JP2012154493A - 熱交換器及び空気調和機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】フィン(36)は、隣り合う扁平管(33)の間に形成される中間部(71)と、該中間部(71)と連続するように切り欠き部(45)の奥側に形成される連結部(73)とに跨る折目部(91,92)を形成する凸部(85)を有する。
【選択図】図5
Description
本発明の実施形態について説明する。実施形態の熱交換器(30)は、後述する空気調和機(10)の室外熱交換器(23)を構成している。
本実施形態の熱交換器(30)を備えた空気調和機(10)について、図1を参照しながら説明する。
空気調和機(10)は、室外ユニット(11)及び室内ユニット(12)を備えている。室外ユニット(11)と室内ユニット(12)は、液側連絡配管(13)及びガス側連絡配管(14)を介して互いに接続されている。空気調和機(10)では、室外ユニット(11)、室内ユニット(12)、液側連絡配管(13)、及びガス側連絡配管(14)によって、冷媒回路(20)が形成されている。
空気調和機(10)は、冷房運転を行う。冷房運転中には、四方切換弁(22)が第1状態に設定される。また、冷房運転中には、室外ファン(15)及び室内ファン(16)が運転される。
空気調和機(10)は、暖房運転を行う。暖房運転中には、四方切換弁(22)が第2状態に設定される。また、暖房運転中には、室外ファン(15)及び室内ファン(16)が運転される。
上述したように、暖房運転中には、室外熱交換器(23)が蒸発器として機能する。外気温が低い運転条件では、室外熱交換器(23)における冷媒の蒸発温度が0℃を下回る場合があり、この場合には、室外空気中の水分が霜となって室外熱交換器(23)に付着する。そこで、空気調和機(10)は、例えば暖房運転の継続時間が所定値(たとえは数十分)に達する毎に、除霜動作を行う。
空気調和機(10)の室外熱交換器(23)を構成する本実施形態の熱交換器(30)について、図2〜5を適宜参照しながら説明する。
図2及び図3に示すように、本実施形態の熱交換器(30)は、一つの第1ヘッダ集合管(31)と、一つの第2ヘッダ集合管(32)と、多数の扁平管(33)と、多数のフィン(36)とを備えている。第1ヘッダ集合管(31)、第2ヘッダ集合管(32)、扁平管(33)、及びフィン(36)は、何れもアルミニウム合金製の部材であって、互いにロウ付けによって接合されている。
図4に示すように、フィン(36)は、金属板をプレス加工することによって形成された縦長の板状フィンである。
図5に示すように、フィン(36)には、中間部(71)と連結部(73)とに亘る部位に、凸部をなす補強側膨出部(85)が形成されている。補強側膨出部(85)は、フィン(36)をプレス加工等で塑性変形させることによって形成されている。補強側膨出部(85)は、フィン(36)を通風路(40)へ向かって膨出させることによって、山型に形成されている。補強側膨出部(85)は、フィン(36)の幅方向と交わる方向(本実施形態では、上下方向)に延びている。これにより、補強側膨出部(85)の稜線(85a)は、フィン(36)の前縁(38)ないし後縁(39)と実質的に平行となっている。つまり、補強側膨出部(85)の稜線(85a)は、空気の通過方向(フィン(36)の幅方向)と交わっている。
熱交換器(30)を通過する空気の流れについて説明する。
上述したように、本実施形態の熱交換器(30)は、空気調和機(10)の室外熱交換器(23)を構成している。空気調和機(10)は暖房運転を行うが、室外熱交換器(23)における冷媒の蒸発温度が0℃を下回る運転状態では、室外空気中の水分が霜となって室外熱交換器(23)に付着する。このため、空気調和機(10)は、室外熱交換器(23)に付着した霜を融かすための除霜動作を行う。除霜動作中には、霜が融解することによってドレン水が生成する。
室外熱交換器(23)を構成する熱交換器(30)に霜が付着する過程について説明する。熱交換器(30)の通風路(40)へ流入した空気は、フィン(36)を介して扁平管(33)の流体通路(34)を流れる冷媒と熱交換する。そして、フィン(36)の表面温度が0℃未満となっている状態では、空気中の水分が凍結し、霜となってフィン(36)の表面に付着する。
空気調和機(10)の除霜動作中における熱交換器(30)での霜とドレン水の状態について説明する。除霜動作中には、熱交換器(30)に付着した霜が融解してドレン水となり、生成したドレン水が熱交換器(30)から排出されてゆく。
本実施形態の熱交換器(30)では、設置スペースのコンパクト化を目的として、熱交換器(30)全体外形の横断面形状を略L字状とするように曲げ加工が施される(図6を参照)。この曲げ加工は、図3に示すように、扁平管(33)とフィン(36)とが一体となった状態の熱交換器(30)について、図7(A)及び図7(B)に示す手順で行われる。
上述した曲げ加工では、フィン(36)に一体化される扁平管(33)が、ローラ(103)に沿うように折り曲げられる。このようにして扁平管(33)が水平に折り曲げられる際には、扁平管(33)における切り欠き部(45)の奥側端部(図4に示す端部(33a))が、連結部(73)側に向かって押し付けられる。その結果、連結部(73)では、扁平管(33)の端部(33a)に対する接触部位の応力が増大する。これにより、曲げ加工時のフィン(36)では、中間部(71)と連結部(73)との間の境界線X(図5を参照)を基準に、連結部(73)が中間部(71)に対して斜めに折れ曲がってしまう、いわゆる“フィン倒れ”が生じる虞がある。この“フィン倒れ”が生じると、隣り合う中間部(71)の間に形成される通風路(40)の流出端が、斜めに屈曲した連結部(73)に覆われるような状態となり、通風路(40)の通風抵抗が増大してしまう。その結果、熱交換器(30)では、複数の通風路(40)に均等に空気を流すことができず、伝熱性能の低下を招いてしまう。
上述したように、本実施形態の熱交換器(30)によれば、フィン(36)において、中間部(71)と連結部(73)とに跨るように延びる折目部(91,92)を形成している。このため、上述した熱交換器(30)の曲げ加工時において、中間部(71)に対して連結部(73)が境界線Xを基準として斜めに折れ曲がってしまうことを防止できる。よって、いわゆるフィン倒れに起因して、通風路(40)の通風抵抗が増大するのを回避しつつ、熱交換器(30)の曲げ加工を行うことができる。その結果、熱交換器(30)の設置スペースのコンパクト化、及び伝熱性能の向上を図ることができる。
上記実施形態については、以下のような構成としてもよい。
20 冷媒回路
33 扁平管
36 フィン
45 切り欠き部
49 導水用リブ(リブ)
71 中間部
73 連結部
85 補強側膨出部(膨出部、凸部)
91 第1折目部(折目部)
92 第2折目部(折目部、下側折目部)
Claims (6)
- 側面が対向するように上下に配列された複数の扁平管(33)と、該扁平管(33)の配列方向に延びる板状に形成され、上記各扁平管(33)が直交方向に差し込まれる切り欠き部(45)を有する複数のフィン(36)とを備えた熱交換器であって、
上記フィン(36)は、隣り合う上記扁平管(33)の間に形成される中間部(71)と、該中間部(71)と連続するように上記切り欠き部(45)の奥側に形成される連結部(73)と、上記中間部(71)と連結部(73)とに跨るように延びる折目部(91,92)を形成する凸部(85)とを有することを特徴とする熱交換器。 - 請求項1において、
上記凸部(85)は、上記折目部(91,92)を形成するように上記フィン(36)の厚さ方向に膨出する膨出部(85)を構成していることを特徴とする熱交換器。 - 請求項2において、
上記膨出部(85)は、上記フィン(36)の幅方向と交わる方向に延びる縦長状に形成され、長手方向の両端にそれぞれ上記折目部(91,92)を形成していることを特徴とする熱交換器。 - 請求項2又は3において、
上記膨出部(85)は、上記中間部(71)と連結部(73)とに跨るように該膨出部(85)の下側に形成され、且つ該連結部(73)側に向かうにつれて下側の扁平管(33)に近づくように傾斜する下側折目部(92)を形成していることを特徴とする熱交換器。 - 請求項1乃至4のいずれか1つにおいて、
上記連結部(73)には、上記扁平管(33)の配列方向に延びるリブ(49)が形成されていることを特徴とする熱交換器。 - 請求項1乃至5のいずれか1つに記載の熱交換器(30)が設けられた冷媒回路(20)を備え、
上記冷媒回路(20)において冷媒を循環させて冷凍サイクルを行うことを特徴とする空気調和機。
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