JP2012152236A - スペーサ - Google Patents

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Abstract

【課題】心臓の動きを安定化させ、血行動態への影響を減少させかつ手術の操作性を向上できるスペーサを提供する。
【解決手段】本発明に係るスペーサ100は、心臓血管外科の手術の際に用いられるスペーサであって、多孔質材料で構成された平板状のスペーサ本体10を備え、このスペーサ本体10には心臓を保持するための切り欠き部11が形成されている。心臓はその一部がスペーサ100の切り欠き部11に嵌め込まれる或いは収まるように保持される。上記の多孔質材料として、セルローススポンジ、ウレタンスポンジおよびPVAスポンジなどが挙げられる。
【選択図】図1

Description

本発明は、対象臓器の手術の際に用いるスペーサに関するものである。
外科手術は、患部、例えば腹部や胸部等を大きく切開して行う開腹・開胸手術および腹部・胸部等に開けた小さな穴を介して行う内視鏡下手術などがある。手術部位が広い場合や複数箇所に亘る場合あるいは複雑な手術操作が必要な場合は、大掛かりな開腹・開胸などを行うケースが多い。
心臓血管外科手術の一例として冠状動脈バイパス手術がある。心臓を構成する心筋表面には、心臓上部の大動脈基部における起始部から心筋を取り巻くように冠状に延びる冠状動脈が分布している。この冠状動脈が動脈硬化により狭窄すると、冠状動脈の末梢側への血流が十分でなくなって、心筋へ供給される栄養や酸素が不足し、狭心症や心筋梗塞を引き起こすことになる。
狭心症や心筋梗塞が起こった時には、グラフト血管の両端を大動脈と冠状動脈の狭窄部よりも末梢側にそれぞれ吻合し、大動脈を流れている血液を冠状動脈の狭窄部よりも末梢側へ流すためのバイパス経路を形成する冠状動脈バイパス手術が行われている。
この冠状動脈バイパス手術は、近年、患者への負担を抑えるために、人工心肺を用いることなく拍動下で行うケースが多くなっている(オフポンプ冠状動脈吻合術)。例えば、動脈硬化の進行した患者の手術に人工心肺を使用した場合には、血管内の付着物が押し流されて他の血管に流れる結果、当該他の血管が閉塞されてしまい、脳梗塞等の合併症が誘引されることがある。そこで、オフポンプ冠状動脈吻合術を行うことによって合併症を抑制することが可能となった。
しかしながら、オフポンプ冠状動脈吻合術にも問題がある。すなわち、オフポンプ冠状動脈吻合術の際には心臓が拍動しているために、適切な吻合手術を短時間で行うための高度なスキルを要する点である。この場合、吻合手術が適切でなければ、吻合部から冠動脈またはバイパス用血管内に血の塊が発生して、当該冠動脈またはバイパス用血管内が閉塞してしまうことがある。
そこで、最近では心臓の吻合部を物理的に押さえることで当該心臓の拍動を部分的に抑制して、吻合部を安定化させるスタビライザーを用いることがある。これにより、吻合部が安定化された状態でバイパス用血管を吻合することが可能となった。したがって、オフポンプ冠状動脈吻合術の手術成績は飛躍的に向上した。
ここで、オフポンプ冠状動脈吻合術などの開腹手術および内視鏡下手術のいずれの手術においても種々の衛生材料が用いられる。例えばガーゼは、術中の患者から流出する血液または体液を吸収させて、手術を行い易くする目的で使用されたり、術部周りの組織表面を保護する目的で使用されたり、血液などの吸引時に吸引管先端のフィルターとして使用されたり、または、患部の目印として臓器上に載置するといった使用がなされている(例えば特許文献1参照)。
特開2008−278929号公報
オフポンプ冠状動脈吻合術においては、拍動する心臓の動きを抑制して吻合部を安定化させると手術操作性が向上する。スタビライザーにより、吻合部の動きは部分的に抑制されているが、ガーゼによって心臓を保護する方法では周辺部位からの干渉が低減されず、吻合部の安定性が阻害された状態である。
また、高齢化の拡大および経皮的冠動脈形成術の発展から、オフポンプ冠動脈吻合術が行われる対象の多くはハイリスク患者となっている。ハイリスク患者の血行動態の管理は非常に重要であるが、スタビライザー使用時に心臓を挙上・脱転すると血圧が低下し、血行動態が悪くなることが知られている。ガーゼやタオルはクッション性が低く、接触臓器に与える空間的影響が多いことから、血圧低下の一因となる。
また、オフポンプ冠状動脈吻合術を適切に行うためには、医療従事者の手術操作性を阻害する要因を少なくすること、例えば周辺部位からの干渉の低減や術野を広く確保する必要がある。
そこで、本発明の目的は、対象臓器の動きを安定化させ、血行動態への影響を減少させかつ手術の操作性を向上できるスペーサを提供することである。
本発明に係るスペーサは、対象臓器の手術の際に用いられるスペーサであって、多孔質材料で構成されたスペーサ本体を備え、このスペーサ本体には対象臓器を保持するための保持部が形成されていることを特徴とする。
保持部により心臓を保持することによって心臓を例えば操作側に押し上げることができるので操作スペースを確保できるとともに、心臓がその拍動により周辺部位に接触することを防止できる。また、本発明に係るスペーサを例えばセルローススポンジなどの軟らかな多孔質材料で構成することによりクッション性を担保できるので、心臓に損傷を与えることなく、心臓の動きを抑制し安定して保持でき、血圧の低下を抑制または防止できる。なお、上記「多孔質材料」として、セルローススポンジ、ウレタンスポンジおよびPVAスポンジなどが挙げられる。また、上記「膨張応力」とは、圧縮方向と反対方向に膨潤しようとする復元力を示す。
例えばセルローススポンジからなるスペーサ本体は、圧縮形成した多孔質材料により構成されたものであるので、水分が付与されると厚み方向に膨潤(例えば4〜5倍)して大きくなる。生理用食塩水などを添加してスペーサ本体を膨潤させてから心臓の傍にセットすることによって、膨潤したスペーサ本体の厚みにより周辺部位を心臓から離れた位置に退けることができる。したがって、術野を広く確保することができるので、手術の操作性を向上できる。
また、心臓は保持部に接触し例えば摩擦力により保持されるので、術中に心臓の位置や向きが不安定になることがなく、手術対象ポイントの位置が移動(偏移)しない。したがって、手術ミスが抑制される。
スペーサ本体はU字状に形成され、保持部は心臓の一部を取り囲むように保持する切り欠き部からなることが好ましい。心臓の一部を切り欠き部に嵌め込む或いは収めるように当該切り欠き部をセットすることにより心臓をより安定して保持できる。また、切り欠き部により心臓の吻合部以外の部分を保持することによって、冠状動脈バイパス手術の際に吻合部の拍動を部分的に抑制乃至緩和(以下、単に抑制する、という)するためのスタビライザーをセットし易くなる。
多孔質材料はセルローススポンジ、ウレタンスポンジまたはPVAスポンジであることが好ましい。特に、心臓を摩擦力により安定して保持する観点からセルローススポンジを用いることがより好ましい。スペーサ本体がセルローススポンジのような柔らかい材料から形成されることによって、手術部位への装填時に心臓を傷付けることがなく、装填後はクッション性が担保される。したがって、心臓への負担が低減される。また、心臓の拍動による体腔内の移動を抑制することができるので心臓が安定する。よって、手術の操作性を向上することができる。
切り欠き部は、手術の際に用いて心臓の拍動を部分的に抑制するスタビライザーを避けるようにセットされることが好ましい。
スタビライザーは、上述したように冠状動脈バイパス手術の際に心臓の吻合部の拍動を部分的に抑制する為に用いられ、吻合部の位置にセットされる。
スペーサの切り欠き部をスタビライザーを避けるようにセットすることにより、スペーサが吻合部の障害になることを避けることができる。これにより、手術の操作性を向上することができる。
本発明に係るスペーサは、スペーサ本体上にX線不透過性のX線造影部をさらに備えてもよい。
万が一、術後にスペーサが体内に遺残された場合でも、X線造影(レントゲン撮影)を行ってX線造影部を手がかりにスペーサの存在の有無を確認できる。
本発明に係るスペーサによれば、対象臓器の動きを安定化させ、血行動態への影響を減少させて手術の操作性を向上することができる。
本実施形態に係るスペーサの外観を示す斜視図である。 スペーサ本体に対して水分を付与する前後の状態を示す斜視図である。 本実施形態に係るスペーサを用いて、冠動脈バイパス手術を行っている様子を示す斜視図である。 スペーサの他の形状を示す平面図である。 スペーサ上に載置した豚の心臓を切り欠き部がある方向と逆方向に引っ張る引張荷重測定試験における対象物の状態を示す模式図である。 引張荷重の測定試験結果を示すグラフである。
以下、本発明の一実施形態に係るスペーサについて図面を参照しながら説明する。本実施形態に係るスペーサは、例えば冠動脈バイパス手術などの心臓血管外科手術を行う際に用いられる。
図1に示すように、本実施形態に係るスペーサ100は、冠動脈バイパス手術に用いられ、スペーサ本体10を備える。
スペーサ本体10は、例えばセルローススポンジからなる多孔質材料が、厚み方向Aに平均圧縮率5〜20%で圧縮されて乾燥されたものである。なお、セルローススポンジは、再生セルロース法またはセルロース溶剤溶液法などで製造することができる。また、スペーサ本体10の材料としてセルローススポンジの代わりにウレタンスポンジやPVAスポンジを用いてもよい。
本実施形態に係るスペーサ本体10は楕円形の短軸に沿って切断した半楕円形の切り欠き部11を備える。なお、切り欠き部11のその他の形状として、例えば陸上トラック(長楕円)の短軸に沿って切断した形状および半円形状などが挙げられる。
スペーサ本体10の厚み方向Aに交差する一方の面および/または他方の面に、X線不透過性を有する硫酸バリウムが含有されたX線造影部12が設けられている。それにより、万が一、術後にスペーサ100が体内に遺残された場合でも、X線造影(レントゲン撮影)を行って、X線造影部12を手がかりにスペーサ100の存在の有無を確認することができる。
スペーサ本体10は例えば生理用食塩水を添加することにより、或いは患者の血液などの体液を吸収することにより膨潤して大きくなる。図2(a)は水分を付与する前のスペーサ本体10を示す斜視図であり、スペーサ本体10の厚みは例えば5〜10mm程である。なお、手術部位にセットする前にスペーサ本体10に生理用食塩水などを添加することにより膨潤させる。
図2(b)は水分を付与した後のスペーサ本体10を示す斜視図であり、スペーサ本体10の厚みは例えば20mm〜40mm程となる。
図3に示すように、開胸器20により術野21が方向Cに沿って広く開放される。
心臓Hは、その一部がスペーサ100の切り欠き部11に嵌め込まれる或いは収まるように保持される。なお、図3では患者の頭足方向Bに交差する方向をCとし、+Bの側を患者の頭側とし、−Bの側を患者の足側とする。
スペーサ100を心臓Hと周辺部位(例えば胸壁など)との間に介挿することによって、手術の際に周辺からの干渉が低減される。したがって、術野21を広く確保することができるので、手術の操作性を向上することができる。
従来、冠動脈バイパス手術を行う際には、心臓および肺の機能を一時的に代行する医療機器である人工心肺装置が使用されていた。しかし、患者によっては脳出血を起こすことがあるなど、人工心肺装置を使った手術はリスクが高いものとなっていた。
そこで、近年では、冠動脈バイパス手術の際には図3に示すようなスタビライザー23が用いられる。スタビライザー23は、拍動している心臓Hの表面の、バイパスを縫い付ける領域(吻合部)HRの動きを減弱させるための器具である。
スタビライザー23は、心臓Hの表面に吸着可能なU字状の吸着部23aと、この吸着部23aを保持するアーム部23bと、吸着部23aに連通し、図示しない吸引装置に接続された吸引チューブ23cとから構成される。吸着部23aには、心臓Hの一部を吸引して拍動を部分的に抑制するための複数の吸引孔(図示せず)が形成されている。
スペーサ100の切り欠き部11はスタビライザー23の吸着部23aを取り囲むことができる大きさを有している。
ここで、バイパスを縫い付ける際に、心臓Hの位置を変える為に手で心臓Hを持ち上げると、心臓Hの収縮が手の干渉を受けることで血圧が低下することによって、心室細動などを起こして心臓Hが停止してしまう場合がある。そこで、スタビライザー23に付随する吸盤型の吸着具22により心臓Hを吸着して持ち上げることによって、心臓Hを拍動させた状態で心臓Hの裏までバイパスを縫い付けることができる。また、吸着具22の上部に設けられたスプリング(図示せず)により、拍動する心臓Hからの衝撃を吸収できる。なお、吸着具22は、心外膜組織への損傷を与えない最小限度の吸引圧(例えば250mmHg)で心臓Hを吸引する。
生理用食塩水などを添加することで膨潤したスペーサ100を心臓の傍にセットすることによって、膨潤したスペーサ100の厚みにより周辺部位を心臓Hから離れた位置に退けることができる。したがって、術野21を広く確保することができるので手術の操作性を向上できる。
また、心臓Hは切り欠き部11に保持されるので、術中に心臓Hが不安定になることがない。したがって、手術ミスが抑制され、また、血行動態への影響を減少させることができる。
なお、本実施形態では、スペーサ100の形状を略U字状としたが、これに限定されるものではなく、患者の心臓Hの大きさまたはスペーサ100のセット位置等に応じて例えば略V字状などその他の形状に適宜変更してもよい。
図4に示すように、例えば略凹形状のスペーサ100aを用いることができる。このスペーサ100aのスペーサ本体10aにも切り欠き部11aとX線造影部12とが設けられる。1枚のスポンジ板材から切り抜いて多数のスペーサ本体10aを形成する場合には、上述したスペーサ本体10よりも切り捨て部分が少なくなるので経済的である。
本発明の好ましい一実施の形態は上記の通りであるが、本発明はそれだけに制限されない。本発明の主旨から逸脱しない範囲で異なる変形、追加、修飾を行うことができる。さらに、本実施形態において本発明の構成による作用および効果を述べているが、これら作用および効果は一例であり本発明を限定するものではない。
<引張荷重測定試験>
スペーサ100の摩擦力を調べるために引張荷重測定試験を実施した。測定試験では豚の心臓を用いた。また、測定試験で得られた引張荷重を摩擦力として擬制した。後述の測定結果において引張荷重が大きいほど摩擦力が大きいことになる。
図5(a)に示すように、試験当日の朝に入手した豚の心臓2つのうち一方の心臓32をディスポーザブルメスにより2分割して分割面を下にし、この分割された心臓32の上に別の心臓31を載置した。心臓31の重さは510gであった。
心臓31の中央にプルゲージのフックを引っ掛けて、作業者の手前側に1〜2cm/秒の速度で引っ張ったときの引張荷重(gf)を測定した。測定結果を表1に示す。また、表1の測定結果をグラフ化したものを図6に示す。なお、上記のプルゲージとして丸型バネ式テンションゲージ((株)大場計器製作所製、500g)を使用した。
Figure 2012152236
また、図5(b)に示すように、試験当日の朝に入手した豚の心臓2つのうち一方の心臓32をディスポーザブルメスにより2分割して分割面を下にし、この分割された心臓32の上に、切り欠き部11(図1参照)が作業者の奥側(手前と逆側)となるようにスペーサ100を載置し、このスペーサ100の上に別の心臓31を載置した。
心臓31の中央にプルゲージのフックを引っ掛けて、作業者の手前側に1〜2cm/秒の速度で引っ張ったときの引張荷重(gf)を測定した。測定結果を同様に表1に示す。また、表1の測定結果をグラフ化したものを同様に図6に示す。なお、表1および図6においては、スペーサ100の材質をセルロース、ウレタン、天然ゴム(NR)およびポリビニルアルコール(PVA)とした場合における各引張荷重を示している。
表1および図6から、スペーサ100が無い状態での引張荷重よりもスペーサ100が有る状態での引張荷重の方が平均値で約6〜9倍高くなることが確認された。
また、セルロース、ウレタン、天然ゴム(NR)およびPVAのうち、セルロースでできたスペーサ100を用いた測定結果における引張荷重が最も高いことが確認された。
以上により、心臓H(図3参照)は、セルロースにより構成されるスペーサ100に接している状態において滑り難く、このスペーサ100により安定して保持されることが期待できる。
10,10a スペーサ本体
11,11a 切り欠き部
12 X線造影部
21 術野
23 スタビライザー
23a 吸着部
100,100a スペーサ
H 心臓

Claims (6)

  1. 対象臓器の手術の際に用いられるスペーサであって、
    多孔質材料で構成されたスペーサ本体を備え、
    前記スペーサ本体には前記対象臓器を保持するための保持部が形成されていることを特徴とするスペーサ。
  2. 前記対象臓器が心臓である請求項1に記載のスペーサ。
  3. 前記スペーサ本体はU字状に形成され、
    前記保持部は、前記対象臓器の一部を取り囲むように保持する切り欠き部からなる請求項1または請求項2に記載のスペーサ。
  4. 前記多孔質材料は、セルローススポンジ、ウレタンスポンジまたはPVAスポンジである請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のスペーサ。
  5. 前記切り欠き部は、手術の際に用いて前記心臓の拍動を減弱させるスタビライザーを避けるようにセットされる請求項3または請求項4に記載のスペーサ。
  6. 前記スペーサ本体上にX線不透過性のX線造影部を備える請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のスペーサ。
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