JP2012149406A - 車両のドアロック機構 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ラッチユニットを操作可能なラッチ側伝達レバー12と、インナーハンドル13の操作によってラッチ側伝達レバー12と連結される連結位置とラッチ側伝達レバー12との連結が解除されるハンドル側伝達レバー14と、該ハンドル側伝達レバー14を操作する操作レバー15とこれを駆動する電動モータを備える車両のドアロック機構9において、ラッチ側伝達レバー12を、ラッチユニット側に連結されたメインレバー12Aと、該メインレバー12Aに相対回転可能に枢支されてハンドル側伝達レバー14の第1係合部14a又は第2係合部14bに係合する係合凸部12iを有するサブレバー12Bとで構成し、サブレバー12Bをメインレバー12Aに対して相対回転する前の初期位置方向に付勢するコイルスプリング19を設ける。
【選択図】図9
Description
前記リヤドアを車体に対して閉鎖状態に保持可能なラッチユニットを操作可能なラッチ側伝達レバーと、
前記リヤドアのインナーハンドルの操作によって作動して前記ラッチ側伝達レバーと連結される連結位置と前記ラッチ側伝達レバーとの連結が解除される非連結位置との間を移動可能なハンドル側伝達レバーと、
前記ハンドル側伝達レバーを連結位置又は非連結位置に移動させるとともに、該ハンドル側伝達レバーを連結位置に保持可能な操作レバーと、
該操作レバーを作動させるアクチュエータを備え、
前記ハンドル側伝達レバーに、該ハンドル側伝達レバーが連結位置にあるときには前記インナーハンドルの操作によって前記ラッチ側伝達レバーに設けられた係合凸部に係合するとともに、前記ハンドル側伝達レバーが非連結位置にあるときには前記係合凸部と係合しない第1係合部と、前記ハンドル側伝達レバーが非連結位置にあるときには前記インナーハンドルの操作によって前記ハンドル側伝達レバーが作動した後に前記係合凸部に係合可能な第2係合部を形成して成る車両のドアロック機構において、
前記ラッチ側伝達レバーを、前記ラッチユニット側に連結されたメインレバーと、該メインレバーに相対回転可能に枢支されるとともに、前記ハンドル側伝達レバーの前記第1係合部又は前記第2係合部に係合する前記係合凸部を有するサブレバーとで構成し、
該ラッチ側伝達レバーの前記サブレバーを前記メインレバーに対して相対回転する前の初期位置方向に付勢する付勢手段を設けたことを特徴とする。
図8(a)はロック状態を示し、このロック状態ではラッチ側伝達レバー12のメインレバー12Aはスプリング20によって時計方向に付勢され、その一部がベース部材17のストッパ17eに当接して図示位置に静止しており、コイルスプリング19によって時計方向に付勢されているサブレバー12Bはメインレバー12Aのストッパ12eに当接して図示位置に静止している。又、操作レバー15はハンドル側伝達レバー14から離間しているため、スプリング23によって支持部14cを中心として時計方向に付勢されているハンドル側伝達レバー14は、第2係合部14bの下端部(ハンドル側伝達レバー14とラッチ側伝達レバー12との連結が解除される非連結位置)にサブレバー12Bの係合凸部12iが係合する状態で静止しており、このとき、図1に示す上下のラッチユニット7,8によってリヤドア4の閉鎖状態がロックされている。
図7(a)に示すアンロック状態からフロントドア3が閉鎖されると、不図示のフロントドア開閉検出スイッチがOFFされ、これを検出した不図示のドアロックコントローラが電動モータ16を一定時間だけ逆転させる。すると、電動モータ16の出力軸16aの回転はウォーム30とウォームホイールギヤ29を経て操作レバー15に伝達されるため、該操作レバー15が図8(a)に示すように矢印方向(時計方向)に回動して図7(a)に示すアンロック位置から図8(a)に示すロック位置へと回動する。すると、この操作レバー15がハンドル側伝達レバー14から離間するため、ハンドル側レバー14はスプリング23の付勢力によって支持部14cを中心として時計方向に回動し、該ハンドル側伝達レバー14が右側に移動してサブレバー12Bの係合凸部12iが第2係合部14bの下端部の非連結位置に相対的に移動する。
フロントドア3が開放される前にリヤドア4のインナーハンドル13が操作された場合には、図9(a)に示すように乗員によるインナーハンドル13の操作力がラッチ側伝達レバー12には伝達されず、ハンドル側伝達レバー14が下動するだけでラッチ側伝達レバー12は回動せず、コントロールケーブル10,11も作動しない。
2 乗降口
3 フロントドア
4 リヤドア
5,6 ヒンジ
7,8 ラッチユニット
9 ドアロック機構
10,11 コントロールケーブル(連結部材)
12 ラッチ側伝達レバー
12A ラッチ側伝達レバーのメインレバー
12B ラッチ側伝達レバーのサブレバー
12a ラッチ側伝達レバーのボス
12b ラッチ側伝達レバーの第1連結部
12c ラッチ側伝達レバーの第2連結部
12d ラッチ側伝達レバーの軸支孔
12e ラッチ側伝達レバーのストッパ
12f ラッチ側伝達レバーの切欠部
12g ラッチ側伝達レバーの軸部
12h ラッチ側伝達レバーの凸部
12i ラッチ側伝達レバーの係合凸部
12j ラッチ側伝達レバーのスプリング係止孔
12k ラッチ側伝達レバーの係止部
13 インナーハンドル
14 ハンドル側伝達レバー
14A ハンドル側伝達レバーの上側部
14B ハンドル側伝達レバーの下側部
14a ハンドル側伝達レバーの第1係合部
14b ハンドル側伝達レバーの第2係合部
14c ハンドル側伝達レバーの支持部
14d ハンドル側伝達レバーの係止部
15 操作レバー
15a 操作レバーの軸部
16 電動モータ(アクチュエータ)
16a 電動モータの出力軸(モータ軸)
17 ベース部材
17A ベース部材の収納部
17B ベース部材のモータ収納部
17a ベース部材のボス
17b,17c ベース部材のケーブル保持部
17d ベース部材の係止部
17e ベース部材のストッパ
17f ベース部材の係止部
18 ネジ
19 コイルスプリング(付勢手段)
20 スプリング
21 回転レバー
21A 回転レバーのボス
21a 回転レバーの軸挿通孔
21b 回転レバーの支持受部
21c 回転レバーの脚部
22 支持軸
23 スプリング
24 インナーハンドル支持部
24a インナーハンドル支持部の軸挿入孔
24b インナーハンドル支持部の連結部
25 支持軸
26 Cリング
27 ネジ
28 スプリング
29 ウォームホイールギヤ
30 ウォーム
31 ネジ
32 リッド
33 コネクタ部
Claims (3)
- 観音開き式のフロントドアとリヤドアによって乗降口を開閉する車両の前記リヤドアを車体に対してロックするドアロック機構であって、
前記リヤドアを車体に対して閉鎖状態に保持可能なラッチユニットを操作可能なラッチ側伝達レバーと、
前記リヤドアのインナーハンドルの操作によって作動して前記ラッチ側伝達レバーと連結される連結位置と前記ラッチ側伝達レバーとの連結が解除される非連結位置との間を移動可能なハンドル側伝達レバーと、
前記ハンドル側伝達レバーを連結位置又は非連結位置に移動させるとともに、該ハンドル側伝達レバーを連結位置に保持可能な操作レバーと、
該操作レバーを作動させるアクチュエータを備え、
前記ハンドル側伝達レバーに、該ハンドル側伝達レバーが連結位置にあるときには前記インナーハンドルの操作によって前記ラッチ側伝達レバーに設けられた係合凸部に係合するとともに、前記ハンドル側伝達レバーが非連結位置にあるときには前記係合凸部と係合しない第1係合部と、前記ハンドル側伝達レバーが非連結位置にあるときには前記インナーハンドルの操作によって前記ハンドル側伝達レバーが作動した後に前記係合凸部に係合可能な第2係合部を形成して成る車両のドアロック機構において、
前記ラッチ側伝達レバーを、前記ラッチユニット側に連結されたメインレバーと、該メインレバーに相対回転可能に枢支されるとともに、前記ハンドル側伝達レバーの前記第1係合部又は前記第2係合部に係合する前記係合凸部を有するサブレバーとで構成し、
該ラッチ側伝達レバーの前記サブレバーを前記メインレバーに対して相対回転する前の初期位置方向に付勢する付勢手段を設けたことを特徴とする車両のドアロック機構。 - 前記ラッチ側伝達レバーのメインレバーの一端部に一方のラッチユニットに連なる連結部材が連結される第1連結部を設け、メインレバーの他端部に他方のラッチユニットに連なる連結部材が連結される第2連結部を設け、該メインレバーの回動によって2つの前記ラッチユニットを同時に操作可能としたことを特徴とする請求項1記載の車両のドアロック機構。
- 前記インナーハンドルを軸支するベース部材を設け、前記ラッチ側伝達レバー、前記ハンドル側伝達レバー、前記操作レバー及び前記アクチュエータを前記ベース部材に配置したことを特徴とする請求項1又は2記載の車両のドアロック機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011007490A JP5579633B2 (ja) | 2011-01-18 | 2011-01-18 | 車両のドアロック機構 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2011007490A JP5579633B2 (ja) | 2011-01-18 | 2011-01-18 | 車両のドアロック機構 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2012149406A true JP2012149406A (ja) | 2012-08-09 |
JP5579633B2 JP5579633B2 (ja) | 2014-08-27 |
Family
ID=46791901
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2011007490A Active JP5579633B2 (ja) | 2011-01-18 | 2011-01-18 | 車両のドアロック機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP5579633B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002178756A (ja) * | 2000-12-14 | 2002-06-26 | Mazda Motor Corp | 車両の開閉体構造 |
JP2005232716A (ja) * | 2004-02-17 | 2005-09-02 | Mitsui Mining & Smelting Co Ltd | アクセスパネルドア用車両ドアラッチ装置 |
-
2011
- 2011-01-18 JP JP2011007490A patent/JP5579633B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2002178756A (ja) * | 2000-12-14 | 2002-06-26 | Mazda Motor Corp | 車両の開閉体構造 |
JP2005232716A (ja) * | 2004-02-17 | 2005-09-02 | Mitsui Mining & Smelting Co Ltd | アクセスパネルドア用車両ドアラッチ装置 |
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JP5579633B2 (ja) | 2014-08-27 |
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