JP2012155133A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】凹凸紙等の記録媒体に対して良好なトナー像転写性能が得られると共に、厚紙処理の場合であっても、ショックジターの発生が低減される画像形成装置を提供する。
【解決手段】無端状の中間転写体に二次転写ローラ付勢手段によって圧接する二次転写ローラと、中間転写体を挟んで二次転写ローラと対向する二次転写対向ローラとを有し、二次転写ローラと二次転写対向ローラとの二次転写ニップ部で、中間転写体に担持されたトナー画像が記録媒体に転写される画像形成装置において、二次転写対向ローラを二次転写ローラの中心に向かって付勢する二次転写対向ローラ付勢手段が設けられ、二次転写ローラ及び二次転写対向ローラとは、互いの中心を結んだ線に沿って移動可能であり、二次転写ニップ部における二次転写ローラ付勢手段の作用による加圧力F2が、二次転写対向ローラ付勢手段の作用による加圧力F1よりも大きいことを特徴とする。
【選択図】図4
【解決手段】無端状の中間転写体に二次転写ローラ付勢手段によって圧接する二次転写ローラと、中間転写体を挟んで二次転写ローラと対向する二次転写対向ローラとを有し、二次転写ローラと二次転写対向ローラとの二次転写ニップ部で、中間転写体に担持されたトナー画像が記録媒体に転写される画像形成装置において、二次転写対向ローラを二次転写ローラの中心に向かって付勢する二次転写対向ローラ付勢手段が設けられ、二次転写ローラ及び二次転写対向ローラとは、互いの中心を結んだ線に沿って移動可能であり、二次転写ニップ部における二次転写ローラ付勢手段の作用による加圧力F2が、二次転写対向ローラ付勢手段の作用による加圧力F1よりも大きいことを特徴とする。
【選択図】図4
Description
本願発明は、電子写真方式のプリンタ、複写機、ファクシミリ、又は、これらの少なくとも2つの機能を有する複合機などの画像形成装置に改良に関し、より具体的には、当該画像形成装置における二次転写部の改良に関する。
中間転写部乃至中間転写手段を有する電子写真方式の画像形成装置では、一般に、感光体などの像担持体上に形成された静電潜像を現像装置によってトナー画像とした後、当該トナー像を像担持体から中間転写ベルトなどの中間転写体に一旦一次転写し、その後、中間転写体上のトナー画像を、当該中間転写体と、これを挟んで対向する二次転写ローラ及び対向ローラとで構成される二次転写部で、転写紙等の記録媒体に二次転写して、定着装置で加圧及び加熱して記録媒体に定着する構成が知られている。
この種の電子写真方式の画像形成装置において、近年の市場動向におけるユーザーの要望としては、市場で入手可能な種々の記録媒体に対して、いずれの記録媒体を用いたとしても安定した画像品質を維持しつつ、良好なトナー画像転写が可能であることがあげられるようになってきた。ここで、オンデマンド印刷分野において用いられるような市場で入手可能な記録媒体には、表面に様々な凹凸を持つものが有り、この種の凹凸を有する記録媒体に対しても良好な形成画像を得るための方策として、近年では、二次転写ニップ部を形成する二次転写ローラと二次転写対向ローラとを中間転写体を挟んで高圧力で圧接することで、トナー像の記録媒体への転写性能を向上させる構成が採用されるようになってきている。
しかしながら、このような二次転写ニップ部におけるニップ圧を高圧力にした構成では、この高圧力設定の二次転写ニップ部に例えば厚紙を通紙した場合に、中間転写体の負荷トルク変動が大きくなり、この負荷トルク変動に起因して中間転写体の速度変動が発生するという問題がある。この速度変動について説明すると、中間転写体を挟持している二次転写ローラと二次転写対向ローラとの間に厚みが大きい記録媒体を突入させると、二次転写対向ローラの負荷が大きく増加することで、中間転写体の搬送方向における移動速度にブレーキがかかり、その結果、二次転写ニップ部に対して、中間転写体の移動方向上流側では、中間転写体が緩む方向にテンションがかかり、中間転写体の移動方向下流側では、中間転写体が引っ張られる方向にテンションがかかり、これが中間転写体の速度変動につながるというものである。
ここで、複数枚の記録媒体に画像を形成しようとしている場合には、先のトナー像を二次転写部で記録媒体に二次転写している間に、一次転写部では、次の画像を中間転写体に一次転写する構成を採用することが多い。この場合、中間転写体の速度が先の記録媒体が二次転写ニップ部に通紙されたことで変動すると、二次転写部に記録媒体が突入して記録媒体へトナー像が二次転写されている間に、中間転写体に一次転写されている次の画像のトナー像に、横帯ピッチ状の模様が発生してしまうという現象である所謂ショックジターが生じてしまうことがわかっている。したがって、凹凸を有する記録媒体に良好な転写性能を発揮できるように二次転写ニップ部を高圧力設定にしてしまうと、今度は、厚紙などの記録媒体を連続印刷する際に、良好な転写画像が得られなくなってしまうという問題がある。
なお、この種のショックジターの発生は従来から問題視されており、例えば特許文献1には、二次転写部などにおける中間転写体の負荷トルク変動を低減する構成が開示されている。この特許文献1で開示されている発明では、対向ローラとしての第一回転体と、付勢手段により対向ローラに向かって付勢力を与えられている第二回転体としての転写ローラとの間に記録媒体を通紙したときに、転写ローラの回転軸が、付勢手段の付勢方向とは違う方向に逃げるように構成されているので、転写ローラが通紙される紙厚に応じて記録媒体の搬送方向とは垂直方向に変位する際の押し上げ力を低減できるので、転写ローラと対向ローラとで挟持されている中間転写体の負荷トルク変動が低減できるように構成されている。
しかしながら、このような構成を採用したとしても、凹凸を有する記録媒体の転写性能向上と、厚紙通紙時のショックジター低減との両立させることは困難である。すなわち、高圧力の圧接力で二次転写ニップ部を構成した場合であっても、厚紙を通紙したときに発生するショックジターを低減させることに対しては、このような構成を採用したとしても困難であり、特許文献1に開示される発明では、この問題点を解消できない。
本願発明は、上記した従来の問題点に鑑み、普通紙だけでなく、厚紙、凹凸紙等の種々の記録媒体に対して良好なトナー像転写性能が得られると共に、厚紙を通紙した場合であっても、ショックジターの発生が低減された高品質な画像を形成することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本願発明は、
複数のローラに回転駆動可能に張架され、且つ、表面にトナー画像を担持する無端状の中間転写体と、
前記中間転写体の表面に二次転写ローラ付勢手段によって圧接する二次転写ローラと、
前記複数のローラの一つであり、且つ、前記中間転写体を挟んで前記二次転写ローラと対向する二次転写対向ローラとを有し、
前記二次転写ローラと前記二次転写対向ローラとが前記中間転写体を挟んで形成される二次転写ニップ部で、前記中間転写体に担持されたトナー画像が記録媒体に転写される画像形成装置において、
前記二次転写対向ローラを、前記二次転写ローラの中心に向かって付勢する二次転写対向ローラ付勢手段が設けられると共に、前記二次転写ローラ及び前記二次転写対向ローラとは、互いの中心を結んだ線に沿って移動可能であるように構成され、
前記二次転写ローラ付勢手段の作用により、前記二次転写ニップ部で前記二次転写ローラに付与される加圧力F2が、前記二次転写対向ローラ付勢手段の作用により、前記二次転写ニップ部で前記二次転写対向ローラに付与される加圧力F1よりも大きいことを特徴とする画像形成装置を提案する。
複数のローラに回転駆動可能に張架され、且つ、表面にトナー画像を担持する無端状の中間転写体と、
前記中間転写体の表面に二次転写ローラ付勢手段によって圧接する二次転写ローラと、
前記複数のローラの一つであり、且つ、前記中間転写体を挟んで前記二次転写ローラと対向する二次転写対向ローラとを有し、
前記二次転写ローラと前記二次転写対向ローラとが前記中間転写体を挟んで形成される二次転写ニップ部で、前記中間転写体に担持されたトナー画像が記録媒体に転写される画像形成装置において、
前記二次転写対向ローラを、前記二次転写ローラの中心に向かって付勢する二次転写対向ローラ付勢手段が設けられると共に、前記二次転写ローラ及び前記二次転写対向ローラとは、互いの中心を結んだ線に沿って移動可能であるように構成され、
前記二次転写ローラ付勢手段の作用により、前記二次転写ニップ部で前記二次転写ローラに付与される加圧力F2が、前記二次転写対向ローラ付勢手段の作用により、前記二次転写ニップ部で前記二次転写対向ローラに付与される加圧力F1よりも大きいことを特徴とする画像形成装置を提案する。
また、本願発明において、前記中間転写体には、所定の張架圧力を付与するためのテンションTが付与されており、前記二次転写対向ローラ付勢手段の付勢方向に対応する、当該テンションTの張力成分が、前記加圧力F1よりも小さいことを提案する。
さらにまた、本願発明において、前記中間転写体が複数の層により構成されており、当該複数の層のうちの少なくとも一層が弾性部材により構成されていることを提案する。
本願発明によれば、複数のローラに回転駆動可能に張架され、且つ、表面にトナー画像を担持する無端状の中間転写体と、前記中間転写体の表面に二次転写ローラ付勢手段によって圧接する二次転写ローラと、前記複数のローラの一つであり、且つ、前記中間転写体を挟んで前記二次転写ローラと対向する二次転写対向ローラとを有し、前記二次転写ローラと前記二次転写対向ローラとが前記中間転写体を挟んで形成される二次転写ニップ部で、前記中間転写体に担持されたトナー画像が記録媒体に転写される画像形成装置において、前記二次転写対向ローラを、前記二次転写ローラの中心に向かって付勢する二次転写対向ローラ付勢手段が設けられると共に、前記二次転写ローラ及び前記二次転写対向ローラとは、互いの中心を結んだ線に沿って移動可能であるように構成され、前記二次転写ローラ付勢手段の作用により、前記二次転写ニップ部で前記二次転写ローラに付与される加圧力F2が、前記二次転写対向ローラ付勢手段の作用により、前記二次転写ニップ部で前記二次転写対向ローラに付与される加圧力F1よりも大きくるように構成されているので、記録媒体が二次転写ニップ部に突入した際には、中間転写ベルトを緩める方向に二次転写対向ローラ側が変位させられ、その結果、二次転写ニップから見た中間転写体回転方向下流側のテンションが緩められるので、中間転写体に発生していた負荷トルク変動が軽減され、たとえ厚紙を通紙したとしても、一次転写部で発生するショックジターを軽減することが可能になる。さらに、二次転写ニップ部では、二次転写ローラ及び二次転写対向ローラから常に比較的大きな加圧力が付与されているため、高圧力でニップ部を形成することが可能であり、凹凸を表面に有する例えばエンボス紙などの特殊な紙種であっても、良好な形成画像を得ることが可能になる。
図1は、本願発明の画像形成装置の一例を示すための概略断面図であり、ここに図示される例は、タンデム型フルカラー複写機を示している。なお、以下に説明する本願発明の形態は、本願発明の一実施形態を説明するものであり、したがって、以下に説明される構成だけに限定されるものではないことに注意されたい。例えば、本願発明の画像形成装置は、図1に示したようなフルカラー複写機だけに適用が可能なものではなく、プリンタ、ファクシミリ、又は、これらの少なくとも2つの機能を有する複合機などにも適用が可能なものである。また、以下で図1に基づいて説明する画像形成装置自体の構成と動作については、本願発明の特徴である二次転写ニップ部の構成以外は、当業者にはよく知られているため概略で説明する。
まず、図1に示される画像形成装置1は、主として、装置本体中央部に位置する画像形成部1Aと、該画像形成部1Aの下方に位置する給紙部1Bと、画像形成部1Aの上方に位置する読取原稿搬送部1Cを備えたスキャナ部1Dとを有して構成されている。
ここで、画像形成部1Aには、水平方向に延びる転写面を有する中間転写体としての中間転写ベルト21が配置されており、この中間転写体21は、複数のローラ2A、2B及び2Cなどに掛けまわされた無端状のベルト部材として構成されている。中間転写体21の上面には、色分解色と補色関係にある色の画像を形成するための構成、すなわち、補色関係にある色のトナー(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)による像を担持可能な像担持体としての感光体3Y、3M、3C、3Kが中間転写体21の転写面に沿って並置されている。これら各感光体3Y、3M、3C、3Kは、それぞれ同じ方向(反時計回り方向)に回転可能なドラム状に構成されており、その周りには、画像形成処理を実行する各構成機器乃至手段が配置されていて、これらは、回転方向に順に、例えば、帯電手段としての帯電装置4Y、4M、4C、4K、光書き込み手段としての書き込み装置乃至露光装置5、現像手段としての現像装置8Y、8M、8C、8K、及びクリーニング装置6Y、6M、6C、6Kなどである。また、一次転写ローラ7Y、7M、7C、7Kが、中間転写体21を挟んで、各感光体3Y、3M、3C、3Kに対向するように配置されていて、これら一次転写ローラ7Y、7M、7C、7Kと各感光体3Y、3M、3C、3Kとで一次転写ニップ部が構成される。なお、各符号に付記しているアルファベット(Y、M、C、K)は、トナーの色別に対応しており、これらアルファベット(Y、M、C、K)が付された同一の参照符号の構成部材は、トナー色の違い以外はそれぞれ同一の構成であるため、以下の説明では、添え字Y、M、C及びKを必要に応じて適宜省略して説明する。
各現像装置8には、それぞれのトナー色に対応したカラートナーが収容されている。中間転写体21は、駆動ローラ2Bと、従動ローラ2A、2Cとに掛け回された無端状のベルトとして構成されており、駆動ローラ2Bの回転駆動によって、感光体3Y、3M、3C、3Kとの対峙位置において、これらと同方向(中間転写ベルト21が図1中時計回り方向に回転する方向)に回転移動可能な構成を有している。また、従動ローラ2Aと中間転写体21を挟んで対向する位置には、中間転写体21の表面をクリーニングする中間転写体クリーニング装置10が設けられている。
次に、このような構成の画像形成装置における画像形成動作を説明する。まず、ここに図示した画像形成装置1ではスキャナ部1Dにおいて、形成されるべき画像を有する原稿の画像が読み取られるが、このスキャナ装置は、例えば、読取面で光学的に原稿画像を読取る周知のスキャナ装置として構成されている。スキャナ装置1Dとしては、図示した例は、読取面に原稿を搬送する自動原稿送り装置1Cを備えたタイプのものであるが、これとは相違して、読取面に原稿を使用者自らが載置するタイプであってもよい。
次いで、上記した感光体3が図示しない駆動源により反時計回り方向に回転駆動され、このとき感光体3表面にやはり図示しない除電装置からの光が照射されて表面電位が初期化される。この表面電位を初期化された感光体3の表面が、今度は帯電装置4によって所定の極性に一様に帯電される。帯電された感光体3表面には、スキャナ部1Dで読取られた画像に対応した露光装置5からのレーザ光が照射され、これによって感光体3表面に静電潜像が形成される。このとき、各感光体3に露光される画像情報は、スキャナ部1Dで読取られた所望のフルカラー画像をイエロー、シアン、マゼンタ及びブラックの各トナー色情報に分解した単色の画像情報である。このように感光体3上に形成された静電潜像は、現像装置8を通る際に、現像装置8からの各色トナーが付与され、顕像化されたトナー像として可視化される。
また、中間転写体21は、図中時計回り方向に走行駆動させられるが、上記した一次転写ローラ7には、感光体3上に形成されたトナー像のトナー帯電極性と逆極性の一次転写電圧が印加される。これにより、感光体3と中間転写体21との間に転写電界が形成され、感光体3上のトナー像が、その感光体3と同期して回転駆動される中間転写体21上に静電的に一次転写される。このように、一次転写される各色トナー像は、中間転写体21の搬送方向上流側から逐次タイミングを併せて中間転写体21上に重ね合わされ、所望のフルカラー画像が当該中間転写体21上に形成されることになる。なお、一次転写後に感光体3上に残留した一次転写残トナーは、クリーニング装置6により除去・回収され、また、クリーニング後の感光体3は、図示しない除電ランプによりその表面上の電位が初期化され、次に作像工程に備えることになる。
その一方で、画像を形成されるべき記録媒体としての用紙Pは、給紙部1Bの給紙トレイ40A、40Bに積載された用紙束から給紙コロなどの適宜適切な搬送部材の作用によりレジストローラ対30まで一枚ごとに分離されて給送される。なお、給紙部1Bは、給紙トレイ40A、40Bや給紙コロなどを備え、給紙トレイ40A、40B上に積層された記録媒体としての用紙Pを画像形成部1Aに向けて給紙する周知の構成である。レジストローラ対30まで搬送された用紙Pは、未だ回転駆動を開始していないレジストローラ対30のニップ部に先端を突き当てられ、その際に、所謂ループを形成することで、用紙Pのレジストレーション(所謂斜めズレ補正)が行われる。その後、中間転写体21上に担持されたフルカラートナー像とのタイミングを図って、レジストローラ対30の回転駆動が開始され、中間転写体21が巻きつけられた支持ローラの一つである二次転写対向ローラ2Cと、これに中間転写体21を介して対向する二次転写ローラ9とで構成される二次転写ニップ部に向けて用紙Pが送出される。
本実施例では、二次転写対向ローラ2Cに、中間転写体21表面におけるトナー像のトナー帯電極性と同極性の転写電圧が印加され、これによって中間転写体表面に形成されたフルカラートナー像が用紙P上に一括して転写される。トナー像を転写された用紙Pは、通常公知の定着装置11までさらに搬送され、当該定着装置11を通過するときに、この定着装置11に配置された定着ローラと加圧ローラとが有する熱と圧力との作用によって、トナー像が半永久画像として用紙Pに定着される。定着工程を経た画像形成後の用紙Pは、排出トレイ13などの排出部に排出されることで画像形成動作が完了する。なお、二次転写ローラ9及び二次転写対向ローラ2Cが配置される二次転写部で記録媒体に転写されずに中間転写体21上に残留した二次転写残トナーは、従動ローラ2Aに対向配置されている中間転写体クリーニング手段10により取り除かれ回収される。
なお、本願発明の構成に対して必須ではないが、図示した例の画像形成装置1には、用紙Pの両面に画像を形成する際に、一旦その表面に画像が形成された用紙Pの裏面側にも画像を形成するために、用紙Pの表裏を反転するための反転搬送経路20も通常公知の如く設けられている。
ここで、一次転写部の構成の一例をより詳細に紹介すると、本実施形態における一次転写部の構成としては、中間転写体21の裏面側から一次転写ローラ7が、図示しない軸受と圧縮スプリングにより中間転写体21を介して感光体3に所定の圧力で押圧されていると共に、当該一次転写ローラ7は、中間転写体21の回転動作に対して連れ廻りするようになっている。また、一次転写ローラ7の中間転写体21に対する当接位置は、感光体3の中心位置に対して1〜2mm程度だけ中間転写体21の回転駆動方向下流側にオフセットされた位置で当接するよう設定されている。さらにまた、この一次転写ローラ7は、金属芯金に中抵抗の電気特性を持つゴム材料(例えば、中抵抗の発泡ゴム)を巻き付けた形態で構成されていて、その体積抵抗率は106〜1010Ω・cm、好ましくは107〜109Ω・cmの範囲にある。材料は発泡ゴムに限定されることはなく、中抵抗のソリッドゴムでも同様に用いることが可能である。さらにまた、ここに図示した例の一次転写工程では、一次転写ローラ7への一次転写バイアス印加は、極性がプラスの定電流電源を用いており電流設定値はほぼ20〜40μAの範囲である。
また、本願発明に用いられる二次転写部の構成の一例をより詳細に紹介すると、二次転写対向ローラ2Cは、金属芯金に中抵抗の電気特性を持つゴム材料を巻き付けた形態で構成されている。ここに図示した実施形態の一例としては、二次転写対向ローラ2Cは中抵抗ソリッドゴムが用いられており、その体積抵抗率は106〜1010Ω・cm、好ましくは107〜109Ω・cmの範囲にある。さらにまた、二次転写ローラ9も中抵抗の発泡ゴムが用いられており、その体積抵抗率は106〜1010Ω・cm、好ましくは107〜109Ω・cmの範囲にある。
本願発明の二次転写工程においては、二次転写対向ローラ2Cにはトナーと同極性のマイナス極性のバイアスが印加され、この電源としては定電流電源が用いられ、且つ、電流設定値はほぼ30〜50μAの範囲にある。このような定電流電源の作用により、アースにつながれる二次転写ローラ9を対向側として、中間転写体21上のマイナス極性のトナーを記録媒体側へ押し出す方向に二次転写電界が印加されている。
本願発明に用いられる中間転写体21の具体的な実施例としては、単層構成のベルトとして、PI(ポリイミド)、PAI(ポリアミドイミド)、PC(ポリカーボネ−ト)、ETFE(エチレン−テトラフルオロエチレン)、PVDF(ポリフッ化ビニリデン)、PPS(ポリフェニレンスルフィド)等の材料にカーボン分散、或いはイオン導電剤配合により抵抗調整した中抵抗樹脂により構成されている。その体積抵抗率は106〜1010Ω・cm、好ましくは108〜1010Ω・cmの範囲である。また、その表面抵抗率は106〜1012Ω/cm2、好ましくは108〜1012Ω/cm2の範囲である。また、厚みは50〜100μmの範囲であり、ヤング率(縦弾性率)は3000Mpa以上が望ましく、回転駆動による伸び、曲げ、しわ、波打ちに耐えるに十分な機械強度が要求される。
中間転写体21の他の実施例として、上記のPI(ポリイミド)、PAI(ポリアミドイミド)、PC(ポリカーボネ−ト)、ETFE(エチレン−テトラフルオロエチレン)、PVDF(ポリフッ化ビニリデン)、PPS(ポリフェニレンスルフィド)等の材料にカーボン分散、或いはイオン導電剤配合により抵抗調整した中抵抗樹脂の単層構成の中間転写体21の表面側にのみ、ベルトの層自体の体積抵抗率よりもわずかに高抵抗の表層を設けたベルト構成を採用することもできる。この表層の厚みとしては、1〜10μm程度が望ましい。このような中間転写体を採用した場合には、当業者に「白ポチ」と称される異常画像を改善することができるようになる。この白ポチとは、特に樹脂中にカーボンを分散させて抵抗制御を行うタイプのベルトにおいて、一度定着を通過して用紙中の水分量が減少して抵抗が上昇した状態の用紙への二次転写工程で発生する現象であり、カーボン分散状態のばらつきにより転写電流が集中して流れる経路ができて、その部分のトナーがはじき飛ばされて白く抜ける現象である。表面に高抵抗層を設けることにより、転写電流の局所的な集中が緩和されるため、所謂「白ポチ」と当業者に称される異常画像が改善できることが知られている。
更に別の中間転写体21の他の実施例として、PI(ポリイミド)、PAI(ポリアミドイミド)、PC(ポリカーボネ−ト)、ETFE(エチレン−テトラフルオロエチレン)、PVDF(ポリフッ化ビニリデン)、PPS(ポリフェニレンスルフィド)等の材料にカーボン分散、或いはイオン導電剤配合により抵抗調整した中抵抗樹脂により構成された基層50〜100μmの上に、ウレタン、NBR、CR等のゴム材料に同様にカーボン分散、或いはイオン導電剤配合により抵抗調整した材料からなる弾性層を100〜500μm設け、さらに、表層には1〜10μm程度の厚みを持ったフッ素系のゴム、或いは樹脂(或いは、それらのハイブリッド材料でも可)のコーティングを施したり、弾性材料のべたつきを抑えるために表面に微粒子を付着させた多層ベルトを用いる構成を採用することができる。このように、中間転写体21を複数の層により構成し、当該複数の層のうちの少なくとも一層が弾性部材により構成されていると(すなわち、弾性中間転写体を用いると)、紙繊維の密度が低い紙や、紙表面に50〜200μmの凹凸を有する、いわゆるエンボス紙といわれる種類の記録媒体においても、弾性層が凹部へ追従するため凹部へのトナー転写性が良好になり、所謂ベタ埋り改善効果が得られるため好適である。
次に、本願発明で特徴的な二次転写ニップ部について、図2〜5を用いて説明する。図2は、本願発明の画像形成装置における二次転写ニップ部を抽出して描いた概略断面図であり、この図2では、記録媒体としての用紙Pが二次転写ニップ部に突入する直前の状態を示している。また、図3は、図2の断面図に対応する側面図であって、当該図では、記録媒体の搬送方向から眺めた状態(図1に示される記録媒体搬送方向の矢印の方向から眺めた状態)の側面図として描かれている。
まず、図2及び図3に示されるように、本願発明の二次転写ニップ部は、二次転写対向ローラ2Cと二次転写ローラ9とが、図中右方から左方に移動する中間転写体21を所定のニップ圧で挟み込むことで構成されている。ここで、本願発明の斥力ローラとして構成される二次転写ローラ2Cは、両端の軸受部分をベアリング23により回転可能に支持されており、さらに、当該ベアリング23は、例えば加圧スプリングである二次転写対向ローラ付勢手段25の付勢力を加圧部材24を介して受けて、図中下方に付勢されている。また、このベアリング23は、ベアリングガイド31に嵌挿されていて、このベアリングガイド31の側面に沿って、図中上下方向に移動可能なように構成されている。なお、図2に示されるような用紙Pが未だ二次転写ニップ部に到達していない状態では、ベアリング23は、ベアリングガイド31の下方面に当接してそれ以上は下方に移動しないように構成されていると共に、この位置で、二次転写ローラ9と中間転写体21を挟んだ適切な二次転写ニップ部を構成するようになっている。また、この二次転写ニップ部において、二次転写対向ローラ付勢手段25の作用により、二次転写対向ローラ2Cに付与される付勢力の大きさは、加圧力F1となるように構成されている。
その一方で、二次転写ローラ9は、両端の軸受部分をベアリング27により回転可能に支持されており、さらに、当該ベアリング27は、例えば加圧スプリングである二次転写ローラ付勢手段29の付勢力を加圧部材26を介して受けて、図中上方に付勢されている。また、このベアリング27は、ベアリングガイド33に嵌挿されていて、このベアリングガイド33の側面に沿って、図中上下方向に移動可能なように構成されている。なお、図2に示されるような用紙Pが未だ二次転写ニップ部に到達していない状態では、ベアリング27は、ベアリングガイド33の上方面に当接してそれ以上は上方に移動しないように構成されていると共に、この位置で、二次転写対向ローラ2Cと中間転写体21を挟んだ適切な二次転写ニップ部を構成するようになっている。また、この二次転写ニップ部において、二次転写ローラ付勢手段29の作用により、二次転写ローラ9に付与される付勢力の大きさは、加圧力F2となるように構成されている。したがって、二次転写ニップ部におけるニップ圧力は、加圧力F1とF2との合成力となる。なお、加圧力F2が加圧力F1よりも大きくなるように、二次転写ローラ付勢手段29と二次転写対向ローラ付勢手段25とは、それらの付勢力が調整されている。
このように構成される二次転写ニップ部に、図4に描かれるように記録媒体としての用紙Pが搬送されてくると、用紙Pが二次転写ニップ部に突入した瞬間に、二次転写対向ローラ2Cと二次転写ローラ9とには、用紙の厚み分だけ上下方向に離間させるような力が作用することになる。なお、図4は、本願発明の画像形成装置における二次転写ニップ部を抽出して描いた概略断面図であり、当該図においては、記録媒体が二次転写ニップ部に突入した状態が描かれている。図4に示されるように、本願発明では、前記した加圧力F1が加圧力F2よりも大きいために、このように二次転写ニップ部に用紙Pが突入すると、二次転写対向ローラ2Cの方が、用紙の厚み分だけ上昇量dとして上方に移動することになる。
ここで、従来技術においては、二次転写対向ローラ2Cは、画像形成装置に対して位置固定されて配置されているため、図4に示されるように用紙Pが二次転写ニップ部に突入する際には、二次転写ローラ9の方が下方に移動することで、用紙Pを二次転写ニップ部に通過させることになる。しかしながら、この場合には、中間転写体21に瞬間的に負荷トルク変動、すなわち、中間転写体21の回転移動を阻止するようなブレーキがかかり、二次転写ニップ部入口側のテンションT1が緩み方向に、二次転写ニップ部出口側のテンションT2が引っ張られる方向に中間転写体21の負荷トルクが変動してしまう。また、この負荷トルク変動は、用紙Pが厚紙である場合に、特に顕著に現れてしまっていた。この二次転写ニップ部出口側におけるテンションT2の上昇に起因する中間転写体21の速度変動が、中間転写体21の回転駆動方向下流側に配置されている一次転写ニップ部まで伝播してしまい、複数枚の画像を形成しようとする際に、現在二次転写されている画像より後に形成されるトナー像が一次転写ニップ部で一次転写されている場合には、この中間転写体21に転写されるべき一次転写トナー像にショックジターが発生してしまっていた。
これに対して、本願発明では、用紙Pが二次転写ニップ部に突入した際に、二次転写対向ローラ2C側が上方に移動するため、二次転写ニップ部出口側のテンションT2の上昇がこの上方移動に応じてキャンセルされ、その結果、一次転写ニップ部でのショックジターを軽減することが可能になる。また、二次転写ローラ9及び二次転写対向ローラ2C共に、二次転写ニップ部を形成する方向に、すなわち互いのローラ中心に向かって付勢されているため、大きなニップ圧力を達成することができるだけでなく、常に、両ローラ9及び2Cからニップ圧が付与されているので、表面に凹凸があるエンボス紙などの特殊な記録媒体種であっても、転写性能が損なわれることがない。すなわち、本願発明の構成を採用すれば、高圧力の圧接力で二次転写ニップ部を構成した場合であっても、厚紙を通紙したときに発生するショックジターを低減させることが可能になる。
ここで、図5を用いて、本願発明の画像形成装置における二次転写ニップ部における中間転写体21のテンションTと、二次転写対向ローラ付勢手段25による付勢力との関係を説明する。中間転写体21は、(例えば、図示しないテンションローラなどを用いて、あるいは、自身の張力を用いて)所定のテンションTを有するように、複数のローラに張架乃至掛けまわされている。ここで、本願発明では、中間転写体21が掛け回されるローラの一つでもある二次転写対向ローラ2Cを変位可能に構成しているため、中間転写体21のテンションTと、二次転写対向ローラ2Cを二次転写ローラ9の方へ付勢する二次転写対向ローラ付勢手段25による加圧力F1との力関係が不適切であると、二次転写ニップ部が適切に形成されない恐れがある。すなわち、テンションTにおける、二次転写対向ローラ付勢手段の不正方向に対応する張力成分Tyが、二次転写対向ローラ付勢手段の加圧力F1よりも大きいと、二次転写対向ローラ2Cが二次転写ニップ部から離れる方向に変位してしまう恐れがあるため、本願発明では、テンションTの張力成分Tyが加圧力F1よりも小さくなるように構成する。このように構成することで、記録媒体が二次転写ニップ部に通紙された際にだけ、二次転写対向ローラ2Cが上方に移動することが可能になる。
これまで、図2〜5を用いて本願発明の好適な例を説明してきたが、本願発明はここに図示した例に限られない。例えば、図2〜5における実施形態では、発明の理解を深めるために、二次転写ニップ部が水平方向に構成されて、二次転写ローラ9及び二次転写対向ローラ9Cが図中上下方向に移動するように構成されているが、例えば、二次転写ニップ部が斜めに構成され、これに伴って、二次転写ローラ9及び二次転写対向ローラ9Cが斜めに移動可能であるように構成される場合であっても、本願発明の構成を達成することができる。これを言い換えれば、二次転写ローラ9及び二次転写対向ローラ2Cとは、互いの中心を結んだ線に沿って移動可能であるように構成されればよい。
本願発明は、電子写真方式の画像形成装置における二次転写ニップ部に好適に利用することができる。
1 カラー複写機(画像形成装置)
2C 二次転写対向ローラ(斥力ローラ)
3 感光体
7 1次転写ローラ
8 現像装置
21 中間転写体
23 (二次転写対向ローラ)ベアリング
24 (二次転写対向ローラ)加圧部材
25 二次転写対向ローラ付勢手段
27 (二次転写ローラ)ベアリング
28 (二次転写ローラ)加圧部材
29 二次転写ローラ付勢手段
31 (二次転写対向ローラ)ベアリングガイド部
33 (二次転写ローラ)ベアリングガイド部
P 記録媒体(用紙)
F1 二次転写対向ローラ加圧力
F2 二次転写ローラ加圧力
T 中間転写体テンション
T1 二次転写ニップ部入口側の中間転写体テンション
T2 二次転写ニップ部出口側の中間転写体テンション
2C 二次転写対向ローラ(斥力ローラ)
3 感光体
7 1次転写ローラ
8 現像装置
21 中間転写体
23 (二次転写対向ローラ)ベアリング
24 (二次転写対向ローラ)加圧部材
25 二次転写対向ローラ付勢手段
27 (二次転写ローラ)ベアリング
28 (二次転写ローラ)加圧部材
29 二次転写ローラ付勢手段
31 (二次転写対向ローラ)ベアリングガイド部
33 (二次転写ローラ)ベアリングガイド部
P 記録媒体(用紙)
F1 二次転写対向ローラ加圧力
F2 二次転写ローラ加圧力
T 中間転写体テンション
T1 二次転写ニップ部入口側の中間転写体テンション
T2 二次転写ニップ部出口側の中間転写体テンション
Claims (3)
- 複数のローラに回転駆動可能に張架され、且つ、表面にトナー画像を担持する無端状の中間転写体と、
前記中間転写体の表面に二次転写ローラ付勢手段によって圧接する二次転写ローラと、
前記複数のローラの一つであり、且つ、前記中間転写体を挟んで前記二次転写ローラと対向する二次転写対向ローラとを有し、
前記二次転写ローラと前記二次転写対向ローラとが前記中間転写体を挟んで形成される二次転写ニップ部で、前記中間転写体に担持されたトナー画像が記録媒体に転写される画像形成装置において、
前記二次転写対向ローラを、前記二次転写ローラの中心に向かって付勢する二次転写対向ローラ付勢手段が設けられると共に、前記二次転写ローラ及び前記二次転写対向ローラとは、互いの中心を結んだ線に沿って移動可能であるように構成され、
前記二次転写ローラ付勢手段の作用により、前記二次転写ニップ部で前記二次転写ローラに付与される加圧力F2が、前記二次転写対向ローラ付勢手段の作用により、前記二次転写ニップ部で前記二次転写対向ローラに付与される加圧力F1よりも大きいことを特徴とする画像形成装置。 - 前記中間転写体には、所定の張架圧力を付与するためのテンションTが付与されており、前記二次転写対向ローラ付勢手段の付勢方向に対応する、当該テンションTの張力成分が、前記加圧力F1よりも小さいことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記中間転写体が複数の層により構成されており、当該複数の層のうちの少なくとも一層が弾性部材により構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
Priority Applications (2)
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011014012A JP2012155133A (ja) | 2011-01-26 | 2011-01-26 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
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JP2011014012A Pending JP2012155133A (ja) | 2011-01-26 | 2011-01-26 | 画像形成装置 |
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Country | Link |
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Citations (4)
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JP2010145656A (ja) * | 2008-12-17 | 2010-07-01 | Canon Inc | 画像形成装置 |
-
2011
- 2011-01-26 JP JP2011014012A patent/JP2012155133A/ja active Pending
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