JP2012155944A - 発光駆動装置、照明装置、表示装置 - Google Patents

発光駆動装置、照明装置、表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】装置の規模増大やコストアップを抑えつつ、予め設定されているホワイトバランスが極力維持されるように、バックライトの明るさ等を変更することが容易となる発光駆動装置を提供する。
【解決手段】複数の光源の各々を順次時分割で発光駆動させる発光駆動装置であって、前記光源ごとに別個に設定された発光量の目標値に応じて、前記各光源の発光量を制御する発光量制御部と、前記目標値の変更を行う目標値変更部と、を備え、前記目標値変更部は、前記光源ごとの前記目標値の比率を変えないように、前記変更を行う発光駆動装置とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数の光源を順次時分割で発光駆動させる発光駆動装置、並びに、これを用いた照明装置及び表示装置に関するものである。
従来、液晶ディスプレイの色再現性を向上させるため、バックライトの光源として異なる発光色(赤(R)、緑(G)、青(B)など)で発光する複数の光源を用い、その混色により白色を作る方法がある(例えば、特許文献1を参照)。特許文献1に開示されたものは、予め設定されたホワイトバランスが常に保たれるようにするべく、複数の光源の発光量が予め設定された目標発光量に維持されるように、フィードバック制御を行うようになっている。
また従来、異なる発光色(赤(R)、緑(G)、青(B)など)で発光する複数の光源を順次時分割で発光させて、液晶表示素子に照射する方法も開示されている(例えば、特許文献2を参照)。
特開平11−295689号公報 特開2001−235729号公報
ところで表示装置においては、画像表示の明るさ調節等のため、バックライト等の明るさの変更が行われることがある。先述したような、各光源の発光(各発光色の混色)によって白色のバックライトが得られる表示装置では、それぞれの光源についての輝度が変更されることにより、バックライトの明るさが変更される。
但しバックライト等の明るさの変更に際しては、表示の色合などが変わらないように、予め設定されているホワイトバランスが極力維持されることが望ましい。これを達成する手法としては、例えば、ホワイトバランスが維持されるようにした各発光色の目標発光量(ターゲット値)を、バックライト等の明るさに対応付けて予め記憶させておく手法が考えられる。当該手法では、バックライト等の明るさの変更の度に、記憶されている情報が参照され、各発光色の目標発光量が更新される。
しかしながら当該手法が採用される場合、各発光色の目標発光量とバックライト等の明るさとの対応関係を、予め特定しておく必要がある。また更に、当該特定された対応関係の情報を記憶させておくためのメモリ等が必要となる。そのため、表示装置の規模増大やコストアップを招く虞がある。
本発明は上記の問題点に鑑み、装置の規模増大やコストアップを抑えつつ、予め設定されているホワイトバランスが極力維持されるように、バックライト等の明るさを変更することが容易となる発光駆動装置、並びに、これを用いた照明装置及び表示装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る発光駆動装置は、複数の光源の各々を順次時分割で発光駆動させる発光駆動装置であって、前記光源ごとに別個に設定された発光量の目標値に応じて、前記各光源の発光量を制御する発光量制御部と、前記目標値の変更を行う目標値変更部と、を備え、前記目標値変更部は、前記光源ごとの前記目標値の比率を変えないように、前記変更を行う構成(第1の構成)とする。
また上記第1の構成において、前記発光量制御部は、前記光源ごとに別個に設定された前記目標値のデフォルト値に共通の係数を乗じたものを、前記光源ごとの前記目標値として設定するものであり、前記目標値の変更は、前記共通の係数の変更によってなされる構成(第2の構成)としてもよい。
また上記第2の構成において、前記発光量制御部は、前記光源ごとの発光量の検出値を表す検出信号を取得し、該発光量の検出値が前記目標値に近づくように、前記各光源の発光量をフィードバック制御するものであり、前記検出信号に混入したノイズを除去するフィルタを有している構成(第3の構成)としてもよい。
また上記第3の構成において、前記検出信号を出力する光センサの温度の検出値を表す情報を取得し、前記温度の検出値に基づいて、温度変動に伴う前記光センサの感度変動に起因した誤差を低減させるように、前記発光量の検出値を補正する検出値補正部を備えた構成(第4の構成)としてもよい。
また上記第4の構成において、前記検出値補正部は、温度変動に伴う前記光センサの感度変動のパターンに応じて前記光源ごとに予め特定された、温度と補正係数との対応関係を記憶しており、前記光源ごとの発光量の検出値に、前記温度の検出値に対応する前記補正係数を乗じることで、前記発光量の検出値を補正する構成(第5の構成)としてもよい。
また上記第3の構成において、前記発光量制御部は、前記光源ごとに、発光量を設定するための発光量制御パラメータを算出することで、前記各光源の発光量を制御するものであって、前記目標値と前記発光量の検出値との比を表すフィードバック値を、前回発光時に対応する前記発光量制御パラメータに乗算することにより、新たな前記発光量制御パラメータを算出するものであり、前記フィードバック値に、予め設定されている係数を乗算する構成(第6の構成)としてもよい。
また上記第6の構成において、前記発光量制御パラメータは、前記光源ごとに流れる駆動電流の電流値及びPWM制御値の、少なくとも一方である構成(第7の構成)としてもよい。
また本発明に係る照明装置は、複数の光源と、前記複数の光源の各々を順次時分割で発光駆動させる上記第1から第7の何れかの構成に係る発光駆動装置と、を有する構成(第8の構成)とする。
また本発明に係る他の形態の照明装置は、複数の光源と、前記複数の光源の各々を順次時分割で発光駆動させる上記第4または第5の構成に係る発光駆動装置と、前記光源ごとの発光量の検出信号を出力する光センサと、前記光センサの温度を検出する温度センサと、を有する構成(第9の構成)とする。
また上記第8または第9の構成において、前記複数の光源は、互いに異なる発光色を有する構成(第10の構成)としてもよい。
また上記第10の構成において、前記複数の光源は、いずれも発光ダイオードである構成(第11の構成)としてもよい。また上記第10の構成において、前記複数の光源は、いずれも有機EL素子である構成(第12の構成)としてもよい。
また本発明に係る表示装置は、液晶表示パネルと、前記液晶表示パネルを照明する上記第8から第12の何れかの構成に係る照明装置と、を有する構成(第13の構成)とする。
また上記第13の構成において、前記液晶表示パネルは、フィールドシーケンシャル駆動される構成(第14の構成)としてもよい。また上記第13の構成において、前記照明装置は、一のフレーム期間内に少なくとも一回の消灯期間を有するように疑似インパルス駆動される構成(第15の構成)としてもよい。
本発明に係る発光駆動装置によれば、装置の規模増大やコストアップを抑えつつ、予め設定されているホワイトバランスが極力維持されるように、バックライトの明るさ等を変更することが容易となる。また本発明に係る照明装置及び表示装置によれば、本発明に係る発光駆動装置の利点を享受することが可能となる。
本発明の実施形態に係る表示装置の構成図である。 本発明の実施形態に係る発光量制御部の構成図である。 本発明の実施形態に係る第1動作例に関するタイミングチャートである。 本発明の実施形態に係る第2動作例に関するタイミングチャートである。 光源対応光センサにおける温度と感度の関係についてのグラフである。 光源における温度と輝度の関係についてのグラフである。 輝度設定値とバックライトの色座標の関係についてのグラフである。 輝度設定値とバックライトの輝度の関係についてのグラフである。
本発明の実施形態について、各図面を参照しながら以下に説明する。
[表示装置の構成等について]
図1は、本実施形態に係る表示装置のブロック図である。当該表示装置1は、発光駆動装置10、バックライト20、液晶表示パネル30、光源対応光センサ40、外光対応光センサ50、温度センサ60、およびタイミング制御回路70などを備えている。
発光駆動装置10は、バックライト20を形成する複数の光源を順次時分割で発光駆動させる半導体装置(いわゆるバックライト駆動IC)である。なお、発光駆動装置10の内部構成については、後ほど詳細に説明する。
バックライト20は、液晶表示パネル30を背面側から照明する照明装置であり、互いに異なる発光色を有する複数の光源(本実施形態では、赤色光源20R、緑色光源20G、及び、青色光源20Bの3つ)を有する。これら3つの光源(20R、20G、20B)は、発光駆動回路10からの指示に応じて、順次時分割で発光駆動され、各発光色の混色によって白色光が生成される。
なお、本実施形態では、上記3つの光源(20R、20G、20B)として、いずれも発光ダイオードが用いられている。また、各光源の発光量(発光強度)を定める発光量制御パラメータとしては、各光源に流れる駆動電流の電流値、及び、PWM[Pulse Width Modulation]制御値(所定のPWM周期中に占めるオン期間の割合を定めるオンデューティ値)の少なくとも一方を用いることができる。ただし、以下では、説明を簡単とするために、各光源に流れる駆動電流の電流値を一定とし、PWM制御値のみを可変制御する構成を例に挙げて説明を行う。
液晶表示パネル30は、光(バックライト)の透過率が変化する液晶素子を、画素として用いた映像出力手段である。映像信号に応じて各画素の光透過率が調節されることにより、観察者は映像を見ることができる。
光源対応光センサ40は、バックライト20を形成する各光源(20R、20G、20B)の光の強さ(発光量)を検出する光センサであり、例えば表示装置1の筐体内部におけるバックライト20の近傍に配置されている。光源対応光センサ40は、各光源(20R、20G、20B)から順次時分割で放射される光を電気信号に変換し、発光量の検出信号として出力する、単一の光電変換手段である。
なお、光源対応光センサ40としては、フォトダイオードやフォトトランジスタを好適に用いることができる。また、光源対応光センサ40のピーク感度は、赤色光、緑色光、青色光のいずれかに指向性を持つのではなく、各色光をできるだけ均一に検出できるように設計しておくことが望ましい。
外光対応光センサ50は、表示装置1が外部から受ける光(外光)の強さを検出する光センサであり、外部に露出する形態で配置されている。外光対応光センサ50は、外光の強さに応じた電気信号(アナログ信号)を出力する。
温度センサ60は、光源対応光センサ40の近傍に配置されており、光源対応光センサ40の温度を検出するようになっている。温度センサ60は、検出温度に応じた電気信号(アナログ信号)を出力する。
タイミング制御回路70は、赤・緑・青の各色の表示期間(発光期間)に対応したタイミング信号を生成する。当該タイミング信号は、バックライト20および液晶表示パネル30の動作を同期させるように、これらの制御に利用される。なおバックライト20の制御のための当該タイミング信号としては、赤色の表示期間に対応した赤色オン信号RON、緑色の表示期間に対応した緑色オン信号GON、および青色の表示期間に対応した青色オン信号BONが生成される。
[発光駆動装置の詳細構成等について]
また発光駆動装置10は、第1センサ対応回路11、第2センサ対応回路12、第3センサ対応回路13、レジスタ14、CABC対応回路15、輝度制御部16、メモリ17、発光量制御部18、およびドライバ19(赤色ドライバ19R、緑色ドライバ19G、及び、青色ドライバ19B)を有している。
第1センサ対応回路11は、積分回路11a、アナログ/デジタル変換回路11b、およびフィルタ11cを有している。積分回路11aは、光源対応光センサ40から入力される検出信号(電気信号)を積分してアナログ信号を生成する。アナログ/デジタル変換回路11bは、積分回路11aから入力されるアナログ信号をデジタル信号に変換する。当該変換のなされた信号は、フィルタ11cによって所定のデジタルフィルタ処理が施され、信号SBLとして発光量制御部17に出力される。
このように第1センサ対応回路11は、光源対応光センサ40から検出信号(光源ごとの発光量の検出値を表す)が入力される。ここでフィルタ11cは、この検出信号に混入したノイズを除去するように、フィルタ処理を行う。例えばフィルタ11cは、検出信号の高周波数成分を除去するフィルタ処理(ローパスフィルタ処理)を行うようになっており、検出信号に混入したノイズ(例えば、表示装置1の近傍にある蛍光灯の点灯に起因するノイズ等)を除去するようになっている。フィルタ11cが設けられていることにより、ノイズの影響が大きくなる状況(例えば光源の輝度が比較的低く、発光量の検出値が小さい状況)であっても、ノイズを出来るだけ除去して、その影響を小さくすることが可能である。
第2センサ対応回路12は、アナログ/デジタル変換回路12a、およびフィルタ12bを有している。アナログ/デジタル変換回路12aは、温度センサ60から入力されるアナログ信号をデジタル信号に変換する。当該変換のなされた信号は、フィルタ12bによって所定のデジタルフィルタ処理が施され、信号STEMPとして発光量制御部18に出力される。
第3センサ対応回路13は、アナログ/デジタル変換回路13a、およびフィルタ13bを有している。アナログ/デジタル変換回路13aは、外光対応光センサ50から入力されるアナログ信号をデジタル信号に変換する。当該変換のなされた信号は、フィルタ13bによって所定のデジタルフィルタ処理が施され、輝度制御部16に出力される。
レジスタ14は、例えば表示装置1に設けられている不図示のCPU[Central Processing Unit]から、バックライト20の基準とする輝度(基準輝度)を表す信号が入力され、当該基準輝度の情報を格納する。レジスタ14が格納する情報は、輝度制御部16に伝送される。
CABC対応回路15は、CABC[Content Adaptive Brightness Control]を可能とするために設けられた回路であり、変換回路15a、アナログ/デジタル変換回路15b、およびフィルタ15cを有している。
変換回路15aは、表示装置1が表示する映像の輝度(映像輝度)を表すPWM値の信号が入力され、これをアナログ信号に変換する。変換回路15aから出力されるアナログ信号は、アナログ/デジタル変換回路15bによってデジタル信号に変換され、フィルタ15cによって所定のデジタルフィルタ処理が施された上で、輝度制御部16に出力される。
輝度制御部16は、第3センサ対応回路13から入力される情報(外光の明るさ)、レジスタ14から入力される情報(基準輝度)、およびCABC対応回路15から入力される情報(映像輝度)に基づいて輝度設定値LUM(バックライト20の明るさの目標値に相当する)を決定し、輝度設定値LUMの情報を発光量制御部18に出力する。なお輝度設定値LUMは、バックライト20の明るさの最大値に対する比率(0〜100%)を表している。後述の説明で明らかとなるが、バックライト20の明るさは、輝度設定値LUMに応じて制御されることになる。
なお輝度制御部16は、外光の明るさ、基準輝度、および映像輝度のうちの一または複数の情報を反映させ、例えば自動調光やCABCが実現されるように、輝度設定値LUMを決定する。但し輝度設定値LUMの決定方針などは、様々な形態のものが採用され得るものであり、何れの形態が採用されるかについては特に限定されない。
メモリ17は、発光量制御パラメータの目標値のデフォルト値を、不揮発的に格納するメモリである。すなわちメモリ17は、発光量制御パラメータの目標値について、赤色に対応したデフォルト値REF(D)_R、緑色に対応したデフォルト値REF(D)_G、および青色に対応したデフォルト値REF(D)_B(これらを総称して、REF(D)と称することがある)を格納する。後述する説明によって明らかとなるが、デフォルト値REF(D)は、輝度設定値LUMが100%のときの、発光量制御パラメータの目標値に相当する。
なおメモリ17に格納されるデフォルト値REF(D)は、予め製品(表示装置1)の個体差などが考慮され、バックライト20のホワイトバランスを所望の状態とするように、適切に調整されたものとなっている。一例を挙げれば、製品出荷時ないしユーザの調整時において、次のような工程を経て、デフォルト値REF(D)がメモリ17に格納される。
当該工程では、バックライト20の各光源(20R、20G、20B)を試験的に点灯させた状態で、色座標のモニタリング(測定)が行われる。そしてモニタリングを行いながら、発光量制御パラメータの変更を通じて各光源(20R、20G、20B)の輝度が調節され、所望のホワイトバランスが得られるときの各光源(20R、20G、20B)の発光量制御パラメータが特定される。
その後、当該特定された発光量制御パラメータが、デフォルト値REF(D)としてメモリ17に格納される。なお本実施形態では、デフォルト値REF(D)は所望のホワイトバランスが得られる範囲で、バックライト20の明るさを最大とする値になっている。
発光量制御部18は、各種信号(SBL、STEMP、RON、GON、BON)、並びに、輝度設定値LUMおよびデフォルト値REF(D)の情報が入力され、これらに基づいて発光量制御パラメータを算出し、ドライバ19に出力する。なお発光量制御部18のより詳細な構成や動作内容については、改めて説明する。
ドライバ19は、赤色ドライバ19Rと、緑色ドライバ19Gと、青色ドライバ19Bとを有し、発光量制御部18において算出された各光源の発光量制御パラメータに基づいて、赤色光源20R、緑色光源20G、及び、青色光源20Bを順次時分割で発光駆動させる。
なお発光駆動装置10には、上述した各種要素(11〜19)の他、各種センサ(40、50、60)や各光源(20R、20G、20B)に駆動電力を供給するための回路部品などが、設けられていてもよい。
[発光量制御部の詳細構成等について]
次に発光量制御部18の詳細な構成について説明する。図2は、発光量制御部18の構成図である。
本図に示すように発光量制御部18は、補正係数設定回路101、各乗算部(102a、102b、102c)、セレクタ103、第1レジスタ104(赤色発光量レジスタ104R、緑色発光量レジスタ104G、及び、青色発光量104Bの総称)、セレクタ105、目標発光量設定回路106、演算回路107、セレクタ108、第2レジスタ109(赤色PWM値レジスタ109R、緑色PWM値レジスタ109G、及び、青色PWM値レジスタ109Bの総称)、セレクタ110、およびセレクタ111を有している。
補正係数設定回路101は、光源対応光センサ40の温度の検出値を表す信号STEMPに基づいて、光源対応光センサ40の検出値(発光量の検出値)を補正するための補正係数を設定する。より具体的には、補正係数設定回路101は、光源(20R、20G、20B)ごとに予め特定された、温度と補正係数との対応関係を記憶しており、現在の信号STEMPが表す温度に対応した光源ごとの補正係数(C(R)、C(G)、C(B))を設定する。
なお当該補正係数を用いた補正は、光源対応光センサ40の感度の温度依存による誤差の低減を目的としている。赤色に対応した補正係数C(R)の信号は乗算部102aへ、緑色に対応した補正係数C(G)の信号は乗算部102bへ、青色に対応した補正係数C(B)の信号は乗算部102cへ、それぞれ出力される。
セレクタ103は、第1センサ対応回路11の出力端(信号SBLが出力される)と、赤色発光量レジスタ104R、緑色発光量レジスタ104G、及び、青色発光量レジスタ104Bの各入力端のいずれか一と、を順次時分割で接続する。なおセレクタ103(セレクタ105、108、110、および111についても同様)は、タイミング信号(RON、GON、BON)或いはこのタイミング信号に所定の補正が施された信号に応じて、接続状態を切替えるようになっており、これにより上述した時分割での接続が実現される。
赤色発光量レジスタ104Rは、第kフレームにおける赤色光源20Rの発光時に光源対応光センサ40で検出された赤色発光量の検出値DET_R(k)を、一時的に格納する。緑色発光量レジスタ104Gは、第kフレームにおける緑色光源20Gの発光時に光源対応光センサ40で検出された緑色発光量の検出値DET_G(k)を、一時的に格納する。青色発光量レジスタ104Bは、第kフレームにおける青色光源20Bの発光時に光源対応光センサ40で検出された青色発光量の検出値DET_B(k)を、一時的に格納する。
なお赤色発光量レジスタ104Rの出力側には乗算部102aが、緑色発光量レジスタ104Gの出力側には乗算部102bが、青色発光量レジスタ104Bの出力側には乗算部102cが、それぞれ設けられている。これにより赤色発光量の検出値DET_R(k)には、赤色に対応した補正係数C(R)を乗ずる補正が施される。また緑色発光量の検出値DET_G(k)には、緑色に対応した補正係数C(G)を乗ずる補正が施される。また青色発光量の検出値DET_B(k)には、青色に対応した補正係数C(B)を乗ずる補正が施される。
セレクタ105は、演算回路107の一の入力端と、乗算部102a、乗算部102b、及び乗算部102cの各出力端のいずれか一と、を順次時分割で接続する。
目標発光量設定回路106は、発光量制御パラメータの目標値のデフォルト値REF(D)、および輝度設定値LUMの情報に基づいて、発光量制御パラメータの目標値を算出して設定する。より具体的には、目標発光量設定回路106は、次の(1)式に従って、発光量制御パラメータの目標値を算出する。
REF_R = REF(D)_R×LUM
REF_G = REF(D)_G×LUM
REF_B = REF(D)_B×LUM ・・・(1)
但し、REF_Rは赤色に対応した発光量制御パラメータの目標値を、REF_Gは緑色に対応した発光量制御パラメータの目標値を、REF_Bは青色に対応した発光量制御パラメータの目標値を、それぞれ表す。なお以降の説明では、これらの目標値を総称して、目標値REFと称することがある。
(1)式から明らかであるように、目標発光量設定回路106は、光源(20R、20G、20B)ごとに別個に設定されたデフォルト値REF(D)に、共通の係数(LUM)を乗じたものを、光源(20R、20G、20B)ごとの目標値REFとして設定する。
また目標発光量設定回路106は、例えば一定の周期ごとに新たな輝度設定値LUMの情報を用いて目標値REFを算出し、目標値REFの設定値を更新する。これにより輝度設定値LUMが変化すると、(1)式における共通の係数が変更され、目標値REFが変更される。すなわち目標値REFの変更は、当該共通の係数の変更によってなされる。そのため目標発光量設定回路106は、光源ごとの目標値(REF_R、REF_G、REF_B)の比率を変えないように、目標値REFの変更を行うようになっている。
なお目標発光量設定回路106は、タイミング信号(RON、GON、BON)に応じ、各目標値(REF_R、REF_G、REF_B)を、順次時分割で演算回路107に出力する。
演算回路107は、第1レジスタ104の出力(第kフレームにおける各色発光量の検出値DET(k))、目標発光量設定回路106の出力(現在の目標値REF)、及び、第2レジスタ109の出力(第kフレームにおいて設定されていた各光源の発光量制御パラメータPWM(k))に基づいて、第(k+1)フレームにおいて設定するべき各光源の発光量制御パラメータPWM(k+1)を算出する。なお、演算回路107のより詳細な構成や動作内容については、改めて説明する。
セレクタ108は、演算回路107の一の入力端と、赤色PWM値レジスタ109R、緑色PWM値レジスタ109G、青色PWM値レジスタ109Bの各出力端のいずれか一と、を順次時分割で接続する。
第2レジスタ109は、赤色PWM値レジスタ109Rと、緑色PWM値レジスタ109Gと、青色PWM値レジスタ109Bとを有する。赤色PWM値レジスタ109Rは、第kフレームにおける赤色光源20Rの発光時に設定されていた発光量制御パラメータPWM_R(k)を一時格納する。緑色PWM値レジスタ109Gは、第kフレームにおける緑色光源20Gの発光時に設定されていた発光量制御パラメータPWM_G(k)を一時格納する。青色PWM値レジスタ109Bは、第kフレームにおける青色光源20Bの発光時に設定されていた発光量制御パラメータPWM_B(k)を一時格納する。
セレクタ110は、演算回路107の出力端と、赤色PWM値レジスタ109R、緑色PWM値レジスタ109G、及び青色PWM値レジスタ109Bの各入力端のいずれか一と、を順次時分割で接続する。
セレクタ111は、演算回路107の出力端と、赤色ドライバ112R、緑色ドライバ112G、及び、青色ドライバ112Bの各入力端のいずれか一と、を順次時分割で接続する。
ここで演算回路107のより詳細な構成等について説明する。図2に示すように、演算回路107は、フィードバック値算出部107a、および乗算部107bを有している。
フィードバック値算出部107aは、目標発光量設定回路106の出力(現在の目標値REF)を、第1レジスタ104の出力(第kフレームにおける各色発光量の検出値DET(k))で除算することにより、フィードバック値α(k+1)を算出する。つまりフィードバック値α(k+1)は、目標値REFと検出値DET(k)との比を表す。発光量の検出値DET(k)が目標値REFよりも大きければ、フィードバック値α(k+1)は1よりも小さくなり、これとは逆に、発光量の検出値DET(k)が目標値REFよりも小さければ、フィードバック値α(k+1)は1よりも大きくなる。
乗算部107bは、フィードバック値α(k+1)を、第2レジスタ109の出力(第kフレームにおいて設定されていた各光源の発光量制御パラメータPWM(k))に乗算することにより、第(k+1)フレームにおいて設定するべき各光源の発光量制御パラメータPWM(k+1)を算出する。
このようにして、発光量の検出値が目標値REFに近づくように、各光源(20R、20G、20B)の発光量のフィードバック制御が実現される。なお演算回路107は、発光量制御パラメータPWM(k+1)をより適切に算出するため、フィードバック値α(k+1)に、所定の補正係数を乗算するようになっていても良い。この補正係数は、例えば光源対応光センサ40の検出ノイズの影響を抑えるように、予め設定されたものである。
ここで表示装置1の動作形態としては、映像等の適切な表示が実現されるように、種々の形態を採用することが可能である。以下、表示装置1の動作形態の例として、第1動作例および第2動作例を順に挙げて説明する。
[第1動作例について]
まず第1動作例について説明する。図3は、表示装置1の第1動作例に関するタイミングチャートであり、上から順に、液晶透過度、赤色オン信号RON、緑色オン信号GON、青色オン信号BON、赤色光源20Rの駆動電流、緑色光源20Gの駆動電流、青色光源20Bの駆動電流、及び、光源対応光センサ40のセンサ出力(積分値)が描写されている。
第1動作例では、液晶表示パネル30がフィールドシーケンシャル駆動されており、一のフレーム期間は、赤色画像を出力するR期間、緑色画像を出力するG期間、及び、青色画像を出力するB期間の3つに等分割されている。以下では、赤色光源20Rの発光量制御を代表例に挙げて説明を行うが、緑色光源20G、及び、青色光源20Bについても、同様の発光量制御が行われることは言うまでもない。
第kフレームのR期間において赤色オン信号RONがハイレベルに立ち上げられると、演算回路107は、赤色光源20Rの点灯に先立ち、第kフレームにおいて設定するべき赤色光源20Rの発光量制御パラメータPWM_R(k)を算出する。このとき、演算回路107では、第1レジスタ104の出力(第(k−1)フレームにおける赤色発光量の検出値DET_R(k−1))、目標発光量設定回路106の出力(現在の赤色に対応した目標値REF_R)、及び、第2レジスタ109の出力(第(k−1)フレームにおいて設定されていた赤色光源20Rの発光量制御パラメータPWM(k−1))が参照される。
また、装置の電源投入時には、第1レジスタ104及び第2レジスタ109の双方に対して、所定のデフォルト値DET_R(0)及びPWM_R(0)を書き込む構成とすればよい。このような構成とすることにより、演算回路107では、第1フレームの発光量制御パラメータPWM_R(1)を適切に算出することが可能となる。
なお、演算回路107での具体的な算出動作については、先に述べた通りであるので、重複した説明は割愛する。
発光量制御パラメータPWM_R(k)が算出されると、赤色ドライバ19Rは赤色光源20Rを、当該算出の結果に応じたオンデューティで点灯させる。赤色光源20Rが点灯されている間、光源対応光センサ40からは、赤色光源20Rの発光量に応じた電流信号が出力され、積分回路11aの出力電圧値が上昇していく。なお、光源対応光センサ40のセンサ出力の積分期間は、上記のR期間、または、赤色光源20RのPWMの1周期と等しい期間に設定しておけばよい。
その後、赤色光源20Rの消灯時点で得られていた積分回路11aの出力電圧値が、第kフレームにおける赤色発光量の検出値DET_R(k)として、赤色発光量レジスタ104Rに一時格納される。このように、赤色光源20Rの発光量DET_R(k)を検出し、これを赤色発光量レジスタ104Rに一時格納するまでの一連の動作は、緑色光源20Gの発光開始までに完了される。また、赤色PWM値レジスタ109Rでは、先に算出された発光量制御パラメータPWM_R(k)が一時格納される。上記一連のフローにより、赤色光源20Rの発光サイクルが完了され、続いて緑色光源20G、及び、青色光源20Bの選択が待たれる。
以後も上記と同様の動作が繰り返される。すなわち、第(k+1)フレームのR期間において赤色オン信号RONがハイレベルに立ち上げられると、演算回路107は、赤色光源20Rの点灯に先立ち、第(k+1)フレームにおいて設定するべき赤色光源20Rの発光量制御パラメータPWM_R(k+1)を算出する。このとき、演算回路107では、第1レジスタ104の出力(第kフレームにおける赤色発光量の検出値DET_R(k))、目標発光量設定回路106の出力(現在の赤色に対応した目標値REF_R)、及び、第2レジスタ109の出力(第kフレームにおいて設定されていた赤色光源20Rの発光量制御パラメータPWM(k))が参照される。
[第2動作例について]
次に第2動作例について説明する。図4は、表示装置1の第2動作例に関するタイミングチャートであり、上から順に、液晶透過度、バックライトオン信号ON、赤色光源20Rの駆動電流、緑色光源20Gの駆動電流、青色光源20Bの駆動電流、及び、光源対応光センサ40のセンサ出力(積分値)が描写されている。
第2動作例では、第1動作例とは異なり、液晶表示パネル30はフィールドシーケンシャル駆動されておらず、赤色光源20R、緑色光源20G、及び、青色光源20Bは、バックライトオン信号ONがハイレベルに立ち上げられると、一のフレーム期間内で設定された所定の発光期間に集中して、順次時分割で発光駆動される。
言い換えれば、バックライト20は、一のフレーム期間内に少なくとも一回の消灯期間を有するように疑似インパルス駆動される構成であると言える。このような構成とすることにより、人間の網膜残像効果を解消して、動画の表示性能を向上することが可能となる。
[温度と補正係数との対応関係について]
既に説明した通り補正係数設定回路101は、光源(20R、20G、20B)ごとに予め特定された、温度と補正係数(C(R)、C(G)、C(B))との対応関係を記憶している。以下、当該対応関係についてより詳細に説明する。
当該対応関係は、温度変動に伴う光源対応光センサ40の感度変動のパターンに基づいて、予め決定されている。また当該対応関係は、補正係数を用いた補正によって、光源対応光センサ40の検出値の誤差(温度変動に伴う光源対応光センサ40の感度変動に起因した誤差)が低減するように、適切に決定されている。
例えば感度変動のパターンが、温度が高いほど感度が低い側に変動する(よって、発光量の検出値が小さい側に変動する)パターンである場合、当該対応関係は、温度が高いほど補正係数が大きくなるように決定されている。これにより、温度に応じて検出値の変動をキャンセルするように補正係数が設定され、当該検出値の誤差が低減するようになっている。
図5は、温度変動に伴う光源対応光センサ40の感度変動のパターンを、発光色(赤、緑、青)ごとに表したグラフの一例である。図5において、横軸は光源対応光センサ40の温度を、縦軸は光源対応光センサ40の感度を、それぞれ表している。本図に示すように、感度変動のパターンは、発光色によって異なっている。そのため温度と補正係数との対応関係は、発光色ごとの感度変動のパターンに応じて、発光色ごとに(光源ごとに)別個に決定されている。
なお図6は、温度変動に伴う各光源(20R、20G、20B)の輝度変動のパターンを、発光色(赤、緑、青)ごとに表したグラフの一例である。図6において、横軸は各光源の温度を、縦軸は各光源の輝度をそれぞれ表している。図5と図6の比較から明らかな通り、光源対応光センサ40の感度変動のパターンと、各光源の輝度変動のパターンとは、全く傾向が異なっている。このことから、補正係数(C(R)、C(G)、C(B))を用いた補正は、光源の輝度の温度依存に対応した補正とは全く異なっているといえる。
[その他]
以上に説明した通り、本実施形態に係る発光駆動装置10は、複数の光源(20R、20G、20B)の各々を順次時分割で発光駆動させるものであって、光源ごとに別個に設定された目標値REF(発光量の目標値に相当)に応じて、各光源の発光量を制御する第1機能部(発光量制御部)と、目標値REFの変更を行う第2機能部(目標値変更部)と、を備えている。そして第2機能部は、光源ごとの目標値REFの比率を変えないように、目標値REFの変更を行うようになっている。
そのため発光駆動装置10によれば、装置の規模増大やコストアップを抑えつつ、予め設定されているホワイトバランスが極力維持されるように、バックライトの明るさを変更することが容易となっている。
つまり発光駆動装置10によれば、光源ごとの目標値REFの比率は決まっており、各発光色の目標発光量とバックライト20の明るさとの対応関係を予め特定しておくことや、当該対応関係の情報を記憶させておくためのメモリ等を設けることを必要とせず、予め設定されているホワイトバランスが極力維持されるように、バックライト20の明るさを変更することが可能となっている。
なお図7は、輝度設定値LUMとバックライト20における色座標(xy座標)との関係を表すグラフの一例(横軸が輝度設定値LUMを、縦軸が色座標をそれぞれ表す)である。図7に示すように、輝度設定値LUMに関わらず、バックライト20における色座標はほぼ一定となっている。そのため表示装置1では、輝度設定値LUMを変更しても、バックライト20のホワイトバランスはほぼ一定に維持される。
また図8は、輝度設定値LUMとバックライト20の輝度(明るさ)との関係を表すグラフの一例(横軸が輝度設定値LUMを、縦軸が輝度をそれぞれ表す)である。図8に示すように、バックライト20の輝度は、輝度設定値LUMの変化に応じてほぼ線形的に(リニアに)変化するようになっている。そのため表示装置1は、輝度設定値LUMの制御を通じ、バックライト20の輝度のリニア制御が可能となっている。
また表示装置1では、光源の発光が常時発光ではないため、液晶表示パネル30をフィールドシーケンシャル駆動する際にも好適に用いることができるほか、液晶ディスプレイの動画特性向上させるために、バックライト20を疑似インパルス駆動させる際にも好適に用いることができる。
また、本実施形態の発光駆動装置10によれば、各光源の発光周期毎に各々の発光量を検出する方式が採用されているので、バックライト20の輝度制御に際して、その応答速度を高めることが可能となる。そのため発光駆動装置10によれば、液晶表示パネルの表示コントラスト比を向上させる技術として注目されているバックライトの局所輝度制御にも、十分に対応することが可能となる。
なお、上記の実施形態では、液晶表示装置のバックライトを発光駆動させる発光駆動装置に本発明を適用した構成を例に挙げて説明を行ったが、本発明の適用対象はこれに限定されるものではなく、その他の用途に供される様々な光源(例えば、有機EL素子)を発光駆動させる発光駆動装置全般に、広く適用することが可能である。
また、本発明の構成は、上記実施形態のほか、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えることが可能である。すなわち、上記実施形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきであり、本発明の技術的範囲は、上記実施形態の説明ではなく、特許請求の範囲によって示されるものであり、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内に属する全ての変更が含まれると理解されるべきである。
本発明は、液晶ディスプレイのバックライトや、LED[Light Emitting Diode]或いは有機EL素子(OLED[Organic LED])を用いた照明装置などに好適に利用することが可能な技術である。
1 表示装置
10 発光駆動装置
11 第1センサ対応回路
12 第2センサ対応回路
13 第3センサ対応回路
14 レジスタ
15 CABC対応回路
16 輝度制御部
17 メモリ
18 発光量制御部
19 ドライバ
20 バックライト
20R 赤色光源(赤色LED)
20G 緑色光源(緑色LED)
20B 青色光源(青色LED)
30 液晶表示パネル
40 光源対応光センサ
50 外光対応光センサ
60 温度センサ
70 タイミング制御回路
101 補正係数設定回路
102a〜102c 乗算部
103 セレクタ
104R、104G、104B 第1レジスタ
105 セレクタ
106 目標発光量設定回路
107 演算回路
107a フィードバック値算出部
107b 乗算部
108 セレクタ
109R、109G、109B 第2レジスタ
110 セレクタ
111 セレクタ

Claims (15)

  1. 複数の光源の各々を順次時分割で発光駆動させる発光駆動装置であって、
    前記光源ごとに別個に設定された発光量の目標値に応じて、前記各光源の発光量を制御する発光量制御部と、
    前記目標値の変更を行う目標値変更部と、を備え、
    前記目標値変更部は、
    前記光源ごとの前記目標値の比率を変えないように、前記変更を行うことを特徴とする発光駆動装置。
  2. 前記発光量制御部は、
    前記光源ごとに別個に設定された前記目標値のデフォルト値に共通の係数を乗じたものを、前記光源ごとの前記目標値として設定するものであり、
    前記目標値の変更は、
    前記共通の係数の変更によってなされることを特徴とする請求項1に記載の発光駆動装置。
  3. 前記発光量制御部は、
    前記光源ごとの発光量の検出値を表す検出信号を取得し、該発光量の検出値が前記目標値に近づくように、前記各光源の発光量をフィードバック制御するものであり、
    前記検出信号に混入したノイズを除去するフィルタを有していることを特徴とする請求項2に記載の発光駆動装置。
  4. 前記検出信号を出力する光センサの温度の検出値を表す情報を取得し、
    前記温度の検出値に基づいて、温度変動に伴う前記光センサの感度変動に起因した誤差を低減させるように、前記発光量の検出値を補正する検出値補正部を備えたことを特徴とする請求項3に記載の発光駆動装置。
  5. 前記検出値補正部は、
    温度変動に伴う前記光センサの感度変動のパターンに応じて前記光源ごとに予め特定された、温度と補正係数との対応関係を記憶しており、
    前記光源ごとの発光量の検出値に、前記温度の検出値に対応する前記補正係数を乗じることで、前記発光量の検出値を補正することを特徴とする請求項4に記載の発光駆動装置。
  6. 前記発光量制御部は、
    前記光源ごとに、発光量を設定するための発光量制御パラメータを算出することで、前記各光源の発光量を制御するものであって、
    前記目標値と前記発光量の検出値との比を表すフィードバック値を、前回発光時に対応する前記発光量制御パラメータに乗算することにより、新たな前記発光量制御パラメータを算出するものであり、
    前記フィードバック値に、予め設定されている係数を乗算することを特徴とする請求項3に記載の発光駆動装置。
  7. 前記発光量制御パラメータは、前記光源ごとに流れる駆動電流の電流値及びPWM制御値の、少なくとも一方であることを特徴とする請求項6に記載の発光駆動装置。
  8. 複数の光源と、
    前記複数の光源の各々を順次時分割で発光駆動させる請求項1から請求項7の何れかに記載の発光駆動装置と、
    を有することを特徴とする照明装置。
  9. 複数の光源と、
    前記複数の光源の各々を順次時分割で発光駆動させる請求項4または請求項5に記載の発光駆動装置と、
    前記光源ごとの発光量の検出信号を出力する光センサと、
    前記光センサの温度を検出する温度センサと、
    を有することを特徴とする照明装置。
  10. 前記複数の光源は、互いに異なる発光色を有することを特徴とする請求項8または請求項9に記載の照明装置。
  11. 前記複数の光源は、いずれも発光ダイオードであることを特徴とする請求項10に記載の照明装置。
  12. 前記複数の光源は、いずれも有機EL素子であることを特徴とする請求項10に記載の照明装置。
  13. 液晶表示パネルと、
    前記液晶表示パネルを照明する請求項8から請求項12の何れかに記載の照明装置と、
    を有することを特徴とする表示装置。
  14. 前記液晶表示パネルは、フィールドシーケンシャル駆動されることを特徴とする請求項13に記載の表示装置。
  15. 前記照明装置は、一のフレーム期間内に少なくとも一回の消灯期間を有するように疑似インパルス駆動されることを特徴とする請求項13に記載の表示装置。
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