JP2012167619A - 高圧ドーム型圧縮機 - Google Patents

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和彦 松川
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Abstract

【課題】遠心分離された油が吐出冷媒に再び混入されないようにして、油上がり量の低減を図る。
【解決手段】ケーシング(10)内は、圧縮機構(15)を挟んで、分離空間(29)と高圧空間(28)とに上下に区画される。圧縮機構(15)で圧縮された高圧冷媒は、ガイド部材(37)によって周方向に旋回しながら分離空間(29)に流出され、高圧冷媒に含まれる油が遠心分離される。高圧空間(28)には、連絡通路(46)を介して分離空間(29)内の高圧冷媒が流出される。ここで、連絡通路(46)の分離空間(29)側の開口部は、圧縮機構(15)の中心部寄りの位置に設けられる。また、圧縮機構(15)の外周縁部には、分離空間(29)内で遠心分離された油をケーシング(10)底部の油溜め部(62)に排油させる排油通路(45)が形成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、高圧ドーム型圧縮機に関するものである。
従来より、圧縮機構で圧縮された作動流体を、モータとケーシング内壁面との間に形成したモータ冷却通路に流通させてモータを冷却するようにした圧縮機が知られている(例えば、特許文献1,2参照)。
ここで、圧縮機構の摺動部分には潤滑油が供給されており、圧縮された作動流体にはミスト状の油が含まれている。この油は、モータ上部空間を通過する際に遠心分離され、ケーシング底部の油溜め部に回収されるようになっている。
圧縮機構で圧縮された作動流体は、固定スクロールの背面空間から圧縮機構の側面の吐出通路を通ってモータ上部空間に流通する。モータ上部空間では、作動流体に含まれる油が遠心分離される。作動流体の一部は、モータコアカットを通ってモータ下部空間に流通してモータを冷却し、再びモータコアカットを通ってモータ上部空間から吐出管を通ってケーシング外に吐出される。
特開2003−286949号公報 特開2001−140779号公報
しかしながら、特許文献1,2に記載の圧縮機では、モータ下部空間からモータ上部空間に向かって作動流体が流通するので、遠心分離された油が油溜め部に回収される前に再び巻き上げられてしまい、作動流体とともに油が圧縮機のケーシング外へ流出する、いわゆる油上がりの増加を招いてしまうおそれがある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、遠心分離された油が吐出冷媒に再び混入されないようにして、油上がり量の低減を図ることにある。
本発明は、ケーシング(10)と、該ケーシング(10)内に収容された圧縮機構(15)とを備え、該圧縮機構(15)で圧縮された高圧冷媒が該ケーシング(10)内へ吐出されて該ケーシング(10)内が高圧となる高圧ドーム型圧縮機を対象とし、次のような解決手段を講じた。
すなわち、第1の発明は、前記ケーシング(10)内は、前記圧縮機構(15)で圧縮された高圧冷媒が流出されて高圧冷媒に含まれる油を遠心分離させるための分離空間(29)と、該圧縮機構(15)に形成された連絡通路(46)を介して該分離空間(29)内の高圧冷媒が流出される高圧空間(28)とに、該圧縮機構(15)を挟んで上下に区画され、
前記連絡通路(46)の前記分離空間(29)側の開口部は、前記圧縮機構(15)の中心部寄りの位置に設けられ、
前記圧縮機構(15)の外周縁部には、前記分離空間(29)内で遠心分離された油を前記ケーシング(10)底部の油溜め部(62)に排油させる排油通路(45)が形成されていることを特徴とするものである。
第1の発明では、ケーシング(10)内は、圧縮機構(15)を挟んで、分離空間(29)と高圧空間(28)とに上下に区画される。分離空間(29)には、圧縮機構(15)で圧縮された高圧冷媒が流出され、高圧冷媒に含まれる油が遠心分離される。高圧空間(28)には、圧縮機構(15)に形成された連絡通路(46)を介して分離空間(29)内の高圧冷媒が流出される。ここで、連絡通路(46)の分離空間(29)側の開口部は、圧縮機構(15)の中心部寄りの位置に設けられる。また、圧縮機構(15)の外周縁部には、分離空間(29)内で遠心分離された油をケーシング(10)底部の油溜め部(62)に排油させる排油通路(45)が形成される。
このような構成とすれば、圧縮機構(15)で圧縮された高圧冷媒に含まれる油を分離空間(29)内で遠心分離させて排油通路(45)から油溜め部(62)に排油させる一方、ガス密度の高い高圧冷媒を高圧空間(28)に流出させることができる。これにより、遠心分離された油が高圧冷媒に再び混入されてしまい、高圧冷媒とともにケーシング(10)外へ流出する、いわゆる油上がりの増加を抑制することができる。
また、圧縮機構(15)の外周縁部に排油通路(45)が形成されているので、遠心分離された油が排油通路(45)に向かって流れやすくなる。さらに、連絡通路(46)の分離空間(29)側の開口部は、圧縮機構(15)の中心部寄りの位置に設けられているので、遠心分離されて圧縮機構(15)の外周側に向かって飛散した油が、連絡通路(46)を通る高圧冷媒に再び混入されるのを抑制することができる。
第2の発明は、第1の発明において、
前記圧縮機構(15)の吐出通路(41)には、高圧冷媒を前記分離空間(29)内で前記ケーシング(10)の周方向に旋回させるガイド部材(37)が設けられていることを特徴とするものである。
第2の発明では、圧縮機構(15)の吐出通路(41)には、ガイド部材(37)が設けられる。分離空間(29)内では、ガイド部材(37)によって高圧冷媒がケーシング(10)の周方向に旋回される。
このような構成とすれば、圧縮機構(15)の吐出通路(41)から吐出された高圧冷媒が、ガイド部材(37)によってケーシング(10)の周方向に旋回されることとなり、高圧冷媒に含まれる油を遠心分離させやすくなる。
第3の発明は、第1又は第2の発明において、
前記連絡通路(46)の前記分離空間(29)側の開口部には、該分離空間(29)内を上方に延びる筒状部材(38)が設けられていることを特徴とするものである。
第3の発明では、連絡通路(46)の分離空間(29)側の開口部には、分離空間(29)内を上方に延びる筒状部材(38)が設けられる。
このような構成とすれば、遠心分離されて圧縮機構(15)の外周側に向かって飛散した油が、連絡通路(46)を通る高圧冷媒に再び混入されるのを抑制することができる。
第4の発明は、第1乃至第3の発明のうち何れか1つにおいて、
前記圧縮機構(15)の外周縁部には、前記分離空間(29)内で遠心分離された油を前記排油通路(45)に向かって導く傾斜面(43)が形成されていることを特徴とするものである。
第4の発明では、圧縮機構(15)の外周縁部には、傾斜面(43)が形成される。分離空間(29)内で遠心分離された油は、傾斜面(43)によって排油通路(45)に向かって導かれる。
このような構成とすれば、遠心分離されて圧縮機構(15)の外周側に向かって飛散した油が、傾斜面(43)によって排油通路(45)に向かって導かれるので、油を確実に回収することができる。
第5の発明は、第1乃至第4の発明のうち何れか1つにおいて、
前記高圧空間(28)内に収容され、前記圧縮機構(15)を駆動するモータ(16)を備え、
前記圧縮機構(15)と前記モータ(16)との間には、高圧冷媒を前記ケーシング(10)外に吐出させる吐出管(20)が接続され且つ前記連絡通路(46)に連通されたモータ上部空間(18)が形成され、
前記モータ上部空間(18)には、前記連絡通路(46)を介して前記分離空間(29)から流出した高圧冷媒を該モータ上部空間(18)内で前記ケーシング(10)の周方向に旋回させる副ガイド部材(58)が設けられていることを特徴とするものである。
第5の発明では、高圧空間(28)内には、圧縮機構(15)を駆動するモータ(16)が収容される。圧縮機構(15)とモータ(16)との間には、連絡通路(46)に連通されたモータ上部空間(18)が形成される。モータ上部空間(18)には、高圧冷媒をケーシング(10)外に吐出させる吐出管(20)が接続される。また、モータ上部空間(18)には、副ガイド部材(58)が設けられる。連絡通路(46)を介して分離空間(29)から流出した高圧冷媒は、副ガイド部材(58)によってモータ上部空間(18)内でケーシング(10)の周方向に旋回される。
このような構成とすれば、連絡通路(46)を介して分離空間(29)から流出した高圧冷媒が、モータ上部空間(18)において、副ガイド部材(58)によってケーシング(10)の周方向に旋回されることとなり、分離空間(29)内で遠心分離しきれずに高圧冷媒に残存した油をモータ上部空間(18)において回収することができ、油上がりをさらに低減することができる。
第6の発明は、第1乃至第5の発明のうち何れか1つにおいて、
前記排油通路(45)には、絞り部(45a)が設けられていることを特徴とするものである。
第6の発明では、排油通路(45)に絞り部(45a)が設けられる。このような構成とすれば、連絡通路(46)よりも排油通路(45)の通路抵抗を大きくすることができ、圧縮機構(15)の吐出通路(41)から吐出された高圧冷媒が排油通路(45)に流れ込むのを抑制して、油だけを流すようにコントロールすることができる。
第7の発明は、第1乃至第6の発明のうち何れか1つにおいて、
前記圧縮機構(15)は、固定スクロール(24)と、該固定スクロール(24)に噛合する可動スクロール(26)とを備えたスクロール式の圧縮機構(15)で構成されていることを特徴とするものである。
第7の発明では、圧縮機構(15)は、固定スクロール(24)と、固定スクロール(24)に噛合する可動スクロール(26)とを備えたスクロール式の圧縮機構(15)で構成される。
このような構成とすれば、固定スクロール(24)と、固定スクロール(24)に噛合する可動スクロール(26)とを備えたスクロール式の圧縮機構(15)に対して本発明を適用することができる。
本発明によれば、圧縮機構(15)で圧縮された高圧冷媒に含まれる油を分離空間(29)内で遠心分離させて排油通路(45)から油溜め部(62)に排油させる一方、ガス密度の高い高圧冷媒を高圧空間(28)に流出させることができる。これにより、遠心分離された油が高圧冷媒に再び混入されてしまい、高圧冷媒とともにケーシング(10)外へ流出する、いわゆる油上がりの増加を抑制することができる。
また、圧縮機構(15)の外周縁部に排油通路(45)が形成されているので、遠心分離された油が排油通路(45)に向かって流れやすくなる。さらに、連絡通路(46)の分離空間(29)側の開口部は、圧縮機構(15)の中心部寄りの位置に設けられているので、遠心分離されて圧縮機構(15)の外周側に向かって飛散した油が、連絡通路(46)を通る高圧冷媒に再び混入されるのを抑制することができる。
本発明の実施形態に係る高圧ドーム型の圧縮機の全体構成を示す縦断面図である。 圧縮機構の構成を示す平面図である。 圧縮機構の構成を示す縦断面図である。 副ガイド部材を正面側から見た斜視図である。 副ガイド部材を背面側から見た斜視図である。 本変形例1に係る圧縮機構の構成を示す縦断面図である。 本変形例2に係る圧縮機構の構成を示す縦断面図である。 本変形例3に係る圧縮機構の構成を示す縦断面図である。 本変形例4に係る圧縮機構の構成を示す縦断面図である。 本変形例5に係る副ガイド部材を正面側から見た斜視図である。 本変形例6に係る副ガイド部材をハウジングの下側から見た図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
《実施形態》
図1は、本発明の実施形態に係る高圧ドーム型の圧縮機の全体構成を示す縦断面図である。図1に示すように、この圧縮機(1)は、冷媒ガスが循環して冷凍サイクル運転動作を行う図示しない冷媒回路に接続され、作動流体としての冷媒ガスを圧縮するものである。
圧縮機(1)は、縦長円筒状の密閉ドーム型のケーシング(10)を有している。このケーシング(10)は、上下方向に延びる円筒状の胴部であるケーシング本体(11)と、その上端部に気密状に溶接されて一体接合され、上方に突出した凸面を有する椀状の上壁部(12)と、ケーシング本体(11)の下端部に気密状に溶接されて一体接合され、下方に突出した凸面を有する椀状の底壁部(13)とで圧力容器に構成されており、その内部は空洞とされている。
ケーシング(10)の内部には、冷媒ガスを圧縮する圧縮機構(15)と、圧縮機構(15)の下方に配置されるモータ(16)とが収容されている。圧縮機構(15)とモータ(16)とは、ケーシング(10)内を上下方向に延びるように配置される駆動軸(17)によって連結されている。そして、圧縮機構(15)とモータ(16)との間には、モータ上部空間(18)が形成されている。
圧縮機構(15)は、固定スクロール(24)と、固定スクロール(24)に噛合する可動スクロール(26)と、可動スクロール(26)を支持するハウジング(23)とを備えている。
ハウジング(23)は、その外周面において周方向の全体に亘ってケーシング本体(11)に固定されている。つまり、ケーシング本体(11)とハウジング(23)とは全周に亘って密着されている。ただし、後述する排油通路(45)をハウジング(23)の外周部に設けた場合には、この限りではない。そして、ケーシング(10)内が、ハウジング(23)下方の高圧空間(28)と、ハウジング(23)上方の分離空間(29)とに区画されている。
ハウジング(23)には、上面中央に凹設されたハウジング凹部(31)と、下面中央から下方に突設された軸受部(32)とが形成されている。そして、ハウジング(23)には、この軸受部(32)の下端面とハウジング凹部(31)の底面とを貫通する軸受孔(33)が形成されていて、この軸受孔(33)に駆動軸(17)が軸受(34)を介して回転自在に嵌入されている。
ケーシング(10)の上壁部(12)には、冷媒回路の冷媒を圧縮機構(15)に導く吸入管(19)が気密状に嵌入されている。なお、吸入管(19)はケーシング本体(11)に設けられていても良い。また、ケーシング本体(11)には、ケーシング(10)内の冷媒をケーシング(10)外に吐出させる吐出管(20)が気密状に嵌入されている。
吸入管(19)は、分離空間(29)を貫通するとともに、内端部が圧縮機構(15)の固定スクロール(24)に嵌入されている。吐出管(20)の内端部(35)は、ケーシング本体(11)の内面よりも内側に突出している。
ハウジング(23)の上端面には、固定スクロール(24)の下端面が密着されている。そして、固定スクロール(24)は、締結ボルト(図示省略)によってハウジング(23)に締結固定されている。
固定スクロール(24)は、鏡板(24a)と、鏡板(24a)の下面に形成された渦巻き状(インボリュート状)のラップ(24b)とから構成されている。そして、可動スクロール(26)は、鏡板(26a)と、鏡板(26a)の上面に形成された渦巻き状(インボリュート状)のラップ(26b)とから構成されている。また、可動スクロール(26)は、オルダム継手(59)を介してハウジング(23)に支持されるとともに駆動軸(17)の上端が嵌入され、この駆動軸(17)の回転により自転することなくハウジング(23)内を公転するようになっている。
そして、固定スクロール(24)のラップ(24b)と可動スクロール(26)のラップ(26b)とが互いに噛合しており、これにより固定スクロール(24)と可動スクロール(26)との間において、両ラップ(24b,26b)により圧縮室(40)を構成している。この圧縮室(40)は、可動スクロール(26)の公転に伴い、両ラップ(24b,26b)間の容積が中心に向かって収縮することで冷媒を圧縮するように構成されている。
固定スクロール(24)の鏡板(24a)には、圧縮室(40)に連通する吐出通路(41)が形成されている。吐出通路(41)は、固定スクロール(24)の鏡板(24a)における略中央において上下方向に延びるように形成され、分離空間(29)に連通している。
分離空間(29)には、圧縮機構(15)で圧縮された高圧冷媒が流出される。分離空間(29)と高圧空間(28)とは、連絡通路(46)によって連通しており、高圧空間(28)には、連絡通路(46)を介して分離空間(29)内の高圧冷媒が流出される。
図2にも示すように、連絡通路(46)は、貫通孔(47)と、通路溝(48)と、蓋体(36)と、筒状部材(38)とによって構成されている。貫通孔(47)は、固定スクロール(24)及びハウジング(23)の外周縁部において軸方向に貫通している。通路溝(48)は、固定スクロール(24)の上面において、固定スクロール(24)の中心部寄りの位置から径方向に延びて貫通孔(47)の上端に連通している。
蓋体(36)は、通路溝(48)及び吐出通路(41)を覆うように、締結ボルト(36a)により固定スクロール(24)の上面に締結固定されている。筒状部材(38)は、蓋体(36)に一体に設けられ、分離空間(29)内を上方に延びている。筒状部材(38)の下端部は、蓋体(36)における固定スクロール(24)の中心部寄りの位置に接続され、通路溝(48)に連通している。これにより、分離空間(29)内の高圧冷媒は、筒状部材(38)、通路溝(48)、貫通孔(47)を順に流通することで、高圧空間(28)に流出するようになっている。
また、蓋体(36)には、ガイド部材(37)が一体に設けられている。ガイド部材(37)は、吐出通路(41)に連通するとともに、その吹出口が斜め上方を向くように傾斜した形状となっている。このような構成とすれば、吐出通路(41)から分離空間(29)に吐出された高圧冷媒が、ガイド部材(37)によってケーシング(10)の周方向に旋回されることとなり、高圧冷媒に含まれる油を遠心分離させやすくなる。これにより、ガス密度の高い高圧冷媒を連絡通路(46)を介して高圧空間(28)に流出させることができ、遠心分離された油が高圧冷媒に再び混入されてしまい、高圧冷媒とともにケーシング(10)外へ流出する、いわゆる油上がりの増加を抑制することができる。
なお、本実施形態では、ガイド部材(37)及び筒状部材(38)を蓋体(36)に一体に設けているが、それぞれ別々の部材で構成してもよい。
図3にも示すように、固定スクロール(24)及びハウジング(23)の外周縁部には、軸方向に貫通する排油通路(45)が形成されている。排油通路(45)は、分離空間(29)内で遠心分離された油をケーシング(10)底部の油溜め部(62)に排油させるものである。また、固定スクロール(24)の外周縁部には、分離空間(29)内で遠心分離された油を排油通路(45)に向かって導く傾斜面(43)が形成されている。
このような構成とすれば、圧縮機構(15)の外周縁部に排油通路(45)が形成されているので、遠心分離されて圧縮機構(15)の外周側に向かって飛散した油が、傾斜面(43)によって排油通路(45)に向かって導かれ、油を確実に回収することができる。
また、排油通路(45)の下端部には、絞り部(45a)が設けられている。絞り部(45a)の通路径は、排油通路(45)の上端部の孔径よりも小さくなっている。なお、絞り部(45a)は、ハウジング(23)に形成する排油通路(45)の孔径を、上端部と下端部とで変更することによって形成してもよいし、排油通路(45)の下端部に筒状の部材を嵌合することで設けてもよい。
このような構成とすれば、連絡通路(46)よりも排油通路(45)の通路抵抗を大きくすることができ、圧縮機構(15)の吐出通路(41)から吐出された高圧冷媒が排油通路(45)に流れ込むのを抑制して、油だけを流すようにコントロールすることができる。
図1に示すように、モータ(16)は、ケーシング(10)の内壁面に固定された環状のステータ(51)と、ステータ(51)の内側に回転自在に構成されたロータ(52)とを備えている。ステータ(51)とロータ(52)との間には僅かに隙間(図示省略)を設けており、このいわゆるエアギャップ隙間があるため、ロータ(52)はステータ(51)に接触せずに回転できる。ステータ(51)には巻線が装着されており、ステータ(51)よりも上方及び下方はコイルエンド(53)となっている。
ステータ(51)の外周面には、ステータ(51)の上端面から下端面に亘り且つ周方向に所定間隔をおいて複数個所にコアカット部が切欠形成されている。ステータ(51)の外周面にコアカット部が形成されることにより、ケーシング本体(11)とステータ(51)との間に上下方向に延びるモータ冷却通路(55)が形成されている。
ロータ(52)は、上下方向に延びるようにケーシング本体(11)の軸心に配置された駆動軸(17)を介して圧縮機構(15)の可動スクロール(26)に駆動連結されている。
モータ上部空間(18)には、連絡通路(46)を流出した冷媒をモータ冷却通路(55)に案内する副ガイド部材(58)が配設されている。この副ガイド部材(58)の詳細は後述する。
モータ(16)の下方のモータ下部空間には、その底部に潤滑油が貯留される油溜め部(62)が設けられている。油溜め部(62)の潤滑油には、駆動軸(17)の下端部が浸漬され、貯留された潤滑油を汲み上げるように構成されている。駆動軸(17)内には給油路(61)が形成されており、汲み上げられた潤滑油は、この給油路(61)を通して各摺動部分へ供給されるようになっている。
図4は、副ガイド部材を正面側から見た斜視図であり、図5は、背面側から見た斜視図である。図4及び図5に示すように、モータ上部空間(18)に配設された副ガイド部材(58)は、横断面が円弧状で且つ上下方向に直線状に延びる本体曲板(85)を備えている。本体曲板(85)は、ケーシング本体(11)の内面に対応した径に形成されており、ケーシング本体(11)の内面に取り付けられるようになっている。
本体曲板(85)には、内周側に膨出して上下方向に延びる案内通路(86)と、内周側に膨出して周方向に延びる旋回通路(88)とが形成されている。案内通路(86)は、その上下方向の両端がそれぞれ開口している。また、案内通路(86)の上部には、上側ほど内周側に向かって張り出すように形成された膨出部(87)が形成されている。
本体曲板(85)は、モータ(16)のステータ(51)の外側に配設されるようになっている。膨出部(87)は、連絡通路(46)の貫通孔(47)よりも内側に位置するように張り出し量が調整されている。つまり、案内通路(86)を上から下に向かって冷媒が流れるようになっている。
旋回通路(88)は、周方向の一端が開口しており、他端が案内通路(86)に連通している。つまり、旋回通路(88)は、案内通路(86)からモータ冷却通路(55)に向かって流れる冷媒の一部を、吐出管(20)の内端部(35)に向かって周方向に分流させる。
−運転動作−
次に、本実施形態に係る圧縮機(1)の運転動作について説明する。まず、モータ(16)を駆動すると、ステータ(51)に対してロータ(52)が回転し、それによって駆動軸(17)が回転する。駆動軸(17)が回転すると、可動スクロール(26)が固定スクロール(24)に対して自転せずに公転のみ行う。これにより、低圧の冷媒が吸入管(19)を通して圧縮室(40)の外周縁側から圧縮室(40)に吸引され、この冷媒は圧縮室(40)の容積変化に伴って圧縮される。
そして、この圧縮された冷媒は、高圧となって圧縮室(40)の半径方向内周側から吐出通路(41)を通して分離空間(29)へと吐出される。このとき、高圧冷媒は、ガイド部材(37)によってケーシング(10)の周方向に旋回され、高圧冷媒に含まれる油が遠心分離される。高圧冷媒から遠心分離されて圧縮機構(15)の外周側に向かって飛散した油は、傾斜面(43)に沿って流れ、排油通路(45)から油溜め部(62)に向かって排油される。油が遠心分離されてガス密度が高くなった高圧冷媒は、連絡通路(46)へ流入し、モータ上部空間(18)へと流出する。
モータ上部空間(18)へ流出した冷媒は、副ガイド部材(58)の案内通路(86)とケーシング本体(11)の内面との間を下側に向かって流れ、その際に冷媒の一部が分流して旋回通路(88)を通過する。ここで、旋回通路(88)を通過する際に流れの向きが変わるので冷媒と潤滑油が分離される。旋回通路(88)を通過した冷媒は、ケーシング(10)の内壁面に沿って周方向に旋回される。この分流した冷媒は、周方向に流れることにより潤滑油が遠心分離される。これにより、分離空間(29)内で遠心分離しきれずに高圧冷媒に残存した油をモータ上部空間(18)において回収することができ、油上がりをさらに低減することができる。
一方、下側に向かって流れる冷媒は、モータ冷却通路(55)を下側に向かって流れ、モータ下部空間にまで流れる。そして、この冷媒は、流れ方向が反転してステータ(51)とロータ(52)との間のエアギャップ隙間、又は連絡通路(46)に連続するモータ冷却通路(55)とは別(図1における左側)のモータ冷却通路(55)を上方に向かって流れる。
そして、モータ上部空間(18)において、副ガイド部材(58)の旋回通路(88)を通過した冷媒と、エアギャップ隙間又はモータ冷却通路(55)を流れてきた冷媒とが合流し、吐出管(20)の内端部(35)から吐出管(20)に流入してケーシング(10)外に吐出される。そして、ケーシング(10)外に吐出された冷媒は、冷媒回路を循環した後、再度、吸入管(19)を通して圧縮機(1)に吸入されて圧縮される。このような循環が繰り返される。
なお、本実施形態について、圧縮機構(15)はスクロール型に限られるものではなく、例えばレシプロ型やスクリュー型やロータリーピストン型に構成してもよい。
《変形例1》
図6は、本変形例1に係る圧縮機構の構成を示す縦断面図である。図6に示すように、本変形例1では、連絡通路(46)の構成が前記実施形態とは異なっている。
連絡通路(46)は、貫通孔(47)と、蓋体(36)の膨出通路(39)と、筒状部材(38)とによって構成されている。貫通孔(47)は、固定スクロール(24)及びハウジング(23)の外周縁部において軸方向に貫通している。貫通孔(47)の上端部には大径の凹部が形成されている。
蓋体(36)は、貫通孔(47)及び吐出通路(41)を覆うように、締結ボルト(36a)により固定スクロール(24)の上面に締結固定されている。蓋体(36)には、固定スクロール(24)の中心部寄りの位置から径方向に膨出して延びて貫通孔(47)の上端に連通する膨出通路(39)が形成されている。
筒状部材(38)は、蓋体(36)に一体に設けられ、分離空間(29)内を上方に延びている。筒状部材(38)の下端部は、蓋体(36)における固定スクロール(24)の中心部寄りの位置に接続され、膨出通路(39)に連通している。
これにより、分離空間(29)内の高圧冷媒は、筒状部材(38)、蓋体(36)の膨出通路(39)、貫通孔(47)を順に流通することで、高圧空間(28)に流出するようになっている。
《変形例2》
図7は、本変形例2に係る圧縮機構の構成を示す縦断面図である。図7に示すように、本変形例2では、連絡通路(46)の構成が前記実施形態とは異なっている。
連絡通路(46)は、貫通孔(47)と、筒状部材(38)とによって構成されている。貫通孔(47)は、固定スクロール(24)及びハウジング(23)の外周縁部において軸方向に貫通している。
ガイド部材(37)と筒状部材(38)とは別部材として構成されている。ガイド部材(37)は、吐出通路(41)を覆うように、締結ボルト(36a)により固定スクロール(24)の上面に締結固定されている。ガイド部材(37)は、その吹出口が斜め上方を向くように傾斜した形状となっており、吐出通路(41)に連通している。
筒状部材(38)は、貫通孔(47)を覆うように、締結ボルト(36a)により固定スクロール(24)の上面に締結固定されている。そして、筒状部材(38)は、貫通孔(47)に連通するとともに、分離空間(29)内を上方に延びた後でケーシング(10)の径方向内周側に向かって折り曲げられた形状となっている。その結果、筒状部材(38)の先端側の開口部は、圧縮機構(15)の中心部寄りの位置において径方向に開口するように設けられる。これにより、分離空間(29)内の高圧冷媒は、筒状部材(38)及び貫通孔(47)を順に流通することで、高圧空間(28)に流出するようになっている。
《変形例3》
図8は、本変形例3に係る圧縮機構の構成を示す縦断面図である。図8に示すように、本変形例3では、連絡通路(46)の構成が前記実施形態とは異なっている。
連絡通路(46)は、貫通孔(47)と、筒状部材(38)とによって構成されている。貫通孔(47)は、固定スクロール(24)及びハウジング(23)の外周縁部において軸方向に貫通している。
ガイド部材(37)と筒状部材(38)とは別部材として構成されている。ガイド部材(37)は、吐出通路(41)を覆うように、締結ボルト(36a)により固定スクロール(24)の上面に締結固定されている。ガイド部材(37)は、その吹出口が斜め上方を向くように傾斜した形状となっており、吐出通路(41)に連通している。
筒状部材(38)は、貫通孔(47)を覆うように、締結ボルト(36a)により固定スクロール(24)の上面に締結固定されている。そして、筒状部材(38)は、貫通孔(47)に連通するとともに、分離空間(29)内を上方に延びた後でケーシング(10)の径方向内周側に向かって折り曲げられ、さらに上方に向かって折り曲げられた形状となっている。その結果、筒状部材(38)の先端側の開口部は、圧縮機構(15)の中心部寄りの位置において上方に開口するように設けられる。これにより、分離空間(29)内の高圧冷媒は、筒状部材(38)及び貫通孔(47)を順に流通することで、高圧空間(28)に流出するようになっている。
《変形例4》
図9は、本変形例4に係る圧縮機構の構成を示す縦断面図である。図9に示すように、本変形例4では、ガイド部材(37)が設けられておらず、吐出通路(41)の形状が前記実施形態とは異なっている。
固定スクロール(24)の鏡板(24a)には、圧縮室(40)に連通する吐出通路(41)が形成されている。吐出通路(41)は、固定スクロール(24)の鏡板(24a)における中央において、その吹出口が斜め上方を向くように傾斜した形状とされ、分離空間(29)に連通している。
このような構成とすれば、前記実施形態のように吐出通路(41)にガイド部材(37)を設けることなく、吐出通路(41)から分離空間(29)に吐出された高圧冷媒をケーシング(10)の周方向に旋回させることができる。これにより、高圧冷媒に含まれる油を遠心分離させやすくなる。
《変形例5》
図10は、本変形例5に係る副ガイド部材を正面側から見た斜視図である。図10に示すように、本変形例5では、副ガイド部材(58)の形状が前記実施形態とは異なっている。
副ガイド部材(58)は、横断面が円弧状で且つ上下方向に直線状に延びる本体曲板(85)を備えている。本体曲板(85)は、ケーシング本体(11)の内面に対応した径に形成されており、ケーシング本体(11)に取り付けられるようになっている。
本体曲板(85)には、内周側に膨出して上下方向に延びる案内通路(86)と、内周側に膨出して周方向に延びる旋回通路(88)とが形成されている。案内通路(86)は、その上端のみが開口している。また、案内通路(86)の上部には、上側ほど内周側に向かって張り出すように形成された膨出部(87)が形成されている。
旋回通路(88)は、周方向の一端が開口しており、他端が案内通路(86)に連通している。つまり、旋回通路(88)は、連絡通路(46)から流出して案内通路(86)を流れる冷媒を、吐出管(20)の内端部(35)に向かって周方向に旋回させる。
《変形例6》
図11は、本変形例6に係る副ガイド部材をハウジングの下側から見た図である。図11に示すように、本変形例6では、副ガイド部材(58)の形状が前記実施形態とは異なっている。
副ガイド部材(58)は、ハウジング(23)の下面に取り付けられて連絡通路(46)の貫通孔(47)を覆う副ガイド板(90)を備えている。副ガイド板(90)は、ケーシング本体(11)の内壁面に沿って周方向に延びる板状体で構成されている。副ガイド板(90)の幅方向の中央位置には、ハウジング(23)の下方に膨出するとともに周方向に延びる旋回通路(90a)が形成されている。旋回通路(90a)は、周方向の一端のみが開口しており、周方向の他端が連絡通路(46)に連通している。つまり、連絡通路(46)から流出した冷媒は、副ガイド板(90)の旋回通路(90a)を通ってモータ上部空間(18)内に吹き出され、周方向に旋回される。
以上説明したように、本発明は、遠心分離された油が吐出冷媒に再び混入されないようにして、油上がり量の低減を図ることができるという実用性の高い効果が得られることから、きわめて有用で産業上の利用可能性は高い。
1 高圧ドーム型圧縮機
10 ケーシング
15 圧縮機構
16 モータ
18 モータ上部空間
20 吐出管
24 固定スクロール
26 可動スクロール
28 高圧空間
29 分離空間
37 ガイド部材
38 筒状部材
41 吐出通路
43 傾斜面
45 排油通路
45a 絞り部
46 連絡通路
58 副ガイド部材
62 油溜め部

Claims (7)

  1. ケーシング(10)と、該ケーシング(10)内に収容された圧縮機構(15)とを備え、該圧縮機構(15)で圧縮された高圧冷媒が該ケーシング(10)内へ吐出されて該ケーシング(10)内が高圧となる高圧ドーム型圧縮機であって、
    前記ケーシング(10)内は、前記圧縮機構(15)で圧縮された高圧冷媒が流出されて高圧冷媒に含まれる油を遠心分離させるための分離空間(29)と、該圧縮機構(15)に形成された連絡通路(46)を介して該分離空間(29)内の高圧冷媒が流出される高圧空間(28)とに、該圧縮機構(15)を挟んで上下に区画され、
    前記連絡通路(46)の前記分離空間(29)側の開口部は、前記圧縮機構(15)の中心部寄りの位置に設けられ、
    前記圧縮機構(15)の外周縁部には、前記分離空間(29)内で遠心分離された油を前記ケーシング(10)底部の油溜め部(62)に排油させる排油通路(45)が形成されていることを特徴とする高圧ドーム型圧縮機。
  2. 請求項1において、
    前記圧縮機構(15)の吐出通路(41)には、高圧冷媒を前記分離空間(29)内で前記ケーシング(10)の周方向に旋回させるガイド部材(37)が設けられていることを特徴とする高圧ドーム型圧縮機。
  3. 請求項1又は2において、
    前記連絡通路(46)の前記分離空間(29)側の開口部には、該分離空間(29)内を上方に延びる筒状部材(38)が設けられていることを特徴とする高圧ドーム型圧縮機。
  4. 請求項1乃至3のうち何れか1つにおいて、
    前記圧縮機構(15)の外周縁部には、前記分離空間(29)内で遠心分離された油を前記排油通路(45)に向かって導く傾斜面(43)が形成されていることを特徴とする高圧ドーム型圧縮機。
  5. 請求項1乃至4のうち何れか1つにおいて、
    前記高圧空間(28)内に収容され、前記圧縮機構(15)を駆動するモータ(16)を備え、
    前記圧縮機構(15)と前記モータ(16)との間には、高圧冷媒を前記ケーシング(10)外に吐出させる吐出管(20)が接続され且つ前記連絡通路(46)に連通されたモータ上部空間(18)が形成され、
    前記モータ上部空間(18)には、前記連絡通路(46)を介して前記分離空間(29)から流出した高圧冷媒を該モータ上部空間(18)内で前記ケーシング(10)の周方向に旋回させる副ガイド部材(58)が設けられていることを特徴とする高圧ドーム型圧縮機。
  6. 請求項1乃至5のうち何れか1つにおいて、
    前記排油通路(45)には、絞り部(45a)が設けられていることを特徴とする高圧ドーム型圧縮機。
  7. 請求項1乃至6のうち何れか1つにおいて、
    前記圧縮機構(15)は、固定スクロール(24)と、該固定スクロール(24)に噛合する可動スクロール(26)とを備えたスクロール式の圧縮機構(15)で構成されていることを特徴とする高圧ドーム型圧縮機。
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