JP2012155347A - 超音波及び/又は光を可変に屈折させるシステム - Google Patents

超音波及び/又は光を可変に屈折させるシステム Download PDF

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    • G10K11/30Sound-focusing or directing, e.g. scanning using refraction, e.g. acoustic lenses

Abstract

【課題】 レンズが空間内の略同一のポイントに超音波及び光波を同時に合焦することができるシステムを提供すること。
【解決手段】 光及び/又は超音波を可変に屈折することができるシステムであって、第1及び第2の液体間の境界を形成する2つの不混和液と、前記境界の一部の変位を選択的に誘起するように前記液体の一方の少なくとも一部に力を直接付与する手段とを含む少なくとも1つのレンズを含み、前記第1の液体は、nの光に対する屈折率、vの音速を有し、前記第2の液体は、nの光に対する屈折率、vの音速を有し、前記第1及び第2の液体間の境界は、次の関係に従い、|n/n−v/v|<0.2、このとき、前記レンズは、空間内の略同一のポイントに超音波及び光波を同時に合焦することができる。
【選択図】 図1

Description

本開示は、光に対してと同様に超音波に対して透過性があり且つ可変に屈折するシステムに向けられる。正しい光学的及び音響的特性を選択することによって、光の屈折に影響を与えることなく超音波を可変に屈折(合焦、偏向若しくはステアリングを含む)すること、又はその逆が可能である。直列の2つのレンズ、若しくは好ましくは1つのレンズは、超音波及び光を可変に屈折することを可能とする。
人体内の部位の光(即ち光学的)若しくは超音波(即ち音響的)撮像若しくは処置に対する技術は、現在の関心である。ある技術は、光学レンズ若しくは音響レンズとして2つの液体間のインタフェース(即ち境界)を使用することを伴うものがある。あるアプリケーションに対しては、光及び超音波に対して単一のレンズ系を使用することが望ましい。例えば、内視鏡では、画像を音響的だけでなく光学的にも撮像したいと望む場合がある。また、光学的に撮像し音響的に処置したり、音響的に撮像し光学的に処置したりすることを場合がある。内視鏡、カテーテル若しくは撮像若しくは処置用の経口摂取型電子カプセルのような、人体内での使用のための現在使用される医療デバイスでは、スペースが非常に制限されるので、光学的技術と音響的技術の双方に対して同一のレンズ系を用いることが望ましい場合がある。
2005年12月22日に公開された特許文献1は、可変焦点距離の音響レンズを含む音響デバイスを開示する。音響レンズは、典型的には不混和性の、2つの液体の間の湾曲した境界と、境界の形状を変化させてレンズの焦点距離を可変する手段(例えば、電気的若しくは機械的な力を用いる)とを含む。この特許文献1は、また、1994年4月26日に発行された特許文献2に開示されるような、音響波発生器を音響デバイス内に選択的に組み込むことができることを開示する。これらの特許文献のそれぞれの開示は、ここでの参照により、その全体がこの明細書に組み入れられる。
音響デバイス及びその撮像用途での使用を開示する他の先行技術は、特許文献3乃至11である。
WO2005/122139 米国特許第5,305,731号 WO2006030328(2006年3月23日に公開) 米国特許第4,718,421号 米国特許第3,927,557号 米国特許第5,419,335号 米国特許第3,982,223号 米国特許第4,327,738号 欧州特許公開1,621,135号(2006年2月1日に公開) 独国特許第4,120,593号 独国特許第3,739,393号
しかしながら、先行技術で開示されるようなデバイスは、光学的及び音響的な撮像若しくは処置の双方を同時に用いることに関連した問題点を解決していない。かかる例として、一方の技術用のレンズを切り替えることは、他方の技術を妨害する。例えば、光学的に撮像しつつ、音響信号の焦点距離若しくは方向を変化させたい場合がある。音響信号用のレンズ形状における必要な変化は、光学信号を焦点から外させることになる。
これらの及び他の必要性は、本開示の可変屈折システムにより満足される。
本開示によれば、光と同様に超音波も可変に屈折することができるシステムが開示される。正しい光学的及び音響的特性を選択することによって、光の屈折に影響を与えることなく超音波を可変に屈折すること、又はその逆が可能である。直列の2つのレンズは超音波及び光を可変に屈折することを可能とする。用語“屈折”は、これらに限定されないが、合焦すること軸からずらすこと、偏向、光及び/又は超音波のステアリングを含む。
具体的には、本発明の目的は、前記レンズは、不混和性の第1及び第2の2つの液体を含み、前記第1の液体は、nの光に対する屈折率、vの音速を有し、前記第2の液体は、nの光に対する屈折率、vの音速を有し、前記第1及び第2の液体間の境界は、次の関係に従い、
|n/n−v/v|<0.2
このとき、前記レンズは、空間内の略同一のポイントに超音波及び光波を同時に合焦することができる、システムを提供することである。
本発明のその他の目的は、|n/n−v/v|<0.1である、システムを提供することである。
本発明のその他の目的は、n/n=v/vである、システムを提供することである。
本発明のその他の目的は、前記第1の液体は、シスーデカリンであり、nは1.481であり、vは1.42km/sであり、
前記第2の液体は、48.2重量%の水と51.8重量%のメタノールの混合であり、nは1.33であり、vは1.278km/sであり、
|n/n−v/v|=0である、システムを提供することである。
本発明のその他の目的は、前記第1の液体は、1,1,3,3−テトラフェニル−ジメチルジシロキサンであり、nは1.5866であり、vは1.37km/sであり、
前記第2の液体は、0<x<0.75の範囲でx重量%の水と(1−x)重量%のメタノールの混合であり、nは1.33であり、1.09km/s<v<1.28km/sであり、
|n/n−v/v|<0.2である、システムを提供することである。
本発明のその他の目的は、前記第1の液体は、シスーデカリンであり、nは1.481であり、vは1.42km/sであり、
前記第2の液体は、0.22<x<0.79の範囲でx重量%の水と(1−x)重量%のメタノールの混合であり、nは1.33であり、1.172km/s<v<1.40km/sであり、
|n/n−v/v|<0.1である、システムを提供することである。
本発明のこれら及び他の局面は、図面を参照して次の実施例を参照して詳説される。
2つの異なる形状で2つの不混和液間のインタフェースないし境界を示す図である。図中では屈折率が等しいので、光線は2つの異なる形状である。音響線は、液体内の音速の差に起因して屈折される。 液体1,2間の第1の境界若しくはレンズ、及び、液体2,3間の第2の境界若しくはレンズを形成する直列の3つの不混和液1,2,3を概念的に示す。超音波は、第1の境界により屈折されるだけであり、光波は、第2の境界により屈折されるだけである。 液体1,2間の第1の境界若しくはレンズ、及び、液体3,4間の第2の境界若しくはレンズを形成する直列の4つの不混和液1,2,3、4を概念的に示す。超音波は、第1の境界により屈折されるだけであり、光波は、第2の境界により屈折されるだけである。液体2,3間の直接の接触が必要でない(例えば、これらは、空間的に分離され、異なる容器に配置されてもよい)。 液体1,2間の境界若しくはレンズ形成する直列の2つの不混和液1,2を概念的に示す。光波及び超音波の双方は、空間内の同一のポイントに境界により屈折される。
超音波若しくは光可変焦点レンズを用いる先行技術に開示される医療用デバイスに関連した問題点を克服するため、ここで開示される可変焦点レンズは、光に対してだけでなく超音波に対しても透過性がある。正しい光学的及び音響的特性を選択することによって、光の屈折に影響を与えることなく超音波用のレンズを合焦すること、又はその逆が可能である。直列の2つのレンズは超音波及び光を独立して可変に屈折することを可能とする。
本発明によるレンズ系は、光学信号若しくは音響信号のいずれか一方を屈折し他方を屈折しない直列の2つのレンズを用いる。従って、それは、光学信号を妨害せずそのままにしつつ音響信号を屈折し、又は、音響信号を妨害せずそのままにしつつ光学信号を屈折する。図1は、どのようにして超音波が屈折される一方で光波が屈折されないかを概略的に示す。この例では、液体1は、光に対して液体2と同一の屈折率を有する。従って、光波の屈折は無い。しかし、一方の液体の音速(即ち音響特性)は、他方の液体の音響特性より高く、それにより、超音波の屈折を引き起こし、液体及び境界を通過した後に超音波の所与の焦点距離若しくは交点のポイントを生む。(例えば、境界の部位に電気的若しくは機械的な力を付与することによって)境界形状が変化する場合、レンズの焦点距離が超音波に対して変化する。
同様に、液体1,2が、音速が双方の液体に対して同一であるが、屈折率が異なるように選択される場合、超音波は、超音波は、境界を屈折無しで通過する一方、光波は、屈折されることになる。同様に、境界形状を変化させることは、光波に対して異なるレンズの焦点距離を生む。
本発明によるレンズ系が直列の2つの境界若しくはメニスカス(menisci)で作成される場合、超音波及び光の双方は、(図2に示すように)独立して可変に合焦されることができる。直列のレンズは、軸方向にアンプルスペースを提供する内視鏡のように、内視鏡検査法におけるスペースの問題を引き起こさない。1つが超音波用で1つが光用の並列の2つのレンズは、内視鏡の径が非常に制限されるので、スペースに関する問題をもたらす。このスペースの問題は、ここで開示される本発明により解決される。
直列に第1及び第2のレンズを有する本発明の一実施例、即ち以下の実施例1では、第1のレンズは、光に対して同一の屈折率を有する2つの不混和性の液体からなり、従って、超音波のみが屈折される(表1参照)。
第2のレンズは、音速が同一である2つの不混和性の液体からなり、従って、光波だけが屈折される(表2参照)。第1及び第2のレンズは、互いに対して近接してもよいが、物理的に別の容器若しくはハウジング内でもよく、若しくは、4つの全ての液体は、同一の容器若しくはハウジング内であり液体2,3も不混和性であり若しくは互いに混合しないように防止されてもよい。また、本発明により明らかなこととして、直列のレンズの順序は必須でなく、例えば、第1のレンズは、光波を屈折しさえすればよく、第2のレンズは、超音波を屈折しさえすればよく、逆も同様である。
[実施例1]
同一の屈折率で異なる音速の不混和液は、例えば表1の通りである。
Figure 2012155347
表1のタイトル:同一の屈折率で異なる音速の不混和液
同一の音速で異なる屈折率の不混和液は、例えば表2の通りである。
Figure 2012155347
表2のタイトル:異なる屈折率で同一の音速の不混和液
数ミリメートルよりも大きい直径のレンズに対して、レンズ形状を重力依存性の無いものにするために、双方の液体の密度を合致させることが望ましい。表2の液体は、既に密度が非常に近接する(3%の差異)。より多くの液体を混合することによって、略同等の密度を得ることが可能である。
3つの不混和液を直列で有する(図2参照)、本発明のその他の実施例、即ち以下の実施例2では、最初の2つの液体(即ち、ポリジメチルシロキサン、若しくは液体1;及びメタノール/アニリン、若しくは液体2)は、第1のレンズを形成し、超音波の屈折をもたらすが光の屈折を起こさない同一の屈折率を有する。第2及び第3の液体(即ち、メタノール/アニリン、若しくは液体2;及び二硫化炭素/ベンゼン、若しくは液体3)から形成される第2のレンズは、光波を屈折するが、超音波を屈折しない。
[実施例2]
直列の2つのレンズの場合、例えば無極性液体1/有極性液体/無極性液体2のような、3つの液体及び従って2つのメニスカスを備える1つの管を作成することが可能である。一例が表3に与えられる。
Figure 2012155347
表3のタイトル:1つの管に2つのメニスカスを形成するために使用できる3つの液体。メタノール/アニリンは中間であるべきである。第1のメニスカスは音を屈折し、第2のメニスカスは光を屈折する。
本発明は、内視鏡、カテーテル及び経口摂取型カメラピルのような、非常に制限された空間を備える機器で特に有用である。近い将来の内視鏡及びカメラピルでは、超音波撮像及び/又は処置が光学的撮像及び/又は処置と組み合わせられる可能性は非常に高い。スペースは内視鏡では非常に制限される。それ故に、できるだけ小さい容積内に収まるように光学的及び音響的通路を縮小できることが理想的であるだろう。しかし、これは、合焦品質若しくはビームステアリング範囲の犠牲を伴うべきでない。ここで提唱される解決策は、同一のレンズを双方の通路が使用することに基づく。これをできるようにするため、音響信号及び光学信号は、レンズにより同様に屈折される必要がある。これは、対象が異なる位置に移動した場合若しくはレンズの形状が変化した場合、音響信号及び光学信号の双方が同程度に変化することを意味する。
内視鏡、カテーテル、カプセルカメラ等のような、人若しくは動物用の最小限の侵襲性のデバイス内では、非常に限られたスペースしかない。その結果、かかるデバイス内に2つの別のビーム経路と対応するレンズとを有することは明らかに現実的でない。本発明の好ましい実施例では、可視光と同時に超音波の可変の合焦(及び、必要な場合は、ステアリング)を可能とするためレンズ系が設けられる。これをなすためには、かかるレンズの構成媒体を慎重に選ぶことが重要である。しばしば、光学的な波長に対して機能するレンズは、非常に早く超音波周波数の全てを吸収する傾向(例えば、ポリエチレンプラスティック若しくはシリコンラバーに対して25dB/cmより大きい)があり、その逆も同様である。更に、双方の波長に対して実際に透過性のある典型的なレンズは、光周波数及び超音波周波数に対して広範な異なる焦点特性を有する傾向がある。
屈折率がn、nの2つの媒体が半径Rの球面(レンズとして機能)を介して接触するとき、次のレンズ式を介して求められるように、レンズの一方の側のポイントlは、レンズの他方の側のポイントlに結像される。
−(n/l−n/l)=(n−n)/R=K (1)
ここで、Kは、光学パワーを指す。平面波(即ち、l= )から始めるとき、これは、次のように、レンズの焦点距離を与える。
=Rn/(n−n) (2)
(音速v、vを用いて)超音波周波数に対する同様のレンズ式により、レンズの一方の側の音響ポイントlとレンズの他方の側の音響ポイントlとは、次の関係があることが分かる。
/l−n/l=(v−v)/R=K (3)
ここで、Kは、音響パワーを指す。同様に平面波から始めるとき、これは、音響的な焦点距離に対して次式を与える。
=Rv/(v−v) (4)
それ故に、次の要件を生む、光学的及び音響的な焦点が同一のポイント(f=f)に位置するように、2つの媒体(屈折率がn、nで音速v、v)を含むレンズを設計することができる。
/(n−n)=v/(v−v) (5)
又は
/n−v/v=0 (6)
これは、レンズの半径Rにもはや依存しない。明らかであるが、これは、レンズの曲率(図4参照)に無関係に、式(6)で示された設計要件を用いるときに同一位置に単一のレンズが光波及び超音波を合焦することになることを意味するので、非常に望ましい。また、ビームステアリングは、式(6)が満たされるときに超音波及び光波長に対して完全に同一に機能することになる。
それ故に、本発明の第3の実施例では、レンズは、少なくとも2つの不混和液(屈折率がn、nで音速v、v)を含むように設けられ、その場合、媒体間の境界はレンズを構成し、次式を実質的に満たすことを特徴とする。
/n=v/v
かかるレンズは、任意のポイントに対して空間内の略同一のポイントで超音波及び可視光周波数の双方を、双方とも光軸上に若しくは光軸から外れて、結像する。
本発明の第4の実施例では、レンズが調整可能(チューナブル)であるシステムが設けられる。
本発明の第5の実施例では、レンズは、次式を実質的に満たすような2つの液体(屈折率がn、nで音速v、v)を備える。
|n/n−v/v|<0.2
これは、空間内の任意のポイントにて超音波及び可視光周波数の同時の合焦及びステアリングを可能とするだろう。
本発明の第6の実施例では、レンズは、より好ましくは次式を実質的に満たすような2つの液体(屈折率がn、nで音速v、v)を備える。
|n/n−v/v|<0.1
これは、空間内の任意のポイントにて超音波及び可視光周波数の同時の合焦及びステアリングを可能とするだろう。
典型的には、かかる実施例は、これらに限定されないが、略同様な屈折率を有するが超音波速度の差異が大きく(それぞれ1.48km/s及び1.09km/s)、任意の所望の比で混合できる、水とメタノールの種々の混合物を利用することができる。水/メタノール混合物は、線形的に変化する音速を有する。即ち、xの水及び(1−x)のメタノール混合に対して、音速は、次式となる。
mix=xvwater+(1−x)vmethanol.=1.09+0.39x[km/s]
例えば、シスーデカリン(C1018;n=1.481、v=1.42km/s)と48.2%の水+51.8%のメタノールの液体混合(48.2%HO+51.8%CHO;n=1.33、v=1.278km/s)は、次式を生む。
|n/n−v/v|=0
これは、超音波周波数及び光周波数の双方が空間内の略同一のポイントに合焦される(双方とも光軸上に若しくは光軸から外れて)ことを意味する。
例えば、第3、第4及び第5の実施例に対しては、シリコンオイル(例えば、1,1,3,3−テトラフェニル−ジメチルジシロキサン、C2626OSi;n=1.5866、v=1.37km/s)及び0<x<0.75の範囲で任意の水+メタノール混合xHO+(1−x)CHO(n=1.33、1.09km/s<v<1.28km/s)を組み合わせることは、次式を生む。
0=|1.5866/1.33−1.37/1.151|<|n/n−v/v|<|1.5866/1.33−1.37/1.38|=0.199<0.2
例えば、第4及び第6の実施例に対して、シスーデカリン(C1018;n=1.481、v=1.42km/s)と0.22<x<0.79の範囲で任意の水+メタノール混合xHO+(1−x)CHO(n=1.33、1.172km/s<v<1.40km/s)を組み合わせることは、次式を生む。
0=|1.481/1.33−1.42/1.275|<|n/n−v/v|<|1.481/1.33−1.42/1.40|=0.099<0.1
ここで開示されるようなデュアル式の光学/超音波レンズは、最小限の侵襲性の分野で非常に魅力的である。小さいサイズに起因して、例えばカメラピルでの適用性は、生物医学的用途の全領域内の論理的な選択肢となるだろう。例えば、かかるレンズは、手術(切除)目的のためのレーザービームの合焦を可能としつつ、切除は、同時に超音波で撮像される。レンズ系は、また、光及び/又は超音波を屈折することができる。これは、光及び/又は超音波のステアリング及び軸外れの合焦を含むことも考えられる。明らかに、最小限の侵襲性の用途に対して、これは効果的なものである。例えば、光学的に撮像しつつ、同時に、合焦された超音波を用いて所定の軌道を焼くことができる。
本発明によれば、好ましくは、液体1,2,3,4のような、レンズ内の液体のそれぞれは、可視のスペクトラル範囲内で十分に低い光吸収性(典型的には、略ゼロ付近)を有し、5メガヘルツ(MHz)で約0.2デシベル/センチメートル(dB/cm)よりも小さい超音波減数係数を有する。減衰係数は、単に、如何に早く超音波がその強度を液体内の吸収の結果として喪失するかである。かかる係数の値は、標準のテーブルブックに見つけることができ、若しくは、簡易な機構で測定されることができる。幾つかの例は以下の通りである。
水=0.00825dB/cm
メタノール=0.026dB/cm
ポリジメチルシロキサン=〜0.45dB/cm
x重量%の水と(1−x)重量%のメタノール=〜0.015dB/cm
24%のメタノールと76%のアニリン=〜0.01dB/cm
1,1,3,3−テトラフェニル−ジメチルジシロキサン=〜0.4dB/cm
音響可変焦点レンズ及びその焦点距離を迅速に調整する手段は、上述の特許文献1の国際公開で開示されており、その全てがここでの開示によりここに組み込まれる。この特許文献1は、好ましくはレンズの2つの流体媒体若しくは液体が略同一の密度を有することを教示する。この際、境界の一部の変位は重力から独立しており、従って、レンズ系の向きに依存しない。2つの媒体が互いに不混和性であるとき、境界は、2つの流体媒体間の接触メニスカスである。この場合、双方の媒体間に壁が配置されない。或いは、異なる液体間の境界は、弾性フィルムを含む。かかるフィルムは、双方の流体媒体が互いに混合するのを防ぎ、また、比較的小さい力で伸ばすことができる。レンズは、また、その他の弾性フィルタを含んでよく、2つの弾性フィルムは、音響波の経路の2つのそれぞれの位置で2つの流体媒体の一方を保持するように配置される。従って、より高いパワー値のレンズを達成することができる。
流体媒体の一方の少なくとも一部上に直接的に力を付与する手段は、幾つかの種類であることができる。第1の種類によれば、2つの流体媒体の第1の流体媒体は、有極性及び/又は電導性の液体物質を含み、力付与手段は、当該第1の流体の少なくとも一部に電気力を印加するように配置された電極を含む。従って、音響レンズの焦点距離の非常に高速な変動を得ることができる。かかる手段は、境界の変位を電子的に制御するように適合される。電気力は、境界の近傍の第1の流体媒体の一部に効果的に印加される。この際、第1の流体媒体の全体の量が低減されてもよい。
第2の種類によれば、力付与手段は、流体媒体の当該部分に接触する可動本体を含む。この種の最適な実施例では、可動本体は、流体媒体の当該部分を含む容器の壁を含んでよい。
レンズ系は、デバイスの外に配置される対象を撮像するように設計されたデバイス内に組み込まれることができる。この際、デバイスは、その全てがここでの開示によりここに組み込まれる特許文献2に開示されるような、音響波生成器を更に含むだろう。
本発明は、その特別な実施例に関して説明されてきたが、当業者によれば、多くの修正、改良及び/又は変更が、本発明の精神と範囲から逸脱することなく達成できることを認識するだろう。それ故に、本発明は、クレームの範囲及びその均等物によって制限されるだけであることが明らかに意図される。
1,2,3,4 液体

Claims (6)

  1. 光及び/又は超音波を可変に屈折することができるシステムであって、
    第1及び第2の液体間の境界を形成する2つの不混和液と、前記境界の一部の変位を選択的に誘起するように前記液体の一方の少なくとも一部に力を直接付与する手段とを含む少なくとも1つのレンズを含み、
    前記第1の液体は、nの光に対する屈折率、vの音速を有し、前記第2の液体は、nの光に対する屈折率、vの音速を有し、前記第1及び第2の液体間の境界は、次の関係に従い、
    |n/n−v/v|<0.2
    このとき、前記レンズは、空間内の略同一のポイントに超音波及び光波を同時に合焦することができる、請求項1記載のシステム。
  2. |n/n−v/v|<0.1である、請求項1記載のシステム。
  3. /n=v/vである、請求項1記載のシステム。
  4. 前記第1の液体は、シスーデカリンであり、nは1.481であり、vは1.42km/sであり、
    前記第2の液体は、48.2重量%の水と51.8重量%のメタノールの混合であり、nは1.33であり、vは1.278km/sであり、
    |n/n−v/v|=0である、請求項2記載のシステム。
  5. 前記第1の液体は、1,1,3,3−テトラフェニル−ジメチルジシロキサンであり、nは1.5866であり、vは1.37km/sであり、
    前記第2の液体は、0<x<0.75の範囲でx重量%の水と(1−x)重量%のメタノールの混合であり、nは1.33であり、1.09km/s<v<1.28km/sであり、
    |n/n−v/v|<0.2である、請求項2記載のシステム。
  6. 前記第1の液体は、シスーデカリンであり、nは1.481であり、vは1.42km/sであり、
    前記第2の液体は、0.22<x<0.79の範囲でx重量%の水と(1−x)重量%のメタノールの混合であり、nは1.33であり、1.172km/s<v<1.40km/sであり、
    |n/n−v/v|<0.1である、請求項2記載のシステム。
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