱交換器1の一端側における低温の吸熱領域3aは熱伝達領域3b、3c、3d…のほぼ1/2の容積であり、逆に下部の高温側の発熱領域3zは熱伝達領域3b、3c、3d…のほぼ1/2の容積となっている。
吸熱領域3aと熱伝達領域3bの左半部は上下方向に接触して配置されている。吸熱領域3aと熱伝達領域3cの左半部間の隔離壁4には直方体状の孔が形成されており、この孔内を通じて磁気熱量材6aが挿通されている。この磁気熱量材6aは円盤状のバルクに形成され隔離壁4の孔を挿通すると共に上下方向に沿って配設されている。
磁気熱量材6aは例えばガドリニウム(Gd)強磁性体、もしくは、ランタン−鉄−シリコン(La−Fe−Si)系等の磁性体により磁気熱量効果を奏する物質によって構成されている。熱伝達領域3bの右半部と熱伝達領域3cの左半部は上下方向に接触して配置されており、熱伝達領域3cは吸熱領域3aの右側に設けられている。熱伝達領域3bの右半部と熱伝達領域3cの左半部間の隔離壁4には直方体状の孔が形成されており、この孔内に前述とは別の磁気熱量材6bが埋設されている。この磁気熱量材6bもまた前述の磁気熱量材6aと同様の構造に形成され、当該孔内を挿通すると共に上下方向に沿って配設されている。
熱伝達領域3cの右半部と熱伝達領域3dの左半部は上下方向に接触して配置されており、熱伝達領域3dは熱伝達領域3bの右側に設けられている。熱伝達領域3cの右半部と熱伝達領域3dの左半部間の隔離壁4には直方体状の孔が形成されており、この孔内に前述とは別の磁気熱量材6cが埋設されている。この磁気熱量材6cもまた前述の磁気熱量材6a、6bと同様の構造に形成され、当該孔内を挿通すると共に上下方向に沿って配設されている。これらの構造が図1の左右方向に複数回繰り返し構成されている。
すなわち、熱伝達領域3b…3yは、互いの右半側部と左半側部とが上下方向に隣接して接触した構造となっており、これらの隣接する吸熱領域3a−熱伝達領域3b間、熱伝達領域3b−3c間、熱伝達領域3c−3d間、…、熱伝達領域3y−発熱領域3z間を跨るように各磁気熱量材6a、6b、6c、…、6xおよび6yがそれぞれ構成されている。
各熱伝達領域3b…3yの左半部には磁界発生部9が構成されている。この磁界発生部9は各熱伝達領域3b…3y内の磁気熱量材6a…6yをそれぞれ左右方向に挟んで磁界を発生し、例えば高保持力の永久磁石(例えばネオジム磁石)により構成され、永久磁石の磁界発生方向は図1の例では左右方向に異極(N、S)を有するように配設されている。すなわち、各熱伝達領域3b…3yの左半部内(所定領域に相当)では、磁気熱量材6a…6yに静磁界が印加されるようになっている。
図1に示すように、各磁気熱量材6a…6yは互いに左右方向に離間して配列されている。これらの複数の磁気熱量材6a…6yの円盤中心には回転軸7が左右方向に挿通されており、各磁気熱量材6a…6yの円盤中心が回転軸7に固着されている。回転軸7には回転駆動部8が連結されており、回転駆動部8が正方向または逆方向の何れか一定方向に回転軸7を回転駆動することで、回転軸7の周方向に複数の磁気熱量材6a…6yを同時に回転できる。回転駆動部8は回転軸7と共に回動部Zを構成する。このとき、回転駆動部8が回転軸7を一定速度で回転させると回転駆動時の消費電力を一定に保持することができ初期駆動時のトルクを要しないため消費電力を抑制できる。これによりCOP(熱量対消費電力:Coefficient Of Performance)を向上できる。
図2は、この構造の要部の側面図を示しており、図1のA−A線に沿う断面を示している。また、図3は、この構造の要部の斜視図を示している。磁界発生部9は磁気熱量材6aの半部(図2の左半部)に磁界を印加する。磁気熱量材6a(6b…6yも同様)は、断熱材10により16(複数)の扇型形状に区分されている。この断熱材10はアクリルなどの常磁性体により形成され、回転軸7中心から放射状に延伸している。これにより、磁気熱量材6a(6b…6yも同様)は、断熱材10により複数の扇型形状に区分されている。これにより、隣り合う磁気熱量材6aの扇型形状部間の伝熱を遮断することができる。
図4(a)は、磁界発生部の詳細構造を斜視図により示しており、図4(b)は磁気熱量材との配置関係を概略的に示している。磁界発生部9は、直方体状の永久磁石11を凹型形状のヨーク12で挟持した構造を備える。ヨーク12と磁気熱量材6aとの間には熱媒体5を流動可能にするギャップが設けられており、磁気熱量材6aが回転軸7を中心として容易に回転可能に構成されている。また、永久磁石11と磁気熱量材6aとの間にはわずかに隙間が設けられているが、これらの隙間には隔離壁4が断熱材として構成されている。
図5(a)および図5(b)は、磁気熱量材の各区画部の温度の傾向を示している。これらの図5(a)および図5(b)に示すように、磁気熱量材6aは断熱材10によりそれぞれ扇型に区画されているため、磁界発生部9による磁界の有無に応じて磁気熱量材6aの扇型形状部間の温度変化を生じる。熱伝達領域3bから熱伝達領域3aにかけて、磁気熱量材6aの扇形形状部が2つの熱伝達領域間を移動すると、この瞬間に急激な温度差を生じる((8)と(9)の区画の温度差を参照)。
また、磁気熱量材6aが同一の熱伝達領域(例えば3b)内を移動するとこれに応じて磁気熱量材6aの蓄積熱が熱媒体5に移動する。例えば、磁界発生部9が磁気熱量材6aに印加する磁束密度を1Tとし、熱媒体5を水とすると各熱伝達領域間(例えば3aと3bの間)の平均温度差は約1℃程度となる。
上記構成の作用について説明する。図6には温熱の移動方向を矢印によって図示している。
この熱交換器1が動作するときには、回転駆動部8が回転軸7を常時一定方向に回転制御する。すると、磁気熱量材6a…6yは一定速度で回転し続ける。前述したように、各熱伝達領域3b…3yの左半部内では、各磁気熱量材6a…6yに静磁界が印加される。すると、磁気熱量材6a…6yは発熱し、その周囲に充填された熱媒体5に熱を伝達する。磁気熱量材6aが発熱した温熱は、熱伝達領域3b内の熱媒体5を通じて次の磁気熱量材6bに伝えられる。磁気熱量材6b…6yは上下方向に回転し続けているため、磁気熱量材6b…6yが発する温熱は熱伝達領域3b→3c→…→3zの順に伝えられる。したがって、吸熱領域3a→熱伝達領域3b→3c→3d→…→発熱領域3zの順に熱媒体5の温度が上昇する。各熱伝達領域3a…3zの領域数は高温側と低温側の温度差に応じて調整すれば良い。これにより、低温側の吸熱領域3aと高温側の発熱領域3zとの間には所望の温度差を生じさせることができる。結果、高温側の発熱領域3bの熱媒体5の温度が一番高くなり、低温側の吸熱領域3aの熱媒体5の温度が一番低くなる。このような原理で熱交換できる。
本実施形態によれば、熱媒体5は外壁2内の各熱伝達領域3a…3z内にそれぞれ充填されており、回転駆動部8は回転軸7により、各熱伝達領域3b、3c、3d…の左半部(所定領域)の熱媒体5中と、これらの熱伝達領域3b、3c、3dに上下方向に隣接した熱伝達領域3c、3d…の右半部(所定領域外)の熱媒体5中とに磁気熱量材6a…6yを回転させている。したがって、熱媒体5を流動させる必要がなくなり、熱媒体流動機構を用いる必要がなくなる。これにより、エネルギーの損失を低減できる。
このとき、磁気熱量材6a…6yを常時一定方向に回転させているため、回転方向を切り替える必要がなくなる。例えば磁気熱量材6aまたは永久磁石を直線(リニア)状に移動させる機構を設けると、正逆移動方向の転換などに応じて逆方向の始動トルクを要してしまい消費電力が大きくなる。本実施形態では磁気熱量材6a、6b…6yを常時一定方向に回転させることで伝熱できるようになり、始動トルクを発生させることがなくなりエネルギーの損失を低減できる。
また、磁界発生部9が各熱伝達領域3b、3c、3d…の左半部(所定領域)に発生する磁界を静磁界としているため、磁界の強弱を切り替える切替機能を別途設ける必要がなくなる。
また、磁気熱量材6aは円盤状に構成され、断熱材10により複数の扇型形状に成形されているため、磁気熱量材6aの隣り合う扇型形状部間の伝熱を遮断できる。
また、回転軸7は複数の磁気熱量材6a…6yを連結して構成されており、回転駆動部8は回転軸7を通じて複数の磁気熱量材6a…6yを同時に回転させるため、複数の磁気熱量材6a…6yを別々に回転させる機構は不要となる。これにより、熱交換器1はわずかなスペースでも設置できるようになる。
(他の実施形態)
前記した実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に示す変形または拡張が可能である。
磁気熱量材6a…6yの形状や磁界発生部9の構造は、前述実施形態に限定されるものではない。例えば、磁気熱量材6a…6yは円柱状構造に限られるものではなく矩形状などの他の形状を適用しても良い。また、磁界発生部9は永久磁石11を用いた例を示しているが、巻線に電流を通電して磁界を発生させる磁界発生構造を適用しても良く、この磁界発生構造に永久磁石11を組み合わせて適用しても良い。
熱媒体5としては、水が最も比熱が高く安価であるため適している。なお、0℃以下の温度では鉱油またはシリコン等のオイル系の媒体、不凍液、エチレングリコール等のアルコール類などの溶剤系媒体を適用できる。
また、熱交換サイクルの動作温度領域に合わせて、オイル系の媒体、溶剤系の媒体、水やこれらの混合液などを適宜選択できる。
磁気式冷暖房装置に適用したが、磁気式の暖房装置、冷暖房装置、例えば家庭用冷蔵庫、漁船用冷凍庫、家庭用空調機、産業用冷凍冷蔵庫、大型冷凍冷蔵倉庫、液化ガス貯蔵・運搬用冷凍庫、家庭用空調機、産業用空調機等の様々な磁気式温度調整装置に適用できる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、各実施形態に示した構成、各種条件に限定されることはなく、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
図面中、1は磁気式冷暖房装置の熱交換器(磁気式温度調整装置の熱交換器)、2は外壁、3(3a…3z)は熱伝達領域、4は隔離壁、5は熱媒体、6a…6yは磁気熱量材、7は回転軸、8は回転駆動部、9は磁界発生部、Zは回動部を示す。

Claims (5)

  1. 隔離壁によりそれぞれ区画されると共に熱媒体がそれぞれ充填された複数の熱伝達領域と、
    前記複数の熱伝達領域内のそれぞれの所定領域に磁界を発生する磁界発生部と、
    前記磁界発生部による発生磁界の変化により温度変化すると共に隣接する前記複数の熱伝達領域間の隔離壁を挿通して構成された磁気熱量材と、
    前記複数の熱伝達領域のうち第1熱伝達領域の所定領域の熱媒体中と第2熱伝達領域の所定領域外の熱媒体中とに前記磁気熱量材を回転させる回動部とを備えたことを特徴とする磁気式冷暖房装置の熱交換器。
  2. 前記回動部が、前記第1熱伝達領域の所定領域の熱媒体中と前記第2熱伝達領域の所定領域外の熱媒体中とに回転させるときには前記磁気熱量材を常時一定方向に回転させることを特徴とする請求項1記載の磁気式冷暖房装置の熱交換器。
  3. 前記磁界発生部は、前記所定領域に発生する磁界を静磁界とすることを特徴とする請求項1または2記載の磁気式冷暖房装置の熱交換器。
  4. 前記磁気熱量材は円盤状に構成され、断熱材により複数の扇型形状に区分されていることを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載の磁気式冷暖房装置の熱交換器。
  5. 前記磁気熱量材は複数設けられ、
    前記回動部は、回転軸を備え当該回転軸は前記複数の磁気熱量材を連結して構成され、
    前記複数の磁気熱量材のうち第1磁気熱量材を前記第1熱伝達領域の所定領域の熱媒体中と前記第2熱伝達領域の所定領域外の熱媒体中とに回転させると共に、前記複数の磁気熱量材のうち第2磁気熱量材を前記第2熱伝達領域の所定領域の熱媒体中と第3熱伝達領域の所定領域外の熱媒体中とに同時に回転させることを特徴とする請求項1ないし4の何れかに記載の磁気式冷暖房装置の熱交換器。
JP2011029718A 2011-02-15 2011-02-15 磁気式温度調整装置の熱交換器 Withdrawn JP2012167881A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011029718A JP2012167881A (ja) 2011-02-15 2011-02-15 磁気式温度調整装置の熱交換器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011029718A JP2012167881A (ja) 2011-02-15 2011-02-15 磁気式温度調整装置の熱交換器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012167881A true JP2012167881A (ja) 2012-09-06

Family

ID=46972211

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011029718A Withdrawn JP2012167881A (ja) 2011-02-15 2011-02-15 磁気式温度調整装置の熱交換器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2012167881A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017510786A (ja) * 2014-04-11 2017-04-13 佛山市川東磁電股▲ふん▼有限公司Chuandong Magnetic Electronic Co.,Ltd 回転式直列磁気冷凍システム
CN110645734A (zh) * 2019-10-30 2020-01-03 中国长江三峡集团有限公司 一种旋转式磁制冷冷机及方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017510786A (ja) * 2014-04-11 2017-04-13 佛山市川東磁電股▲ふん▼有限公司Chuandong Magnetic Electronic Co.,Ltd 回転式直列磁気冷凍システム
CN110645734A (zh) * 2019-10-30 2020-01-03 中国长江三峡集团有限公司 一种旋转式磁制冷冷机及方法
CN110645734B (zh) * 2019-10-30 2024-02-06 中国长江三峡集团有限公司 一种旋转式磁制冷冷机及方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9784482B2 (en) Magnetic cooling apparatus and method of controlling the same
JP5060602B2 (ja) 磁気冷凍デバイスおよび磁気冷凍システム
US9599375B2 (en) Magnetic cooling apparatus
JP6000814B2 (ja) 磁気冷凍デバイス及び磁気冷凍システム
JP5677351B2 (ja) 磁気冷凍デバイス及び磁気冷凍システム
US7552592B2 (en) Magnetic refrigerator
US10598411B2 (en) Magnetic refrigerating device
JP6003879B2 (ja) 熱磁気サイクル装置
CN103206804A (zh) 磁冷却设备及其控制方法
US20120165198A1 (en) Superconducting electric motor
US20120161556A1 (en) Superconducting electric motor
JP2012167881A (ja) 磁気式温度調整装置の熱交換器
JP2012177499A (ja) 磁気式温度調整装置
JP5821889B2 (ja) 熱磁気サイクル装置
JP6344103B2 (ja) 熱磁気サイクル装置
KR20130108765A (ko) 자기냉각장치
JP6325911B2 (ja) 磁気ヒートポンプ装置及び空気調和装置
WO2018088167A1 (ja) 磁気ヒートポンプ装置
JP6384384B2 (ja) 能動磁気再生器および磁気ヒートポンプ
JP7030658B2 (ja) 磁気冷凍機
KR101961122B1 (ko) 자냉식 쿨링팬을 이용한 냉각 장치
JP6601300B2 (ja) 熱磁気サイクル装置
JP2016151393A (ja) 熱交換器及び磁気ヒートポンプ装置
JP2017009164A (ja) 熱交換器及び磁気ヒートポンプ装置
JP2021165618A (ja) 磁気冷凍装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20140513