JP2012163081A - 回転式液圧装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】外歯部材に軸方向に作用する圧力液体の圧力に基づく作用力による外歯部材のトルク低下や焼き付きを抑制し得る回転式液圧装置を得る。
【解決手段】複数の内歯2を有するリング状の内歯部材1を固定配置すると共に、内歯2に噛み合い内歯2より1枚少ない外歯6を有する外歯部材4を内歯部材1内に偏心して自転かつ公転可能に配置する。外歯部材4の両側面4a,4bを摺接面8a,10aにより挟んで摺接させる。内歯部材1の内歯2と外歯部材4の外歯6との間に複数の作用室12を形成し、更に、一方の摺接面8aに各作用室12に対応する各ポート44を開口形成し、自転しつつ公転する外歯部材4に応じて各作用室12と高圧側または低圧側の流路とを各ポート44を介して連通する弁機構45を有する。他方の摺接面10aにポート44と開口形状が略同一形状の窪み48を各ポート44毎に対応して形成した。
【選択図】図1

Description

本発明は、固定したリング状の内歯部材内で外歯部材が自転しつつ公転するジロータ型の回転式液圧装置に関する。
従来より、ジロータ型の回転式液圧装置、例えば、液圧モータは、特許文献1にあるように、固定したリング状の内歯部材内に星形の外歯部材を偏心して配置し、内歯部材の内歯と外歯部材の外歯との間に形成される複数の作用室に順次、高圧の液体を供給すると共に、複数の作用室から順次、低圧の液体を排出して外歯部材を自転しつつ公転し、外歯部材の自転を外歯部材とスプライン結合した駆動軸に伝達して、駆動軸を介して外部機器等に回転を伝達している。
特開平10−220340号公報
しかしながら、こうした従来の回転式液圧装置では、内歯部材と外歯部材との両側を弁プレートと蓋部材とにより挟み外歯部材の両側面を弁プレートの摺接面と蓋部材の摺接面とに摺接させている。また、弁プレートの摺接面に各作用室に対応する各ポートを開口形成し、弁プレートの摺接面と反対側に設けた弁部材を外歯部材と同期回転して、各作用室と高圧側または低圧側の流路とをポートを介して連通している。
このため、外歯部材が自転しつつ公転する際に、外歯部材の側面が各ポートが形成されている弁プレートの摺接面上を摺接するので、各ポート上を外歯部材の側面が横切る。よって、各ポートの高圧液体の圧力に基づく作用力が、外歯部材に軸方向に作用して、外歯部材が蓋部材の摺接面に押圧され、駆動軸に伝達するトルクが低下したり、外歯部材が焼き付くおそれがあるという問題があった。
本発明の課題は、外歯部材に軸方向に作用する圧力液体の圧力に基づく作用力による外歯部材のトルク低下や焼き付きを抑制し得る回転式液圧装置を提供することにある。
かかる課題を達成すべく、本発明は課題を解決するため次の手段を取った。即ち、
複数の内歯を有するリング状の内歯部材を固定配置すると共に、前記内歯に噛み合い前記内歯より1枚少ない外歯を有する外歯部材を前記内歯部材内に偏心して自転かつ公転可能に配置し、また、前記外歯部材の両側面を摺接面により挟んで摺接させると共に、前記内歯部材の前記内歯と前記外歯部材の前記外歯との間に複数の作用室を形成し、更に、一方の前記摺接面に前記各作用室に対応する各ポートを開口形成し、自転しつつ公転する前記外歯部材に応じて前記各作用室と高圧側または低圧側の流路とを前記各ポートを介して連通する弁機構を有する回転式液圧装置において、
他方の前記摺接面に前記ポートと開口形状が略同一形状の窪みを前記各ポート毎に対応して形成したことを特徴とする回転式液圧装置がそれである。
その際、前記ポートの開口形状と前記窪みの開口形状とは、径方向の中心側から外方側へ延びる第1開口部と前記第1開口部の外方端に接続して周方向へ延びる第2開口部とからなる略T字状とした構成でもよい。
本発明の回転式液圧装置は、他方の摺接面にポートと開口形状が略同一形状の窪みを各ポート毎に対応して形成したので、外歯部材に軸方向に作用する圧力液体の圧力に基づく作用力が外歯部材の両側面に平衡作用し、外歯部材が摺接面に押圧されるのを防止するので、外歯部材のトルク低下や焼き付きを抑制し得るという効果を奏する。
また、ポートの開口形状と窪みの開口形状とを、径方向の中心側から外方側へ延びる第1開口部と第1開口部の外方端に接続して周方向へ延びる第2開口部とからなる略T字状としたので、ポートの開口面積を大きく取ることができ、液体の圧力降下を軽減できトルク低下を一層防止できる。
本発明の一実施形態としての回転式液圧装置の縦断面図である。 図1のAA断面図である。 図1のBB断面図である。 図1のCC断面図である。 図1のDD断面図である。
以下本発明の回転式液圧装置を液圧モータとして実施するための形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1、図2に示すように、1はリング状の内歯部材で、本実施形態では、内歯部材1は同一円周上に等間隔で内周に配置されたローラー状の9個の内歯2を備えている。内歯部材1の内部には外歯部材4が内歯部材1の中心に対して偏心して配置されており、外歯部材4の外周には内歯2より1枚少ない8枚の外歯6が形成されている。外歯部材4の外歯6は内歯部材1の内歯2に内接噛み合いするように形成されている。
内歯部材1と外歯部材4との両側は、それぞれ弁プレート8と蓋部材10とにより挟まれており、外歯部材4の両側面4a,4bを弁プレート8の摺接面8aと蓋部材10の摺接面10aとに摺接可能に接触させている。これにより、外歯部材4は、内歯部材1の内部で、偏心して自転かつ公転可能に配置されて、内歯部材1の内歯2と外歯部材4の外歯6との間に複数の作用室12が、本実施形態では9つの作用室12が区画形成されている。
弁プレート8の摺接面8aと反対側にはハウジング部材14が配置されており、ハウジング部材14、弁プレート8、内歯部材1、蓋部材10が複数のボルト15により締結固定されている。
ハウジング部材14には、弁プレート8側に収納室16が形成されており、収納室16には弁部材18が収納されている。弁部材18は弁プレート8に摺接可能に接触されると共に、弁部材18と収納室16の底部との間にはライナー部材20が介装されており、弁部材18は収納室16内に回転可能に配置されている。
外歯部材4の中心には、スプライン孔22が貫通形成されており、スプライン孔22には駆動軸24のスプライン軸部24aが挿入されて、駆動軸24が揺動できるように外歯部材4と駆動軸24とがスプライン結合されている。駆動軸24は、蓋部材10の中心に形成された貫通孔26を通って外部に延出されている。
また、外歯部材4のスプライン孔22には、駆動軸24と反対側から弁駆動軸28のスプライン軸部28aが挿入されて弁駆動軸28が揺動できるように外歯部材4と弁駆動軸28とがスプライン結合されている。
弁駆動軸28は、弁プレート8の中心に貫通形成された貫通孔30を通って収納室16内に延出されている。弁駆動軸28の収納室16側端にもスプライン軸部28bが形成されており、スプライン軸部28bは弁部材18の中心に形成されたスプライン孔32に挿入されて、弁駆動軸28が揺動できるように弁部材18と弁駆動軸28とがスプライン結合されている。これにより、外歯部材4と弁部材18とが弁駆動軸28を介して同期回転するように構成されている。尚、弁部材18のスプライン孔32の中心と内歯部材1の内歯2の中心とは同芯上に配置されている。
ハウジング部材14には、収納室16の底部に第1給排路34が形成されており、第1給排路34は図示しない高圧側としての液圧ポンプの吐出ポートあるいは図示しない低圧側としての液圧ポンプの吸入ポートに接続される。第1給排路34には弁部材18に形成された第1接続孔36が連通されており、第1接続孔36は弁部材18の弁プレート8側の側面に開口されている。
また、収納室16の内壁と弁部材18の外壁との間には第2給排路38が形成されており、第2給排路38は図示しない低圧側としての液圧ポンプの吸入ポートあるいは図示しない高圧側としての液圧ポートの吐出ポートに接続される。第2給排路38には弁部材18に形成された第2接続孔40が連通されており、第2接続孔40は弁部材18の弁プレート8側の側面に開口されている。
本実施形態では、図3に示すように、第1接続孔36と第2接続孔40とはそれぞれ8個ずつ形成されており、同一円周上に第1接続孔36と第2接続孔40とが交互に等間隔で配置されて、弁部材18の弁プレート8側の側面に開口されている。
弁プレート8には、図1、図2、図4に示すように、連通孔42が形成されており、連通孔42は摺接面8aに形成されたポート44に連通されている。本実施形態では、連通孔42とポート44とはそれぞれ9個形成されており、また、各作用室12に対応して同一円周上に等間隔で形成されている。ポート44の開口形状は、径方向の中心側から外方向へ延びる第1開口部44aと、第1開口部44aの外方端に接続して周方向に延びる第2開口部44bとからなる略T字状に形成されている。図2、図3では、ポート44の位置を破線で重ねて示す。
各第2開口部44bは、各作用室12が形成される円周と同一円周上に形成されており、各作用室12と各第2開口部44bとがそれぞれ一対一で対応して常時連通するように構成されている。また、第2開口部44bの円周方向の長さは、作用室12の円周方向の長さとほぼ同じに形成されている。
第1開口部44aは、摺接の際に外歯部材4の側面4aが重なり合う摺接面8aに形成されており、第1開口部44aに連通孔42が接続されている。第1開口部44aが径方向に中心側から外方向に延びて形成され、第2開口部44bが周方向に延びて形成されて、ポート44が略T字状に形成されているので、ポート44の開口面積を十分に大きく取ることができ、流路抵抗を低減できる。本実施形態では、弁プレート8、弁部材18、弁駆動軸28により弁機構45を構成している。
尚、弁部材18には、弁部材18のライナー部材20側からスプライン孔32に連通した潤滑油流路46が形成されており、潤滑油流路46を介して弁部材18と弁駆動軸28とのスプライン結合箇所及び外歯部材4と弁駆動軸28とのスプライン結合箇所に潤滑油を供給する。また、ハウジング部材14、弁プレート8、内歯部材1、蓋部材10にも潤滑油流路47が形成されており、潤滑油流路47を介して内歯部材1と駆動軸24とのスプライン結合箇所に潤滑油を供給する。
一方、図5に示すように、蓋部材10の摺接面10aには、9個の窪み48が形成されている。窪み48は外歯部材4の側面4b側に開口し、窪み48の開口形状は弁プレート8の摺接面8aのポート44と略同一形状に形成されている。即ち、窪み48の開口形状の開口面積と位置は、ポート44の開口面積と位置に等しく、内歯部材1と外歯部材4とを間にして、各ポート44に対向して窪み48が形成されている。
本実施形態では、窪み48の開口形状は、ポート44と同様に、径方向の中心側から外方向へ延びる第1開口部48aと、第1開口部48aの外方端に接続して周方向に延びる第2開口部48bとからなる略T字状に形成されている。また、窪み48の深さは、第1開口部48aと第2開口部48bとで同じに形成され、液体が流れることができる程度に形成されている。
各第2開口部48bは、各作用室12が形成される円周と同一円周上に形成されており、各作用室12と各第2開口部48bとがそれぞれ一対一で対応して常時連通するように構成され、作用室12を介して、摺接面8aの第2開口部44bと摺接面10aの第2開口部48bとが連通している。
また、第2開口部48bの円周方向の長さは、作用室12の円周方向の長さとほぼ同じに形成されている。第1開口部48aは、摺接の際に外歯部材4の側面4bが重なり合う摺接面10aに形成されている。
次に、前述した本実施形態の回転式液圧装置の作動について説明する。
第1給排路34に図示しない液圧ポンプの吐出ポートを接続し、第2給排路38に図示しない液圧ポンプの吸入ポートを接続して、第1給排路34に図示しない液圧ポンプの吐出ポートから高圧の液体を供給すると、第1接続孔36を介して一部の連通孔42に圧液が供給される。連通孔42からポート44を介して作用室12に圧液が供給されて、液体の圧力が作用室12の容積が増加する方向へ外歯部材4に作用する。また、作用室12内の液体がポート44を介して他の一部の連通孔42から第2接続孔40に排出され、第2接続孔40から第2給排路38を介して液圧ポンプの吸入ポートに吸入される。
図2、図3に示す状態では、第1接続孔36が図の右側の各連通孔42及びそのポート44に連通されて圧液が供給され、それらに対応する図右側の各作用室12に圧液が供給され、作用室12の容積が増加する図2の矢印の方向に、外歯部材4が回転する。そして、第2接続孔40が図の左側の各連通孔42及びそのポート44に連通されて、低圧の液体が排出される。
作用室12との圧液の給排により、図2に矢印で示すように、外歯部材4が内歯部材1内を自転しながら公転する。弁部材18は外歯部材4と弁駆動軸28を介して同期回転し、第1接続孔36と第2接続孔40とが連通孔42に順次連通する。内歯部材1と弁プレート8は固定されており、各作用室12と各ポート44との位置は変化しない(回転しない)。
作用室12は、外歯部材4が1/8回転する間に、最大容積から最小容積となり最大容積に戻る1サイクルの容積変化をする。この1サイクルの前半では、第1接続孔36は連通孔42に連通して、作用室12にポート44を介して圧液を供給する。そして、続く1サイクルの後半では、第2接続孔40が連通孔42に連通して、作用室12内の液体をポート44を介して排出する。外歯部材4の回転に伴って、作用室12では連続して圧液の給排が繰り返され、また、9つの作用室12ではそれぞれ位相がずれた状態で圧液の給排が繰り返される。
その際、外歯部材4の両側面4a,4bが弁プレート8の摺接面8aと蓋部材10の摺接面10aとに摺接しながら回転する。外歯部材4の自転を駆動軸24が伝達して、駆動軸24に接続された図示しない他の外部機器を駆動する。
弁プレート8の摺接面8aでは、第1接続孔36に連通したポート44に供給される液体の圧力が外歯部材4の側面4aに作用して、軸方向に外歯部材4を蓋部材10の摺接面10a側に押圧する。一方、蓋部材10の摺接面10aに形成された窪み48に作用室12を介して圧液が供給され、窪み48に供給された液体の圧力が外歯部材4の側面4bに作用して、軸方向に外歯部材4を弁プレート8の摺接面8a側に押圧する。
窪み48の開口形状とポート44の開口形状とが略同一形状であるので、外歯部材4に作用する軸方向の作用力は略同一であり、軸方向の作用力が平衡作用して互いに打ち消し合い、外歯部材4の側面4a,4bが摺接面8a,10aに押圧されることがなく、トルク低下や焼き付きを抑制し得る。
図2、図3に示すように、第1接続孔36は図右側のポート44に連通され、第2接続孔40は図左側のポート44に連通されるので、この状態では、外歯部材4の右側片側に液体の圧力による軸方向の作用力が大きく作用し、左側片側では液体の圧力による軸方向の作用力は小さい。ポート44に開口形状が略同一形状の窪み48により、同じように外歯部材4の右側片側に液体の圧力による軸方向の作用力が大きく作用し、左側片側では液体の圧力による軸方向の作用力は小さい。従って、作用力が平衡作用して互いに打ち消しあうように働き、軸方向の押圧力が生じない。
また、9つの作用室12では少しずつ位相がずれた状態で圧液の給排が行われ、外歯部材4の回転に伴って、圧液が供給されるポート44も順次移動する。作用室12を介して連通するポート44と窪み48との液圧の圧力は同じになるので、どの回転位置でも作用力が平衡作用して互いに打ち消しあうように働き、軸方向の押圧力が生じない。
外歯部材4が自転しながら公転する際、ポート44と外歯部材4の側面4aとの重なり合いは複雑に変化するが、ポート44と窪み48の開口形状を形状の大きさも位置も対応するように略同一形状に形成したので、重なり合いが変化して軸方向の作用力が変化しても、窪み48と外歯部材4の側面4bとの重なり合いも同じように変化するので、作用力が平衡作用して互いに打ち消しあう。
本実施形態では、第1給排路34に液圧ポンプの吐出ポートを接続し、第2給排路38に液圧ポンプの吸入ポートを接続した場合を例としたが、これとは逆に、第1給排路34に液圧ポンプの吸入ポートを接続し、第2給排路38に液圧ポンプの吐出ポートを接続すると、外歯部材4は図2の矢印と反対方向に回転する。その場合でも、同様に、軸方向の作用力が平衡作用して互いに打ち消しあう。
また、本実施形態では回転式液圧装置を液圧モータとして用いた場合を例としたが、これに限らず、例えば、第1給排路34と第2給排路38とにアクチュエータとタンクとをそれぞれ接続し、駆動軸24に電動モータの出力軸を接続して駆動軸24を回転駆動し、回転式液圧装置を液圧ポンプとしても用いることができる。その場合でも、同様に、軸方向の作用力が平衡作用して互いに打ち消しあう。
以上本発明はこの様な実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し得る。
1…内歯部材 2…内歯
4…外歯部材 4a,4b…側面
6…外歯 8…弁プレート
8a…摺接面 10…蓋部材
10a…摺接面 12…作用室
14…ハウジング部材 15…ボルト
16…収納室 18…弁部材
24…駆動軸 28…弁駆動軸
34…第1給排路 36…第1接続孔
38…第2給排路 40…第2接続孔
42…連通孔 44…ポート
44a…第1開口部 44b…第2開口部
45…弁機構 48…窪み
48a…第1開口部 48b…第2開口部

Claims (2)

  1. 複数の内歯を有するリング状の内歯部材を固定配置すると共に、前記内歯に噛み合い前記内歯より1枚少ない外歯を有する外歯部材を前記内歯部材内に偏心して自転かつ公転可能に配置し、また、前記外歯部材の両側面を摺接面により挟んで摺接させると共に、前記内歯部材の前記内歯と前記外歯部材の前記外歯との間に複数の作用室を形成し、更に、一方の前記摺接面に前記各作用室に対応する各ポートを開口形成し、自転しつつ公転する前記外歯部材に応じて前記各作用室と高圧側または低圧側の流路とを前記各ポートを介して連通する弁機構を有する回転式液圧装置において、
    他方の前記摺接面に前記ポートと開口形状が略同一形状の窪みを前記各ポート毎に対応して形成したことを特徴とする回転式液圧装置。
  2. 前記ポートの開口形状と前記窪みの開口形状とは、径方向の中心側から外方側へ延びる第1開口部と前記第1開口部の外方端に接続して周方向へ延びる第2開口部とからなる略T字状としたことを特徴とする請求項1に記載の回転式液圧装置。
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